JPH1040085A - 保守管理装置及び保守管理方法 - Google Patents

保守管理装置及び保守管理方法

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JPH1040085A
JPH1040085A JP18931896A JP18931896A JPH1040085A JP H1040085 A JPH1040085 A JP H1040085A JP 18931896 A JP18931896 A JP 18931896A JP 18931896 A JP18931896 A JP 18931896A JP H1040085 A JPH1040085 A JP H1040085A
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JP18931896A
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Yukiko Mouri
優紀子 毛利
Katsuto Shimizu
勝人 清水
Akio Ito
明男 伊藤
Yoshio Maruyama
良雄 丸山
Toru Kimura
木村  亨
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はプラント等の制御システムに係り、
その目的は、複数の保守ツールで制御装置のソフトウェ
アを変更する際、重複することなく、効率的に、迅速
に、かつ間違いなく変更を実施できるようにすることで
ある。 【解決手段】 本発明による制御システムは、図面デー
タ・ベース18、実行プログラム19、参照ツール管理
データ・ベースを有する保守ツール03と、保守ツール
03内図面データ・ベースを参照あるいは複製して図面
を変更する保守ツール04〜07、実行プログラム20
を有する制御装置02と、それらを接続するネットワー
ク02から構成される。 【効果】 本発明により、複数の保守ツールで、速く、
正確に、合理的に制御ソフトウェアの作成および変更を
行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラント等の制御シ
ステムに関し、特に制御プログラムを演算機能をブロッ
ク化した演算素子を複数個組み合わせて記述し、この制
御ブロック図により作成、変更および表示し、制御装置
のソフトウェアの作成または変更の際には、この図面で
演算ブロックの組合せの変更により実施する制御装置の
保守ツールを持つ管理装置、及び図面とソフトウェアの
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の制御装置の保守を1台の保
守ツール(管理装置)で行なっていたか、あるいは制御
装置の保守を1台の保守ツールで集中的に行なってい
た。ここで保守ツールとは、制御ロジック図面を作った
り、改造したり、保管したりして実行ソフトウェアに変
換する装置のことである。改造には、自動的なやり方も
あれば、画面に表示させておきマンマシンコミニュケー
ションによって行うやり方もある。
【0003】上記従来技術において、複数の制御装置の
保守を行なう保守ツールに保有するソフトウェアは、ソ
フトウェアの作成あるいは改造毎に付加される来歴によ
って、制御装置とは独立に保有され、また、複数来歴分
のソフトウェアを保存し、その保守ツールの有する1組
の同一制御装置の制御用ソフトウェアを複数の制御装置
へ適用し、適用した複数の制御装置毎に適用した制御用
ソフトウェアの来歴を記憶することで制御装置内ソフト
ウェアと保守ツール内ソフトウェアの機能の一致化を図
っていた。
【0004】以上のように、従来複数の制御装置の保守
を1台の保守ツールで行なうか、または1台の保守ツー
ルで全部の制御装置を集中的に保守していたが、最近、
制御装置のソフトウェア量の増大と調整工数の短縮によ
り、複数の保守ツールで並行して図面あるいはソフトウ
ェアの作成または変更を行なうことが必要になってき
た。ここで図面とは、演算機能(又は演算・制御機能。
以下同じ)をブロック化した演算素子を複数個組み合わ
せて記述される制御(又は演算・制御。以下同じ)ロジ
ック図面のことであり、具体例には、(イ)FBD(Fu
nction Block Diagramの略)、(ロ)ラダー回路、
(ハ)シーケンシャルフローチャート(SFC)等を含
む。
【0005】尚、他の従来例には、特開平6−1617
26号がある。特開平6−161726号は、ダイヤグ
ラムとその構成要素とが互いに別のオプションになるよ
うに、ツールデータをオブジェクト群に分割し、ツール
に対して独立して管理できるようにした。更にデータベ
ースに登録されたオブジェクト群に対しそれぞれオブジ
ェクトIDを発番し、オブジェクトが一意に識別できる
ようにした。また他の従来例には特開平4−18457
0号がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、制
御装置のソフトウェアを複数の保守ツールで作成または
変更する場合には、相互の保守ツール間で変更個所の重
複がないようにするために、修正した部分の明確化が必
要であり、時間がかゝるとともに管理上のミス等の人為
的ミスが生じていた。
【0007】また、複数の保守ツールで変更した図面
を、図面を管理する保守ツールに集めて保管する際に
は、図面を管理する保守ツール内にある図面あるいはこ
れから保管しようとする図面と実行ソフトウェアと制御
装置内のソフトウェアが一致しているかどうか調べる必
要がある。
【0008】しかし、一方は機能を図示した図面であ
り、もう一方はソフトウェアであり、図面の記述とソフ
トウェアを直接比較することはできないから、図面から
一旦ソフトウェアを作成し、この生成されたソフトウェ
アと制御装置内のソフトウェアを比較する必要があった
ので、手間と時間がかゝっていた。
【0009】また複数来歴分のソフトウェアを保存し、
その保守ツールの有する1組の同一制御装置の制御用ソ
フトウェアを複数の制御装置へ適用し、適用した複数の
制御装置毎に適用した制御用ソフトウェアの来歴を記憶
することで制御装置内ソフトウェアと保守ツール内ソフ
トウェアの機能の一致化を図る従来技術におけるソフト
ウェアの来歴は、そのソフトウェアが複数の制御装置に
適用できる場合と、ソフトウェアの容量が小さい場合に
は有効であるが、それ以外の場合は、時間がかゝり、有
効ではない。
【0010】上記従来例である特開平6−161726
号は、オブジェクトに識別番号が付加されているが、図
面とプログラムとの間での同一識別番号の記載はない。
特開平4−184570号にはブロック図とそのプログ
ラムは記載されているが、両者を関連づける記載はな
い。
【0011】本発明の目的は、複数の保守ツールを並列
に使用して図面の作成または変更を実行することがで
き、しかも以上記載した不都合を生じない管理装置及び
管理方法を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面と、この
図面から得たプログラムとの一致の判別や相互参照のた
めに、プログラムと図面との各々に同一の機能であるこ
とを示す識別子を付けたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による管理装置及び方法の
幾つかの態様を以下に示す。 (1) 図面と、この図面から得た実行ソフトウェア等
のプログラムとの一致を判別又は相互参照できるように
するために、プログラムと図面の各々に同一の機能であ
ることを示す識別子を付ける。
【0014】(2) 複数の保守ツールを使った並行作
業を容易にするために、実行ソフトウェア等のプログラ
ムと図面を演算分割単位に分割し、演算分割単位ごと
に、識別子を付ける。
【0015】かかる図面とソフトウェアを演算の分割単
位に分割し、演算分割単位毎に同一の機能であることを
示す識別子を各々に付けることとし、これによりその識
別子を図面を自動的にソフトウェアに変換する際に付け
ることで、図面とソフトウェアの一致化を容易にし、ま
た複数の保守ツールで図面の作成または変更する上で有
効である。
【0016】(3) 保守ツールで図面を実行ソフトウ
ェア等のプログラムに変換する際に図面と同一の機能で
あることを示す識別子を付けるようにする。
【0017】(4) 複数の保守ツールで図面の作成ま
たは変更ができるようにするために、図面の分割単位毎
に制御ブロック図面を保管している保守ツールを1台に
限定し、この保守ツールと接続する単数または複数の保
守ツールはこの保守ツールが保管する図面を参照するよ
うにする。
【0018】図面の分割単位毎に制御ブロック図面を保
管する保守ツールを1台に限定し、この保守ツールと接
続する単数または複数の保守ツールはこの保守ツールが
保管する図面を参照できるようにすることとし、これに
より複数の保守ツールで図面を作成または変更できるよ
うにした。
【0019】(5) また、図面の変更後は図面を保管
している保守ツールに再び戻すようにし、また新規に作
成した図面もその保守ツールに入れるようにする。
【0020】また、図面の作成または変更後はその図面
を保管している保守ツールに保管することとし、これに
より最新の図面が図面を保管している保守ツールに存在
するようになり、図面の管理が容易になる。
【0021】(6) いずれか1台の保守ツールがある
分割単位の制御ブロック図面を参照あるいは変更中は、
該当分割単位の図面は、別のツールでは参照あるいは変
更できないものとする。
【0022】いずれか1台の保守ツールがある分割単位
の制御ブロック図面を参照あるいは変更中は、該当分割
単位の図面は別のツールで変更あるいは参照できないも
のとすることとし、これにより一つの図面が多重に存在
することを防げ、図面管理の一元化を図ることができ
る。
【0023】(7) 1台の保守ツールで分割単位の制
御ブロック図面を参照あるいは変更中も該当分割単位の
図面を変更または参照している保守ツールとは別の保守
ツールでも参照だけは可能とするために、その際参照す
る図面は保管しているツールが参照要求時に保管してい
る図面とし、別のツールが該図面の変更をして戻した場
合には、図面を保管しているツールに変更された図面
か、格納されたときに図面が変更されたことを該図面を
参照している別のツールに表示するようにする。
【0024】また、1台の保守ツールで分割単位の制御
ブロック図面を参照あるいは変更中もその保守ツールと
は別のツールで該当図面を参照だけは可能とすることと
し、これにより一つの図面の重複した変更を防げ、図面
管理の一元化を図ることができる。
【0025】(8) 複数の保守ツールで図面の作成ま
たは変更を行なう際、その図面が変更するのに適してい
るかどうかを判別するために、図面を保管している保守
ツール内の図面と、図面を保管している保守ツール内の
図面の複製を内蔵した保守ツール内の複製図面を参照す
る際、各々の図面の演算分割単位の識別子を比較し、不
一致の場合は複製図面を保管している保守ツールから該
当の演算分割単位分の複製図面を廃棄し、図面を保管し
ている保守ツールから該当の演算分割単位分の図面を複
製して参照または変更できるようにする。
【0026】図面を保管している保守ツール内の図面と
図面を保管している保守ツール内の図面の複製を内蔵し
た保守ツール内の複製図面の各々の図面の演算分割単位
の識別子を比較し、不一致の場合は該当の演算分割単位
分の複製図面を廃棄し、図面を保管している保守ツール
から該当の演算分割単位の図面を複製して参照または変
更できるようにすることとし、これにより複数の保守ツ
ールで図面の作成または変更ができ、また、該当図面が
変更するのに適しているかどうかを判別できるようにな
るので、常に最適な図面の変更ができる。
【0027】(9) 図面を実行可能な状態に変換した
実行ソフトウェア等のプログラムを使用している制御装
置が図面を作成または変更する個所とは異なる地点に設
置されている際に、複数の保守ツールで制御装置の保守
を行なうために、また、最新図面の変更を迅速に行なう
ために、図面を保管する保守ツールを図面を作成または
修正する個所の近傍に設置し、他の保守ツールを制御装
置の近傍に設置し、これを通信で接続する。
【0028】図面を実行可能な状態に変換したソフトウ
ェアを使用している制御装置が図面を作成または変更す
る個所と異なる地点に設置されている際に、図面を作成
または変更する個所の近傍に図面を保管する保守ツール
を設置し、他の保守ツールを制御装置の近傍に設置し、
これらを通信で接続することで、図面の一元管理を行な
い、図面変更終了後すぐソフトウェアを制御装置に入れ
ることができることとし、これにより制御装置内のソフ
トウェアと図面の不一致時間が短くなり、また、通信が
切れても図面の作成または変更は継続できる。
【0029】(10) 図面を実行可能な状態に変換し
た実行ソフトウェア等のプログラムを使用している制御
装置が図面を作成または変更する個所とは異なる地点に
設置されている際に、複数の保守ツールで制御装置の保
守を行なうために、また、最新図面の変更を迅速に行な
うために、制御装置内実行ソフトウェア等のプログラム
と図面を同一にするため、図面を保管する保守ツールを
制御装置の近傍に設置し、他の保守ツールを図面を作成
または修正する個所の近傍に設置し、これを通信で接続
した。
【0030】また、上記の際に図面を保管する保守ツー
ルを制御装置の近傍に設置し、他のツールを図面を変更
する個所の近傍に置き、それらの保守ツール間を通信で
結ぶこととし、これにより制御装置が設置されている現
地で特急のソフトウェアの改造が発生した時に迅速に対
応でき、また、通信が切れた時も現地で改造を行なうこ
とができるので、図面と制御装置内のソフトウェアの不
一致時間が最小になる。
【0031】(11) 図面を実行可能な状態に変換し
た実行ソフトウェア等のプログラムを使用している制御
装置が図面を作成または変更する個所とは異なる地点に
設置されている際に、複数の保守ツールで制御装置の保
守を行なうために、また、最新の図面と制御装置内ソフ
トウェアの同一化を迅速にするために、図面を保管する
保守ツールを図面を作成または変更する個所の近傍と制
御装置の近傍の双方に設置し、これを通信で接続し、両
保守ツール間では演算の分割単位毎に図面の識別子を変
更できるようにし、制御装置近傍の保守ツールの識別子
と異なっているもののみ図面を作成または変更する個所
の近傍の保守ツールより制御装置の近傍の保守ツール内
の図面を上書きすることにより実行ソフトウェア等のプ
ログラムの変更を行なうようにした。
【0032】図面を作成または変更する個所の近傍と制
御装置の近傍の双方に図面を保管する保守ツールを設置
し、これらを通信で接続することにより、図面を作成ま
たは変更する個所の近傍に設置した図面を保管する保守
ツール(以下保守ツールAと称する。)ともう一方に設
置した図面を保管する保守ツール(以下保守ツールBと
称する。)の間を通信で接続することとし、これにより
保守ツールAは最新の図面を常に管理し、保守ツールB
は制御装置内のソフトウェアと一致した図面を管理でき
る。また、両保守ツール間では演算の分割単位毎に図面
の識別子を変更できるようにし、識別子が異なっている
もののみ保守ツールAから保守ツールBの図面を上書き
することによりソフトウェアの変更を行なうこととし、
これにより最新図面と制御装置内のソフトウェアの不一
致時間の短縮化と図面の管理が可能となる。さらに、通
信が切れた場合には、保守ツールAの近傍では図面の変
更が継続でき、保守ツールBの近傍では制御装置の監視
を継続でき、作業を中断することなく進めることができ
る。
【0033】本発明の実施の形態を具体的に図面を用い
て説明する。図1は本発明によるシステム構成および保
守ツールの内部構造を示す概略図である。プラント制御
用データを司る制御ネットワーク01にプラント自動制
御を行なう制御装置02およびこの制御装置の保守およ
び管理を行なう保守ツールA03および保守ツールB0
4が接続され、プラントの保守および管理用データを司
るネットワーク07に保守ツールA03、保守ツールC
05、および保守ツールD06が接続されている場合を
考える。制御装置02はプラント(本実施例においては
ポンプ17)の自動制御(制御用のみでなく、制御・演
算用を含む)用ソフトウェアの実行プログラムA20を
有している。
【0034】保守ツールA03では、プラントの更新や
改造等による制御ソフトの変更に伴うレビジョン(番号
等の識別子)を図面のシート単位に付加し、図面から実
行プログラムを生成する際にそのレビジョンを実行プロ
グラムに反映することにより管理している。
【0035】保守ツールA03は、制御装置の保守およ
び管理を行なうために、制御装置02の実行プログラム
A20と同じものを実行プログラムA19として持ち、
また、実行プログラムを生成するための、演算の分割単
位であるシートを複数含む図面データ・ベース(以下本
明細書においてはDBと略記する。)18、図面DB1
8を参照している保守ツール、参照シートを管理する参
照ツール管理DB40を有する。保守ツールB04、保
守ツールC05、および保守ツールD06は保守ツール
A03内にある制御ロジック図面DB18を変更する。
【0036】上記システムのポンプ17の更新に伴い、
シートA(レビジョン0)08やシートB(レビジョン
1)09に回路変更が生じると、保守ツールB04でシ
ートA08の変更を行ない、保守ツールC05でシート
B09の変更を行なう。変更後のシートA08およびシ
ートB09を保守ツールA03の各シート08および0
9に上書き保管する際、シートA08のレビジョンは1
に書き換えられ、シートB09のレビジョンは2に書き
換えられる。制御ロジック図面DB18から実行プログ
ラムA19を生成する際、各シート08〜10のレビジ
ョンと各シート08〜10に対応するループ11〜13
のレビジョンを比較し、不一致であれば不一致のループ
AとループBのプログラムとレビジョンを更新し、変更
のないシートC10に対応するループC13のプログラ
ムとレビジョンは更新しない。この更新した実行プログ
ラムA19を制御装置にローディングするときも、同様
に、各ループ11〜13とそれらに対応するループ14
〜16のレビジョンを比較し、レビジョン不一致のルー
プA14とループB15を書き換え、レビジョンの一致
しているループC16は書き換えずにポンプ更新のソフ
ト変更を終える。
【0037】また、保守ツールD06はシートC10を
参照するのみで回路の変更をしない時は、参照終了後シ
ートC10の上書き保存は行なわず、レビジョンの更新
も行なわない。一方、保守ツールB04でシートA08
(レビジョン0)の変更中、保守ツールD06でシート
A08を参照する際には、保守ツールD06による参照
要求があった時点に保守ツールA03に保管されている
シートA(レビジョン0)を参照する。保守ツールB0
4で変更が終了し、シートA08(レビジョン1)に更
新した際には参照ツール管理DBに登録された保守ツー
ルD06にシートA08に変更があったことを通知し、
ディスプレイ61に表示する。
【0038】図2はソフトウェアの変更フローを示す。
前記図1に示す構成において、制御装置の制御ソフトを
複数の保守ツールで変更し、また、1台のツールがある
シートの回路を変更している時、他のツールではそのシ
ートを表示用に参照することはできるが、変更はできな
い場合を考える。 まず、保守ツールA03内の図面を
保守ツールB04と保守ツールC05で変更する場合を
考える。
【0039】保守ツールB04は、保守ツールの図面一
覧画面において、ソフト変更を行なう制御装置の図面を
選択する(201)。次に、その図面を構成する複数の
シートの中から変更するシートを選択する(202)。
また、その際の操作内容が図面の「変更モード」である
ことをを選択する(203)。こゝで、保守ツールA0
3内のプログラムは参照ツール管理DB40を参照し、
他にそのシートを変更している保守ツールがないことを
認識し(204)、参照ツール管理DB40に選択され
たシート、シートを変更しているツール、変更のモード
を登録する(205)。
【0040】さらに、現在保守ツールB04で変更して
いるシートを保守ツールC05で変更しようとする場合
は、保守ツールA03内のプログラムが参照ツール管理
DB40を参照し、変更中のツールがあると認識し(2
04)、そのシートは変更中であると保守ツールC05
に通知し、画面にそれを表示し、シート選択(202)
に処理を戻す。
【0041】一方、現在保守ツールB04で変更してい
るシート以外を保守ツールC05が変更する時は、保守
ツールB04での処理と同様に、参照ツール管理DB4
0に対象シート、変更保守ツール、変更モードの登録を
行ない(205)、シートの変更を行なう。
【0042】さらに、現在保守ツールB04で変更して
いるシートを保守ツールD06で参照のみを行なう時
は、「参照モード」を選択し(203)、参照シート、
参照ツール、参照モードを参照ツール管理DB40に登
録し、図面DB18に保管されたシートを読み込み、画
面に表示する。
【0043】また、保守ツールB04で変更されたシー
トは保守ツールA03内の図面DB18に戻され、今ま
で図面DB18内に保管していたシートに上書きされ、
シートに付加したレビジョンも更新される(207)。
その際、保守ツールA03のプログラムは参照ツール管
理DB40を参照し、対象のシートを参照している保守
ツールD06を認識し(208)、保守ツールD06に
変更があったことを通知し、表示する(209)。
【0044】さらに、図面から実行プログラムを生成す
る際には、図面DB18内のシート毎に付加されている
レビジョンとシートに対応する実行プログラム19のル
ープのレビジョンを比較し(210)、不一致シートに
対応する実行プログラム19のループを生成し、実行プ
ログラム内の対応するループのプログラムとし、レビジ
ョンを書き換える。
【0045】最後に、制御装置内の実行プログラム20
と保守ツールA04内の実行プログラム19のレビジョ
ンを比較し(212)、実行プログラム20内のレビジ
ョンが不一致のループのプログラムとし、レビジョンを
書き換える(213)ことによりソフトウェアの変更を
行なう。
【0046】図3は参照ツール管理DBの構成を示す図
である。参照ツール管理DB40は図面DB内の演算の
分割単位であるシート番号、制御装置の保守を行なうツ
ール名、およびシートの参照や変更が行なわれているか
どうかを判別するモード320〜322から構成され
る。こゝで、モード1はシートの変更を行なっている状
態を示し、モード2はシートの参照のみを行なっている
状態を示し、0はシートの変更も参照もしていない状態
を示す。
【0047】シートA301には、図面を変更している
ツールB310と図面を参照しているツールD312が
ある。ツールB310の変更が終了すると、モード1が
0になる。その際、図面DBを有する保守ツールのプロ
グラムは図面変更が終了したことを示すモードの変更を
検知し、また、変更が終了したシートを他のツールが参
照しているかをモード2の状態の保守ツールを参照ツー
ル管理DBから検索することで、シートを参照している
保守ツールD312を探し出し、保守ツールD312に
シートの変更があったことを通知する。
【0048】図4は制御装置と図面変更を行なう設計室
が離れているとき、図面DBを有する保守ツールを設計
室に設置した場合のシステム構成を示す。保守ツール4
02〜404は、図面変更を行なうため、図面変更ネッ
トワーク420で図面DB18を有する保守ツール40
1と接続されている。また、保守ツール405は制御ネ
ットワーク423によって制御装置430および431
と接続され、保守ネットワーク422により、制御装置
の監視を行なう保守ツール406と接続される。
【0049】さらに、制御装置側にある保守ツール40
5および406は通信ネットワーク421で設計室内に
設置される保守ツール401と接続され、図面変更終了
後直ちに制御装置にソフトウェアを入れることができ
る。ルータ410と412はデータを判別し、必要なデ
ータのみを各ネットワークに送る装置であり、制御装置
はセンサ470、471、等によりプラントの情報を取
り込み、操作端472、473、等を動かすことにより
プラント440の制御を行なっている。
【0050】通信ネットワーク421が切断された場合
でも、設計室では保守ツール401〜404により図面
変更を継続でき、また、制御装置側の保守ツール405
および406は制御装置の監視を行なうことができる。
【0051】図5は制御装置と図面変更を行なう設計室
が離れているとき、図面DBを有する保守ツールを制御
装置側に設置した場合のシステム構成を示す。保守ツー
ル402〜404は、図面DBを有する保守ツール40
1と、保守ネットワーク422、ルータ412、通信ネ
ットワーク421、ルータ410、および図面変更ネッ
トワーク420により接続されることで、保守ツール4
01内の図面DBから変更したいシートを複製して図面
変更を行なう。また、保守ツール401および405は
制御装置の監視および保守を行なう。
【0052】図5に示す構成の時に通信ネットワーク4
21が切断されたとき、保守ツール401および405
は制御装置の監視を継続でき、また急ぎのソフトウェア
変更が生じた場合にも、保守ツール401内の図面DB
を参照することで図面を変更することができる。
【0053】図6は、制御装置と図面の作成および変更
を行なう設計室が離れているとき、図面DBを有する保
守ツールを制御装置側と設計室の双方に設置した場合の
システム構成を示す。制御装置のソフトウェアと同一の
図面と実行プログラムを持つ保守ツール604と制御装
置620および621は制御ネットワーク613で接続
され、制御装置の監視を行なう保守ツール605は保守
ネットワークで保守ツール604と接続される。
【0054】一方、図面を作成または変更する保守ツー
ル602および603は、最新の図面を有する保守ツー
ル601と図面変更ネットワーク610で接続され、設
計室の保守ツール601〜603と制御装置側の保守ツ
ール604および605は、ルータ630、通信ネット
ワーク611およびルータ631で接続される。
【0055】図面を変更または作成するときは、保守ツ
ール601内の図面DB内のシートを複製して図面を変
更し、変更終了後は複製したシートのレビジョンも更新
して、図面DB620に戻す。この変更したシートと、
保守ツール604内の図面DB621内のそのシートに
対応するシートのレビジョンを比較して、不一致である
場合は図面DB621のシートのプログラムとレビジョ
ンを書き換える。
【0056】通信ネットワーク611が切断されたとき
も、設計室内の保守ツールでは、図面変更を継続でき、
制御装置側の保守ツールでは制御装置の監視を行なうこ
とができる。
【0057】
【発明の効果】制御装置の機能をブロックの組合せで記
述する図面と、そこから生成されるソフトウェアの演算
分割単位の各々に同一の機能を有することを示す識別子
を付加し、単位毎に図面とソフトウェアの一致化を行な
うことによって、図面とソフトウェアの一致化が図れ、
作業時間を短縮できる。
【0058】図面を管理している保守ツールを限定し、
他の保守ツールで図面の変更の際は図面管理保守ツール
内の図面を演算分割単位に参照または複製し、変更後図
面管理保守ツール内に変更した図面を戻し、また、変更
中は該当の単位図面を別の保守ツールで変更できないよ
うにすることで、複数の保守ツールで図面を変更する際
の変更図面の重複を避けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステム構成および保守ツールの
内部構造を示す概略図である。
【図2】図1に示す構成におけるソフトウェアの変更フ
ローを示す図である。
【図3】図1に示す構成における参照ツール管理データ
・ベースの構成を示す図である。
【図4】制御装置と図面変更を行なう設計室が離れてい
るとき、図面DBを有する保守ツールを設計室に設置し
た場合のシステム構成を示す図である。
【図5】制御装置と図面変更を行なう設計室が離れてい
るとき、図面DBを有する保守ツールを制御装置側に設
置した場合のシステム構成を示す図である。
【図6】制御装置と図面の作成および変更を行なう設計
室が離れているとき、図面DBを有する保守ツールを制
御装置側と設計室の双方に設置した場合のシステム構成
を示す図である。
【符号の説明】
01 制御ネットワーク 02 制御装置 03,04,05,06 保守ツール 07 ネットワーク 08,09,10 シート 11,12,13,14,15,16 ループ 17 ポンプ 18 図面データ・ベース 19,20 実行プログラム 40 参照ツール管理データ・ベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 丸山 良雄 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 木村 亨 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントを制御するための演算機能を図
    示した図面に基づいて、プラントを制御するプログラム
    を作成(及び/又は変更)する保守管理装置において、 前記図面を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された図面をプログラムに変
    換し、且つ前記記憶された図面と変換されたプログラム
    の前記図面に対応する部分との各々に、同一の識別子を
    付加する変換手段と、 前記変換されたプログラムを記憶する第2の記憶手段
    と、 前記第2の記憶手段に記憶されたプログラムに基づい
    て、前記プラントを制御するプログラムを作成(及び/
    又は変更)する作成/変更手段とを有することを特徴と
    する保守管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保守管理装置におい
    て、 前記記憶された図面の制御機能の一部又は全部を変更し
    て、前記記憶された図面を更新し、且つ更新された図面
    に、更新したことを示す更新識別子を付加する更新手段
    を有することを特徴とする保守管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の保守管理装置におい
    て、 前記記憶された図面を複製する複製手段と、 前記記憶された図面の前記識別子と、前記複製手段に複
    製された図面の前記識別子とが、同一であることを識別
    する識別手段とを有することを特徴とする保守管理装
    置。
  4. 【請求項4】 プラントを制御するための演算機能を図
    示した図面に基づいて、プラントを制御するプログラム
    を作成(及び/又は変更)する保守管理装置において、 前記図面を記憶する第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶された図面をプログラムに変
    換する変換手段と、 前記変換手段に変換されたプログラムに基づいて、前記
    プラントを制御するプログラムを作成(及び/又は変
    更)する作成/変更手段とを有する第1の保守ツール
    と、 前記記憶された図面を複製する複製手段と、前記複製手
    段に複製された図面の制御機能の一部又は全部を変更し
    て、前記複製された図面を更新する更新手段とを有する
    第2の保守ツールと、 前記第1の保守ツールと、前記第2の保守ツールとを接
    続する接続手段とを有することを特徴とする保守管理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の保守管理装置におい
    て、 前記代2の保守ツールは、前記更新手段に更新された図
    面に、更新したことを示す更新識別子を付加する付加手
    段を有することを特徴とする保守管理装置。
  6. 【請求項6】 プラントを制御するための演算機能を図
    示した図面に基づいて、プラントを制御するプログラム
    を作成(及び/又は変更)する保守管理方法において、 前記図面を記憶し、 記憶された図面をプログラムに変換すると共に、前記記
    憶された図面と変換されたプログラムの前記図面に対応
    する部分との各々に、同一の識別子を付加し、 前記変換されたプログラムを記憶し、 記憶されたプログラムに基づいて、前記プラントを制御
    するプログラムを作成(及び/又は変更)することを特
    徴とする保守管理方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の保守管理方法におい
    て、 前記記憶された図面を複製し、 複製された図面の制御機能の一部又は全部を変更して、
    前記複製された図面を更新すると共に、更新された図面
    に、更新したことを示す更新識別子を付加することを特
    徴とする保守管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の保守管理方法におい
    て、 前記更新された図面を前記プログラムに変換し、 前記記憶されたプログラムの内、前記更新された図面に
    付加された前記識別子と同一の前記識別子を有する部分
    のみを、前記更新された図面を変換したプログラムに書
    き換え、 前記プラントを制御するプログラムの内、前記記憶され
    たプログラムに付加された前記識別子と同一の前記識別
    子を有し、且つ前記記憶されたプログラムに付加された
    前記更新識別子と異なる前記更新識別子を有する部分の
    みを、前記更新された図面を変換したプログラムに書き
    換える事を特徴とする保守管理方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7107295B2 (en) 2001-11-16 2006-09-12 Hitachi, Ltd. System and method for document management and synchronization
WO2015136970A1 (ja) * 2014-03-14 2015-09-17 オムロン株式会社 制御装置及び制御システム
US10599119B2 (en) 2016-11-29 2020-03-24 Fanuc Corporation Ladder-program managing device

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