JP2003110762A - 入出力装置およびコンピュータプログラム - Google Patents

入出力装置およびコンピュータプログラム

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JP2003110762A JP2001302053A JP2001302053A JP2003110762A JP 2003110762 A JP2003110762 A JP 2003110762A JP 2001302053 A JP2001302053 A JP 2001302053A JP 2001302053 A JP2001302053 A JP 2001302053A JP 2003110762 A JP2003110762 A JP 2003110762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用状況に応じて使い勝手良く省電力動作モ
ードとすることができる入出力装置を提供する。 【解決手段】 スタンドアローンで用いられるほか、U
SBインターフェイスケーブル26を介してパーソナル
コンピュータBに接続した状態で用いられるファクシミ
リ装置Aであって、CPU10は、USBインターフェ
イスケーブルを通じてパーソナルコンピュータBが電源
オフ状態にあることを検出すると、キー操作やファクシ
ミリ送受信を行っている状態か否かを確認する。キー操
作やファクシミリ送受信を実行中にない場合、CPU1
0は、省電力動作モードとして動作待機状態とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタンドアローン
で用いられるほか、たとえばパーソナルコンピュータに
接続された状態で用いられるファクシミリ装置などの入
出力装置、およびそのような入出力装置を制御するため
のコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】最近のファクシミリ装置には、通信ケー
ブルを介してパーソナルコンピュータに接続され、パー
ソナルコンピュータの周辺機器としてプリンタ機能やス
キャナ機能を備えた多機能複合機がある。この種の多機
能複合機は、パーソナルコンピュータに接続された状態
でそのパーソナルコンピュータが電源オフとされても、
ファクシミリデータの送受信に用いられることから、そ
のまま電源投入状態とされることが多い。
【0003】一方、たとえば夜間などにパーソナルコン
ピュータを電源オフ状態とし、主に相手先から送られて
くるファクシミリデータを受信するためだけに電源投入
状態としておく場合などには、ユーザの操作に応じて省
電力動作モード(スリープ状態)とし、消費電力を抑え
ることができる多機能複合機もある。また、あらかじめ
設定した時刻になると、自動的に省電力動作モードとな
るものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の省電力機能を多機能複合機では、ユーザに省電力動
作モードとするための操作が強いられ、操作が煩わしい
という問題があった。
【0005】一方、設定時刻に自動的に省電力動作モー
ドとなるものでは、その都度操作する必要はないが、設
定時刻によっては未だパーソナルコンピュータが起動中
とされ、多機能複合機がプリンタやスキャナとして利用
される状況にあったり、既にパーソナルコンピュータを
電源オフとしてから長時間が経過し、適当なタイミング
で省電力動作モードにできないという不便さがあった。
【0006】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、利用状況に応じて使い勝手良く省電力動作
モードとすることができる入出力装置、およびコンピュ
ータプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載した発明の入出力装置は、スタンド
アローンで用いられるほか、通信インターフェイスを介
して外部装置に接続した状態で用いられる入出力装置で
あって、前記通信インターフェイスを通じて前記外部装
置が電源オフ状態にあることを検出する外部電源オフ検
出手段と、前記外部電源オフ検出手段により電源オフ状
態が検出された場合、スタンドアローンで用いられる機
能を実行中か否かを確認する状況確認手段と、前記状況
確認手段により実行中でないことが確認された場合、省
電力動作モードとして動作待機状態とする動作待機手段
とを有することを特徴とする。
【0008】このような入出力装置によれば、本装置に
接続された外部装置がもはや電源オフ状態とされ、しか
もスタンドアローン機能に応じた操作や動作が実行中に
ない場合、省電力動作モードとして自動的に動作待機状
態となるので、ユーザがわざわざ省電力動作モードに移
行するための操作を行う必要はなく、利用状況に応じて
使い勝手良く省電力動作モードとすることができる。
【0009】また、請求項2に記載した発明の入出力装
置は、請求項1に記載の入出力装置であって、前記各手
段による一連の動作は、前記外部装置が前記通信インタ
ーフェイスを介して接続された状態で、かつ、外部装置
の電源オン状態が一度認識されている場合に限り、有効
な動作として実行可能とされる。
【0010】このような入出力装置によれば、請求項1
に記載の入出力装置による効果に加えて、本装置に接続
した状態の外部装置を一旦電源投入した後は、外部装置
の電源オフ状態に連動して自動的に省電力動作モードと
することができる。
【0011】さらに、請求項3に記載した発明の入出力
装置は、請求項1または2に記載の入出力装置であっ
て、前記各手段による一連の動作は、ユーザ設定に応じ
て有効または無効とされる。
【0012】このような入出力装置によれば、請求項1
または2に記載の入出力装置による効果に加えて、自動
的に省電力動作モードに移行させるか否かをユーザ設定
によりあらかじめ定めておくことができる。
【0013】また、請求項4に記載した発明の入出力装
置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の入出力装置
であって、前記外部装置としてのコンピュータ装置との
間で前記通信インターフェイスを介して入出力データを
やり取りする機能を有するとともに、通信回線を介して
入出力データを送受信する機能を有する。
【0014】このような入出力装置によれば、請求項1
ないし3のいずれかに記載の入出力装置による効果に加
えて、たとえばパーソナルコンピュータの周辺機器とし
てのプリンタ機能やスキャナ機能に加え、ファクシミリ
通信機能を備えた多機能複合機としてのファクシミリ装
置を実現することができる。
【0015】さらに、請求項5に記載した発明のコンピ
ュータプログラムは、スタンドアローンで用いられるほ
か、通信インターフェイスを介して外部装置に接続した
状態で用いられる入出力装置を制御するためのコンピュ
ータプログラムであって、前記通信インターフェイスを
通じて前記外部装置が電源オフ状態にあることを検出す
るための外部電源オフ検出プログラムと、前記外部電源
オフ検出プログラムに基づいて電源オフ状態が検出され
た場合、スタンドアローンで用いられる機能を実行中か
否かを確認するための状況確認プログラムと、前記状況
確認プログラムに基づいて実行中でないことが確認され
た場合、省電力動作モードとして動作待機状態とするた
めの動作待機プログラムとを含むことを特徴とする。
【0016】このようなコンピュータプログラムによれ
ば、それに基づいてCPUを動作させることにより、請
求項1に記載の入出力装置の動作を実現することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態について図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明に係る入出力装置の一実施
形態として、ファクシミリ装置の構成を示したブロック
図である。この図に示すように、本発明に係るファクシ
ミリ装置Aは、CPU10、NCU11、RAM12、
モデム13、ROM14、EEPROM15、ゲートア
レイ16、コーデック17、DMAC18、読取部2
1、印刷部22、操作部23、表示部24、および外部
接続部25などを具備して概略構成されている。CPU
10、NCU11、RAM12、モデム13、ROM1
4、EEPROM15、ゲートアレイ16、コーデック
17、およびDMAC18は、バス線27により相互に
接続されている。バス線27には、アドレスバス、デー
タバス、および制御信号線が含まれる。ゲートアレイ1
6には、読取部21、印刷部22、操作部23、表示部
24、および外部接続部25が接続されている。NCU
11には、公衆電話回線28が接続されている。また、
外部接続部25には、たとえばUSBインターフェイス
ケーブル26を介して外部装置としてのパーソナルコン
ピュータBが接続されている。つまり、ファクシミリ装
置Aは、ファクシミリ通信機能のほか、パーソナルコン
ピュータBの周辺機器としての機能も備える。
【0019】CPU10は、ファクシミリ装置全体の動
作を制御する。NCU11は、公衆電話回線28に接続
されて網制御を行う。RAM12は、CPU10の作業
領域や各種データの格納領域などを提供する。モデム1
3は、ファクシミリデータの変調や復調などを行う。R
OM14は、CPU10が実行すべきプログラムや設定
値などのデータを記憶している。EEPROM15は、
各種のフラグや設定データなどを記憶する。ゲートアレ
イ16は、CPU10と各部21〜25とのインターフ
ェイスとして機能する。コーデック17は、ファクシミ
リデータの符号化や復号化を行う。DMAC18は、主
にRAM12へのデータの書き込みや読み出しを行う。
【0020】読取部21は、イメージセンサやLED光
源などを備え、原稿などから文字や図形などの画像を読
み取る。印刷部22は、たとえば電子写真方式などによ
り文字や図形などの画像を印刷する。操作部23は、テ
ンキーや文字キーなどのキースイッチ群を備え、使用者
のキー操作に応じた指令をCPU10に伝える。表示部
24は、LCDなどのディスプレイを備え、動作状態や
操作ガイダンスなどを表示する。外部接続部25は、U
SBインターフェイスに対応した通信機能を備え、パー
ソナルコンピュータBとの間でデータや信号を交換す
る。なお、USBインターフェイスによれば、パーソナ
ルコンピュータBが電源投入状態にある限り、このパー
ソナルコンピュータBからケーブル26を介して外部接
続部25に電力が供給されるが、この供給電力が主電源
として用いられることはなく、主電源は図示省略するが
別に設けられている。
【0021】要点について説明すると、ファクシミリ装
置Aは、パーソナルコンピュータBから切り離されたス
タンドアローンでの機能として、ファクシミリデータの
受信や送信、コピー、内部メモリに保存されたデータを
印刷するといった機能を有する。また、ファクシミリ装
置Aは、パーソナルコンピュータBの周辺機器として用
いられる場合、プリンタやスキャナとして利用される。
【0022】このようなファクシミリ装置Aには、省電
力動作モード(スリープ状態)として消費電力を抑える
機能が備えられている。この省電力動作モードでは、C
PU10の動作クロックが通常の動作モードより引き下
げられたり、ゲートアレイ16内の特定の処理回路に対
する電力供給がカットされる。もちろん、省電力動作モ
ード中にキー操作が行われたり何らかの動作が実行され
る場合には、省電力動作モードから通常の動作モードに
戻って所要の動作が行われる。
【0023】ところで、本ファクシミリ装置Aでは、通
常の動作モードから省電力動作モードに自動的に切り替
えられるように構成されている。具体的に言うと、パー
ソナルコンピュータBが電源オンの状態にあり、USB
インターフェイスケーブル26を介して外部接続部25
に電力が供給される状態にあっては、通常の動作モード
とされる。そして、パーソナルコンピュータBが電源オ
フとされると、外部接続部25に電力が供給されない状
態が検出される。このとき、キー操作やファクシミリ送
受信に関連する動作を実行中にないことを条件として、
自動的に通常の動作モードから省電力動作モードとな
り、スタンドアローンに応じた動作待機状態となる。
【0024】もちろん、自動的に省電力動作モードに移
行するのを有効とするか無効とするかは、ユーザの設定
操作であらかじめ定めておくことができ、有効として設
定されている場合に限り、上記したような省電力動作モ
ードへの移行が実現される。ちなみに、工場出荷段階の
デフォルトでは、省電力動作モードへの移行が有効に設
定されている。そのため、ユーザが特に有効/無効を設
定しない場合には、ファクシミリ装置Aをパーソナルコ
ンピュータBに接続した状態で、しかも一度でもパーソ
ナルコンピュータBを起動したことがある場合に限り、
上記した条件の下でファクシミリ装置Aが省電力動作モ
ードに自動的に移行することとなる。
【0025】つまり、ファクシミリ装置AのCPU10
は、通信インターフェイスを通じて外部装置が電源オフ
状態にあることを検出する外部電源オフ検出手段と、外
部電源オフ検出手段により電源オフ状態が検出された場
合、スタンドアローンで用いられる機能を実行中か否か
を確認する状況確認手段と、状況確認手段により実行中
でないことが確認された場合、省電力動作モードとして
動作待機状態とする動作待機手段とを実現している。
【0026】ROM14に記憶されたプログラムは、ス
タンドアローンで用いられるほか、通信インターフェイ
スを介して外部装置に接続した状態で用いられる入出力
装置を制御するためのコンピュータプログラムであっ
て、通信インターフェイスを通じて外部装置が電源オフ
状態にあることを検出するための外部電源オフ検出プロ
グラムと、外部電源オフ検出プログラムに基づいて電源
オフ状態が検出された場合、スタンドアローンで用いら
れる機能を実行中か否かを確認するための状況確認プロ
グラムと、状況確認プログラムに基づいて実行中でない
ことが確認された場合、省電力動作モードとして動作待
機状態とするための動作待機プログラムとを含むコンピ
ュータプログラムを実現している。
【0027】次に、動作について説明する。
【0028】図2は、省電力動作モードに移行する際の
処理手順を示すフローチャートである。なお、この省電
力モード移行処理は、ファクシミリ装置Aを制御するた
めのメインルーチンを実行中、定期的なタイミングで実
行されるものである。
【0029】図2に示すように、パーソナルコンピュー
タBの電源オフ状態を検出すると(S1:YES)、C
PU10は、タイマをリセットする(S2)。ここで、
パーソナルコンピュータBが電源オフ状態か否かは、U
SBインターフェイスケーブル26を通じて外部接続部
25に供給される電力の電圧レベルなどに応じて判定さ
れる。具体的には、外部接続部25の特定の端子の電圧
レベルをCPU10が監視し、電圧が変化(たとえば所
定電圧から0Vへ)したことを検出したら、パーソナル
コンピュータBが電源オフ状態になったと判定する。ま
た、タイマとは、CPU10の一機能として実行される
ものであって、このタイマの計時を終えるタイムアップ
時間間隔としては、たとえば10秒程度とされる。
【0030】タイマをリセットした後、CPU10は、
たとえば、ファクシミリ送信やコピーを行うための何ら
かのキー操作が行われているか否かを確認する(S
3)。
【0031】キー操作が行われていない場合(S3:N
O)、さらにCPU10は、何らかの動作を実行中か否
かを確認する(S4)。このとき実行される動作として
は、パーソナルコンピュータBが電源オフ状態でも実行
可能な、ファクシミリデータの送信や受信、コピーなど
がある。
【0032】動作を実行中でもない場合(S4:N
O)、CPU10は、タイマにより計時を終える時点と
してのタイムアップに至ったか否かを判断する(S
5)。
【0033】タイムアップの場合(S5:YES)、C
PU10は、省電力動作モードの実行処理を行う(S
6)。これによれば、先述したようにCPU10の動作
クロックが通常の動作モードより引き下げられ、ゲート
アレイ16内の一部回路に対する電力供給がカットされ
るので、待機時における消費電力が抑えられる。要する
に、パーソナルコンピュータBを電源オフとした後、キ
ー操作や所定の動作が全て終了している状態で10秒程
度の時間内にキー操作を含めて何ら動作が行われなけれ
ば、自動的に通常の動作モードから省電力動作モードに
切り替えられるのである。
【0034】以上のようにして省電力動作モードの実行
中、CPU10は、割り込み要求があるか否かを監視し
ている(S7)。割り込み要求としては、ユーザのキー
操作によりファクシミリ送信を開始する旨の要求やコピ
ーを開始する旨の要求、さらには、NCU11が公衆電
話回線28を通じて送信相手先からの呼び出し信号を受
けることで、ファクシミリ受信を開始する旨の要求など
が挙げられる。また、割り込み要求には、電源オフから
電源オンに切り替えられたパーソナルコンピュータBか
らのプリント出力する旨の要求や、スキャニングを行う
旨の要求なども含まれる。
【0035】割り込み要求がある場合(S7:YE
S)、CPU10は、省電力動作モードを解除して通常
の動作モードに復帰させるべく、この省電力モード移行
処理を終える(S8)。なお、省電力モード移行処理を
終えてメインルーチンに戻っても、パーソナルコンピュ
ータBが電源オフ状態か否かを検出するS1の動作は、
定期的に実行される。
【0036】S7において、割り込み要求がない場合
(S7:NO)、CPU10は、割り込み要求があるま
で省電力動作モードを実行する。
【0037】S5において、タイムアップに至っていな
い場合(S5:NO)、CPU10は、S3に戻る。
【0038】S4において、何らかの動作を実行中の場
合(S4:YES)、CPU10は、S1に戻る。
【0039】S3において、キー操作が行われている
か、あるいは新たに開始された場合(S3:YES)、
CPU10は、S1に戻る。
【0040】S1において、パーソナルコンピュータB
が電源オンの場合(S1:NO)、CPU10は、パー
ソナルコンピュータBが電源オフとなるまでS2以降の
一連の動作を実行しない。
【0041】つまり、パーソナルコンピュータBを電源
オフとした直後にあっても、キー操作や何らかの動作が
行われている場合には、即座に省電力動作モードに切り
替えられることなく、通常の動作モードとしてウォーム
アップに時間がかかることはない。
【0042】したがって、ファクシミリ装置Aに接続さ
れたパーソナルコンピュータBがもはや電源オフ状態と
され、しかもスタンドアローン機能に応じたファクシミ
リ装置Aの操作や動作が実行中にない場合、省電力動作
モードとして自動的に動作待機状態となるので、ユーザ
がわざわざ省電力動作モードに移行するための操作を行
う必要はなく、利用状況に応じて使い勝手良く省電力動
作モードとすることができる。
【0043】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではない。
【0044】ファクシミリ装置Aとパーソナルコンピュ
ータBとは、USBインターフェイスケーブル26とは
異なる形態、たとえばプリンタ接続用のパラレルケーブ
ルやシリアルケーブル、さらには無線通信により接続さ
れていても良い。この場合、ファクシミリ装置Aからパ
ーソナルコンピュータBに対して定期的に信号を送出
し、それに応じてレスポンスがなければ、パーソナルコ
ンピュータBが電源オフの状態にあることを認識するこ
とができる。
【0045】ファクシミリデータの送信には、その場で
相手先の電話番号を指定し、原稿画像を読み取りながら
送信するほか、あらかじめ送信予定時刻と送信相手先の
電話番号を登録してしておくとともに、メモリに送信デ
ータを保存しておき、送信予定時刻に送信データを読み
出して送信するタイマ送信が含まれる。
【0046】ファクシミリ装置Aにメモリカードを差し
込み、このメモリカードに記憶されたデータをダイレク
ト印刷できる機能などがある場合には、メモリカードを
挿入した時点で省電力動作モードを解除するようにして
も良い。
【0047】本発明に係る入出力装置としては、ファク
シミリ装置に限らず、周辺機器としてのプリンタ機能や
スキャナ機能の他にはコピー機能しかない多機能複合機
としても良い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の入出力装置によれば、本装置に接続された外部
装置がもはや電源オフ状態とされ、しかもスタンドアロ
ーン機能に応じた操作や動作が実行中にない場合、省電
力動作モードとして自動的に動作待機状態となるので、
ユーザがわざわざ省電力動作モードに移行するための操
作を行う必要はなく、利用状況に応じて使い勝手良く省
電力動作モードとすることができる。
【0049】また、請求項2に記載した発明の入出力装
置によれば、請求項1に記載の入出力装置による効果に
加えて、本装置に接続した状態の外部装置を一旦電源投
入した後は、外部装置の電源オフ状態に連動して自動的
に省電力動作モードとすることができる。
【0050】さらに、請求項3に記載した発明の入出力
装置によれば、請求項1または2に記載の入出力装置に
よる効果に加えて、自動的に省電力動作モードに移行さ
せるか否かをユーザ設定によりあらかじめ定めておくこ
とができる。
【0051】また、請求項4に記載した発明の入出力装
置によれば、請求項1ないし3のいずれかに記載の入出
力装置による効果に加えて、たとえばパーソナルコンピ
ュータの周辺機器としてのプリンタ機能やスキャナ機能
に加え、ファクシミリ通信機能を備えた多機能複合機と
してのファクシミリ装置を実現することができる。
【0052】さらに、請求項5に記載した発明のコンピ
ュータプログラムによれば、それに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の入出力装置の動
作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る入出力装置の一実施形態として、
ファクシミリ装置の構成を示したブロック図である。
【図2】省電力動作モードに移行する際の処理手順を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
10 CPU 11 NCU 12 RAM 13 モデム 14 ROM 15 EEPROM 16 ゲートアレイ 17 コーデック 18 DMAC 21 読取部 22 印刷部 23 操作部 24 表示部 25 外部接続部 26 USBインターフェイスケーブル A ファクシミリ装置 B パーソナルコンピュータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタンドアローンで用いられるほか、通
    信インターフェイスを介して外部装置に接続した状態で
    用いられる入出力装置であって、 前記通信インターフェイスを通じて前記外部装置が電源
    オフ状態にあることを検出する外部電源オフ検出手段
    と、 前記外部電源オフ検出手段により電源オフ状態が検出さ
    れた場合、スタンドアローンで用いられる機能を実行中
    か否かを確認する状況確認手段と、 前記状況確認手段により実行中でないことが確認された
    場合、省電力動作モードとして動作待機状態とする動作
    待機手段とを有することを特徴とする入出力装置。
  2. 【請求項2】 前記各手段による一連の動作は、前記外
    部装置が前記通信インターフェイスを介して接続された
    状態で、かつ、外部装置の電源オン状態が一度認識され
    ている場合に限り、有効な動作として実行可能とされ
    る、請求項1に記載の入出力装置。
  3. 【請求項3】 前記各手段による一連の動作は、ユーザ
    設定に応じて有効または無効とされる、請求項1または
    2に記載の入出力装置。
  4. 【請求項4】 前記外部装置としてのコンピュータ装置
    との間で前記通信インターフェイスを介して入出力デー
    タをやり取りする機能を有するとともに、通信回線を介
    して入出力データを送受信する機能を有する、請求項1
    ないし3のいずれかに記載の入出力装置。
  5. 【請求項5】 スタンドアローンで用いられるほか、通
    信インターフェイスを介して外部装置に接続した状態で
    用いられる入出力装置を制御するためのコンピュータプ
    ログラムであって、 前記通信インターフェイスを通じて前記外部装置が電源
    オフ状態にあることを検出するための外部電源オフ検出
    プログラムと、 前記外部電源オフ検出プログラムに基づいて電源オフ状
    態が検出された場合、スタンドアローンで用いられる機
    能を実行中か否かを確認するための状況確認プログラム
    と、 前記状況確認プログラムに基づいて実行中でないことが
    確認された場合、省電力動作モードとして動作待機状態
    とするための動作待機プログラムとを含むことを特徴と
    するコンピュータプログラム。
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