JPH10508016A - ハイドロフルオロアルカンの製造 - Google Patents

ハイドロフルオロアルカンの製造

Info

Publication number
JPH10508016A
JPH10508016A JP8514380A JP51438096A JPH10508016A JP H10508016 A JPH10508016 A JP H10508016A JP 8514380 A JP8514380 A JP 8514380A JP 51438096 A JP51438096 A JP 51438096A JP H10508016 A JPH10508016 A JP H10508016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tetrafluoroethane
hydrogen fluoride
hydrochlorofluoroethane
hydrogen
formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP8514380A
Other languages
English (en)
Inventor
ユーイング,ポール,ニコラス
パウエル,リチヤード,レヴエリン
スキナー,クリストフアー,ジヨン
デービス,マイケル,アントニー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Imperial Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Imperial Chemical Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from GB9421619A external-priority patent/GB9421619D0/en
Priority claimed from GBGB9425929.8A external-priority patent/GB9425929D0/en
Application filed by Imperial Chemical Industries Ltd filed Critical Imperial Chemical Industries Ltd
Publication of JPH10508016A publication Critical patent/JPH10508016A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/21Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms with simultaneous increase of the number of halogen atoms
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C17/00Preparation of halogenated hydrocarbons
    • C07C17/093Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens
    • C07C17/20Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms
    • C07C17/202Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction
    • C07C17/206Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of halogen atoms by other halogen atoms two or more compounds being involved in the reaction the other compound being HX

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 ハイドロクロロフルオロエタン又はハイドロクロロフルオロエテンを弗化水素及び弗素化触媒と接触させ、ついで得られた生成物からハイドロフルオロアルカンを回収することからなる、ハイドロフルオロアルカン、特に、1,1,1,2-テトラフルオロエタン又はペンタフルオロエタンの製造法;上記ハイドロクロロフルオロエタンは式CClXYCFHZを有し;ハイドロクロロフルオロエテンは式CClA=CFZを有する(上記式中、X及びYは、各々、独立的に、塩素又は弗素であり、Zは塩素又は水素であり、Aは塩素又は弗素であるが、但し、X及びYの各々が弗素である場合には、Zは水素である)。本発明の方法の好ましい態様はハイドロクロロフルオロエテンCCl2=CFHからの1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製造である。

Description

【発明の詳細な説明】 ハイドロフルオロアルカンの製造 本発明はハイドロフルオロアルカン、特に、1,1,1,2-テトラフルオロエタン及 びペンタフルオロエタンの製造法に関する。 クロロフルオロカーボンが使用される多数の用途において該クロロフルオロカ ーボンの内替物として又はその成分として使用されている1,1,1,2-テトラフルオ ロエタン(HFC 134aとしても知られている)及びペンタフルオロエタン(HFC 12 5としても知られている)を製造するための種々の方法が提案されている。これ らの方法としては、対応する塩素含有出発原料を、この出発原料と弗化水素とを 液相又は気相で、通常、弗素化触媒の存在下で反応させることにより弗素化する 方法が挙げられる。 例えば、英国特許第1,589,924号明細書には、それ自体、英国特許第1,307,224 号明細書に記載されるごときトリクロルエチレンの弗素化によって得ることので きる1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタン(HCFC 133a)の気相弗素化によりHFC 13 4aを製造することが記載されている。 HFC 134aをトリクロルエチレンの弗素化の少量生成物として形成させることは 英国特許第819,849号明細書に記載されている;主反応生成物はHCFC 133aである 。 近年、HCFC 133aを製造するためのトリクロルエチレンと弗化水素との反応と 、HFC 134aを製造するためのHCFC 133aと弗化水素との反応とを組合せて、トリ クロルエチレンからHFC 134aを製造する方法が提案されている。 WO 90/08755(その内容は本明細書中に参照して包含される)にはトリクロル エチレンをHFC 134aに転化させる方法であって、単一の反応帯域で2つの反応工 程を行い、HCFC 133aを含有する生成物流の一部を再循環させる方法が記載され ている。 欧州特許第0 449 614号(EP 0 449 614)(その内容も本明細書中に参照して包 含される)には、HFA 134aの製造方法であって、 (A)トリクロルエチレンと弗化水素の混合物と弗素化触媒とを第1の反応帯域 で超大気圧(superatmospheric pressure)下、約200℃〜約400℃の温度で接触さ せて、1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタンと塩化水素及び未反応原料とを含有 する生成物を形成させ、 (B)工程Aの生成物と弗化水素とを、弗素化触媒を含有する第2の反応帯域に約 280℃〜約450℃の温度であるが、工程Aの温度よりは高い温度で通送して、1,1,1 -トリフルオロ-2-クロロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン及び塩化水素を 含有する生成物を形成させ、 (C)工程Bの生成物を処理して、1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタンと未反応 弗化水素から、1,1,1,2-テトラフルオロエタンと塩化水素とを分離し、ついで、 (D)工程Cで得られた1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタンをトリクロルエチレ ン及び弗化水素と共に前記第1の反応帯域(工程A)に供給することからなるHFA 1 34aの製造方法が記載されている。 欧州特許第0 449 617号(その内容も本明細書中に参照して包含される)には 、HFC 134aの製造方法であって、 (A)1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタンと弗化水素の混合物と弗素化触媒とを 第1の反応帯域で、約280℃〜約450℃の温度で接触させて、1,1,1,2-テトラフル オロエタンと塩化水素及び未反応原料を含有する生成物を形成させ、 (B)工程Aの生成物をトリクロルエチレンと共に、弗素化触媒を含有する第2の 反応帯域に約200℃〜約400℃の温度であるが、工程Aの温度よりは低い温度で通 送して、1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン 、塩化水素及び未反応のトリクロルエチレンと弗化水素を含有する生成物を形成 させ、 (C)工程Bの生成物を処理して、1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタン、未反応 のトリクロルエチレン及び弗化水素から、1,1,1,2-テトラフルオロエタンと塩化 水素とを分離し、ついで、 (D)工程Cで得られた1,1,1-トリフルオロ-2-クロロエタンを弗化水素と共に前 記第1の反応帯域(工程A)に供給することからなるHFC 134aの製造方法 が記載されている。 しかしながら、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタン及び/又はトリクロルエチ レンのハイドロフルオロ化(hydrofluorination)に基づく1,1,1,2-テトラフルオ ロエタンの製造法は、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンの1,1,1,2-テトラフ ルオロエタンへの転化が平衡によって制限されるという問題に遭遇し、1-クロロ -2,2,2-トリフルオロエタンの1,1,1,2-テトラフルオロエタンへの最大転化率は 、典型的な操作条件下において、約20%に過ぎない。 それ自体、パークロルエチレンを弗化水素により弗素化することによって得る ことのできるクロロテトラフルオロエタン(HCFC 124)及び/又はジクロロトリフ ルオロエタン(HCFC 123)を弗化水素により接触弗素化(catalysed fluorination) することによってペンタフルオロエタン(HFC 125)を製造することも提案されて いる。 本発明は、従来、使用されたことのなかった出発原料からハイドロフルオロア ルカン、特に、1,1,1,2-テトラフルオロエタン及びペンタフルオロエタンを製造 する方法であり、この方法で1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造する場合には 、前記したごとき、平衡による制限の問題を生ずることがない。 本発明によれば、式ClXYCFHZを有するハイドロクロロフルオロエタン又は式CC lA=CFZを有するハイドロクロロフルオロエテン(上記式中、X及びYは、各々、独 立的に、塩素又は弗素であり、Zは塩素又は水素であり、Aは塩素又は弗素である が、但し、X及びYの各々が弗素である場合には、Zは水素である)を気相で、弗 化水素及び弗素化触媒と接触させ、ついで得られた生成物からハイドロフルオロ アルカンを回収することを特徴とする、ハイドロフルオロアルカンの製造法が提 供される。 1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造する方法の特定の態様においては、ハイ ドロクロロフルオロエタンは式CClXYCFH2を有しており、ハイドロクロロフルオ ロエテンは式CClZ=CFHを有している。 本発明者は1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造する方法からの生成物ガスは 、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンを出発原料として使用した場合に得られ るものより大きなモル割合で1,1,1,2-テトラフルオロエタンを含有 していることを認めた。 本発明の方法についての出発原料はCCl3CFH2、CCl2FCFH2、CClF2CFH2、CCl2FC ClFH、CCl3CHFCl、CCl2=CFH、CClF=CFH、CCl2=CFCl及びCClF=CFClである。1,1,1 ,2-テトラフルオロエタンを製造するためには、CCl2=CFH又はCCl2FCFH2、特に、 CCl2=CFHを使用することが好ましく、ペンタフルオロエタンを製造するためには CCl2FCClFH又はCClF=CFClを使用することが好ましいが、これは、これらの原料 は入手が容易であるという理由に基づくものである。 本発明の出発原料を製造する方法は知られている。即ち、例えば、CCl2=CFHは Journal of Organic Chemistry,28,112(1963)に記載される方法に従ってトリク ロルエチレンから、あるいは、欧州特許第537560号に記載される方法に従ってテ トラクロルエタンから製造し得る。 適当な弗素化触媒は反応生成物としての所望のハイドロフルオロアルカンを、 処理される出発原料に基づいて20重量%以上、好ましくは、25重量%以上の収率 で与えるものであり、クロミア又はオキシ弗化クロム又は他の金属、例えばマグ ネシウム及びアルミニウムの弗化物又はオキシ弗化物に基づく触媒が挙げられる 。活性を促進する量の他の金属、例えば亜鉛及びニッケルも存在させ得る;公開 欧州特許出願第502605号(その内容は本明細書中に参照して包含される)に詳細 に記載されるごとき亜鉛とクロミアからなる触媒を使用することが好ましい。 使用される弗化水素と出発原料の相対的な割合は広い範囲で変動させ得るが、 一般的には、化学量論的に過剰の弗化水素を使用することが好ましい。化学量論 的に必要なモル比は特定の出発原料に基づいている。出発原料が好ましい1,1-ジ クロロ-2-フルオロエテンである場合には、化学量論的に必要な弗化水素と1,1- ジクロロ-2-フルオロエテンのモル比は3:1である。弗化水素と出発原料、例えば 1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンのモル比は、通常、少なくとも2:1、好ましくは 少なくとも4:1、特に、少なくとも6:1であり、所望ならば、例えば50:1までの実 質的に大過剰の弗化水素を使用し得る。 本発明の方法を実施する温度は、少なくとも180℃、より好ましくは少な くとも200℃又は220℃であるが、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンの1,1,1,2 -テトラフルオロエタンへの転化について典型的に使用される温度より著しく低 い温度であり得る。温度は350℃以下、特に、330℃以下であることが好ましい。 本発明の方法は大気圧下で行い得るが、例えば、約30バールまでの超大気圧が 好ましい。 接触時間は大気圧下では、約0.1秒〜約10秒、好ましくは約0.5秒〜約5秒であ る。 前記したごとく、1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造するのに、中間体であ る1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンを経てのトリクロルエチレンのハイドロ フルオロ化が使用される。所望ならば、本発明の方法をトリクロルエチレン/1- クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンに基づく1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製 造方法と組合せ得る。 従って、本発明の好ましい態様によれば、前記で定義したごときハイドロクロ ロフルオロアルカン及び/又はハイドロクロロフルオロアルケン、例えば、1,1- ジクロロ-2-フルオロエテンを、出発原料としてトリクロルエチレンを使用する1 ,1,1,2-テトラフルオロエタンの製造方法に第2の出発原料として供給する。 トリクロルエチレンと1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンのごとき第2の出発原 料との同時的供給は公開欧州特許第0 449 617号及び第0 449 614号(その内容は 、本明細書中に参照として包含される)に記載される方法で行い得る。 本発明を以下の実施例により例示するが、本発明はこれらの実施例により限定 されるものではない。 実施例で使用される1,1-ジクロロ-2-フルオロエテン(HCFC 1121a)は、J.Am.Ch em.Soc.,1936,58,402に記載されるごとき、トリクロロフルオロエタン(HCFC 131 )のエタノール性水酸化カリウム脱塩酸(dehydrochlorination)により合成した。 得られた粗生成物を水で洗浄し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥させついで分別 蒸留して、32℃〜34℃の沸点を有する留分を捕集した; この留分を分析して、純粋なHCFC 1121aであることを確認した。 実施例で使用される1,1-ジクロロ-1,2-ジフルオロエタン(HCFC 132c)は、J.Am .Chem.Soc.,1945,67,1639に記載されるごとき、無水弗化水素中で酸化鉛(IV)を 使用する1,1-ジクロロエテン(塩化ビニリデン)のオキシフルオロ化(oxyfluori nation)により合成した。反応はハステロイ(Hastalloy)Cオートクレーブ内で行 い、かなりの量の共生成物1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン(HCFC 141b)が得られ た。得られた反応混合物を分別蒸留して、60重量%のHCFC 141bと40重量%のHCF C 132cからなる留分を捕集した;HCFC 141bからHCFC 132cを分離することは成功 しなかった。 実施例で使用される1,1,2-トリクロロ-1,2-ジフルオロエタン(HCFC 122a)は、 J.Am.Chem.Soc.,1945,67,1639に記載されるごとき、無水弗化水素中で酸化鉛(IV )を使用するトリクロルエチレンのオキシフルオロ化をハステロイCオートクレー ブ内で行うことにより合成した。反応混合物は未反応のトリクロルエチレンを含 有しており、これを臭素で処理して除去して、1,2-ジブロモ-1,1,2-トリクロロ エタンを形成させついで分別蒸留を行った。HCFC 122aを含有する留分を捕集し 、分析の結果はこの留分は純粋なHCFC 122aであることを示した。 実施例1 クロミア上に8重量%の亜鉛を含有する触媒2mlを内径1/4インチのインコネ ル反応管に装入しついで触媒上に300℃で24時間、弗化水素を通送することによ り、触媒を予備弗素化した。その後、弗化水素と1,1-ジクロロ-2-フルオロエテ ン(エタノール中)を275℃で、それぞれ、25ml/分及び6ml/分の流率で触媒上に 通送して、触媒との接触時間を1.4秒とした。 反応器流出ガスの試料を採取し、試料をガスクロマトグラフィーにより分析し た。1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンの転化率は55.8%であり、1,1,1,2-テトラ フルオロエタンへの選択率は67.6%であった。 実施例2 クロミア上に8重量%の亜鉛を含有する触媒2.5gを内径1/4インチのインコネ ル反応管に装入しついで10ml/分の窒素ガス流中で300℃で1時間乾燥さ せた。ついで、乾燥触媒を1時間当り、約41ミリモルの弗化水素を供給する、10 ml/分の弗化水素/窒素ガス流中で300℃で2時間加熱することにより弗素化した 。 1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンを弗化水素でパージしたホワイテイボンベ(Wh itey bomb)中に導入することにより予め調製した、かつ、弗化水素:試料のモル 比が8:1の、弗化水素中の1,1-ジクロロ-2-フルオロエテン(0.64g)の試料を、弗 化水素/窒素流を通送することにより触媒上に供給した;触媒は、工程中、300℃ に保持した。弗化水素/窒素流中の弗化水素:1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンの モル比は約4:1であった。 1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンの試料を連行させるための弗化水素/窒素流の 通送から5分後に、生成物流の試料を、炭酸ナトリウムでスクラビングした後、 ガスクロマトグラフィー分析及びIR吸収スペクトル分析により分析した。 分析の結果から、主生成物は1,1,1,2-テトラフルオロエタン[HFC 134a]、クロ ロ-2,2,2-トリフルオロエタン[HFC 133a]及びクロロテトラフルオロエタン[HCFC 124]あることが決定された。 これらの結果は表1に示されており、トリクロルエチレンの代わりに1,1-ジク ロロ-2-フルオロエテンを供給することにより、1,1,1,2-テトラフルオロエタン[ HFC 134a]が高い収率で生成し、原料としてトリクロルエチレンを使用した場合 に遭遇する平衡による制限を受けないことが認められた。 実施例3 弗化水素/窒素の流率を10ml/分の代わりに5ml/分に減少させて、触媒に供給す る原料中の弗化水素:1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンのモル比を約2:1に半減さ せたこと以外、実施例2で述べた方法を繰返した。 分析の結果から主生成物は、ほぼ等量の1,1,1,2-テトラフルオロエタン[HFC 1 34a]とクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン[HFC 133a]であることが示された。結 果は表1に示されている。 実施例4 実施例2で述べた方法を繰返して、1,1-ジクロロ-2-フルオロエテン(0.32 g)と弗化水素とを異なる触媒温度で反応させた。触媒に供給した弗化水素:1,1- ジクロロ-2-フルオロエテンの当初のモル比はを約8:1であった。 試料を供給する際、触媒温度を250℃、300℃及び350℃として3つの操作を行 った。試料を連行させるための弗化水素/窒素流の供給から4分後に、分析のた めの生成物流の試料を採取した。分析結果は表1に示されている。 250℃においては、1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンの転化率は42.9%であり、 主生成物は1,1,1,2-テトラフルオロエタンだけであった。 300℃においては、1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンの転化率は81.6%であり、 主生成物は同様に、1,1,1,2-テトラフルオロエタンであったが、かなりの量のク ロロ-2,2,2-トリフルオロエタン[HFC 133a]も得られた。 350℃においては、1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンの転化率は98.5%であり、 主生成物として1,1,1,2-テトラフルオロエタンとクロロ-2,2,2-トリフルオロエ タンが約1:2の割合で得られた。 実施例5 本実施例は1,1-ジクロロ-1,2-ジフルオロエタン(HCFC 132c)の1,1,1,2-テトラ フルオロエタンへの転化について記載する。 実施例2の方法を使用して、1,1-ジクロロ-1,2-ジフルオロエタン(0.3g)と弗 化水素とを200℃〜333℃の触媒温度範囲で反応させた。4分後に分析のための試 料を採取した。操作は200℃、250℃、290℃及び330℃の触媒温度で行った。1,1- ジクロロ-1,2-ジフルオロエタンの試料は前記した方法で製造 し、60重量%の1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン(HCFC 141b)と40重量%のHCFC 1 32cを含有していた。 各々の操作で観察された主生成物は1,1,1-トリフルオロエタン(HFC 143a)であ った。試験結果から、(a)この主生成物は原料物質中の1,1-ジクロロ-1-フルオロ エタンだけから誘導されたものであり、(b)1,1-ジクロロ-1-フルオロエタンはプ ロセスの他の部分では働かず、従って、1,1,1-トリフルオロエタン以外の他の全 ての生成物は1,1-ジクロロ-1,2-ジフルオロエタンから誘導されたもであると推 察される。 分析結果は表2に示されている。 330℃においては、1,1-ジクロロ-1,2-ジフルオロエタンの転化率は100%であ り、主生成物は1,1,1,2-テトラフルオロエタンとクロロ-2,2,2-トリフルオロエ タンであった。 290℃においては、転化率は100%であり、主生成物は1,1,1,2-テトラフルオロ エタンとクロロ-2,2,2-トリフルオロエタンであった。 250℃においては、転化率は100%であり、主生成物は1,1,1,2-テトラフルオロ エタンとクロロ-2,2,2-トリフルオロエタンであった。 200℃においては、転化率は100%であり、主生成物は1,1,1,2-テトラフルオロ エタンであった。 これらの操作においては、副生物として、1,1-ジクロロ-2-フルオロエテン(HC FC 112a)が16.2%(330℃において)、2.9%(290℃において)、31.7%(250℃にお いて)及び55.6%(200℃において)の選択率で得られることが観察された。1-クロ ロ-2,2,2-トリフルオロエタン(HCFC 133b)が250℃(5.1%)及び200℃(2.6%)で得 られることも観察された。 比較例 比較のため、実施例2の方法を使用して、クロロ-2,2,2-トリフルオロエタン( HCFC 133a)(0.3g)と弗化水素とを290℃(操作1)及び330℃(操作2)の触媒温度で 反応させた。 290℃で行った操作1では、HCFC 133aの転化率は約7%に過ぎず、1,1,1,2-テ トラフルオロエタンの収率は6.5%であった。 330℃で行った操作2では、HCFC 133aの転化率は約20%であり、1,1,1,2-テト ラフルオロエタンの収率は18.7%であった。 結果は表3に示されている。 実施例6 本実施例は1,1,2-トリクロロ-1,2-ジフルオロエタン(HCFC 122a)のペンタフル オロエタン(HFC 125)への転化を例示する。 実施例2の方法を使用して、1,1,2-トリクロロ-1,2-ジフルオロエタン(0.47g) と弗化水素とを340℃の触媒温度で反応させた;但し、触媒は2時間の代わりに 一夜、弗素化した。 結果は表4に示されている。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1996年10月9日 【補正内容】 が記載されている。 しかしながら、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタン及び/又はトリクロルエチ レンのハイドロフルオロ化(hydrofluorination)に基づく1,1,1,2-テトラフルオ ロエタンの製造法は、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンの1,1,1,2-テトラフ ルオロエタンへの転化が平衡によって制限されるという問題に遭遇し、1-クロロ -2,2,2-トリフルオロエタンの1,1,1,2-テトラフルオロエタンへの最大転化率は 、典型的な操作条件下において、約20%に過ぎない。 それ自体、パークロルエチレンを弗化水素により弗素化することによって得る ことのできるクロロテトラフルオロエタン(HCFC 124)及び/又はジクロロトリフ ルオロエタン(HCFC 123)を弗化水素により接触弗素化(catalysed fluorination) することによってペンタフルオロエタン(HFC 125)を製造することも提案されて いる。 本発明は、従来、使用されたことのなかった出発原料からハイドロフルオロア ルカン、特に、1,1,1,2-テトラフルオロエタン及びペンタフルオロエタンを製造 する方法であり、この方法で1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造する場合には 、前記したごとき、平衡による制限の問題を生ずることがない。 本発明によれば、式ClXYCFHZを有するハイドロクロロフルオロエタン又は式CC lA=CFZを有するクロロフルオロエテン(上記式中、X及びYは、各々、独立的に、 塩素又は弗素であり、Zは塩素又は水素であり、Aは塩素又は弗素であるが、但し 、X及びYの各々が弗素である場合には、Zは水素である)を気相で、弗化水素及 び弗素化触媒と接触させ、ついで得られた生成物からハイドロフルオロアルカン を回収することを特徴とする、ハイドロフルオロアルカンの製造法が提供される 。 1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造する方法の特定の態様においては、ハイ ドロクロロフルオロエタンは式CClXYCFH2を有しており、クロロフルオロエテン は式CClA=CFHを有している。 本発明者は1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造する方法からの生成物ガスは 、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンを出発原料として使用した場合に得られ るものより大きなモル割合で1,1,1,2-テトラフルオロエタンを含有 くとも200℃又は220℃であるが、1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンの1,1,1,2 -テトラフルオロエタンへの転化について典型的に使用される温度より著しく低 い温度であり得る。温度は350℃以下、特に、330℃以下であることが好ましい。 本発明の方法は大気圧下で行い得るが、例えば、約30バールまでの超大気圧が 好ましい。 接触時間は大気圧下では、約0.1秒〜約10秒、好ましくは約0.5秒〜約5秒であ る。 前記したごとく、1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造するのに、中間体であ る1-クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンを経てのトリクロルエチレンのハイドロ フルオロ化が使用される。所望ならば、本発明の方法をトリクロルエチレン/1- クロロ-2,2,2-トリフルオロエタンに基づく1,1,1,2-テトラフルオロエタンの製 造方法と組合せ得る。 従って、本発明の好ましい態様によれば、前記で定義したごときハイドロクロ ロフルオロアルカン及び/又はクロロフルオロアルケン、例えば、1,1-ジクロロ- 2-フルオロエテンを、出発原料としてトリクロルエチレンを使用する1,1,1,2-テ トラフルオロエタンの製造方法に第2の出発原料として供給する。 トリクロルエチレンと1,1-ジクロロ-2-フルオロエテンのごとき第2の出発原 料との同時的供給は公開欧州特許第0 449 617号及び第0 449 614号(その内容は 、本明細書中に参照として包含される)に記載される方法で行い得る。 本発明を以下の実施例により例示するが、本発明はこれらの実施例により限定 されるものではない。 実施例で使用される1,1-ジクロロ-2-フルオロエテン(HCFC 1121a)は、J.Am.Ch em.Soc.,1936,58,402に記載されるごとき、トリクロロフルオロエタン(HCFC 131 )のエタノール性水酸化カリウム脱塩酸(dehydrochlorination)により合成した。 得られた粗生成物を水で洗浄し、硫酸マグネシウムを用いて乾燥させついで分別 蒸留して、32℃〜34℃の沸点を有する留分を捕集した; 請求の範囲 1.式CClXYCFHZを有するハイドロクロロフルオロエタン又は式CClA=CFZを有 するクロロフルオロエテン(上記式中、X及びYは、各々、独立的に、塩素又は弗 素であり、Zは塩素又は水素であり、Aは塩素又は弗素であるが、但し、X及びYの 各々が弗素である場合には、Zは水素である)を気相で、弗化水素及び弗素化触 媒と接触させ、ついで得られた生成物からハイドロフルオロアルカンを回収する ことを特徴とする、ハイドロフルオロアルカンの製造法。 2.ハイドロクロロフルオロエタンは式CClXYCFH2を有しており、クロロフル オロエテンは式CClZ=CFHを有している、1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造す るための請求項1に記載の方法。 3.弗化水素をハイドロクロロフルオロエタン又はクロロフルオロエテンに対 して化学量論的に過剰に存在させる、請求項1又は2に記載の方法。 4.弗化水素とハイドロクロロフルオロエタン又はクロロフルオロエテンとの モル比は、少なくとも、4:1である、請求項3に記載の方法。 5.弗化水素とハイドロクロロフルオロエタン又はクロロフルオロエテンとの モル比は、少なくとも、4:1である、請求項2に記載の方法。 6.温度は180℃〜350℃である、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.超大気圧下で行われる、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 8.弗素化触媒はクロミア又はオキシ弗化クロム又は他の金属の弗化物又はオ キシ弗化物に基づくものである、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9.クロロフルオロエテンがCCl2=CFHである、1,1,1,2-テトラフルオロエタン を製造するための請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 10.トリクロルエチレンの弗素化により1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造 する方法において、ハイドロクロロフルオロエタン又はクロロフルオロエテンを 第2の出発原料としてトリクロルエチレンと共に供給する、請求項1〜9のいず れかに記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),CA,CN,JP,KR,U S (72)発明者 パウエル,リチヤード,レヴエリン イギリス国 チエシヤー シイダブリユ6 9エヌユー,ターポーレイ,バーンバリ ー,サドラース ウエールズ 9 (72)発明者 スキナー,クリストフアー,ジヨン イギリス国 チエスター シイエツチ2 2エイエヌ,グランヂ ロード 35 (72)発明者 デービス,マイケル,アントニー イギリス国 チエシヤー ダブリユエイ7 6イーエツクス,ランコーン,マーデイ シヨー,リトルバーン 23

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式CClXYCFHZを有するハイドロクロロフルオロエタン又は式CClA=CFZを有 するハイドロクロロフルオロエテン(上記式中、X及びYは、各々、独立的に、塩 素又は弗素であり、Zは塩素又は水素であり、Aは塩素又は弗素であるが、但し、 X及びYの各々が弗素である場合には、Zは水素である)を気相で、弗化水素及び 弗素化触媒と接触させ、ついで得られた生成物からハイドロフルオロアルカンを 回収することを特徴とする、ハイドロフルオロアルカンの製造法。 2.ハイドロクロロフルオロエタンは式CClXYCFH2を有しており、ハイドロク ロロフルオロエテンは式CClZ=CFHを有している、1,1,1,2-テトラフルオロエタン を製造するための請求項1に記載の方法。 3.弗化水素をハイドロクロロフルオロエタン又はハイドロクロロフルオロエ テンに対して化学量論的に過剰に存在させる、請求項1又は2に記載の方法。 4.弗化水素とハイドロクロロフルオロエタン又はハイドロクロロフルオロエ テンとのモル比は、少なくとも、4:1である、請求項3に記載の方法。 5.弗化水素とハイドロクロロフルオロエタン又はハイドロクロロフルオロエ テンとのモル比は、少なくとも、4:1である、請求項2に記載の方法。 6.温度は180℃〜350℃である、請求項1〜5のいずれかに記載の方法。 7.超大気圧下で行われる、請求項1〜6のいずれかに記載の方法。 8.弗素化触媒はクロミア又はオキシ弗化クロム又は他の金属の弗化物又はオ キシ弗化物に基づくものである、請求項1〜7のいずれかに記載の方法。 9.ハイドロクロロフルオロエテンがCCl2=CFHである、1,1,1,2-テトラフルオ ロエタンを製造するための請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 10.トリクロルエチレンの弗素化により1,1,1,2-テトラフルオロエタンを製造 する方法において、ハイドロクロロフルオロエタン又はハイドロクロロフルオロ エテンを第2の出発原料としてトリクロルエチレンと共に供給する、請求項1〜 9のいずれかに記載の方法。
JP8514380A 1994-10-27 1995-10-23 ハイドロフルオロアルカンの製造 Ceased JPH10508016A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9421619A GB9421619D0 (en) 1994-10-27 1994-10-27 Production of 1,1,1,2- Tetrafluoroethane
GB9425929.8 1994-12-22
GB9421619.9 1994-12-22
GBGB9425929.8A GB9425929D0 (en) 1994-12-22 1994-12-22 Production of hydrofluoroalkanes
PCT/GB1995/002491 WO1996013476A1 (en) 1994-10-27 1995-10-23 Production of hydrofluoroalkanes

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10508016A true JPH10508016A (ja) 1998-08-04

Family

ID=26305874

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8514380A Ceased JPH10508016A (ja) 1994-10-27 1995-10-23 ハイドロフルオロアルカンの製造

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6437201B1 (ja)
EP (1) EP0788469B1 (ja)
JP (1) JPH10508016A (ja)
CA (1) CA2203383A1 (ja)
DE (1) DE69516164T2 (ja)
ES (1) ES2144145T3 (ja)
GR (1) GR3033008T3 (ja)
WO (1) WO1996013476A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2757085B1 (fr) * 1996-12-13 1999-01-22 Atochem Elf Sa Catalyseurs massiques a base de chrome et de nickel pour la fluoration en phase gazeuse d'hydrocarbures halogenes
JP3552887B2 (ja) 1997-10-09 2004-08-11 ダイキン工業株式会社 1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタンの製造方法
JP3520900B2 (ja) * 1997-12-12 2004-04-19 ダイキン工業株式会社 ペンタフルオロエタンの製造方法、並びにフッ素化用触媒及びその製造方法
US6558910B2 (en) 1999-09-10 2003-05-06 The Regents Of The University Of California SF, a novel family of taste receptors
FR2806077B1 (fr) * 2000-03-07 2004-01-30 Solvay Procede pour l'obtention d'un hydrofluoroalcane epure, hydrofluoroalcane epure, utilisation de l'hydrofluoroalcane et methode d'analyse d'un hydrofluoroalcane
US7077960B2 (en) * 2000-03-07 2006-07-18 Solvay (Societe Anonyme) Method for obtaining a purified hydrofluoroalkane, purified hydrofluoroalkane, use of same and method for analysing same
GB0021618D0 (en) * 2000-09-02 2000-10-18 Ici Plc Production of hydrofluoroalkanes
GB2419132B (en) * 2004-10-04 2011-01-19 C Tech Innovation Ltd Method of production of fluorinated carbon nanostructures

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB901297A (en) 1960-04-12 1962-07-18 Union Carbide Corp Process for the production of pentafluoroethane
NL274475A (ja) * 1962-02-07
US4129603A (en) * 1978-02-07 1978-12-12 Imperial Chemical Industries Limited Manufacture of halogenated compounds
US5045634A (en) * 1990-06-28 1991-09-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fluorination of haloolefins
WO1992019576A1 (en) * 1991-05-06 1992-11-12 E.I. Du Pont De Nemours And Company Process for the manufacture of pentafluoroethane
DE4133247A1 (de) * 1991-10-08 1993-04-29 Solvay Fluor & Derivate Verfahren zur herstellung von 1.1.1.2-tetrafluorethan

Also Published As

Publication number Publication date
ES2144145T3 (es) 2000-06-01
DE69516164T2 (de) 2000-08-24
GR3033008T3 (en) 2000-07-31
EP0788469B1 (en) 2000-04-05
US6437201B1 (en) 2002-08-20
DE69516164D1 (de) 2000-05-11
WO1996013476A1 (en) 1996-05-09
CA2203383A1 (en) 1996-05-09
US20020040171A1 (en) 2002-04-04
EP0788469A1 (en) 1997-08-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5710352A (en) Vapor phase process for making 1,1,1,3,3-pentafluoropropane and 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene
JP5491451B2 (ja) 1,3,3,3−テトラフルオロプロペンを製造するためのプロセス
US5898088A (en) Production of pentafluoroethane
US7312367B2 (en) Method of making 1,1,3,3,3-pentafluoropropene
JP4548937B2 (ja) クロロ炭化水素のフッ化水素化方法
JP2005536539A (ja) 1,1,1,2,2−ペンタフルオロエタンを製造するための方法
US5714655A (en) Process of manufacturing 1,1,1,3,3-pentafluoropropane, process of manufacturing 2,2,3-trichloro 1,1,1,3,3-pentafluoropropane and process of manufacturing 2,3,3-trichloro-1,1,1-trifluoropropene
JPH09511515A (ja) ペンタフルオロエタンの製造
WO2008030444A2 (en) Process for producing 1,2,3,3,3-pentafluoropropene and related azeotropic compositions
US5545778A (en) Single stage process for producing hydrofluorocarbons from perchloroethylene
JP5146466B2 (ja) ペンタフルオロエタンの製造方法
JPH11158089A (ja) 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの合成
US5545770A (en) Process for manufacture of high purity 1, 1-dichlorotetrafluoroethane
JP2024515192A (ja) 3,3,3-トリフルオロプロペン(1243zf)を含有する組成物並びに当該組成物の製造及び使用方法
JPH10508016A (ja) ハイドロフルオロアルカンの製造
US7348461B2 (en) Processes for halogenating compounds
US5902913A (en) Production of hydrofluoroalkanes
JP2930697B2 (ja) 1,1―ジクロロテトラフルオロエタンの製造方法
JP2846713B2 (ja) 高められた圧力の下に1,1,1‐トリフルオロ‐2,2‐ジクロロエタンを製造する方法
US5395999A (en) Catalytic chlorofluorination process for producing CHClFCF3 and CHF2 CF3
US20050020863A1 (en) Method of making fluorinated propanes
JP3853397B2 (ja) ペンタフルオロエタンの製造方法及びペンタフルオロエタンに転化するのに適当な組成物
WO1998040335A1 (fr) Procede pour produire du 1,1,1,3,3-pentafluoropropane
US5824828A (en) Process for manufacture of trichlorotrifluoroethanes
WO1995012565A1 (en) Process for manufacture of trichlorotrifluoroethanes

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040827

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040901

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051122

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20060522

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627