JPH10512419A - 埋め込み式高次マイクロフォン - Google Patents

埋め込み式高次マイクロフォン

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JPH10512419A
JPH10512419A JP9513018A JP51301897A JPH10512419A JP H10512419 A JPH10512419 A JP H10512419A JP 9513018 A JP9513018 A JP 9513018A JP 51301897 A JP51301897 A JP 51301897A JP H10512419 A JPH10512419 A JP H10512419A
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Abstract

(57)【要約】 ハンドセットやネックセットなどの取付け構造であり、送受信端を含み、2以上のポートを有する高次マイクロフォンを受け入れるため、送信端には一定形状の空洞部が設けられている。カプセルは、空洞部の幾何学的中心とほぼ一致する幾何学的中心を有するように対称的に固定される。カプセルの横幅は、空洞部の深さより浅いか、または等しい。このようにして、カプセルは空洞部に埋め込まれ、この空洞部は、音を通すスクリーンで覆われる。マイクロフォンの極とそれに面する空洞部の壁との間には空間ができ、マイクロフォンを自由空間にあるようしている。

Description

【発明の詳細な説明】発明の名称 ノイズ遮断マイクロフォンの取付け構造発明の分野 本発明は、ノイズ遮断マイクロフォンの取付け構造に関し、特にハンドセット 、携帯用端末、あるいはネックセットのような小型端末内で、高次マイクロフォ ンを取り付けるための取付け構造に関するものである。背景技術 通話用端末に用いられる最近のマイクロフォンは、改善された伝送特性を備え ている必要がある。電話に広く用いられているマイクロフォンには、実質的に2 つのタイプある。すなわち、音圧マイクロフォン、つまり、ゼロ次(zerot h order)マイクロフォンと、音圧傾度マイクロフォン、つまり、1次(f irst order)マイクロフォンである。 ゼロ次より高次のマイクロフォンは、可聴ノイズに対して不感を呈すべく用い られる。これらのマイクロフォンは、音源の方向と、音源の近接の両方によって 音の識別を行う。 音圧マイクロフォンは、無指向性のパターンを有するが、音圧傾度マイクロフ ォンは、その前方から到来する音に最も感度がよく、後方に行くに従って減少す るカージオイド(心臓形)の指向性パターンか、あるいは、「8の字型」、つまり 、前後からの音に最も鋭敏で、横からの音には感応しない指向性パターンを有す る。これらノイズ遮断型のマイクロフォンは、1箇所以上において音場に近づけ る必要があり、2あるいはそれ以上のポートが要る。1次マイクロフォンは、2 つのポートでの音圧の和と差の組み合わせに感応するように作られている。2次 、および、それより高次のマイクロフォンには、3つ以上のポートが必要であり 、そ の感度は、これらのポートでの音圧の和と差の組み合わせに比例する。 理想的には、これらのマイクロフォンを組み立てたもの(カプセル)は、最大 のノイズ遮断効果を発揮するために、実質的に自由音場という環境で動作させな ければならない。このことは、このカプセルを電話機内に取り付ける際、問題を 発生させる。つまり、このような取付けによって、ポートに現れる音響インピー ダンスが増加し、また、回折があるためである。これらの影響が、一般的にマイ クロフォンのノイズ遮断性能を低下させ、周波数応答を変化させる。これらの影 響を回避するために、以下の必要条件を考慮に入れなければならない。 1.端末周囲の回折、および端末からの反射が、ノイズの音響特性(すなわち 、波面の平面特性および実効到来方向)を実質的に変えないこと。 2.ハウジング内においてポートが短いこと。 3.ハウジング内においてポートの音響インピーダンスが、マイクロフォンの 音響入力インピーダンスより、十分小さいこと。 4.ハウジング内において、ポートが音響的に高度の対称性を有すること。 最近の電話機ハンドセットでは、マイクロフォン・ポートが、多くの場合、前 面および後面にあり、このことは、通常、上記の条件1,4に反することになる 。いくつかの既知の構造では、マイクロフォンを収容するために、フラップを用 いている。そして、ポート位置が、そのフラップの前後にあるときにも、通常の 場合と同じように、条件1,4が満されない。 大部分の取付け技術において、条件3を満たすことは困難である。それは、通 常、ハウジングに対して、マイクロフォンを注意深く遮蔽しなければならないか らである。これは、大量生産する環境においては、困難かつコスト高になる。ま た、条件2は、実質的に、静電気の放電の影響を受けないようにすることが要求 される場合、通常、それを満たすことが難しい。発明の目的 本発明の第1の目的は、ノイズ遮断マイクロフォンを端末内で効果的に用い、 送信音声信号に悪影響を与えることなく、背景の騒音を実質的に減少させること である。 本発明の第2の目的は、構造が小型で、単純な構成のノイズ遮断装置に対する 取付け構造を提供し、それが簡単に、標準の電話機ハンドセットや無線端末、ネ ックセットなどに装備されるようにすることである。 本発明の第3の目的は、上記4つの条件を満たす、埋め込み式のマイクロフォ ンの取付け構造を提供することである。発明の概要 本発明の第1の形態によれば、電話機ハンドセットなどのための取付け構造で あって、このハンドセットは、電気音響変換器と2つのポートを有するカプセル を格納する送信端を有し、当該取付け構造は、上記送信端に一定形状の空洞部を 形成する壁と、上記カプセルを上記空洞部に固定する固定手段とを備え、上記カ プセルの幾何学的中心が、上記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致し、また、上記 電気音響変換器の第1のポートは上記空洞部の第1の側壁に面し、この電気音響 変換器の第2のポートは、この第1の側壁の反対側で上記空洞部の第2の側壁に 面しており、これら第1,2の側壁は外側に向かって傾いた取付け構造を提供す る。 本発明の他の形態によれば、電話機ハンドセットおよびそれに類するもの内に 、電気音響変換器を有するカプセルを取り付ける取付け方法において、上記カプ セルは、2つのポートと、縦幅と横幅とを有し、当該方法は、上記電話機ハンド セットの送信端において、上記カプセルの横幅と等しいか、あるいは、それより 深い、一定形状の空洞部を設ける工程と、上記カプセルの幾何学的中心が、上記 空洞部の幾何学的中心とほぼ一致し、また、上記電気音響変換器の第1のポート は 上記空洞部の第1の側壁に面し、この電気音響変換器の第2のポートは、この第 1の側壁の反対側で上記空洞部の第2の側壁に面しており、これら第1,2の側 壁は外側に向かって傾くよう、上記カプセルを上記空洞部に固定する工程とを備 える取付け方法を提供する。 有利なことに、本発明の埋め込み式マイクロフォンは、実際的、かつ、効果的 なノイズ軽減特性を有している。 さらに有利なことに、本発明は、単純、安価であり、かつ、ほとんどのタイプ の音声端末に装備できるマイクロフォンを設置するための解決策を提示するもの である。図面の簡単な説明 本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。 図1は、従来の、ハンドセット端末内に設置されたマイクロフォンを示す図で ある。 図2Aは、本発明に係る、埋め込み式のマイクロフォンを有するハンドセット の分解透視図である。 図2Bは、埋め込み式のマイクロフォンを有するハンドセットの送信端の断面 図である。 図3Aは、埋め込み式のマイクロフォンを有するネックセットの分解図である 。 図3Bは、埋め込み式のマイクロフォンを有するネックセットの送信端の断面 図である。 図4は、多数の音源方向に対する、図3A,図3Bに示す構成の周波数応答を 示す図である。発明の実施の形態 図1において、電話機ハンドセットは、送信端11と受信端12を有するハウ ジング10を備える。マイクロフォンは、送信端11側に配置され、受話器は、 受信端12側に設けられている。この送信端11には、開口部17,18があり 、その各々が、面15,16上に配されている。図1に示すようにマイクロフォ ンを搭載することは、その1つのポートが面板(フェースプレート)上にあり、 他のポートが端末の端部に位置させることになり、上記の条件2を満たすことは 明らかである。しかし、これは、条件1,4に合致しない。 図2A,図2Bは、本発明に係るハンドセットの実施例である。ここでは、マ イクロフォン22が、ゼロプロフィールで、ハウジング10の端面16に設けら れた空洞部23に埋め込まれている。 この空洞部23は十分に深さがあり、マイクロフォン・カプセル22は、その 中に完全に収まる一方、マイクロフォンの極部分の囲りには、自由空間を残すよ う収容されている。空洞部の深さは、カプセル22の直径によって大方、決まる が、各ポートと、向かい会う空洞部の壁との距離は、後述するように、ハウジン グの設計上の制約とマイクロフォン・アセンブリの音響インピーダンスによって 決まる。このように、マイクロフォンは、実際には解放空間の中にある。マイク ロフォン・ポート24,25は、音源の方向から実際に見える必要はない。 本発明は、他の高次マイクロフォンに適応できるが、特に「8の字型」の、前 後に対称なマイクロフォン、すなわち、ダイポール・マイクロフォンに有効であ る。このマイクロフォンの側面(感度が最小の方向)に到来するノイズの回折や 反射は対称なので、そのマイクロフォン固有のノイズ遮断能力の妨げとはならな い。これは、上述の条件1を満たす。マイクロフォン上下の空間に対する大きな 開口部は、上記の条件3を満たす。 空洞部23は、その中でマイクロフォンが対称的な位置にくるように、ほぼ一 定な形状を有するようになっている。マイクロフォン22は、その空洞部の中央 に固定される。重要なことは、マイクロフォンの前と後ろとの間で、高度の音響 的対称性(条件4)が得られるよう、空洞部の幾何学的中心をマイクロフォンの 幾何学的中心に、ほぼ一致させることである。 空洞部23はまた、上記ポートの周囲に十分な自由空間を持たせることで、そ のポートの音響インピーダンスが、マイクロフォンの音響インピーダンスより、 十分小さくなるようにしている。ポート・インピーダンスが低ければ、それによ って、マイクロフォンポート24,25で受ける音圧の変化は、無視しうる程度 のものとなるだけである。 マイクロフォンを有するカプセル22は、適切な固定手段によって、空洞部2 3内に固定されている。対称性のある取付け構造とするため、カプセルの正中横 断面(median transversal plane)は、空洞部の正中 面と一致していなければならない。例えば、カプセルは、点線27に沿って、適 切なタイプの接着剤で固定されている。同様にカプセル22は、点線28に沿っ た位置にあるタブを用いて、空洞部23内に固定されている。 マイクロフォン22で得られる電気信号は、穴21を通じてハウジングに挿入 された電線20を介して、受話器の電子回路に送られる。 空洞部23は、音を通すスクリーン26で覆われ、このスクリーン26は、マ イクロフォンを保護する一方、音波が妨げられることなく空洞部に入り、ポート 24,25に到着するようにしている。 図1に示すハンドセットが、ハンズフリー用に使用される場合、一般的には、 それを30センチメートルぐらいの位置に置いて、面15が、ユーザ側に向くよ うにする。マイクロフォンをこのように取り付けることは、最も感度の良い方向 をユーザに向けるだけでなく、ダイポール・マイクロフォンが使用されているな らば、同時に、ハンドセットのスピーカについて零点(null)を向けること もできる。 要約すれば、音響設計と空洞部の位置を選択するには、マイクロフォン・アセ ンブリの型と大きさ、および、ハウジングの構造を考慮に入れなければならない、 ということである。 図3Aは、ネックセットの実施例を示している。このようなネックセットは、 1994年6月8日に出願された米国出願第08/257,254号に開示され 、権利請求がなされている。図3Aから分かるように、マイクロフォンは、ユー ザから十分に離れているので、いくらかノイズの遮断ができる。このマイクロフ ォンは、ハウジング30の前面15に、ゼロプロフィールで埋め込まれ、スクリ ーン32で覆われている。 マイクロフォンを有するカプセル22は、適切な固定手段によって、空洞部3 1内に固定されている。対称性のある搭載構造とするため、カプセルの正中横断 面は、空洞部31の正中面と一致していなければならない。例えば、カプセルは 、点線33に沿って、適切なタイプの接着剤で固定されている。同様にカプセル 22は、点線28に沿った位置にあるタブを用いて、空洞部31内に固定されて いる。 よって、上記4つの条件は全て満たされ、「ドリブル」の問題も解決される。図 3A,図3Bに示すように、その形状が許すので、空洞部31は、上記ハンドセ ットの場合より大きく、より低い音響インピーダンスが得られる。 さらに、図3A,図3Bに示すネックセットの場合、そのネックセットを身に 付けている人の体が、空洞部の開口部の反対側から来るノイズを遮断するので、 音質を都合よく高めることができる。 図3A,図3Bの例についての方向特性を測定したものを、図4に示す。図4 は、ユーザの方向における感度が、ユーザより45°離れた所より、かなり良い ことを示しており、また、90°離れた所(コンピュータ、キーボード、他の話 者などの方向)より、著しく良いことを示している。 好適な実施例を開示し、図示したが、本発明は、その真の精神と範囲内におい て、以下の請求の範囲に規定するように、他の実施の形態も可能であることが分 かる。ここに開示された搭載構造は、他の音響変換器にも使用でき、電話機のハ ンドセットやネックセットに、その使用が限定されるわけではない。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年9月12日 【補正内容】 明細書発明の名称 埋め込み式高次マイクロフォン 発明の分野 本発明は、ノイズ遮断マイクロフォンの取付け構造に関し、特にハンドセット 、携帯用端末、あるいはネックセットのような小型端末内で、高次マイクロフォ ンを取り付けるための取付け構造に関するものである。背景技術 通話用端末に用いられる最近のマイクロフォンは、改善された伝送特性を備え ている必要がある。電話に広く用いられているマイクロフォンには、実質的に2 つのタイプある。すなわち、音圧マイクロフォン、つまり、ゼロ次(zerot h order)マイクロフォンと、音圧傾度マイクロフォン、つまり、1次( first order)マイクロフォンである。 ゼロ次より高次のマイクロフォンは、可聴ノイズに対して不感を呈すべく用い られる。これらのマイクロフォンは、音源の方向と、音源の近接の両方によって 音の識別を行う。 音圧マイクロフォンは、無指向性のパターンを有するが、音圧傾度マイクロフ ォンは、その前方から到来する音に最も感度がよく、後方に行くに従って減少す るカージオイド(心臓形)の指向性パターンか、あるいは、「8の字型」、つまり 、前後からの音に最も鋭敏で、横からの音には感応しない指向性パターンを有す る。 これらノイズ遮断型のマイクロフォンは、1箇所以上において音場に近づける必 要があり、2あるいはそれ以上のポートが要る。1次マイクロフォンは、2つの ポートでの音圧の和と差の組み合わせに感応するように作られている。2次、お よび、それより高次のマイクロフォンには、3つ以上のポートが必要であり、そ の感度は、これらのポートでの音圧の和と差の組み合わせに比例する。 指向性マイクロフォン・アセンブリについては、GB,A2218303(プ リモ株式会社)に開示されている。このマイクロフォン・アセンブリ・カプセル は、ケーシングの中に配された線形音圧傾度マイクロフォンからなる。そのケー シングの前面には、音響開口部が形成されている。その図4に示す例は、実質的 に矩形の断面を有するケーシングを2室に分割し、マイクロフォンをケーシング の前面に並行な音響主軸「a」に位置させたものである。他の指向性マイクロフ ォン・アセンブリ(カプセル)は、円筒形の筐体を有しており、一方あるいは両 方の底面に音響ポートがある。 理想的には、これらのマイクロフォンを組み立てたもの(カプセル)は、最大 のノイズ遮断効果を発揮するために、実質的に自由音場という環境で動作させな ければならない。このことは、このカプセルを電話機内に取り付ける際、問題を 発生させる。つまり、このような取付けによって、ポートに現れる音響インピー ダンスが増加し、また、回折があるためである。これらの影響が、一般的にマイ クロフォンのノイズ遮断性能を低下させ、周波数応答を変化させる。これらの影 響を回避するために、以下の必要条件を考慮に入れなければならない。 1.端末周囲の回折、および端末からの反射が、ノイズの音響特性(すなわち 、波面の平面特性および実効到来方向)を実質的に変えないこと。 2.ハウジング内においてポートが短いこと。 3.ハウジング内においてポートの音響インピーダンスが、マイクロフォンの 音響入力インピーダンスより、十分小さいこと。 4.ハウジング内において、ポートが音響的に高度の対称性を有すること。 最近の電話機ハンドセットでは、マイクロフォン・ポートが、多くの場合、前 面および後面にあり、このことは、通常、上記の条件1,4に反することになる 。いくつかの既知の構造では、マイクロフォンを収容するために、フラップを用 いている。そして、ポート位置が、そのフラップの前後にあるときにも、通常の 場合と同じように、条件1,4が満されない。 大部分の取付け技術において、条件3を満たすことは困難である。それは、通常 、ハウジングに対して、マイクロフォンを注意深く遮蔽しなければならないから である。これは、大量生産する環境においては、困難かつコスト高になる。また 、条件2は、実質的に、静電気の放電の影響を受けないようにすることが要求さ れる場合、通常、それを満たすことが難しい。 米国特許第5,121,426号(ボーホー(Baumhauer)らによる) 、および、米国特許第5,226,076号(ボーホーらによる)は、ハンズフ リー・モードで動作する、共通のハウジング内に搭載された指向性マイクロフォ ンとスピーカを有する電話機を開示している。その中の図10〜図12、それら に対応するテキスト「426」、図2,図7〜図9、関連するテキスト「076」は 、2つの音響チャネル113,114を有する矩形ブート内に、1次音圧傾度マ イクロフォンを納めた好適な構造を示し、開示している。これらのチャネルは、 マイクロフォン200の個々の音響ポートから、互いに距離dだけ離れて配され た、個々の開口部111,112まで延びている。しかし、これらの引例は、特 にハンズフリー・モードでの動作用に設計されたものである。 欧州特許出願第330,364号(ノーザンテレコム社)には、モジュラ・マイ クロフォン・アセンブリが開示されている。このマイクロフォン・アセンブリは 、電話機の本体底部にある空洞部内に納められ、スピーカから隔離された環境を 作り出している。この構成による性能改善のため、この空洞内の内面反射によっ て、そのマイクロフォンの方向並びに周波数特性を変えている。しかし、この構 成は、 ハンズフリー端末に適用できるだけであり、構成が複雑になるという欠点がある 。つまり、その空洞部の反射面が、様々な角度を向いており、それらの角度は、 低周波数において、そのアセンブリの前面方向の音源で作られた音場と、そのア センブリの後ろ方向の音源で作られた音場との間で、干渉が損なわれるよう計算 されたものである。 通話端末には、搭載構造が簡単であることが必要であり、そのような端末では、 ハウジングに、マイクロフォン・ポートと一列に並んだ前面および側面開口が不 要である。これにより、注目している周波数範囲に対する線形周波数応答が生み 出される。 請求の範囲 1. 接話およびハンズフリー・モードで動作する通話端末のための取付け構造 であって、この通話端末は、電気音響変換器と2つのポートを有するカプセルを 格納する送信端を有し、当該取付け構造は、 前記送信端に一定形状の空洞部を形成する壁であって、第1の側壁と、その第 1の側壁に向かい合った第2の側壁とが外側に向かって傾いた当該壁 と、 前記カプセルを前記空洞部に固定する固定手段とを備え、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致して、 前記ポート各々の周囲に実質的に等しい自由空間を残し 、また、前記カプセルの 第1のポートは前記第1の側壁に面し、の第2のポートは、前記第2の側壁に 面していることを特徴とする取付け構造。 2. 前記電気音響変換器は、1次マイクロフォンであることを特徴とする請求 項1記載の取付け構造。 3. 前記電気音響変換器は、高次マイクロフォンであることを特徴とする請求 項1記載の取付け構造。 4. 前記カプセルは縦幅と横幅を有し、前記空洞部の深さは、このカプセルの 横幅とほぼ等しいことを特徴とする請求項1記載の取付け構造。 5. 前記通話端末の前記空洞部内における前記ポート各々の音響インピーダン スは、前記電気音響変換器の音響インピーダンスより小さいことを特徴とする請 求項1記載の取付け構造。 6. さらに、前記空洞部内において前記カプセルを周囲から遮蔽するための、 音を通すスクリーンを含むことを特徴とする請求項1記載の取付け構造。 7. 前記固定手段は、シリコンタイプの接着剤であることを特徴とする請求項 1記載の取付け構造。 8. 接話およびハンズフリー・モードで動作する通話端末において、 送信端と受信端を有するハウジングと、 前記送信端に一定形状の空洞部を形成する壁であって、第1の側壁と、その第 1の側壁に向かい合った第2の側壁とが外側に向かって傾いた当該壁 と、 電気音響変換器と2つのポートを有するカプセルであって、縦幅と横幅を有す る当該カプセルと、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致して、 前記ポート各々の周囲に実質的に等しい自由空間を残 し、また、前記カプセルの 第1のポートは前記空洞部の第1の側壁に面し、の第2のポートは、前記空洞 部の第2の側壁に面していることを特徴とする通話端末。 9. 前記空洞部の深さは、前記カプセルの横幅とほぼ等しいことを特徴とする 請求項8記載の通話端末。 10. 前記通話端末のハウジング内における前記ポート各々の音響インピーダ ンスは、前記電気音響変換器の音響インピーダンスより十分、小さいことを特徴 とする請求項8記載の通話端末。 11. さらに、前記空洞部内において前記カプセルを周囲から遮蔽するための 、音を通すスクリーンを含むことを特徴とする請求項8記載の通話端末。 12. 接話およびハンズフリー・モードで動作させるために通話端末のハウジ ング内に、電気音響変換器を有するカプセルを取り付ける取付け方法において 該方法は、 2つのポート、縦幅、そして横幅を有するカプセルを選択する工程と、 前記通話端末の送信端において、一定形状の空洞部を設ける工程であって、こ の空洞部は、互いに向き合い、外側に向かって傾いた第1および第2の側壁を有 し、その深さは、前記カプセルの横幅とほぼ等しい当該工程 と、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致して、 前記ポートの周囲に実質的に等しい自由空間を残し、また、前記ポートの第1の ポートが前記第1の側壁に面し、その第2のポートが前記第2の側壁に面する よ う、前記カプセルを前記空洞部に固定する工程とを備えることを特徴とする取付 け方法。 13. 前記電気音響変換器は、1次マイクロフォンであることを特徴とする請 求項12記載の取付け方法。 14. 前記電気音響変換器は、高次マイクロフォンであることを特徴とする請 求項12記載の取付け方法。 15. 前記通話端末のハウジング内における前記ポート各々の音響インピーダ ンスは、前記電気音響変換器の音響インピーダンスより小さいことを特徴とする 請求項12記載の取付け方法。 【手続補正書】 【提出日】1998年3月31日 【補正内容】 「発明の概要 本発明の第1の態様によれば、接話およびハンズフリー・モードで動作する通 話端末において、送信端と受信端を有するハウジングと、上記送信端に一定形状 の空洞部を形成する壁であって、第1の側壁と、その第1の側壁に向かい合った 第2の側壁とが外側に向かって傾いた当該壁と、電気音響変換器と2つのポート を有するカプセルであって、縦幅と横幅を有する当該カプセルと、上記カプセル の幾何学的中心が、上記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致して、上記ポート各々 の周囲に実質的に等しい自由空間を残し、また、上記カプセルの第1のポートは 上記空洞部の第1の側壁に面し、その第2のポートは、上記空洞部の第2の側壁 に面するよう、上記カプセルを上記空洞部へ固定する手段とを備える通話端末が 提供される。 本発明の他の態様によれば、接話およびハンズフリー・モードで動作させるた めに通話端末のハウジング内に、電気音響変換器を有するカプセルを取り付ける 取付け方法において、当該方法は、2つのポート、縦幅、そして横幅を有するカ プセルを選択する工程と、上記通話端末の送信端において、一定形状の空洞部を 設ける工程であって、この空洞部は、互いに向き合い、外側に向かって傾いた第 1および第2の側壁を有し、その深さは、上記カプセルの横幅とほぼ等しい当該 工程と、上記カプセルの幾何学的中心が、上記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致 して、上記ポートの周囲に実質的に等しい自由空間を残し、また、上記ポートの 第1のポートが上記第1の側壁に面し、その第2のポートが上記第2の側壁に面 するよう、上記カプセルを上記空洞部に固定する工程とを備える取付け方法が提 供される。」 特許請求の範囲の補正 . 接話およびハンズフリー・モードで動作する通話端末において、 送信端と受信端を有するハウジングと、 前記送信端に一定形状の空洞部を形成する壁であって、第1の側壁と、その第 1の側壁に向かい合った第2の側壁とが外側に向かって傾いた当該壁と、 電気音響変換器と2つのポートを有するカプセルであって、縦幅と横幅を有す る当該カプセルと、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致して、 前記ポート各々の周囲に実質的に等しい自由空間を残し、また、前記カプセルの 第1のポートは前記空洞部の第1の側壁に面し、その第2のポートは、前記空洞 部の第2の側壁に面するよう、前記カプセルを前記空洞部へ固定する手段とを備 える ことを特徴とする通話端末。 . 前記空洞部の深さは、前記カプセルの横幅とほぼ等しいことを特徴とする 請求項記載の通話端末。 . 前記通話端末のハウジング内における前記ポート各々の音響インピーダン スは、前記電気音響変換器の音響インピーダンスより十分、小さいことを特徴と する請求項記載の通話端末。 . さらに、前記空洞部内において前記カプセルを周囲から遮蔽するための、 音を通すスクリーンを含むことを特徴とする請求項記載の通話端末。 . 接話およびハンズフリー・モードで動作させるために通話端末のハウジン グ内に、電気音響変換器を有するカプセルを取り付ける取付け方法において、当 該方法は、 2つのポート、縦幅、そして横幅を有するカプセルを選択する工程と、 前記通話端末の送信端において、一定形状の空洞部を設ける工程であって、こ の空洞部は、互いに向き合い、外側に向かって傾いた第1および第2の側壁を有 し、その深さは、前記カプセルの横幅とほぼ等しい当該工程と、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致して、 前記ポートの周囲に実質的に等しい自由空間を残し、また、前記ポートの第1の ポートが前記第1の側壁に面し、その第2のポートが前記第2の側壁に面するよ う、前記カプセルを前記空洞部に固定する工程とを備えることを特徴とする取付 け方法。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 電話機ハンドセットなどのための取付け構造であって、このハンドセット は、電気音響変換器と2つのポートを有するカプセルを格納する送信端を有し、 当該取付け構造は、 前記送信端に一定形状の空洞部を形成する壁と、 前記カプセルを前記空洞部に固定する固定手段とを備え、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致し、ま た、前記電気音響変換器の第1のポートは前記空洞部の第1の側壁に面し、この 電気音響変換器の第2のポートは、この第1の側壁の反対側で前記空洞部の第2 の側壁に面しており、これら第1,2の側壁は外側に向かって傾いていることを 特徴とする取付け構造。 2. 前記電気音響変換器は、1次マイクロフォンであることを特徴とする請求 項1記載の取付け構造。 3. 前記電気音響変換器は、高次マイクロフォンであることを特徴とする請求 項1記載の取付け構造。 4. 前記カプセルは縦幅と横幅を有し、前記空洞部の深さは、このカプセルの 横幅と等しいか、あるいは、それより深いことを特徴とする請求項1記載の取付 け構造。 5. ハウジング内における前記ポート各々の音響インピーダンスは、前記電気 音響変換器の音響インピーダンスより十分、小さいことを特徴とする請求項1記 載の取付け構造。 6. さらに、前記空洞部内において前記カプセルを周囲から遮蔽するための、 音を通すスクリーンを含むことを特徴とする請求項1記載の取付け構造。 7. 前記固定手段は、シリコンタイプの接着剤であることを特徴とする請求項 1記載の取付け構造。 8. 電話機ハンドセットおよびそれに類するものにおいて、 送信端と受信端を有するハウジングと、 前記送信端に一定形状の空洞部を形成する壁と、 電気音響変換器と2つのポートを有するカプセルであって、縦幅と横幅を有す る当該カプセルと、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致し、ま た、前記電気音響変換器の第1のポートは前記空洞部の第1の側壁に面し、この 電気音響変換器の第2のポートは、この第1の側壁の反対側で前記空洞部の第2 の側壁に面しており、これら第1,2の側壁は外側に向かって傾いていることを 特徴とする電話機ハンドセットおよびそれに類するもの。 9. 前記空洞部の深さは、前記カプセルの横幅と等しいか、あるいは、それよ り深いことを特徴とする請求項8記載の電話機ハンドセットおよびそれに類する もの。 10. 前記ハウジング内における前記ポート各々の音響インピーダンスは、前 記電気音響変換器の音響インピーダンスより十分、小さいことを特徴とする請求 項8記載の電話機ハンドセットおよびそれに類するもの。 11. さらに、前記空洞部内において前記カプセルを周囲から遮蔽するための 、音を通すスクリーンを含むことを特徴とする請求項8記載の電話機ハンドセッ トおよびそれに類するもの。 12. 電話機ハンドセットおよびそれに類するもののハウジング内に、電気音 響変換器を有するカプセルを取り付ける取付け方法において、前記カプセルは、 2つのポートと、縦幅と横幅とを有し、当該方法は、 前記電話機ハンドセットの送信端において、前記カプセルの横幅と等しいか、 あるいは、それより深い、一定形状の空洞部を設ける工程と、 前記カプセルの幾何学的中心が、前記空洞部の幾何学的中心とほぼ一致し、ま た、前記電気音響変換器の第1のポートは前記空洞部の第1の側壁に面し、この 電気音響変換器の第2のポートは、この第1の側壁の反対側で前記空洞部の第2 の側壁に面しており、これら第1,2の側壁は外側に向かって傾くよう、前記カ プセルを前記空洞部に固定する工程とを備えることを特徴とする取付け方法。 13. 前記電気音響変換器は、1次マイクロフォンであることを特徴とする請 求項12記載の取付け方法。 14. 前記電気音響変換器は、高次マイクロフォンであることを特徴とする請 求項12記載の取付け方法。 15. ハウジング内における前記ポート各々の音響インピーダンスは、前記電 気音響変換器の音響インピーダンスより小さいことを特徴とする請求項12記載 の取付け方法。 16. 前記固定手段は、 前記カプセルを受け入れ、かつ固定する大きさのフレームであって、前記第1 ,第2のポートを有する該カプセルの側面が遮られないようにする当該フレーム と、 前記第1,2の側壁間で、前記空洞部の正中面に沿って該空洞部内に前記フレ ームを固定する手段とを備えることを特徴とする請求項8記載の電話機ハンドセ ットおよびそれに類するもの。
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