JPH1044952A - 電動車両の制動制御装置 - Google Patents

電動車両の制動制御装置

Info

Publication number
JPH1044952A
JPH1044952A JP21936096A JP21936096A JPH1044952A JP H1044952 A JPH1044952 A JP H1044952A JP 21936096 A JP21936096 A JP 21936096A JP 21936096 A JP21936096 A JP 21936096A JP H1044952 A JPH1044952 A JP H1044952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic pressure
pressure
pressure chamber
hydraulic
braking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21936096A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Sakai
俊行 酒井
Naoyasu Enomoto
直泰 榎本
Masaki Ando
昌基 安藤
Shingo Urababa
真吾 浦馬場
Harumi Ohori
治美 大堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP21936096A priority Critical patent/JPH1044952A/ja
Publication of JPH1044952A publication Critical patent/JPH1044952A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動的液圧系と静的液圧系の二系統を確実に分
離すると共に、適切なシミュレータ機能を有する電動車
両の制動制御装置を提供する。 【解決手段】 マスタシリンダ2とホイールシリンダ5
1,52の間に介装した液圧制限切換装置20に対し並
列に配設した電磁切換弁61、及びレギュレータ3とリ
ザーバ4の間に介装した電磁切換弁62に、サブシリン
ダ70内のピストン71の両側の第1及び第2の圧力室
74,75を、夫々接続する。電動モータ11による回
生制動を行なうときは、第1の圧力室74をマスタシリ
ンダ2に連通し、第2の圧力室75を低圧リザーバ4に
連通するように電磁切換弁61,62を切り換える。電
動モータ11による回生制動を中止するとき或いは回生
制動力を低下させるときは、第1の圧力室74をホイー
ルシリンダ51,52に連通し、第2の圧力室75をレ
ギュレータ3に連通するように電磁切換弁61,62を
切り換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回生制動と液圧制
動を併用する電動車両の制動制御装置に関し、特に静的
液圧出力手段及び動的液圧出力手段を備え、回生制動に
対する液圧制動の追加及び切換を行なうときには、ホイ
ールシリンダに対し動的液圧出力手段の出力液圧を供給
して車輪に制動力を付与するように構成した電動車両の
制動制御装置に係る。
【0002】
【従来の技術】近時、電動モータを駆動源とする電動車
両においては、電動モータを発電機として機能させバッ
テリに充電させることによってエネルギーを回収し、電
動モータ駆動時のエネルギーを増大する回生制動が行な
われている。この回生制動による制動力の付与には限界
があるので、液圧制動で補う必要があり、液圧制動と回
生制動が併用されている。例えば、特開平5−1764
06号公報には、高速時と低速時の最大回生制動力の相
違に適合した綿密なブレーキ制御の実現を目的とし、複
数の遮断手段を液圧出力手段から駆動輪のホイールシリ
ンダへの液圧伝達経路上に縦続して設け、液圧出力手段
において発生した液圧を所定値まで遮断し、連絡切換手
段によって走行用モータの回転数に応じ複数の遮断手段
を選択的にバイパスさせ複数の遮断手段の間の連絡を切
り換えるようにした制動制御装置が提案されている。具
体的には、高速時は差圧ΔPが減圧弁30のみの開弁値
を越えるときに、低速時は差圧ΔPが減圧弁30及び3
2の開弁値の合計を越えるときに、その越えた液圧分の
液圧制動が働くように構成されている。そして、液圧が
遮断されている場合に消費液量を作り出しブレーキフィ
ーリングを良好にする手段として、ストロークシミュレ
ータ42及び44が設けられている。これらは、減圧弁
30又は32により液圧が遮断されている場合に、ブレ
ーキマスタシリンダ26と類似した形で消費する旨説明
されている。
【0003】また、特開平7−336806号公報に
は、マスタシリンダとホイールシリンダとの間にオン/
オフ弁を介装し、回生制動時にこれを閉じるように構成
した従来技術に対し、同公報では、回生優先モードを解
除するためオン/オフ弁を閉状態から開状態に切り換え
るときに、ブレーキペダルが沈み込み、ペダル踏力が変
動するのを抑制することを課題とし、ハイドロリックブ
ースタの出力液圧を一時的にホイールシリンダに導入し
ホイールシリンダの圧力を急速に上昇させるようにした
制動装置が開示されている。即ち、回生制動からマスタ
シリンダによる液圧制動に切り換える場合には、ホイー
ルシリンダ液圧がマスタシリンダ液圧に近づくまでマス
タシリンダ液圧が一時的に低下し、ブレーキペダルのス
トロークが急激に変化すると共に、ペダル踏込力に振動
が生じ、ブレーキフィーリングが悪くなるため、同公報
では、マスタシリンダ液圧とホイールシリンダ液圧との
間に大きな差圧が生じないように、リリーフ弁VR2の
差圧を解除するときには、先ず電磁弁V1を閉じ、続い
て電磁弁V4を開きハイドロリックブースタHBの出力
液圧を一時的にホイールシリンダに導入することとして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、前掲の特開
平5−176406号公報に記載の制動制御装置におい
ては、ストロークシミュレータ42及び44が設けられ
ているので、装置が大型となり、小型化の要請に反する
こととなる。
【0005】また、特開平7−336806号公報に記
載の制動装置においては、回生制動に対する液圧制動の
追加及び切換に供するリリーフ弁VR2、電磁弁V5及
びチェック弁VC2が設けられた(マスタシリンダとホ
イールシリンダの間の)静的液圧系に対し、電磁弁V4
を介して動的液圧系のハイドロリックブースタHBが接
続されている。そして、回生制動に対する液圧制動の追
加及び切換時にはハイドロリックブースタHBから静的
液圧系にブレーキ液が供給されるように構成されてお
り、二系統のブレーキ液圧系が電磁弁V4を介して連通
接続されているので、電磁弁V4が開状態のままで動的
液圧系が失陥状態となると静的液圧系のブレーキ液が流
出することとなる。このため、二系統のブレーキ液圧系
を適切に分離することが望まれる。
【0006】そこで、本発明は、静的液圧出力手段及び
動的液圧出力手段を備えた電動車両の制動制御装置にお
いて、動的液圧系と静的液圧系の二系統を確実に分離す
ると共に、適切なシミュレータ機能を有する制動制御装
置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
め、本発明の電動車両の制動制御装置は、車両の車輪に
連結する電動モータと、該電動モータを回転駆動し前記
車輪に駆動力を付与すると共に、前記電動モータの回生
制動により前記車輪に制動力を付与するモータ制御手段
と、ブレーキ操作部材の操作に応じてリザーバのブレー
キ液を昇圧して静的液圧を出力する静的液圧出力手段
と、前記リザーバのブレーキ液を前記ブレーキ操作部材
の操作とは無関係に昇圧してパワー液圧を出力する補助
液圧源と、該補助液圧源の出力パワー液圧を前記ブレー
キ操作部材の操作に応じて調圧し動的液圧を出力する動
的液圧出力手段と、前記車輪に装着し制動力を付与する
ホイールシリンダと、該ホイールシリンダに対し前記静
的液圧出力手段又は前記動的液圧出力手段の出力液圧を
供給し前記車輪に対する制動力を付与する液圧制御手段
と、前記静的液圧出力手段と前記ホイールシリンダを接
続する主液圧路に介装し、前記モータ制御手段によって
前記車輪に制動力を付与するときには前記静的液圧出力
手段から前記ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静
的液圧出力手段の出力液圧より低くし、前記モータ制御
手段によって前記車輪に制動力を付与しないときには前
記静的液圧出力手段から前記ホイールシリンダへ供給す
る液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧に一致させる
液圧制限切換手段とを備えた電動車両の制動制御装置に
おいて、シリンダ内にピストンを摺動自在に収容して前
記シリンダ内に第1の圧力室及び第2の圧力室を郭成
し、前記ピストンを付勢手段によって前記第1の圧力室
を縮小する方向に付勢するサブシリンダと、該サブシリ
ンダの前記第1の圧力室を前記静的液圧出力手段に連通
する第1位置、及び前記第1の圧力室を前記ホイールシ
リンダに連通する第2位置を選択的に切り換える第1の
切換弁と、前記サブシリンダの前記第2の圧力室を前記
リザーバに連通する第1位置、及び前記第2の圧力室を
前記動的液圧出力手段に連通する第2位置の少くとも二
位置を選択的に切り換える第2の切換弁とを備えること
としたものである。
【0008】尚、前記第2の切換弁としては、3ポート
2位置電磁切換弁を用いることができる。また、前記動
的液圧出力手段としては、前記補助液圧源の出力液圧を
入力し、前記静的液圧出力手段たるマスタシリンダの出
力液圧をパイロット圧として、これに比例したレギュレ
ータ液圧に調圧して出力するレギュレータ、あるいは同
様にしてブースト液圧(レギュレータ液圧)に調圧しマ
スタシリンダを倍力駆動する液圧ブースタを用いること
ができる。
【0009】而して、前記回生制動時は前記1の切換弁
及び前記第2の切換弁を夫々第1位置とすることによ
り、前記ブレーキ操作部材の操作に応じて前記サブシリ
ンダがシミュレータとして機能する。また、前記回生制
動に対する前記液圧制動の追加及び切換を行なうときに
は、前記1の切換弁を第2位置とすると共に前記第2の
切換弁を第2位置とすることによって、前記静的液圧出
力手段の出力液圧と前記ホイールシリンダ内の液圧との
間の差圧を迅速に解消し、円滑な制動作動を行なうこと
ができる。
【0010】前記第2の切換弁は、請求項2に記載のよ
うに、前記サブシリンダの前記第2の圧力室を前記リザ
ーバに連通する第1位置、前記第2の圧力室を前記動的
液圧出力手段に連通する第2位置、及び前記第2の圧力
室の外部との連通を遮断する第3位置の三位置を選択的
に切り換える三位置切換弁としてもよい。例えば、3ポ
ート3位置電磁切換弁を用いることができる。尚、一対
の2ポート2位置電磁開閉弁を用いて、3ポート3位置
電磁切換弁と同様の機能を有する構成とすることもでき
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の一実施形態に係る電
動車両の制動制御装置を示すもので、回生制動を行なう
電動モータ11と、液圧制動を行なう液圧制御装置を備
え、後者は静的液圧出力手段たるマスタシリンダ2及び
動的液圧出力手段たるレギュレータ3を有し、これらが
ブレーキペダル5の操作に応じて駆動される。図1にお
いて、車輪FRは運転席からみて前方右側の車輪を示
し、以下車輪FLは前方左側、車輪RRは後方右側、車
輪RLは後方左側の車輪を示しており、車輪FR,F
L,RR,RLにはホイールシリンダ51乃至54が装
着されている。本実施形態では、前輪の液圧制御系と後
輪の液圧制御系に区分された所謂前後配管方式のブレー
キ液圧系が構成されている。
【0012】本実施形態の電動車両は、前方の車輪F
R,FLが駆動輪で後方の車輪RR,RLが従動輪の所
謂前輪駆動に係り、車輪FR,FLはトランスミッショ
ン12を介して駆動用の電動モータ11に接続されてお
り、この電動モータ11は電子制御装置10によって駆
動制御される。電子制御装置10は、電動モータ11を
駆動制御するモータ制御手段たるモータ制御用のマイク
ロコンピュータ10aと、液圧制御手段たる液圧制御用
のマイクロコンピュータ10bで構成されているが、こ
れらの基本的な構成は例えば前掲の特開平7−3368
06号公報に記載のものと同様であるので説明を省略す
る。
【0013】電動モータ11は、固定子の3相の巻線に
交流電力を印加することによって回転磁界を発生させ、
永久磁石を有する回転子を回転駆動する誘導電動機で構
成されている。従って、マイクロコンピュータによって
制御されるモータ駆動回路(図示せず)にはインバータ
が設けられている。この電動モータ11によれば、車輪
FR,FLが回転しているときに、その回転を止める方
向の磁界を固定子によって発生させることによって、回
転子に対し制動力を付与すると共に、固定子の巻線に発
生する起電力をバッテリー(図示せず)に回収すること
ができる。これにより、回生制動が行なわれる。
【0014】図1において、レギュレータ3には補助液
圧源40が接続されており、これらはマスタシリンダ2
と共に低圧リザーバ4に接続されている。補助液圧源4
0は、液圧ポンプ41及びアキュムレータ44を有す
る。液圧ポンプ41は電動モータ42によって駆動さ
れ、低圧リザーバ4のブレーキ液を昇圧して出力し、こ
のブレーキ液が逆止弁43を介してアキュムレータ44
に供給され、蓄圧される。電動モータ42は、アキュム
レータ44内の液圧が所定の下限値を下回ることに応答
して駆動され、またアキュムレータ44内の液圧が所定
の上限値を上回ることに応答して停止する。而して、ア
キュムレータ44から所謂パワー液圧が適宜レギュレー
タ3に供給される。レギュレータ3は、補助液圧源40
の出力液圧を入力し、マスタシリンダ2の出力液圧をパ
イロット圧として、これに比例したレギュレータ液圧
(マスタシリンダ液圧と略等しい値)に調圧するもの
で、その基本的構成は周知であるので、説明は省略す
る。尚、レギュレータ液圧の一部はマスタシリンダ2の
倍力駆動に供される。
【0015】マスタシリンダ2と車両前方のホイールシ
リンダ51,52の各々を接続する前輪側の主液圧路8
には、回生制動に対し液圧制動の追加及び切換を行なう
液圧制限切換手段たる液圧制限切換装置20が介装され
ている。レギュレータ3と車両後方のホイールシリンダ
53,54の各々を接続する後輪側の主液圧路9にも、
液圧制限切換装置30が介装されているが、後述するよ
うに液圧制限切換装置20とは若干構成が異なる。
【0016】液圧制限切換装置20は、図1に示すよう
に、リリーフバルブ21と、電磁開閉弁22と、プロポ
ーショニングバルブ23が並列に接続されて成る。リリ
ーフバルブ21は、マスタシリンダ2の出力液圧が所定
の液圧に達するまでは主液圧路8の連通を制限し所定の
液圧以上となったときに主液圧路8を連通するものであ
る。また、電磁開閉弁22は、電子制御装置10によっ
て駆動制御され、回生制動を行なうべきか否かに関する
電子制御装置10の判定結果に応じて主液圧路8を開閉
する電磁弁である。そして、プロポーショニングバルブ
23は、ブレーキペダル5の操作に応じたマスタシリン
ダ2の出力液圧を所定の関係に制御してホイールシリン
ダ51,52に供給する液圧制御弁で、従来から前後制
動力配分制御用として用いられているプロポーショニン
グバルブと実質的に同一の構成であるが、後述するよう
に折点の液圧が低く抑えられている。尚、リリーフバル
ブ21(電磁開閉弁22)の上流側及び下流側には、夫
々圧力センサ24,25が配設されている。
【0017】一方、後輪側の液圧制限切換装置30は、
リリーフバルブ31、電磁開閉弁32及び逆止弁33が
並列に接続されている。リリーフバルブ31は、レギュ
レータ3の出力液圧(マスタシリンダ液圧と略等しい)
が所定の液圧に達するまでは主液圧路9の連通を制限し
所定の液圧以上となったときに主液圧路9を連通するも
のである。また、電磁開閉弁32は、電磁開閉弁22と
同様に電子制御装置10によって駆動制御され、回生制
動を行なうべきか否かに関する電子制御装置10の判定
結果に応じて主液圧路9を開閉する電磁弁である。逆止
弁33は、図1に示すように、レギュレータ3方向への
ブレーキ液の流れを許容し、ホイールシリンダ53,5
4方向への流れを阻止するものである。
【0018】主液圧路8,9からは夫々液圧路8a,9
aが分岐し、これらにサブシリンダ70が接続されてい
る。サブシリンダ70は、シリンダ71内にピストン7
2が摺動自在に収容され、このピストン72を介してシ
リンダ71内の両側に第1の圧力室74と第2の圧力室
75が郭成されている。第2の圧力室75内には圧縮ス
プリング73が収容されており、第1及び第2の圧力室
74,75に液圧が付与されていないときには第2の圧
力室75が最大容量(従って、第1の圧力室74が最小
容量)となるように、圧縮スプリング73によってピス
トン72が図1の右方に付勢されている。そして、第1
の圧力室74は液圧路8bを介して電磁切換弁61に連
通接続されており、第2の圧力室75は液圧路9bを介
して電磁切換弁62に連通接続されている。
【0019】電磁切換弁61は3ポート2位置の電磁切
換弁であり、非作動時の第1位置には、図1に示すよう
に第1の圧力室74が液圧路8a,8bを介してマスタ
シリンダ2と液圧制限切換装置20との間の主液圧路8
に連通し、作動時の第2位置では第1の圧力室74が液
圧路8b,8cを介して液圧制限切換装置20とホイー
ルシリンダ51,52との間の主液圧路8に連通する。
電磁切換弁62も3ポート2位置の電磁切換弁であり、
非作動時の第1位置では、図1に示すように第2の圧力
室75が液圧路9a,9bを介して低圧リザーバ4に連
通し、作動時の第2位置では第2の圧力室75が液圧路
9b,9cを介してレギュレータ3と液圧制限切換装置
30との間の主液圧路9に連通する。
【0020】而して、サブシリンダ70においては、第
1の圧力室74にマスタシリンダ液圧もしくはホイール
シリンダ液圧が付与され、第2の圧力室75にはレギュ
レータ液圧が付与され、あるいはリザーバ4に連通して
大気圧とされるが、両圧力室はピストン72によって液
圧的に分離されている。そして、第1及び第2の圧力室
74,75内に液圧が付与されていないときには、ピス
トン72は図1に示すように第1の圧力室74の容量が
最小となる位置にある。従って、電磁切換弁61,62
が第1位置にあるときには、図1に示すように第1の圧
力室74はマスタシリンダ2に連通し、第2の圧力室7
5はリザーバ4に連通して大気圧とされているので、ブ
レーキペダル5の操作に応じてマスタシリンダ液圧が出
力されると、マスタシリンダ液圧がリリーフバルブ21
の開弁圧に達するまでは、圧縮スプリング73の付勢力
に抗してピストン72が駆動されるので、サブシリンダ
70がシミュレータとして機能する。
【0021】サブシリンダのピストン72が圧縮スプリ
ング73の付勢力に抗して駆動されている状態におい
て、電磁切換弁61,62が第2位置とされ、電磁切換
弁62を介して第2の圧力室75にレギュレータ液圧が
付与されると、ピストン72が第1の圧力室74を縮小
する方向に駆動されるので、液圧路8b,8c及び主液
圧路8を介してホイールシリンダ51,52に第1の圧
力室74内のブレーキ液が吐出され増圧される。このと
きホイールシリンダ51,52に吐出されるブレーキ液
の量は第1の圧力室74の最大容量が限度であるので、
ホイールシリンダ51,52に対し過剰にブレーキ液が
供給されることはない。
【0022】上記の液圧制限切換装置20を構成するリ
リーフバルブ21、電磁開閉弁22及びプロポーショニ
ングバルブ23は図4に示す特性を有する。即ち、プロ
ポーショニングバルブ23の特性は、制動操作の初期に
はブレーキペダル5の操作に応じてマスタシリンダ液圧
が増圧し、このマスタシリンダ液圧に比例してホイール
シリンダ液圧が増圧するが、所定の圧力Paに達すると
略一定となり、マスタシリンダ液圧が増大してもホイー
ルシリンダ液圧は微増するのみとなる。上記所定の圧力
Paは、ホイールシリンダ51等にブレーキ液が充填さ
れ、ブレーキパッド(図示せず)がロータ(図示せず)
に当接する程度の低い値に設定されている。而して、プ
ロポーショニングバルブ23は、ブレーキ操作の初期に
ブレーキ液をホイールシリンダに充填する機能、リリー
フバルブ21が作動するまで液圧を遮断する機能、及び
ホイールシリンダ51等からマスタシリンダ2にブレー
キ液を戻す機能を有する。
【0023】リリーフバルブ21の特性は、マスタシリ
ンダ液圧が所定の圧力Pbに達するまでは閉状態にあ
り、所定の圧力Pbを超えると開弁し、この後はマスタ
シリンダ液圧増加に比例したホイールシリンダ液圧増加
となる。尚、電磁開閉弁22が開位置にあるときには、
図4に破線で示すようにマスタシリンダ液圧に一致した
ホイールシリンダ液圧となる。換言すれば、図4におい
て電磁開閉弁22の特性を示す破線と、リリーフバルブ
21及びプロポーショニングバルブ23の特性を示す実
線との間に囲まれた点描で表した領域が減圧領域であ
り、液圧制動に代わって回生制動が行なわれる範囲であ
る。
【0024】図1に示すように、ブレーキペダル5に
は、これが踏み込まれたときオンとなるブレーキスイッ
チ6が設けられており、圧力センサ24,25と同様に
電子制御装置10に接続されている。また、トランスミ
ッション12のシフト位置が検出され電子制御装置10
に検出信号が供給される。更に、車輪FR,FL,R
R,RLには車輪速度センサ(図示せず)が配設され、
これらが電子制御装置10に接続されており、各車輪の
回転速度、即ち車輪速度に比例するパルス数のパルス信
号が電子制御装置10に供給されるように構成されてい
る。
【0025】上記のように構成された制動制御装置にお
いては、電動モータ42によって液圧ポンプ41が駆動
され、アキュムレータ44にパワー液圧が蓄圧されてい
る。各電磁弁が図1に示す状態にあるときにブレーキペ
ダル5が踏み込まれると、マスタシリンダ2からマスタ
シリンダ液圧が出力されると共に、レギュレータ3から
レギュレータ液圧が出力される。そして、電磁切換弁6
1,62及び電磁開閉弁22,32が電子制御装置10
のマイクロコンピュータによって駆動制御され、以下に
説明するように制動制御が行なわれる。
【0026】例えば、車両が高速走行中(従って、シフ
ト位置はドライブ位置)で電子制御装置10が回生制動
を行なうべき旨判定した状態にてブレーキペダル5が操
作されると、回生制動が開始する。この間、電磁切換弁
61,62は図1に示すオフ状態の第1位置とされると
共に、電磁開閉弁22,32がオン状態の閉位置とされ
る。従って、ブレーキペダル5に直接応答する通常の液
圧制動は行なわれず、ブレーキペダル5の操作に応じて
ブレーキ液圧系に初期ブレーキ液が充填されるのみであ
る。ブレーキペダル5の操作開始から所定の圧力Paに
達する迄はマスタシリンダ液圧の増加に比例してホイー
ルシリンダ液圧が増加するが、マスタシリンダ液圧が所
定の圧力Paに達すると、図4に示すプロポーショニン
グバルブ23の特性により、その圧力Paを折点とし
て、マスタシリンダ液圧の増加割合に対しホイールシリ
ンダ液圧の増加割合が小さくなるように制御される。
【0027】これにより、ブレーキペダル5の初期スト
ロークが確保されるが、ホイールシリンダ液圧の値は低
い状態に保持される。この間、サブシリンダ70がシミ
ュレータとして機能する。即ち、マスタシリンダ2のブ
レーキ液が電磁切換弁61を介して第1の圧力室74内
に導入され、圧縮スプリング73の付勢力に抗してピス
トン72が駆動され、運転者には通常の液圧制動時と同
様のブレーキ操作フィーリングが与えられる。更にマス
タシリンダ2の出力液圧が上昇し、図4の特性を有する
リリーフバルブ21の開弁圧Pbを超えるとマスタシリ
ンダ液圧がホイールシリンダ51,52に供給される。
マスタシリンダ液圧(レギュレータ液圧)がリリーフバ
ルブ21(リリーフバルブ31)の開弁圧Pbを越える
までは回生制動のみによる制動作動であり、マスタシリ
ンダ液圧(レギュレータ液圧)がリリーフバルブ21
(リリーフバルブ31)の開弁圧Pbを越えると回生制
動及び液圧制動による制動作動である。
【0028】以上のように、電磁切換弁61,62の切
換制御、電磁開閉弁22,32の開閉制御、リリーフバ
ルブ21,31及びプロポーショニングバルブ23の作
動により、回生制動のみによる制動作動から回生制動及
び液圧制動による制動作動への切り換えも円滑に行なわ
れる。
【0029】制動作動終了間近の極低速領域となり電子
制動装置10が回生制動を中止すべき旨判定すると、回
生制動が行なわれなくなって液圧制動のみによる制動作
動となる。即ち、前輪側は電磁開閉弁22を介してマス
タシリンダ液圧がホイールシリンダ51,52に供給さ
れ、後輪側は電磁開閉弁32を介してレギュレータ液圧
がホイールシリンダ53,54に供給されることにな
る。この場合に単に電磁開閉弁22,23を閉位置から
開位置に切り換えただけでは、前輪側はマスタシリンダ
液圧とホイールシリンダ液圧との差が大きい状態から、
マスタシリンダ液圧のみによって一挙に差が縮められる
ので、ブレーキペダル5に所謂ペダルショックが生ずる
ことになる。これに対し、本実施形態では電磁切換弁6
1が第2位置とされた状態で、電磁切換弁62が第2位
置に切り換えられる。
【0030】即ち、電磁切換弁61及び62が夫々第2
位置に切り換えられると、レギュレータ3からレギュレ
ータ液圧がサブシリンダ70の第2の圧力室75内に導
入され、ホイールシリンダ51,52に供給されるの
で、圧縮スプリング73の付勢力と相まって、マスタシ
リンダ液圧とホイールシリンダ液圧との差が一挙に縮め
られるが、このとき付加される制動力はサブシリンダ7
0の第1の圧力室74内に収容されたブレーキ液による
ものであるので、ブレーキペダル5の踏力の変動が大幅
に低減されて安定し、ペダルショックが生ずることはな
い。このときの液圧制動時においては、サブシリンダ7
0によってレギュレータ液圧とホイールシリンダ液圧が
液圧的に分離されており、しかもホイールシリンダ5
1,52に吐出されるブレーキ液の量は第1の圧力室7
4の最大容量が限度であるので、過剰にブレーキ液が供
給されることはない。尚、電磁切換弁62は、マスタシ
リンダ液圧とホイールシリンダ液圧との差が無くなるま
で適宜オンオフ制御することとしてもよい。
【0031】図2は本発明の他の実施形態に係る電動車
両の制動制御装置を示すもので、本発明の第2の切換弁
として、3ポート3位置の電磁切換弁63を用いたもの
である。これは、サブシリンダ70の第2の圧力室75
を低圧リザーバ4に連通する第1位置と、第2の圧力室
75をレギュレータ3に連通する第2位置と、第2の圧
力室75の外部との連通を遮断する第3位置の三位置を
選択的に切り換える電磁切換弁である。これにより、前
述の実施形態における制御に加え、電磁切換弁63を第
3位置として第2の圧力室75内の液圧を保持すること
ができる。
【0032】従って、回生制動力を例えば上限値の50
%に低下させる必要が生じた際にも、サブシリンダ70
のピストン72をフルストロークの中間位置まで移動さ
せて液圧制動力を増大し、制動力を補うことができる。
而して、図2の実施形態によれば、回生制動の実行又は
中止といった制御に比し、きめ細かい制御が可能とな
る。
【0033】図3は本発明の更に他の実施形態に係るも
ので、本発明の第2の切換弁として、一対の2ポート2
位置の電磁開閉弁64,65を用いて、3ポート3位置
の電磁切換弁63と同様の機能を有するように構成した
ものである。即ち、液圧路9a,9b間に常閉の電磁開
閉弁64を配置すると共に、液圧路9cを介して低圧リ
ザーバ4を液圧路9bに接続し、液圧路9cに常開の電
磁開閉弁65を配置したものである。而して、電磁開閉
弁64,65を閉位置とすることにより、第2の圧力室
75内の液圧を保持することができ、上記図2の実施形
態と同様、きめ細かい制御が可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載の電動車
両の制動制御装置においては、サブシリンダがシミュレ
ータとしての機能を有すると共に、回生制動に対する液
圧制動の追加及び切換を、第1及び第2の切換弁によっ
て、サブシリンダを介し動的液圧出力手段の出力液圧に
応じて円滑に行なうことができるので、安定した制動作
動を確保することができる。しかも、サブシリンダによ
って動的液圧系と静的液圧系が確実に分離されているの
で、動的液圧系の失陥時にも静的液圧系のブレーキ液が
流出することなく、確実に制動作動を行なうことができ
る。
【0035】更に、請求項2に記載のように構成した場
合には、サブシリンダの第2の圧力室内の液圧を保持す
るように設定することができるので、きめ細かい制動制
御を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る電動車両の制動制御
装置の構成図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る制動制御装置の構
成図である。
【図3】本発明の更に他の実施形態に係る制動制御装置
の構成図である。
【図4】本発明の一実施形態におけるリリーフバルブ、
プロポーショニングバルブ及び電磁開閉弁によるマスタ
シリンダ液圧とホイールシリンダ液圧の関係を示すグラ
フである。
【符号の説明】
2 マスタシリンダ(静的液圧出力手段) 3 レギュレータ(動的液圧出力手段) 4 低圧リザーバ 5 ブレーキペダル(ブレーキ操作部材) 8 主液圧路 10 電子制御装置 11 電動モータ 20,30 液圧制限切換装置(液圧制限切換手段) 21,31 リリーフバルブ 22,32 電磁開閉弁 23 プロポーショニングバルブ 24,25 圧力センサ 40 補助液圧源 41 液圧ポンプ 51,52,53,54 ホイールシリンダ 61,62,63,64,65 電磁切換弁 FR,FL,RR,RL 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安藤 昌基 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 浦馬場 真吾 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 大堀 治美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の車輪に連結する電動モータと、該
    電動モータを回転駆動し前記車輪に駆動力を付与すると
    共に、前記電動モータの回生制動により前記車輪に制動
    力を付与するモータ制御手段と、ブレーキ操作部材の操
    作に応じてリザーバのブレーキ液を昇圧して静的液圧を
    出力する静的液圧出力手段と、前記リザーバのブレーキ
    液を前記ブレーキ操作部材の操作とは無関係に昇圧して
    パワー液圧を出力する補助液圧源と、該補助液圧源の出
    力パワー液圧を前記ブレーキ操作部材の操作に応じて調
    圧し動的液圧を出力する動的液圧出力手段と、前記車輪
    に装着し制動力を付与するホイールシリンダと、該ホイ
    ールシリンダに対し前記静的液圧出力手段又は前記動的
    液圧出力手段の出力液圧を供給し前記車輪に対する制動
    力を付与する液圧制御手段と、前記静的液圧出力手段と
    前記ホイールシリンダを接続する主液圧路に介装し、前
    記モータ制御手段によって前記車輪に制動力を付与する
    ときには前記静的液圧出力手段から前記ホイールシリン
    ダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手段の出力液圧よ
    り低くし、前記モータ制御手段によって前記車輪に制動
    力を付与しないときには前記静的液圧出力手段から前記
    ホイールシリンダへ供給する液圧を前記静的液圧出力手
    段の出力液圧に一致させる液圧制限切換手段とを備えた
    電動車両の制動制御装置において、シリンダ内にピスト
    ンを摺動自在に収容して前記シリンダ内に第1の圧力室
    及び第2の圧力室を郭成し、前記ピストンを付勢手段に
    よって前記第1の圧力室を縮小する方向に付勢するサブ
    シリンダと、該サブシリンダの前記第1の圧力室を前記
    静的液圧出力手段に連通する第1位置、及び前記第1の
    圧力室を前記ホイールシリンダに連通する第2位置を選
    択的に切り換える第1の切換弁と、前記サブシリンダの
    前記第2の圧力室を前記リザーバに連通する第1位置、
    及び前記第2の圧力室を前記動的液圧出力手段に連通す
    る第2位置の少くとも二位置を選択的に切り換える第2
    の切換弁とを備えたことを特徴とする電動車両の制動制
    御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の切換弁が、前記サブシリンダ
    の前記第2の圧力室を前記リザーバに連通する第1位
    置、前記第2の圧力室を前記動的液圧出力手段に連通す
    る第2位置、及び前記第2の圧力室の外部との連通を遮
    断する第3位置の三位置を選択的に切り換える三位置切
    換弁であることを特徴とする請求項1記載の電動車両の
    制動制御装置。
JP21936096A 1996-07-31 1996-07-31 電動車両の制動制御装置 Pending JPH1044952A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21936096A JPH1044952A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 電動車両の制動制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21936096A JPH1044952A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 電動車両の制動制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1044952A true JPH1044952A (ja) 1998-02-17

Family

ID=16734220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21936096A Pending JPH1044952A (ja) 1996-07-31 1996-07-31 電動車両の制動制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1044952A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206207A (ja) * 1999-12-30 2001-07-31 Robert Bosch Gmbh ハイドロリック式の車両ブレーキ装置
WO2003047935A1 (de) * 2001-12-05 2003-06-12 Daimlerchrysler Ag Elektrohydraulisches bremssystem mit einem pedalwegsimulator zusammengesetzt aus einem federspeicherdruckzylinder und mechanisch gekoppeltem servokolben
WO2003047936A1 (de) * 2001-12-05 2003-06-12 Daimlerchrysler Ag Anordnung für ein elektrohydraulisches bremssystem, elektrohydraulisches bremssystem und verfahren zur ansteuerung eines elektrohydraulischen bremssystems sowie tandemhauptbremszylinder
EP1371535A2 (de) * 2002-06-15 2003-12-17 Robert Bosch Gmbh Hydraulische Kraftfahrzeugbremsanlage
US6739677B2 (en) 2002-02-15 2004-05-25 Nissan Motor Co., Ltd. Brake control apparatus
WO2002064409A3 (de) * 2001-02-12 2004-06-10 Continental Teves Ag & Co Ohg Elektrohydraulische bremsanlage für kraftfahrzeuge
US7748791B2 (en) * 2007-04-09 2010-07-06 Ford Global Technologies Combination secondary master cylinder and brake pedal compliance device for automotive braking system
US20110025120A1 (en) * 2007-04-09 2011-02-03 Joyce John P Brake system for automotive vehicle
CN108394392A (zh) * 2018-04-26 2018-08-14 吉林大学 电机直驱并联双副缸的液压制动***及其制动控制方法
CN109572645A (zh) * 2019-01-25 2019-04-05 常熟理工学院 一种三档位踏板行程模拟***及方法
JP2019111873A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 トヨタ車体株式会社 車両の制動装置
CN115056757A (zh) * 2022-07-29 2022-09-16 南京经纬达汽车科技有限公司 一种带液压制动力反馈的解耦式电液制动器

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001206207A (ja) * 1999-12-30 2001-07-31 Robert Bosch Gmbh ハイドロリック式の車両ブレーキ装置
WO2002064409A3 (de) * 2001-02-12 2004-06-10 Continental Teves Ag & Co Ohg Elektrohydraulische bremsanlage für kraftfahrzeuge
WO2003047935A1 (de) * 2001-12-05 2003-06-12 Daimlerchrysler Ag Elektrohydraulisches bremssystem mit einem pedalwegsimulator zusammengesetzt aus einem federspeicherdruckzylinder und mechanisch gekoppeltem servokolben
WO2003047936A1 (de) * 2001-12-05 2003-06-12 Daimlerchrysler Ag Anordnung für ein elektrohydraulisches bremssystem, elektrohydraulisches bremssystem und verfahren zur ansteuerung eines elektrohydraulischen bremssystems sowie tandemhauptbremszylinder
US6739677B2 (en) 2002-02-15 2004-05-25 Nissan Motor Co., Ltd. Brake control apparatus
EP1371535A2 (de) * 2002-06-15 2003-12-17 Robert Bosch Gmbh Hydraulische Kraftfahrzeugbremsanlage
EP1371535A3 (de) * 2002-06-15 2004-03-24 Robert Bosch Gmbh Hydraulische Kraftfahrzeugbremsanlage
US20110025120A1 (en) * 2007-04-09 2011-02-03 Joyce John P Brake system for automotive vehicle
US7748791B2 (en) * 2007-04-09 2010-07-06 Ford Global Technologies Combination secondary master cylinder and brake pedal compliance device for automotive braking system
US8366203B2 (en) * 2007-04-09 2013-02-05 Ford Global Technologies Brake system for automotive vehicle
JP2019111873A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 トヨタ車体株式会社 車両の制動装置
CN108394392A (zh) * 2018-04-26 2018-08-14 吉林大学 电机直驱并联双副缸的液压制动***及其制动控制方法
CN109572645A (zh) * 2019-01-25 2019-04-05 常熟理工学院 一种三档位踏板行程模拟***及方法
CN109572645B (zh) * 2019-01-25 2024-02-09 常熟理工学院 一种三档位踏板行程模拟***及方法
CN115056757A (zh) * 2022-07-29 2022-09-16 南京经纬达汽车科技有限公司 一种带液压制动力反馈的解耦式电液制动器
CN115056757B (zh) * 2022-07-29 2024-02-02 南京经纬达汽车科技有限公司 一种带液压制动力反馈的解耦式电液制动器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3118191B2 (ja) 電動車両の制動制御装置
JP3702539B2 (ja) 電動車両の制動制御装置
JP3259670B2 (ja) 電動車両の制動制御装置
JP3158583B2 (ja) 電気自動車の制動制御装置
JPS6334271A (ja) 自動車のスリップ制御形ブレ−キ装置
JPH1044952A (ja) 電動車両の制動制御装置
JP4438342B2 (ja) 車両の運動制御装置
JPH11198786A (ja) 電動車両の制動制御装置
JP4543540B2 (ja) 車両のブレーキ制御装置
JP4241248B2 (ja) 車両の運動制御装置
JPH07205800A (ja) 電気自動車の制動装置
JP3702540B2 (ja) 電動車両の制動制御装置
JPH1191565A (ja) 電動車両の制動制御装置
JP3501629B2 (ja) 電動車両の制動制御装置
JP4093137B2 (ja) 車両の運動制御装置
JP4281450B2 (ja) 車両の運動制御装置
JP3410339B2 (ja) 電動車両の制動制御装置
JP4241246B2 (ja) 車両の運動制御装置
JP2000255401A (ja) ブレーキシステム
KR0127554B1 (ko) 앤티로크 및 트랙션 콘트롤 기능을 갖춘 브레이크 시스템
JP2003118551A (ja) ブレーキ装置
JP4432398B2 (ja) 車両の運動制御装置
JP2765570B2 (ja) 車両用ブレーキ制御装置
JP2003118565A (ja) ブレーキ装置
JP3702541B2 (ja) 電動車両の制動制御装置