JPH10500520A - Idフィールドなしの自動トラック処理のための欠陥マネジメント - Google Patents

Idフィールドなしの自動トラック処理のための欠陥マネジメント

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JPH10500520A
JPH10500520A JP7523026A JP52302695A JPH10500520A JP H10500520 A JPH10500520 A JP H10500520A JP 7523026 A JP7523026 A JP 7523026A JP 52302695 A JP52302695 A JP 52302695A JP H10500520 A JPH10500520 A JP H10500520A
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シーマック ネマジー,
ジョン シャデッグ,
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シーラス ロジック, インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 IDフィールドなしの自動トラック処理のための欠陥マネジメントが、ディスクドライブシステムの内部の磁気媒体上のトラックに関する欠陥情報を処理する。線形置換、セクタスリッピング、シリンダスリッピング、或いはセグメントスリッピングを含む、どの欠陥マネジメント方法を使用するシステムもサポートされる。各セクタの物理セクタ番号は、トラック上のデータ順に関連する論理セクタ番号に変換される。自動トラック処理のための物理セクタ番号から論理セクタ番号へのこの変換は、3つのどの方法を使用しても達成される:1)トラック欠陥テーブルがバッファRAMに設けられる;2)欠陥情報がすべてのセクタのヘッダに書き込まれる;或いは、3)オンボードロジックに位置するシステムFIFOが欠陥リストを管理するために使用される。第2の方法では、ヘッダサブフィールドは4つの欠陥レコードを備えている。第3の方法では、FIFOを満たすよりも多い欠陥レコードがトラックに対して存在する場合には、トラックに対するすべての欠陥レコードが処理されるまで、第1及び第2のバンクはそれぞれピンポン方式て、他のものが処理されている間にロードされる。欠陥レコードは、欠陥セクタの物理セクタ番号、オフセット番号、及び欠陥セクタがスリップされたかどうかを示すフラグを含む。欠陥フラグは、各欠陥セクタに対して、システムによって自動的に生成される。

Description

【発明の詳細な説明】 IDフィールドなしの自動トラック処理のための欠陥マネジメント発明の分野 本発明は、デジタルコンピュータのための記憶システムの制御に関する。より 詳細には、本発明は、回転している媒体記憶システムのための欠陥マネジメント 方法及び装置に関する。発明の背景 埋め込まれたサーボフィールドを有する磁気媒体円盤の例は、図1に示されて いる。これらのサーボフィールドは、サーボバースト或いはサーボマークとも呼 ばれ得る。各々の同心円は、複数のセクタに細分された1つのトラックを模式的 に示し、中心から外へ延びる各々の放射状の直線は、サーボフィールドを示す。 サーボフィールドは、特定のトラックに関する読み出し/書き込みヘッドの位置 決めのためのディスク上のサーボフィールド及びトラックの位置に関する、ディ スクの製造中にディスクにあらかじめ書き込まれたデータを含んでいる。サーボ フィールドはその後に、読み出し及び書き込み動作の間に、読み出し/書き込み ヘッドの位置決めのためにコントローラによって使用される。従って、サーボフ ィールドの内部のデータがオーバライトされないことが肝要である。サーボフィ ールドの内部のデータをオーバライトしないためには、コントローラは、サーボ フィールドがどこにあるかを知り、且つその範囲では書き込み動作を一時停止す ることができなければならない。 ディスク上の記憶のための使用可能領域は、サーボフォールド間のトラック上 に位置する。ディスクに記憶されるべきデータは、データ領域と呼ばれる、サー ボフィールド間のこれらの領域に書き込まれる。これらの領域の内部のデータの 記録は、ビット・パー・インチ(BPI)で測定される。ビットを一定のビット 密度でレコードすると仮定すると、サーボフィールド間に記録できるビット数は 、最も外側の円であるトラックNに記録されるビット数に比べて、内側の円であ る トラック0に関しては、はるかに小さくなる。可能ではあるが、各々のトラック に対して固有の記録及び読み出しスピードを設けることは、実用的ではない。内 部のトラックに許容される密度を越えることなく、外側のトラックの高い記憶ポ テンシャルを利用するために、ディスクは複数のゾーンに区分されて、ゾーンビ ット記録方法が使用される。トラックは、1つのゾーンのすべてのトラックがお 互いに隣接するように、ゾーンにグループ分けされる。データのディスクへの書 き込み或いはディスクからの読み出しが行われるデータレートは、一つのゾーン 内ではすべてのトラックに対して一定であり、各々のゾーンに対して異なってい る。ディスクはすべてのゾーンに対して同じスピードで回転するので、より外側 のゾーンのより大きな記録面積の利点を利用するためには、記録スピードは、デ ィスクのより外側のゾーンに対して増加される。 ディスク上に記憶されるデータは、セクタと呼ばれる管理可能な部分に区分さ れる。一般に、複数のセクタが各々のトラックに記憶される。セクタの典型的な フォーマットの例は、図2に示されている。各々のセクタは、IDフィールド、 GAPフィールド、DATAフィールド、及びPADフィールドを含む。IDフ ィールドは、ディスクドライブ媒体のトラックにおける各々のセクタに固有のI Dタグであって、あるセクタを他のものから区別する。IDフィールドの内部に は4つのサブフィールド、すなわち、ID PLOサブフィールド、ID AM サブフィールド、IDサブフィールド、及びCRCサブフィールドがある。ID PLOサブフィールドは、入ってくるデータストリームに同期するためにエン コーダ/デコーダ(ENDEC)のフェーズロックループによって使用される、 既知のパターンの複数バイトのフィールドである。ID AMサブフィールドは 、IDサブフィールドの始まりに同期すなわち位置合わせするためにドライブコ ントローラによって使用される、既知のパターンである。この同期は、データの 各セグメントを特定のフィールドに区分するために、データバイトの境界をディ スクコントローラに位置合わせするのに必要である。IDサブフィールドがID AMフィールドの後に続き、ディスク上のセクタのアドレスを特定するために 使用される複数のバイトを含む、セクタのための実際のIDを有している。ID サブフィールドの内部のバイト数は、ディスクドライブの製造者によるものであ っ て、使用される特定のディスクドライブのフォーマットによってコントロールさ れる。IDサブフィールドの内部のバイト数は、すべてのセクタに対して同じで あって、シリンダハイバイト、シリンダローバイト、セクタ番号バイト、ヘッド 番号バイト、及び、欠陥マネジメントのための1又は2バイトを含んでいる。I Dサブフィールドの後には、IDフィールドにおけるエラーを検出するために使 用される、CRCサブフィールドにおける固定数のエラー検出バイトがある。I D Lessフォーマットと呼ばれるフォーマットは、IDフィールドを使用せ ずに、DATAフィールドの内部のヘッダサブフィールドを使用する。 GAPフィールドは、IDフィールドをDATAフィールドから区別するため に使用される固定数のバイトである。DATAフィールドは、DATAサブフィ ールドとエラー訂正コード(ECC)サブフィールドとを含んでいる。DATA サブフィールドはセクタの一部であって、ホストコンピュータとディスクドライ ブとの間で通信される実際のデータの一部が記憶される。ECCサブフィールド は、DATAサブフィールドの末尾にタグされる固定数バイトであって、コード の能力の内における媒体のソフト或いはハードエラーを検出して訂正するために 使用される。これは、ホストコンピュータへ或いはホストコンピュータからの誤 ったデータの伝達を避けるために、必要である。 典型的なID Lessセクタフォーマットは、図2bに示される。ID L essフォーマットでは、IDフィールドがDATAフィールド内部のヘッダ( header)サブフィールドによって置き換えられて、これによってIDデー タとDATAフィールドとが一つのフィールドに合成されて、各々のセクタに必 要なビット数を低減する。ヘッダサブフィールドは、DATAフィールドと同じ ECCフィールドの保護下に置かれ得て、従ってDATAフィールドと同じ保護 が提供され得る。ヘッダサブフィールドに関連するCRCフィールドは、減らす 或いは除くことができて、システムのオーバヘッドをさらに低減してCRCフィ ールドを生成するハードウエアを除く。ID Lessフォーマットでは、セク タヘッダのすべての情報が、トラック上の少数、通常は一つの他のセクタヘッド を読むことによって、あらかじめ決定され得る。syncフィールドはいつもセ クタパルスの直後に発生するので、ID Lessフォーマットの中のsyn cフィールド或いはPLOフィールドは、サイズ或いは改良されたsync回路 の信頼性の点で、減じられ得る。 ディスクドライブシステムは、フォーマット、書き込み及び読み出しの3つの 主要な動作を行う。ディスクドライブは、システム及びディスクによってサポー トされるフォーマットにデータを記憶するために、ディスクをフォーマットし得 る。ディスクドライブシステムは、さらに、ホストコンピュータからディスクド ライブシステムに伝達されたデータをディスクに記憶するディスクへの書き込み 動作、及び、ディスクからデータを読み出してそれをホストコンピュータに送る ディスクからの読み出し動作を行う。ディスクは、読み出し/書き込みヘッドが ゾーン間を移動していて、1つのトラック或いはゾーンから他のトラック或いは ゾーンへの移動に際して読み出し/書き込みヘッドが1つ或いはそれ以上のサー ボフィールドを横切り得るときでさえも、ディスクドライブシステムの内部で回 転している。コントローラ回路は読み出し/書き込みヘッドの角度位置を知って いるが、読み出し/書き込みヘッドが異なったゾーン間でトラックを変えると、 ゾーン間のビット密度の変化のために、サーボマーク間のセクタ数が変化する。 コントローラは、ゾーン変化の後のこの角度位置の変化を、セクタに関するトラ ック上の既知の位置にどのように変換するかを知らず、特定のトラック上でのセ クタパルスの相対的な位置を決定することができ得ないことがある。ディスク上 で自身を再び方向付ける(re-orient)ために、ハードディスクコントローラは 通常はINDEXマークを待って、INDEXマークからそれが存在しているト ラックに向けて自身を方向付ける。しかし、読み出し或いは書き込み動作の間に INDEXマークを待つことは、次の所望のセクタに到達する際の待ち時間(la tency)を増加させる。この遅れは、ディスクドライブシステムのシーク遅れ(d elay)を増加させる。 欠陥 記録媒体は、その製造後に、各セクタの有効性を判定するために製造者によっ てテストされる。欠陥は、製造プロセスの間に導入され得て、セクタを損傷し、 データのそのセクタへの記憶或いはそのセクタからの検索を妨げ得る。欠陥は媒 体の内部の傷であって、通常は、ほこり粒の存在や製造プロセス中の他の異常か ら生じ、媒体の一部、通常は単一のセクタを、情報の記憶のために使用できなく する。 ディスク上の欠陥の数は、ディスクドライブシステムの単位面積当たりの記憶 容量が増加するにつれて、増加する。従って、記憶媒体の記憶容量が増加すると 、傷のない記憶装置を製造することがより困難で且つ高価になる。さらに、傷の ある装置をすべて放棄することは、コストを非常に要する。これらの理由によっ て、その媒体に欠陥が生じているシステムを保護して放棄しないようにする手法 の開発が望ましい。 製造者は、製造プロセス後に検出された欠陥セクタを、「第1次欠陥リスト」 或いは「製造者欠陥リスト」と呼ばれる欠陥リストに示す。このリストは、通常 はデータトラックの境界の外側であるディスクの保護されたスペースに、直接に 記憶される。2次的な或いは「成長した」欠陥として知られる付加的な欠陥セク タが、製造者欠陥リストが完成した後に検出され得る。これらの「成長した」欠 陥のリストは、やはりディスク上の保護されたスペースにおける第2次欠陥リス トに維持され且つ記憶される。 第1次及び第2次リストは、ディスクドライブシステムの立ち上げに際してデ ィスクから読み出されて、ランダムアクセスメモリ(RAM)に記憶される。シ ステムコントローラは、第1次及び第2次リストからの情報を、欠陥の管理、及 び不良の、すなわち欠陥のあるセクタへのデータの書き込みを避けるために使用 する。 線形置換 多くの異なった欠陥マネジメント手法が、過去に使用されている。欠陥マネジ メントのための線形置換法の使用は、欠陥セクタにフラグを立てて、欠陥セクタ を置換しているディスク上の他の場所の正常なセクタにマッピングする。これに よって、システムは、ディスクにデータを連続順に読み書きするために、欠陥セ クタから正常な欠陥セクタへジャンプし且つその後に再び欠陥セクタに戻る。こ のマッピング技術は、欠陥セクタからマッピングされた置換先の正常なセクタへ 及びそこから戻るための要求されるジャンプのために、システムに著しい待ち時 間を追加し、その性能を劣化させる。トラックの各々のセクタは、トラック上の セクタの実際の位置を示す物理アドレス或いは物理セクタ番号によって、連続的 に識別される。論理セクタ番号は、データのディスクドライブからの読み出し及 びそこへの書き込みのために、システムコントローラによって使用される。 線形置換を使用するシステムの例は、図3aに示されている。第1のトラック は、物理セクタ番号31に一つのスペアセクタを含み、物理セクタ番号1及び2 に2つの欠陥セクタを有している。第1の欠陥セクタは、欠陥セクタとフラグさ れて、論理セクタ番号1とラベルされている物理セクタ番号31のスペアセクタ にマッピングされる。第1のトラック上のスペアセクタが使用されているので、 物理セクタ番号2の第2の欠陥セクタは、そのトラックから抹消された欠陥セク タとフラグされる。物理セクタ番号2は、論理セクタ番号2とラベルされる。シ ステムは、欠陥のある物理セクタ番号2を置き換えるセクタからのデータの読み 出し及びそこへのデータの書き込みのために、他のトラックへ移動し、その後に 、情報を連続順で読み書きするために第1のトラックに戻らなければならない。 ディスク上のどこに置換セクタが位置しているかをシステムに知らせるために 、連想マッピング値が第2の欠陥セクタに伴っている。この連想マッピング値は 、欠陥セクタのIDフィールドの内部のポインタにて発見され得るか、或いは、 すべての欠陥セクタ及びその連想置換セクタをリストする欠陥テーブルにて発見 され得る。 線形置換法の短所は、システムが論理セクタ番号に対応している連続順でデー タを読み書きするときには、システムによって実行されるべき余分のシークを必 要とすることである。図3aに示すシステムが論理セクタ番号に対応している連 続順で第1のトラックからデータを読み出すためには、論理セクタ番号0を最初 に読むであろう。論理セクタ番号1を読むために、システムは、物理セクタ番号 31にジャンプしなければならない。論理セクタ番号1が読まれたら、システム はそれから、物理セクタ番号2に位置する論理セクタ番号2にジャンプして戻ら なければならない。論理セクタ番号2は欠陥があるので、システムは他のトラッ クの置換セクタを示されて、論理セクタ番号2のデータを読むためにそのセクタ へ移動しなければならない。論理セクタ番号2が読まれると、システムは第1の トラックへ戻って、論理セクタ番号3〜30の残りを連続順に読まなければなら ない。この方法は、システムに余分なシークを追加して、従ってシステムの待ち 時間を増加する。 セクタスリッピング 線形置換技術の改良は、欠陥セクタを避けるために各々のトラックに割り当て られたスペアセクタをやはり使用するが、システムによって実行されるべきシー クはそれほど多くなくて済むセクタスリッピング法である。トラック上の各々の セクタは、トラック上でのセクタの実際の位置を示す物理アドレス或いは物理セ クタ番号によって、連続的に識別される。セクタは、Nがトラック上のセクタ数 であるときに、INDEXマークから連続的に零からN−1まで番号付けされる 。トラック上のセクタは、トラック上に記憶されているデータシーケンスの内部 の位置に対応している論理セクタ番号によっても、やはり識別される。論理セク タ番号は、データをディスクドライブから読み出し及びそこに書き込むために、 コントローラによって使用される。すべてのセクタに論理セクタ番号が割り当て られるわけではない。 セクタスリッピングを使用している典型的なシステムは、各トラックの末尾に スペアセクタを含んでいる。セクタスリッピング手法では、すべてのスペアセク タが使用されるまで、欠陥セクタはそのトラックの次の正常なセクタにマッピン グされる。ディスクドライブのフォーマットの間に、論理セクタは、トラック上 の第1のセクタから最後のセクタまで、トラック上のすべてのスペアセクタが使 用されるまで欠陥セクタをスリップしながら連続的に割り当てられる。 図3bは、トラックの最後のセクタがスペアである、零から31まで番号付け された32個のセクタを有する典型的なトラックを示している。図3bのトラッ クでは、欠陥セクタはなく、従ってスペアセクタ31は使用されていない。図3 cは、物理セクタ番号2に欠陥セクタを有するトラックを示している。図3cか らわかるように、論理セクタ番号は欠陥セクタの後でスリップされ、スペアセク タが論理セクタ番号30として使用されている。トラックがフォーマットされて 論理セクタがマッピングされた後に、システムは読み書きされなければならない ターゲットセクタの位置を決定する計算を行う。図3cの場合、システムがター ゲット論理セクタ番号26を有するセクタから読むように指示されると、システ ムは、そのセクタの前に現れる欠陥の数をその論理セクタ番号に足して、ターゲ ット論理セクタ番号の物理セクタ番号を知る。従って、物理セクタ番号26の前 には一つの欠陥セクタがあるので、ターゲットセクタ番号26のための正しい物 理アドレスは、物理セクタ番号27になるであろう。 トラック上の欠陥数がそのトラックに割り当てられたスペア数よりも大きいと きには、欠陥セクタは依然としてスリップされるが、欠陥セクタの数がそのトラ ックのスペアの数を超えると直ちに、欠陥セクタの残りはスリップされずに、先 に述べた線形置換法を使用して、ディスク上の他のトラック或いは場所のセクタ にマッピングされる。スペアセクタよりも多くの欠陥セクタを有するトラックを 含む、セクタスリッピング法を使用しているシステムが、図3dに示されている 。図3dの第1のトラックは、1つのスペアセクタ及び2つの欠陥セクタを含ん でいる。物理セクタ番号1の第1の欠陥セクタはスキップされて、論理セクタ番 号1は第1のトラックの物理セクタ番号2までスリップされる。物理セクタ番号 29の第2の欠陥セクタは、そのトラックのスペアセクタが既に使用されている のでスリップされない。論理セクタ番号28は、従って欠陥セクタとフラグされ て、ディスク上の他の箇所の置換セクタ、この場合にはトラック1の物理セクタ 番号31のスペアセクタにマッピングされる。 セクタスリッピング法は、論理セクタを連続順に維持して、システムが余分な シークなしにデータを連続順に読み書きすることを可能にする。余分なシークは 、トラック或いはセグメントの欠陥セクタの数がそのトラック或いはセグメント に割り当てられたスペアセクタの数を超えるときに要求されて、システムは、デ ータを置換スペアセクタから読み書きするために、他のトラック或いはセグメン トに移動し且つ元のトラックに戻らなければならない。 サーキュラースリッピング サーキュラースリッピング或いはラッピングは、欠陥セクタを置換セクタにマ ッピングするために使用され得る他の欠陥マネジメント方法である。サーキュラ ースリッピング或いはラッピング法では、欠陥セクタは、欠陥セクタの数がスペ アセクタの数を越えてもすべてスリップされる。トラック上の欠陥数がスペア数 を越えたら、欠陥セクタは論理セクタとして使用されて、各トラックが固定数の 論理セクタを有することを保証する。論理セクタとして使用される欠陥セクタは 、欠陥とフラグされて、ディスク上の他の場所の置換セクタにマッピングされる 。 サーキュラースリッピングを使用しているシステムが、図3eに示されている 。図3eの第1のトラックは、一つのスペアセクタ及び2つの欠陥セクタを含ん でいる。欠陥セクタは両方ともスリップされて、スペアセクタ31が論理セクタ 番号29として使用される。システムは1トラック当たり31個の論理セクタを 予期しているので、第1の欠陥セクタが論理セクタ番号30として使用される。 このセクタは欠陥とフラグされて、ディスク上の他の箇所の置換セクタ、この場 合にはトラック1の物理セクタ番号31のスペアセクタにマッピングされる。 セクタスリッピング或いはサーキュラースリッピングを使用する従来技術のシ ステムでは、上記で述べられた欠陥情報及びフラグはIDフィールドに含まれて いた。ID Lessフォーマットを使用するドライブでは、IDフィールドが 除かれていて、一般にセクタは、セクタのサブフィールドを読むことなく識別さ れなければならない。それゆえに、システムが自動的に欠陥情報及び対応するフ ラグを生成することが望ましい。 セグメントスリッピング セグメントは、ディスク或いは媒体上にお互いに隣接して位置している、論理 的に関連した1セットのトラックである。セグメント内のトラックは、0からM まで連続的に番号付けされている。セグメント内の物理セクタは、0からSN− 1まで連続的に番号付けされており、SNは1セグメント当たりの物理セクタ数 であり、SLは1セグメント当たりの論理セクタ数であり、Pは1セグメント当 たりのスペアセクタの数である。スペアセクタはセグメントの末尾に含まれてい て、セグメント内部の欠陥セクタは、上述のように1トラックに対してスリップ される。セグメントは、一つの隣接する記憶スペースとして扱われて、欠陥セク タはセグメント内部の次の正常なセクタにマッピングされ、スリッピングは、セ グメント内のトラックを越えて生じる。セグメントに関する欠陥セクタ数が、そ のセグメントに含まれるスペアセクタの数を超えると、欠陥セクタの残りは、シ ステム内部の他の箇所の置換セクタにマッピングされる。サーキュラースリッピ ングの概念は、セグメントスリッピングに適用され得て、ひとたびセグメント内 部の欠陥セクタの数が1セグメント当たりのスペアセクタの数を越えると、残り の論理セクタは、そのセグメント内部の第1の欠陥セクタから始まって欠陥セク タにマッピングされる。セグメントスリッピングの特殊な場合が、セグメントが ディスク上のシリンダであるシリンダスリッピングである。 セグメントを含む4つのトラックのグループが、図5bに示されている。図5 bの例では、このセグメント或いは分割は4つのトラックを含み、各々が32の 物理セクタ及びセグメント末尾の2つのスペアセクタを有している。各々のトラ ックに対するトラックベース値TBは、各々のトラックの第1のセクタに対する 最初の物理セクタ番号PSNを示す。トラックずれ値TDは、現在のトラックに 先立つトラックにおける欠陥セクタの数を含む。論理セクタは、セグメントを通 じて、欠陥セグメントをスキップして連続的に番号付けされている。各トラック の第1の論理セクタ番号は、トラックベースTBからトラックずれ値TDを引く ことによって計算され得る。 図5bの例における第1のトラックは、物理セクタ番号1に欠陥セクタを有し ている。この欠陥セクタはスキップされて、物理セクタ番号2が論理セクタ番号 1とラベルされる。第2のトラックに対するトラックずれ値TDは、第2のトラ ックに先立つ1つの欠陥セクタのために、1に等しい。第2のトラックの第1の 論理セクタ番号は、従って、トラックベースが32でトラックずれ値TDが1で あるので、31である。第2のトラックはまた、物理セクタ番号61に欠陥セク タを含んでいる。この欠陥セクタはスキップされて、物理セクタ番号62が従っ て論理セクタ番号60とラベルされる。第3のトラックに対するトラックずれ値 TDは、第3のトラックに先立つ2つの欠陥セクタのために、2に等しい。 自動トラック処理は、ハードウエア欠陥マネジメントと、トラック上の物理セ クタ番号の論理セクタ番号へのマッピングと、を必要とする。この物理セクタ番 号の論理セクタ番号へのマッピングは、ディスクドライブシステムで使用されて いる欠陥マネジメント戦略、及び、存在する場合にはシステムのスキューを考慮 しなければならない。論理ブロックアドレス(LBA)は、各々の非欠陥セクタ に対して保持される量であって、シリンダ番号、ヘッド或いはトラック番号、及 びセクタ番号を含む。このLBAは、シリンダ、ヘッド及びセクタの番号を含む 物理ブロックアドレス(PBA)に変換される。この変換は、1トラック及び/ 或いはセグメント当たりの論理セクタ数が固定であるという推定に基づいて行わ れる。 1トラック当たりの論理セクタ数が一定ではないときにLBAをPBAに変換 するために使用され得る一つの方法は、トラックからスリップされるターゲット LBAより少ないか或いは等しいLBAを有する欠陥論理セクタの数によってタ ーゲットLBAが修正されるならば、同じアドレス変換ルーチンが使用され得る という事実に基づいている。もし、システムによってトラック当たりに使用され たスペアセクタが無い場合には、調整は単純に、ターゲットLBAより少ないか 或いは等しいLBAを有する欠陥論理セクタの数になるであろう。この変換方法 は、テーブルサーチを必要とする。この変換に使用される他の方法は、セグメン トスリッピング法が使用されるならば、上記の変換を実行するために余分なシー クを必要とするであろう。 スキュー システムのスキュー(skew)は、ヘッドスキュー、シリンダスキュー及びゾー ンスキューを組み合わせたパラメータであって、システムがあるシリンダ或いは トラックから他へ、或いはディスク上のあるゾーンから他へ移動する際に、シス テムが越えていくセクタの数を示している。例えば、システムがあるトラックの 末尾から引き続くトラックの始まりへ移動すると、システムは、そのトラックに 対する動作を開始する準備ができる前に、多くのセクタを越えなければならない 。上記のシステムはスキューを有さず、INDEXマークからセクタの論理的番 号付けを開始した。スキュー値を有するディスクドライブシステムは、トラック 上のセクタの論理的番号付けを、トラックの始まり或いはINDEXマークでは なく、システムが動作を開始する準備ができている第1のセクタから開始するで あろう。これらのシステムは、このセクタから始めて論理セクタを連続的に番号 付けし、再びそのセクタに達するまでセクタの番号付けを続けるであろう。 システムのスキューを考慮したこの番号付けシステムの例は、図4に示されて いる。このシステムのスキュー値は5セクタであって、従ってシステムは、物理 セクタ番号5から論理的番号付けを開始する。システムのスキューを考慮した後 に、このシステムは、上述した欠陥マネジメント手法の一つ或いはすべての手法 の組み合わせを実行し得る。システムが物理セクタ番号31に来ると、論理セク タ番号25が割り当てられる。システムはそれからトラックの始まりまでラップ して、このトラックの次の論理セクタ番号は、システムのスキューのために物理 セクタ番号0になる。従って、物理セクタ番号0は、論理セクタ番号26を割り 当てられる。システムがこのトラックから次のトラックにジャンプすると、シス テムのスキューが再び考慮されて、次のトラックの第1の論理セクタ番号が連続 的に物理セクタ番号10になる。 ID Lessフォーマットを使用しているシステムは、1987年4月7日に発行 された米国特許第4,656,532号において、Greenburg et al.によって教示された 。Greenburgによって教示された方法では、トラック上の欠陥セクタの数がヘッ ダにおいてそれに関する情報を記憶すべき欠陥セクタの数よりも少ない限りは、 システムは、セクタの単一のヘッダを読むことによって、トラック上の論理セク タの位置を確かめることができる。トラック上の欠陥セクタの数がヘッダにおい てそれに関する情報を記憶すべき欠陥セクタの数を越えると、トラックに関する 情報を確認するために1つ以上のヘッダが使用されなければならない。ヘッダは 、トラック上での第1の論理セクタのオフセットと、トラック上のスキップされ な ければならない欠陥セクタの位置と、を含む。Greenburgの方法は、ターゲット 物理セクタに達するまで、ターゲット論理セクタ番号をターゲット物理セクタ番 号に変換して、セクタパルスをカウントする。Greenburgの方法は、物理セクタ 番号の論理セクタ番号への変換のための変換アルゴリズムを教示しておらず、物 理から論理セクタ番号への変換方法、及びセクタ識別のための論理セクタ番号と ターゲットセクタ番号との比較方法を教示していない。Greenburg et al.の方法 は、メモリで欠陥テーブルを使用すること、或いはトラック欠陥を処理するため にファーストイン・ファーストアウト(FIFO)スタックを使用することを、 教示していない。 必要とされるものは、セクタのID及びDATAフィールドが合成されている ID Lessフォーマットで使用され得る欠陥マネジメント方法及び装置であ る。さらに必要とされるものは、ID Lessフォーマットを使用するディス クドライブシステムのための自動セクタ識別及びトラック処理方法である。また 必要とされるものは、ID Lessフォーマットを使用するディスクドライブ システムでマイクロプロセッサによるリアルタイムの介入なしに、先行技術の欠 陥マネジメント手法を自動的にサポートするシステムである。発明の要旨 IDフィールドなしの自動トラック処理のための欠陥マネジメントが、ディス クドライブシステムの内部の磁気媒体上のトラックに関する欠陥情報を処理する 。線形置換、セクタスリッピング、シリンダスリッピング、或いはセグメントス リッピングを含む、どの欠陥マネジメント法を使用するシステムもサポートされ る。各セクタの物理セクタ番号は、トラック上のデータ順に関連する論理セクタ 番号に変換される。自動トラック処理のための物理セクタ番号から論理セクタ番 号へのこの変換は、3つのどの方法を使用しても達成される:1)トラック欠陥 テーブルがバッファRAMに設けられる;2)欠陥情報がすべてのセクタのヘッ ダに書き込まれる;或いは、3)オンボードロジックに位置するシステムFIF Oが欠陥リストを管理するために使用される。第2の方法では、ヘッダサブフィ ールドは4つの欠陥レコードを備えている。第3の方法では、FIFOを満たす より も多い欠陥レコードがトラックに対して存在する場合には、ドライブマイクロプ ロセッサによるFIFOの第1及び第2のバンクの初期化及びロードの後に、ト ラックの処理が完了するまで、第1及び第2のバンクはそれぞれピンポン方式で 、他のものが処理される間にドライブマイクロプロセッサによってロードされる 。欠陥レコードは、欠陥セクタの物理セクタ番号、オフセット番号、及び欠陥セ クタがスリップされたかどうかを示すフラグを含む。欠陥フラグは、各欠陥セク タに対して、システムによって自動的に生成される。図面の簡単な説明 図1は、埋め込まれたサーボフィールドを有する磁気媒体円盤を示す。 図2aは、典型的なセクタのフォーマットを示す。 図2bは、典型的なID Lessセクタのフォーマットを示す。 図3aは、欠陥マネジメントの線形置換法を使用しているシステムの内部にお ける典型的なトラックを示す。 図3bは、1つのスペアセクタを含む32セクタを有する典型的なトラックを 示す。 図3cは、1つのスリップされた欠陥セクタを含む典型的なトラックを示す。 図3dは、欠陥マネジメントのセクタスリッピング法を使用しているシステム を示す。 図3eは、欠陥マネジメントのサーキュラースリッピング法を使用しているシ ステムを示す。 図4は、5セクタのスキュー値を使用しているシステムの内部のトラックを示 す。 図5aは、1つのスペアセクタ及び2つの欠陥セクタを有するトラックの例を 示す。 図5bは、4つのトラックを含むシリンダのためのシリンダスリッピング法の 例を示す。 図6は、本発明のメインプログラムの流れ図を示す。 図7は、本発明のサブルーチンAの流れ図である。 図8は、本発明のサブルーチンBの流れ図である。 図9は、本発明のサブルーチンCの流れ図である。 図10は、本発明のサブルーチンDの流れ図である。 図11は、本発明のサブルーチンEの流れ図である。 図12は、バッファRAMに記憶されているトラック欠陥リストを示す。 図13は、4つの欠陥ペアを含むID LESSフォーマットを使用している システムのためのヘッダセクタを示す。 図14は、本発明の装置の模式的なブロック図である。好ましい実施態様の詳細な説明 以前のシステムでは、欠陥セクタの置換セクタへのマッピングを含む欠陥情報 が、セクタのIDフィールドに含まれていた。本発明の装置及び方法は、セクタ内 にIDフィールドを含むシステムと共に用いられ得て、且つ、IDフィールドを有さ ないID Lessフォーマットを用いるシステムと共にも用いられ得る。本発明の装 置及び方法は、ID Lessフォーマットを用いるディスクドライブシステムにおい て、マイクロプロセッサによるリアルタイムの介入なしに、上記の従来技術の欠 陥マネジメント手法も自動的にサポートし得る。また、本発明の装置及び方法は 、各欠陥セクタについて、以下に記載する4つのフラグを自動的に生成する。 本発明は、システムによって用いられる方法に依存して、欠陥セクタを正常な セクタにマッピングする上記の従来の方法をいずれも実行し得る。本発明の好ま しい実施態様の方法は、サーキュラースリッピング或いはセグメントスリッピン グ法を用いる。この方法においては、トラック或いはセグメント上の欠陥セクタ の数がそのトラック或いはセグメントに割り当てられたスペアの数を超えるまで 、セクタスリッピングを用いて、欠陥セクタがスリップされる。トラック或いは セグメントに割り当てられるスペアの数は、欠陥の数がスペアの数を超えるトラ ック或いはセグメントの数を最小化するように選択され得る。トラック或いはセ グメント上の欠陥の数がスペアの数を超えると、本発明の方法は、第1の欠陥セ クタから始まってトラック或いはセグメント上の最終欠陥セクタまで続く、トラ ック或いはセグメント上の欠陥セクタにシフトアウトされたセクタを割り当てる 。 この論理セクタはそれから、欠陥セクタからディスク上のいずれかの場所の置換 スペアセクタにマッピングされる。 サーキュラースリッピング法を用いることによって、1トラック或いはセグメ ント当たりの論理セクタ数は、一定に維持され得る。欠陥セクタの数がトラック 或いはセグメント上のスペアセクタの数を超えると、システムは元のトラックに 戻る必要はなく、次の引き続くトラックに直接に移動し得る。システムは、論理 セクタ番号に対応する連続した順番で、データの読み出し或いは書き込みを行う ために余分なシークを行わなければならない。しかし、最終論理セクタの読み出 し或いは書き込みが行われるときにシステムは元のトラックに戻る必要がなくて 、次の引き続くトラックに直接に移動し得るので、この方法を用いることによっ て、システムは他の方法に対してシークを省き得る。 図5aは、欠陥セクタの数がトラックに割り当てられているスペアの数を超え ているトラックの例を示している。図5aのトラックは、そのトラックに割り当 てられている1つのスペアと、2つの欠陥セクタと、を備えている。トラックは 、31個の論理セクタと、1つのスペアセクタと、を有している。図5aに示さ れているように、物理セクタ番号1及び28には欠陥があり、スリップされる。 各トラック上の論理セクタの数を一定に維持するために、論理セクタ番号30が 第1の欠陥セクタである物理セクタ番号1に割り当てられる。論理セクタ番号3 0は、欠陥とフラグされなければならず、このセクタがマッピングされているス ペア置換セクタのディスク上での位置をシステムが知ることができるように、付 加的な情報も維持されなければならない。 オフセット値は、各欠陥セクタについて維持され、欠陥セクタに対する置換セ クタがどこに見出され得るかをシステムに知らせるために用いられる。オフセッ ト値はユーザ定義値であり、システムによって用いられる欠陥マネジメント手法 に従ってプログラムされる。オフセット値は、置換セクタがディスク上のどこに あるかをシステムに知らせるポインタである。 システムスキューが零に等しいときのマッピング トラックの欠陥情報は、欠陥物理セクタ番号が大きくなるに従って順序付けら れたリストを有している。このリストにおいて、各欠陥セクタについてのエント リは、物理セクタ番号と、連想オフセット値と、セクタがスリップされたかどう かを示す2進数フラグSLIPPEDと、を含む。本発明のシステムでは、16進数FF は有効な欠陥セクタ番号又は有効な物理或いは論理セクタ番号ではなく、このセ クタが欠陥セクタであってこの欠陥セクタが論理セクタのマッピングには用いら れないことを示すために用いられるデフォルト値である。 連想オフセット値はユーザ定義であり、欠陥セクタを代替セクタにマッピング するために用いられる。本発明の装置は、以下に詳細に記載するようにオフセッ ト値を用いるので、ユーザ定義オフセット値は、これらの制限に従わなければな らない。SLIPPEDフラグが論理的低電圧レベルにあるときに、1トラックあたり のスペアセクタ数よりも少ないか或いはそれと等しい非零オフセット値は、置換 セクタが同一トラック上のスペアセクタであることを示している。SLIPPEDフラ グが論理的低電圧レベルであるときに、1トラック当たりのスペアセクタ数より も大きい非零オフセット値は、代替セクタが同一トラック上にないことを示して いる。SLIPPEDフラグが論理的高電圧レベルにセットされているときに、非零オ フセット値は、欠陥セクタがトラック上にない論理セクタにマッピングされてい ることを示している。欠陥スペアセクタは欠陥レコードのリストに含まれている が、欠陥スペアセクタのオフセット値は零でなければならない。フラグSLIPPED が論理的高電圧レベルにセットされると、これは、欠陥セクタがスリップされる ことを示している。フラグSLIPPEDが論理的低電圧レベルにリセットされると、 これは、欠陥セクタがスリップされていないことを示している。 1トラック当たりのスペアセクタ数は、レジスタSPにおいて維持される。物理 トラック当たりのセクタ数はレジスタNに記憶され、トラック当たりの論理セク タ数はレジスタLに記憶される。値SP、N及びLは、トラック上の欠陥情報に埋 め込まれていないが、各ゾーン毎に本発明の装置によって初期化されている。 本発明の装置は、物理セクタ番号を追跡し続けて、トラック欠陥情報に基づい て、物理セクタ番号を論理セクタ番号にマッピングする。本発明の装置は、4つ のフラグ、すなわちDEFECTフラグ、LOGICAL END OF TRACK(LEOT)フラグ、PHYSI CAL END OF TRACK(PEOT)フラグ及びTARGET SECTOR NOT ON TRACK(TSNOT)フラグ も追跡し続けて、自動的に生成する。DEFECTフラグは、論理的高電圧レベルに設 定されると、欠陥セクタがトラックのスペアセクタオフにマッピングされること を示す。 物理セクタ番号の論理セクタ番号へのマッピングは、本発明の装置に、トラッ ク欠陥情報をスキャンさせ、値SDによって表されるトラック上のスリップされた 欠陥セクタの数と、値Xによって表されるトラック上の最終論理セクタの論理セ クタ番号と、値Zによって表されるトラック上の最終正常セクタの論理セクタ番 号と、スキップされてトラック上のスペアセクタにマッピングされたトラック上 の欠陥セクタの論理セクタ番号と、を計算させる。スキップされてトラック上の スペアセクタにマッピングされた第1の論理セクタ番号は、値SKIP1 LSNによっ て表される。スキップされてトラック上のスペアセクタにマッピングされた第2 の論理セクタ番号は、値SKIP2 LSNによって表される。値SKIP1 LSN及びSKIP2 LS Nに対する16進数FFは、スキップされてトラック上のスペアセクタにマッピン グされたトラック上の欠陥セクタはないことを示している。別のトラック上の欠 陥セクタが現在のトラック上のスペアセクタにマッピングされ得るので、値SK1P 1 LSN及びSKIP2 LSNについての16進数FFは、スペアセクタが用いられなかった ことを示してはいないことに留意されたい。 トラック上の最終正常セクタの論理セクタ番号Z及びトラック上の最終論理セ クタの論理セクタ番号Xは、以下の等式を用いて演算される。 Z =(N‐1)‐SD (1) SP ≧ SD ならばX =(L‐1) それ以外はX = Z (2) 図5aに示されるトラックに上記の等式を用いることによって、1物理トラッ ク当たりのセクタ数Nが32と等しくなり、トラック上のスリップされた欠陥セ クタ数SDは2に等しくなる。従って、トラック上の最終正常セクタの論理セクタ 番号Zは、29に等しくなる。トラック当たりのスペアセクタ数SPは1に等しく なり、従って、トラック上のスリップされた欠陥セクタ数SDよりも大きくない。 従って、トラック上の最終論理セクタの論理セクタ番号Xは、トラック上の最終 正常セクタの論理セクタ番号Zに等しく、29に等しくなる。 本発明の装置は、トラック上のスリップされた欠陥セクタ番号SDを零に、トラ ック上の第1の欠陥セクタの論理セクタ番号SKIP1 LSNを16進数FFに、トラッ ク上の第2の欠陥セクタの論理セクタ番号SKIP2 LSNを16進数FFに、トラック 上の最終論理セクタの論理セクタ番号Xをトラック当たりの論理セクタ数Lから 1をマイナスした値に、トラック上の最終正常セクタの論理セクタ番号Zを物理 トラック当たりのセクタ数Nから1をマイナスした値に初期設定することによっ て、トラックについての演算を開始する。本発明のシステムは、論理的にも物理 的にもセクタへの番号付けを零から開始するので、以前の値から値1が減算され る。或いは、各トラック上のセクタは1から番号を付けられ得て、そのときには 以前の値から値1を減算する必要はない。 本発明の装置は次に、トラックについての欠陥情報及びトラックの各欠陥セク タについての欠陥リストにおけるエントリをスキャンする。欠陥セクタ番号DSN が16進数FFに等しくなく、SLIPPEDフラグが論理的高電圧レベルに等しい場合 、装置は、トラック上のスリップされた欠陥セクタの数SDをインクリメントし、 トラック上の最終正常セクタの論理セクタ番号Zがデクリメントされる。或いは 、欠陥セクタ番号DSNが16進数FFに等しいか或いはSLIPPEDフラグが論理的高電 圧レベルに等しくなく、オフセット値OFFSETがスペアセクタのうちの一つがこの 欠陥セクタに用いられたことを示す値1或いは2と等しい場合には、欠陥セクタ 番号DSNと関連付けられた論理セクタ番号は、レジスタSKIP1 LSN或いはSKIP2 LS Nのうちの一つにセーブされる。本発明の装置は、トラック上のすべての欠陥セ クタにこのプロセスを繰り返す。本発明の装置が、トラック上の欠陥セクタに対 するこれらの計算を終了すると、トラック上の最終正常セクタの論理セクタ番号 Zが論理トラックに対するセクタ数1から1をマイナスした値よりも小さい場合 には、トラック上の最終論理セクタの論理セクタ番号Xは、トラック上の最終正 常セクタの論理セクタ番号Zに等しく設定される。 本発明の装置がトラック上の最終論理セクタの論理セクタ番号X、トラック上 の第1の欠陥セクタの論理セクタ番号SKIP1 LSN及びトラック上の第2の欠陥セ クタの論理セクタ番号SKIP2 LSNの値を演算した後に、装置は、セクタ毎にトラ ックを通過し、トラック上のセクタに論理セクタ番号を割り当てる。物理セクタ 番号PSNが欠陥セクタ番号DSNではない場合、対応する論理セクタ番号LSNは、物 理セクタ番号PSNから物理セクタ番号0と物理セクタ番号PSNとの間のスリップさ れた欠陥セクタ数をマイナスした値と等しくなる。そうでなければ、物理セクタ 番号PSNが欠陥セクタ番号DSNである場合、セクタはラップされて、対応する論理 セクタ番号LSNは、トラック上の最終論理セクタの論理セクタ番号Xに物理セク タ番号0と現在の物理セクタ番号PSNとの間のスリップされた欠陥セクタ数をプ ラスした値と等しくなる。 システムスキューが零に等しくないときのマッピング 上記の記載は、システムスキューが零に等しいと仮定して行った。しかし、実 際のアプリケーションにおいては、スキューが零でない、より一般的な場合を扱 うために、物理セクタ番号が論理セクタ番号にマッピングされる前に追加の計算 を行うことが必要である。零でないスキューの場合は、物理セクタ番号PSNは、 対応する論理セクタ番号LSNへのマッピングの前にまず、スキュー調整された物 理セクタ番号F(PSN)にマッピングされる。スキュー調整された物理セクタ番号F( PSN)は、以下の等式を用いて計算される。 PSN ≧ SKEW ならばF(PSN) = PSN - SKEW,それ以外はN + PSN - SKEW (3) 等式(3)の値Nは、物理トラック当たりのセクタの数に等しい。上記図4を 用いて、上記の計算を説明することができる。システムのスキューが5に等しい 場合は、物理セクタ番号4より後のいずれのセクタに対するスキューされた物理 セクタ番号F(PSN)は物理セクタ番号からシステムのスキューである5を差し引い た数に等しく、物理セクタ番号5より前のいずれのセクタに対するスキューされ た物理セクタ番号F(PSN)は、この場合には32である物理トラックのセクタ数N に物理セクタ番号をプラスして、システムのスキューである5をマイナスした数 である。物理セクタ番号29に対するスキューされた物理セクタ番号F(PSN)は、 24に等しい。物理セクタ番号2に対するスキューされた物理セクタ番号F(PSN) は、29に等しい。 スキューされた物理セクタ番号F(PSN)から論理セクタ番号LSNを演算するため には、欠陥セクタ番号DSNに等しくない物理セクタ番号の場合、以下の式を用い る。 PSN < SKEW ならば,LSN = N + PSN - SKEW - bx (4) 但し bx = b + c2 PSN ≧ SKEW ならば,LSN = PSN - SKEW - bx (5) 但し bx = b - c1 スリップされている欠陥セクタ番号に等しい物理セクタ番号の場合には、 PSN < SKEW ならば,LSN = X + bx (6) 但しbx = b + c2 PSN ≧ SKEW ならば,LSN = X + bx (7) 但しbx = b - c1 上記の等式において、値bは、物理セクタ番号0と物理セクタ番号PSNとの間の 欠陥セクタの数に等しい。値c1は、物理セクタ番号0とシステムのスキューに対 応する物理セクタ番号との間の欠陥セクタの数に等しい。値c2は、システムのス キューに対応する物理セクタ番号と物理トラック当たりのセクタ数Nに対応する 物理セクタ番号との間の欠陥セクタの数に等しい。 図4に示す5に等しいスキューを有するトラックにおいて、c1の値は、零に等 しい。なぜなら、物理セクタ番号0とシステムのスキューに対応する物理セクタ 番号、この例においては物理セクタ番号4との間に、欠陥セクタかないからであ る。c2の値は、1に等しい。なぜなら、物理セクタ番号4と物理トラック当たり のセクタ数Nに対応する物理セクタ番号、この例においては物理セクタ番号31 との間に、欠陥セクタが1つあるからである。28より大きい物理セクタ番号の 場合、bの値は1に等しく、28より小さい物理セクタ番号の場合、bの値は零 に等しい。従って、物理セクタ番号29に対応する論理セクタ番号LSNは、式( 5)より、23に等しい。なぜなら、物理セクタ番号29からスキューである5 を差し引いた値より、この場合には1であるbxの値をさらに差し引いた値は、2 3に等しいからである。物理セクタ番号2に対応する論理セクタ番号LSNは、式 (4)より、28に等しい。なぜなら、トラック上の物理セクタ数Nである32 に物理セクタ番号2を足した値からスキューである5を差し引き、この場合には 1であるbxの値をさらに差し引いた値は、28に等しいからである。 物理セクタ番号がスリップされた欠陥セクタであれば、物理セクタ番号は、式 (6)及び(7)を用い、且つ、トラック上の最終論理セクタの論理セクタ番号 Xを値bxに足すことにより、論理セクタ番号LSNにマッピングされる。物理セク タ番号28を有している図4に示す欠陥セクタは、論理セクタ番号31に割り当 てられる。 変換方法に関する一般的説明 本発明の好適な実施態様に関わる装置の模式的ブロック図を、図14に示す。 本発明による方法及び装置の好適な実施態様は、ディスクドライブシステムにお ける自動トラック処理のために物理セクタ番号を論理セクタ番号に変換する3つ の方法のいずれをも用いることができる。第1の方法は、システムのバッファRA M内にトラック欠陥テーブルを構築する。バッファマネジャー150は、バッフ ァインターフェース162を用いて、トラック欠陥テーブルからの欠陥レコード の検索を制御し、これらを欠陥FIFOにロードする。トラック欠陥テーブルは、ト ラック上のすべての欠陥セクタに対する欠陥レコードを含む。欠陥レコードは、 欠陥セクタの物理セクタ番号DSN、オフセット番号、及び欠陥セクタがスリップ されたか否かを示すフラグビットを含む。 この欠陥リストは、トラック上の各欠陥セクタに対して2ビット又は4ビット のエントリーを含む。この欠陥リストは、連続したものでなければならず、バッ ファのいずれの64キロバイトセグメントにも位置付けられ得る。欠陥リスト開 始アドレスポインタDLSAPは、レジスタ156に記憶されており、バッファRAM内 の欠陥リストの開始アドレスを指し示す。欠陥リスト終了アドレスポインタDLEA Pは、レジスタ158に記憶されており、バッファRAM内の欠陥リストの終了アド レスを指し示す。3バイトの欠陥リストアドレスポインタDLAPは、レジスタ15 4に記憶されており、欠陥リスト内の現在のエントリーを指し示す。ポインタDL APの下位16ビットが終了アドレスポインタDLEAPに等しいと、ポインタDLAPの 下位16ビットは、開始アドレスポインタDLSAPと共に自動的に再ロードされる 。欠陥リストアドレスポインタDLAPの残りの8ビットは、バッファRAM内のセグ メントを選択するセグメントセレクタである。欠陥リストのサイズは、パラメー タDL SIZEにより特定される。 トラック欠陥リストを図12に示す。トラック上の各欠陥セクタは、欠陥リス ト内に対応するエントリーを有しており、欠陥リストは、8ビットの欠陥セクタ 番号DSN、7ビットのオフセット値、及びフラグSLIPPEDを含む。フラグSLIPPED は、欠陥レコードの2番目のバイトの最上位ビットに記憶されている。或いは、 欠陥セクタ番号DSNが2バイトの値であって且つオフセット値が15ビットの値 であることもあり得る。この場合、フラグSLIPPEDは、欠陥レコードの2番目の ワードの最上位ビットに記憶されている。 第2の方法は、各セクタのヘッダサブフィールド内にトラックに対する欠陥情 報を埋め込む。欠陥情報は、増加する欠陥セクタ番号DSNに基づいて、n個の欠 陥レコードの順序付けられたリストを含む。欠陥レコードが用いられない場合は 、有効な欠陥レコードではないことを示す16進数FFを割り当てられる。トラッ クに対する欠陥情報の処理を開始するためには、トラック上の単一のヘッダフィ ールドを読み出して、トラック欠陥情報をFIFO152にロードすればよい。 ID Lessフォーマットを用いている場合は、各トラックに対する欠陥情報は、 各セクタのヘッダに、直接にトラックに書き込むことができる。本発明の好適な 実施態様に関わるこの欠陥情報は、4つのレコードの順序付けられたリストを含 み、各レコードは、欠陥の物理セクタ番号である欠陥セクタ番号DSN、連想オフ セット値、及びフラグSLIPPEDを含む。4つのレコードのリストの順序付けは、 増加する欠陥セクタ番号DSNに基づいており、上記の動作の場合と同様に、16 進数FFは有効な欠陥セクタ番号DSNではない。 連想オフセット情報が規定され、欠陥セクタを代替セクタにマッピングするた めに使用される。付加的に、このトラックに関して4つ以上の欠陥レコードがあ ることを示すフラグビットを含むFLAGバイトが、ヘッダに含まれる。トラッ クに関して4つ以上の欠陥レコードがある場合には、システムは自動的に何かを 処理することはできず、マイクロプロセッサにアシストされた方法を使用するか 、或いはバッファRAMに欠陥リストを記憶しなければならない。 ヘッダに埋め込まれた欠陥情報を有するセクタのフォーマットが、図13に示 されている。セクタは、ヘッダサブフィールド、DATAサブフィールド、及び ECCサブフィールドを含む3つのサブフィールドを備えている。ヘッダサブフ ィールドは、4つの欠陥レコードの欠陥リスト、フラグバイトを含み、オプショ ンとして、ずれ(displacement)値、スキュー(skew)値、ヘッド番号値、及び エラー検出CRCサブフィールドを含む。ヘッダ及びDATAサブフィールドを カバーするプログラマブルECCサブフィールドはまた、本発明の好ましい実施 態様では、サーボマークを記憶するように分割され得る。或いは、オフセット情 報はヘッダから除去され得て、すべての欠陥セクタがスリップされると推定され 得る。 第3の方法は、欠陥レコードのためにピンポンストレジとして使用される第1 のバンクBANK1 170と第2のバンクBANK2 172とを有している オンボードのファーストイン・ファーストアウト・スタックFIFO152を含 む。マイクロプロセッサは、欠陥レコードの数がFIFOを満たすならば、FI FOをトラック欠陥レコードで満たす。そうでなければ、マイクロプロセッサは 、他のバンクが処理される間にバンクの一つを満たす。システムによるセクタ処 理はFIFOを満たすよりも多くの時間を要するので、マイクロプロセッサの介 入時間は無視し得て、適切なサイズのFIFOが使用されていれば、その時間は ク リティカルなものではない。 この情報は、マイクロプロセッサによってFIFOにロードされ得る。内部F IFO152は、ピンポン方式で使用される2つのバンクから成っている。セッ トアップ計算後に、欠陥レコードの数がFIFOに入っていなければ、マイクロ プロセッサは両バンクに欠陥情報をロードし、フラグBANK1 READY及 びフラグBANK2 READYの両方を論理的高電圧レベルにセットし、他の パラメータ及び指令を、動作を開始する本発明の装置にロードする。 好ましい実施形態のFIFO152の内部の各バンクは、同時に欠陥リストか ら4つのエントリーを保持する。現在のトラックに対する自動処理を開始するた めに、そのトラックに対する欠陥リストからの最初の4つのエントリーが、第1 のバンクにロードされる。4つ以上のエントリーがある場合には、次の4つのエ ントリーが第2のバンクにロードされる。マイクロプロセッサはバンクのロード を行うが、計算は、本発明のハードウエアによって実行される。第1のバンクの 欠陥リストが処理されると、フラグBANK1 READYが論理的低電圧レベ ルにリセットされて、マイクロプロセッサに中断が送られる。マイクロプロセッ サが中断を受け取ると、このトラックに関する欠陥リストに8つ以上のエントリ ーがある場合には、第1のバンクへのロードを開始する。 本発明のマイクロプロセッサ及びハードウエアはそれから、動作が完了するま でこの動作を継続し、他のバンクがロードされている間に一つのバンクのエント リーを処理する。 本発明のアルゴリズムの記述 本発明の方法を示す流れ図が、図6に示される。レジスタ及びフラグのデフォ ルト値は、ブロック10でセットされる。論理セクタ番号LSNは、16進値F Fにセットされ、DEFECTフラグ、トラックの論理的末尾フラグLEOT、 トラックの物理的末尾フラグPEOT、及びターゲットセクタがトラック上にな いことのフラグTSNOTは、すべて論理的低電圧レベルにリセットされる。デ フォルト値がセットされた後に、本発明の装置は、欠陥リストがセクタのヘッダ に記憶されているかどうかを、ブロック11で決定する。ヘッダに欠陥リストが 記憶されていたら、本発明の装置はそれから、ブロック16で、ヘッダから欠陥 リストを読み出すのを待つことになっている。本発明の装置がすでにヘッダから 欠陥リストを読んでいて、欠陥リストがロードされていたら、そのときにはブロ ック15aにジャンプして、トラックのための欠陥情報の処理を開始する。本発 明の装置が欠陥リストが読まれる間に待つことになっていて、欠陥リストがまだ ロードされていなかったら、欠陥リストの準備が完了するまで、ブロック17で 待機する。ひとたび欠陥リストの準備ができると、装置はブロック17aに進み 、セクタに対するさらに多くの欠陥フラグが、欠陥数が欠陥リストで利用可能な レコード数を越えていることを示す論理的高電圧レベルにセットされているかど うかを、そこで判定する。さらに多くの欠陥フラグが論理的高電圧レベルにセッ トされていると装置が判定すると、エラーが示され、信号STARTがブロック 17bで論理的低電圧レベルにリセットされて、装置はブロック10に戻ってア ルゴリズムを再び始める。さらに多くの欠陥フラグが論理的高電圧レベルにセッ トされていなければ、装置はブロック15aにジャンプする。 欠陥リストがトラックの各セクタのヘッダに記憶されていないときには、装置 はブロック13で、欠陥リストがバッファRAMに記憶されているかどうかを判 定する。欠陥リストがバッファRAMに記憶されていたら、欠陥リストアドレス ポインタDLAPが、欠陥リスト開始アドレスポインタDLSAPによって初期 化されて、装置はブロック14で、バッファRAMに記憶されている欠陥リスト からレコードを獲得するように指令される。装置はブロック15で、欠陥リスト のエントリーの獲得が完了するか、或いはFIFOがフルになるか、の何れかが 先に生じるまで、待機する。欠陥リストのエントリーのすべての獲得が完了する か、或いはFIFOがフルになると、装置はブロック15aで、セクタマーク立 ち上がりパルスが検出されるかどうかを判定する。セクタマーク立ち上がりパル スは、セクタマークの立ち上がり端が検出されると生成される。セクタマーク立 ち上がりパルスが検出されなければ、装置はブロック18にジャンプして、トラ ックに関する欠陥情報の処理を開始する。 各々のセクタのヘッダ或いはバッファRAMに欠陥情報が記憶されていなけれ ば、装置はブロック12で、欠陥リストが欠陥FIFOを完全に満たすかどうか 、及びマイクロプロセッサが欠陥リストを欠陥FIFOにロードしたことを判定 する。欠陥リストが欠陥FIFOを完全に満たしていなければ、マイクロプロセ ッサによってセットされる動作モード制御は、欠陥リストが欠陥FIFOを完全 に満たさないことを示し、マイクロプロセッサはレジスタの第1のバンクBAN K1及びレジスタの第2のバンクBANK2のローディングを行う。ブロック3 1で、開始物理セクタ番号START PSNが、内部物理セクタ番号レジスタ N PSNにロードされる。ブロック32で、欠陥FIFOポインタiが零にリ セットされて、オンボードロジックによって、図9に示され且つ後述されるサブ ルーチンCを開始するコマンドが与えられる。装置はそれからブロック33で、 サブルーチンCが完了してアサートされた信号DONE Cを受け取るまで、待 機する。装置がサブルーチンCを完了すると、それからブロック34で、セクタ マーク立ち上がりパルスを待つ。装置がセクタマーク立ち上がりパルスを検出す ると、それからブロック36で、物理セクタ番号PSNが開始物理セクタ番号S TART PSNに等しくなるまで待機する。物理セクタ番号PSNが開始物理 セクタ番号START PSNに等しくなるとすぐに、装置はブロック36aで 、停止コマンドが出されたか否かを判定する。停止コマンドが出されていなかっ たら、装置はブロック30にジャンプし、そうでなければブロック37にジャン プして、エラー状態フラグが論理的高電圧レベルにセットされ、信号START が論理的低電圧レベルにリセットされ、装置はブロック10にジャンプする。 ブロック12で、装置が欠陥リストが欠陥FIFOを完全に満たしてマイクロ プロセッサが欠陥リストを欠陥FIFOにロードしたと判定したら、ブロック1 5aにジャンプして、トラックのための欠陥情報の処理を開始する。装置は、ブ ロック15aで、セクタマーク立ち上がりパルスが検出されたかどうかを判定す る。セクタマーク立ち上がりパルスが検出されたら、装置はブロック15aで、 セクタマーク立ち上がりパルスが検出されなくなるまで待機し、それからブロッ ク18に進む。ブロック18で、装置は、次の物理セクタ番号NEXT(PSN )を内部物理セクタ番号レジスタN PSNにロードする。ブロック19で、装 置は、図7に示されて後述されるサブルーチンAを開始する。ブロック19の 後に遅延があることを示す空白ボックスが、ブロック19に引き続く。本発明の 装置は、サブルーチンAを実行している間に、ブロック21でまた、セクタマー ク立ち上がりパルスをチェックする。装置がサブルーチンAを完了する前にセク タマーク立ち上がりパルスが検出されたら、装置はブロック28でサブルーチン Aをアボートして、ブロック28aで欠陥リストがバッファRAMに記憶されて いるかどうかを判定する。欠陥リストがバッファRAMに記憶されていたら、装 置はブロック13にジャンプして戻り、そうでなければブロック15aに戻る。 またブロック28では、論理セクタ番号LSNが16進値FFにセットされて、 DEFECTフラグ、トラックの論理的末尾フラグLEOT、トラックの物理的 末尾フラグPEOT、及びターゲットセクタがトラック上にないことのフラグT SNOTが、すべて論理的低電圧レベルにリセットされる。装置はブロック22 で、サブルーチンAが終了するまでにセクタマーク立ち上がりパルスが検出され ない限りは、サブルーチンAの完了まで待機する。 サブルーチンAが完了すると、装置はブロック23でサブルーチンCを開始す る。装置は、サブルーチンCを実行している間に、ブロック24でまた、セクタ マーク立ち上がりパルスをチェックする。装置がサブルーチンCを完了する前に セクタマーク立ち上がりパルスが検出されたら、装置はブロック29でサブルー チンCの実行をアボートして、ブロック28aにジャンプして戻る。ブロック2 9ではまた、論理セクタ番号LSNが16進値FFにセットされて、DEFEC Tフラグ、トラックの論理的末尾フラグLEOT、トラックの物理的末尾フラグ PEOT、及びターゲットセクタがトラック上にないことのフラグTSNOTが 、すべて論理的低電圧レベルにリセットされる。装置はブロック25で、サブル ーチンCが終了するまでにセクタマーク立ち上がりパルスが検出されない限りは 、サブルーチンCの完了まで待機する。 サブルーチンCの実行の完了後に、本発明の装置はブロック26で、このトラ ックに関する欠陥情報の処理を停止するかどうかを決定する。装置がこのトラッ クに関する欠陥情報の処理を停止するときには、エラー状態フラグはブロック3 7で論理的高電圧レベルにセットされ、信号STARTが論理的低電圧レベルに リセットされて、装置はブロック10にジャンプして戻る。装置がこのトラック に関する欠陥情報の処理を停止しないならば、ブロック27で、セクタマーク立 ち上がりパルスを待つ。装置がセクタマーク立ち上がりパルスを検出すると、ブ ロック30で指令を完了し、ブロック23にジャンプして、次のセクタに対して サブルーチンCを開始する。 ブロック30で、次の物理セクタ番号NEXT(PSN)が内部物理セクタ番 号レジスタN PSNにロードされて、内部論理セクタ番号レジスタN LSN からの値が論理セクタ番号レジスタLSNにロードされ、欠陥内部フラグN D EFECTの値が欠陥フラグDEFECTに記憶され、トラックの論理的末尾内 部フラグN LEOTの値がトラックの論理的末尾フラグLEOTに記憶され、 トラックの物理的末尾内部フラグN PEOTの値がトラックの物理的末尾フラ グPEOTに記憶され、ターゲットセクタがトラック上にないことの内部フラグ N TSNOTがフォーマットシーケンサ166による処理のためにターゲット セクタのフラグTSNOTに記憶される。本発明の装置は常に、ディスク上で装 置が実際にいる場所よりも先のセクタに関する計算を実行する。これらの計算結 果は、セクタマーク立ち上がりパルスが検出されると、それらの前にNをつけて 示される内部レジスタ及びフラグに記憶され、内部レジスタ及びフラグはそのセ クタに関して装置のレジスタ及びフラグにロードされ、装置はそれから、常にそ の実際の位置よりも一つ先にある次のセクタに関する計算の実行を開始する。 サブルーチンAの記述 サブルーチンAは、図7に示されているように、トラック欠陥情報をスキャン し、そのトラック上のスリップされた欠陥セクタの数(c1、c2、b、b1) 、そのトラック上の最後の論理セクタの論理セクタ番号X、そのトラック上の最 後の正常なセクタの論理セクタ番号Z、そのトラック上のスキップされてそのト ラックのスペアセクタにマッピングされた欠陥セクタの論理セクタ番号SKIP 1 LSN及びSKIP2 LSN、欠陥リストアドレスポインタオフセットD LAP offset、ならびにポインタKを計算する。スキップされてそのト ラック上のスペアセクタにマッピングされたトラック上の欠陥セクタの論理セク タ 番号SKIP1 LSN及びSKIP2 LSNに与えられる16進数FFは、 そのトラック上には、スキップされてそのトラック上のスペアセクタにマッピン グされた欠陥セクタがないことを示しているが、そのトラック上のスペアトラッ クが使用されなかったことを示しているのではない。なぜなら、他のトラックか らの欠陥セクタが、そのトラックのスペアセクタにマッピングされているかもし れないからである。 サブルーチンAは、本発明の装置がスタートサブルーチンA信号GO Aがア サートされるまで待機しているブロック40で始まる。上述したように、サブル ーチンAの完了に先立つセクタマーク立ち上がりパルスの検出のために、装置に よってアボート信号ABORT Aが出されると、サブルーチンAはアボートさ れて、装置はブロック40に戻り、サブルーチンAを始める信号である信号GO Aが次にアサートされるのを待つ。サブルーチンAは、Start Setu p及びContinue Setupの2つの動作モードを用いるセットアップ 計算用のマイクロプロセッサによって始められ得る。セットアップ中、マイクロ プロセッサは、パラメータを初期化し、欠陥FIFOをロードし、かつ、信号S tart Setupを論理的高電圧レベルにセットして、セットアップの完了 を示す信号DONE Aが論理的高電圧レベルにセットされるのを待つことによ って、セットアップ計算を開始する。欠陥リストがFIFOのサイズより大きい ために完全に処理されていなかったら、マイクロプロセッサは、それに続く欠陥 の記録で欠陥FIFOをロードして、信号Continue Setupを論理 的高電圧レベルにセットし、信号DONE Aが論理的高電圧レベルにセットさ れるのを待つことによって、セットアップ計算を継続する。マイクロプロセッサ は、欠陥リストが完全に処理されるまでcontinue setup動作を繰 り返す。信号GO Aは信号START A、Start Setup及びco ntinue Setupの論理ORの演算の結果である。ブロック41で、装 置は、継続セットアップ信号がアサートされたかどうかを判定する。継続セット アップ信号がアサートされていれば、ブロック42で指令は完了し、装置は継続 セットアップに初期化される。ブロック42で、欠陥FIFOポインタiは零に セットされ、DONE Aフラグは論理的低電圧レベルにリセットされる。ブロ ック42で指令を実行したら、装置は、ブロック44で始まるサブルーチンの点 A1にジャンプする。 本発明の装置が、継続セットアップ信号はアサートされていないとブロック4 1で判定したら、ブロック43で指令が完了される。ブロック43において、欠 陥FIFOポインタi、次の物理セクタ番号N PSNよりも小さい欠陥セクタ 番号を持つFIFOにおける一番最後のレコードを指している欠陥FIFOポイ ンタj、トラック欠陥リストにおいて処理された欠陥レコード数k、スリップさ れた欠陥セクタ数c1、スリップされた欠陥セクタ数c2、スリップされた欠陥 セクタ数b、スリップされた欠陥セクタ数b1、ならびにフラグDONE Aは 、全て零にリセットされる。またブロック43で、トラック上の最後の正常なセ クタの論理セクタ番号Zが、トラック上の物理セクタの数Nマイナス1と等しい 数にセットされ、トラック上の最後の論理セクタの論理セクタ番号Xが、1トラ ックあたりの論理セクタの数Lマイナス1に等しい数にセットされ、スキップさ れてそのトラック上の第1及び第2のスペアトラックに移されたトラック上の欠 陥セクタの論理セクタ番号SKIP1 LSN及びSKIP2 LSNが16進 数FFにセットされ、第1及び第2のスペアセクタ使用フラグSKIP1 US ED及びSKIP2 USEDは論理的低電圧レベルにリセットされ、そして、 欠陥リストアドレスポインタオフセット値DLAP OFFSETは零にセット される。 ブロック44において、本発明の装置は、欠陥FIFOにおける欠陥レコード の全てが処理されたことを伝える、エンドオブリストフラグEOL Aが論理的 高電圧レベルにセットされているかどうかを判定する。エンドオブリストフラグ EOL Aが論理的高電圧レベルにセットされていれば、装置はブロック65に おいて、トラック上の最後の正常なセクタの論理セクタ番号Zが1トラックあた りの論理セクタの数Lマイナス1よりも小さいかどうかを判定する。トラック上 の最後の正常なセクタの論理セクタ番号Zが1トラックあたりの論理セクタの数 Lマイナス1よりも小さければ、装置は、トラック上の最後の正常なセクタの論 理セクタ番号Zをそのトラック上の最後の論理セクタの論理セクタ番号Xに保存 して、後で詳細に説明する図8に示すサブルーチンBの初めにジャンプする。そ うでなければ、装置はブロック66をスキップして、サブルーチンBにジャンプ する。 本発明の装置は、ブロック44において、エンドオブリストフラグEOL A が論理的高電圧レベルにセットされていないと判定すると、ブロック45におい て、次のレコードがFIFOに存在してシステムがレディー状態になるまで待つ 。欠陥リストがバッファにあるときを除いて、システムはいつでもレディー状態 である。この場合、次の欠陥レコードが既に獲得されてFIFOに存在している ことを示すために、バッファマネージャからの信号がアサートされる。次のレコ ードがFIFOに存在してシステムがレディー状態になると、本発明の装置は、 ブロック47において、レコードのスリップされたフラグSLIPPEDiが論 理的高電圧レベルにセットされているかどうかを判定する。フラグSLIPPE Diは、欠陥セクタがスリップされたことを示している。欠陥セクタがスリップ されていれば、装置は、ブロック48において最後の正常なセクタの論理セクタ 番号Zをデクリメントする。またブロック48において、スリップされた欠陥セ クタの数b1がインクリメントされる。ブロック49において、装置は、レコー ドの欠陥セクタ番号DSNiが装置のスキュー値SKEWよりも小さいかどうか を判定する。レコードの欠陥セクタ番号DSNiがディスクドライブシステムの スキュー値SKEWよりも小さければ、スリップされた欠陥セクタの数c2はブ ロック51においてインクリメントされ、そうでなければ、スリップされた欠陥 セクタの数c1はブロック50においてインクリメントされる。欠陥セクタc1 又はc2のどちらかがインクリメントされてから、装置は、ブロック52におい て、レコードの欠陥セクタ番号DSNiが初期物理セクタ番号レジスタN PS Nに記憶されている値よりも小さいかどうかを判定する。レコードの欠陥セクタ 番号DSNiが、初期物理セクタ番号レジスタN PSNに記憶されている値よ りも小さければ、ブロック53においてスリップされた欠陥セクタbの番号及び 欠陥FIFOポインタjをインクリメントし、欠陥レコード長、つまり値2を欠 陥リストアドレスポインタオフセットDLAP OFFSETに加え、そしてブ ロック56にジャンプする。そうでなければ、装置は、ブロック53をスキップ してブロック56にジャンプする。 本発明の装置は、ブロック47において、このレコードのスリップされたフラ グSLIPPEDiが論理的高電圧レベルにセットされていないと判定すると、 ブロック57においてこのレコードのオフセット値OFFSETiが1トラック あたりのスペアトラック数SPよりも大きいかどうかを判定する。このレコード のオフセット値OFFSETiが1トラックあたりのスペアトラック数SPより も大きければ、装置はブロック56にジャンプする。このレコードのオフセット 値OFFSETiが1トラックあたりのスペアセクタの数SPよりも大きくなけ れば、装置は、ブロック58において、このレコードの欠陥セクタ番号DSNi がシステムのスキュー値SKEWよりも小さいかどうかを判定する。このレコー ドの欠陥セクタ番号DSNiがシステムのスキュー値SKEWよりも小さければ 、ブロック59において、スキップスキューフラグSKIP GE SKEWは 論理的低電圧レベルにリセットされ、スキップ論理セクタ番号値SKIP LS Nが、値TBxを1トラックあたりの物理セクタの数Nに加え、その結果に欠陥 セクタ番号DSNiを加え、そしてシステムのスキューSKEWとスリップされ た欠陥セクタの数b1とを引くことによって、計算される。値TBxはトラック ベースTBマイナストラックずれTDに等しい。トラックベースTBは、セグメ ント内のトラック上の第1の論理セクタの論理セクタ番号に等しく、トラックず れTDは、そのセグメントの先行するトラックにおけるスリップされたセクタの 数を示している。このレコードの欠陥セクタ番号DSNiがシステムのスキュー 値SKEWよりも小さくなければ、ブロック60で指令が実行される。そして、 スキップスキューフラグSKIP GE SKEWが論理的高電圧レベルにセッ トされ、スキップ論理セクタ番号SKIP LSNが、値TBxを欠陥セクタ 番号DSNに加え、システムのスキューSKEWとスリップされた欠陥セクタの 数b1とを引くことによって計算される。 本発明の装置は、ブロック59又はブロック60において計算を行った後、ブ ロック61において、レコードのオフセット値OFFSETiが1に等しいかど うかを判定する。レコードのオフセット値OFFSETiが1に等しければ、ブ ロック63においてスキップスキューフラグSKIP GE SKEWにおける 値が第1のスキップスキューフラグSKIP1 GE SKEWにロードされ、 スキップ論理セクタ番号値SKIP LSNが第1のスキップ論理セクタ番号S KIP1 LSNにロードされ、また第1のスペアセクタ使用フラグSKIP1 USEDが論理的高電圧レベルに設定される。レコードのオフセット値OFF SETiが1に等しくなければ、装置は、ブロック62において、レコードのオ フセット値OFFSETiが2に等しいかどうかを判断する。レコードのオフセ ット値OFFSETiが2に等しければ、ブロック64において、スキップスキ ューフラグSKIP GE SKEWにおける値が第2のスキップスキューフラ グSKIP2 GE SKEWにロードされ、スキップ論理セクタ番号値SKI P LSNが第2のスキップ論理セクタ番号SKIP2 LSNにロードされ、 また第2のスペアセクタ使用フラグSKIP2 USEDが論理的高電圧レベル にセットされる。 ブロック63又は64のどちらかにおいて指令が実行されるか、或いはレコー ドのオフセット値OFFSETiが1又は2に等しくなければ、ブロック56で 指令が実行され、欠陥FIFOポインタi及びトラック欠陥リストにおける処理 された欠陥レコードの数kがインクリメントされる。ブロック56で指令が実行 されたら、装置は、ブロック44の初めの点A1にジャンプして戻って、欠陥リ ストの次のレコードについての計算を行う。 サブルーチンBの記述 サブルーチンBは、図8に示されており、第1のスペアセクタ使用フラグSK IP1 USEDが論理的高電圧レベルにセットされているかどうかを判断する ブロック150で始まる。第1のスペアセクタ使用フラグSKIP1 USED が論理的高電圧レベルにセットされていなければ、装置はブロック154にジャ ンプする。第1のスペアセクタ使用フラグSKIP1 USEDが論理的高電圧 レベルにセットされていれば、ブロック151において、第1のスキップスキュ ーフラグSKIP1 GE SKEWが論理的高電圧レベルにセットされている かどうかが判定される。第1のスキップスキューフラグSKIP1 GE SK EWが論理的高電圧レベルにセットされていれば、ブロック152において、第 1のスキップ論理セクタ番号SKIP1 LSNがスリップされた欠陥セクタの 数c1に加えられ、その結果が第1のスキップ論理セクタ番号SKIP1 LS Nに記憶される。そうでなければ、ブロック153において、スリップされた欠 陥セクタの数c2をスキップ論理セクタ番号SKIP1 LSNから減算し、そ の結果を第1のスキップ論理セクタ番号SKIP1 LSNに記憶する。ブロッ ク152又はブロック153のどちらかで指令を実行した後、装置はブロック1 54にジャンプする。 ブロック154において、本発明の装置は、第2のスペアセクタ使用フラグS KIP2 USEDが論理的高電圧レベルにセットされているかどうかを判定す る。第2のスペアセクタ使用フラグSKIP2 USEDが論理的高電圧レベル にセットされていなければ、装置は点B1にジャンプして、それはブロック16 0で始まる。第2のスペアセクタ使用フラグSKIP2 USEDが論理的高電 圧レベルにセットされていれば、ブロック155において、第2のスキップスキ ューフラグSKIP2 GE SKEWが論理的高電圧レベルにセットされてい るかどうかが判定される。第2のスキップスキューフラグSKIP2 GE S KEWが論理的高電圧レベルにセットされていれば、ブロック156において、 第2のスキップ論理セクタ番号SKIP2 LSNはスリップされた欠陥セクタ の数c1に加えられ、その結果が第2のスキップ論理セクタ番号SKIP2 L SNに記憶される。そうでなければ、ブロック157において、スリップされた 欠陥セクタの数c2をスキップ論理セクタ番号SKIP2 LSNから減算し、 その結果を第2のスキップ論理セクタ番号SKIP2 LSNに記憶する。ブロ ック156又はブロック157のどちらかで指令が実行された後、装置はブロッ ク160で始まる点B1にジャンプする。 ブロック160において、トラック欠陥リスト中の処理された欠陥レコードの 数kが零に等しくセットされる。それから、ブロック161において、装置は、 欠陥FIFOポインタjが欠陥リストのサイズDL SIZEに等しいかどうか を判定する。欠陥FIFOポインタjが欠陥リストのサイズDL SIZEに等 しくなければ、ブロック162において、欠陥ポインタjは1つだけインクリメ ントされ、欠陥リストアドレスポインタオフセットDLAP OFFSETは、 欠陥リストのレコードのサイズである2だけ増加される。その後に装置は、ブロ ック162からサブルーチンの点B2にジャンプし、そこでブロック72が始ま る。欠陥FIFOポインタjが欠陥リストのサイズDL SIZEと等しければ 、ブロック163において、欠陥ポインタj及び欠陥リストアドレスポインタオ フセットDLAP OFFSETの両方が、零にリセットされる。その後に装置 は、ブロック163から点B2にジャンプして、ブロック72にて指令を実行し 始める。 本発明の装置は、ブロック72において、欠陥リストがバッファRAMに存在 するかどうかを判定する。欠陥リストがバッファRAMに存在しなければ、装置 はブロック77にジャンプし、そうでなければ、装置はブロック73において、 欠陥リストのサイズDL SIZEがFIFOのサイズよりも大きいかどうかを 判定する。欠陥のサイズDL SIZEがFIFOのサイズよりも大きくなけれ ば、装置はブロック77にジャンプする。そうでなければ、ブロック74で指令 が実行される。ブロック77において、欠陥FIFOポインタiが欠陥FIFO ポインタjの値でロードされ、装置はブロック78にジャンプする。ブロック7 4において、欠陥リスト開始アドレスポインタ値DLSAPが欠陥リストアドレ スポインタオフセットDLAP OFFSETに加えられ、その結果が欠陥リス トアドレスポインタDLAPに記憶される。また、ブロック74において、装置 は、欠陥リストへの次のレコードの取り込みを始める。 ブロック75において、本発明の装置は、FIFOがフルになるまで待機する 。FIFOがフルになったら、ブロック76で装置は、欠陥FIFOポインタi を零にリセットする。ブロック78でフラグDONE Aが論理的高電圧レベル にセットされて、装置はメインプログラムに、装置がサブルーチンAにジャンプ したブロック19の後に戻る。 サブルーチンCの記述 図9に図示されているサブルーチンCはブロック80から始まり、物理/論理 マッピング用の演算をおこなう。本発明の装置は、ブロック80において、スタ ートサブルーチンC信号START Cがアサートされて、サブルーチンCの開 始に対して装置が準備できていることが表示されるまで待つ。また、ブロック8 0において、上述したように、もしサブルーチンCの完了以前にセクタマーク立 上がりパルスが検出されたら、装置はアボートサブルーチンC信号を発すること もできる。信号START Cがアサートされると、次にブロック81において 、装置はエンドオブリストフラグEOL Cが論理的高電圧レベルにセットされ ているかどうかを判定する。もしエンドオブリストフラグEOL Cが論理的高 電圧レベルにセットされているのなら、ブロック89において、内部物理セクタ 番号レジスタに記憶されている値N PSNが、システム用のスキュー値SKE W未満であるかどうかが判定される。もし内部物理セクタ番号レジスタに記憶さ れている値N PSNがシステム用のスキューSKEW未満であるのならば、ブ ロック90において、スリップされた欠陥セクタの個数bxは、スリップされた 欠陥セクタの個数bにスリップされた欠陥セクタの個数c2をプラスしたものに 等しくなり、内部物理セクタ番号レジスタの値N PSNにトラック当たりの物 理セクタの個数Nをプラスし、システム用のスキュー値SKEWをマイナスし、 スリップされた欠陥セクタの個数bxをマイナスしたもの、すなわち合計値TB xが、ブロック92において内部論理セクタ番号レジスタN LSNに記憶され る。 もし本発明の装置が、ブロック89において、内部物理セクタ番号レジスタに 記憶されている値N PSNがシステム用のスキュー値SKEW未満ではないと 判定すれば、ブロック91において、スリップされた欠陥セクタの個数bxは、 スリップされた欠陥セクタの個数bからスリップされた欠陥セクタの個数c1を マイナスしたものに等しくなり、値TBxに内部物理セクタ番号レジスタの値N PSNをプラスし、システム用のスキュー値SKEWをマイナスし、スリップ された欠陥セクタの個数bxをマイナスしたものが、ブロック93において、内 部論理セクタ番号レジスタN LSNに記憶される。ブロック92又はブロック 93において各種指令が実行された後に、装置は、図10に図示されているサブ ルーチンDのはじめへとジャンプする。サブルーチンDは、ブロック101から 始まる。 もしブロック81において、エンドオブリストフラグEOL Cが論理的高電 圧レベルに設定されていないのなら、装置はブロック82において、次の物理セ クタ番号N PSNがレコードの欠陥セクタ番号DSNi未満であるかどうかを 判定する。もし次の物理セクタ番号N PSNがレコードの欠陥セクタ番号DS Ni未満であるのならば、上述したように装置は、ブロック89〜93における 各種指令を実行する。もし次の物理セクタ番号N PSNがレコードの欠陥セク タ番号DSNi未満ではないのならば、次にブロック83において、装置は次の 物理セクタ番号N PSNがレコードの欠陥セクタ番号DSNiに等しいかどう かを判定する。もし、次の物理セクタ番号N PSNがレコードの欠陥セクタ番 号DSNiに等しくないのならば、エラーが信号で知らされ、装置はサブルーチ ンEにおけるブロック134へとジャンプし、停止命令を発する。 もしブロック83において、次の物理セクタ番号N PSNがレコードの欠陥 セクタ番号DSNiに等しいと判定されれば、ブロック85において、レコード 用のスリップされたフラグSLIPPEDiが論理的高電圧レベルに等しいかど うかが判定される。もしレコード用のスリップされたフラグSLIPPEDiが 論理的高電圧レベルに等しいのならば、ブロック94において、スリップされた 欠陥セクタの個数bがインクリメントされ、ブロック94aにおいて装置は、オ フセット値OFFSETiが零に等しいかどうかを判定する。もしオフセット値 OFFSETiが零に等しいのならば、装置はブロック98bへとジャンプする 。ブロック98bにおいて、次の論理セクタ番号の値N LSNは16進値FF に等しくセットされる。もしオフセット値OFFSETiが零に等しくないのな らば、ブロック94bにおいて、次の欠陥フラグN DEFECTが論理的高電 圧レベルに等しくセットされ、ブロック95において、装置は次の物理セクタ番 号N PSNがシステム用のスキュー値SKEW未満であるかどうかを判定する 。もし次の物理セクタ番号N PSNがシステムスキュー値SKEW未満である のならば、ブロック96において、スリップされた欠陥セクタの個数bxは、ス リップされた欠陥セクタの個数bにスリップされた欠陥セクタの個数c2をプラ スしたものに等しくセットされる。そうでない場合には、ブロック97において 、スリップされた欠陥セクタの個数bxは、スリップされた欠陥セクタの個数c 1からスリップされた欠陥セクタの個数bをマイナスしたものに等しくセットさ れ る。ブロック96又はブロック97における各種指令が実行された後に、ブロッ ク96aにおいて、装置は、システムがトラックスリッピング法を用いているか どうかを判定する。もしシステムがトラックスリッピング法を用いているのなら 、ブロック98において、値TBxがトラック上の最後の論理セクタの論理セク タ番号Xとスリップされた欠陥セクタの個数bxとに加えられ、その結果は次の 論理セクタ番号レジスタN LSNに記憶される。もしシステムがトラックスリ ッピング法を用いていないのなら、ブロック98aにおいて、値SXが、トラッ クずれ値TDとスリップされた欠陥セクタの個数bxとに加えられ、その結果は 、次の論理セクタ番号レジスタN LSNに記憶される。値SXは、トラック又 はセグメントの最後の正常な論理セクタを表す。ブロック98、98a及び98 bから、装置はサブルーチンDのはじめへとジャンプする。 もしレコード用のスリップされたフラグSLIPPEDiが論理的高電圧レベ ルに等しくないのなら、ブロック86において、オフセット値OFFSETiが 本発明の装置に含まれているスキップ値の個数よりも大きいかどうかが判定され る。本発明の好ましい実施形態においては、2つのスキップ値SKIP1及びS KIP2が用いられる。また、別の実施形態では、異なる個数のスキップ値が用 いられ得る。従って、ブロック86において、もしオフセット値OFFSETi が2よりも大きければ、ブロック87において、内部欠陥フラグN DEFEC Tは論理的高電圧レベルにセットされ、次の論理セクタ番号N LSNは16進 値FFに設定される。そうでない場合には、ブロック88において、次の論理セ クタ番号N LSNのみが16進値FFにセットされる。ブロック87又はブロ ック88における各種指令が実行された後で、装置はサブルーチンDのはじめへ とジャンプする。 サブルーチンDの記述 図10に図示されているサブルーチンDでは、物理セクタ番号がスペア代替セ クタであるかどうかを判定し、物理セクタ番号をマッピングする。サブルーチン Dはブロック101から始まり、内部物理セクタ番号レジスタに記憶されている 値N PSNがシステムのスキュー値未満であるかどうかを判定する。もし内部 物理セクタ番号レジスタに記憶されている値N PSNがシステムのスキュー値 未満ではないのならば、ブロック103において、本発明の装置は、システムの スキュー値を、内部物理セクタ番号レジスタに記憶されている値N PSNから 減算し、その結果をスキュー調整された物理セクタ番号レジスタS PSNにロ ードする。そうでない場合、つまりもし内部物理セクタ番号レジスタに記憶され ている値N PSNがシステムのスキュー値未満であるのならば、ブロック10 2において、装置は、内部物理セクタ番号レジスタに記憶されている値N PS Nを、物理トラック用のセクタの個数からシステムのスキュー値をマイナスした ものに加算し、その結果をスキュー調整された物理セクタ番号レジスタS PS Nにロードする。 ブロック102又はブロック103における各種指令が実行された後、ブロッ ク104において、本発明の装置は、スキュー調整された物理セクタ番号レジス タに記憶されている値S PSNがトラック当たりの論理セクタの個数Lに等し いかどうかを判定する。もしスキュー調整された物理セクタ番号レジスタに記憶 されている値S PSNがトラック当たりの論理セクタの個数Lに等しくないの なら、ブロック107において、装置は、スキュー調整された物理セクタ番号レ ジスタに記憶されている値S PSNが、トラック当たりの論理セクタの個数L プラス1に等しいかどうかを判定する。もしスキュー調整された物理セクタ番号 レジスタに記憶されている値S PSNがトラック当たりの論理セクタの個数L プラス1に等しくないのなら、装置はブロック110へと直接ジャンプする。も しブロック107において、スキュー調整された物理セクタ番号レジスタに記憶 されている値S PSNがトラック当たりの論理セクタの個数Lプラス1に等し いと判定されれば、ブロック108において、装置は、スキップ使用フラグSK IP2 USEDが論理的高電圧レベルに等しいかどうかを判定する。もしスキ ップ使用フラグSKIP2 USEDが論理的高電圧レベルに等しいのなら、ブ ロック109において、値SKIP2 LSNが内部論理セクタ番号レジスタN LSNにロードされ、装置はブロック110へとジャンプする。そうでない場 合には、装置はブロック110へと直接ジャンプする。 もしスキュー調整された物理セクタ番号に記憶されている値S PSNがトラ ック当たりの論理セクタの個数Lに等しいのなら、ブロック105において、本 発明の装置は、スキップ使用フラグSKIP1 USEDが論理的高電圧レベル に等しいかどうかを判定する。もしスキップ使用フラグSKIP1 USEDが 論理的高電圧レベルに等しいのなら、ブロック106において、値SKIP1 LSNが内部論理セクタ番号レジスタN LSNにロードされ、装置はブロック 110へとジャンプする。そうでない場合には、装置はブロック110へと直接 ジャンプする。 ブロック110において、内部論理セクタ番号レジスタにおける値N LSN が、トラック上の最後の論理セクタの論理セクタ番号Xにトラック基準値TBx をプラスしたものに等しいかどうかが判定される。もし内部論理セクタ番号レジ スタにおける値N LSNがトラック上の最後の論理セクタの論理セクタ番号X にトラック基準値TBxをプラスしたものに等しいのなら、ブロック111にお いて、トラックの内部論理末尾レジスタにおける値N LEOTが論理的高電圧 レベルに設定され、装置はブロック112へとジャンプする。そうでない場合に は、装置はブロック111をスキップし、ブロック112へと直接ジャンプする 。ブロック112において、スキュー調整された物理セクタ番号レジスタに記憶 されている値S PSNが、トラック上の物理セクタの個数Nマイナス1に等し いかどうかが判定される。もしスキュー調整された物理セクタ番号レジスタに記 憶されている値S PSNが、トラック上の物理セクタの個数Nマイナス1に等 しいのなら、ブロック113において、トラックの内部物理末尾レジスタにおけ る値N PEOTが論理的高電圧レベルに設定され、装置はブロック114へと ジャンプする。そうでない場合には、装置はブロック113をスキップし、ブロ ック114へと直接ジャンプする。 ブロック114において、本発明の装置は、ターゲット論理セクタ番号TAR GET LSNが、トラック上の最後の論理セクタの論理セクタ番号Xにトラッ ク基準値TBxをプラスしたものよりも大きいかどうかを判定する。もしターゲ ット論理セクタ番号TARGET LSNが、トラック上の最後の論理セクタの 論理セクタ番号Xとトラック基準値TBxとの和よりも大きいのなら、ブロック 115において、トラック上にない内部ターゲットセクタフラグN TSNOT が論理的高電圧レベルに設定され、装置はブロック116へと進む。そうでない 場合には、装置はブロック115をスキップし、ブロック116へと直接ジャン プする。 ブロック116において、スキュー調整された物理セクタ番号レジスタに記憶 されている値S PSNがトラック当たりの論理セクタの個数L以上であるかど うかが判定される。もしスキュー調整された物理セクタ番号レジスタに記憶され ている値S PSNがトラック当たりの論理セクタの個数L以上ではないのなら 、装置はブロック119へとジャンプする。そうでない場合には、ブロック11 7において、次の論理セクタ番号レジスタに記憶されている値N LSNが、ト ラック当たりの論理セクタの個数Lと値TBxとの和以上であるかどうかが判定 される。もし次の論理セクタ番号レジスタに記憶されている値N LSNが、ト ラック当たりの論理セクタの個数Lと値TBxとの和未満であるのなら、装置は ブロック119へとジャンプする。そうでない場合には、ブロック118におい て、次の論理セクタ番号レジスタに記憶されている値N LSNは16進値FF に等しく設定される。ブロック119において、装置は欠陥FIFOポインタi と、トラック欠陥リストにおいて処理された欠陥レコードの個数kと、をインク リメントする。 サブルーチンEの記述 図11に図示されているサブルーチンEはブロック120から始まり、FIF Oの第1及び第2のバンクへのロードを制御する。ブロック120において、本 発明の装置は、内部物理セクタ番号レジスタにおける値N PSNがトラック上 の物理セクタの個数Nマイナス1に等しいかどうかを判定する。もし内部物理セ クタ番号レジスタにおける値N PSNがトラック上の物理セクタの個数Nマイ ナス1に等しいのなら、ブロック121において、装置は、スリップされた欠陥 セクタの個数b、及び、トラック欠陥リストにおいて処理された欠陥レコードの 個数を零にリセットし、ブロック122において、ラップ条件が存在するかどう かを判定する。そうでない場合には、装置はブロック124へとジャンプする。 このラップ条件は、装置が手動モードで動作しておらず、欠陥リストサイズDL SIZEがFIFOのサイズ以下である時に存在する。もしブロック122に おいてラップ条件が存在するのなら、ブロック123において、欠陥FIFOポ インタiは零にリセットされ、装置はブロック135へとジャンプする。もしブ ロック122においてラップ条件が存在しないのなら、ブロック124において 、装置が手動モードで動作しているかどうかが判定され、それによって、マイク ロプロセッサが、欠陥FIFOの第1及び第2のバンクにおける欠陥リストに対 するロードをピンポン方式で管理していることを表示する。もし装置が手動モー ドで動作していないのなら、ブロック132において、欠陥リストがバッファR AM内にあるかどうかが判定される。もし欠陥リストがバッファRAM内にない のなら、装置はブロック135へとジャンプする。もし欠陥リストがバッファR AM内にあるのなら、ブロック133において、システムが準備できているかど うかが判定される。もしブロック133においてシステムが準備できているのな ら、装置はブロック135へとジャンプする。そうでない場合には、装置はブロ ック134へとジャンプする。 もしブロック124において本発明の装置が手動モードで動作していると判定 されれば、次にブロック125において、欠陥FIFOポインタiが第1のバン ク用の最大欠陥ポインタi1 maxに等しいかどうかが判定される。もし欠陥 FIFOポインタiが最大欠陥ポインタi maxに等しいのなら、ブロック1 26において、第1バンク準備フラグBANK1 READYが論理的高電圧レ ベルにリセットされ、第1バンクエンプティフラグBANK1 EMPTYが論 理的高電圧レベルに設定される。ブロック127において、装置は第2バンク準 備フラグBANK2 READYが論理的高電圧レベルに等しいかどうかを判定 することによって、第2のバンクが準備できているかどうかを判定する。もしフ ラグBANK2 READYが論理的高電圧レベルに等しいのなら、装置はブロ ック135へとジャンプする。そうでない場合には、装置はブロック134へと ジャンプする。 もしブロック125において、欠陥FIFOポインタiが第1のバンク用の最 大欠陥ポインタi1 maxに等しくないのなら、ブロック128において、本 発明の装置は、欠陥FIFOポインタiが第2のバンク用の最大欠陥ポインタi 2 maxに等しいかどうかを判定する。もし欠陥FIFOポインタiが第2の バンク用の最大欠陥ポインタi2 maxに等しいのなら、ブロック129にお いて、第2バンク準備フラグBANK2 READYは論理的高電圧レベルにリ セットされ、第2バンクエンプティフラグBANK2 EMPTYは論理的高電 圧レベルに設定される。そうでない場合には、装置はブロック135へと直接ジ ャンプする。ブロック130において、第1バンク準備フラグBANK1 RE ADYが論理的高電圧レベルに設定されているかどうかを判定することによって 、第1のバンクが準備できているかどうかが判定される。もし第1のバンクが準 備できているのなら、装置はブロック135へとジャンプする。そうでない場合 には、装置はブロック134へとジャンプする。 ブロック134において、本発明の装置は、システムにおけるエラーを表示す る停止を信号で知らせる。ブロック135において、DONE Cフラグが論理 的高電圧レベルにセットされ、装置は、メインプログラムに、サブルーチンCが 呼び出されたブロックに戻る。このブロックは、ブロック23又はブロック32 のいずれかであった。 本発明の構成及び動作の原理を容易に理解できるようにするための詳細を含む 具体的な実施形態に基づいて、本発明を説明した。ここにおけるそのような具体 的な実施形態及びその詳細への言及は、添付の請求の範囲を限定することを意図 していない。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、説明のために選択さ れた実施形態に様々な改変を加え得ることは、当業者には自明であろう。具体的 には、本発明の方法が多くの異なる態様で実現可能であること、及び、以上に開 示した装置が本発明の好ましい実施形態を例示しているにすぎないことは、当業 者には自明であろう。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 て、他のものが処理されている間にロードされる。欠陥 レコードは、欠陥セクタの物理セクタ番号、オフセット 番号、及び欠陥セクタがスリップされたかどうかを示す フラグを含む。欠陥フラグは、各欠陥セクタに対して、 システムによって自動的に生成される。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ひとつ又はそれ以上の分割を有する磁気媒体を使用する磁気媒体システム におけるハードウェア駆動の欠陥マネジメント方法であって、該分割の各々は、 その一部分が欠陥を有し得る第1の複数の物理セクタを含み、該第1の複数は第 2の複数の論理セクタと第3の複数のスペアセクタとを含み、 該方法は、 a.動作が行われる現在の分割のための欠陥レコードのリストにアクセスす るステップと、 b.該磁気媒体システムによって使用される欠陥マネジメント方法を決定す るステップと、 c.欠陥レコードの該リストと該磁気媒体システムによって使用される該欠 陥マネジメント方法とを使用して、該現在の分割の内部の各物理セクタを該現在 の分割の内部の論理セクタにマッピングするステップであって、該論理セクタは 、該現在の分割の内部に欠陥セクタがある場合には該欠陥セクタを回避し且つ該 スペアセクタを利用しながら、第1のセクタから始まって最後のセクタへ引き続 いて連続している、ステップと、 d.該現在の分割の内部の欠陥セクタの数が該現在の分割の内部のスペアセ クタの数を越える場合には、該現在の分割の内部の該欠陥セクタをもう一つの分 割の内部の置換スペアセクタへマッピングする工程と、 を包含する、ハードウエア駆動の欠陥マネジメント方法。 2.動作の実行のために、記憶媒体における該動作が行われる位置にアクセス するための物理セクタ番号アドレスを得るステップを更に包含する、請求項1に 記載の方法。 3.前記操作が、フォーマット操作、読み出し操作、或いは書き込み操作のう ちのひとつである、請求項2に記載の方法。 4.前記分割が前記媒体の上のトラックであり、前記第1の複数が該トラック 上の物理セクタの数である、請求項2に記載の方法。 5.欠陥レコードの前記リストが前記媒体上のトラックのための欠陥レコード を含む、請求項4に記載の方法。 6.分割が前記媒体上のN個のトラックのグループであり、各トラックはM個 のセクタを有し、前記第1の複数はMセクタ掛けるNトラックに等しい、請求項 2に記載の方法。 7.前記第1のセクタが、前記システムのスキュー値に依存して、前記トラッ ク上のいかなる場所にも存在し得る、請求項1に記載の方法。 8.欠陥レコードの前記リストが前記分割の内部の各欠陥セクタのためのオフ セット値を含み、該オフセット値は前記システムによって使用される前記欠陥マ ネジメント方法に依存する、請求項1に記載の方法。 9.前記オフセット値は、前記論理セクタが前記システム中のどこにマッピン グされるかを示すために使用される、請求項8に記載の方法。 10.欠陥レコードの前記リストが前記システムの内部のバッファRAMに記 憶される、請求項2に記載の方法。 11.各セクタが分離データとIDフィールドとを含み、 少なくともひとつのIDフィールドを読み出して欠陥レコードの前記リストを 決定するステップを更に包含する、請求項2に記載の方法。 12.各セクタが、マージされたデータ及びヘッダフィールドを含み、 少なくともひとつのセクタヘッダを読み出して欠陥レコードの前記リストを決 定するステップを更に包含する、請求項2に記載の方法。 13.欠陥レコードの前記リストが、マイクロプロセッサによって、第4の複 数の位置を有する記憶要素にロードされる、請求項2に記載の方法。 14.欠陥レコードの前記リストが前記第4の複数の位置にフィットするかど うかを決定するステップを更に包含する、請求項13に記載の方法。 15.欠陥レコードの前記リストが前記第4の複数の位置にフィットしないと 判定されたら、該第4の複数の位置を、それぞれ等しい数の位置を有する第1の バンクと第2のバンクとに分割するステップを更に包含し、該第1のバンクと該 第2のバンクとは前記動作が完了するまで交互にロード及び処理される、請求項 14に記載の方法。 16.前記第1のバンクがロードされて、その後に前記第2のバンクがロード される間に該第1のバンクのレコードが処理され、その後に該第1のバンクが再 びロードされる間に該第2のバンクのレコードが処理され、該プロセスが前記動 作が完了するまで繰り返される、請求項15に記載の方法。 17.各セクタがマージされたデータ及びヘッダフィールドを含み、 欠陥レコードの前記リストが前記システムの内部のバッファRAMに記憶され ているかどうか、前記動作が行われるトラック上の各セクタのヘッダ中に記憶さ れているかどうか、或いは、マイクロプロセッサによって記憶要素にロードされ るかどうか、を判定するステップを更に包含する、請求項2に記載の方法。 18.前記記憶要素が第4の複数の位置を含み、且つ、前記動作が行われる前 記トラック上のセクタのヘッダを読むことによって或いはマイクロプロセッサに よって、前記バッファRAMの適切なひとつからロードされる、請求項17に記 載の方法。 19.ひとつ又はそれ以上の分割を有する磁気媒体を使用する磁気媒体システ ムにおけるハードウェア駆動の欠陥マネジメント装置であって、該分割の各々は 、その一部分が欠陥を有し得る第1の複数の物理セクタを含み、該第1の複数は 第2の複数の論理セクタと第3の複数のスペアセクタとを含み、 該装置は、 a.動作が行われる現在の分割のための欠陥レコードのリストを検索する検 索回路と、 b.該システムによって使用される欠陥マネジメント方法を選択する、該検 索回路に結合された選択回路と、 c.欠陥レコードの該リストと該磁気媒体システムによって使用される該欠 陥マネジメント方法とを使用して、該現在の分割の内部の各物理セクタを該現在 の分割の内部の論理セクタにマッピングする、該磁気媒体に結合された第1のマ ッピング回路であって、該論理セクタは、該現在の分割の内部に欠陥セクタがあ る場合には該欠陥セクタを回避し且つ該スペアセクタを利用しながら、第1のセ クタから始まって最後のセクタへ引き続いて連続している、第1のマッピング回 路と、 d.該現在の分割の内部の欠陥セクタの数が該現在の分割の内部のスペアセ クタの数を越える場合には、該現在の分割の内部の該欠陥セクタをもう一つの分 割の内部の置換スペアセクタへマッピングする、該第1のマッピング回路に結合 された第2のマッピング回路と、 を備える、ハードウエア駆動の欠陥マネジメント装置。 20.前記記憶媒体のある位置にアクセスするための物理セクタ番号アドレス を与える、該記憶媒体に結合された制御回路を更に備える、請求項19に記載の 装置。 21.前記操作が、フォーマット操作、読み出し操作、或いは書き込み操作の うちのひとつである、請求項20に記載の装置。 22.前記分割が前記媒体の上のトラックであり、前記第1の複数が該トラッ ク上の物理セクタの数である、請求項20に記載の装置。 23.欠陥レコードの前記リストが前記媒体上のトラックのための欠陥レコー ドを含む、請求項22に記載の装置。 24.分割が前記媒体上のN個のトラックのグループであり、各トラックはM 個のセクタを有し、前記第1の複数はMセクタ掛けるNトラックに等しい、請求 項20に記載の装置。 25.前記第1のセクタを前記システムのスキューに従って番号付けする、前 記制御回路に結合されたスキュー回路を更に備える、請求項20に記載の装置。 26.欠陥レコードの前記リストが前記分割の内部の各欠陥セクタのためのオ フセット値を含み、該オフセット値は前記システムによって使用される前記欠陥 マネジメント方法に依存する、請求項20に記載の装置。 27.前記オフセット値は、前記論理セクタが前記システム中のどこにマッピ ングされるかを示すために使用される、請求項26に記載の装置。 28.各セクタが、前記トラックのための欠陥情報を備えるマージされたデー タ及びヘッダフィールドを含み、 さらに、少なくともひとつのセクタヘッダを読み出すことによって、前記制御 回路が、前記動作を行うトラックのための欠陥情報を決定し得る、請求項19に 記載の装置。 29.各セクタが分離データとIDフィールドとを含み、 該IDフィールドは前記トラックのための欠陥情報を備えていて、少なくとも ひとつのIDフィールドを読み出すことによって、前記制御回路が、前記動作を 行うトラックのための欠陥情報を決定し得る、請求項19に記載の装置。 30.欠陥レコードの前記リストをロードする、前記制御回路に結合されたマ イクロプロセッサを更に備えている、請求項20に記載の装置。 31.欠陥レコードの前記リストが前記システムの内部のバッファRAMに記 憶されているかどうか、前記動作が行われるトラック上の各セクタのヘッダ中に 記憶されているかどうか、或いは、マイクロプロセッサによってロードされるか どうか、を判定する、前記制御回路に結合された判定回路を更に備える、請求項 19に記載の装置。 32.第4の複数の位置を有する記憶要素を更に備えていて、該記憶要素は前 記制御回路と欠陥レコードの前記リストを該記憶要素にロードする前記マイクロ プロセッサとに結合されている、請求項30に記載の装置。 33.前記記憶要素が、第1のバンクと第2のバンクとを備え、該第1のバン クと該第2のバンクとは、前記動作が完了するまで、交互に欠陥レコードの前記 リストがロードされて処理される、請求項32に記載の装置。 34.一致して回転する複数の媒体表面と、該媒体表面上の同心円データトラ ックとの一致した動き及びアライメントを可能とするアクチュエータによって運 ばれる複数の変換器と、を有し、各変換器が一連のトラックのひとつと読み出し /書き込み関係になることを可能にし、それによって、該複数の変換器と対向す るトラックがある位置でシリンダを形成し、該データトラックのそれぞれが複数 の連続するセクタに分割され、更にシリンダと各セクタの実際の物理セクタ番号 情報とが記憶装置によって提供され、該実際の物理セクタ番号は該トラック上の 該セクタの連続番号であり、各セクタはID部とデータ部分とを含み、該ID部 はヘッド番号と該トラック上のスキップされるべきセクタ番号の欠陥セクタリス トとを含み、それによって各セクタの該ID部が該トラック上の全ての論理セク タの位置に関する情報を提供する、データ記憶装置。 35.前記ID部がずれ値を更に含む、請求項34に記載のデータ記憶装置。 36.前記装置のスキュー値に応じて動作の開始位置を調節する手段を更に備 える、請求項34に記載のデータ記憶装置。 37.前記ID部が、ひとつのトラックに対する所定の数を越える欠陥レコー ドが存在することを示すフラグビットを備えるフラグバイトを更に含む、請求項 35に記載のデータ記憶装置。 38.前記欠陥セクタリストが、前記トラック上のスキップされるべき全ての 前記セクタのIDを含み、それによって、各セクタの前記ID部が前記トラック 上のすべての論理セクタの位置に関する情報を提供する、請求項34に記載のデ ータ記憶装置。 39.各セクタの前記ID部と前記データ部とがデータビットの単一の連続し たシーケンスとして記録されている、請求項34に記載のデータ記憶装置。 40.前記セクタデータ部が、組み合わされたID部とデータ部とを形成する 、前記ビットの連続したシーケンスにおける誤差を訂正する誤差訂正フィールド をさらに含む、請求項39に記載のデータ記憶装置。 41.前記セクタID部が、関連したセクタのデータ状態を記録するためのフ ラグビットを更に含む、請求項40に記載のデータ記憶装置。 42.一致して回転する複数の媒体表面と、該媒体上のそれぞれのデータトラ ックとの読み出し/書き込みアライメントへの一致した動きのためにアクチュエ ータによって運ばれる複数の変換器と、を有している記憶装置の動作を実行する 方法であって、 該アクチュエータが所定の位置にあるときに、該変換器によってアクセスされ る該データトラックがシリンダを形成し、 該方法は、 a.現在のセクタのIDとスキップされるべき不良セクタのIDとを含むI Dフィールドを読み出すステップと、 b.物理的位置をターゲットセクタの論理アドレスに変換するステップと、 c.アドレスされたセクタIDフィールドのためのID情報を形成するステ ップと、 d.該ターゲットセクタが該トラック上の次のセクタになるまで待機するス テップと、 e.該ターゲットセクタのsyncフィールドと同調して該動作を実行する ステップと、 を包含する、方法。 43.前記IDフィールドを読み出すステップがひとつのトラックについて一 度行われ、前記ステップb、c、d及びeは該トラックの各セクタについて繰り 返される、請求項42に記載の方法。 44.前記動作が、フォーマット操作、読み出し操作、或いは書き込み操作の うちのひとつである、請求項43に記載の方法。 45.前記セクタの前記ID部及び前記データ部が連続した途切れないシリア ルデータのシーケンスである、請求項43に記載の方法。 46.前記セクタが、前記データ部及び前記IDセクタ部の双方に拡がる誤差 訂正コードを更に備える、請求項45に記載の方法。
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