JPH104404A - マルチメディアデータ配信システム - Google Patents

マルチメディアデータ配信システム

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Publication number
JPH104404A
JPH104404A JP8156622A JP15662296A JPH104404A JP H104404 A JPH104404 A JP H104404A JP 8156622 A JP8156622 A JP 8156622A JP 15662296 A JP15662296 A JP 15662296A JP H104404 A JPH104404 A JP H104404A
Authority
JP
Japan
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data
server
client
moving image
network
Prior art date
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Pending
Application number
JP8156622A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Otomo
利幸 大友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Corp
Original Assignee
N T T DATA TSUSHIN KK
NTT Data Communications Systems Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by N T T DATA TSUSHIN KK, NTT Data Communications Systems Corp filed Critical N T T DATA TSUSHIN KK
Priority to JP8156622A priority Critical patent/JPH104404A/ja
Publication of JPH104404A publication Critical patent/JPH104404A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メディアデータを記憶するサーバを分散し、
CPU負荷が大きいメディアデータ処理を分散し、又、
トラヒック負荷の大きいネットワークを回避し、高速な
データ配信を可能とするマルチメディアデータ配信シス
テムを提供する。 【解決手段】 各拠点13に配置されるビデオサーバ1
4は動画データを記憶し、APサーバ12は動画データ
以外のデータを記憶している。管理サーバ11は、クラ
イアント15からのデータ要求に応答し、要求されたメ
ディアデータを送信するようAPサーバ12に指示す
る。該メディアデータが動画データの場合、APサーバ
12はトラヒックの状態をチェックする。APサーバ1
2は、トラヒックが通常の場合、要求元のクライアント
15と同一拠点13のビデオサーバ14に、該クライア
ント15へ動画データを送信させ、トラヒックが混んで
いる場合、他の拠点13のビデオサーバ14へ動画配信
処理を振り替える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアデ
ータを記憶するサーバを複数配置して、マルチメディア
データ処理を分散し、システム性能を向上するマルチメ
ディアデータ配信システムに関する。また、本発明は、
ネットワークのトラヒック(情報伝達量)の集中を回避
するマルチメディアデータ配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】必要な時に必要な映像を要求し、その要
求した映像の配信を受けることができるシステム(ビデ
オ・オン・デマンド)等、マルチメディアデータをサー
バから各クライアントへ配信するマルチメディアデータ
配信システムが提案されている。
【0003】このようなマルチメディアデータ配信シス
テムの構成例を、図10、図11に示す。図10はメデ
ィアサーバ52を1台のみ備える一局集中型のシステム
配置を示し、図11は、複数台のメディアサーバ52を
備え、例えば、サービス毎に格納データを分散する分散
型のシステム配置を示す。これらのシステムは、メディ
アデータの配信を指示する管理サーバ51と、メディア
データを記憶するメディアサーバ52と、メディアサー
バ52からメディアデータを受信して再生する複数のク
ライアント53と、これらを接続する伝送路54と、よ
り構成される。各クライアント53からの要求に応じ
て、管理サーバ51はメディアサーバ52へ、要求され
たメディアデータを送信するよう指示する。送信指示を
受信したメディアサーバ52は、該当するメディアデー
タを読み出して要求元のクライアント53へ送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】メディアデータの中で
も特に画像データはデータ量が多い。よって、図10に
示す一局集中型のマルチメディアデータ配信システムで
は、メディアサーバ52においてメディアデータ処理に
よるCPU負荷が大きく、十分な性能が得られなかっ
た。また、配信される映像が例えば、MPEG1方式で
圧縮されている場合、メディアサーバ52と、クライア
ント53との間のデータ転送量は、クライアント1台あ
たり1.5Mbpsとなる。このような大量のデータが
送信されるため、クライアント53からの要求が多発
し、メディアサーバ52にトラヒックが集中した場合、
回線ネックにより、レスポンスが低下していた。また、
メディアサーバ52が故障すると全クライアント53が
サービスを受けることができなくなっていた。
【0005】また、図11に示す分散型のマルチメディ
アデータ配信システムにおいても、特定のメディアサー
バ52に格納されているデータの使用頻度が高ければ、
該メディアサーバ52に、トラヒックが集中し、図10
に示すシステムと同様に、回線ネックによりレスポンス
が低下する。
【0006】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、システム全体の性能を向上するマルチメディアデー
タ配信システムを提供することを目的とする。また、ネ
ットワークのトラヒックの状態に応じて、高速にデータ
を配信するマルチメディアデータ配信システムを提供す
ることを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明のマルチメディアデータ配信システムは、
複数のクライアントと、メディアデータを記憶するメデ
ィアサーバと、前記メディアサーバと前記複数のクライ
アントとを接続する第1のネットワークと、をそれぞれ
が備える複数のローカルシステムと、前記複数のローカ
ルシステムを相互に接続する第2のネットワークと、前
記第2のネットワークに接続されており、前記複数のク
ライアントのいずれか任意のクライアントからのデータ
要求に応答して、前記任意のクライアントが接続されて
いる前記第1のネットワークに接続されている前記メデ
ィアサーバへ、前記任意のクライアントにデータを配信
するよう指示する指示サーバと、を備え、前記メディア
サーバは、前記指示サーバからの指示に応答し、前記任
意のクライアントにデータを配信する。
【0008】このような構成によれば、メディアデータ
を記憶するメディアサーバがローカルシステム毎に配置
されており、要求元のクライアントと同一ネットワーク
に接続されているメディアサーバが該クライアントにメ
ディアデータを供給する。よって、ネットワークのトラ
ヒックを分散し、高速にデータを配信することができ
る。また、メディアサーバを複数配置することにより、
負荷の大きいデータ処理を分散し、システム全体の性能
を向上することができる。
【0009】前記メディアサーバは動画データを記憶す
る第1の記憶手段を備えてもよく、前記指示サーバは、
動画データ以外のメディアデータを記憶する第2の記憶
手段と、前記任意のクライアントから要求されたデータ
が動画データか否かを判別する第1の判別手段と、前記
第1の判別手段により、前記要求されたデータが動画デ
ータであると判別された場合、前記任意のクライアント
が接続されている前記第1のネットワークに接続されて
いる前記メディアサーバへ、前記第1の記憶手段に記憶
されている前記動画データの中から前記要求されたデー
タを読み出し、前記任意のクライアントへ配信するよう
指示する指示手段と、前記第1の判別手段により、前記
要求されたデータが動画データではないと判別された場
合、前記第2の記憶手段に記憶されている前記メディア
データの中から前記要求されたデータを読み出し、前記
任意のクライアントへ送信する送信手段と、を備えても
よい。
【0010】このような構成によれば、比較的データ量
の多い動画データを記憶するメディアサーバがローカル
システム毎に配置されている。これにより、要求された
データが動画データの場合、要求元のクライアントと同
一のネットワークに接続されているメディアサーバが該
クライアントに動画データを供給する。よって、データ
量の少ないデータを第2のネットワークで配信し、デー
タ量の多いデータを第1のネットワークで配信すること
により、トラヒック(情報伝達量)を分散し、高速にデ
ータを配信することができる。
【0011】前記指示サーバは、前記第1の判別手段に
より、前記要求されたデータが動画データであると判別
された場合、前記任意のクライアントが接続されている
前記第1のネットワークの情報伝達量を測定する測定手
段と、前記測定手段により測定された前記情報伝達量が
所定量以下か否かを判別する第2の判別手段と、前記第
2の判別手段により、前記情報伝達量が所定量以下と判
別された場合、前記任意のクライアントが接続されてい
る前記第1のネットワークに接続されている前記メディ
アサーバへ、前記第1の記憶手段に記憶されている前記
動画データの中から前記要求されたデータを読み出し、
前記クライアントへ配信するように指示する第1の指示
手段と、前記第2の判別手段により、前記情報伝達量が
所定量を超えていると判別された場合、前記任意のクラ
イアントが接続されている前記第1のネットワーク以外
の前記第1のネットワークに接続されている前記メディ
アサーバへ、前記第1の記憶手段に記憶されている前記
動画データの中から前記要求されたデータを読み出し、
前記任意のクライアントへ配信するよう指示する第2の
指示手段と、を備えてもよい。
【0012】例えば、前記測定手段は、前記クライアン
トが接続されている前記第1のネットワークに接続され
ている前記メディアサーバへ所定量のデータを返送要求
と共に送信し、前記所定量のデータが返送されるまでの
時間を測定する手段から構成され、前記第2の判別手段
は、前記測定手段により測定された時間が所定時間以下
か否かを判別する手段より構成される。
【0013】また、前記測定手段は、例えば、前記第1
のネットワークのデータ伝送率を測定し、所定時間毎に
前記データ伝送率を前記指示サーバに送信する手段から
構成され、前記第2の判別手段は、前記測定手段から送
信された前記データ伝送率が所定値以下か否かを判別す
る手段から構成されてもよい。
【0014】このような構成によれば、指示サーバは、
要求元のクライアントが接続されている第1のネットワ
ークの情報伝達量をもとに、トラヒックが集中している
と判別した場合、他の第1のネットワークに接続された
メディアサーバへ、要求元のクライアントに要求された
データを送信するよう指示する。これにより、混んでい
るネットワークを回避することができ、より高速なデー
タ配信を実現する事ができる。さらに、混んでいるネッ
トワークを回避し、他のネットワークを使用することに
より、ネットワークの使用状況に応じて、ネットワーク
の負荷を分散することができる。
【0015】前記メディアサーバには、自己を特定する
ためのサーバ識別符号が付されており、各前記メディア
サーバの第1の記憶手段に記憶されている動画データに
は、該動画データを記憶している前記メディアサーバの
サーバ識別符号と、該動画データを特定するための動画
データ識別符号と、を含むデータ識別符号が付されてお
り、前記指示サーバは、前記要求されたデータの前記デ
ータ識別符号を、前記任意のクライアントが接続されて
いる前記第1のネットワークに接続されている前記メデ
ィアサーバへ送信し、前記要求されたデータを配信する
ように指示し、前記メディアサーバは、前記指示サーバ
からの前記データ識別符号を受信し、前記第1の記憶手
段に記憶している動画データの中から、受信した前記デ
ータ識別符号を備える動画データを読み出し、前記任意
のクライアントに該動画データを配信してもよい。
【0016】前記指示サーバは、前記第1の判別手段に
より、前記要求されたデータが動画データであると判別
された場合、前記任意のクライアントが接続されている
前記第1のネットワークの情報伝達量を測定する測定手
段と、前記測定手段により測定された情報伝達量が所定
量以下か否かを判別する第2の判別手段と、前記第2の
判別手段により、前記情報伝達量が所定量以下と判別さ
れた場合、前記要求されたデータの前記データ識別符号
を、前記任意のクライアントが接続されている前記第1
のネットワークに接続されている前記メディアサーバへ
送信し、前記任意のクライアントに前記要求されたデー
タを配信するように指示する第1の指示手段と、前記第
2の判別手段により、前記情報伝達量が所定量を超えて
いると判別された場合、前記要求されたデータの前記デ
ータ識別符号を構成する前記サーバ識別符号を、他の前
記メディアサーバのサーバ識別符号と交換した前記デー
タ識別符号を、前記任意のクライアントが接続されてい
る前記第1のネットワーク以外の前記第1のネットワー
クに接続されている前記メディアサーバへ送信し、前記
任意のクライアントに前記要求されたデータを配信する
よう指示する第2の指示手段と、を備えてもよい。
【0017】このような構成によれば、前記指示サーバ
は、任意のメディアサーバに、前記任意のメディアサー
バが記憶している動画データの送信を指示する際、前記
データ識別符号を用いることにより、前記任意のメディ
アサーバに記憶されている動画データを、容易に特定す
ることができる。また、前記任意のメディアサーバが接
続されるネットワークのトラヒックが混んでいる場合、
前記データ識別符号を構成する前記サーバ識別符号を入
れ替える処理だけで、前記任意のメディアサーバが記憶
している動画データと実質的に同一な、他のメディアサ
ーバが記憶している動画データを特定することができ
る。これにより、分散された他のメディアサーバへのア
クセスを容易にすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明のマルチメディアデータ配
信システムの実施の形態を、各拠点に配置されたクライ
アントを用いて、所望のサービスをオンラインで受ける
ことができる情報サービスシステムを例に以下説明す
る。この情報サービスシステムは、図1に示すように、
管理サーバ(指示サーバ)11と、アプリケーションサ
ーバ(APサーバ)121、122と、各拠点13(13
1、132、・・・、13n)に配置されるビデオサーバ
14及び複数のクライアント15と、センタと各拠点1
3を接続するネットワーク16と、各拠点13内でビデ
オサーバ14と各クライアント15を接続するLAN1
7とより構成される。
【0019】管理サーバ11とAPサーバ12は専用線
で接続され、センタ内に配置されている。管理サーバ
(指示サーバ)11は、CPU、メモリ、表示部、入出
力部等を備え、図2に示す第1所属テーブルをメモリに
記憶している。第1所属テーブルは、拠点13毎のクラ
イアント15のID(以下、クライアントID)と、各
拠点13にデータを送信するAPサーバ12のID(以
下、APサーバID)を示す。図2の第1所属テーブル
は、拠点131〜133へのメディアデータの送信をAP
サーバIDが”1”のAPサーバ121が行い、他の拠
点13へのメディアデータの送信をAPサーバIDが”
2”のAPサーバ122が行うことを示す。
【0020】管理サーバ11は、各クライアント15か
らサービス要求を受信すると、この第1所属テーブルを
参照して、要求元のクライアント15が所属する拠点1
3に対応するAPサーバ12へ、要求されたサービスに
対応するデータ(番組データ)を送信するよう指示す
る。この際、指示データとして、送信先のAPサーバ1
2と要求されたサービスとを示すアプリケーションID
(以下、APID)を作成し、送信する。
【0021】APサーバ12は、管理サーバ11と同様
の構成を有し、図3に示す第2所属テーブルと、図4〜
6に示すAPテーブルと、番組テーブルと、メディア情
報テーブルと、をメモリに記憶している。第2所属テー
ブルは、各拠点13に配置されているクライアント15
のクライアントIDとビデオサーバ14のID(以下、
ビデオサーバID)とを示す。APテーブルは、管理サ
ーバ11から受信したAPIDに対応する番組のID
(以下、番組ID)及び番組名を示す。各番組は、動
画、静止画、音声、テキスト等の組み合わせで構成され
ており、番組テーブルは、各番組を構成するメディアデ
ータ(動画、静止画、音声、テキスト)のシーケンス番
号、タイトル、ID(以下、メディアID)等を示す。
メディアIDは、各番組を構成する動画のID、静止画
のID、音声のID、テキストのIDをそれぞれ含んで
いる。また、シーケンス番号は、同一番組を構成する複
数のメディアデータの順番を指示する。メディア情報テ
ーブルは、各メディアIDと、そのメディアIDが付与
されたデータの属性(種別、フォーマット、ファイル
名)を示す。
【0022】また、APサーバ12は、動画以外のメデ
ィアデータ(静止画、音声、テキスト)をメモリに記憶
する。この実施の形態において、センタ内に2台配置さ
れているAPサーバ121と122は互いに、実質的に同
一のメディアデータをメモリに記憶している。但し、各
APサーバ12に記憶されている各メディアデータに
は、この実施の形態に特有のIDが付与されている。A
Pサーバ12は、管理サーバ11から送信対象データの
APIDを含む送信指示を受信すると、APテーブルを
参照して、受信したAPIDに対応する番組IDを読み
出し、次に、その番組IDが付与されている番組を構成
しているメディアデータのIDを番組テーブルから順次
読み出す。図5に示すように番組テーブル内の各データ
は、番組ID、シーケンス番号、タイトル、動画ID、
静止画ID、音声ID、テキストIDの順番で1つのレ
コードを構成する。よって、APサーバ12は、レコー
ド内の位置により、読み出したデータを識別することが
できる。
【0023】APサーバ12は、番組テーブルから読み
出したメディアIDが動画IDならば、要求元のクライ
アント15と同一拠点13のビデオサーバ14へ、その
動画IDと要求元のクライアント15のクライアントI
Dを動画送信指示として送信する。また、APサーバ1
2は、読み出したメディアIDが動画ID以外ならば、
メディア情報テーブルを参照して、そのメディアIDが
付与されるメディアデータをメモリから読み出し、要求
元のクライアント15へ送信する。
【0024】ビデオサーバ14は、管理サーバ11、A
Pサーバ12と同様の構成を有し、図7に示す動画ID
とファイル名の対応関係を示す動画情報テーブルと、動
画データとをメモリに記憶する。各拠点13に配置され
ているビデオサーバ14は互いに、実質的に同一の動画
データをメモリに記憶している。但し、各ビデオサーバ
14に記憶されている各動画データには、この実施の形
態に特有のIDが付与されている。ビデオサーバ14
は、APサーバ12から動画送信指示を受信すると、動
画情報テーブルを参照して該当する動画データを読み出
し、要求元のクライアント15へ送信する。
【0025】クライアント15は、このシステムの利用
者用端末であり、CPU、メモリ、表示装置、入力装
置、スピーカ等を備え、メモリに、図8に示すサービス
メニューテーブルを記憶している。このサービスメニュ
ーテーブルは、このシステムで供給されるサービス(情
報)名と、それらサービスを識別するためのサービス識
別番号を示す。各クライアント15は、このテーブルを
メモリから読み出し、表示装置に表示する。利用者は表
示されたメニューの中から所望のサービスのサービス識
別番号を入力装置を用いて入力する。クライアント15
は、この入力に応答して、入力されたサービス識別番号
とこのクライアント15に付与されているクライアント
IDをLAN17、ネットワーク16を介して管理サー
バ11へ送信する。
【0026】各APサーバ12、ビデオサーバ14、ク
ライアント15には、それらを特定するためのAPサー
バID、ビデオサーバID、クライアントIDがそれぞ
れ付与されている。APサーバ121、122には1桁の
APサーバID”1”、”2”がそれぞれ付与され、ビ
デオサーバ14には2桁のビデオサーバID”01”
〜”n”(nが1桁の場合、”0n”)が付与されてい
る。また、クライアント15には、4桁のクライアント
IDが拠点13毎に付与されている。例えば、第1の拠
点131のクライアントには、クライアントID”10
00”〜”1999”が付与され、第2の拠点132
クライアントにはクライアントID”2000”〜”2
999”が付与される。
【0027】次に、この情報サービスシステムにおいて
使用されるデータのIDについて説明する。アプリケー
ションID(APID)は、管理サーバ11がAPサー
バ12へ要求されたサービスに対応するデータ(番組デ
ータ)の送信を指示するための指示データである。AP
IDは、「X123」のように、3桁の数字で構成さ
れる。X1は、各サービスに対応するデータ(番組デー
タ)が格納されているAPサーバ12のAPサーバID
を示す。また、X23は、クライアント15が選択した
サービスを識別する番号(サービス識別番号)を示す。
例えば、APIDが”111”ならば、それはAPサー
バIDが”1”のAPサーバ121に記憶されているサ
ービス識別番号が”11”のサービスに対応する番組デ
ータの送信指示である。
【0028】番組IDは、各番組データに付与され、
「X12345678」のように、8桁の数字で
構成される。X12は、サービス識別番号を示し、X3
45678は、番組の識別番号を示す。図4のA
Pテーブルを参照すると、アプリケーションID”11
1”のサービスは、番組IDが”11000001”
と”11000002”の番組から構成されている。
【0029】メディアIDは、各メディアデータに付与
されるIDで、メディアデータが動画の場合と、動画以
外の場合で次の2つに大別される。メディアデータが動
画の場合、メディアIDは「X123456
78」のように8桁の数字で構成される。X12は、そ
の動画データが格納されているビデオサーバ14のID
を示し、X34は、サービス識別番号を示し、X56
78は、動画の識別番号を示す。メディアデータが動画
以外(静止画・音声・テキスト)の場合、メディアID
は「X12345678」のような8桁の数字で
構成される。X12は、サービス識別番号を示し、X3
45678は、各メディアの識別番号を示す。
【0030】次に、この情報サービスシステムの動作に
ついて説明する。まず、クライアント15は、図8に示
すサービスメニューテーブルを、メモリから読み出し、
画面に表示する。利用者は、画面表示されたメニューの
中から所望のサービスを選択し、そのサービス識別番号
を入力する。クライアント15は、サービス識別番号が
入力されると、そのサービス識別番号とそのクライアン
ト15のクライアントIDとをサービス要求信号として
LAN17及びネットワーク16を介して管理サーバ1
1へ送信する。
【0031】クライアント15から、サービス要求信号
を受信した管理サーバ11は、メモリに記憶している第
1所属テーブル(図2)を参照して、受信したクライア
ントIDに対応するAPサーバIDを読み出し、そのA
PサーバIDと受信したサービス識別番号とを組み合わ
せて、APIDを作成する。次に、管理サーバ11は、
読み出したAPサーバIDが付与されるAPサーバ12
に、作成したAPIDと受信したクライアントIDを送
信する。
【0032】APサーバ12は、管理サーバ11からA
PIDとクライアントIDを受信すると、メモリに記憶
しているAPテーブル(図4)を参照して、受信したA
PIDに対応する番組IDを読み出す。次に、APサー
バ12は、番組テーブル(図5)を参照し、番組IDが
APテーブルから読み出した番組IDと一致するメディ
アIDを順次読み出す。
【0033】読み出したメディアIDが静止画・音声・
テキストIDならば、メディア情報テーブル(図6)を
参照して、読み出したメディアIDに対応するファイル
名を検索し、該ファイル名のメディアデータをメモリか
ら読み出し、要求元のクライアント15へ送信する。
【0034】また、動画IDに関しては、ビデオサーバ
14毎に最初の2桁が異なる動画IDが記憶されている
ため、最初の2桁が、受信したクライアントIDに対応
するビデオサーバIDと一致する動画IDを、検索し、
読み出す。次に、APサーバ12は、受信したクライア
ントIDに対応するビデオサーバIDが付与されるビデ
オサーバ14へ、読み出したメディアID(動画ID)
とクライアントIDを送信する。
【0035】動画IDとクライアントIDを受信したビ
デオサーバ14は、メモリに記憶している動画情報テー
ブル(図7)を参照して、受信した動画IDに対応する
ファイル名を検索し、そのファイル名の動画データをメ
モリから読み出す。次に、ビデオサーバ14は、読み出
した動画データを、受信したクライアントIDが付与さ
れているクライアント15へ送信する。
【0036】クライアント15は、APサーバ12から
の静止画・音声・テキストデータと、ビデオサーバ14
からの動画データを受信する。クライアント15は、受
信したデータの伸長処理等のデータ処理後、動画・静止
画・テキストを表示装置に表示し、音声をスピーカに出
力する。
【0037】次に、この情報サービスシステムにおける
データの流れについて、拠点131のクライアント15
(クライアントID:1001)がサービス要求をする
場合を例に具体的に説明する。
【0038】まず、利用者は、クライアント15の画面
に表示されたサービスメニュー(図8)の中から所望の
サービスを選択する。例えば、”気象・観光情報”の情
報が見たい場合、利用者は、”気象・観光情報”のサー
ビス識別番号”11”を入力する。サービス識別番号が
入力されると、クライアント15は、そのサービス識別
番号”11”とそのクライアント15のクライアントI
D”1001”とをサービス要求信号としてLAN17
及びネットワーク16を介して管理サーバ11へ送信す
る。
【0039】管理サーバ(指示サーバ)11は、クライ
アント15から、サービス要求信号を受信すると、メモ
リに記憶している第1所属テーブル(図2)を参照し
て、受信したクライアントID”1001”に対応する
APサーバID”1”を読み出す。次に、管理サーバ1
1は、受信したサービス識別番号”11”と、APサー
バID”1”とを組み合わせて、APID”111”を
作成する。管理サーバ11は、クライアントID”10
01”に対応するAPサーバID”1”のAPサーバ1
1に、作成したAPID”111”とサービス要求元
のクライアント15のクライアントID”1001”を
送信する。
【0040】APサーバ121は、管理サーバ11から
APID”111”とクライアントID”1001”と
を受信すると、メモリに記憶しているAPテーブル(図
4)を参照して、APID”111”に対応する番組I
D”11000001”と”11000002”を読み
出す。これは、サービス識別番号”11”の”気象・観
光情報”サービスは、番組IDが”11000001”
で、番組名が”ひまわり”である番組と、番組IDが”
11000002”で、番組名が”観光地”である番組
と、から構成されることを示す。
【0041】次に、APサーバ121は、番組テーブル
(図5)参照し、番組IDが”11000001”と一
致するメディアデータIDを読み出す。APサーバ12
1は、番組IDが”11000001”と一致するメデ
ィアデータIDが複数ある場合、シーケンス番号順にメ
ディアデータを読み出す。よって、APサーバ12
1は、番組ID”11000001”、シーケンス番
号”001”のメディアIDを読み出す。図5の番組テ
ーブルを参照すると、このメディアIDは動画IDであ
るため、APサーバ121は、メモリに記憶している第
2所属テーブル(図3)を参照して、クライアントI
D”1001”に対応するビデオサーバID”01”を
読み出し、動画IDの最初の2桁が”01”の動画I
D”01110001”を図5から読み出す。次に、A
Pサーバ121は、ビデオサーバID”01”のビデオ
サーバ14(図1では、拠点131に配置されている)
へ、その動画ID”01110001”と要求元のクラ
イアントID”1001”を送信する。
【0042】拠点131に配置されているビデオサーバ
14は、動画ID”01110001”とクライアント
ID”1001”を受信すると、メモリに記憶している
動画情報テーブル(図7)を参照して、動画ID”01
110001”に対応するファイル名”ST1”を読み
出す。次に、ビデオサーバ14は、メモリからファイル
名”ST1”の動画データを読み出し、その動画データ
をクライアントIDが”1001”のクライアント15
へ送信する。クライアントIDが”1001”のクライ
アント15は、ビデオサーバ14から動画データ(ファ
イル名”ST1”)を受信し、再生する。
【0043】APサーバ121は、次に、番組ID”1
1000001”、シーケンス番号”002”のメディ
アID”11000001”、”11000002”を
読み出す。APサーバ121は、メディア情報テーブル
(図6)を参照して、読み出したメディアIDに対応す
るファイル名を検索し、該ファイル名のメディアデータ
をメモリから読み出す。この場合、APサーバ12
1は、メディアID”11000001”に対応するフ
ァイル名”AAA”の静止画データと、メディアID”
11000002”に対応するファイル名”BBB”の
音声データをメモリから読み出し、クライアントID”
1001”のクライアント15へ送信する。クライアン
トIDが”1001”のクライアント15は、APサー
バ121から静止画データ(ファイル名”AAA”)と
音声データ(ファイル名”BBB”)を受信し、再生す
る。
【0044】同様にして、APサーバ121は、API
D”111”に対応する番組ID”11000002”
のメディアデータを、クライアントID”1001”の
クライアント15へ順次送信する。
【0045】このようにして、マルチメディアデータか
ら構成される複数のサービス(情報)の中から、クライ
アント15が要求したサービスを、要求元のクライアン
ト15へ供給することができる。
【0046】この情報サービスシステムでは、クライア
ント15は同一拠点13内に配置されているビデオサー
バ14から動画を受信するようにしている。しかし、例
えば、あるクライアント15が動画を含むサービスを要
求したとき、同一拠点13内の他のクライアント15に
よるサービス要求が多発し、その拠点13内のトラヒッ
クが混んでいる場合(情報伝達量が多い場合)、他の拠
点13のビデオサーバ14から動画データを受信するよ
うにしてもよい。このような、トラヒックの状態に応じ
た動画配信の振り替え処理を図9のフローチャートを用
いて説明する。
【0047】APサーバ12は、指示サーバ11から受
信したAPIDに対応する番組の番組IDをメモリから
読み出し、その番組IDに対応する各メディアデータの
メディアIDをメモリから読み出す。読み出したメディ
アIDが動画IDの場合、APサーバ12は、要求元の
クライアント15と同一拠点13内のビデオサーバ14
へ、所定量のデータを返送要求信号と共に送信し、その
送信データの往復時間を測定することにより、トラヒッ
ク及びビデオサーバ14の動作が正常か否かをチェック
する(ステップS1)。測定した時間が所定時間内であ
れば、トラヒック及び動作は正常であると判別し、動画
IDの送信先を、要求元のクライアント15と同一拠点
13(例えば131)内のビデオサーバ14に決定し
(ステップS4)、該ビデオサーバ14へ動画IDと要
求元のクライアントIDを送信する(ステップS5)。
【0048】測定した時間が所定時間を超えた場合、ト
ラヒック又は動作は正常ではないと判別し、APサーバ
12は、要求元のクライアント15に最も近い他の拠点
13(例えば132)内のビデオサーバ14を同様にし
て、チェックする(ステップS2)。このとき、測定さ
れた送信データの往復時間が所定時間内であれば、トラ
ヒック及び動作は正常であると判別し、動画IDの最初
の2桁をそのビデオサーバ14のビデオサーバIDに変
換すると共に、動画IDの送信先を、そのビデオサーバ
14に決定し(ステップS4)、動画IDと要求元のク
ライアントIDを送信する(ステップS5)。
【0049】拠点132のビデオサーバ14は、動画I
Dと要求元のクライアントIDを受信すると、受信した
動画IDに対応する動画データをメモリから読み出し、
その動画データを、LAN17及びネットワーク16を
介して、拠点131のクライアント15へ送信する。
【0050】ステップS2において、拠点132のビデ
オサーバ14への送信データの測定時間が所定時間を超
えた場合は、トラヒック又は動作は正常ではないと判別
し、次に要求元のクライアント15に近い拠点133
ビデオサーバ14へ、所定量のデータを送信し、その往
復時間を測定する(ステップS3)。測定した時間が所
定時間内であれば、トラヒック及び動作は正常であると
判別し、動画IDの最初の2桁をそのビデオサーバ14
のビデオサーバIDに変換すると共に、動画IDの送信
先を、そのビデオサーバ14に決定し(ステップS
4)、動画IDと要求元のクライアントIDを送信する
(ステップS5)。測定時間が所定時間を超えた場合
は、トラヒック又は動作は正常ではないと判別し、ステ
ップS3に戻り、次に要求元に近い拠点13のビデオサ
ーバ14へデータを送信し、その往復時間を測定する処
理を繰り返す。
【0051】このようにして、APサーバ12が各拠点
13におけるトラヒック(情報伝達量)を測定し、トラ
ヒックが集中しているときは、他の拠点13へ動画送信
指示を送信することにより、より速くクライアント15
へ動画データを供給することができる。
【0052】以上説明したように、この実施の形態の情
報サービスシステムは、各拠点13毎にデータ量の多い
動画データを格納したビデオサーバ14を配置する。こ
のため、管理サーバ11及びAPサーバ12は、動画送
信指示及び比較的データ量の小さいメディアデータをク
ライアント15に送信するだけでよく、ネットワーク1
6の負荷を下げることができる。また、CPU負荷が大
きい動画データの処理を、各拠点13毎に分散すること
ができる。さらに、各拠点13におけるトラヒックをチ
ェックすることにより、要求元のクライアント15が存
在する拠点13のトラヒックが混んでいる場合、又は、
拠点13内のビデオサーバ14が故障した場合、他の拠
点13のビデオサーバ14に動画の配信処理を振り替え
ることができる。
【0053】この発明は上記実施の形態に限定されず、
種々の変更・応用が可能である。例えば、上記実施の形
態では、各クライアント15が、サービスメニューテー
ブルをメモリに記憶し、これを読み出して表示するよう
にしていたが、管理サーバ11がサービスメニューテー
ブルをメモリに記憶し、クライアント15からのメニュ
ー要求に応じて、送信するようにしてもよい。
【0054】上記実施の形態では、APサーバ12を2
台配置したが、APサーバ12の数は任意である。ま
た、管理サーバ11がAPサーバ12の機能を併せて備
えてもよい。
【0055】トラヒックの集中する経路を回避する方法
に関しては、上述した方法に限定されず、任意の方法で
実現可能である。例えば、各拠点13に配置されたビデ
オサーバ14が、拠点13内のトラヒックを測定し、一
定時間毎に測定結果をAPサーバ12に送信し、APサ
ーバ12は、この測定結果により、動画配信の振り替え
処理を行うようにしてもよい。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
実質的に同一のメディアデータを記憶するサーバを分散
して配置することにより、CPU負荷が大きいメディア
データの処理を分散することができる。また、トラヒッ
クが集中しているネットワークを回避することにより、
高速にデータを配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報サービスシステ
ムの構成を示す図である。
【図2】クライアントIDと、クライアントIDに対応
するAPサーバIDを示す第1所属テーブルの構成を示
す図である。
【図3】クライアントIDと、クライアントIDに対応
するビデオサーバIDを示す第2所属テーブルの構成を
示す図である。
【図4】アプリケーションIDと、アプリケーションI
Dに対応する番組ID及び番組名を示すAPテーブルの
構成を示す図である。
【図5】番組IDと、番組IDに対応するシーケンス番
号、タイトル、メディアIDを示す番組テーブルの構成
を示す図である。
【図6】メディアIDと、メディアIDが付与されてい
るメディアデータの属性を示すメディア情報テーブルの
構成を示す図である。
【図7】動画IDと、動画IDが付与されている動画デ
ータのファイル名を示す動画情報テーブルの構成を示す
図である。
【図8】この実施の形態の情報サービスシステムのサー
ビスメニューを示すテーブルの構成を示す図である。
【図9】動画配信振替処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】従来の一局集中型のマルチメディアデータ配
信システムの構成を示す図である。
【図11】従来の分散型のマルチメディアデータ配信シ
ステムの構成を示す図である。
【符号の説明】
11 管理サーバ 12 アプリケーションサーバ(APサーバ) 13 拠点 14 ビデオサーバ 15 クライアント 16 ネットワーク 17 LAN
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 12/28 H04N 7/173 H04N 7/173 H04L 11/00 310D

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のクライアントと、メディアデータを
    記憶するメディアサーバと、前記メディアサーバと前記
    複数のクライアントとを接続する第1のネットワーク
    と、をそれぞれが備える複数のローカルシステムと、 前記複数のローカルシステムを相互に接続する第2のネ
    ットワークと、 前記第2のネットワークに接続されており、前記複数の
    クライアントのいずれか任意のクライアントからのデー
    タ要求に応答して、前記任意のクライアントが接続され
    ている前記第1のネットワークに接続されている前記メ
    ディアサーバへ、前記任意のクライアントにデータを配
    信するよう指示する指示サーバと、を備え、 前記メディアサーバは、前記指示サーバからの指示に応
    答し、前記任意のクライアントにデータを配信する、 ことを特徴とするマルチメディアデータ配信システム。
  2. 【請求項2】前記メディアサーバは動画データを記憶す
    る第1の記憶手段を備え、 前記指示サーバは、 動画データ以外のメディアデータを記憶する第2の記憶
    手段と、 前記任意のクライアントから要求されたデータが動画デ
    ータか否かを判別する第1の判別手段と、 前記第1の判別手段により、前記要求されたデータが動
    画データであると判別された場合、前記任意のクライア
    ントが接続されている前記第1のネットワークに接続さ
    れている前記メディアサーバへ、前記第1の記憶手段に
    記憶されている前記動画データの中から前記要求された
    データを読み出し、前記任意のクライアントへ配信する
    よう指示する指示手段と、 前記第1の判別手段により、前記要求されたデータが動
    画データではないと判別された場合、前記第2の記憶手
    段に記憶されている前記メディアデータの中から前記要
    求されたデータを読み出し、前記任意のクライアントへ
    送信する送信手段と、を備える、 ことを特徴とする請求項1に記載のマルチメディアデー
    タ配信システム。
  3. 【請求項3】前記指示サーバは、前記第1の判別手段に
    より、前記要求されたデータが動画データであると判別
    された場合、前記任意のクライアントが接続されている
    前記第1のネットワークの情報伝達量を測定する測定手
    段と、 前記測定手段により測定された前記情報伝達量が所定量
    以下か否かを判別する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段により、前記情報伝達量が所定量以
    下と判別された場合、前記任意のクライアントが接続さ
    れている前記第1のネットワークに接続されている前記
    メディアサーバへ、前記第1の記憶手段に記憶されてい
    る前記動画データの中から前記要求されたデータを読み
    出し、前記クライアントへ配信するように指示する第1
    の指示手段と、 前記第2の判別手段により、前記情報伝達量が所定量を
    超えていると判別された場合、前記任意のクライアント
    が接続されている前記第1のネットワーク以外の前記第
    1のネットワークに接続されている前記メディアサーバ
    へ、前記第1の記憶手段に記憶されている前記動画デー
    タの中から前記要求されたデータを読み出し、前記任意
    のクライアントへ配信するよう指示する第2の指示手段
    と、 を備える、ことを特徴とする請求項2に記載のマルチメ
    ディアデータ配信システム。
  4. 【請求項4】前記指示サーバは、 前記第1の判別手段により、前記要求されたデータが動
    画データであると判別された場合、前記任意のクライア
    ントが接続されている前記第1のネットワークに接続さ
    れている前記メディアサーバへ所定量のデータを返送要
    求と共に送信し、前記所定量のデータが返送されるまで
    の時間を測定する測定手段と、 前記測定手段により測定された時間が所定時間以下か否
    かを判別する時間判別手段と、 前記時間判別手段により、前記測定された時間が所定時
    間以下と判別された場合、前記任意のクライアントが接
    続されている前記第1のネットワークに接続されている
    前記メディアサーバへ、前記第1の記憶手段に記憶され
    ている前記動画データの中から前記要求されたデータを
    読み出し、前記クライアントへ配信するように指示する
    第1の指示手段と、 前記時間判別手段により、前記測定された時間が所定時
    間を超えていると判別された場合、前記任意のクライア
    ントが接続されている前記第1のネットワーク以外の前
    記第1のネットワークに接続されている前記メディアサ
    ーバへ、前記第1の記憶手段に記憶されている前記動画
    データの中から前記要求されたデータを読み出し、前記
    任意のクライアントへ配信するよう指示する第2の指示
    手段と、 を備える、ことを特徴とする請求項2に記載のマルチメ
    ディアデータ配信システム。
  5. 【請求項5】各前記メディアサーバは、自己が接続され
    ている前記第1のネットワークのデータ伝送率を測定
    し、所定時間毎に前記データ伝送率を前記指示サーバへ
    送信する手段をさらに備え、 前記指示サーバは、 前記第1の判別手段により、前記要求されたデータが動
    画データであると判別された場合、前記任意のクライア
    ントが接続されている前記第1のネットワークに接続さ
    れている前記メディアサーバからの前記データ伝送率が
    所定値以下か否かを判別するデータ伝送率判別手段と、 前記データ伝送率判別手段により、前記データ伝送率が
    所定値以下と判別された場合、前記任意のクライアント
    が接続されている前記第1のネットワークに接続されて
    いる前記メディアサーバへ、前記第1の記憶手段に記憶
    されている前記動画データの中から前記要求されたデー
    タを読み出し、前記任意のクライアントへ配信するよう
    指示する第1の指示手段と、 前記時間判別手段により、前記データ伝送率が所定値を
    超えていると判別された場合、前記任意のクライアント
    が接続されている前記第1のネットワーク以外の前記第
    1のネットワークに接続されている前記メディアサーバ
    へ、前記第1の記憶手段に記憶されている前記動画デー
    タの中から前記要求されたデータを読み出し、前記任意
    のクライアントへ配信するよう指示する第2の指示手段
    と、 を備える、ことを特徴とする請求項2に記載のマルチメ
    ディアデータ配信システム。
  6. 【請求項6】前記メディアサーバには、自己を特定する
    ためのサーバ識別符号が付されており、 各前記メディアサーバの第1の記憶手段に記憶されてい
    る動画データには、該動画データを記憶している前記メ
    ディアサーバのサーバ識別符号と、該動画データを特定
    するための動画データ識別符号と、を含むデータ識別符
    号が付されており、 前記指示サーバは、前記要求されたデータの前記データ
    識別符号を、前記任意のクライアントが接続されている
    前記第1のネットワークに接続されている前記メディア
    サーバへ送信し、前記任意のクライアントへ前記要求さ
    れたデータを配信するように指示し、 前記メディアサーバは、前記指示サーバからの前記デー
    タ識別符号を受信し、前記第1の記憶手段に記憶してい
    る動画データの中から、受信した前記データ識別符号を
    備える動画データを読み出し、前記任意のクライアント
    に該動画データを配信する、 ことを特徴とする請求項2に記載のマルチメディアデー
    タ配信システム。
  7. 【請求項7】前記指示サーバは、 前記第1の判別手段により、前記要求されたデータが動
    画データであると判別された場合、前記任意のクライア
    ントが接続されている前記第1のネットワークの情報伝
    達量を測定する測定手段と、 前記測定手段により測定された前記情報伝達量が所定量
    以下か否かを判別する第2の判別手段と、 前記第2の判別手段により、前記情報伝達量が所定量以
    下と判別された場合、前記要求されたデータの前記デー
    タ識別符号を、前記任意のクライアントが接続されてい
    る前記第1のネットワークに接続されている前記メディ
    アサーバへ送信し、前記要求されたデータを配信するよ
    うに指示する第1の指示手段と、 前記第2の判別手段により、前記情報伝達量が所定量を
    超えていると判別された場合、前記要求されたデータの
    前記データ識別符号を構成する前記サーバ識別符号を、
    他の前記メディアサーバのサーバ識別符号と交換した前
    記データ識別符号を、前記任意のクライアントが接続さ
    れている前記第1のネットワーク以外の前記第1のネッ
    トワークに接続されている前記メディアサーバへ送信
    し、前記要求されたデータを配信するよう指示する第2
    の指示手段と、 を備えることを特徴とする請求項6に記載のマルチメデ
    ィアデータ配信システム。
JP8156622A 1996-06-18 1996-06-18 マルチメディアデータ配信システム Pending JPH104404A (ja)

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