JPH1047517A - 電動弁 - Google Patents

電動弁

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JPH1047517A
JPH1047517A JP20575296A JP20575296A JPH1047517A JP H1047517 A JPH1047517 A JP H1047517A JP 20575296 A JP20575296 A JP 20575296A JP 20575296 A JP20575296 A JP 20575296A JP H1047517 A JPH1047517 A JP H1047517A
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JP
Japan
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valve
rotor
valve body
stopper member
lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP20575296A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Hasegawa
忠 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to JP20575296A priority Critical patent/JPH1047517A/ja
Publication of JPH1047517A publication Critical patent/JPH1047517A/ja
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  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクル等に使用する電動弁の駆動ねじ
部の潤滑性能の向上を図る。 【解決手段】 電動弁1はキャン10を有し、キャン1
0の外側にモータモールド20がとりつけられる。モー
タモールド20はステータヨーク21を有し、マグネッ
トワイヤ22はリード線36を介して外部の制御装置に
連結される。ロータ62,60と一体の弁ホルダ70
は、弁体80を摺動自在に支持する。弁本体40に固着
されるブッシュ90は雌ねじ92を有し、弁ホルダ70
の雄ねじ部74が螺合する。ブッシュ90にストッパ部
材100を固着し、ロータにレバー150をとりつけ
る。ロータの上限位置と下限位置でレバー150はスト
ッパ部材150に突き当たり、ロータの回転を止める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は冷凍サイクルに用い
られる冷媒のような流体の流量制御に使用する電動弁に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷凍サイクルに使用される電動弁は、例
えばステッピングモータの回転運動をねじ機構によって
弁体の直線運動に変換し、弁体と弁本体のオリフィスと
の間の流路面積を制御する構成を有する。具体的には、
弁本体に雌ねじ部を有するガイドブッシュをとりつけ、
ステッピングモータのロータと一体の弁体又は弁体を支
持する弁ホルダに雄ねじ部を設け、両ねじ部を螺合す
る。ロータと弁体は、弁本体に固着されたガイドブッシ
ュに螺合し、ロータが回転することによってねじ部のリ
ードにより直線運動を行なう。ロータと一体の弁本体が
オリフィスに噛み込むのを防止するために、ロータの下
限位置を規制する必要がある。またロータとガイドブッ
シュのねじ部から離脱するのを防止するためにロータの
上限位置を規制する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ロータは回転しつつ直
線運動を行なうためには、ロータの回転運動を停止する
ことが有効な手段となるが、適切なストッパ構造が必要
となる。本発明はこの問題を解決する電動弁を提供する
ものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の電動弁は、弁室
とオリフィスを有する弁本体と、弁本体にとりつけられ
る円筒状のキャンと、キャンの外側に配設されるステー
タ部材と、キャンの内側に配設されるロータ部材と、ロ
ータ部材と一体の弁ホルダと、弁ホルダにとりつけられ
る弁体と、弁本体に固着されるブッシュとを有し、弁ホ
ルダとブッシュに形成されるねじ部により、ロータ部材
は回転運動を直線運動に変換される電動弁にあって、ブ
ッシュ上部に固着されるストッパ部材とロータ部材に固
着されるレバーとを備え、レバーがストッパ部材に突き
当たることにより、ロータ部材の上限位置と下限位置が
規制される電動弁である。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る電
動弁の全体構成を示す断面図及び図2はその要部を示す
ストッパ部の斜視図、図3はその断面図である。全体を
符号1で示す電動弁は、円筒状のキャン10と、キャン
10の外周部に嵌装されるモータモールド20を有す
る。モータモールド20は樹脂を成形したもので、内部
にステータヨーク21と、ボビン24と、ボビン24に
巻かれるマグネットワイヤ22とを備える。このマグネ
ットワイヤ22は、リード線23を介してモータモール
ド20にとりつけられるハウジング30の内部のコネク
タ34に接続される。コネクタ34はリード線36を介
して制御装置に連結される。ボビン30内にはエポキシ
樹脂32が充填される。
【0006】このモータモールド20は、キャン10の
外周部に軸方向に対して着脱自在に嵌装され、モータモ
ールド20に対してビス26によりとりつけたストッパ
28により固定される。キャン10の外周部には、この
ストッパ28を受け入れる凹部11が形成される。キャ
ン10の開口部には、蓋部材12が溶接等の手段により
とりつけられ、蓋部材12の開口部に弁本体40がとり
つけられる。弁本体40は例えば銅合金によりつくら
れ、弁室42と、入口43、出口44を有する。出口4
4は弁の流量を制御するオリフィスを形成する。
【0007】弁本体40の入口43には、入口側のパイ
プ50が連通され、オリフィスである出口44には出口
側のパイプ52が連通される。弁本体40の内径部には
ガイドブッシュ90が挿入される。ガイドブッシュ90
は内径部に雌ねじ部92を有し、この雌ねじ部92に螺
合する雄ねじ部74を有する弁ホルダ70がとりつけら
れる。この弁ホルダ70は筒状のもので、下部には弁体
80が摺動自在に挿入される。弁体80は弁ホルダ70
の中空部に挿入したコイルスプリング72によって、常
時外側へ押し出される方向に付勢されており、弁ホルダ
の入口部に圧入されるカラー82によって弁本体の突出
位置が規制される。
【0008】弁ホルダ70の上部にはシャフト64が配
設される。シャフト64と弁ホルダ70の外周部にはプ
ラスチックスリーブ60が一体成形され、このプラスチ
ックスリーブ60の外周部にボンド磁石62が成形され
る。このボンド磁石62はモータのロータとして機能す
る。シャフト64の上端部は、キャン10の頂部の裏面
に配設される軸受部材14により支持される。シャフト
64に設けられたコイルスプリング66は、ロータが回
転して、弁ホルダ70とともに上昇して、ねじ部の螺合
が外されたときに、弁ホルダ70をガイドスリーブ90
側に押圧するためのものである。ガイドブッシュ90の
上部にとりつけるストッパ部材100はロータの下端位
置と上端位置を規制し、樹脂材により成形されており、
スリーブ60にとりつけたレバー150が突き当たるこ
とで、ロータの上下位置を規制する。レバー150はス
テンレス鋼などをプレス成形して形成される。
【0009】図2,図3は、ガイドブッシュ90に対し
て取り付けられるストッパ部材100の形状を示す。ス
トッパ部材100は、樹脂材製のものであって、リング
状の部分105がガイドブッシュ90の上部の外周部に
嵌着される。ストッパ部材100は、ガイドブッシュ9
0の軸線上向に立ち上がる当接部110,120を有す
る。
【0010】かかるストッパ部材100と、レバー15
0との当接による上下位置の規制を図4及び図5に示
す。図4,図5に示すように、プラスチックスリーブ6
0の外周部に植設されるレバー150はコ字形の形状を
有し、その折曲部155がストッパ部材100の上端の
当接部110の側面に突き当たることでスリーブ60の
上限位置が規制される。スリーブ60が回転しつつ下向
きに移動する間に、レバー150の折曲部155は、当
接部110,120の間の空間を通過する。スリーブ6
0が下限位置に達すると、スリーブ60と一体のレバー
150の折曲部155がストッパ部材100の下側の当
接部120の側面に突き当たり、ロータ全体の回転が停
止され、スリーブ60の下限位置が規制される。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上のように、弁本体に固着し
たガイドブッシュにロータと一体の弁ホルダを螺合し、
ロータの回転量をねじのリードにより直線運動に変換し
て弁体によるオリフィスの開閉を行なう電動弁にあっ
て、ロータの上限位置と下限位置を規制する構成とし
て、ロータの回転を制止するストッパを設けたものであ
る。ガイドブッシュにストッパ部材を設けて、ロータに
取り付けたレバーがストッパ部材に衝突してロータの回
転を止めるものである。ストッパ部材は合成樹脂でつく
られるので、衝突時の騒音も発生しない。また、この構
成により部品点数を大幅に削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様に係る電動弁の構成を示す断
面図。
【図2】図1に示す電動弁のストッパ部材の斜視図。
【図3】図2のストッパ部材の断面図。
【図4】本発明の作用を示す説明図。
【図5】本発明の作用を示す説明図。
【符号の説明】
1 電動弁 10 キャン 12 蓋部材 14 軸受部材 20 モータモールド 21 ステータヨーク 24 ボビン 30 ハウジング 40 弁本体 42 弁室 44 オリフィス 60 プラスチックスリーブ 62 ボンド磁石 70 弁ホルダ 74 雄ねじ部 80 弁体 90 ブッシュ 92 雌ねじ部 100 ストッパ部材 150 レバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁室とオリフィスを有する弁本体と、弁
    本体にとりつけられる円筒状のキャンと、キャンの外側
    に配設されるステータ部材と、キャンの内側に配設され
    るロータ部材と、ロータ部材と一体の弁ホルダと、弁ホ
    ルダにとりつけられる弁体と、弁本体に固着されるブッ
    シュとを有し、弁ホルダとブッシュに形成されるねじ部
    により、ロータ部材は回転運動を直線運動に変換される
    電動弁にあって、 ブッシュ上部に固着されるストッパ部材とロータ部材に
    固着されるレバーとを備え、レバーがストッパ部材に突
    き当たることにより、ロータ部材の上限位置と下限位置
    が規制される電動弁。
  2. 【請求項2】 ストッパ部材は合成樹脂材料を成形加工
    によりつくられる請求項1記載の電動弁。
JP20575296A 1996-08-05 1996-08-05 電動弁 Pending JPH1047517A (ja)

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