JPH1048139A - 端面検査装置 - Google Patents
端面検査装置Info
- Publication number
- JPH1048139A JPH1048139A JP20236696A JP20236696A JPH1048139A JP H1048139 A JPH1048139 A JP H1048139A JP 20236696 A JP20236696 A JP 20236696A JP 20236696 A JP20236696 A JP 20236696A JP H1048139 A JPH1048139 A JP H1048139A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- optical axis
- light beam
- parallelism
- subject
- Prior art date
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- Pending
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 場所により寸法の縮尺が相違するため、同じ
傷などであっても位置により判定が不揃いとなりやす
く、また後者の撮像装置の周囲をリング状に取り巻く照
明装置を配置したものでは照度が不均一となりやすいた
め、いずれの場合も誤動作が生じ、検査精度をあげられ
ない 【解決手段】 被写体である端面１の中央に、垂直に撮
像装置２を配するとともに、被写体である端面に垂直な
光軸を有する平行度の高い光線により撮像範囲を照射す
る照明装置３を配置したことを特徴とする端面検査装置
傷などであっても位置により判定が不揃いとなりやす
く、また後者の撮像装置の周囲をリング状に取り巻く照
明装置を配置したものでは照度が不均一となりやすいた
め、いずれの場合も誤動作が生じ、検査精度をあげられ
ない 【解決手段】 被写体である端面１の中央に、垂直に撮
像装置２を配するとともに、被写体である端面に垂直な
光軸を有する平行度の高い光線により撮像範囲を照射す
る照明装置３を配置したことを特徴とする端面検査装置
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、端面検査装置に係
り、特にプラスチックボトルあるいはプリフォームの口
栓部天面部などの端面に発生する傷などの有無を検査す
るための端面検査装置である。
り、特にプラスチックボトルあるいはプリフォームの口
栓部天面部などの端面に発生する傷などの有無を検査す
るための端面検査装置である。
【０００２】
【従来の技術】プラスチックボトルあるいはプリフォー
ムの口栓部天面部などの端面に発生する傷、異物あるい
は寸法精度の狂いなどの欠陥は、プラスチックボトルに
内容物を充填してから、キャッピングして密封した場合
に内容物の漏れの原因となるため、端面に関して厳格な
検査装置が必要とされている。
ムの口栓部天面部などの端面に発生する傷、異物あるい
は寸法精度の狂いなどの欠陥は、プラスチックボトルに
内容物を充填してから、キャッピングして密封した場合
に内容物の漏れの原因となるため、端面に関して厳格な
検査装置が必要とされている。
【０００３】このため従来より、撮像装置により端面を
撮影して、その画像を解析して検査する装置が知られて
おり、例えば図５に概略の正面部分断面図で示すよう
に、撮像装置２の光軸を被写体である端面１に対して斜
めに配置するとともに、照明装置３０を前記撮像装置２
の光軸と対称に配置するもの、あるいは図６に概略の正
面部分断面図で示すように、撮像装置２の光軸を被写体
である端面１に対して垂直に配置するとともに、撮像装
置２の周囲をリング状に取り巻く照明装置３０を配置し
たものなどが提案されている。
撮影して、その画像を解析して検査する装置が知られて
おり、例えば図５に概略の正面部分断面図で示すよう
に、撮像装置２の光軸を被写体である端面１に対して斜
めに配置するとともに、照明装置３０を前記撮像装置２
の光軸と対称に配置するもの、あるいは図６に概略の正
面部分断面図で示すように、撮像装置２の光軸を被写体
である端面１に対して垂直に配置するとともに、撮像装
置２の周囲をリング状に取り巻く照明装置３０を配置し
たものなどが提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の検
査装置では、前者の端面に対して斜めに配置する方式で
は、端面の欠陥が強調された画像が得られるものの、場
所により寸法の縮尺が相違するため、また同じ端面内で
も照明からの距離や角度が相違するため、同じ傷などで
あっても位置により判定が不揃いとなりやすく、また後
者の撮像装置の周囲をリング状に取り巻く照明装置を配
置したものでは、図７に概略平面図で示すように真円形
状の画像が得られるものの、照度が不均一となりやすい
ため、また乱反射により端面に数多くの影５が生ずるた
め、いずれの場合も誤動作が生じ、検査精度をあげられ
ないという問題があった。
査装置では、前者の端面に対して斜めに配置する方式で
は、端面の欠陥が強調された画像が得られるものの、場
所により寸法の縮尺が相違するため、また同じ端面内で
も照明からの距離や角度が相違するため、同じ傷などで
あっても位置により判定が不揃いとなりやすく、また後
者の撮像装置の周囲をリング状に取り巻く照明装置を配
置したものでは、図７に概略平面図で示すように真円形
状の画像が得られるものの、照度が不均一となりやすい
ため、また乱反射により端面に数多くの影５が生ずるた
め、いずれの場合も誤動作が生じ、検査精度をあげられ
ないという問題があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決し、誤動作が生じにくく、検査精度の高い端面検査
装置を提供せんとするもので、その要旨は、被写体であ
る端面の中央に、垂直に撮像装置を配するとともに、端
面に垂直な光軸を有する平行度の高い光線により被写体
である端面の撮像範囲を照射する照明装置を配置したこ
とを特徴とする端面検査装置である。
解決し、誤動作が生じにくく、検査精度の高い端面検査
装置を提供せんとするもので、その要旨は、被写体であ
る端面の中央に、垂直に撮像装置を配するとともに、端
面に垂直な光軸を有する平行度の高い光線により被写体
である端面の撮像範囲を照射する照明装置を配置したこ
とを特徴とする端面検査装置である。
【０００６】被写体である端面の中央に、垂直に撮像装
置を配したので、得られる画像情報は端面全体にわた
り、均一な寸法精度を有するものであるとともに、端面
に垂直な光軸を有する平行度の高い光線により被写体で
ある端面の撮像範囲を照射したので、照度も均一で誤動
作なく、精度の高い検査を行うことができる。
置を配したので、得られる画像情報は端面全体にわた
り、均一な寸法精度を有するものであるとともに、端面
に垂直な光軸を有する平行度の高い光線により被写体で
ある端面の撮像範囲を照射したので、照度も均一で誤動
作なく、精度の高い検査を行うことができる。
【０００７】この理由としては、撮像に必要な部分に絞
って、しかも端面に垂直な光軸を有する平行度の高い光
線により照射したので、撮像範囲以外の部分からの反射
などによる照度の不均一が生じにくいためと考えられ
る。
って、しかも端面に垂直な光軸を有する平行度の高い光
線により照射したので、撮像範囲以外の部分からの反射
などによる照度の不均一が生じにくいためと考えられ
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基ずいて説明する。
に基ずいて説明する。
【０００９】図１は本発明の端面検査装置の一例を示す
概略の斜視図、図２は図１のII−II断面図であり、図３
は本発明の端面検査装置の他の例を示す概略の正面断面
図、図４は本発明の端面検査装置により撮像された端面
の画像、図５、６はそれぞれ従来の端面検査装置の例を
示す概略の正面部分断面図、図７は図６の端面検査装置
により撮像された端面の画像の概略平面図である。
概略の斜視図、図２は図１のII−II断面図であり、図３
は本発明の端面検査装置の他の例を示す概略の正面断面
図、図４は本発明の端面検査装置により撮像された端面
の画像、図５、６はそれぞれ従来の端面検査装置の例を
示す概略の正面部分断面図、図７は図６の端面検査装置
により撮像された端面の画像の概略平面図である。
【００１０】本発明は図１〜３に示されるように、被写
体である端面１の中央に、垂直に撮像装置２を配すると
ともに、被写体である端面に垂直な光軸を有する平行度
の高い光線により撮像範囲を照射する照明装置３を配置
したことを特徴とする端面検査装置である。
体である端面１の中央に、垂直に撮像装置２を配すると
ともに、被写体である端面に垂直な光軸を有する平行度
の高い光線により撮像範囲を照射する照明装置３を配置
したことを特徴とする端面検査装置である。
【００１１】本発明において、被写体である端面１とし
てはポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹
脂からなる２軸延伸ブローボトルで代表されるプラスチ
ックボトル１０の口部１０１の天面部あるいは２軸延伸
ブローするための素材であるプリフォーム口部の天面部
が検査の対象として重要である。
てはポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル樹
脂からなる２軸延伸ブローボトルで代表されるプラスチ
ックボトル１０の口部１０１の天面部あるいは２軸延伸
ブローするための素材であるプリフォーム口部の天面部
が検査の対象として重要である。
【００１２】本発明において、撮像装置２は、被写体で
ある端面１の中央に、垂直に配されていればよく、撮像
範囲としては例えば図４に示すように、端面１すなわち
口部の点面部が真円形状となり全体が収まる程度まで倍
率を大きくとると測定精度が向上し照明も均一に行なえ
るので好ましい。
ある端面１の中央に、垂直に配されていればよく、撮像
範囲としては例えば図４に示すように、端面１すなわち
口部の点面部が真円形状となり全体が収まる程度まで倍
率を大きくとると測定精度が向上し照明も均一に行なえ
るので好ましい。
【００１３】撮像装置２としては、ＣＣＤカメラを用い
ると画像情報に取り込み易く、僅かな位置の修正や検査
精度の設定変更が可能であり、人間の目と同様な検査が
安定して行なえるので好ましい。
ると画像情報に取り込み易く、僅かな位置の修正や検査
精度の設定変更が可能であり、人間の目と同様な検査が
安定して行なえるので好ましい。
【００１４】本発明において、照明装置３としては、垂
直な光軸を有する平行度の高い光線により被写体である
端面の撮像範囲を照射するものであればよいが、平行度
の高い光線になるべく近い散乱光の少ないものであれば
よく、そのためには光源の面積を大きくしたり、直進性
フィルターを使用するのが好ましい。
直な光軸を有する平行度の高い光線により被写体である
端面の撮像範囲を照射するものであればよいが、平行度
の高い光線になるべく近い散乱光の少ないものであれば
よく、そのためには光源の面積を大きくしたり、直進性
フィルターを使用するのが好ましい。
【００１５】光源としては、ＬＥＤによるストロボ発光
装置が発光時間が短く設定でき、照度の低下が少なく、
寿命も長いという利点がある。
装置が発光時間が短く設定でき、照度の低下が少なく、
寿命も長いという利点がある。
【００１６】図１、２の例では、被写体である端面１と
撮像装置２との間に、４５度の角度でハーフミラー３２
を設置し、その側方に面状の発光部を有するストロボ発
光装置３１を設置し、ストロボ発光装置３１から照射さ
れた光はハーフミラー３２により９０度、方向を変えら
れ、被写体である端面１に垂直な光軸で照射される。そ
して、撮像装置２はハーフミラー３２の裏側から被写体
である端面１を撮像する。
撮像装置２との間に、４５度の角度でハーフミラー３２
を設置し、その側方に面状の発光部を有するストロボ発
光装置３１を設置し、ストロボ発光装置３１から照射さ
れた光はハーフミラー３２により９０度、方向を変えら
れ、被写体である端面１に垂直な光軸で照射される。そ
して、撮像装置２はハーフミラー３２の裏側から被写体
である端面１を撮像する。
【００１７】この例では、撮像装置２の方向と同方向か
ら、しかも撮像装置２に遮られることなく、一様に被写
体に光りがあたるので、欠陥のみが強調されるので好ま
しい。 図３の例では、被写体である端面１の外径とほ
ぼ同等の外径を有し、中央に撮像孔３４を有するリング
状ストロボ発光装置３１を、被写体である端面１と撮像
装置２との間の、撮像範囲を阻害しない位置関係で設置
したものである。
ら、しかも撮像装置２に遮られることなく、一様に被写
体に光りがあたるので、欠陥のみが強調されるので好ま
しい。 図３の例では、被写体である端面１の外径とほ
ぼ同等の外径を有し、中央に撮像孔３４を有するリング
状ストロボ発光装置３１を、被写体である端面１と撮像
装置２との間の、撮像範囲を阻害しない位置関係で設置
したものである。
【００１８】リング状ストロボ発光装置３１は、照射す
べき端面１にほぼ対応する外径および形状を有し被写体
である端面１以外の部分を照射しないから、撮像範囲以
外の部分からの反射などによる照度の不均一が生じにく
く、しかも端面１の欠陥の位置による精度の相違が生じ
にくく、欠陥が強調されるという利点がある。
べき端面１にほぼ対応する外径および形状を有し被写体
である端面１以外の部分を照射しないから、撮像範囲以
外の部分からの反射などによる照度の不均一が生じにく
く、しかも端面１の欠陥の位置による精度の相違が生じ
にくく、欠陥が強調されるという利点がある。
【００１９】本発明の検査装置では撮像された端面は例
えば図４に示すような基本的な画像情報として得られ、
この画像情報をコンピューター処理して、一定のレベル
の傷、異物あるいは寸法精度の狂いなどの欠陥４がある
と判定された場合には、排除指令が出され、排除装置に
より、該当するプラスチックボトルは排除される。
えば図４に示すような基本的な画像情報として得られ、
この画像情報をコンピューター処理して、一定のレベル
の傷、異物あるいは寸法精度の狂いなどの欠陥４がある
と判定された場合には、排除指令が出され、排除装置に
より、該当するプラスチックボトルは排除される。
【００２０】
【発明の効果】本発明は、被写体である端面の中央に、
垂直に撮像装置を配するとともに、被写体である端面に
垂直な光軸を有し平行度の高い光線により撮像範囲を照
射する照明装置を配置したことを特徴とする端面検査装
置であるから、得られる画像情報は端面全体にわたり、
均一な寸法精度を有するものであるとともに、照度も均
一で誤動作なく、精度の高い検査を行うことができる。
垂直に撮像装置を配するとともに、被写体である端面に
垂直な光軸を有し平行度の高い光線により撮像範囲を照
射する照明装置を配置したことを特徴とする端面検査装
置であるから、得られる画像情報は端面全体にわたり、
均一な寸法精度を有するものであるとともに、照度も均
一で誤動作なく、精度の高い検査を行うことができる。
【図１】本発明の端面検査装置の一例を示す概略の斜視
図
図
【図２】図１のII−II断面図
【図３】本発明の端面検査装置の他の例を示す概略の正
面部分断面図
面部分断面図
【図４】本発明の端面検査装置により撮像された端面の
画像
画像
【図５】従来の端面検査装置の例を示す概略の正面部分
断面図
断面図
【図６】従来の端面検査装置の例を示す概略の正面部分
断面図
断面図
【図７】図６の端面検査装置により撮像された端面の画
像の概略平面図
像の概略平面図
１ 端面 ２ 撮像装置 ３ 照明装置
Claims (1)
- 【請求項１】 被写体である端面の中央に、垂直に撮像
装置を配するとともに、被写体である端面に垂直な光軸
を有し平行度の高い光線により撮像範囲を照射する照明
装置を配置したことを特徴とする端面検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20236696A JPH1048139A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 端面検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20236696A JPH1048139A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 端面検査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1048139A true JPH1048139A (ja) | 1998-02-20 |
Family
ID=16456319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20236696A Pending JPH1048139A (ja) | 1996-07-31 | 1996-07-31 | 端面検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1048139A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256076A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Dainippon Printing Co Ltd | 多層透明体の検査装置および方法 |
| JP2008107325A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Emhart Glass Sa | ガラス容器を検査する装置 |
| CN102519972A (zh) * | 2011-12-10 | 2012-06-27 | 山东明佳包装检测科技有限公司 | 一种pet瓶瓶盖和液位的检测方法 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP20236696A patent/JPH1048139A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007256076A (ja) * | 2006-03-23 | 2007-10-04 | Dainippon Printing Co Ltd | 多層透明体の検査装置および方法 |
| JP2008107325A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Emhart Glass Sa | ガラス容器を検査する装置 |
| CN102519972A (zh) * | 2011-12-10 | 2012-06-27 | 山东明佳包装检测科技有限公司 | 一种pet瓶瓶盖和液位的检测方法 |
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