JPH10500767A - 干渉計測装置 - Google Patents

干渉計測装置

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JPH10500767A JP7519189A JP51918995A JPH10500767A JP H10500767 A JPH10500767 A JP H10500767A JP 7519189 A JP7519189 A JP 7519189A JP 51918995 A JP51918995 A JP 51918995A JP H10500767 A JPH10500767 A JP H10500767A
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Abstract

(57)【要約】 第一の波長測定で1番目の光線を基準路から基準の反射器に沿って映し、第二の波長測定で測定経路から測定反射器に沿って二番目の光線を映し出す新しく改善された干渉計測システム。更に、基準反射器から反射された1番目の光線と、測定反射器から反射された二番目の光線との間で造られる干渉パターンの測定反射器の位置の移動を決定する機能も備えている。そして、測定反射器の位置の移動を測ると同時に、測定経路中の空中妨害を測定することもできるシステムである。

Description

【発明の詳細な説明】 干渉計測装置 発明の背景 本発明は干渉計に関わり、とくに干渉計測の精度を向上させる方法および装置 に関る。 一般に干渉計は、可動測定鏡の第2の静止基準鏡に対する位置変化を測定する 。この測定を行なうために、光源が光線を発生し、その光線の一部が基準鏡に反 射され、同時に一部が可動測定鏡に反射され、そのこれら2台の鏡から反射され た光は、その後結合される。仮に一方の鏡が他方の鏡に対して位置を変化させる と、結合された光線の強度は、その光路からの反射光が交互に強めあう干渉と弱 め合う干渉を繰り返すのに対応して、周期的に増減する。この強めあう干渉と弱 め合う干渉はこの2本の光線が、同相になり、その後位相がずれることによって 引き起こされる。波長半分毎の鏡の移動により、1波長分の光学通路変化が起き 、よって光の強度さの完全な一周期が起きることになる。周期変化の回数が、可 動測定鏡が移動させた波長の数を表すことになる。よって、最も暗い状態から最 も明るい状態を繰り返す光の強度周期を数えることによって、可動測定鏡の位置 変化が波長の整数として推定できることになる。 しかしながら、可動測定鏡の正確な位置変化測定には、干渉計が可動測定鏡の 位置を数分の1波長の精度で検出する必要がある。理論的には、これは2本の光 線の位相差を測定し、この位相差を数分の1波長に変換すれば達成できる。従来 の装置では、2本のコヒーレント光線の位相差の測定を、これらの結合光線の強 度を測定することによって実行していた。この測定強度はこの2信号間の強めあ う干渉と弱め合う干渉の度合を表し、またこの干渉の度合はこの2信号間の位相 角の尺度になる。つまり、これらの従来の装置では、結合光線の信号の振幅を測 定し、測定された振幅を信号間の位相差に関連づけている。 また、これらの従来の装置は、理論的には正しい位相差測定方法を提供してい るが、実際には信号の振幅を2本の光線の位相差に関連づけるのは困難であった 。 とりわけ、可動測定鏡、静止基準鏡、および干渉計のその他の光学部品が、雑音 を発生し、結合した信号の振幅に影響を与えることがある。その結果、測定され た振幅が、結合した信号の実際の振幅に不完全に関連づけられ、計算された位相 差が不正確にもなり得る。 別の方法としては、干渉計にヘテロダインレーザー光源を使用することもでき る。ここで「ヘテロダインレーザー」とは、周波数が極めて近接し(例えば1か ら20MHzの間周波数差またはうなり周波数)、直交に偏光した少なくとも2 本の光線を発生するレーザーのことを言う。偏光を感知できるビームスプリッタ ーが、複数光線のうち一本を測定光学通路に沿って測定鏡に向け、別の一本を基 準光学通路に沿って基準鏡に向け。ヘテロダインセンサーが2台の鏡から反射さ れた光を結合し、うなり周波数を検出する。測定鏡が静止している限りは、うな り周波数は固定している。しかし、もし測定鏡が動くと、ドップラー効果によっ て、うなり周波数の予測できる変化が起る。うなり周波数の回数の変化が直接的 に測定鏡の位置変化を表している。よって、このヘテロダイン干渉計は、基準鏡 に対する測定鏡の位置変化を正確に測定できることになる。 過去10年程の間に、干渉計は集積回路の製造に重要な役割を担ってきた。集 積回路チップの大量生産の基本となる道具は、リソグラフィックステッパーであ る。集積回路の製造において、基板を可動載物台の上に載せる工程がある。リソ グラフィックステッパーは、その載物台を高性能画像投影装置の下に位置決めを 行なう装置である。干渉計は載物台の位置を感知し、リソグラフィックステッパ ーを制御するために使用される。よって、集積回路製造者が基板上に形成される 回路の寸法を縮小しようと試み、また許容される設計誤差が少なくなれば、干渉 計によるリソグラフィックステッパー制御はそれに対応した高い正確さを要求さ れることになる。 干渉計による上記の位置決め制御での精度は、レーザー、光センサーなど様々 な光学部品の設計上の技術的進歩によりかなり向上した。しかしながら干渉計の 性能は、測定光学通路および基準光学通路上の空気外乱による光学距離の変化に よって制限を受けている。こうした空気外乱は基準光学通路に関しては、基準鏡 を含む干渉計部分を真空室に囲い込むことにより容易に制御できる。しかし載物 台本体に備え付けられた可動測定鏡を含む装置全体を囲い込むことは、非常にコ ストがかかるのが現状であった。 この問題を解決するために、従来の装置では空気状態の変動を感知するセンサ ーを使って光学距離の変動の補正を試みている。しかしながら、こうした方法で は使用されるセンサーを、主測定値の質に影響を与えずに測定光学通路に直接に 位置させることが出来ないため、満足いく効果は得られなかった。 よって本発明の一つの目的は、空気外乱による光学距離の変化を直接測定でき る能力を備えた干渉計を提供することである。 本発明の他の目的は、光学通路上の空気外乱による測定誤差を補正できる干渉 計を提供することである。 本発明の別の目的は、可動測定鏡の第2の静止基準鏡に対する位置変化を測定 しつつ、空気外乱による光学距離の変化を直接測定できる能力を備えた干渉計を 提供することである。 本発明のさらに別の目的は、信号雑音に対する感度を低下させ、測定に必要な 光学部材の部品数を少なく出来る、2本の間の位相差を測定するコヒーレント光 線干渉計を提供することである。 上記以外の本発明の目的は、以下の記述から明らかにされる。 発明の概要 前述の目的はこの発明によって達成される−−実用化の一例では、この発明が 基準反射器に対する測定反射器の位置移動を察知する改良された干渉計測システ ムの実現である。望まれる実用例によると、そのシステムは基準経路から基準反 射器に沿って基準光線を映し出す光的要素を含む第一レーザー源からなる。その 第一レーザー源は測定経路から測定反射器に沿って測定光線を映し出す光的要素 も含んでいる。そのシステムで、基準反射器から反射された第一光線と測定反射 器からの第二光線の間で造られる干渉パターンからの基準反射器を基準として、 測定反射器の位置移動の第一測定を測定する。そのレーザー源は単一周波又はヘ テロダイン式レーザーのどちらかを用いることが出来る。 発明の実用化によると、そのシステムは更に第二レーザー源、センサー、そして エラー補正回路も備えている。第二レーザー源は第一検出波長で第一検出ビーム を映し出し、測定経路に沿って第二検出波長で第二検出ビームを映し出す。セン サーは、第一検出ビームによる測定反射器からの第一反射検出ビームと第二検出 ビームによる測定反射器からの第二反射検出ビームの間の位相差を測定する。こ れら二つのビームの間の位相角の違いは、測定経路上の空中妨害の代表である。 エラー補正回路は検出空中妨害から起こる干渉計測のいかなるエラーを補正する 。 前述の通り、基準及び測定ビームを映し出す光要素からなる第一レーザー源は、 ヘテロダインレーザー源も含む。従ってその基準ビームと測定ビームは、直線に 分極しお互いに直交する。後続の実用例では、この干渉計測システムは、第一反 射光線と第二反射光線間の周波の違いを察知することによって、測定反射器の位 置移動を測定する。 第二レーザー源はダイオードレーザー、その他の固形体レーザー又はガスレーザ ーを、検出ビームを発生させるために要する。望まれる実用例によると、第一検 出ビームの波長は測定ビームの波長、基準ビームの波長の何れとも実質的には異 なる。第二レーザー源は、第二検出ビームを発生させる第一検出ビームの波長を 高めるための第一波長移動装置も要する。後続の実用例によると、この波長移動 装置は第一検出ビームの波長を二分して第二検出ビームを発生させる。 発明の望まれる実用では、このシステムはいずれか又は全ての測定ビーム、基準 ビーム、そして検出ビームを各々の経路に沿って映し出す光回路を繰り返し要す る。 位相差測定のためのセンサーはビーム分割器、第二波長移動装置、そして写真感 光検出器を含む。ビーム分割器は第一光経路から第二波長移動機に沿って第一反 射検出ビームを導く。ビーム導波機は第二光経路から写真感光検出器に沿って第 二反射検出ビームを導く。第二波長移動装置は、第一検出波長が、第二検出波長 と実質的に同じになるように波長を移動させる。写真感光検出機は、第一反射ビ ームの周波が変化した後に、第一反射ビームと第二反射ビーム間の位相角を判別 する。 発明の後続の実用例によると、センサー内の多くの部品は温度補正を形成する。 温度補正は方解石からビーム分割機を建設し、アルミニウム板に部品を設置して いくことで可能になる。このようにして、一定の温度変化に比較的鈍感なセンサ ーを示すために、方解石の屈折率の温度指数とアルミニウムの熱膨張率のバラン スを取る。 別の実施例によると、この発明は、実際には同じ周波で振動する二つの干渉性の ビームの間の位相差を測定するセンサーを備えている。普通そのセンサーには位 相変調機、ビーム結合機、検出機、そしてデータ処理装置が含まれる。位相変調 機は最初の干渉性ビームと位相変調されたビームと共に光通信へと処理され、結 合ビーム信号を発生させるために二番目の干渉性ビームと共に、位相変調信号と 結合するように順応される。検出機機能は結合信号の強さを測定し、データ処理 装置は、前述の結合ビーム信号の倍音部分の振幅を現す振幅値の強さからデータ を決定する。データ処理装置は、二つの干渉性のビーム間の位相差の信号の典型 である振幅の機能としてデータを決定する。 この発明によって造られるセンサーの重要な点の一つは、実際には同じ周波の二 つの干渉性光と共にそのセンサーは機能することである。従ってそのセンサーは 、単一の周波の光を作動させる干渉性光源を含む干渉計測器として成り立つので ある。このように、このセンサーはレーザーダイオード要素のような、安価な単 一周波レーザーを用いることが出来る。 位相変調機は変調光学、ラジオやその他の電磁エネルギーの波長に利用すること が出来、コイルの中にと得る干渉性ビームの位相を調整するために圧電結晶をコ イルに通しコイルを拡大させた光的繊維コイルとしてだけでなく、干渉性ビーム の光的経路調整のための移動式ミラー要素を組み入れることもできる。 データ処理装置は、フーリエ変圧機能の倍音部分の振幅を決定する信号処理要素 を含むことが出来る。データ処理装置は、二つのビーム間の位相差を決定する倍 音部分の振幅を対照する。 この発明で前述の目的は、第二干渉性ビームと位相変調干渉性ビームを結合し、 その結合ビームの強さを測定する干渉計測センサーにより実現される。その測定 された強さは、結合ビームの二つ又はそれ以上の倍音部分を決定するのに用いら れ、二つの信号間の位相遅延はこれらの倍音部分により決定される。 この発明のその他の実用例によれば、いくつかの手だてや方法を基準経路と測定 経路両方に沿って起こる空中妨害を測定する干渉計測システムを改善するために 用いることが出来る。その例の一つとしてある実用例によれば、干渉計測システ ムは基準経路に沿って第一検出ビームを、そして測定経路に沿って第二検出ビー ムを映し出す事が出来る。このシステムは、第一検出ビームの基準反射器から反 射光線と第二検出ビームの測定反射器からの反射光線の間に出来る干渉パターン からの基準反射器に関しての測定反射器の位置移動の第二測定を決定するセンサ ーを含む。このシステムは又、第一測定と第二測定を比較することにより、空中 妨害からのエラーを決定するデータ処理装置を含む。 このようにこの発明によって、空中妨害から起こるエラーを検出する為に、更に 改善された干渉計測システムが実現したのである。 図面の簡単な説明 本発明の内容をよりよく理解するため、以下の発明の詳細な説明および図面を 参照すべきである。 図1は、空気外乱補正ネットワーク104を含んだ本発明の一実施例の干渉計 測装置の略ブロック図である。 図2は、図1に示した形式のコーナーキューブおよび偏光感知ビームスプリッ ターを表した斜視図である。 図3は、図1に示した形式の典型的な特注4分の1波長菱面体の略図である。 図4は、菱面体の相リターデイションと波長特性の関係を示したグラフである 。 図5は、光の波長と空気の屈折率の関係を示したグラフである。 図6は、図1の第2高調干渉センサーをさらに詳しく示したブロック図である 。 図6Aは、2本の結合した光線間の位相差を測定するための干渉センサーの機 能ブロック図である。 図6Bは、機能ブロック図6Aの実施例よる高調波干渉センサーの1つの実現 されたものの詳細なブロック図 図6Cおよび図6Dは、図6Bで示した高調波干渉センサーに関しての信号処 理プロセスを示したフローチャートである。 図7Aは、図6に示したマッハ‐ツェンダー集成装置の代替構成を示す略ブロ ック図である。 図7Bは、図7Aの集成装置で光線の空気外乱を最小限にするため利用される チャンネルを示す断面図である。 図8Aは、無圧力台の側面図である。 図8Bは、図8Aの無圧力台の上面図である。 図9Aは、固定取り付けの側面図である。 図9Bは、固定取り付けの上面図である。 図10Aは、気密チャンバの側面切り欠き図である。 図10Bは、図10Aの気密チャンバの側面切り欠き図である。 図11は、図1の光線誘導光学装置の代替構成を表す略ブロック図である。 図12は、単一のヘテロダインレーザーを使用した、空気外乱補正ネットワー クを含んだ干渉計測装置を表す略ブロック図である。 図13は、二つのヘテロダインレーザーを使用した、空気外乱補正ネットワー クを含んだ干渉計測装置を表す略ブロック図である。 図14は、二つのヘテロダインレーザーを使用した、空気外乱補正ネットワー クを含んだ干渉計測装置を表す略ブロック図である。 図15は、集積回路製造用の装置に組み込まれた、本発明の干渉計測装置を表 す略ブロック図である。 発明の詳細な説明 図1は、空気外乱補正ネットワーク104を含んだ本発明の一実施例の干渉計 測装置100の略ブロック図である。干渉計測装置100は、例えばヘテロダイ ンまたは単一周波数干渉計で構成することが出来る。図1に示されているように 、干渉計測装置100は、機能的には測定ネットワーク102および補正ネット ワーク104に分割されている。測定ネットワーク102は、測定鏡120位置 の基準鏡125の静止位置に対する変化を測定する。補正ネットワーク104は 測定光線通路110に沿った空気外乱により発生する測定光線通路110の距離 の変化を検出する。本発明の一実施例によれば、センサー128からの位置情報 とセンサー138からの補正情報は、例えばリソグラフィックステッパー位置制 御装置に送られ制御装置139の作動を向上させる。 測定ネットワーク102は、レーザー光源106と、測定光線通路110に沿 って測定光線を投影するために必要な光学要素、および基準光線通路112に沿 って基準光線を投影するために必要な光学要素を含む。本発明の好適な一実施例 によれば、レーザー光源106はヘテロダインレーザーであり、別の一実施例に よれば、レーザー光源106は単一周波数レーザーである。 測定ネットワーク102がヘテロダインレーザーである場合は、作動中は波長 λ1(周波数f1に対応する)を持つ測定光線105および波長λ2(周波数f 2に対応する)を持つ基準光線107を鏡114を通って偏向を感知できるビー ムスプリッター116に投影する。ビームスプリッター116は、レーザー光源 106から投影された上記の直交に偏光した2本の光線を感知し(つまり、それ ぞれの光線がS偏光か、P偏光している)、測定光線105を4分の1波長菱面 体118を通し、測定光線通路110に沿って位置可変測定鏡120に向ける。 同じ様に、ビームスプリッター116は、基準光線107を4分の1波長プレー ト124を通し、基準光線通路112に沿って位置固定測定鏡126に向ける。 本実施例によれば、ヘテロダインレーザー106はまず測定光線105をP偏光 させる。一方、別の構成では交互偏光方式を採用できる。同様に、基準光線10 7はS偏光される。基準鏡126および測定鏡120はそれぞれ基準光線107 および測定光線105をヘテロダインセンサー128に反射して戻す。ヘテロダ インセンサー128は反射した測定光線105と反射した基準光線107を結合 して、この2本の光線のうなり周波数を表す電気信号127を発生する。プロセ ッサー129はうなり周波数の変化を測定鏡120の変化に対応させ、その変化 を示す信号125を発生する。信号125はデジタルでもアナログ信号でもよく 、図12に示す様にリソグラフィックステッパー載物台の位置決めの為に、制御 装置139の入力としても使用できる。鏡126と120が正確に位置合わせさ れており、反射した測定光線105と反射した基準光線107のうなり周波数( つまり、測定光線105と反射した基準光線107の周波数の差)はヘテロダイ ンレーザー106のうなり周波数に正確に一致する。しかし、周知のようにドッ プラー偏移により、うなり周波数は測定鏡120の動きに対応して変化する。ネ ットワーク102の正確さをさらに高めるために、第2ヘテロダインレーザー1 (図示せず)を含めて測定光線105と反射した基準光線107のうなり周波数 を、これらの光線がビームスプリッター116に繋げられる以前に、測定させて もよい。このうなり周波数測定はヘテロダインレーザー106の周波数変動を補 正する基準点として使用される。 レーザー106が単一周波数レーザーであれば、干渉計測装置100は実質的 に同様の作動を行なう。ただし、センサー128は非ヘテロダインセンサーに置 き換えられる。更に詳しく説明すると、鏡126と120からの反射光が、セン サー128で再結合され、そのセンサー128が、鏡120が動くにつれて交互 に強めあい、弱めあう干渉を行なう、鏡126と120反射した光に対応して変 化する直流信号127を発生する。プロセッサー129はその直流信号127を 測定し、鏡120の移動を判断する縞図を数える。他の方法としては、光線10 8を偏向してもよい。この場合、偏光面はビームスプリッター116に対し45 度の角を保ち、光線108の半分を通路112に沿って、もう半分を通路110 に沿って反射させる。 ドップラー偏移の効果は測定光線105を測定通路110に沿ってくり返し反 射させ、および/または基準光線107を基準通路112に沿ってくり返し反射 させて増幅できる。この目的で、測定ネットワーク102はコーナーキューブ1 30を備えている。後に図8に関して説明するように、このくり返し反射を行な うために他の構成を採用してもよい。 図2はコーナーキューブ130およびビームスプリッター116が、反射した 基準光線107に結合させられる前に測定光線105を測定通路を複数回通過す ることを共同して可能にしている状態を表した斜視図である。図2のPおよびS は測定光線105の様々な光学通路に沿った偏光を示している。まず、コリニア PおよびS光線は、光路150に沿ってビームスプリッター116に向かう途中 で鏡114を通過する。ビームスプリッター116は、P偏向した測定光線10 5を、光路152に沿って4分の1波長菱面体118を通し測定鏡120に向け る。測定光線105が菱面体118を通過する際、菱面体118は測定光線10 5を回転させて円偏光させる。すると測定鏡120は、測定光線105を、光路 152に沿って菱面体118に戻す。偏光ビームスプリッター116による反射 の後、この光線は光路154に沿って進行し、逆反射器130によって反射され 、光路156に沿って戻り、再度ビームスプリッター116による反射を受け光 路158を進行する。次ぎに、菱面体118は、光線105を回転させて円偏光 させる。測定鏡120は再度、測定光線105を光路158に沿って菱面体11 8を通過して反射し、P偏光させ、ビームスプリッター116を通過させる。よ って、測定光線105がビームスプリッター116から測定鏡120に到達し、 再度戻るごとに菱面体118は、光線105を回転させて円偏光させる。 光線105がP偏光されるのに応じて、ビームスプリッター116は光線10 5を鏡114に光路160に沿って繋げる。こうして、反射した基準光線107 に結合される前に光線105が測定光路を横切る。 図1の102に示したヘテロダイン干渉計測ネットワークは従来から知られた 装置である。詳しい説明は、米国特許番号第3、379、280号、米国特許番 号第4、883、357号を参照すればよく、その教示内容が本明細書にも反映 されている。 ネットワーク102の光学部材はヘテロダイン光線108の波長において、ま た同時に検出光線142および144の波長において高性能を発揮するようなも のを選択できる。例としては、透過性部材を使用し、全ての周波数において効果 的な透過性を得ることが出来る。さらに、4分の1波長プレート124および菱 面体118は、全ての周波数において正確な位相遅れが達成できる。ただし位相 遅れの正確さは全ての周波数において同一である必要はない。これを達成するた め、その偏光特性により広い波長域に亘って正確な分離を行なう方解石で構成し たビームスプリッターが使用されている。同様に、4分の1波長菱面体は色消し 波リターデイションを行い、色消し特性を持つ特別設計の4分の1波長プレート も使用されている。 ネットワーク102で使用されている部材は、この技術分野では周知のもので ある。例として、ヒューレッドパッカード社ヘテロダインレーザー106は55 17B型のレーザーヘッドであり、ヘテロダインセンサー128は10780F 型のリシーバーである。ビームスプリッター116は、カールランブレヒト社製 のMGTYB20UV偏光器、反射器は122および130は、カールランブレ ヒト社製のそれぞれ01PQA002直角プリズムとWPQC4−12−Vであ る。4分の1波長菱面体118は、図3に略図で示した特注の4分の1波長プレ ートである。菱面体118の相リターデイションと波長特性の関係は図4にグラ フで示してある。 一般的には、測定ネットワーク102、基準光路112は真空室などに囲いこ まれて内部環境を管理してある。しかし、上述したように測定路110はそれ程 容易には管理できないので、測定路110に沿った媒体の経時変動分散性により 干渉計測装置100の誤差の原因になる。この誤差を最小限にするために、干渉 計測装置100は補正ネットワーク104を備えている。 光路の経時変動分散性がその光路に沿った屈折率nによる変化によることは良 く知られている。さらに媒体の屈折率がその媒体を通過した光線伝播の波長λに 依存して、予測可能な様態で変化するのも周知の事実である。空気波長に関連し た屈折率の変化は、コーシー関係で表すことが出来る(例えば光の波長と空気の 屈折率)。 図5は空気のコーシー関係を図示している。図5に示したように、266nm の波長を持つ光線に対して、空気の屈折率は約1.0+2971x10-7である 。同様に、532nmの波長を持つ光線に対して、空気の屈折率は約1.0+2 774x10-7である。上述したように、光路長lはnに正比例的に変化し、そ し てnはλと共にに変化するので、光路長lは、以下の式のようにλと共に変化す る。 上記の式でloは真空中で測定した光路長で、nは空気の屈折率、ρは空気密 度である。よって、20cm以上の空気中の光路では、空気の屈折率における約 2.0x10-5の差は、266nmの波長を持つ光線および532nmの波長を 持つ光線で見られるように、4μmの光路差を産み出す。 さらに、小規模の空気外乱は、局地環境の温度不均一性および空気流の不規則 性により、空気ρの局地密度を変化させる。図5に示す様に、532nmの波長 を持つ光線に対して、1%のρの変化が約2.8x10-7の屈折率の変動となる 。よって、単一の波長測定に関する20cm以上の光路では、変動はおよそΔn lo=56となる。図5にあるように、266nmの波長を持つ光線と532n mの波長を持つ光線には、約2.0x10-5の空気の屈折率の差がある。よって 20cm以上の乱気流光路では、0.1%の密度変動が、266nmの波長を持 つ光線と532nmの波長を持つ光線間に、さらに約4nmの光路長の差を産み 出す。屈折率と波長の関係が分かっているので、もし両方のレーザー光線が同じ 光学路を横切ると、空気外乱に夜光学路の差を除外できる。これにより、空気作 用による光路長の変化が直接且つ迅速に測定できる。本発明によれば、ネットワ ーク104はコーシー関係を利用して、光路110に沿った空気の外乱の作用を 測定する。補正ネットワーク104はレーザー光源134、周波数2倍器136 、およびセンサー138を備えている。センサー138からの出力149は、図 10の724に示されている載物台駆動モータの様な制御装置139に繋げるこ とが出来る。 作動時には、レーザー光源134が、ヘテロダイン光線108とは波長の異な る単一の偏光したレーザー光線140を発生する。ビームスプリッター109は 光線140をを周波数2倍器136に向け反射する。周波数2倍器136は、非 線形光学物質で構成されており、レーザー光線140の周波数を2倍にし、26 6nm(UV)の波長を持つ2倍にされた検出光線142と532nm(緑)の 波長を持つ2倍にされていない検出光線144を鏡114を通ってビームスプリ ッター116に送る。さらに精度を増すには、レーザー光線140だけでなく、 ヘテロダインレーザー光線108を周波数2倍器136を通過させてもよい。 ビームスプリッター116は検出光線142と検出光線144を、4分の1波 長菱面体118と測定光線通路110経由で測定鏡120に繋げる。測定光線1 05と同様に、コーナーキューブ130は、ビームスプリッター116と共同し て検出光線142と検出光線144が、ビームスプリッター116と鏡120の 間を複数回反射されるようにする。測定光線通路110に沿って予め定められた 回数の通過後、ビームスプリッター116は反射された検出光線146と検出光 線148を鏡114および鏡132経由でセンサー138まで繋げる。 本発明の好適な一実施例によれば、センサー138は第2高調干渉センサーで ある。センサー138は、反射した検出光線146と148の位相差を測定する ことにより、測定光線通路110に沿った空気外乱の影響を計測する。真空中で は、検出光線146と148は等しい光路に沿って移動するので、検出光線14 6の周波数が2倍化され検出光線148の周波数と等しくなれば、これらの2信 号は同相のはずである。しかしコーシー関係から予想できるように、異なる波長 の信号は、特定の媒体を通して伝播する際には異なる分散特性を示す。つまり、 特定の媒体の屈折率は、その媒体を横切る素の信号の周波数に応じて変化する。 さらに特定の媒体の屈折率は、温度、気圧、湿度などの待機の状態に応じても変 化する。 検出光線146と検出光線148は空気中を伝播するので、検出光線146が 2倍化された後は予想できる程度だけ位相がずれているはずである。しかし、空 気外乱が測定路に存在すれば、検出光線146と検出光線148は、さらなる屈 折率の違いを生じ、結局さらに位相差を生じることになる。空気のような特定の 媒体の屈折率は、伝播波の波長に応じて周知のパターンで変化するので、第2高 調干渉計が検出光線146と検出光線148の間の位相差による空気外乱の影響 を測定できる。 図6は、図1の第2高調干渉センサー138をさらに詳しく示したブロック図 である。作動中は、2倍化された検出光線148と2倍化されていない検出光線 146は、ビームスプリッター300によって分離される。ビームスプリッター 300は検出光線148を鏡308に向け反射し、検出光線146を鏡306に 送る。鏡306は、検出光線146をビームスプリッター302経由で周波数2 倍器310に反射する。周波数2倍器310は検出光線146の周波数を、周波 数が検出光線148の周波数と実質上同じになるように偏移し、変移された光線 314を検出器312に繋げる。鏡308は光線148を、ビームスプリッター 302、周波数2倍器310、ビームスプリッター304経由で検出器312に 繋げる。検出器312は、光線314と光線148を再結合して干渉信号318 を発生する。この干渉信号318は、光線314と光線148の位相差を示すも のであるから、測定路110の空気外乱による干渉測定の誤差を示すものでもあ る。 圧電変調器316(PZT)は光線148によって測定された光路の長さに正 確に調整するために使用する事ができる。例として、148は低い直流電圧(例 えば100V)によって作動され光線148及び314を位相同調させる。光線 148と314が同調しているところで、干渉信号318は極大になる。基準光 路110に沿って気圧の僅かな変化が起こるにつれて、2本の光線314と14 8の位相が変化する。光線314と148が位相からずれるにつれて、信号31 8の強さは小さくなる。一実施例によれば、信号318は直流起動電圧の制御の ために316へ戻され、そうすることで信号318は極大に保たれる。光線14 8と318を同調状態に保つために必要な直流電圧は2つの信号148と314 の間の位相角に関連し、したがって、その電圧は大気の乱れによる基準光路11 0の長さの変化を測る1つの正確な物差しを提供する。 別の方法として、PZT316は正弦波信号δ(t)によって起動し、光線1 46に位相変調をもたらす。この場合、光線148と314からの光は干渉を受 け、検出器312(カナダのEG&Gオプトイレクトリック社製の#UV100BGモ デルのような)に繋がれる。そして電気的出力信号318は標準的な増幅器 313(EG&Gプリンストン・アプライド・リサーチ社製の5113モデルのよ うな)によって増幅される。 変調された干渉信号320の時間で変動する強度は、かくして次式によって与 えられる。 上記の式において、I1とI2はそれぞれ光線148と314からの発光である 。ψは光線148と314との間の位相差であり、δ(t)は、PZT316に よって引き起こされた光線148の一時的位相変動を表す。仮にその一時的な変 調が正弦波であれば、したがって: ここでAは、一時的変調の振幅を表す。上記の2式を結合すると、I(t)は 次式によって与えられる: 正弦波の余弦波と、正弦波の正弦波はベッセル関数の連続へ拡大して行くこと ができる。そこで次式を得る: 上記の式は干渉信号320を表し、その信号はδ(t)の高調関数の連続から なっている。プリンストン・アプライド・リサーチ社製の5209モデルのよう な内蔵型の増幅器は、正弦波の変調を処理でき、特定の周波数における変調の振 幅を与える。したがって、信号320を幾つかの増幅器322、324、326 につなぐことによって、H1,H2,H3が次式のようにあたえらる: 上記の式においては、H1,H2及びH3はそれぞれδ(t)の第1高調波、第2 高調波及び第3高調波である。 第1と第2高調波の等式を結合すると正接(ψ)は、次式によって与えられる : そしてφは、次式によってあたえられる: もし(A)が一定ならば、ベッセル関数は既知の値であり、位相ψはだだ一つ に決定される。さらに、たとえ(A)が一定でなくても、しかしその範囲は限定 されるが、(A)の値は第1と第3高調波との比率若しくは第2と第3高調波と の比率から決定することができる。この場合は以下になる: 本等式は、(A)がベッセル関数の比率参照表から決定することができる。( A)が決まれば、位相差ψは上記の等式に代入することによって見つけることが できる。 図6Aは、2本の結合した光線間の位相差を決定するための干渉器センサー1 38の2番目の実施例の機能ブロック図である。図6Aの干渉器センサーには、 2つのレンズ要素360、1つの光位相変調器362、1つの光線結合器364 、検出器要素366、1つのDSPデータプロセッサー368及び信号発生器3 70が含まれる。図6Aが示されセンサーは2本の結合された光線372と37 4を受ける為に装備されている。その2本の光線はψの相対的な位相の遅延によ って分離され、各光線は実質的に同じ周波数ωで振幅する。図で示された例では 、光線374は、光線372に対してψの相対的な位相遅延があることを示して いる。しかしながら、当業者にとってみれば、この位相遅延はどちらか一方の信 号かまたは両方の信号の一部分として表われている事は明らかに違いない。 各光線372と374は、それぞれのレンズ要素360によって集められて1 本の光繊維又は繊維光ケーブルにつながれ、センサーへと伝達される。光線37 2は直接、光線結合器要素364に届く。光線374は、光位相変調器要素36 2に入る。そしてそこで信号発生器370によって生じた信号に従って、その光 線は変調される。上記説明のごとく、光位相変調器362は、一時的に光線37 4を位相変化させる。信号374に加えられた一時的な位相変化は正弦波位相変 化であり、2つの信号間での干渉を増減するように2本の光線の間の位相を断続 的に変化させる。その追加された位相変化は、光線374をその2分の1波長に 通じたように、変化させ得る。そしてそれによって2本の光線間の位相関係を1 完全サイクルを通じて変化させる。こうして、検査器要素366で結合光線を変 調させ、光線が位相からずれたり、同調したりするにつれて断続的に変化する強 度が作られる。検出器要素366は結合光線の強度を測定し、DSPデータプロ セッサー368へ送られる干渉信号318を発生させる。DSPデータプロセッ サー368は、光線374の位相変調を検出するために信号発生器370へつな がっている。以下にさらに詳しく説明されるように、DSPデータプロセッサー 368は光線372と373との間の相対的な位相遅延、ψ、を表す位相差信号 376を発生させる。光学的には、DSPデータプロセッサーはまた結合光線の 高調波部分の振幅を表す振幅信号378を発生させる。 図6Bが表しているのは、機能ブロック図6Aに従って作られた高調波センサ ーの1つの実現されたものの詳細なブロック図であり、そしてそれは例えば図1 の装置100に適用可能である。図6Bでは、センサー138は、交流/直流変 電機350とDSPデータプロセッサー352が含まれている。交流/直流変電 器350とDSPデータプロセッサー352は、図6に描かれている内蔵型の増 幅器の電子的構成にとって代わる。交流/直流変電器350とDSPデータプロ セッサー352はデジタル信号処理ユニットを作ることができ、そのユニットは 光線314と148との間の位相差を計算するために前値増幅器により強度が増 幅された信号を処理できる。 図6Bで表されている実施例では、干渉信号318は図6に関連して上述され ているように発生している。特に、周波数2重反射検出光線148と検出光線1 46はビームスプリッター300で分離される。この分離機は、光線148を反 射鏡308に反射させ、反射鏡306に光線146を通す。光線146と148 は上述のようにセンサーを通り、検出器312へと投じられる。検出器318は 光線148と314とを再結合し、光線148と314の間の位相差を示し、か くして基準光路内の大気の乱れによる干渉器測定における誤差を表しながら、干 渉信号318を発生させる。干渉信号318は前値増幅器へ伝えられる。 図6Bに表された実施例において、前値増幅器313は電子回路の中で交流/ 直流変電器350につながれ、この変電器は電子回路の中でDSPデータプロフ ェッサー352につながっている。この変電器350はアナログ電子データを標 本にするために装備された普通のアナログ/デジタル変換器でも有り得る。また 、この変電器350は標本化されたアナログ信号の電圧振幅を示すデジタルデー タ信号を発生させる。このような変換器の製作は、電子光学の業界ではよく知ら れている、そして適当な変換器は市販されている。本発明の1つの実施例では、 交流/直流変電器350とDSPデータプロセッサーはデータ処理回路盤の部品 として結合されている。例えば、バーナビー、B.C.のスペトラム・シグナル・ プロセシング・コーポレーションから市販されているデジタル信号処理板のよう なもの。 図6Bに示されているDSPデータプロセッサー352は、光線148と31 4の間の位相差を決定するためにデジタル信号356を処理するのに装備された データ処理ユニットである。既に述べた実施例では、DSPデータプロセッサー 352はマサチューセッツのアナログ・デバイス社製のADSP21020のよ うなデジタル処理回路であり、それはフーリエ変換のような信号処理機能を実行 するための基板上の機能性を併せ持つ。しかしながら、電子工学と信号処理の当 業者には明らかな事であるはずであるが、DSPデータプロセッサー352は主 要処理ユニットとプログラムユニットをともに併せ持ったタイプの普通のデータ 処理ユニットでも有り得る。外のデータプロセッサーは本発明の範囲から外れる 事なく実施することができる。 作動時には、センサー要素138は、結合光線の一方を正弦波的に変調させて 1つの位相変調信号を発生させる。位相変調信号は、2番目の光線と結合して正 弦波的に変化する強度をもっている1本の光線を発生させることができる。検出 器要素312はこの正弦波的に変化する強度を測定でき、干渉信号318を発生 させることができる。既述の実施例では、正弦波的に変化する干渉信号318は 使用者が選択するゲインがある前値増幅器へ送られる。最も一般的には、そのゲ インは信号318を増幅して、交流/直流変換器350による処理に適当な水準 まで引き上げる為に装備されている。その交流/直流変換器は、増幅された信号 354を標本にしてデジタル信号356を発生させる。交流/直流変換器は強度 信号354を十分に高率で標本とし、信号のより高度な種類の周波数部分の標本 を得ている。一つの実施例では、交流/直流変換器が24kHzの周波数を補足 するのに48kHzの周波数を標本としている。デジタル信号356は、後に詳 説されるように、2本の結合した光線の間の位相差を決定するためにデジタルデ ータを処理するDSPデータプロセッサー352へ伝えられる。 図6Bに示される実施例では、光学位相変調器が、PZT316へ機械的に結 合されている鏡306を含み、正弦波信号δ(t)で駆動され、光線146を一 時的に位相偏移を行なう。この場合、光線148および314からの光は干渉さ れ、検出器312つながれる。電気出力信号318は標準的な増幅器313で増 幅される。前値増幅器313は、コヒーレント光線148および314の基本周 波数の複数高調波を含む周波数の広帯域にわたって線形のゲインをえることが好 ましい。この線形のゲインによってDSPデータプロセッサー352が、以下に 説明するように干渉信号318の高調波をより正確に分析できる。 光学分野の当業者なら良く理解できるように、他の構成の光学位相変調器でも 本発明は実施可能である。これらのその他の構成には、信号発信器に接続し、変 調する光線を伝達する光ファイバーで囲まれた圧電結晶を使用した光学位相変調 器などがある。この信号発信器が圧電結晶を振動させるので、光ファイバーの路 長は定期的に変化し、光ファイバーを通過する光線に定期的な変調を起こす。 さらに光学分野の当業者なら良く理解できるように、光線148および314 の一方の位相変調は正弦波にちかく、高調波汚染度が低くなければなならい。よ って、光学位相変調器316は数キロヘルツで作動すべきである。この変調で、 低周波数での作動に良く見られる高い検出器雑音や高いレーザー雑音を避け、空 気外乱が信号に悪影響を与える周波数より高い周波数で、信号を変調する。画像 技術などの干渉センサーの他の応用例では、変調周波数は必要に応じて選択する 。さらにこの位相変調器は、必要に応じて選べばよい。例えば、マイクロ波やそ の他の波長は、それに適するように製造された位相変調器で変調できる。よって 、様々な位相変調器が、本発明の範囲を逸脱することなく本発明の干渉計測装置 で使用可能である。 図6Cおよび図6DによりDSPデータプロセッサー352の操作に関する理 解を更に深めることができる。図6Cおよび図6Dは、148、314信号等の 2つの異なる干渉信号の位相差を測定するためのプロセスをフローチャートで示 している。一般的に、図6C、6Dで説明するプロセスには、光線を変調させる コーヒレント光と位相の2つの光源より光線を収集するためのステップが含まれ る。位相変調光線は結合され、結合光線の強度が測定され、そして信号が作り出 される。作り出された信号は、結合光線の強度を示す。信号の強度は周期的に変 化するため、前記プロセスには周波数の成分測定用の信号処理ステップが含まれ る。周波数の成分は、2つのコーヒレント光の位相差の測定工程に用いられる。 より具体的には、最初のステップである380において、コーヒレント光の2 つの光源から光が収集される。ステップ382において、選定される周波数によ り、それぞれ強度が異なる変調光線を作り出すために、一般的には光学位相変調 器を用いて1本の光線を位相変調する。変調光線の光学領域の主な特性は、以下 の通り示めされる。 Eは変調信号の光学領域を、Aは変調される一本の光線の振幅を、ω0は変調 周波数を、Pは変調光線の半分の波長の変調の度合を、そしてθは位相変調器の ハードウエアーに関する進み又は遅れをそれぞれ表す。 2本目の光線であるE2も収集される。2本目の光線は、乱気流による位相遅 れ、或はφは経路上で発生する変化の様な不明な位相遅れを有する可能性がある 。この位相遅れは、一般的には干渉計による測定値、距離、角度、およびその他 の測量を表す。E2は、光線の光学領域の主要特性を示し、以下の式で表される 。 ステップ384において、以下に示す強度を有する結合光線を作り出すために 、変調光線は他の光線であるE2と結合又は調和される。 ψは空気の擾乱による位相遅れを意味する。 結合光線の強度はステップ386で測定することができる。前記光線はω0周 期 で周期運動すると推定される。したがって、フーリエ級数係数である信号Iの高 周波成分anおよびbnはステップ388で計算される。一般的に、フーリエ係数 は以下の通り計算される。 換算後、干渉計から強度信号Iのコサイン係数anは、以下の方程式を用いて 算出される。 フーリエのサイン係数であるbnは、換算後、以下の方程式で算出される。 n(P)は、強度Iのn倍の高周波成分の振幅の算出に用いられるベッセル 関数方程式を表す。更に、位相のずれθは、光学位相変調器による継続的な位相 のずれで、光学技術の分野で良く知られた方法を用いて経験的に算出される。し たがって、θは方程式より変数として消去することができる。 ステップ390において、4つのゼロでない高周波H1、H2、H3、H4の振幅 を測定するための式が選定される。前記ステップにおいて、プロセスにより信号 の奇数の内いずれか2つの高周波成分、偶数の内いずれか2つの高周波成分が各 々測定される。むしろ、周波数がω0、2ω0、3ω0、4ω0である最初の4つの 成分が測定される。これらの低周波数は、高周波成分の位相関係についてより正 確な情報を含有することができるため、光線間の位相差についてもより正確な情 報を含有することができる。成分の振幅は以下の方程式を用いて解決され得る。 1、H2、H3、H4の4つの高周波成分は2つの異なるコーヒレント光の位相 差の算出に用いられる。図6を用いて前述した通り、2つの高周波成分の比率は 逆正接の一機能として位相差φの測定に用いられる。可能な選択として、4つの 高周波成分も用いられる。下記方程式から明確な様に、4つの高周波方程式を用 いることにより、振幅を意味するAを因数として計算式から消去することができ る。前記の方法により雑音の影響が弱められ、より正確な測量が算出される。以 下の方程式を用いることにより、1000分の1λの最少距離(解像度)を算出 することができる。方程式は3つあり、下記の通り示される。 上記の式では、Y=sinφ、Z=cosφ、X=tanφである。 上記方程式のいずれもが、2つのコーヒレント光の位相遅れψの測定に用いら れる。選定された方程式を用いて、回答が得られれば、平方根を用いた計算に不 可欠な正しい符号の選択のための調整に必要なコードラントの角度が測定される ことができる。 ステップ392において、位相差角度のコードラントが高周波符号を用いて算 出される。 コードラント1は、 コードラント2は、 コードラント3は、 コードラント4は、 高周波成分の符号は上記方程式のH1、H2、H3およびH4である。可能な選択 として、上述より明確である様に、高周波成分の符号は、16の異なる組合せを 計算し、これらの16の異なる組合せを用いて位相差を計算することにより、経 験的に算出される。正しい符号の選択により、0から2πの範囲を超える真の位 相に線状に相関する想定位相が得られる。位相差のコードラントを計算した後、 ステップ398に進み、逆サイン解法、逆コサイン解法、若しくは逆タンジェン ト解法を用いて位相差を算出することができる。 可能な選択としては、ステップ394、396で説明するプロセスは、逆サイ ン解法、逆コサイン解法の内から雑音の影響に対してより効果的に対応できる回 答を選択する。 逆サイン解法は次の式を用いることにより、 雑音に対して最も対応可能となり、逆コサイン解法の場合は、次の式を用いる ことにより、 雑音に対して最も対応可能となることが判る。 したがって、以下の場合、逆サイン解法が選択される。 逆コサイン解法は、上記の逆の場合に選択される。3番目の選択枝として、逆 タンジェント若しくはコタンジェントを用いることも可能である。 選択可能な最後のステップである399において、光学位相変調器が適切に作 動しているかどうか判断するために、位相変調Pの振幅の近似値が計算される。 光学位相変調機が適切に作動していれば、奇数若しくは偶数の高周波成分の比 率の内、少なくとも1つに妥当な解決策が存在する。奇数若しくは偶数の高周波 成分の比率の内、少なくとも1つに奇数若しくは偶数の高周波成分のいずれかで 、高い階数の高周波成分が両方共ゼロの場合、光学位相変調機の誤作動が推定さ れる。 上記の説明より、本干渉計測装置の出力強度に存在する4つの高調波ωOが4つ の知られていないものを特定するのに必要な全ての情報を含んでおり、その問題 の解決策も含んでいる。 これによって、結合された信号の振幅に影響を与える信号雑音に影響されないよ うに位相差を計算する干渉計測装置を提供する。 上述したように、鏡120を正確に位置決めすることにたいする空気外乱の影響 は、路107の長さが増すにつれ大きくなる。詳しく説明すると、図6の例では 、2倍化されていない光線144が532nmの波長を持ち、周波数が2倍化さ れていない光線142は266nmの波長を持つ。図5に示すように、266n mの波長を持つ光線532nmの波長を持つ光線に見られる空気の屈折率の差は 、約2.0x10-5である。かりに路110が20cmの長さで、このシステム が二重通過システムであれば、路110の実際の長さは80cmになる。空気中 にある80cmの路では、光線142と光線144間の色の偏移は、lΔn=1 6μmになる。これは、図6の266nm光線に関しては約64波長である。よ って、鏡120が動き、路107の長さが0から20cmに動くと、色の偏移は 0から約64波長になる。さらに、空気外乱によってρの1%の変化があるとす ると、80cmの距離では光線142と光線144間にさらに16nmの色の偏 移が起ることになる。 当業者なら良く分かるように、図6に関連して説明した方法では、非常に細か な粒状度測定ができて、光線144の一波長の何分の一にあたる色の偏移にあた る部分を測定できる。しかしながら、波長偏移全体の粗い計測には付加的な回路 が必要である。 光線314と148の位相が合ったり、ずれたりすると、信号H1およびH2の 相対振幅は、増えたり減ったりする。よって、一つの実施例では、センサー13 8が信号H1の振幅が信号H2の振幅より大きい状態から、その反対の状態になる 推移の回数を数える。リソグラフィックステッパーと共に本発明を用いる場合は 、リソグラフィック載物台の移動速度と合ったサンプリング速度と作動周波数が 必要とされる。いずれにせよ、そのサンプリング速度は、鏡120の位置移動の 最高速度に追従するだけの速さが必要となる。 従来のリソグラフィックステッパーシステムでは、最大許容ドップラー偏移は 20MHzでダブルパスシステムでの制限位相スピードは3.15m/秒になる。この結果 、センサー138は毎秒1008波長を計測しなければならない。サンプリング率はこ の数倍で、PZT変調はそのサンプリング率の数倍であるべきだ。 従って図6の通り、センサー138には第2のロックインアンプ332と334に計測 ネットワーク336が含まれている。アンプ332はH1シグナル、アンプ334はH2 シグナルをそれぞれ計測ネットワーク336に接続する。計測ネットワーク336はH 1とH2間の振幅変移をモニターし、それにより特に光線148と光線314間の干渉 縞を測定するために4kHzでH1とH2をチェックする。 更なる実施例によるとサンプリングによりネットワーク336は相対振幅だけで なくその場の傾斜も測定することが出来るので測定鏡120がどの方向へ動いてい るかを追跡することもできる。 上述の通り、好適な応用において、干渉計測装置100はリソグラフィックステ ッパー位置のコントロールに使用できる。その種のステッパーにおける空気外乱 は秒単位で一定の時間を持っており、そのため毎10から100msでの位相変 化を測定していけば十分である。そのような低サンプリング率ではセンサー138 の一周波数につき1つのノイズでも問題になることがあるが、PZT316により 導入される正弦曲線調整の更なる利点は、PZT316を例えば3ー10kHzのよう に幅を持たせた不定周波数で動かすことで一周波数につき1つのノイズも実質的 には低減させられることである。 センサー138の精度を高めるために電子検知器を追加して、周波数倍増器136に 接続する前に光線140の強度における変動時間をサンプリングすることもできる 。この検知器から得られる情報は実際の時間における変動を補正するために用い ることができ、それにより光源強度の変動によって測定に変化を及ぼすノイズの 低減ができる。 ネットワーク102で使用された光学部品同様、ネットワーク104に使用される部 品も当業者間ではよく知られている。一般的に光源134の選択には数多くの要素 が影響している;レーザー強度の安定性、強度の絶対値、絶対波長の不変性など である。他の部品も同様に光源134から出る光の分離、再結合、移行、偏光回転 を効 率的に行うそれぞれの性能に基づいて選択している。本目的のために部品改良は 常に行われており、本発明の設計変更は可能であり当業者には実効可能である。 一好適実施例では、ネットワーク104にはアドラス社の#DPY−425モデルの ようなダイオード使用のダブルYAGレーザー134を採用している。この最近開 発された全固体化されたレーザーは出力パワーを400mWまで上げて供給し、 2−3年内には出力レベルは1Wを越えると期待されている。400mWの出力 レベルは周波数倍増器136の出力ロスが干渉計測装置の測定精度には影響を及ぼ さないようにするには十分である。更につけ加えると、出力はきわめて均一に分 極化されており、HeNeレーザー106の二元周波数特性を持つ必要はない。別案と して、レーザー134を周波数変流を起こさないように安定化したアルゴンレーザ ーにすることもできる。 周波数倍増器136についてはクオンタム・テクノロジー社製のようなものが使 用できる。この種の周波数倍増器は、適切な倍増効率を与えられるように温度管 理をされたリン酸化二水素アンモニア(ADP)の注意深く並べられた結晶を活用す ることができる。さらに、その結晶は3種類の周波数全てに特に通光性が高く十 分な倍増効率を与えるものである。光線方向性光学については更に例を挙げるが 、三周波数用に選択したビームスプリッター300、302、304はそれぞれCVIレーザ ー・オプティクスから入手可能な#BSR-25-2037モデルでもよい。あるいは光線 方向性光学部品300と302は、カール・ランブレヒト社の#MGTYB8モデルのような 偏光高感度の方解石製ビームスプリッターでもよい。光線の最適分離にこの種の ビームスプリッターを使用するには、CVIレーザー社の#QWPD−532.0−2−266.0 −1−10モデルのような二波長波プレートを光学部品300の前に光線146と308に挿 入するために一器必要である。二器の鏡306と308は、前者は#02-MLQ-001/016モ デルに、後者は#02-MLQ-001/028モデルでもよい。どちらもメレ・グリオット(Me lles Griot)から入手できる。周波数倍増器310はADPタイプのものでもよい。 圧電調整器314はフィジク・>インスツルメンツ(PHYSIK INSTRUMENTS)の#P−170 .00の一部でもよい。 部品300、302、306、308、316は図6に普通はマッハ・ゼンダー・アッセンブ リー800と言われている形に並べてある。上述の通り、アッセンブリー800は光線 14 6と148のひとつに位相変調を導入するために必要なメカニズムである。好適な一 実施例によると、アッセンブリー800は最小限の混線で光線146と148の片方にし か位相変調を実施しない。センサー138が正確な干渉計位相測定を行うためには 、一カ所で10−6???より良い最小限の混線で光線146と148の分離を達成す ること。更に、アッセンブリー800は最小限の光学的ロスで位相変調を行うこと が好ましい。このように変調された光線の光強度は維持され、ノイズ比に高いシ グナルが達成される。 図7Aはマッハ・ゼンダー・アッセンブリー800用の別種の構成900の図式ブロ ック設計図である。アッセンブリー900は最小限の混線と光学ロスを可能にする だけでなく、温度補正も提供する。マッハ・ゼンダー・アッセンブリー800の場 合同様に、アッセンブリー900もビームスプリッター802と804の二台、反射鏡306 と308の2器の構成に従う。最初の偏光高感度のビームスプリッター802が2本の 光線を分離する;UV光線148(266nmで)と緑光線146(532nmで)。2台目の偏光 高感度のビームスプリッター804が光線146と148を対照的な光学的配置で再結合 させる。圧電または電気歪装置316により稼慟する鏡306の機械的動きが位相変調 を与える。電気歪装置の方が好ましい。なぜなら圧電式よりも履歴現象が少なく 、また特定のバイアス電圧でより直線的反応を示すからである。 好適な実施例によると、図7Aの鏡306と308は図6に示されたものと同一であ る。同様に図7Aの装置は図6のそれと同じでも良い。あるいは、装置316は クイーンズゲート・インスツルメント社からでている電気歪調整器の#MT15モデ ルでも良い。 図6と7Aのマッハ・ゼンダーの設計は光線146と148を加工するのに便 利な機構である。しかしながらマッハ・ゼンダー構成のひとつの欠点はそこがU V光線と緑光線が特に共線的ではない唯一の場所である、ということだ。その結 果、熱膨張や温度変化などに関係する外乱が一方の光線に起こっても必ずしもも う一方の光線にも起こるとは限らない。これは干渉シグナル320の生成に有意 な精度不良を起こすことにもなる。例を挙げると、温度のわずかな変化が熱膨張 につながり、光路のひとつをもう片方よりも大きな比率で変えてしまう結果にな る。IC製作アプリケーションのため数分になることもあり得る測定時間の間に 、光路の長さがたとえ1ナノメートル違っても重大な因子となるかもしれない。 したがって、UV光線148と緑光線146が横切る光路が熱膨張効果に対して 補正されていることが重要である。 温度面での安定性達成には光線148と146の分離が効率的かつきれいに行 われねばならないという更なる必要条件も含まれてくる。光線146と148の 分離は波長差異または偏光差異のどちらかに基づいて行われる。波長基盤の分離 は図6の300と302で示したような光二色性フィルターを用いて行われる。 しかしながら、UV光線148と緑光線146をきれいに分離するためには反射 ロスを引き起こしがちではあるが、数枚のフィルターを必要とするのが普通であ る。代案である偏光による分離は、高い複屈折を持つ素材が使用されれば、より 効率的で混線を低減できる。偏光による分離は緑光線140の周波数が倍増器1 36により倍になっていると結果的にUV光線142が緑光線144に直角に偏 光生成されるかもしれないので、その点でも有効である。このように偏光による 分離は光線操作をそれ以上することなしに実行され得る。 従って、好適な実施例によると、ビームスプリッター802と804は方解石 結晶で作成されている。方解石は比較的高い複屈折性を与えるので特に適してお り、それにより光線142と144の偏光による分離をきれいにすることが可能 になる。また方解石は緑光線とUV光線のどちらに対しても十分な伝導を与える 。更に、方解石は比較的高い分散特性を持っており、そのため追加の波長基盤分 離も可能となる。更に特記すべきは、方解石の分散特性は光線148と813の 間で角分離を起こし、そのため簡単な開口を使用するだけで漏れを防ぐことにな る。例を挙げると、開口819は緑漏れ光線813を防ぎながらUV光線148 がビームスプリッター804へ通るのを可能にする。緑吸収板810を使用して 、それでUV光線148通過中に緑漏れ光線813を更に防ぐこともできる。同 様に、吸収板808は緑光線146を鏡308へ通している間のUV漏れ光線8 12を防ぐように操作することができる。 上述の通り、アッセンブリー900は温度補正されている。温度補正は記載し た各部品をアルミニウムプレート814に搭載して達成される。温度補正を与え るに際しては、いくつかの因子を考慮すること。まず、部品802、810、306、148 、804により形成されるUV光路と、部品802、808、308、804で形成される緑光 路が同じ長さではないという因子。あるいは方解石の屈折率が温度に左右される こと。あるいは方解石の熱係数が緑でもUVでも等しくなく等積的でもないこと などである。 この発明の好適な実施例によると、アッセンブリー900はアルミニウムの熱 膨張係数と方解石の熱係数のバランスをとることで熱安定を達成している。もっ と特定すると、各波長における光路の温度による全変化を考慮している。各光路 の変化はアッセンブリー全体の熱膨張(例;アルミニウムの熱膨張係数による寄 与)と方解石の温度依存性屈折率の変化が寄与している。 質量的には、アルミニウムアッセンブリーが膨張すると、緑光路はUV光路よ り速く長くなる。図7に示されているように、これは緑光路がUV光路より長く 飛び出す結果起こる。しかしながらUVにおける方解石の屈折率の熱係数は、緑 における方解石の屈折率の熱係数より大きな因子のひとつという以上のものであ る。最終結果として、アルミニウムプレート814の膨張による緑光路のより大 きな熱膨張は、UVにより大きな光路長変化を引き起こす方解石の屈折率の熱係 数により直接バランスがとれる。 更に追加して、方解石の熱膨張効果や、方解石の変化する分散がいかにUV光 線を装置804表面上を「歩かせる」かなどという因子も考慮対象とし、補正し た。方解石とアルミニウムの特性が相互にバランスをとるよう使われるので、ア ッセンブリー900の物理的面でのスケールは方解石構成要素のサイズが使用さ れた。図7Aはスケール816で、アッセンブリー900用、約6mm寸の方解 石要素802と804用の大体の寸法関係を示している。好適な実施例によると 、アルミニウムプレート814は約10cm幅、10cm長、3cm厚である。 システム900の安定のための追加必要条件に、熱膨張効果が光線方向と共線 性に与える影響を最小限にすることがある。ある実施例によると、これはアッセ ンブリー900を中心線818で鏡対象に製作することで達成された。このよう に二つの方解石要素802と804の光学軸820と822は図7Aに見られる ように鏡対象配列で設置されている。 この発明の更なる実施例によると、アッセンブリー900は他にもいくつかの 利点を実現している。第一に、図7Aの光学的要素はアルミニウム基板814に 堅固に搭載されている。そのために、アッセンブリー900全体が起動周波数幅 の3−10kHz近くの周波数でも比較的強固である。第二に、要素802と80 4は結晶にかかる複屈折圧力が最小限になるように実質的には圧力がかからない ように(運動学的に)搭載されている。このような複屈折は光線146と148 の波面を変更しうるものである。第三に、UV光線148と緑光線146が分離 される場所の光路は比較的短く、空気外乱関連の影響を最小限にするようコント ロールされている。コントロールの方法としては例えばアッセンブリー900を 真空内またはヘリウム内に置くこともできる。ヘリウムの方がより良い選択であ る。なぜならヘリウムは熱交換とアッセンブリー内の均一性を拡大するからであ る。別案として、図7B820のような通路をプレート814に光線146と1 48の光路に沿って設けて、それ以上の空気外乱を制限することもできる。好適 な実施例によると、安定性を増すために両方のアプローチが採用されている。 図8Aと8Bはそれぞれ方解石ビームスプリッター802と804用の無圧力 台825の側面図と上面図である。台825は上表面827を持ち、そこにビー ムスプリッター802が取り付けられている。台825には取り付けパッド82 9、831、833も含まれている。パッド829、831、833にはそれぞ れに取り付け穴835、837、839がある。取り付け穴835はパッド82 9を基板814にしっかり締め付けらるようにネジ山のついた取り付けボルト8 41に適応している。取り付け穴837と839も同様に適応している。図8A と8Bの構成では取り付けパッド829、831、833は圧力を吸取するよう に変形する。さもないと圧力はビームスプリッター802にかかるだろう。更に 、空間845は基板814の表面の欠陥がビームスプリッター802に圧力をか ける可能性を低減している。 図9Aと9Bは鏡306と308用に使用される固定取り付け850タイプの 側面図と上面図をそれぞれあらわしている。鏡306は取り付けプレート851 に取り付ける。取り付けプレート851は引/押ロック調節スクリュー855、 857、859により取り付けブロック853に調節しながら固定できる。スク リュー855、857、859は鏡308の偏向角度をセットするよう調節をし 、それから鏡308を定位置に固定するようロックする。取り付けブロック85 3には869や871で示したような取り付けボルトをブロック853を基板8 14に固定するために通す開口861、863、865、867がある。 図10Aと10Bはエンクロージャー875の断面図と上面図である。これは 基板814に取り付けヘリウムのような気体を満たすことができる。見てわかる とおり、エンクロージャー875は取り付けボルト877a−877hにより気 体充満させたチェンバーを形成するように基板814に取り付ける。光線889 はチェンバー879の光線口881と883を通ってチェンバーに出入りできる 。光線口881と883には光窓885と887もそれぞれ含まれている。 上述の通り、図1の構成は測定光線と検知光線が互いの光路を複数回横切るの を可能 にする。数種の別の光学的構成でも同じ結果をもたらすことができる。 図11は別案の光学的構成1000で、そこでは図1にあった要素116、1 22、130がネットワーク902、904、906に変わっている。まず初め にネットワーク902では、図1のように、測定光線105と参照光線107が 鏡114から偏光高感度のビームスプリッター908に繋がる。最初はS偏光さ れていた対角線上接触面908aは参照光線107を第二の偏光高感度のビーム スプリッター912に反射させる。ビームスプリッター912の対角線上接触面 912aはS偏光された参照光線107を1/4波長プレート124を通の光路 914にそって静止参照鏡126へ反射する。1/4波長プレート124が参照 光線107を通す際、光線を円偏光するように回転する。鏡126からの反射後 、光線107はそれをP偏光するべく回転する1/4波長プレート124をもど っていく。P偏光された光線107は対角線接触面912aを抜け、コーナーキ ューブ916へと通る。コーナーキューブ916は光線107を光路918にそ ってビームスプリッター912へと戻してつなぐ。P偏光された光線107は対 角線接触面912aから1/4波長プレート124へ通る。1/4波長プレート 124は光線107が円偏光されるように回転し、鏡126へと光線を通す。鏡 126は光線107を光路918に沿って反射し返す。1/4波長プレート12 4は光線107をS偏光するよう回転して光線を対角線接触面912aへ通す。 S偏光された光線107を、対角線接触面912aは対角線接触面908aへと 反射して、同様にそれは光線107を鏡114へと反射し返す。このように参照 光線107は参照光路112を4回横断する。 同様に、最初はP偏光されたビームスプリッター908は測定光線105を対 角線上接触面908aを通過させ第三の偏光高感度のビームスプリッター910 に反射させる。ビームスプリッター910の対角線上接触面910aから測定光 路110に沿って光線110を通過させる。偏光高感度のビームスプリッター9 10はコーナーキューブ920、1/4波長プレート118、位置可変測定鏡1 20と共に測定光線105を光路110にそって複数回反射する。これは上記参 照光線の場合とほとんど同じ方法である。別案として、測定光線105を追加偏 光調整をするために、プレート124に似た構造の1/4波長プレート922を 通して繋ぐこともできる。また、図1に関して前述したように、プレート118 、124、105は図3、4に示されたような1/4波長菱面体として作成して もよい。部品932は測定光線105を特によく通すように作成してもよい。 構成1000の重要な利点のひとつは、費用のかかる方解石ではなく、構成1 00の製作に使用された高品質ガラスと溶かしたシリカを採用することが可能に なることである。もうひとつの利点は、部品908と912や部品908と91 0の場合のように、二つの偏光ビームスプリッターを直列配置することで、偏光 混線が最小限になるべく偏光分離効率を高めることである。一例として、偏光分 離は各ビームスプリッターの効率の産物である。従って、もし一部品が3%の偏 光漏れを許すとすると、そのような部品を二つ直列に置くと漏れはたったの0. 09%しかなくなる。光学的非直線性による誤差は直接偏光漏れ程度に比例する 。従って、このような構成は30の因子による非直線性誤差を低減させる。 この改良は重要で、かつ図1で詳細を述べたような偏光高感度のビームスプリ ッター1台では困難である。偏光分離は典型的に対角線接触面に使用されるフィ ルムコーティングに左右される。再生ができ、直行する両光路に沿ってきれいに 分離できるような一重のコーティングを考案するのは難しい。 ネットワーク902で使用される特別部品に関しては、コーナーキューブ91 6と920はヒューレット・パッカード社の#10703Aモデルである。偏光高感 度のビームスプリッター908、910、912はヒューレット・パッカード社 の#10766Aモデルである。1/4波長プレート922はヒューレット・パッカー ド社の#10722モデルである。プレート124と118は図1にあるものと全く同 じである。 前述の通り、本発明の重要な目的のひとつは空気外乱補正を改良した干渉測定 装置を提供することである。空気外乱効果は真空にできないほとんどの環境で典 型的に経験するもので、大抵非直線性効果をはるかに超越し、したがってほとん ど関心を払われない。その結果、光学的非直線性に関わる残りの誤差は残存する 不確実性の大きな構成要素である。更に留意すべき点は、ネットワーク902の 配置は必ずしも偏光漏れを低減したり、空気外乱補正を組み込まないタイプを含 む多くのタイプの干渉測定装置における非直線性誤差を改良するべく使用される わけではないことである。 ネットワーク904と906に転じると、それらの機能は図1の部品116と 130と同じである。図1や測定光線105の場合のように、検知光線142と 144は測定光路110を4回横切る(例、各方向2回)。もっと詳しく言うと 、265nm(UV)光線142と532nm(緑)光線144は図1の倍増器136か ら波プレート924で一緒になる。倍増器126から来る光線142と144は 互いに対して直角に偏光するかもしれない。しかしながら波プレート924は光 線142に対しては半波長プレートとして、光線144に対しては全波長プレー トとして作用し、従ってこれらの光線が全く同じ偏光になるよう回転する。一応 、光線142と144はプレート924通過時にP偏光されているものと仮定す るが、当業者は両光線が簡単にS偏光できることを認めるだろう。 波プレート924は光線142と144を検知して光路936にそって二波長 偏光高感度のビームスプリッター926へ繋ぐ。ビームスプリッター926はS 偏光であろうとP偏光であろうと、それに基づき光線142と144を通したり 反射したりすることができる。交互偏光したレーザー周波数が近い二本を分離す る必要があるネットワーク902の偏光高感度のビームスプリッターとは違い、 ビームスプリッター926は同一偏光した周波数間隔が遠い(例;266nmと 532nm)二本に対して同じ作用をする必要がある。これは光線142と14 4が同じ光路を横切るためと、システムの相対基準が一方の波長の他方に対する 関係だからである。結果として、ビームスプリッター926での偏光分離はいか なる光学直線性誤差にも関係しない。従ってビームスプリッター926の効率は 光線方向体系でロスを低く押さえることが重要である。設計を簡略するには、ビ ームスプリッター926をよくある45度ではなく入射角53度で製作する。5 3度での操作は、ブリュースター角に近いので、最良の性能を得られるような角 度にをあわせる容量があり、利点が多い。 初めはP偏光されて、ビームスプリッター926は光線142と144を光路 938に沿って右角プリズム928へ通す。ネットワーク902のコーナーキュ ーブ逆反射装置916と920とは違い、ネットワーク904と906では右角 プリズムを採用している。ネットワーク902ではコーナーキューブ916と9 20は赤光線を通し、BK7から作成することができる。しかしながらネットワ ーク904と906で必要とされるUV光線通過にはBK7は適していない。か わりに溶解シリカのような素材がより適している。溶解シリカのより低い屈折率 は、低い吸取ロスで内的反射を保持するが、その角度は46度までと限られてい る。結果としてコーナーキューブ配置図(三屈折を用いる)ではうまくいかない 。しかし、右角プリズム(45度近くで二屈折用いる)ならうまくいく。従って ネットワーク904と906に好適の逆反射装置はメレ・グリオット社の#01 PQB002モデルのような高反射率を持つ溶解シリカの右角プリズムである。 右角プリズム928は光線142と144を光路940に沿って二色性ビーム スプリッター930へ反射する。ビームスプリッター930は光線142と14 4を二色性ビームスプリッター932へ光路942に沿って反射する。ビームス プリッター930と932には、測定光線105を通しながら光線142と14 4のUVおよび緑周波数を反射するよう設計された誘電性の薄いフィルムコーテ ィングがしてある。好適実施例によると、測定光線はHeNeレーザー光源10 6から生成されるため赤い光線である。ビームスプリッター930と932は直 列につないで、光線142と144に効率のいい反射を与え、好ましくない混線 を避けるためにHeNe波長のUVおよび緑波長からの分離を改良している。ビ ームスプリッター932は光線142と144を1/4波長プレート(あるいは 菱面体)118へ、光路944にそって反射している。プレート118は三波長 (UV、緑、赤)全てに対して作動するように設計できる。しかし、HeNe波 長にも対応できる追加調整能力を与えるように第二の1/4波長プレート922 を導入することも可能である。これはHeNe波長での正確な遅滞を再生提供す るのが困難であるが、三波長1/4波長プレートを創作することを考慮する場合 に利点となり得る。 光線142と144はプレート118経由で測定鏡120へ通る。その間にプ レート118は光線142と144が円偏光するように回転する。鏡120は光 路944に沿って光線142と144を反射し返す。光線142と144はS偏 光すべく回転しているプレート118を通って戻る。光線142と144はそれ から部品932、930、928と光路938経由で偏光高感度ビームスプリッ ター926へ戻る。S偏光されて、ビームスプリッター926は光線142と1 44を右角プリズム934へ反射し、それから光路946経由でビームスプリッ ター926へと光線142と144を反射し返す。まだS偏光されたままの光線 142と144をビームスプリッター926は光路948経由でプリズム928 へと反射する。プリズム928は光線142と144をビームスプリッター93 0へ反射し、それは次にビームスプリッター932に光線を接続する。ビームス プリッター932は光路950に沿って、光線142と144を、円偏光すべく 回転しているプレート118経由でつなぐ。光線142と144はそれから鏡1 20から光路150にそって反射し返される。円偏光された光線はP偏光となっ てプレート118経由で戻っていく。光線142と144はそれから部品932 、930、928、光路948経由でビームスプリッター926へと反射され戻 っていく。P偏光された光線142と144をビームスプリッター926は波プ レート924へと戻していく。プレート924は回転して光線142と144を 再び互いに直交するように偏光して、それから両光線を、光線146と148の ように、図1のSHIセンサー138へ接続する。 当業者が認めるとおり、図1および11−14で詳述されたタイプの干渉計測 装置は寸法的に変化しやすい。そのため測定光路110と参照光路112を実用 的に左右対称に作成するのには利点がある。好適な実施例によると、偏光高感度 ビームスプリッターの寸法は実質的には同一であり、測定および参照通路内での 反射数も同じである。部品932やおそらくは部品922のような乱検知光学関 連の”死路”は参照光路112をこの死路に合うように長くすることで、あるい は死路光の厚みをまねて溶解シリカの薄板を付けることで補正できる。これによ り図1および11−14のシステムを、光学的要素の分散ひいては空気外乱検知 サブシステムの安定性に影響を与えるかもしれない熱変化を均一にするよう直接 補正することができる。 前述の通り、図1の実施例が測定光路110で光線142と144間の位相差 測定により空気外乱を検知し、その結果光線142と144は光路110に沿っ て同時に照射される。しかしながら、後述するとおり、本発明の別の実施例によ ると、そのような外乱を検知するには他にもいくつかのアプローチを用いること ができる。 図12は図1の補正ネットワーク104の代案実施例を含む干渉計400を詳 述したブロック構成である。図1のシステム100同様に、干渉計400は測定 鏡402の静止参照鏡404に比例した位置の変化を測定でき、同時に測定光路 406に沿っての空気外乱を補正する。更に詳しく後述するが、干渉計400は オプションでセンサー438を備え、参照光路408に沿っての空気外乱も補正 できるようにすることも可能である。そうすると、図12の実施例によると、測 定光路406も参照光路408もどちらも環境をコントロールする必要はない。 図1の実施例と違い、干渉計400は光源は410ひとつで、測定光線と空気 外乱検知光線の両方を出している。好適な実施例によると、光源410はヘテロ ダイン光源で、例えば、ダイオード二重YAGレーザー(DPDYAG)で構成 されている。このような光源からの光線は、安定性を高める意味でも、標準的な ヨウ素蒸気などと比較すると周波数が安定している。あるいは参照を固定寸法の 安定装置にすることもできる。 レーザー410から生成される一組のヘテロダインレーザー光線412は周波 数倍増器414で周波数が倍増している。周波数倍増に続き、二組のヘテロダイ ン光線416と418は干渉計経由で参照光路408と測定光路406の両方を 横切って通る。もっと詳しく述べると、鏡420はペア光線416と418を一 緒にして偏光高感度のビームスプリッター422へつなぐ。偏光高感度のビーム スプリッター422は非倍増のヘテロダインペア416の1本416aを反射器 424へ向け、もう片方の416bを1/4波長菱面体426へ向ける。同様に 、ビームスプリッター422は、周波数倍増したヘテロダインペア418の1本 418a光線を反射器424へ向け、もう片方の418bを1/4波長菱面体4 26へ向ける。反射器424は光線416aと418aを、1/4波長菱面体経 由で参照光路408沿いに静止参照鏡404へ方向を向ける。同様に、光線41 6bと418bは菱面体426経由で測定光路406沿いに位置可変鏡402へ 伝わる。 非倍増のヘテロダインペアの光線416aと416bは参照および測定光路に 沿ってそれぞれ反射され返って、416ペア光線を二色性ビームスプリッター4 30に反射する鏡420に戻る。二色性ビームスプリッター430はペア光線4 16をヘテロダインセンサー432に反射する。センサー432は、図1のセン サー128と同じやり方で、鏡402の鏡404と比較した位置変化を測定でき る。非倍増のヘテロダインペア416のように、倍増されたヘテロダインペア4 18は、非倍増の416と同じくそれぞれ光学要素を横切ったあと、二色性ビー ムスプリッター430を通り、そこで周波数倍増ヘテロダインセンサー434へ つなげられる。センサー432と同様に、センサー434は鏡403と鏡404 との間の相対的位置変化を測定できる。図1のネットワーク102のように、コ ーナーキューブ427は偏光高感度のビームスプリッター422と菱面体426 と連結して、光線416bと418bを測定光路406に沿って、反射され戻っ てくる光線を鏡420へつなぐ前に、不定回数反射するように作動する。当業者 は認めるように、コーナーキューブ427とビームスプリッター422は、鏡4 16へつなぎ戻す前に光線416aと418aを参照光路408に沿って不定回 数反射するように菱面体428と一緒に作動させることもできる。 もし参照光路408と測定光路406の両方が真空に保たれたら、鏡の位置変 化はセンサー432で測定しても434で測定しても同じだろう。しかし片方の 光路が真空になってなかったり、少なくとも環境がコントロールされてなければ 、光線416と418の二つの広く離れた周波数で測定した光学通路の長さを比 較することで、コントロールされてない光路に沿った分散が引き起こす変動を正 確に測定できる。これらの変動を計算して二つの鏡402と404の間の相対的 位置変化の正確な測定値をだせる。 上述の通り、システム400はセンサー438を含むオプションもある。ある 実施例によると、図1のセンサー138のように、センサー438は二番目の高 長波干渉計になり得る。この実施例によると、鏡420は反射光線ペア416と 418を一部は銀鏡436へつなぐ。交代に鏡436はペア光線416と418 をセンサー438へつなぐ。センサー138の場合と同様、センサー438は、 測定光路406から反射してきた周波数倍増光線418bと非倍増光線416b を、空気に関連して起こるいかなる光路の長さ変動でも測定するために加工する ことができる。あるいは、センサー438は、参照光路408から反射してきた 周波数倍増光線418aと非倍増光線416aを、その光路に起こるいかなる空 気関連の光路長さの変動でも測定するために加工することができる。このように 、本実施例の重要な利点は、測定光路あるいは参照光路のどちらかに様々な分散 変動が存在するときにはいつでも直接測定できることである。こうして光路を空 気コントロールする費用と技術的複雑さを回避できるのである。 図13は別の実施例500のブロック構成である。これは図12の周波数倍増 器414のかわりにレーザー源502を追加活用するものである。第二のレーザ ー源502から供給される波長は第一のレーザー410からは十分離れている。 倍増器414を光源502に置き換えるので、干渉計500の取り扱いは、図1 2の干渉計400と実質的には全く同じである。 図14は図12の400の実施例のバリエーションである600の構成である 。図に示されているように、干渉計600は第二のヘテロダインレーザー源60 2と周波数倍増器604の両方を含んでいる。周波数倍増器604は空気外乱の 検知と補正を行う2本のよく離れた光線を出すので、第二のヘテロダインレーザ ーの周波数は第一のヘテロダインレーザーのそれからあまり離れている必要はな い。干渉計600は追加のヘテロダインセンサー606も含み、それは光路40 6と408から反射してきてビームスプリッター610を通して一緒になったヘ テロダインペア光線608を受け取るためである。図14のシステムの利点のひ とつは、センサー438を使う必要がないことである。もうひとつの利点は第二 のヘテロダインレーザー602はそれほど波長が安定していなくてもいいことで ある。 図15は図1、11−14に記載されたタイプの、ステッパーシステム702 を使う干渉計測装置700のブロック構成である。システム700は参照光線7 06と測定光線708を生成するためにレーザー源とセンサー704を含んでい る。光学的ネットワーク710は参照光路712に沿って参照光線706を静止 参照鏡714につなぎ、関連縮小レンズ715を持っている。同様にネットワー ク710は測定光路716沿いに測定光線708を位置可変測定鏡718へ接続 する。測定鏡718は可動ステージ720に取り付け、それはシリコンウエハー 722を保持する。表示の通り、参照光路712は環境的外乱から守られており 、一方測定光路716は無防備である。 典型的には、干渉計測装置700はステージ720の位置を正確に決めるステ ージドライブサーボモーター724をコントロールする。もっと詳しく述べると 、リソグラフィックステージ703の回転軸に加え、x,y,z軸コントロール を与えるために干渉計測装置の複数性が採用されている。どの電気部品でもそう だが、サーボモータや他の関連コントローラー電子機器は熱を生成する。もし環 境がコントロールされないと熱は次々と測定光路、多様な参照光路、干渉計位置 コントローラーなどに空気外乱を引き起こしていく。前述の通り、これらの外乱 は位置エラーを引き起こす。このような位置エラーは現代の集積回路構成アプリ ケーションでは許されない回路制御エラーへとつながる。システム700は空気 外乱による光路長さ変化を補正し、同時にステージ720を正確に位置付けるの に必要な距離測定を行うので、これまでのどのコントローラーよりもはるかに正 確にステージ720の位置をコントロールすることができる。このように、干渉 計測装置700は商業的高性能ステッパーシステム中の重要要素として作動でき る。 当業者は認めるように、本発明に基ずくヘテロダイン干渉計測装置のここまで の図による説明や細かい設計(全例数指定含む)は本発明の範囲から離れること なく修正されることもある。例えば、レーザー光線の周波数倍増には様々なアプ ローチが採用可能である。あるいは、より高精度の測定を達成するために単線、 2倍、4倍、それ以上の光路を使用して変位を測定する様々な光学部品を用いた 数多くの干渉計設計を提供できる。あるいはより正確な位置変化測定のために電 子検知システムの設計をより拡張することもできる。さらには、時間による位置 情報を最新のコンピューターアルゴリズムにより最も正確な位置を検知するのに 使用することもできる。 従って、我々が意図するのは上記記述や付属の図面などに含まれる全ての情報 は制限的な意味ではなくむしろ説明として解釈されることである。 また次に続く請求は本書に記載された本発明特有の点と言葉の問題で落ちてい るかもしれない本発明の範囲の全記述を全てカバーするものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 請求項1 基準光線を第1測定波長でもって基準路を通って基準反射器に投影する手段、 および測定光線を第2測定波長でもって測定路を通って測定反射器に投影する手 段を含む第1レーザー光源と、 前記基準反射器からの反射基準光線と前記測定反射器からの反射測定光線の間 に発生する干渉縞から、前記測定反射器の位置変化測定手段と、 第1検出光線を第1検出波長でもって前記測定路を通って投影する手段、およ び第2検出光線を第2測定波長でもって前記測定路を通って投影する手段を含む 第2レーザー光源と、 第1検出光線により前記測定反射器から反射した前記第1反射検出光線と第2 検出光線により前記測定反射器から反射した第2反射検出光線の間の前記測定路 に沿った、空気擾乱を示す位相差を測定する手段を含むセンサーと、 前記測定反射器の位置変化の測定誤差を補正する手段と、からなる干渉計測装 置。 請求項2 前記第1測定周波数が前記第2測定周波数と等しく、且つ前記の測定反射器の 位置変化を測定する手段が、 前記反射基準光線と前記反射測定光線を結合する手段と、前記干渉縞を表す電 気信号を発生する手段を含む検出器と、 測定反射器の位置変化を測定するために、前記電気信号の縞を計測する第1処 理手段を含み、前記縞が前記反射基準光線と前記反射測定光線が交互に強めあう 干渉と弱め合う干渉を繰り返す、請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項3 上記第2レーザー光源が、前記第1検出光線を発生するダイオードレーザーを 含み、前記第1検出波長が実質的に前記第1測定波長と異なる請求項2に記載の 干 渉計測装置。 請求項4 前記第2検出光線投影手段が、前記第2検出光線を前記第2検出波長で発生す る手段を備える第1波長偏移装置を含み、前記第2検出波長が前記第1検出波長 の約2分の1である請求項2に記載の干渉計測装置。 請求項5 前記センサーが、 前記第1反射検出光線を第1光路に沿って導く手段と、前記第2反射検出光線 を第2光路に沿って導く手段を含む光線導波器と、 前記第2光路上に位置し、前記第1検出波長が前記第2検出波長と実質的に同 じになるよう偏移させる手段を含む波長シフターと、 前記第2光路上に位置し、前記波長シフターに結合され、前記第1反射検出光 線が波長偏移された後、前記第1反射検出光線と前記第2反射検出光線との位相 角の差を測定する手段を含む光電感度性検出器からなる、請求項2に記載の干渉 計測装置。 請求項6 前記第1光路が呼び第1光路長を持ち、前記第2光路が呼び第2光路長をもち 、且つ前記センサーが、前記第1光路および前記第2光路の少なくとも一方の上 に光路変調器を備え、前記第1光路長および前記第2光路長の少なくとも一方の 変調を行なう手段を含む、請求項5に記載の干渉計測装置。 請求項7 前記光路変調器が圧電器を含む、請求項6に記載の干渉計測装置。 請求項8 前記第2検出波長が前記第1検出波長の約2分の1であり、前記第1検出波長 を実質的に前記第2検出波長と同一になるように、前記波長シフターが前記第1 検出波長を2分の1にする手段を含む、請求項5に記載の干渉計測装置。 請求項9 前記光線導波器が、前記第1反射検出光線を前記第1光路に沿って前記光路変 調器に方向づける手段と、前記第2反射検出光線を前記第2光路に沿ってに方向 付ける手段を含む波長選択ビームスプリッターからなる、請求項6に記載の干渉 計測装置。 請求項10 前記光線導波器が、前記第1反射検出波長を前記第1光路に沿って前記光路変 調器に向ける手段と、前記第2反射検出波長を前記第2光路に沿って方向付ける 手段を含む偏光選択ビームスプリッターからなる、請求項6に記載の干渉計測装 置。 請求項11 前記センサーが、前記第1反射検出光線が波長偏移された後、前記第1反射検 出光線と前記第2反射検出光線を結合することにより生じる干渉縞によって引き 起こされる光学縞を計測することにより前記位相差を測定する測定手段を含む、 請求項6に記載の干渉計測装置。 請求項12 前記検出器が、前記位相角の前記差を表す電気信号を発生する手段を含む、請 求項5に記載の干渉計測装置。 請求項13 前記電気信号が、複数の高調波信号を含み、前記センサーが、 前記電気信号に接続され、前記高調波信号の第1の組を分離する手段を含み、 前記高調波信号の前記第1の組の各々を表す第1の組の出力信号を発生する手段 を含む第1の複数のロックイン増幅器と、 前記高調波信号の前記第1の組を処理し、前記位相角の前記差の少なくとも第 1部分を測定する第2処理手段を含む、請求項12に記載の干渉計測装置。 請求項14 前記センサーが、 前記電気信号に接続され、前記高調波信号の第2の組を分離する手段を含み、 前記高調波信号の前記第2の組の各々を表す出力信号を発生する手段を含む第1 の複数のロックイン増幅器と、 第2の複数のロックイン増幅器からの前記高調波信号の第2の組に接続され、 前記高調波信号の前記第2の組を定期的に標本化する手段と、前記標本化された 振動を処理して前記位相角の前記差の少なくとも第2部分を測定する手段を含ん だ標本化ネットワークとを含む、請求項13に記載の干渉計測装置。 請求項15 前記センサーが、均一な温度変化のために前記センサーの少なくとも一部を補 正する補正手段を含む、請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項16 前記補正手段が、前記センサーの少なくとも一部をヘリウムを含むガスの中に 囲い込む手段を含む、請求項15に記載の干渉計測装置。 請求項17 前記補正手段が、前記第1および第2検出光線用のチャネルを備えるベースプ レートを備える、請求項15に記載の干渉計測装置。 請求項18 前記センサーが、前記第1反射検出光線と前記第2反射検出光線を操作する集 成装置を含み、その集成装置が、 第1温度依存指数屈折によって特徴づけられ、前記ベースプレート上に設けら れ、前記第1反射検出光線を第1ポイントから第1光路に沿って導く手段と、前 記第2反射検出光線を第2ポイントから第2光路に沿って導く手段を備えた第1 ビームスプリッターと、 前記第1光路の前記ベースプレート上に設け、前記第2反射検出光線を第3光 路に沿って導く手段を備えた第1反射器と、 前記第2光路の前記ベースプレート上に設け、前記第2反射検出光線を第4光 路に沿って導く手段を備えた、前記第4光路た前記第3光路と第2ポイントにお いて交差する、第2反射器と、 第2温度依存屈折指数によって特徴づけられ、前記ベースプレート上の前記第 2ポイントに設け、前記第1反射検出光線と前記第2反射検出光線を、第5光路 に沿って共線的に導く手段を備えた第2ビームスプリッターと、 前記集成装置を均一温度変化補正を行なう温度補正手段を、含む請求項1に記 載の干渉計測装置。 請求項19 前記温度補正手段が、特定の熱膨張係数を持つベースプレートをさらに含み、 前記第1ビームスプリッターと前記第2ビームスプリッターの寸法と、前記第 1ビームスプリッターと前記第2ビームスプリッター、前記第1反射器、前記第 2反射器間の距離が、前記ベースプレートの前記熱膨張係数と前記第1および第 2屈折指数が均衡し、前記集成装置を均一の温度変化に対して実質的に影響を受 けないように選択されている、請求項18に記載の干渉計測装置。 請求項20 前記温度補正手段が、前記集成装置の少なくとも一部をヘリウムを含むガスの中 に囲い込む手段を含む、請求項18に記載の干渉計測装置。 請求項21 前記補正手段が、それを通って前記第1および第2の検出光線が伝播する前記 第1および第2検出光線用のチャネルを備えるベースプレートを備える、請求項 15に記載の干渉計測装置。 請求項22 前記第1ビームスプリッター、前記第2ビームスプリッター、前記第1反射器 、および前記第2反射器が、前記第1ポイントと第2ポイントが、前記第1光線 が投射する前記第1反射器上のポイントから等しく位置し、また前記第2光線が 投射する前記第2反射器上のポイントから等しく位置するように、前記ベースプ レート上に配置されている、請求項19に記載の干渉計測装置。 請求項23 前記基準光線を基準路を通って基準反射器に投影する手段が、前記反射基準光 線を前記位置変化測定手段に繋ぐ前に、前記反射光線を前記測定路に沿ってを複 数回導く手段を更に含む、請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項24 前記測定光線を投影する手段が、前記反射測定光線を前記位置変化測定手段に 繋ぐ前に、前記反射測定光線を前記測定路に沿って複数回導く手段を更に含む、 請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項25 前記第1検出光線を投影する手段と前記第2検出光線を投影する手段が、前記 第1反射検出光線と前記第2反射検出光線を前記センサーに繋ぐ前に、前記測定 光線を前記測定路にそって複数回導く手段を更に含む、請求項1に記載の干渉計 測装置。 請求項26 請求項27 前記基準光線に第1偏光および第2偏光があり、前記基準基準路に第1部分お よび第2部分があり、前記基準反射器が前記基準光線を前記第1偏光がある状態 から前記第2偏光がある状態まで回転し、前記光線を前記第2偏光がある状態か ら前記第1偏光がある状態まで回転し、前記基準光線を投影する前記手段が、前 記基準光線を前記基準路に沿って複数回通過させる第1光学ネットワークを備え 、前記第1光学ネットワークが、 前記基準光線を前記第1偏光で前記基準路の前記第1部分に沿って投影する手 段と、 前記基準光線が前記基準路の前記第1部分に沿って前記基準反射器から反射さ れた後に、前記基準光線を前記第2偏光で前記基準路の前記第2部分に沿って投 影する手段と、 前記基準光線が前記基準路の前記第2部分に沿って前記基準反射器から反射さ れた後に、前記反射基準光線を前記位置変化測定手段に繋ぐ手段とを備える請求 項1に記載の干渉計測装置。 請求項28 請求項29 請求項30 前記基準光線に第1偏光および第2偏光があり、前記基準基準路に第1部分お よび第2部分があり、前記基準反射器が前記基準光線を前記第1偏光がある状態 から前記第2偏光がある状態まで回転し、前記光線を前記第2偏光がある状態か ら前記第1偏光がある状態まで回転し、前記基準光線を投影する前記手段が、前 記基準光線を前記基準路に沿って複数回通過させる第1光学ネットワークを備え 、前記第1光学ネットワークが、 前記基準光線が前記1偏光を得たことに反応して、前記基準光線を第1路から 第2路へ方向転換する手段と、前記基準光線が前記1偏光を得たことに反応して 、前記基準光線を第3路から第4路へ方向転換する手段とを備えた第1偏光感知 ビームスプリッターと、 前記基準光線が前記1偏光を得たことに反応して、前記基準光線を第2路から 前記基準路の前記第1部分へ方向転換する手段と、前記基準光線が前記1偏光を 得たことに反応して、前記基準光線を前記基準路の第2部分から第3路へ方向転 換する手段と、前記基準光線が前記2偏光を得たことに反応して、前記基準光線 を通過させる手段とを備えた、前記第2および第3路の間に位置する第2偏光感 知ビームスプリッターと、 前記基準路上で前記第2偏光感知ビームスプリッターと前記基準反射器の間に 位置し、前記基準光線を前記第1偏光がある状態から前記第2偏光がある状態ま で回転し、前記基準光線を前記第2偏光がある状態から前記第1偏光がある状態 まで回転する第1偏光回転体手段と、 前記第2偏光があり、前記第1偏光感知ビームスプリッターから前記基準路の 前記第1部分に沿って通過した前記基準光線を、前記第1偏光感知ビームスプリ ッターに向けて前記基準路の第2部分に沿って方向転換する第1逆反射手段とを 備えた、請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項31 請求項31 請求項32 請求項33 請求項34 前記測定光線に第1偏光および第2偏光があり、前記測定路に第1部分および 第2部分があり、前記測定反射器が前記測定光線を前記第1偏光がある状態から 前記第2偏光がある状態まで回転し、前記測定光線を前記第2偏光がある状態か ら前記第1偏光がある状態まで回転し、前記測定光線を投影する前記手段が、前 記測定光線を前記測定路に沿って複数回通過させる第1光学ネットワークを備え 、前記第1光学ネットワークが、 前記測定光線を前記第2偏光で前記測定路の前記第1部分に沿って投影する手 段と、 前記測定光線が前記測定路の前記第1部分に沿って前記測定反射器から反射さ れた後に、前記測定光線を前記第1偏光で前記測定路の前記第2部分に沿って投 影する手段と、 前記測定光線が前記測定路の前記第2部分に沿って前記測定反射器から反射さ れた後に、前記反射測定光線を前記位置変化手段に繋ぐ手段とを備える請求項1 に記載の干渉計測装置。 請求項35 請求項36 請求項37 前記測定光線に第1偏光および第2偏光があり、前記測定路に第1部分および 第2部分があり、前記測定反射器が前記測定光線を前記第1偏光がある状態から 前記第2偏光がある状態まで回転し、前記測定光線を前記第2偏光がある状態か ら前記第1偏光がある状態まで回転し、前記測定光線を投影する前記手段が、前 記測定光線を前記測定路に沿って複数回通過させる第1光学ネットワークを備え 、前記第1光学ネットワークが、 前記測定路の前記第1部分および前記第2部分の間に位置し、前記測定光線が 前記第2偏光を得たことに反応し、前記測定光線を通過させる手段と、前記測定 光線が前記第1偏光を得たことに反応し、前記測定光線を前記測定路の前記第1 部分から第1路へ方向転換させる手段と、前記測定光線が前記第1偏光を得たこ とに反応し、前記測定光線を第1路から前記測定路の前記第2部分へ方向転換さ せる手段とを備えた第1偏光感知ビームスプリッターと、 前記第1偏光があり、前記第1偏光感知ビームスプリッターから前記基準路の 前記第1路沿って方向転換された前記基準光線を、前記第1偏光感知ビームスプ リッターに向けて前記第2路に沿って方向転換する第1逆反射手段とを備えた、 請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項38 請求項39 前記第1検出光線と前記第2検出光線に第1偏光および第2偏光があり、前記 測定路に第1部分および第2部分があり、前記測定反射器が前記第1検出光線と 前記第2検出光線を前記第1偏光がある状態から前記第2偏光がある状態まで回 転し、前記第1検出光線と前記第2検出光線を前記第2偏光がある状態から前記 第1偏光がある状態まで回転し、前記第1検出光線を投影する前記手段と前記第 2検出光線を投影する前記手段が、前記第1検出光線と前記第2検出光線を前記 測定路に沿って複数回通過させる光学ネットワークを備え、前記光学ネットワー クが、 前記第1検出光線と前記第2検出光線を前記第1偏光で前記測定路の前記第1 部分に沿って投影する手段と、 前記第1検出光線と前記第2検出光線が前記測定路の前記第1部分に沿って前 記測定反射器から反射された後に、前記第1検出光線と前記第2検出光線を前記 第2偏光で前記測定路の前記第2部分に沿って投影する手段と、 前記第1検出光線と前記第2検出光線が前記測定路の前記第2部分に沿って前 記測定反射器から反射された後に、前記反射第1検出光線と前記第2検出光線を 前記センサーに繋ぐ手段とを備える請求項1に記載の干渉計測装置。 請求項40 前記第1および第2検出光線が第1偏光を持つように、第1光路から受けた前 記第1および第2検出光線のうち少なくとも一方の前記偏光を調節し、第1偏光 を持つ前記第1および第2検出光線を第2光路に沿って繋げる第1偏光回転体手 段と???、また第3光路から受けた前記第1検出光線が第1偏光を持ち、第3 光路から受けた前記第2検出光線が第2偏光を持つように、第3光路から受けた 前記第1および第2検出光線のうち少なくとも一方の前記偏光を調節し、第1偏 光からの前記第1および第2検出光線を第4光路に沿って繋げる手段と、 前記第1および前記第2検出光線が前記1偏光を得たことに反応して、前記第 1および前記第2検出光線を前記第2光路から第5光路へ方向転換する手段と、 前記第1および前記第2検出光線が前記2偏光を得たことに反応して、前記第1 および前記第2検出光線を前記第5光路から第6路へ方向転換する手段と、前記 第1および前記第2検出光線が前記2偏光を得たことに反応して、前記第1およ び前記第2検出光線を第7光路から第8路へ方向転換する手段と、前記第1およ び前記第2検出光線が前記1偏光を得たことに反応して、前記第1および前記第 2検出光線を前記第8光路から前記第3路へ方向転換する手段とを備えた、第1 偏光感知ビームスプリッターと、 前記第1偏光感知ビームスプリッターから前記第6光路に沿って受け取った前 記基準光線を、前記第1偏光感知ビームスプリッターに向けて前記第7光路に沿 って方向転換する第1逆反射手段と、 前記第1および前記第2検出光線を、第5光路から前記第9光路に向けて、第 6光路から前記第5光路に向けて方向転換する手段と、前記第1および前記第2 検出光線を、第10光路から前記第8光路に向けて、前記第8光路から前記第1 0光路に向けて方向転換する手段とを含む第2逆反射手段と、 前記第1および前記第2検出光線を、前記第9光路から第11光路に向けて、 前記第11光路から前記第9光路に向けて方向転換する手段と、前記第1および 前記第2検出光線を、前記第10光路から第12光路に向けて、前記第12光路 から前記第10光路に向けて方向転換する手段とを含む第1反射器と、 前記第1および前記第2検出光線を、前記第11光路から前記測定路の前記第 1部分に向けて、前記測定路の前記第1部分から前記第11光路に向けて方向転 換する手段と、前記第1および前記第2検出光線を、前記第12光路から前記測 定路の前記第2部分に向けて、前記測定路の前記第2部分から前記第12光路に 向けて方向転換する手段とを含む第2反射器と、 前記基準路上で前記第2反射器と前記測定反射器の間に位置し、前記基準光線 を前記第1偏光がある状態から前記第2偏光がある状態まで回転し、また前記第 2偏光がある状態から前記第1偏光がある状態まで回転する第2偏光回転体手段 と、を備えた請求項39に記載の干渉計測装置。 請求項41 請求項42 前記基準光線が基準周波数f1??を持ち、前記測定光線が測定周波数f2? ?を持ち、前記周波数f1??と前記測定周波数f2??の差が約5メガヘルツ から20メガヘルツの範囲である請求項41に記載の干渉計測装置。 請求項43 前記基準光線が、前記測定光線に対して垂直に偏光している請求項42に記載 の干渉計測装置。 請求項44 前記測定反射器の位置変化を測定する前記手段が、前記測定光線と前記基準光 線の波長の差を測定する手段を含み、前記波長の差が前記測定反射器の前記位置 変化をしめす、請求項43に記載の干渉計測装置。 請求項45 前記第2レーザー光源が、前記第1検出光線を発生するダイオードレーザーを 含み、前記第1検出波長が前記前記周波数とも前記測定周波数とも実質的に異な る請求項41に記載の干渉計測装置。 請求項46 前記第2検出光線を投影する前記手段が、前記第2検出波長で前記第2検出光 線を発生する第1波長シフターを含み、前記第2検出波長が前記第1検出波長の 実質的に2分の1である請求項41に記載の干渉計測装置。 請求項47 前記センサーが、 前記第1反射検出光線を第1光路に沿って方向付ける手段と、前記第2反射検 出光線を第2光路に沿って方向付ける手段とを含む光線導波器と、 前記第1光路に位置し、前記第1検出波長を前記第2検出波長と実質的に同じ になるように偏移する波長シフターと、 前記第2光路に位置し、前記波長シフターと結合しており、前記第1反射検出 波が周波数偏移された後、前記第1反射検出波と前記第2反射検出波との間の位 相角の差を測定する手段を含む光電感度性検出器と、からなる請求項41に記載 の干渉計測装置。 請求項48 前記第1光路が呼び第1光路長を持ち、前記第2光路が呼び第2光路長をもち 、且つ前記センサーが、前記第1光路および前記第2光路の少なくとも一方の上 に光路変調器を備え、前記第1光路長および前記第2光路長の少なくとも一方の 変調を行なう手段を含む、請求項47に記載の干渉計測装置。 請求項49 前記光路変調器が圧電器を含む、請求項48に記載の干渉計測装置。 請求項50 前記第2検出波長が前記第1検出波長の約2分の1であり、前記第1検出波長 を実質的に前記第2検出波長と同一になるように、前記波長シフターが前記第1 検出波長を2分の1にする手段を含む、請求項47に記載の干渉計測装置。 請求項51 前記光線導波器が、前記第1反射検出光線を前記第1光路に沿って前記光路変 調器に方向づける手段と、前記第2反射検出光線を前記第2光路に沿って前記波 長シフターに方向付ける手段を含む波長選択ビームスプリッターからなる、請求 項48に記載の干渉計測装置。 請求項52 前記光線導波器が、前記第1反射検出波長を前記第1光路に沿って前記光路変 調器に向ける手段と、前記第2反射検出波長を前記第2光路に沿って前記波長シ フターに向ける手段を含む偏光選択ビームスプリッターからなる、請求項48に 記載の干渉計測装置。 請求項53 前記センサーが、前記第1反射検出光線が波長偏移された後、前記第1反射検 出光線と前記第2反射検出光線を結合することにより生じる干渉縞によって引き 起こされる光学縞を計測することにより前記位相差を測定する測定手段を含む、 請求項47に記載の干渉計測装置。 請求項54 前記検出器が、前記位相角の前記差を表す電気信号を発生する手段を含む、請 求項47に記載の干渉計測装置。 請求項55 前記電気信号が、複数の高調波信号を含み、前記センサーが、 前記電気信号に接続され、前記高調波信号の第1の組を分離する手段を含み、 前記高調波信号の前記第1の組の各々を表す第1の組の出力信号を発生する手段 を含む第1の複数のロックイン増幅器と、 前記高調波信号の前記第1の組を処理し、前記位相角の前記差の少なくとも第 1部分を測定する第2処理手段を含む、請求項54に記載の干渉計測装置。 請求項60 前記位相差測定手段が、実質上同一の周波数で振動する2本のコヒーレント光線 間の位相差を測定する手段を含み、 位相変調された光線信号を発生する前記コヒーレント光線のうち第1の光線と 光学的に連通するように配置された位相変調器と、 前記コヒーレント光線のうち第2の光線と、位相変調された光線とに前記光学 的に連通するように配置され、前記位相変調された光線信号を前記コヒーレント 光線のうち第2の光線と結合し結合光線信号を発生する光線結合器と、 前記結合光線信号の強度を測定する検出要素と、 前記強度から一連の少なくとも4つの高調波を表す一組の値を測定し、前記値 の関数として前記2本のコヒーレント光線間の前記位相差を表す信号を発生する データ処理装置。 請求項61 前記2本のコヒーレント光線を発生する前記位相変調器および前記光線結合器 と光学的に連通するように配置されたコヒーレント光源を更に含む請求項60に 記載の干渉計測装置。 請求項62 前記コヒーレント光源がレーザーダイオード要素をに含む請求項60に記載の 干渉計測装置。 請求項63 前記位相変調器が、前記第1コヒーレント光線をシヌソイド関数によって位相 変調する正弦波発生器を含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項64 前記位相変調器が、前記第1コヒーレント光線の光路を調整する可動鏡要素を 含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項65 前記位相変調器が、その中を通って伸長する圧電結晶を備えた光ファイバーコ イルを含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項66 前記データ処理装置が、フーリエ変換の関数として前記一組の値を測定する信 号処理要素を含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項67 前記データ処理装置が、前記結合された信号の4つの高調波を表す一組の値を 測定する手段を含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項68 前記データ処理装置が、前記結合された信号の第1、第2、第3、および第4 高調波を表す一組の値を測定する手段を含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項69 前記データ処理装置が、前記位相差を表す角度を含む単位円のコードラントを 測定し、前記の測定されたコードラントによって前記位相差信号を発生する手段 を含む請求項60に記載の干渉計測装置。 請求項70 前記一組の値の関数として、前記第1コヒーレント信号が変調されているかど うかを示す作動信号を発生する手段を含む請求項60に記載の干渉計測装置。
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