JPH10505512A - 可撓性発泡体組み立て玩具およびその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 第１の直径を有する中央開口部（２０）を備えた細長い発泡体本体（１２）と、可撓性ワイヤ（１４）であって、第１の直径にほぼ等しい、すなわち２０％の第２の直径を有し、その端部（１６、１８）の、発泡体本体（１２）のいずれかの端部からの距離が発泡体本体（１２）の直径（または非円筒形発泡体本体内で完全に得られる最大円の直径）以下となるように発泡体本体（１２）の中央開口部（２０）に沿って配置されたワイヤと、発泡体本体（１２）内でのワイヤ（１４）の保持を助けるための、ワイヤ（１４）と、発泡体本体（１２）との間の接着剤とを含んで成る可撓性発泡体組み立て玩具（１０）。

Description

【発明の詳細な説明】 可撓性発泡体組み立て玩具およびその製造方法 発明の分野 本発明は、多様な形状に屈曲可能な可撓性発泡体組み立て玩具に関する。 発明の背景 ある種の子供用組み立て玩具は、多くの相互連結可能な小片からなる種類のも のである。多くの場合、これらの小片は剛体である。ある場合には、それらの小 片が相互連結構造を内包していることもあり、またある場合には、他の小片を相 互連結するように作用する別の小片が存在することもある。これら剛体の玩具小 片は非常に多種多様であるが、子供にとっては、その組み立て玩具セットにおけ る小片の特定の寸法および形状に限定されてしまう。 このような相互連結可能な組み立て玩具セットには、可撓性の小片を使用して いるものもある。そのような玩具の１つは、その小片を相互連結可能にする特別 な端部の設計を施した、プラスチックで被覆されたワイヤ小片を用いている。し かし、これによっても、その小片がその端部以外の場所で相互連結されるように はなっていないので、子供による玩具の使用は制限される。さらに、相対的に太 いワイヤおよび相対的に稠密なプラスチック被覆がかさばるために、その玩具小 片の寸法を実際上制限することになる。 発明の概要 したがって、本発明の目的は、実質的にどのような寸法のどのような形状をと るようにも使用可能な組み立て玩具を提供することにある。 本発明のもう１つの目的は、その玩具小片がその全長に沿っていかなる場所に おいても相互連結可能であるところの、そのような組み立て玩具を提供すること にある。 本発明のもう１つの目的は、その玩具小片が直接に相互連結可能であるか、ま たは別の相互連結小片と相互連結可能であるところの、そのような組み立て玩具 を提供することにある。 本発明のもう１つの目的は、その小片を非常に大きくかつ／または長くできる ようにその小片がきわめて軽量であるところの、そのような組み立て玩具を提供 することにある。 本発明は、押し出し成形された発泡体であって相対的に細く可撓性のワイヤを その発泡体小片の中央開口部内に挿入して接着剤とワイヤ端部による発泡体の穿 孔を防止する拡張端部とで固定した発泡体からさまざまな玩具形状を作り出すこ とによって、すぐれた組み立て玩具を実現することができるという認識に由来し ている。 本発明は、第１の直径を有する中央開口部を備えた細長い発泡体本体と、可撓 性ワイヤであって、第１の直径にほぼ等しい、すなわち±２０％の第２の直径を 有し、そのワイヤ端部の、発泡体本体のいずれかの端部からの距離がそれぞれ発 泡体本体の直径（または非円筒形発泡体本体内で完全に得られる最大円の直径） 以下となるように発泡体本体の中央開口部に沿って配置されたワイヤと、発泡体 本体内でのワイヤの保持を助けるためのワイヤと発泡体本体との間の接着手段と を含んで成る可撓性発泡体組み立て玩具を特徴とする。そのワイヤは、第２の直 径よりも大きい第３の直径を有する拡張端部を含んでいてもよい。これら拡張端 部はワイヤと一体とすることもできるし、またはワイヤの端部に結合された別の 構造とすることもできる。このワイヤは、アルミニウムであることが好ましく、 ゼロテンパー・アルミニウムであってもよい。 この接着手段は、熱、にかわ、エポキシ樹脂、熱活性化接着剤または他の接着 剤を含むことができる。発泡体本体は添加剤を加えたかまたは加えないポリウレ タンまたはポリエチレンから製造することができる。発泡体本体の端部は、開口 部内でのワイヤの保持を助けるように封止するかまたはキャップをかぶせること ができる。ワイヤは、１／３２〜１／２インチの直径を有することができる。こ のワイヤの寸法は主として以下によっている。発泡体外径のワイヤ直径に対する 比は、２．５ポンド毎立方フィートの発泡体に関して４：１から２０：１までの 範囲とする。この比の上限は、発泡体密度が変化するにつれて、２．５／使用さ れる発泡体の密度、の比率で変化する。例えば、１．２５ポンド毎立方フィート の発泡体では、この比は４：１ないし２．５／１．２５×２０：１すなわち４０ ：１となる。５ポンド毎立方フィートの発泡体では、この比は２：１ないし１０ ：１となる。非円筒形本体の場合、この比に関して用いられる測定値は、その外 形内で完全に得られる最大円の直径とすべきである。 より具体的な実施の形態では、本発明は、第１の直径を有する中央開口部と封 止された端部とを備えた細長い発泡体本体と、可撓性ワイヤであって、少なくと も１／３２インチで第１の直径にほぼ等しい、すなわち±２０％の第２の直径を 有し、発泡体本体の中央開口部に沿って配置されたワイヤと、ワイヤ両端に固定 されるかまたは一体化された拡張ワイヤ端部であって、発泡体本体のいずれかの 端部からの距離が発泡体本体の直径（または非円筒形発泡体本体内で完全に得ら れる最大円の直径）以下であるようなワイヤ端部と、発泡体本体内でのワイヤの 保持を助けるためのワイヤと発泡体本体との間の接着剤とを含んで成る可撓性発 泡体組み立て玩具を特徴とする。 もう１つの特徴は、第１の直径を有する中央開口部を備えた細長い発泡体形状 を押し出し成形する工程と、可撓性ワイヤの小片を供給する工程と、ワイヤまた は発泡体の内側開口部を接着剤で実質的に覆う工程と、ワイヤが発泡体形状内に 位置するようにワイヤを発泡体形状の中央開口部内に挿入する工程と、発泡体形 状内でのワイヤの保持を助けるために発泡体形状の端部を閉塞する工程と、を含 んで成る可撓性発泡体組み立て玩具の製造方法である。このワイヤの長さは発泡 体形状の長さに等しくするか、発泡体本体の直径（または非円筒形発泡体本体内 で完全に得られる最大円の直径）以下の距離だけ発泡体形状より短く、または長 くすることができる。この方法はさらに、発泡体形状への挿入前にワイヤ端部を 拡張する工程を含むことができ、これはワイヤの端部を球状にするか、または拡 張構造をワイヤ端部に固定することにより達成可能である。熱活性化接着剤を使 用する場合、熱気により加熱するか、または高周波誘導で金属ワイヤを加熱する ことにより再活性化することができる。 図面の簡単な説明 他の目的と、特徴と、利点とは、当業者には以下における好適な実施例の説明 と付属図面とから理解されるであろう：付属図面において、 図１は、本発明に従う可撓性発泡体組み立て玩具の一形態の側面図であり、そ の内部構造を詳細に示すために玩具の一部分が取り除かれている； 図２は、図１の玩具の端面図である； 図３は、図１の玩具の部分断面図である； 図４は、本発明に従う可撓性発泡体組み立て玩具のもう１つの形態を示す、図 １と同様の図である； 図５は、図４の玩具の端面図である； 図６は、図４の玩具の部分断面図である； 図７は、別の実施の形態を示す断面図であり、発泡体本体の端部をキャップで 閉塞する様式を詳細に示している； 図８Ａ〜８Ｄは、円形断面を有する本発明に従う可撓性発泡体組み立て玩具の 、それぞれ１つの非屈曲形状および３つの屈曲形状である； 図９Ａ〜９Ｄは、正方形断面を有する玩具に関する同様の図である； 図１０Ａ〜１０Ｄは、三角形断面を有する玩具に関する同様の図である； 図１１Ａ〜１１Ｄは、矩形断面を有する玩具に関する同様の図である； 図１２Ａ〜１２Ｄは、矩形断面と貫通孔とを有する玩具に関する同様の図であ る； 図１３は、空想的な構造を形成するように組み立てられた多くの小片を示す図 である。 好適な実施の形態の説明 図１〜図３には、本発明に従う可撓性発泡体組み立て玩具１０が示されている 。玩具１０は、一般的には直径およそ１／３２インチ〜１／２インチの中央開口 部 ２０を有する細長い発泡体本体１２から作られている。この発泡体本体は、例え ば図７〜図１１に示されているように多様な形状をとることができる。拡張され た端部１６および１８を有する可撓性ワイヤ１４は本体１２内に開口部２０に沿 って埋め込まれている。ワイヤ１４は、太さ１／３２インチないし１／２インチ のゼロテンパー・アルミニウムワイヤであることが好ましい。このワイヤの寸法 は主として以下によっている。発泡体外径のワイヤ直径に対する比は、２．５ポ ンド毎立方フィートの発泡体に関して４：１から２０：１までの範囲とする。こ の比の上限は、発泡体密度が変化するにつれて、２．５／使用される発泡体の密 度、の比率で変化する。例えば、１．２５ポンド毎立方フィートの発泡体では、 この比は４：１ないし２．５／１．２５×２０：１すなわち４０：１となる。５ ポンド毎立方フィートの発泡体では、この比は２：１ないし１０：１となる。非 円筒形本体の場合、この比に関して用いられる測定値は、その外形内で完全に得 られる最大円の直径とすべきである。この場合の拡張端部１６および１８は、例 えば鋳造または成形加工によりワイヤ端部を球状にしてそれら端部を拡張するこ とにより形成される。 玩具１０はまず発泡体本体１２を押出し成形し、押し出されたものを所望の長 さに切り取ることにより製造される。この発泡体は添加剤を加えたかまたは加え ないポリウレタンまたはポリエチレンであることが好ましい。この素材は十分な 可撓性を備えているので、拡張端部１６および１８を含むワイヤ１４を開口部２ ０内に挿入することができる。ワイヤ１４が開口部に挿入される前に、ワイヤま たは開口部には、にかわ、エポキシ樹脂、熱活性化接着剤、または他の接着剤な どの接着剤を塗布し、本体１２内の適正な場所におけるワイヤの保持を助ける。 熱活性化接着剤が使用される場合、この玩具を炉に入れるか、または金属ワイヤ を高周波誘導で加熱することによって活性化することができる。 ワイヤ１４の端部は、本体１２の端部から、円筒形発泡体本体の直径、または 非円筒形発泡体本体内で完全に得られる最大円の直径に等しい距離内に置くべき であることがわかっている。ワイヤ１４の適正な場所への保持と、ワイヤ１４に よる本体１２の穿孔ないしは開口部２０の端部の一方からの脱出の防止とをさら に助けるため、ワイヤ挿入の後に本体１２を閉塞することが好ましい。それら端 部が封止される場合、その結果として端部２２などの本体端部は本体１２の残余 部分の直径よりもわずかに小さくなる。この封止は開口部２０の開放端部の閉塞 を助けるものであり、熱、にかわ、エポキシ樹脂、熱活性化接着剤、または他の 接着剤によって実施することができる。 図４〜図６には玩具１０ａの別の構成が示されている。ワイヤ１４ａには、こ の場合、ワイヤ端部にキャップ３２および３４を封止または接着することにより 拡張端部が設けられている。これらのキャップはワイヤナットと同様のものでよ い。別の種類の拡張端部は端部を曲げて環にすることにより作られている。この 構成はまた、中央溝をもつ発泡体小片の（断面が半円形などの）両半分によって 実現することができ、その一方にワイヤ１４ａをはめ込んだ後、それら両半分を 互いに接着すると継ぎ目２０ａが残る。 図７は、ワイヤの発泡体本体端部からの突出を防止するため発泡体本体端部を 閉塞するもう１つの方法を詳細に示している。この方法は、ワイヤが発泡体本体 よりも長いときにワイヤ端部にキャップをかぶせるために用いることもできる。 ワイヤ１４ｂは打ち抜きにより形成可能な拡張端部３５を有している。発泡体本 体１２ｂ中央部の溝２０ｂにワイヤ１４ｂが挿入された後、プラスチック端部キ ャップ３７がワイヤ１４ｂの端部にかぶせられる。キャップ３７は、キャップ３ ７をワイヤ１４ｂの端部に保持するためにワイヤ１４ｂの対応するショルダ３６ にはまり込んで係合するショルダ３８を備えている。 本発明の発泡体組み立て玩具は、１つ以上の事実上無限の形状をとることがで きる。製造にあたっては、押し出し成形可能な形状を選択すると都合がよい。形 状の１つは図８Ａ〜図８Ｄの円形チューブ５０〜５０ｃである。図８Ｂから８Ｄ は、この玩具を屈曲して得られる事実上無限に多数の形状のうち３つを示してい る。同様の図面は、図９Ａ〜図９Ｄの正方形断面をもったチューブ６０〜６０ｃ 、図１０Ａ〜図１０Ｄの三角形断面をもったチューブ７０〜７０ｃ、図１１Ａ〜 図１１Ｄの矩形断面をもった矩形の棒８０〜８０ｃ、および図１２Ａ〜図１２Ｄ の、矩形断面を有し、かつ孔９１などの多くの貫通孔を含む矩形の棒９０〜９０ ｃで あって、それらの貫通孔が、前記チューブ形状の小片をそれらの孔に通すことに よりこの小片をそれらチューブに連結可能にするような棒、に関して示されてい る。 図１３は、本発明による多くの可撓性発泡体組み立て玩具小片で作成された空 想的な組み立て体の図である。矩形の基礎小片１００および１０１は、図示のよ うな貫通孔を有する矩形の棒９０ａおよび９０ｂと、５０ｑなどの円筒形小片を 保持するための孔を備えることができる円盤状小片１０２および１０４と、より 長い円筒形小片５０ｆないし５０ｈと、より短い円筒形小片５０ｉないし５０ｐ と、星形小片１０６と、三角形小片１０８と、そのセットにおける別の小片を受 容して利用者が無数の空想的デザインを創作できるように構成された１個以上の 孔を備えることのできる鋸歯状小片１１０と、を含むその他の小片を支持する円 筒形小片５０ｄおよび５０ｅを支持するための円筒形の孔を備えている。 本発明の特定の特徴は、ある図には示されており、またある図には示されてい ないが、これは各特徴が本発明によるその他の特徴のいずれか、またはすべてと 組合せ可能であるときに限っての便宜上のものである。 他の実施の形態は当業者によって理解されるものであり、以下の特許請求の範 囲内にある。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．第１の直径を有する中央開口部を備えた細長い発泡体本体と、可撓性ワイ ヤであって、該第１の直径にほぼ等しい、すなわち±２０％の第２の直径を有し 、前記発泡体本体の中央開口部に沿って配置された可撓性ワイヤと、該発泡体本 体内での前記ワイヤの保持を助けるための、ワイヤと発泡体本体との間の接着手 段とを含んで成ることを特徴とする可撓性発泡体組み立て玩具。 ２．前記ワイヤが、前記第２の直径よりも大きい第３の直径を有する拡張端部 を含むことを特徴とする請求項１記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 ３．前記拡張端部が前記ワイヤと一体であることを特徴とする請求項２記載の 可撓性発泡体組み立て玩具。 ４．前記拡張端部が前記ワイヤの端部に連結された別の構造であることを特徴 とする請求項２記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 ５．前記構造が前記ワイヤ端部に接着剤で連結されていることを特徴とする請 求項４記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 ６．前記構造が前記ワイヤ端部に封止されていることを特徴とする請求項４記 載の可撓性発泡体組み立て玩具。 ７．前記ワイヤ端部が、前記発泡体本体の端部の前記発泡体本体内において完 全に内包可能な最大円の直径に等しい距離内にあることを特徴とする請求項１記 載の可撓性発泡体組み立て玩具。 ８．前記ワイヤ端部が、前記発泡体本体のいずれかの端部から、前記発泡体本 体の直径または非円筒形発泡体本体内で完全に得られる最大円の直径以下の距離 内にあることを特徴とする請求項１記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 ９．前記ワイヤがアルミニウムであることを特徴とする請求項１記載の可撓性 発泡体組み立て玩具。 10．前記ワイヤがゼロテンパー・アルミニウムであることを特徴とする請求項 ９記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 11．前記接着手段が、熱、にかわ、エポキジ樹脂、熱活性化接着剤、または他 の接着剤を含むことを特徴とする請求項１記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 12．前記発泡体本体が、添加剤を加えたかまたは加えないポリウレタンまたは ポリエチレンから作られていることを特徴とする請求項１記載の可撓性介泡体組 み立て玩具。 13．前記発泡体本体の端部が封止されていることを特徴とする請求項１記載の 可撓性発泡体組み立て玩具。 14．前記ワイヤが、１／３２インチ〜１／２インチの直径を有することを特徴 とする請求項１記載の可撓性発泡体組み立て玩具。 15．前記発泡体本体の端部が、前記ワイヤの各端部にかぶせられたキャップに よって閉塞されていることを特徴とする請求項１記載の可撓性発泡体組み立て玩 具。 16．第１の直径を有する中央開口部と封止された端部とを備えた細長い発泡体 本体と、少なくとも１／３２インチで前記第１の直径にほぼ等しい、すなわち± ２０％の第２の直径を有し、前記発泡体本体内で余すところなくその中央開口部 に沿って配置されるか、または前記発泡体本体のいずれかの端部から、前記発泡 体本体の直径または非円筒形発泡体本体内で完全に得られる最大円の直径以下の 距離内に配置された可撓性ワイヤと、前記ワイヤの両端に固定されているかまた は前記ワイヤの両端と一体である拡張ワイヤ端部と、前記発泡体本体内での前記 ワイヤの保持を助けるための前記ワイヤと前記発泡体本体との間の接着剤とを含 んで成る可撓性発泡体組み立て玩具。 17．第１の直径を有する中央開口部を備えた細長い発泡体形状を押し出し成形 する工程と、可撓性ワイヤの小片を供給する工程と、前記ワイヤまたは前記発泡 体の内側開口部を接着剤で実質的に覆う工程と、前記ワイヤが前記発泡体形状内 に完全に収まるようにワイヤを発泡体形状の前記中央開口部内に挿入する工程と 、前記発泡体形状内での前記ワイヤの保持を助けるために前記発泡体形状の端部 を閉塞する工程とを含む可撓性発泡体組み立て玩具の製造方法。 18．前記ワイヤが、１／８インチ〜２インチだけ前記発泡体形状よりも短いこ とを特徴とする請求項１７記載の方法。 19．前記発泡体形状内への挿入前に前記ワイヤ端部を拡張する工程をさらに含 む請求項１７記載の方法。 20．前記拡張ワイヤ端部が、前記ワイヤをその端部において球状にすることに よって形成されることを特徴とする請求項１９記載の方法。 21．前記拡張ワイヤ端部が、前記ワイヤの端部に拡張構造を固定することによ って形成されることを特徴とする請求項１９記載の方法。 22．前記拡張ワイヤ端部が、前記ワイヤの端部を曲げて環にすることによって 形成されることを特徴とする請求項１９記載の方法。 23．前記発泡体形状の端部の閉塞が、前記ワイヤを前記中央開口部内に挿入し た後に、発泡体形状の中央開口部よりも大きいキャップをワイヤの各端部にかぶ せることによって達成されることを特徴とする請求項１７記載の方法。 24．前記接着剤が熱活性化接着剤であり、前記方法が、前記ワイヤを前記中央 開口部内に挿入した後に熱気または高周波誘導により接着剤を活性化する工程を さらに含むことを特徴とする請求項１７記載の方法。