JPH1043563A - 流体混合装置 - Google Patents

流体混合装置

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JPH1043563A
JPH1043563A JP8206177A JP20617796A JPH1043563A JP H1043563 A JPH1043563 A JP H1043563A JP 8206177 A JP8206177 A JP 8206177A JP 20617796 A JP20617796 A JP 20617796A JP H1043563 A JPH1043563 A JP H1043563A
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Ryuichi Tsukada
隆一 塚田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01FMIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
    • B01F25/00Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
    • B01F25/40Static mixers
    • B01F25/45Mixers in which the materials to be mixed are pressed together through orifices or interstitial spaces, e.g. between beads
    • B01F25/452Mixers in which the materials to be mixed are pressed together through orifices or interstitial spaces, e.g. between beads characterised by elements provided with orifices or interstitial spaces
    • B01F25/4524Mixers in which the materials to be mixed are pressed together through orifices or interstitial spaces, e.g. between beads characterised by elements provided with orifices or interstitial spaces the components being pressed through foam-like inserts or through a bed of loose bodies, e.g. balls
    • B01F25/45241Mixers in which the materials to be mixed are pressed together through orifices or interstitial spaces, e.g. between beads characterised by elements provided with orifices or interstitial spaces the components being pressed through foam-like inserts or through a bed of loose bodies, e.g. balls through a bed of balls

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、流体の粘度,材質,色調等を均一
に混合するための流体混合装置に関し、流体を確実に混
合することができ、且つ構造を従来よりも大幅に簡易に
することを目的とする。 【解決手段】 円形状の貫通穴が形成されるシリンダ部
材と、前記シリンダ部材の両端に固定され流体が流入ま
たは流出する開口部が形成されるポート部材と、前記シ
リンダ部材の前記貫通穴の中心軸上に配置されるコア部
材と、前記シリンダ部材の前記貫通穴に前記貫通穴の軸
長方向に間隔を置いて前記コア部材を挟持して配置さ
れ、前記コア部材を前記貫通穴の中心軸上に支持するコ
ア支持部材とを備えてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体の粘度,材
質,色調等を均一に混合するための流体混合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂,ゴム等の押出し成形では、
押出機からダイに供給される材料の粘度,材質,色調等
を均一に混合して、成型品の品質を向上させるために、
例えば、実公昭61−21216号公報,特公平1−3
9815号公報等に開示される流体混合装置が広く用い
られている。
【0003】図12は、この種の流体混合装置を示すも
ので、シリンダ管1の貫通穴1aには、軸長方向に複数
のスパイラルエレメント3が配置されている。これ等の
スパイラルエレメント3は、シリンダ管1の軸長方向に
180度捻れた板状に形成されており、捻れ方向が反転
するように交互に配置されている。この流体混合装置で
は、シリンダ管1の貫通穴1aに流入した材料は、貫通
穴1aを軸長方向に2分する板状に形成されるスパイラ
ルエレメント3の捻れにより、貫通穴1a内を方向を変
えながら回転流動する。
【0004】そして、材料がシリンダ管1の貫通穴1a
を通過する間に材料が攪拌されて混合される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た流体混合装置では、捻れ方向が反転するように交互に
配置したスパイラルエレメント3により、回転方向を変
えながら材料を回転流動させて攪拌しているため、樹
脂,ゴム等の高粘度の流体を混合しようとすると、流体
自身の粘度により充分に攪拌されず、流体の粘度,材
質,色調等を均一にすることが困難であるという問題が
あった。
【0006】すなわち、流体の粘度,材質,色調等の不
均一により、成型品に偏肉,ひけ,ウェルド等の成形不
良が生じて、成型品の製作歩留まりを向上することがで
きないという問題があった。また、シリンダ管1の貫通
穴1aを軸長方向に2分するスパイラルエレメント3に
より材料を混合しているため、高粘度の流体を混合しよ
うとすると、流体が貫通穴1aの軸長方向に分断され、
流れ方向に連続したすじ状の混合むらが生じるという問
題があった。
【0007】さらに、スパイラルエレメント3の捻れに
よる回転流動で流体を攪拌しているので、流体を充分に
混合するために多数のスパイラルエレメント3を配置す
る必要があり、シリンダ管1の軸長寸法が長くなり装置
が大型になるという問題があった。また、流体の混合効
率を上げるためにシリンダ管1の軸長寸法が長くなるた
め、ヒータによる流体の加熱時間が長くなり、流体が熱
劣化するという問題があった。
【0008】さらに、シリンダ管1の軸長寸法が長くな
り貫通穴1aの容積が大きくなるため、圧力損失が大き
くなり流体を圧送するためのポンプの容量を大きくする
必要があるという問題があった。また、シリンダ管1の
軸長方向に180度捻れた板状のスパイラルエレメント
3を捻れ方向が反転するように交互に配置しているた
め、装置の構造が複雑になり、製作に多大な労力と時間
を要するという問題があった。
【0009】さらに、シリンダ管1の軸長方向に180
度捻れた板状のスパイラルエレメント3を捻れ方向が反
転するように交互に配置しているため、装置の内部構造
が複雑になり、混合する流体の種類を変える時、また
は、所定の期間が経過した時に行なう、装置を分解して
内部を掃除する機掃作業が繁雑になるという問題があっ
た。
【0010】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、流体を確実に混合することがで
き、且つ構造を従来よりも大幅に簡易にすることができ
る流体混合装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の流体混合
装置は、円形状の貫通穴が形成されるシリンダ部材と、
前記シリンダ部材の両端に固定され流体が流入または流
出する開口部が形成されるポート部材と、前記シリンダ
部材の前記貫通穴の中心軸上に配置されるコア部材と、
前記シリンダ部材の前記貫通穴に前記貫通穴の軸長方向
に間隔を置いて前記コア部材を挟持して配置され、前記
コア部材を前記貫通穴の中心軸上に支持するコア支持部
材とを備えてなることを特徴とする。
【0012】請求項2記載の流体混合装置は、請求項1
記載の流体混合装置において、1個の前記コア部材とこ
れを挟持して支持する前記コア支持部材とからなる単位
ユニットを前記シリンダ部材の前記貫通穴の軸長方向に
複数配置し、これ等の単位ユニットの間にオリフィス部
材を配置してなることを特徴とする。請求項3記載の流
体混合装置は、請求項1または請求項2記載の流体混合
装置において、前記コア支持部材を前記シリンダ部材の
前記貫通穴の中心軸を中心にして回転可能に配置してな
ることを特徴とする。
【0013】請求項4記載の流体混合装置は、請求項1
ないし請求項3のいずれか1項記載の流体混合装置にお
いて、前記コア部材の外周面に、前記シリンダ部材の軸
長方向に捻れる流体案内溝を形成してなることを特徴と
する。
【0014】請求項5記載の流体混合装置は、請求項1
ないし請求項4のいずれか1項記載の流体混合装置にお
いて、前記コア部材の流体流入側または流体流出側に先
端先細り状の案内面を形成してなることを特徴とする。
請求項6記載の流体混合装置は、請求項5記載の流体混
合装置において、前記コア部材は、球形状であることを
特徴とする。
【0015】請求項7記載の流体混合装置は、請求項5
記載の流体混合装置において、前記コア部材は、縦断面
形状が前記シリンダ部材の軸長方向を長径とする楕円形
状であり、横断面形状が円形状であることを特徴とす
る。請求項8記載の流体混合装置は、請求項1ないし請
求項6のいずれか1項記載の流体混合装置において、前
記コア部材および前記コア支持部材の少なくとも一方
は、ベアリングボールまたはベアリングローラからなる
ことを特徴とする。
【0016】(作用)請求項1記載の流体混合装置で
は、シリンダ部材の開口部に固定されるポート部材の開
口部から流入した流体が、流入側のコア支持部材の隙間
を通過して分散され、シリンダ部材の貫通穴の中心軸上
に支持されるコア部材の外周に沿って貫通穴の内壁側に
拡散された後、流出側のコア支持部材の隙間を通過して
分散され、そして、ポート部材の開口部により一体化さ
れて、混合された状態で流出される。
【0017】請求項2記載の流体混合装置では、単位ユ
ニットを通過して分散された流体が、オリフィス部材を
通過することにより流量が所定量に規制され圧縮されて
一体化される。請求項3記載の流体混合装置では、流体
の粘度の変化によりコア支持部材が貫通穴の中心軸を中
心にして回転し、流体の流路が不規則に変化する。
【0018】請求項4記載の流体混合装置では、流体が
コア部材の外周面に形成される流体案内溝に沿って案内
され、シリンダ部材の軸長方向を中心にして回転しなが
ら流動される。
【0019】請求項5記載の流体混合装置では、流体が
コア部材の流体流動側または流体流出側に先端先細り状
に形成される案内面に沿って、シリンダ部材の貫通穴の
内壁側に円滑に流動される。請求項6記載の流体混合装
置では、流体が球形状のコア部材の外周面に沿って流動
し、シリンダ部材の貫通穴の内壁側に流動され圧縮状態
とされる。
【0020】請求項7記載の流体混合装置では、流体が
球形状のコア部材の外周面に沿って円滑に流動し、シリ
ンダ部材の貫通穴の内壁側に流動され徐々に圧縮状態と
される。請求項8記載の流体混合装置では、コア部材お
よびコア支持部材の少なくとも一方が、ベアリングボー
ルまたはベアリングローラにより形成される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。図1は、本発明の流体混合
装置の第1の実施形態(請求項1,3,5,6および請
求項8に対応)を示しており、図において符号11は、
金属材からなるシリンダ部材を示している。
【0022】このシリンダ部材11には、軸長方向に貫
通する円形状の貫通穴11aが形成されている。貫通穴
11aの表面は、切削加工を行った後、ホーミング加工
等の研磨加工により、鏡面状に精度良く仕上げられてい
る。シリンダ部材11の両端の外縁部には、円環状のフ
ランジ部11bが一体形成されている。
【0023】このフランジ部11bの側面には、貫通穴
11aの同心円上に複数の雌螺子孔11cが形成されて
いる。貫通穴11aの両端部には、円形状のスリーブ挿
入穴11dが拡径形成されている。
【0024】このスリーブ挿入穴11dには、金属材か
らなる円筒状のスリーブ13が挿入されている。スリー
ブ13の内周面の内側端部には、テーパ状の支持部材当
接部13aが形成されている。シリンダ部材11の両端
の開口部には、金属材からなる円環状のポート部材15
が配置されている。
【0025】このポート部材15の側面には、雌螺子孔
11cの位置に対応する位置にボルト挿通孔15aが貫
通して形成されている。そして、ボルト挿通孔15aの
シリンダ部材11と反対側には、座ぐり孔が拡径形成さ
れている。ポート部材15の中心には、スリーブ13の
内径寸法よりも小さな内径寸法の開口部が形成されてい
る。
【0026】この開口部の貫通穴11a側は、シリンダ
部材11側に向けて広がるテーパ状に形成されており、
この端部の径寸法は、スリーブ13の内径寸法と同一に
形成されている。ポート部材15のシリンダ部材11側
の側面には、側方に突出する円環状の凸部15dが一体
形成されている。
【0027】この凸部15dの外形寸法は、スリーブ挿
入穴11dの内径寸法に対応する寸法とされている。そ
して、ポート部材15は、凸部15dをスリーブ挿入穴
11dに嵌合し、ボルト17を雌螺子孔11cに螺合す
ることによりシリンダ部材11のフランジ部11bに固
定されている。
【0028】シリンダ部材11には、貫通穴11aの中
心軸上に鉄材からなるコア部材19が6個配置されてい
る。このコア部材19は、球形状のベアリングボールに
より形成されている(請求項5,6,8に対応)。コア
部材19の流体流入側と流体流出側の両側部には、鉄材
からなるコア支持部材21がコア部材19を挟持して配
置されている。
【0029】このコア支持部材21は、球形状のベアリ
ングボールにより形成されており(請求項6,8に対
応)、貫通穴11aの中心軸を中心にして回転可能とさ
れている(請求項3に対応)。なお、この実施形態で
は、コア部材19の側部にそれぞれ4個のコア支持部材
21が配置されている。
【0030】また、シリンダ部材11の外周面には、軸
長方向に沿って円筒状のバンドヒータ23が固定されて
いる。上述した流体混合装置は、例えば、図2に示すよ
うに、発泡ウレタン,発泡スチロール等の発泡成形を行
なう発泡成型機のスタティックミキサ25に適用され、
材料タンク27,29からの材料を圧送ポンプ31,3
3を介して供給する供給管35,37と射出ノズル39
の間に配置される。
【0031】この第1の実施形態の流体混合装置では、
図3および図4に示すように、シリンダ部材11の開口
部に固定されるポート部材15の開口部15cから流入
した流体が、流入側のコア支持部材21の外側の隙間と
内側の隙間とを通過して分散され、シリンダ部材11の
貫通穴11aの中心軸上に支持される球形状のコア部材
19の先端から外周面に沿って貫通穴11aの内壁側に
拡散され、貫通穴11aの内周面とコア部材19の外周
面とにより圧縮された後、再び拡散され、流出側のコア
支持部材21の外側の隙間と内側の隙間とを通過して分
散され、そして、ポート部材15の開口部15cにより
一体化されて、混合された状態で流出される。
【0032】この際に、流体の粘度の変化によりコア支
持部材21が貫通穴11aの中心軸を中心にして回転
し、流体を分散する流路が不規則に変化する。すなわ
ち、流体は、流路の横断面積が変化することにより、分
散・拡散・圧縮・拡散・分散が繰り返され、流体流動に
より攪拌され、さらに、流体を分散する流路の不規則な
変化により、さらに攪拌流動が発生して均一に混合され
る。
【0033】以上のように構成された流体混合装置で
は、シリンダ部材11の貫通穴11aの中心軸上にコア
部材19を配置し、このコア部材19を挟持して貫通穴
11aの中心軸上に支持するコア支持部材21を配置し
たので、流路の横断面積が変化することにより、流体の
分散・拡散・圧縮・拡散・分散が繰り返され、流体を確
実に混合することができる。
【0034】また、シリンダ部材11の貫通穴11aの
中心軸上にコア部材19を配置し、このコア部材19を
挟持して貫通穴11aの中心軸上に支持するコア支持部
材21を配置したので、構造を従来よりも大幅に簡易に
することができる。さらに、コア支持部材21をシリン
ダ部材11の貫通穴11aの中心軸を中心にして回転可
能に配置したので、流体の粘度の変化によるコア支持部
材21の回転により、流体の流路が不規則に変化して、
流体の攪拌効率が向上し、流体を確実に混合することが
できる。
【0035】そして、上述した流体混合装置では、流体
流入側および流体流出側に先端先細り状の案内面が形成
される球形状のコア部材19を配置したので、流体がシ
リンダ部材11の貫通穴11aの内壁側に円滑に流動し
て、流体の乱流による圧力損失を確実に低減することが
できる。また、シリンダ部材11の貫通穴11aに球形
状のコア部材19を配置したので、流体がシリンダ部材
11の貫通穴11aの内壁側に圧縮されて流動し、この
圧縮流動により流体を混練することができ、流体を確実
に混合することができる。
【0036】さらに、コア部材19およびコア支持部材
21を大量生産されるベアリングボールにより形成した
ので、装置の製造工数を確実に低減することができる。
また、上述した流体混合装置では、コア部材19および
コア支持部材21を大量生産される安価なベアリングボ
ールにより形成したので、コア部材19およびコア支持
部材21を使い捨てることができ、装置の機掃作業を容
易に行うことができる。
【0037】さらに、シリンダ部材11の貫通穴11a
に球形状のコア部材19とコア支持部材21を配置した
ので、貫通穴11aの内径寸法を小さくすることがで
き、外形寸法の小さな装置を容易に製作することができ
る。図5は、本発明の流体混合装置の第2の実施形態
(請求項2,3,5,6および請求項8に対応)を示し
ており、図において符号41は、金属材からなるシリン
ダ部材を示している。
【0038】このシリンダ部材41には、軸長方向に貫
通する円形状の貫通穴41aが形成されている。貫通穴
41aの表面は、切削加工を行った後、ホーミング加工
等の研磨加工により、鏡面状に精度良く仕上げられてい
る。シリンダ部材41の両端面には、貫通穴41aの同
心円上に複数の雌螺子孔41bが形成されている。
【0039】また、シリンダ部材41の端面には、貫通
穴41aの同心円上に複数のヒータ挿入穴41cが雌螺
子孔41bの間に両端面を貫通して形成されている。貫
通穴41aの縁部には、側方に突出する円環状の凸部4
1dが一体形成されている。シリンダ部材41の両端の
開口部には、金属材からなる円環状のポート部材43が
配置されている。
【0040】このポート部材43の側面には、雌螺子孔
41bの位置に対応する位置にボルト挿通孔43aが貫
通して形成されている。そして、ボルト挿通孔43aの
シリンダ部材41と反対側には、座ぐり孔43bが拡径
形成されている。また、ポート部材43の側面には、ヒ
ータ挿入穴41cの位置に対応する位置に挿入穴43c
が貫通して形成されている。
【0041】図の右側のポート部材43の挿入穴43c
のシリンダ部材41と反対側には、座ぐり孔43dが拡
径形成されている。ポート部材43の中心には、貫通穴
41aの内径寸法よりも小さな内径寸法の開口部43e
が形成されている。この開口部43eの内周面の貫通穴
41a側の端部には、テーパ状の支持部材当接部43f
が形成されている。
【0042】ポート部材43のシリンダ部材41側の側
面には、シリンダ部材41の軸長方向に窪む円形状の凹
部43gが一体形成されている。この凹部43gの外周
寸法は、シリンダ部材41の凸部41dの内径寸法に対
応する寸法とされている。そして、ポート部材43は、
凹部43gをシリンダ部材41の凸部41dに被嵌し
て、ボルト45を雌螺子孔41bに螺合することにより
シリンダ部材41に固定されている。
【0043】シリンダ部材41には、貫通穴41aの中
心軸上に鉄材からなるコア部材47が3個配置されてい
る。このコア部材47は、球形状のベアリングボールに
より形成されている(請求項5,6,8に対応)。コア
部材47の流体流入側と流体流出側の両側部には、鉄材
からなるコア支持部材49がコア部材47を挟持して配
置されている。
【0044】このコア支持部材49は、球形状のベアリ
ングボールにより形成されており(請求項6,8に対
応)、貫通穴41aの中心軸を中心にして回転可能とさ
れている(請求項3に対応)。この実施形態では、コア
部材47の側部にそれぞれ6個のコア支持部材49が配
置されている。
【0045】コア部材47とコア支持部材49とからな
る単位ユニット51の間には、金属材からなる円環状の
オリフィス部材53が配置されている。このオリフィス
部材53の内周面の両端には、テーパ状の支持部材当接
部53aが形成されている。なお、この実施形態では、
3つの単位ユニット51が配置されている。
【0046】また、シリンダ部材41のヒータ挿入穴4
1cには、棒状のシーズヒータ55が挿入されている。
上述した流体混合装置は、例えば、図6に示すように、
樹脂等の多層フィルムの押出し成形を行なう押出成形機
のスタティックミキサ57,59,61に適用され、ホ
ッパ63,65,67に投入された材料を溶融して押し
出す押出機69,71,73と多層ダイス75との間に
配置され、押出機69,71,73の射出ノズルの先端
に固定される。
【0047】この第2の実施形態の流体混合装置では、
図7および図8に示すように、シリンダ部材41の開口
部に固定されるポート部材43の開口部43eから流入
した流体が、コア部材47とコア支持部材49とからな
る単位ユニット51を通過して混合された後、オリフィ
ス部材53により、圧縮され一体化される。以上のよう
に構成された流体混合装置においても、第1の実施形態
とほぼ同様の効果を得ることができるが、この第2の実
施形態では、コア部材47とこれを挟持して支持するコ
ア支持部材49とからなる単位ユニット51をシリンダ
部材41の貫通穴41aの軸長方向に3つ配置し、これ
等の単位ユニット51の間にオリフィス部材53を配置
したので、単位ユニット51を通過して分散された流体
をオリフィス部材53を通過させることにより一体化さ
せることができ、流体の分散,拡散の効率が向上し、流
体を確実に混合することができる。
【0048】また、シリンダ部材41の円形状の貫通穴
41aに円環状のオリフィス部材53を配置したので、
貫通穴41aにコア支持部材49を組み込む時に、コア
支持部材49が貫通穴41aの円周上に不規則に位置し
て、流体の分散流路が不規則に変化して、流体の攪拌効
率を確実に向上することができる。さらに、上述した流
体混合装置では、シリンダ部材41の貫通穴41aに配
置されるコア部材47,コア支持部材49およびオリフ
ィス部材53により流体を混合するようにしたので、押
出機とダイスとを連結するジョイントに内蔵することが
でき、装置全体を小型化することができる。
【0049】なお、上述した第1の実施形態および第2
の実施形態では、球形状に形成されるコア部材19,4
7およびコア支持部材21,49をシリンダ部材11,
41の貫通穴11a,41aに配置した例について説明
したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものでは
なく、例えば、図9および図10に示すように、シリン
ダ部材77の貫通穴77aにラグビーボール状のコア部
材79を回転自在に配置して、このコア部材79の外周
面にシリンダ部材77の軸長方向に捻れる流体案内溝7
9aを形成することもできる(請求項4および請求項7
に対応)。
【0050】この場合には、コア部材79の外周面にシ
リンダ部材77の軸長方向に捻れる流体案内溝79aを
形成したので、流体の流動によりコア部材79がシリン
ダ部材77の中心軸を中心にして回転し、流体の攪拌効
率を向上することができ、流体を確実に混合することが
できる。また、上述した第1の実施形態および第2の実
施形態では、球形状に形成されるコア部材19,47お
よびコア支持部材21,49をシリンダ部材11,41
の貫通穴11a,41aに配置した例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、図11に示すように、円柱形状のコア部材
83を配置することもできる。
【0051】さらに、上述した第1の実施形態では、貫
通穴11aに6個のコア部材19を配置し、また、第2
の実施形態では、貫通穴41aに3個のコア部材47を
配置した例について説明したが、本発明はかかる実施形
態に限定されるものではなく、混合する流体の材質,粘
度等に応じて、コア部材の配置数を変えることもでき、
コア部材の配置数を変えることにより、低粘度流体の混
合から高粘度流体の混合まで広く適用することができ
る。
【0052】また、上述した第1の実施形態では、本発
明の流体混合装置を発泡成形に、また、第2の実施形態
では、本発明の流体混合装置を押出し成形に適用した例
について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定さ
れるものではなく、食品の混合,化学薬品の混合等の流
体を確実に混合する必要がある工業分野に広く適用する
ことができる。
【0053】さらに、上述した第2の実施形態では、貫
通穴41aに内周面形状が円形状のオリフィス部材53
を配置した例について説明したが、本発明はかかる実施
形態に限定されるものではなく、混合する流体の粘度,
単位ユニットの配置数に応じて、内周面形状を変えるこ
ともできる。この場合には、流体流出側に配置されるオ
リフィス部材の内周面の横断面面積を流体流入側に配置
されるオリフィス部材の内周面の横断面面積よりも小さ
くするのが良い。
【0054】また、上述した第1の実施形態および第2
の実施形態では、同一形状のコア部材19,47をシリ
ンダ部材11,41の貫通穴11a,41aに配置した
例について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定
されるものではなく、大きさの異なるコア部材を配置す
ることもできる。この場合には、横断面積の大きさの異
なる大小のコア部材を貫通穴の中心軸上に交互に配置す
るのが良い。
【0055】また、貫通穴の流体流出側に向けて徐々に
横断面積が大きくなるようにコア部材を配置するのが良
い。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の流体
混合装置では、シリンダ部材の貫通穴の中心軸上にコア
部材を配置し、このコア部材を挟持して貫通穴の中心軸
上に支持するコア支持部材を配置したので、流体を流入
側のコア支持部材の隙間を通過して分散させ、シリンダ
部材の貫通穴の中心軸上に支持されるコア部材の外周に
沿って貫通穴の内壁側に拡散させた後、流出側のコア支
持部材の隙間を通過して分散させ、そして、ポート部材
の開口部により一体化されて、混合された状態で流出す
ることができ、流体を確実に混合することができ、ま
た、構造を従来よりも大幅に簡易にすることができる。
【0057】請求項2記載の流体混合装置では、1個の
コア部材とこれを挟持して支持するコア支持部材とから
なる単位ユニットをシリンダ部材の貫通穴の軸長方向に
複数配置し、これ等の単位ユニットの間にオリフィス部
材を配置したので、単位ユニットを通過して分散された
流体をオリフィス部材を通過させることにより一体化さ
せることができ、流体の分散,拡散の効率が向上し、流
体を確実に混合することができる。
【0058】請求項3記載の流体混合装置では、コア支
持部材をシリンダ部材の貫通穴の中心軸を中心にして回
転可能に配置したので、流体の粘度の変化によるコア支
持部材の回転により、流体の流路が不規則に変化して、
流体の攪拌効率が向上し流体を確実に混合することがで
きる。請求項4記載の流体混合装置では、コア部材の外
周面にシリンダ部材の軸長方向に捻れる流体案内溝を形
成したので、流体がシリンダ部材の軸長方向を中心にし
て回転流動し、流体の攪拌効率を向上することができ、
流体を確実に混合することができる。
【0059】請求項5記載の流体混合装置では、コア部
材の流体流入側または流体流出側に先端先細り状の案内
面を形成したので、流体がシリンダ部材の貫通穴の内壁
側に円滑に流動して、流体の乱流による圧力損失を確実
に低減することができる。請求項6記載の流体混合装置
では、シリンダ部材の貫通穴に球形状のコア部材を配置
したので、流体がシリンダ部材の貫通穴の内壁側に圧縮
されて流動し、この圧縮流動により流体を混練すること
ができ、流体を確実に混合することができる。
【0060】請求項7記載の流体混合装置では、シリン
ダ部材の貫通穴に縦断面形状がシリンダ部材の軸長方向
を長径とする楕円形状であり、横断面形状が円形状であ
るコア部材を配置したので、流体が円滑かつ緩やかに流
動し、流体の圧力損失を確実に低減することができる。
請求項8記載の流体混合装置では、コア部材およびコア
支持部材の少なくとも一方を大量生産されるベアリング
ボールまたはベアリングローラにより形成したので、装
置の製造工数を容易に低減することができる。
【0061】また、コア部材およびコア支持部材の少な
くとも一方を大量生産される安価なベアリングボールま
たはベアリングローラにより形成したので、コア部材お
よびコア支持部材を使い捨てることができ、装置を分解
して掃除する機掃作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の流体混合装置の第1の実施形態を示す
断面図である。
【図2】図1の流体混合装置が適用される発泡成形機を
示す模式図である。
【図3】図1の流体混合装置の流体の流れを示す断面図
である。
【図4】図3の流体混合装置のIV−IV線に沿う断面図で
ある。
【図5】本発明の流体混合装置の第2の実施形態を示す
断面図である。
【図6】図5の流体混合装置が適用される押出成形機を
示す模式図である。
【図7】図5の流体混合装置の流体の流れを示す断面図
である。
【図8】図7の流体混合装置のVIII−VIII線に沿う断面
図である。
【図9】本発明の流体混合装置の他の実施形態の要部を
示す断面図である。
【図10】図9の流体混合装置のX−X線に沿う断面図で
ある。
【図11】本発明の流体混合装置の他の実施形態の要部
を示す断面図である。
【図12】従来の流体混合装置を示す断面図である。
【符号の説明】
11,41,77,81 シリンダ部材 11a,41a,77a,81a 貫通穴 15,43 ポート部材 15c,43e 開口部 19,47,79,83 コア部材 21,49 コア支持部材 51 単位ユニット 53 オリフィス部材 79a 流体案内溝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円形状の貫通穴が形成されるシリンダ部
    材と、 前記シリンダ部材の両端に固定され流体が流入または流
    出する開口部が形成されるポート部材と、 前記シリンダ部材の前記貫通穴の中心軸上に配置される
    コア部材と、 前記シリンダ部材の前記貫通穴に前記貫通穴の軸長方向
    に間隔を置いて前記コア部材を挟持して配置され、前記
    コア部材を前記貫通穴の中心軸上に支持するコア支持部
    材と、 を備えてなることを特徴とする流体混合装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の流体混合装置において、 1個の前記コア部材とこれを挟持して支持する前記コア
    支持部材とからなる単位ユニットを前記シリンダ部材の
    前記貫通穴の軸長方向に複数配置し、これ等の単位ユニ
    ットの間にオリフィス部材を配置してなることを特徴と
    する流体混合装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の流体混合
    装置において、 前記コア支持部材を前記シリンダ部材の前記貫通穴の中
    心軸を中心にして回転可能に配置してなることを特徴と
    する流体混合装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか1項
    記載の流体混合装置において、 前記コア部材の外周面に、前記シリンダ部材の軸長方向
    に捻れる流体案内溝を形成してなることを特徴とする流
    体混合装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
    記載の流体混合装置において、 前記コア部材の流体流入側または流体流出側に先端先細
    り状の案内面を形成してなることを特徴とする流体混合
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の流体混合装置において、 前記コア部材は、球形状であることを特徴とする流体混
    合装置。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の流体混合装置において、 前記コア部材は、縦断面形状が前記シリンダ部材の軸長
    方向を長径とする楕円形状であり、横断面形状が円形状
    であることを特徴とする流体混合装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項6のいずれか1項
    記載の流体混合装置において、 前記コア部材および前記コア支持部材の少なくとも一方
    は、ベアリングボールまたはベアリングローラからなる
    ことを特徴とする流体混合装置。
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