JPH1045589A - テモゾロミドによる改良されたガンの処置 - Google Patents

テモゾロミドによる改良されたガンの処置

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JPH1045589A
JPH1045589A JP8232394A JP23239496A JPH1045589A JP H1045589 A JPH1045589 A JP H1045589A JP 8232394 A JP8232394 A JP 8232394A JP 23239496 A JP23239496 A JP 23239496A JP H1045589 A JPH1045589 A JP H1045589A
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JP
Japan
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temozolomide
administered
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cancer
day
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JP8232394A
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Reidenbaagu Pasukaru
レイデンバーグ パスカル
Eichi Doogan Maagaretsuto
エイチ. ドーガン マーガレット
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Schering Plough Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テモゾロミドのバイオアベイラビリティーを
阻害することなく、テモゾロミドを投与して、ガンを患
う患者を処置する方法を提供すること。 【解決手段】 臨床応答を達成するに充分な量でテモゾ
ロミドを投与する工程を包含し、ここで、1日当たり1
回より多くテモゾロミドが投与される、このような処置
を必要とするする患者のガンを処置するための方法を開
示している。好ましい特定の投与スケジュールが提供さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はガンの処置に関し、
特にテモゾロミドを用いるガンの処置に関する。
【0002】
【従来の技術】テモゾロミドは、その抗腫瘍作用につい
ては公知である。例えば、ある研究においては、臨床応
答が、進行したメラノーマを有する患者の17%において
達成された(Newlands ESら、Br J Cancer 65(2) 287-2
981、1992)。別の研究においては、臨床応答が、進行
したメラノーマを有する患者の21%において達成された
(Journal of Clinical Oncology、第13巻、第4号(4
月)、1995、910-913頁)。テモゾロミドを用いる成人に
おけるグリオーマの処置もまた、公知である(Eur.J.Ca
ncer 1993;29A:940)。テモゾロミドを用いる成人に
おける以下のガンの処置もまた、開示されている:転移
性メラノーマ;高悪性度グリオーマ;グリア芽細胞腫お
よび他の脳ガン;肺ガン;乳ガン;精巣ガン;結腸およ
び直腸ガン;カルシノーマ;サルコーマ;リンパ腫;白
血病;ならびに菌状息肉腫。1日当たり1回の投薬が、
テモゾロミドを用いる唯一の可能な投薬であると以前よ
り信じられている一方で、本発明は、ガンを処置するた
めのテモゾロミドの有効性が1日当たり2回、3回、ま
たは4回の投薬の使用を用いて改善され得る発見に基づ
いて断言される。
【0003】
【発明の要旨】本発明は、臨床応答を達成するに充分な
量で、テモゾロミドを投与する工程を包含する、そのよ
うな処置を必要とする患者のガンを処置するための方法
として要約され得る。ここで、テモゾロミドは1日当た
り1回より多く投与される。本発明の好ましい局面は、
1日当たり2回、3回、または4回のテモゾロミドの投
与である。
【0004】好ましい実施態様においては、上記投与さ
れるテモゾロミドの量は、2日〜28日の期間にわたり、
投与される患者の体表面積の1m2につき500mg〜1200mg
である。
【0005】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドは4日〜7日の期間にわたって投与される。
【0006】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドは5日の期間にわたって投与される。
【0007】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミド投与期間の初日後28日〜42日の期間の後、テモゾ
ロミド投与が繰り返される。
【0008】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミド投与期間の初日後28日の期間後、該テモゾロミド
投与が繰り返される。
【0009】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドは、50mg/m2/日〜100mg/m2/日の用量で少なくと
も6週間毎日投与される。
【0010】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドの用量は75mg/m2/日である。
【0011】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドは1日当たり2回投与される。
【0012】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドは1日当たり3回投与される。
【0013】好ましい実施態様においては、上記テモゾ
ロミドは1日当たり4回投与される。
【0014】好ましい実施態様においては、100mg/m2
ら500mg/m2の上記テモゾロミドの初期経口丸薬用量が投
与される。
【0015】好ましい実施態様においては、上記処置さ
れるガンは、メラノーマ;高悪性度グリオーマ、グリア
芽細胞腫および他の脳ガン;肺ガン;乳ガン;精巣ガ
ン;結腸および直腸ガン;カルシノーマ;サルコーマ;
リンパ腫;白血病;ならびに菌状息肉腫からなる群より
選択される。
【0016】
【発明の実施の形態】本明細書で引用されるすべての参
考文献は、参考として本明細書中に援用される。
【0017】用語「テモゾロミド」は、以下の式を有す
る化合物を意味することを意図する:
【0018】
【化1】
【0019】テモゾロミドに対する1つの化学名は、3,
4-ジヒドロ-3-メチル-4-オキソイミダゾ-[5,1-d]1,2,3,
4-テトラジン-8-カルボキシミドである。テモゾロミド
の合成は周知である。例えば、Stevensら、J.Med.Che
m、1984、27、196-201頁およびWangら、J.Chem.Soc.,Ch
em.Commun.、1994、1687-1688頁を参照のこと。
【0020】本発明により処置可能なガンは、メラノー
マ;高悪性度グリオーマ、グリア芽細胞腫および他の脳
ガン;肺ガン;乳ガン;精巣ガン;結腸ガン、直腸ガ
ン、膵臓ガンおよび胃ガンを含む胃腸ガン;肝細胞カル
シノーマ;頭部および頸部ガン;前立腺ガン;腎細胞カ
ルシノーマ;腺ガン;サルコーマ;リンパ腫;白血病;
および菌状息肉腫を包含し得る。本発明は、ガンの発見
から進行した段階までの任意の段階でこれらのガンおよ
び他のガンを処置することを意図する。本発明は、初期
ガンおよびそれらの転移の処置を包含する。
【0021】ガンを患っている人は、1つまたはそれ以
上の徴候または症状を示し得る: (a)ガン性腫瘍の存在、(b)疲労、(c)疼痛、(d)腫瘍負荷
からの低減した動作状態、および(e)それぞれの特定の
ガンに伴う周知の症状。
【0022】本発明を実施するために、テモゾロミド
は、1つまたはそれ以上の徴候または症状を取り除くか
または少なくとも軽減するに充分な量で、1つまたはそ
れ以上の上記の徴候または症状を示す患者に投与され
る。テモゾロミドは1日当たり1回より多く投与され
る。
【0023】本発明に先立って、胃に食物を有する患者
またはテモゾロミドの投与の極直前または極直後に食物
を摂取した患者にテモゾロミドを投与することは、テモ
ゾロミドのバイオアベイラビリティーを阻害すると一般
的に信じられていた。テモゾロミドの投与前の約8時間
およびテモゾロミド摂取後の4時間の絶食が必要である
と信じられていた。1日当たり2回の12時間の絶食期間
は明らかに受容し得ないので、テモゾロミドは1日当た
り最大1回投与され得ると信じられていた。食物効果相
互作用の研究が行われ、そしてそのような絶食は必要で
ないことが見出された。食物は該化合物の吸収の速度に
影響するが、吸収の程度の影響は小さい(食事した人に
対する曲線下面積(Area Under Curve、AUC)は絶食した
人に対するAUCの約90%であった)ことを見出した。従
って、テモゾロミドの投与の前後の長期の絶食期間は必
要でない。1日当たり1回より多いテモゾロミドを用い
る投与は、処置の効果を改善し得る。これは、投与の頻
度を増加させることにより、O6-アルキルグアニンDNAア
ルキルトランスフェラーゼをより効果的に涸渇させ、そ
してこの修復酵素の涸渇を維持して、それ故この薬剤の
より良い効果をもたらすからである。
【0024】本発明を実施するためのテモゾロミドの好
ましい用量においては、全服用量が患者の体表面積の50
0mg/m2〜1200mg/m2であり、連続して2日〜28日の期間
にわって、より好ましくは連続して4日〜7日の期間に
わたって、そして最も好ましくは連続して5日の期間に
わたって投与される。従って、5日の期間にわたって投
与される全服用量が1000mg/m2である際には、この期間
の日用量は200mg/m2である。テモゾロミドは、1日当た
り1回より多く投与されなければならない。好ましい服
用法は、1日当たり2回、1日当たり3回、または1日
当たり4回であり得る。
【0025】あるいは、テモゾロミドは少ない用量でよ
り長い期間投与され得る。例えば、テモロゾミドは、1
日に1回より多く、6週間までの間、50mg/m2/日〜150m
g/m2/日、好ましくは75mg/m2/日の日用量で投与され得
る。もちろん、これらの日用量は、2つまたはそれ以上
にほぼ等しく分割され、1日当たり2回またはそれ以上
投与される。
【0026】服用の全量または投与期間の長さに関係な
く、最初の用量に対してより大きな経口丸薬用量を投与
して、DNAアルキルトランスフェラーゼのより良い涸渇
を達成し、その後維持用量により涸渇を維持することが
好ましい。
【0027】
【実施例】以下の実施例は、本発明による投薬を説明す
るに役立つが、限定されるものでない。
【0028】<実施例1>1日目において、200mg/m2
初期経口丸薬用量として投与し、そして12時間後に50mg
/m2を投与する。2日〜5日において、50mg/m2を12時間
毎に投与する。全用量は、5日間にわたって650mg/m2
ある。
【0029】<実施例2>1日目において、200mg/m2
初期の経口丸薬用量として投与し、そして12時間後に75
mg/m2を投与する。2日〜5日において、75mg/m2を12時
間毎に投与する。全用量は、5日間にわたって875mg/m2
である。
【0030】<実施例3>1日目において、200mg/m2
初期の経口丸薬用量として投与し、そして12時間後に90
mg/m2を投与する。2日〜5日において、90mg/m2を12時
間毎に投与する。全用量は、5日間にわたって1010mg/m
2である。
【0031】経口丸薬用量は、ほぼ100mg/m2〜500mg/m2
であり得る。
【0032】1日当たり2回の用量に加えて、他の好ま
しい投与スケジュールとしては、(初期経口丸薬用量を
用いるかまたは用いることなく)1日当たり3回および
1日当たり4回が挙げられる。
【0033】テモゾロミドを、従来の薬学的キャリアと
混合して、カプセル形態で経口投与し得る。好ましいテ
モゾロミドカプセル処方は以下の通りである:
【0034】
【表1】
【0035】テモゾロミド投与の初日から、約28日〜42
日、または約28日〜35日、あるいはより好ましくは28日
の期間後、投与期間の1日目およびそれぞれの連続する
日にテモゾロミドを再度投与することによる、別の投与
サイクルを行い得る。
【0036】処置サイクルは、疾患が進行するまで、ま
たは耐え難い副作用が現れるまで、続けられ得る。耐え
難い副作用または血液毒性が現れる際には、投薬は低減
され得る。
【0037】両方のテモゾロミドの一般的ではあるが、
耐えられる副作用は、悪心および嘔吐である。これは、
テモゾロミドと合わせて制吐薬を投与することにより軽
減され得る。制吐薬のオンダンセトロンを、テモゾロミ
ド投与前約30分に約8mgの用量で経口により与えること
が好ましい。もちろん、ハサルドール(Hasaldol)、ベ
ナドリル(Benadryl)、およびアチバン(Achivan)の
ような他の制吐薬もまた、必要に応じて使用され得る。
【0038】もちろん、テモゾロミドの投与の他の形態
(利用可能になるような)が、例えば、静脈内注射また
は輸液、鞘内の、持続放出投薬形態、シロップ、座薬、
経皮剤(transdemal)、点鼻スプレーなどで意図される。
任意の投与形態は、テモゾロミドが破壊することなく適
切な正用量が送達される限り、機能し得る。
【0039】処置の有効性は、管理された臨床試験によ
り決定され得る。計測可能または評価可能な腫瘍を有
し、本発明により処置可能なガンを患う患者は、検討の
対象に含まれる。計測可能な腫瘍は、通気された肺によ
り取り囲まれた肺腫瘍、皮膚の小結節、または表層に近
いリンパ節のような、少なくとも2次元で計測される。
評価可能な腫瘍は1次元で計測され得るものであり、例
えば1次元で計測され得る通気された肺により完全には
取り囲まれていない肺腫瘍、あるいは触診可能な腹また
は柔組織の集塊である。疾患の程度と高く相関すること
が示された腫瘍マーカーもまた、評価可能な疾患の存在
について計測することが考慮され得る。このような腫瘍
マーカーの例としては、前立腺ガンに対するPSA、卵巣
ガンに対するCA-125、乳ガンに対するCA-15-3などが挙
げられる。
【0040】腫瘍は、処置の前後で計測または評価され
得、CTスキャン、MRIスキャン、超音波検査などのいか
なる方法も最も正確な計測を提供する。以前に照射され
た領域における新規の腫瘍またはそれらの喪失もまた用
いられ、抗腫瘍応答を評価し得る。評価する応答の判断
基準は、WHO Handbook of Reporting Results of Cance
r Treatment(WHO Offset Publication 1979、49-World
Health Organization、Geneva)の判断基準と同様であ
る。以下の結果を、1次元および2次元的に計測可能な
腫瘍について定義する。
【0041】完全応答:4週間以上の間隔で2回の観察
により決定される、すべての臨床的に検出可能な悪性疾
患の完全消失を意味する。
【0042】部分応答:以下を意味する:(a)2次元的
に計測可能な腫瘍について、4週間以上の間隔で2回の
観察により決定される、すべての計測可能な腫瘍の最大
の直交する直径の積の和の少なくとも50%の減少。(b)
1次元的に計測可能な腫瘍について、4週間以上の間隔
で2回の観察により決定される、すべての腫瘍の最大の
直径の和の少なくとも50%の減少。患者が複数の腫瘍を
有している場合、すべての腫瘍が本明細書で定義される
ような部分応答を達成するために逆行する必要はない
が、腫瘍は進行し得ず、そして新規の腫瘍は出現し得な
い。
【0043】安定疾患は以下を意味する:(a)2次元的
に計測可能な腫瘍について、すべての計測可能な腫瘍の
最大の直交する直径の積の和の50%未満の減少から25%
未満の増加。(b)1次元的に計測可能な腫瘍について、
すべての腫瘍の最大の直径の和の50%未満の減少から25
%未満の増加。(a)および(b)について新規の腫瘍は出現
し得ない。
【0044】進行疾患は以下のように定義される;少な
くとも1つの2次元的に計測可能な腫瘍について最大の
直交する直径の積の25%またはそれ以上の増加、あるい
は少なくとも1つの1次元的に計測可能な腫瘍について
の25%またはそれ以上の増加、もしくは新規の病巣の出
現。
【0045】1次元的および2次元的に計測可能な腫瘍
を有する患者にとって、全体の応答は、以下の表に従っ
て決定し得る。
【0046】
【表2】
【0047】もちろん、進行したガン(特に上記に示さ
れるもの)の他の公知の徴候または症状の消失または軽
減もまた、本発明の有効性を評価するために使用され得
る。
【0048】該ガンは、処置の開始前のせいぜい14日に
(すなわち、例えば計測される腫瘍が)評価され得る。
これらのガンは、テモゾロミドの初回用量の投与の1日
目の後約28日で再評価され得る。この初期投与後28日目
に、別の投与および評価が行われ得る。処置サイクルお
よび評価は、疾患の進行または受容不可能な毒性が現れ
るまで、続けられ得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596129215 2000 Galloping Hill R oad, Kenilworth, Ne w Jersey 07033−0530, U. S.A (72)発明者 マーガレット エイチ. ドーガン アメリカ合衆国 ニューヨーク 11377, ウッドサイド, 64ティーエイチ スト リート 44−42

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処置を必要とする患者のガンを処置する
    ための方法であって、臨床応答を達成するに充分な量で
    テモゾロミドを投与する工程を包含し、該テモゾロミド
    が1日当たり1回より多く投与される、方法。
  2. 【請求項2】 前記投与されるテモゾロミドの量が、2
    日から28日の期間にわたり、投与される前記患者の体表
    面積の1m2当たり500mgから1200mgである、請求項1の
    記載に方法。
  3. 【請求項3】 前記テモゾロミドが4日から7日の期間
    にわたって投与される、請求項2の記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記テモゾロミドが5日の期間にわたっ
    て投与される、請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記テモゾロミド投与期間の初日後28日
    から42日の期間の後、該テモゾロミド投与が繰り返され
    る、請求項2に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記テモゾロミド投与期間の初日後28日
    の期間の後、該テモゾロミド投与が繰り返される、請求
    項4に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記テモロゾミドが、50mg/m2/日から10
    0mg/m2/日の用量で少なくとも6週間毎日投与される、
    請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記テモゾロミドの用量が75mg/m2/日で
    ある、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記テモゾロミドが1日当たり2回投与
    される、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記テモゾロミドが1日当たり3回投
    与される、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記テモゾロミドが1日当たり4回投
    与される、請求項1から8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 100mg/m2から500mg/m2の前記テモゾロ
    ミドの初期経口丸薬用量が投与される、請求項1から7
    のいずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記処置されるガンが、メラノーマ;
    高悪性度グリオーマ、グリア芽細胞腫および他の脳ガ
    ン;肺ガン;乳ガン;精巣ガン;結腸および直腸ガン;
    カルシノーマ;サルコーマ;リンパ腫;白血病;ならび
    に菌状息肉腫からなる群より選択される、請求項1に記
    載の方法。
JP8232394A 1996-07-31 1996-09-02 テモゾロミドによる改良されたガンの処置 Withdrawn JPH1045589A (ja)

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