JPH1040366A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH1040366A
JPH1040366A JP19062596A JP19062596A JPH1040366A JP H1040366 A JPH1040366 A JP H1040366A JP 19062596 A JP19062596 A JP 19062596A JP 19062596 A JP19062596 A JP 19062596A JP H1040366 A JPH1040366 A JP H1040366A
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JP
Japan
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odd
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data
memory
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JP19062596A
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English (en)
Inventor
Yoshio Ichiyanagi
好男 一柳
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 書き込みと読み出しを連続して行っていたた
め、1画素当りの書き込みおよび読み出しに2倍の時間
を要していた。 【解決手段】 偶数画素メモリ23と奇数画素メモリ2
4とを設け、偶数画素メモリ23からの偶数画素読み出
し時に、入力された奇数画素データを奇数画素メモリ2
4に書き込み、奇数画素メモリ24からの奇数画素読み
出し時に、入力された偶数画素データを偶数画素メモリ
23に書き込むという動作を、制御回路25の制御の下
に繰り返して実行する。そして、制御回路25は、偶数
画素メモリ23および奇数画素メモリ24のアドレス発
生順を、書き込み時と読み出し時に異ならせるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを処理
する画像処理装置に関し、特にラスター順次に入力され
る画像データをブロック順次の画像データに、またはブ
ロック順次に入力される画像データをラスター順次の画
像データに変換する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、多値画像データの圧縮技術と
して、国際標準のJPEG(Joint Photographic Expert
Group) 方式がある。このJPEG方式による圧縮技術
では、ラスター順次で入力されたRGB画素成分をYU
V画素成分に変換する。こうして得られたYUV画素デ
ータは、8×8ブロック単位でDCT(descrete cosine
transform;離散コサイン変換)変換されて空間周波数
成分となる。この空間周波数に変換されたものはDCT
係数と称される。そして、このDCT係数は輝度成分
(Y)と色度成分(U,V)の2種類の8×8単位で量
子化される。なお、ここでの量子化係数は、可変長符号
化方式であるハフマン符号化係数による。
【0003】DCT変換では8×8ブロック単位で処理
を行うため、DCT変換処理の前段階で、ラスター順次
で入力された画素データをブロック順次の画素データに
変換しなければならない。この変換処理をハードウェア
で実現するために、少なくとも8ライン分のメモリを用
意し、1度書き込まれた画素データに対して読み出し順
序を変える構成を採っている。
【0004】また、この変換をパイプライン的に行うた
めには、2つの8ラインメモリを用意し、書き込みと読
み出しを同時に行うことにより実現するのが一般的であ
る。具体的には、8ラインの画素データを1つ目のライ
ンメモリに書き込んでいるときには、以前の8ラインの
画素データを2つ目のラインメモリから読み出して、8
ライン分のラスターブロック変換を行う。次に、逆に1
つ目のラインメモリから画素データを読み出して、2つ
目のラインメモリに書き込むという動作を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、JP
EG方式による圧縮技術を用いた画像処理装置では、ハ
ードウェアでパイプライン的にラスターブロックの変換
を実現するようにしているため、8ライン分のメモリを
2個用意しなければならず、よって装置のコスト上昇を
招くという問題があった。この問題を解決するために、
同一メモリの同一アドレスに対して画素データの読み出
し/書き込みを順次行うことにより、ラスターブロック
変換を行う画像処理装置が提案されている(例えば、特
開平6−326997号公報、特開平8−18791号
公報参照)。
【0006】この従来技術に係る画像処理装置では、メ
モリが1個で済むことから、メモリコストを半減できる
という利点がある反面、書き込みと読み出しを連続して
行うために、1画素当りの書き込みおよび読み出しに2
倍の時間を要することになる。すなわち、1画素の読み
出しと書き込みに共に1クロック相当の時間がかかる場
合、例えばある画素の書き込みから次の画素の書き込み
までの間に読み出しのための1クロックの待ち時間が入
るため、1画素の書き込みには計2クロック相当の時間
がかかることになる。1画素の読み出しも同様に2クロ
ック相当の時間が必要となる。このように、メモリコス
トについては半減できるものの、装置の性能、即ち動作
速度が犠牲になってしまうという問題があった。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、低コストにて動作速
度を犠牲にすることなくラスター順次の画像データをブ
ロック順次の画像データに、またはブロック順次の画像
データをラスター順次の画像データに変換することが可
能な画像処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、入力画像データの先頭から2n(n=0,1,
2,…)の位置にある偶数画素データと2n+1(n=
0,1,2,…)の位置にある奇数画素データとを選択
して入力する入力手段と、偶数画素データを記憶する偶
数画素記憶手段と、奇数画素データを記憶する奇数画素
記憶手段と、奇数画素記憶手段からの奇数画素データの
読み出しに同期して偶数画素記憶手段への偶数画素デー
タの書き込みを行い、偶数画素記憶手段からの偶数画素
データの読み出しに同期して奇数画素記憶手段への奇数
画素データの書き込みを行う制御手段と、偶数画素記憶
手段から読み出された偶数画素データと奇数画素記憶手
段から読み出された奇数画素データとを選択して出力す
る出力手段とを備えた構成となっている。
【0009】上記構成の画像処理装置において、偶数画
素記憶手段からの偶数画素読み出し時に、入力された奇
数画素データを奇数画素記憶手段に書き込み、奇数画素
記憶手段からの奇数画素読み出し時に、入力された偶数
画素データを偶数画素記憶手段に書き込むという動作を
制御手段の制御の下に繰り返して実行する。そして、制
御手段は、偶数画素記憶手段および奇数画素記憶手段の
アドレス発生順を、書き込み時と読み出し時に異ならせ
る。これにより、ラスター順次に入力される画像データ
がブロック順次の画像データに、あるいはブロック順次
に入力される画像データがラスター順次の画像データに
変換される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の一
実施形態の基本構成を示すブロック図である。図1にお
いて、本実施形態に係る画像処理装置は、入力画像デー
タの先頭から2n(n=0,1,2,…)の位置にある
偶数画素データと2n+1(n=0,1,2,…)の位
置にある奇数画素データとを選択して入力する入力手段
11と、偶数画素データを記憶する偶数画素記憶手段1
2と、奇数画素データを記憶する奇数画素記憶手段13
と、奇数画素記憶手段13からの奇数画素データの読み
出しに同期して偶数画素記憶手段12への偶数画素デー
タの書き込みを行い、偶数画素記憶手段12からの偶数
画素データの読み出しに同期して奇数画素記憶手段13
への奇数画素データの書き込みを行う制御手段14と、
偶数画素記憶手段12から読み出された偶数画素データ
と奇数画素記憶手段13から読み出された奇数画素デー
タとを選択して出力する出力手段15とから構成されて
いる。
【0011】図2は、本実施形態に係る画像処理装置の
具体的な構成の一例を示すブロック図であり、図中、図
1と同等部分には同一符号を付して示す。図2におい
て、レジスタ(REG)21およびデマルチプレクサ
(DMUX)22によって入力手段11が、マルチプレ
クサ(MUX)26およびレジスタ27によって出力手
段15がそれぞれ構成され、偶数画素メモリ23が偶数
画素記憶手段12に、奇数画素メモリ24が奇数画素記
憶手段13に、制御回路25が制御手段14にそれぞれ
対応している。
【0012】そして、デマルチプレクサ22の一方のデ
ータ出力端およびマルチプレクサ26の一方のデータ入
力端はデータバス31を介して偶数画素メモリ23のデ
ータ入出力端に、デマルチプレクサ22の他方のデータ
出力端およびマルチプレクサ26の他方のデータ入力端
はデータバス32を介して奇数画素メモリ24のデータ
入出力端にそれぞれ接続されている。
【0013】デマルチプレクサ22およびマルチプレク
サ26の各制御入力端は、信号線33,34を介して制
御回路25に接続されている。偶数画素メモリ23のア
ドレス入力端はアドレスバス35を介して制御回路25
に接続され、さらにそのライトイネーブル入力端および
リードイネーブル入力端は信号線36,37を介して制
御回路25に接続されている。また、奇数画素メモリ2
4のアドレス入力端はアドレスバス38を介して制御回
路25に接続され、さらにそのライトイネーブル入力端
およびリードイネーブル入力端は信号線39,40を介
して制御回路25に接続されている。
【0014】制御回路25は、システムクロックCL
K、ライン同期信号LSYNC、ページ同期信号PSY
NCを入力とし、これらの信号に基づいてデマルチプレ
クサ22の選択信号S1、マルチプレクサ26の選択信
号S2、偶数画素メモリ23のアドレス信号S5、奇数
画素メモリ24のアドレス信号S6、偶数画素メモリ2
3のライトイネーブル信号S7、奇数画素メモリ24の
ライトイネーブル信号S8、偶数画素メモリ23のリー
ドイネーブル信号S9、奇数画素メモリ24のリードイ
ネーブル信号S10を生成して出力する。
【0015】上記構成の画像処理装置において、入力側
のレジスタ21は、入力画像データをシステムクロック
CLKに同期化させ、デマルチプレクサ22に供給す
る。出力側のレジスタ27は、マルチプレクサ26の出
力データをシステムクロックCLKに同期化させて出力
画像データとして出力する。
【0016】デマルチプレクサ22は、制御回路25か
ら信号線33を介して与えられる選択信号S1が論理
“0”(以下、単に0と称す)のとき、データバス31
を介して偶数画素メモリ23にデータを出力し、選択信
号S1が論理“1”(以下、単に1と称す)のとき、デ
ータバス32を介して奇数画素メモリ24にデータを出
力する。マルチプレクサ26は、制御回路25から信号
線34を介して与えられる選択信号S2が0のとき、デ
ータバス31を介して偶数画素メモリ23のデータを出
力し、選択信号S2が1のとき、データバス32を介し
て奇数画素メモリ24のデータを出力する。
【0017】偶数画素メモリ23においては、制御回路
25から信号線36を介して与えられるライトイネーブ
ル信号S7が0となったとき、制御回路25からアドレ
スバス35を介して与えられるアドレス信号S5による
指定アドレスにデータが書き込まれ、制御回路25から
信号線37を介して与えられるリードイネーブル信号S
9が0となったとき、指定アドレスのデータが読み出さ
れる。奇数画素メモリ24においては、制御回路25か
ら信号線39を介して与えられるライトイネーブル信号
S8が0となったとき、制御回路25からアドレスバス
38を介して与えられるアドレス信号S6による指定ア
ドレスにデータが書き込まれ、制御回路25から信号線
40を介して与えられるリードイネーブル信号S10が
0となったとき、指定アドレスのデータが読み出され
る。
【0018】図3にラスター順次画像データを、図4に
ブロック順次画像データをそれぞれ示す。ラスター順次
画像データは、図3において、左上を起点に、左から
右、上から下の順番で入力される。ブロック順次画像デ
ータは、図4において、ブロック内の左上を起点に、左
から右、上から下の順番で入力される。すなわち、ブロ
ック1、ブロック2、…という順番で入力される。図4
の例では、主走査方向が2ブロックとなっているが、こ
のブロック数に限定されるものではない。
【0019】図5に、入力画素データと偶数画素メモリ
23および奇数画素メモリ24のアドレスの対応関係を
示す。図5の例では、主走査1ライン16画素て副走査
8ライン分のアドレスを示している。
【0020】以下、図2、図3、図5〜図8を用いて、
ラスター順次からブロック順次へ変換する動作について
説明する。なお、図6、図7および図8のタイミングチ
ャートにおいて、S1〜S10等の信号名は、図2に示
した各信号に対応しており、また“−”は“Don't Car
e”を意味するものとする。
【0021】先ず、図6において、時刻t1よりページ
同期信号PSYNCが1、ライン同期信号LSYNCが
1となると、1ライン目の1画素目の画像データ100
がシステムクロックCLKの立ち上がりに同期して入力
される。時刻t2において、選択信号S1が0なので、
デマルチプレクサ22を介してデータバス31にレジス
タ21の出力データである画像データS3(100)が
出力され、同時に偶数画素メモリ23のライトイネーブ
ル信号S7が0となっているので、画像データS3(1
00)は偶数画素メモリ23のアドレス信号S5による
指定アドレス0に書き込まれる。
【0022】時刻t3において、選択信号S1が1なの
で、デマルチプレクサ22を介してデータバス32にレ
ジスタ21の出力データである画像データS4(10
1)が出力され、同時に奇数画素メモリ24のライトイ
ネーブル信号S8が0となっているので、画像データS
4(101)は奇数画素メモリ24のアドレス信号S6
による指定アドレス0に書き込まれる。時刻t4におい
て、選択信号S1が0なので、デマルチプレクサ22を
介してデータバス31にレジスタ21の出力データであ
る画像データS3(102)が出力され、同時に偶数画
素メモリ23のライトイネーブル信号S7が0となって
いるので、画像データS3(102)は偶数画素メモリ
23のアドレス信号S5による指定アドレス1に書き込
まれる。
【0023】以上の期間中、偶数画素メモリ23のリー
ドイネーブル信号S9と奇数画素メモリ24のリードイ
ネーブル信号S10がアクティブになっているため、出
力にはメモリの初期値が出力されている。以上の動作を
8ライン分同様にして繰り返す。
【0024】図7において、すでに偶数画素メモリ23
と奇数画素メモリ24には、8ライン分のラスター順次
の画像データが記憶されており、これらを読み出しなが
らブロック順次の画像データに変換する。時刻t1より
ライン同期信号LSYNCが1となると、9ライン目の
1画素目の画像データ900がシステムクロックCLK
の立ち上がりに同期して入力される。同時に、偶数画素
メモリ23のリードイネーブル信号S9が0となるた
め、1ライン目の1画素目の画像データS3(100)
が、偶数画素メモリ23のアドレス信号S5による指定
アドレス0から読み出される。さらに、選択信号S2が
0なので、マルチプレクサ26から画像データS3(1
00)が出力される。
【0025】時刻t2において、選択信号S1が0なの
で、デマルチプレクサ22を介してデータバス31にレ
ジスタ21の出力データである画像データS3(90
0)が出力され、同時に偶数画素メモリ23のライトイ
ネーブル信号S7が0となっているので、画像データS
3(900)は偶数画素メモリ23のアドレス信号S5
による指定アドレス0に書き込まれる。このとき、奇数
画素メモリ24のリードイネーブル信号S10が0とな
るため、1ライン目の2画素目の画像データS4(10
1)が、奇数画素メモリ24のアドレス信号S6による
指定アドレス0から読み出される。さらに、選択信号S
2が1なので、マルチプレクサ26から画像データS4
(101)が出力される。また、レジスタ27に時刻t
1の画像データS3(100)が記憶され、出力画像デ
ータとして出力される。
【0026】時刻t3において、選択信号S1が1なの
で、デマルチプレクサ22を介してデータバス32にレ
ジスタ21の出力データである画像データS4(90
1)が出力され、同時に奇数画素メモリ24のライトイ
ネーブル信号S8が0となっているので、画像データS
4(901)は奇数画素メモリ24のアドレス信号S6
による指定アドレス0に書き込まれる。このとき、偶数
画素メモリ23のリードイネーブル信号S9が0となる
ため、1ライン目の3画素目の画像データS3(10
2)が、偶数画素メモリ23のアドレス信号S5による
指定アドレス1から読み出される。さらに、選択信号S
2が0なので、マルチプレクサ26から画像データS3
(102)が出力される。また、レジスタ27に時刻t
2の画像データS4(101)が記憶され、出力画像デ
ータとして出力される。
【0027】以上の動作を同様にして繰り返す。時刻t
9において、選択信号S1が1なので、デマルチプレク
サ22を介してデータバス32にレジスタ21の出力デ
ータである画像データS4(907)が出力され、同時
に奇数画素メモリ24のライトイネーブル信号S8が0
となっているので、画像データS4(907)は奇数画
素メモリ24のアドレス信号S6による指定アドレス3
に書き込まれる。このとき、偶数画素メモリ23のリー
ドイネーブル信号S9が0となるため、2ライン目の1
画素目の画像データS3(200)が、偶数画素メモリ
23のアドレス信号S5による指定アドレス8から読み
出される。さらに、選択信号S2が0なので、マルチプ
レクサ26から画像データS3(200)が出力され
る。また、レジスタ27に時刻t8の画像データS4
(107)が記憶され、出力画像データとして出力され
る。
【0028】時刻t10において、選択信号S1が0な
ので、デマルチプレクサ22を介してデータバス31に
レジスタ21の出力データである画像データS3(90
8)が出力され、同時に偶数画素メモリ23のライトイ
ネーブル信号S7が0となっているので、画像データS
3(908)は偶数画素メモリ23のアドレス信号S5
による指定アドレス8に書き込まれる。このとき、奇数
画素メモリ24のリードイネーブル信号S10が0とな
るため、2ライン目の2画素目の画像データS4(20
1)が、奇数画素メモリ24のアドレス信号S6による
指定アドレス8から読み出される。さらに、選択信号S
2が1なので、マルチプレクサ26から画像データS4
(201)が出力される。また、レジスタ27に時刻t
9の画像データS3(200)が記憶され、出力画像デ
ータとして出力される。
【0029】以上の動作を同様にして繰り返す。図8に
は、10ライン目の画像入力に対しての画像出力動作タ
イミングを示している。
【0030】次に、図2、図4、図5および図9〜図1
1を用いて、ブロック順次からラスター順次へ変換する
動作について説明する。なお、図9、図10および図1
1のタイミングチャートにおいて、S1〜S10等の信
号名は、図2に示した各信号に対応しており、また
“−”は“Don't Care”を意味するものとする。
【0031】先ず、図9において、時刻t1よりページ
同期信号PSYNCが1、ライン同期信号LSYNCが
1となると、ブロック1のライン1の1画素目の画像デ
ータ100がシステムクロックCLKの立ち上がりに同
期して入力される。時刻t2において、選択信号S1が
0なので、デマルチプレクサ22を介してデータバス3
1にレジスタ21の出力データである画像データS3
(100)が出力され、同時に偶数画素メモリ23のラ
イトイネーブル信号S7が0となっているので、画像デ
ータS3(100)は偶数画素メモリ23のアドレス信
号S5による指定アドレス0に書き込まれる。
【0032】時刻t3において、選択信号S1が1なの
で、デマルチプレクサ22を介してデータバス32にレ
ジスタ21の出力データである画像データS4(10
1)が出力され、同時に奇数画素メモリ24のライトイ
ネーブル信号S8が0となっているので、画像データS
4(101)は奇数画素メモリ24のアドレス信号S6
による指定アドレス0に書き込まれる。時刻t4におい
て、選択信号S1が0なので、デマルチプレクサ22を
介してデータバス31にレジスタ21の出力データであ
る画像データS3(102)が出力され、同時に偶数画
素メモリ23のライトイネーブル信号S7が0となって
いるので、画像データS3(102)は偶数画素メモリ
23のアドレス信号S5による指定アドレス1に書き込
まれる。
【0033】以上の期間中、偶数画素メモリ23のリー
ドイネーブル信号S9と奇数画素メモリ24のリードイ
ネーブル信号S10がアクティブになっているため、出
力にはメモリの初期値が出力されている。時刻t9から
は、ブロック順次画像データであるためブロック1のラ
イン2の1画素目の画像データ200が入力される。以
上の動作を8ライン分同様にして繰り返す。
【0034】図10において、すでに偶数画素メモリ2
3と奇数画素メモリ24には、ブロック1とブロック2
の計8ライン分のブロック順次の画像データが記憶され
ており、これらを読み出しながらラスター順次の画像デ
ータに変換する。時刻t1よりライン同期信号LSYN
Cが1となると、ブロック3のライン1の1画素目の画
像データ900が、システムクロックCLKの立ち上が
りに同期して入力される。同時に、偶数画素メモリ23
のリードイネーブル信号S9が0となるため、ブロック
1のライン1の1画素目の画像データS3(100)
が、偶数画素メモリ23のアドレス信号S5による指定
アドレス0から読み出される。さらに、選択信号S2が
0なので、マルチプレクサ26から画像データS3(1
00)が出力される。
【0035】時刻t2において、選択信号S1が0なの
で、デマルチプレクサ22を介してデータバス31にレ
ジスタ21の出力データである画像データS3(90
0)が出力され、同時に偶数画素メモリ23のライトイ
ネーブル信号S7が0となっているので、画像データS
3(900)は偶数画素メモリ23のアドレス信号S5
による指定アドレス0に書き込まれる。このとき、奇数
画素メモリ24のリードイネーブル信号S10が0とな
るため、ライン1の2画素目の画像データS4(10
1)が、奇数画素メモリ24のアドレス信号S6による
指定アドレス0から読み出される。さらに、選択信号S
2が1なので、マルチプレクサ26から画像データS4
(101)が出力される。また、レジスタ27に時刻t
1の画像データS3(100)が記憶され、出力画像デ
ータとして出力される。
【0036】時刻t3において、選択信号S1が1なの
で、デマルチプレクサ23を介してデータバス32にレ
ジスタ21の出力データである画像データS4(90
1)が出力され、同時に奇数画素メモリ24のライトイ
ネーブル信号S8が0となっているので、画像データS
4(901)は奇数画素メモリ24のアドレス信号S6
による指定アドレス0に書き込まれる。このとき、偶数
画素メモリ23のリードイネーブル信号S9が0となる
ため、ライン1の3画素目の画像データS3(102)
が、偶数画素メモリ23のアドレス信号S5による指定
アドレス1から読み出される。さらに、選択信号S2が
0なので、マルチプレクサ26から画像データS3(1
02)が出力される。また、レジスタ27に時刻t2の
画像データS4(101)が記憶され、出力画像データ
として出力される。
【0037】以上の動作を同様にして繰り返す。時刻t
9において、選択信号S1が1なので、デマルチプレク
サ22を介してデータバス32にレジスタ21の出力デ
ータである画像データS4(907)が出力され、同時
に奇数画素メモリ24のライトイネーブル信号S8が0
となっているので、画像データS4(907)は奇数画
素メモリ24のアドレス信号S6による指定アドレス3
に書き込まれる。このとき、偶数画素メモリ23のリー
ドイネーブル信号S9が0となるため、ライン1の9画
素目の画像データS3(108)が、偶数画素メモリ2
3のアドレス信号S5による指定アドレス4から読み出
される。さらに、選択信号S2が0なので、マルチプレ
クサ26から画像データS3(108)が出力される。
また、レジスタ27に時刻t8の画像データS4(10
7)が記憶され、出力画像データとして出力される。
【0038】時刻t10において、選択信号S1が0な
ので、デマルチプレクサ22を介してデータバス31に
レジスタ21の出力データである画像データS3(10
00)が出力され、同時に偶数画素メモリ23のライト
イネーブル信号S7が0となっているので、画像データ
S3(1000)は偶数画素メモリ23のアドレス信号
S5による指定アドレス4に書き込まれる。このとき、
奇数画素メモリ24のリードイネーブル信号S10が0
となるため、ライン1の9画素目の画像データS4(1
09)が、奇数画素メモリ24のアドレス信号S6によ
る指定アドレス4から読み出される。さらに、選択信号
S2が1なので、マルチプレクサ26から画像データS
4(109)が出力される。また、レジスタ27に時刻
t9の画像データS3(108)が記憶され、出力画像
データとして出力される。
【0039】以上の動作を同様にして繰り返す。図11
には、ブロック3のライン3の画像入力に対しての画像
出力動作タイミングを示している。
【0040】上述したように、偶数画素メモリ23と奇
数画素メモリ24とを設け、偶数画素メモリ23からの
偶数画素読み出し時に、入力された奇数画素データを奇
数画素メモリ24に書き込み、奇数画素メモリ24から
の奇数画素読み出し時に、入力された偶数画素データを
偶数画素メモリ23に書き込むという動作を繰り返して
実行し、偶数画素メモリ23および奇数画素メモリ24
のアドレス発生順を、書き込み時と読み出し時に異なら
せるようにしたことにより、ラスター順次に入力される
画像データをブロック順次の画像データに、あるいはブ
ロック順次の画像データをラスター順次の画像データに
変換できる。
【0041】ここで、画像データを記憶するメモリに着
目すると、8×8サイズでラスター順次からブロック順
次へ、またはブロック順次からラスター順次へ変換する
場合に、従来は8ライン分の画像データを記憶可能なメ
モリが2つ必要であったのに対し、本実施形態に係る画
像処理装置では、偶数画素分および奇数画素分が格納で
きる4ライン分の容量のメモリが各々1個ずつ計2個で
良いため、メモリコストを半減できる。また、メモリが
1つの場合では、動作速度が犠牲になっていたが、本実
施形態に係る画像処理装置によれば、メモリが1つの場
合と同程度のコストにて、動作速度を低下させることな
くラスター順次からブロック順次への変換、またはブロ
ック順次からラスター順次への変換を行うことができ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
偶数画素記憶手段と奇数画素記憶手段とを設け、偶数画
素記憶手段からの偶数画素読み出し時に、入力された奇
数画素データを奇数画素記憶手段に書き込み、奇数画素
記憶手段からの奇数画素読み出し時に、入力された偶数
画素データを偶数画素記憶手段に書き込むという動作を
繰り返し、偶数画素記憶手段および奇数画素記憶手段の
アドレス発生順を、書き込み時と読み出し時に異ならせ
るようにしたので、低コストにて動作速度を犠牲にする
ことなくラスター順次の画像データをブロック順次の画
像データに、またはブロック順次の画像データをラスタ
ー順次の画像データに変換することができることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】 一実施形態に係る画像処理装置の具体的な構
成の一例を示すブロック図である。
【図3】 ラスター順次の画像データを示す図である。
【図4】 ブロック順次の画像データを示す図である。
【図5】 16×8画素分の偶数画素メモリと奇数画素
メモリのアドレスを示す図である。
【図6】 ラスター順次からブロック順次へ変換する動
作を説明するタイミングチャート(その1)である。
【図7】 ラスター順次からブロック順次へ変換する動
作を説明するタイミングチャート(その2)である。
【図8】 ラスター順次からブロック順次へ変換する動
作を説明するタイミングチャート(その3)である。
【図9】 ブロック順次からラスター順次へ変換する動
作を説明するタイミングチャート(その1)である。
【図10】 ブロック順次からラスター順次へ変換する
動作を説明するタイミングチャート(その2)である。
【図11】 ブロック順次からラスター順次へ変換する
動作を説明するタイミングチャート(その3)である。
【符号の説明】
11 入力手段 12 偶数画素記
憶手段 13 奇数画素記憶手段 14 制御手段 15 出力手段 21,27 レジ
スタ 22 デマルチプレクサ 23 偶数画素メ
モリ 24 奇数画素メモリ 25 制御回路 26 マルチプレクサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像データの先頭から2n(n=
    0,1,2,…)の位置にある偶数画素データと2n+
    1(n=0,1,2,…)の位置にある奇数画素データ
    とを選択して入力する入力手段と、 前記偶数画素データを記憶する偶数画素記憶手段と、 前記奇数画素データを記憶する奇数画素記憶手段と、 前記奇数画素記憶手段からの奇数画素データの読み出し
    に同期して前記偶数画素記憶手段への偶数画素データの
    書き込みを行い、前記偶数画素記憶手段からの偶数画素
    データの読み出しに同期して前記奇数画素記憶手段への
    奇数画素データの書き込みを行う制御手段と、 前記偶数画素記憶手段から読み出された偶数画素データ
    と前記奇数画素記憶手段から読み出された奇数画素デー
    タとを選択して出力する出力手段とを備えたことを特徴
    とする画像処理装置。
JP19062596A 1996-07-19 1996-07-19 画像処理装置 Pending JPH1040366A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239323B2 (en) 2000-09-29 2007-07-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Color display driving apparatus in a portable mobile telephone with color display unit

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7239323B2 (en) 2000-09-29 2007-07-03 Samsung Electronics Co., Ltd. Color display driving apparatus in a portable mobile telephone with color display unit

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