JPH1041874A - 局間位相同期システム - Google Patents

局間位相同期システム

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JPH1041874A
JPH1041874A JP8194186A JP19418696A JPH1041874A JP H1041874 A JPH1041874 A JP H1041874A JP 8194186 A JP8194186 A JP 8194186A JP 19418696 A JP19418696 A JP 19418696A JP H1041874 A JPH1041874 A JP H1041874A
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    • HELECTRICITY
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    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
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    • H04B7/2671Arrangements for Wireless Time-Division Multiple Access [TDMA] System Synchronisation
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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの親局と複数の子局とを有するTDMA
通信システムで、子局間における出力フレーム位相の同
期を極めて簡単な構成で実現する。 【解決手段】 親局10において、複数の標準フレーム
にて構成されるスーパーフレームをスーパーフレーム作
成部14で作成する。親局10と子局20との間に既に
設けられている位置合せ用のループ部分(位置合せ信号
29、受信制御部17、位置合せ制御部16、遅延量算
出部15、送信制御部11、受信制御部21、遅延情報
抜取り部25、送信バースト制御部28)で遅延時間を
求め、この遅延時間をスーパーフレーム周期でこのフレ
ームに重畳して送信する。子局では、このときの遅延情
報である遅延時間を1/2 算出部26で算出し、スーパー
フレームをその時間だけ遅延せしめて、次段のサービス
エリア等へ出力する。これにより、各子局の出力部のス
ーパーフレームの位相は全て一致し同期する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は局間位相同期システ
ムに関し、特に親局と複数の子局とから構成され前記親
局から前記複数の子局へフレーム信号を送信し、これ等
フレームの前記子局相互間での位相同期をなすための局
間位相同期システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】1つの親局と複数の子局または中継局と
により構成される時分割多方向多重通信システムにおい
て、子局の配下にディジタルコードレスまたはセルラー
システム等の基地局若しくはそれ相当の装置を組込む場
合、子局間(基地局間)において、システム全体の絶対
位相を、要求される許容範囲内に収めることが必要であ
る。
【0003】例えば、図3に示される様に、親局10と
子局20A,20B、中継局40とにより構成されてお
り、子局20A,20Bに夫々基地局30A,30Bが
接続されており、更にこれ等子局20A,20Bのサー
ビスエリア(Aゾーン、Bゾーン)が互いに一部重なる
様なシステムがあるとする。尚、FT1,FT2は固定
若しくは移動通信端末とする。
【0004】かかるシステムでは、互いに重なるサービ
スエリアに存在している端末FT2は、子局20A,2
0B、すなわち基地局30A,30Bの双方から同一フ
レーム信号を受信することになる。そこで、両基地局か
ら同時に一斉送出される放送制御チャネル等は、端末F
T2においては両基地局の両電波が干渉するために、ゾ
ーンA,Bで位相同期がとられることが必要である。
【0005】ここで、特開平7−284148号公報を
参照すると、局間相互において無線フレーム同期を取る
場合の例が開示されており、その例を図6に示す。
【0006】この種の局間同期方式としては、主に、網
縦続同期方式、自律同期方式、基準時計同期方式等があ
り、図6の例は網縦続同期方式の場合についての技術で
ある。
【0007】本例では、集中制御局512と基地局51
1iとの間は有線伝送路513iで接続されており、網
側からのフレーム信号により同期をとる場合、各基地局
までの互いに異なる遅延量を夫々測定する必要が生ず
る。
【0008】そのために、他の基地局511jからの信
号を受信し(周辺空間の無線フレームの位相を得て)、
網からの基準フレームとの位相差を位相比較器531、
位相差検出器532にて検出し、これにより網からの基
準フレームを位相調整器530にて位相制御せしめて、
自局の無線フレームの位相を同期させるようになってい
る。
【0009】尚、図6において、クロック発生器51
4、フレーム発生器515は基準フレームを生成して各
基地局へ分配するものである。また、TX521は送信
部、RX522は受信部であり、523は制御部を示し
ている。通信機能部533は位相差検出器532からの
位相差情報を、通信用のフォーマットに変換して制御部
523へ引き渡し、集中制御部512へ送信するもので
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の局間位相
同期方式では、基地局には端末との制御を行なう機能の
他に、周辺基地局との位相合せのための送受信機能が必
要であり、場合によっては、そのために特別の受信機を
設ける必要がある。
【0011】すなわち、位相同期のために、周辺基地局
からの電波(制御チャネル)を補捉する必要があり、よ
ってその電波の補捉のために、専用の受信機を用意しな
ければならいという問題がある。
【0012】本発明の目的は、新たに付加する特別の機
能を極力抑制して、既にTDMA(時分割多元接続)シ
ステムにおいて設けられている機能を最大限に利用して
局間移相同期を確立可能とした局間位相同期システムを
提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、親局と
複数の子局とから構成され前記親局から前記複数の子局
へフレーム信号を送信し、これ等フレームの前記子局相
互間での位相同期をなすための局間位相同期システムで
あって、前記親局は、位相同期のために前記子局から送
出されたタイミング信号の受信タイミング位置の規定タ
イミング位置に対する遅延量を検出する遅延量検出手段
と、この遅延量に応じた遅延情報を前記子局へ送信する
送信手段とを有し、前記子局は、前記タイミング信号を
前記親局へ送信する送信手段と、前記親局からの送信信
号に含まれる前記遅延情報を検抽出する抽出手段と、こ
の抽出遅延情報が示す遅延量の半分の遅延時間だけ前記
親局からの送信フレーム信号を遅延せしめつつサービス
エリアへ送出する遅延手段とを有することを特徴とする
局間位相同期システムが得られる。
【0014】そして、前記親局の送信手段は、遅延情報
を前記フレーム信号の周期のn倍(nは2以上の整数)
の周期で送出するようにしたことを特徴としており、更
に、前記親局の送信手段は、前記フレーム信号のnフレ
ームを単位としたスーパーフレームを生成するスーパー
フレーム生成手段と、スーパーフレーム毎に前記遅延情
報を多重化して送信する手段とを有することを特徴とし
ている。
【0015】また、前記スーパーフレーム生成手段は、
前記スーパーフレームを構成する各フレームのフレーム
番号を、順次これ等フレームに付与して重畳する手段を
有し、前記子局は、前記フレーム番号を基に前記スーパ
ーフレーム信号を再生する再生手段と、この再生スーパ
ーフレーム信号を前記遅延手段により遅延せしめるよう
にしたことを特徴としている。
【0016】本発明の作用を述べる。TDMA(時分割
多方向多重通信)方式のシステムでは、親局(集中制御
局)と各子局(基地局)との間が従来のような有線伝送
ではなく、無線伝送であり、かかるTDMA方式では、
子局から親局への上りフレームは空間で多重化されるの
で、親局の受信点で各子局からのバースト信号が一致し
なければならい。そのために、各子局には、必然的に位
相調整のための位相遅延機能が既に設けられており、ま
た親局には、子局からの伝送遅延測定のための機能がこ
れまた既に設けられており、これ等各機能を最大限に利
用して局間位相同期を確立するようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例について図
面を参照しつつ詳述する。
【0018】図1は本発明の実施例のシステムブロック
図である。図において、親局10と子局20とが設けら
れており、子局は単に1つを示すが、簡単化のためであ
り、一般には複数設けられる。
【0019】親局10において、送信制御部11は子局
20内の受信制御部21へ送出する無線フレームフォー
マットを形成するものである。具体的には、標準フレー
ム生成部12,フレーム番号生成部13,スーパーフレ
ーム信号生成部14及び遅延量算出部15の各ブロック
からの情報を多重処理して伝送フレームを構成するもの
である。
【0020】標準フレーム生成部12は無線フレームの
基本となる標準フレームを生成するものであり、具体的
にはカウンタ等で構成され、フレーム周期に合せてフレ
ームパターンや周期タイミングパルスを生成するもので
ある。
【0021】フレーム番号生成部13は上記標準フレー
ムに1つずつフレーム番号を付してフレームが変わる毎
に順次カウントアップし、スーパーフレーム信号発生部
14からのスーパーフレーム周期でリセットされ、カウ
ントが一巡する様に動作する。
【0022】スーパーフレーム生成部14は、子局20
の出力段でのフレーム信号の位相(この位相が周辺子局
同士で合致していることが必要であり、この出力段のフ
レーム信号の位相タイミングを絶対時間(図5参照)と
称することにする)を各子局間で一致させるために必要
な位相情報を送出する周期に適した周期を有するスーパ
ーフレームを構成するものであり、標準フレームをn個
有する(nは2以上の整数)マルチフレーム化してスー
パーフレームが生成される様になっている。
【0023】この場合、外部からの外部信号に同期して
スーパーフレームが生成されるものであり、よってこの
外部信号は生成すべきスーパーフレームの周期の信号と
なっており、親局が複数ある場合には、これ等親局すべ
てに対して共通の外部信号が供給されるものとする。
【0024】受信制御部17は子局20からの位置合せ
のための位置合せ用バースト信号(送信バースト制御部
28より送出される)を受信し、位置合せ制御部16は
この位置合せ用バースト信号の受信タイミング位置を検
出する。遅延量算出部15はこの検出された位置合せ用
バースト信号位置が所望の位置からどれだけずれている
かを算出し、子局20へ知らせるための遅延情報として
送信制御部11へ送り出す。
【0025】子局20において、受信制御部21は親局
10からの無線フレーム信号を受信する。標準フレーム
再生部22は親局10の標準フレーム生成部12にて生
成されたものと同様の基本フレームに当る標準フレーム
のフレームパルスを再生する。
【0026】フレーム番号検出部23は無線フレーム信
号からフレーム番号を抽出して解析し、現在送られてい
るフレーム番号を認識する。スーパーフレーム信号再生
部24は標準フレームパルスとフレーム番号とからスー
パーフレームを認識し、親局10のスーパーフレーム信
号発生部14で作成されたものと同一のスーパーフレー
ムのスーパーフレームパルスを再生する。
【0027】遅延情報抜取り部25は受信スーパーフレ
ームに多重化されている子局20に対するフレーム位相
合せのため遅延情報を抽出するものであり、1/2算出
部26は抽出された遅延情報における遅延時間を1/2
として、遅延回路27の遅延時間とする。遅延回路27
は再生されたスーパーフレーム信号をこの1/2された
遅延時間だけ遅延して当該子局20の配下のサービスエ
リアへ送出する。
【0028】位置合せ信号29は位置合せ用のバースト
信号(予め定められたユニークなパターンの信号であ
り、いくつかのビットの配列からなる)であり、送信バ
ースト制御部28はこの位置合せ用信号29のバースト
信号を、遅延情報抜取り部25により抽出された遅延時
間に従って遅延せしめて親局10へ送出制御するもので
ある。
【0029】図2は標準フレーム周期とスーパーフレー
ムとの関連を示す図である。スーパーフレームフォーマ
ットは、(a)に示す如く、標準フレームパルス1,2
が多重され、その間が標準フレーム周期となる。また、
各フレームにフレーム番号が多重され、(b)の如く、
フレーム番号が夫々付与される。この例では、300個
の標準フレームによりスーパーフレームを構成してい
る。
【0030】(c)は再生標準フレームパルスであり、
(a)に示す標準フレーム信号から標準フレームパルス
が抜き取られてフレーム同期を取ることで得られる。
(d)は再生スーパーフレームパルスであり、(c)の
標準フレームパルスとフレーム番号とからこのスーパー
フレームパルスが再生される。
【0031】図1において、時分割多方向多重通信シス
テムにおける子局20からの送信バースト位置合せの動
作について、図4の動作フローチャートを参照しつつ説
明する。
【0032】先ず、親局と子局との間の距離を地図上で
測定する(ステップS1)。そして、子局から位置合せ
用信号を送出した時、親局にてこの受信タイミング位置
が予め規定されたタイミング位置におおよそなる様に、
測定距離を基に、子局における送信バースト制御部28
でセットする(ステップS2)。
【0033】この場合の予め規定されたタイミング位置
とは、図5に示す親局の受信タイミング位置である。
【0034】次に、他の子局が使用しているユーザ部
(フレーム中の)を避け、フレームオーバヘッドに予め
用意されている位置合せ用の領域を用いて、位置合せ用
信号29を親局へ向けて送出する(ステップS3)。こ
の場合の位置合せ用信号29は、先述した如く、ユニー
クな数ビットのパターンであるとする。
【0035】親局の受信制御部17にてこれを受信し、
位置合せ制御部16にて位置合せ用信号を検出し、この
信号の受信タイミング位置が予め規定された受信タイミ
ング位置とどれくらいずれているかを遅延量算出部15
で算出し、この遅延情報を、スーパーフレーム周期で、
送信制御部11にてスーパーフレームに重畳して送出す
る(ステップS4)。
【0036】子局における遅延情報抜取り部25にてこ
の遅延情報を抽出し、この遅延情報に応じた時間だけ位
置合せ信号29をずらして再び親局へ送出する(ステッ
プS5)。
【0037】ステップS4〜S5の処理を、ずれ量が
“0”になるまで繰返すことで(ステップS6)、その
時の遅延情報が、後述する図5のaやbの時間を表すこ
とになる。
【0038】以上の位置合せ動作は、子局の初期設定の
みならず、通常運用時においても、子局からの位置合せ
信号29の親局20における受信タイミング位置が、規
定位置(図5の)からどれだけずれているかを検出し
て、これを補正するための図4の位置合せ処理が定期的
に行われるものである。
【0039】図3に示す様なシステム構成を取った場
合、子局Aと子局Bまでのフレームの遅延関係を図5に
示す。親局よりの位置で送出された下りフレーム信号
は、子局20Aにの位置で到達し、子局20Bには
の位置で到達するものとする。親局が与える遅延情報と
は、上述の如く、図5におけるaとbであり、親局から
の距離の関係で子局20Aと子局20Bとが送出する上
りフレーム信号は夫々,の位置であり、親局におい
ての位置で受信フレームの位置が一致するよう、遅延
情報aとbが夫々各子局20A,20Bに与えられる。
【0040】図5の場合、子局20Aに対してはの位
置に対し、aだけ時間がずれての位置で上り信号が送
出されるよう遅延情報aが親局より与えられる。同様
に、子局20Bには遅延情報bが与えられる。
【0041】ここで、フレーム信号に関して下りと上り
の伝送遅延はほぼ同一であれば、a及びbの1/2の時
間だけ各子局の到達位置から遅れた点は全て絶対時間と
して一致する。
【0042】そこで、図1の子局20において、1/2
算出部26を設け、遅延情報抜取り部25からの遅延情
報の1/2を遅延回路27に与え、スーパーフレーム信
号再生部24からのスーパーフレームパルスを「遅延情
報×1/2」だけ遅延させることで、各子局の出力部に
おけるスーパーフレームの位相がシステム内で全て同期
することになるのである。
【0043】図3に表す構成はWireless Local Loop 市
場等に適用される無線TDMA(時分割多方向多重通
信)システムとデジタルコードレステレホンシステム
(PHS技術利用)との組合わせの応用例システムであ
る。この様な場合子局Aに接続されたデジタルコードレ
ステレホンシステムの基地局Aの管轄するAゾーンと、
子局につながる基地局Bの管轄するBゾーンとが隣接し
た場合、各基地局から同時に一斉送出される放送制御チ
ャネルなどは、電話端末FT2においては基地局Aと基
地局Bの両電波が干渉するため、ゾーン間で位相同期が
取られている必要がある。
【0044】従って、各子局の遅延回路27からのスー
パーフレーム信号を、各子局に接続されている各基地局
に与えることにより、局間の位相同期を取ることができ
る。この位相同期を取ることはデジタルコードレステレ
ホンシステムのDCA(ダイナミックチャネルアサイン
メント)動作においても有効な機能となる。DCA動作
に関しては既知の技術であり本項では詳細な説明を省く
ものとする。
【0045】次に、図2(b)に示す様なスーパーフレ
ーム構成を採用する理由について述べる。局間位相同期
に関しては、フレーム単位ではなく、より長周期の単位
で同期処理を行うのが一般的である。なぜならば、メッ
セージ伝送等では長周期単位で送られるものがあるため
であり、例えば、PHSを利用したシステムでは、局間
同期を1200msという周期で取る必要がある。
【0046】そこで、本発明では、スーパーフレームな
るものを定義して、数百の標準フレームを一つにまとめ
たものをこのスーパーフレームとし、このスーパーフレ
ームの周期で遅延情報を親局から送出する様にしている
のである。この場合、遅延情報は、標準フレームの中の
いずれかのタイムスロットに割当てて多重化すれば良
い。
【0047】一般に、1つの標準フレームには、同期用
のフレームパターン部と、フレーム番号用のフレーム情
報や制御信号を送るオーバヘッド部と、加入者情報を送
るユーザ部とがあり、オーバヘッド部の空き領域を用い
ることができる。
【0048】
【発明の効果】第1の効果は、基地局において周辺の基
地局との位相同期をとるための専用のハードウェアや制
御の機能が最小限で済むことである。その理由は、網か
らの同期情報だけで局間の同期が取れるからである。
【0049】第2の効果は、集中制御局と基地局との間
が従来の様な優先伝送区間でなくTDMA方式の無線伝
送であるために、特別に伝送遅延測定用の機能を持つ必
要がない。その理由は、TDMA方式(時分割多方向多
重通信方式)では子局から親局への上りフレームは空間
で多重されるので、親局受信点で各子局からのバースト
信号が一致しなければならない。そのため子局には必然
的に位相遅延のための機能を持っており、親局において
も伝送遅延測定に相当する機能を有しているので、局間
の絶対位相合せ用に最大限に既存の機能を有効に利用で
きる。これによりデジタルコードレステレホンシステム
(パーソナルハンディホンシステム:PHS)等のエン
トランス回線としてTDMA方式の加入者無線システム
を利用する場合などに有効な局間位相同期方式となるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のシステムブロック図である。
【図2】フレーム同期とスーパーフレーム同期との関係
を示す図である。
【図3】本発明が適用されるシステム構成例である。
【図4】本発明の実施例に適用される位置合せ制御処理
を示すフローチャートである。
【図5】遅延時間と親局からの距離との関係を示す図で
ある。
【図6】従来例を示すシステムブロック図である。
【符号の説明】
10 親局 11 送信制御部 12 標準フレーム生成部 13 フレーム番号生成部 14 スーパーフレーム信号発生部 15 遅延量算出部 16 位置合せ制御部 17,21 受信制御部 20 子局 22 標準フレームパルス再生部 23 フレーム番号検出部 24 スーパーフレーム信号再生部 25 遅延情報抜取り部 26 1/2算出部 27 遅延回路 28 送信バースト制御部 29 位置合せ信号

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局と複数の子局とから構成され前記親
    局から前記複数の子局へフレーム信号を送信し、これ等
    フレームの前記子局相互間での位相同期をなすための局
    間位相同期システムであって、 前記親局は、 位相同期のために前記子局から送出されたタイミング信
    号の受信タイミング位置の規定タイミング位置に対する
    遅延量を検出する遅延量検出手段と、この遅延量に応じ
    た遅延情報を前記子局へ送信する送信手段とを有し、 前記子局は、 前記タイミング信号を前記親局へ送信する送信手段と、
    前記親局からの送信信号に含まれる前記遅延情報を検抽
    出する抽出手段と、この抽出遅延情報が示す遅延量の半
    分の遅延時間だけ前記親局からの送信フレーム信号を遅
    延せしめつつサービスエリアへ送出する遅延手段と、 を有することを特徴とする局間位相同期システム。
  2. 【請求項2】 前記親局の送信手段は、遅延情報を前記
    フレーム信号の周期のn倍(nは2以上の整数)の周期
    で送出するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    局間位相同期システム。
  3. 【請求項3】 前記親局の送信手段は、前記フレーム信
    号のnフレームを単位としたスーパーフレームを生成す
    るスーパーフレーム生成手段と、スーパーフレーム毎に
    前記遅延情報を多重化して送信する手段とを有すること
    を特徴とする請求項2記載の局間位相同期システム。
  4. 【請求項4】 前記スーパーフレーム生成手段は、前記
    スーパーフレームを構成する各フレームのフレーム番号
    を、順次これ等フレームに付与して重畳する手段を有
    し、前記子局は、前記フレーム番号を基に前記スーパー
    フレーム信号を再生する再生手段と、この再生スーパー
    フレーム信号を前記遅延手段により遅延せしめるように
    したことを特徴とする請求項3記載の局間位相同期シス
    テム。
  5. 【請求項5】 時分割多方向多重通信システムに用いら
    れることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の局間
    位相同期システム。
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