JP3681859B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばイーサネット(ethernet)、ファイバディストリビューテッドデータインタフェース(FDDI)、トークンリング(Tokenring )等を含むLAN(Local Area Network)のMAC(Media Access Control)アドレス管理を行う情報処理装置に関する。
【0002】
特に本発明では、LAN制御装置内の不揮発性メモリ(ROM)に装置固有のMACアドレス(MACグローバルアドレス)を保持している情報処理装置において、LAN制御装置の故障等によるハードウェア交換時のMACアドレス管理を十分に行うことが可能な情報処理装置に関する。
【0003】
【従来の技術】
以下、図面に基づいて従来例を説明する。
§1:システムの説明
図5は従来のシステム構成例である。このシステムはクライアント/サーバシステムを構成しており、1台のサーバ装置1が、複数のネットワーク3を介してそれぞれ複数のクライアント端末2と接続されている。この場合、前記ネットワーク3はそれぞれ異なるLAN(Local Area Network)を構成しており、各LANのネットワーク3にそれぞれ複数のクライアント端末2が接続されている。
【0004】
また、サーバ装置1には前記複数のネットワーク3に対応して設けられた複数のLAN制御装置4が設けてあり、このLAN制御装置4の制御により前記複数のクライアント端末2と通信を行うように構成されている。例えば、#1のLAN制御装置4は#1のネットワーク3に接続され、#2のLAN制御装置4は#2のネットワーク3に接続され、#NのLAN制御装置4は#Nのネットワーク3に接続され、各ネットワーク毎に伝送制御を行う。
【0005】
なお、前記LAN制御装置4は、例えば、LANアダプタ、或いはLANカードと呼ばれるもので構成され、サーバ装置1に対して着脱可能に実装してある。そして、前記LAN制御装置4の故障時には、故障したLAN制御装置4のみを取り外して新しいLAN制御装置4と交換できるようになっている。
【0006】
§2:サーバ装置の説明・・・図6参照
図6は従来例におけるシステム導入時の装置説明図である。前記システムに使用されているサーバ装置1は、例えば、図6に示したような構成の情報処理装置(サーバ用のコンピュータ)で構成されている。以下、この情報処理装置について説明する。
【0007】
図6に示したように、情報処理装置5には中央処理装置(以下「CPU」と記す)6、記憶装置7を設けると共に、ディスプレイ(表示装置)8、キーボード9等が接続されている。また、前記情報処理装置5には複数のLAN制御装置4が着脱可能に実装されている。そして、前記各LAN制御装置4には、それぞれLANの制御を行うLAN制御部(LAN制御用の集積回路)11と、MACアドレス等を格納するためのROM(読み出し専用の不揮発性メモリ)12が設けてある。
【0008】
前記MACアドレス(Media Access Control Address)は、ローカルエリアネットワーク(LAN)のMAC副層で用いられる局、或いはノードを示すアドレスである。また、前記MACアドレスには、MACグローバルアドレス(Media Access Control Globally Administered Address)、MACローカルアドレス(Media Access Control Locally Administered Address )がある。
【0009】
前記MACグローバルアドレスは、ISOからの委託を受けたIEEE及び各LAN製品のメーカが管理して全世界で一意性を保証するMACアドレスである。また、前記MACローカルアドレスは、LANのシステム毎に、そのシステム管理者がそのシステム内部での一意性を保証するMACアドレスである。なお、以下の説明では、前記MACグローバルアドレスを使用する場合について説明する。
【0010】
システムの導入時に、各LAN制御装置4のROM12内に、LANのMACグローバルアドレスを格納しておく。例えば、#1のLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「AAAAAAAAAAAA」を格納し、#2のLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「BBBBBBBBBBBB」を格納し、以下、同様にして#NのLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「CCCCCCCCCCCC」を格納しておく。
【0011】
そして、前記各LAN制御装置4はCPU6の指示に基づき、それぞれ接続されたネットワーク3の制御を行い、相手のクライアント端末2とデータ通信を行うが、この場合、LAN制御部11がROM12に格納されているMACグローバルアドレスを読み出してネットワークの伝送制御を行う。
【0012】
§3:LAN制御装置4の交換時の説明・・・図6、図7参照
図7は従来例におけるLAN制御装置交換後の装置説明図である。前記のようにシステム導入時には図6に示したようにLAN制御装置4内のROM12にMACグローバルアドレスを格納しておき、このMACグローバルアドレスを使用して通信を行うが、その後、何らかの原因によりLAN制御装置4が故障することがある。このような場合、故障したLAN制御装置4を情報処理装置5から取り外し、新しいLAN制御装置4と交換する。
【0013】
例えば、図6に示したように、#1のLAN制御装置4のROM12にMACグローバルアドレス「AAAAAAAAAAAA」を格納し、#2のLAN制御装置4のROM12にMACグローバルアドレス「BBBBBBBBBBBB」を格納し、以下、同様にして#NのLAN制御装置4のROM12にMACグローバルアドレス「CCCCCCCCCCCC」を格納しておく。
【0014】
この状態で、#1のLAN制御装置4が故障し、新しいLAN制御装置4と交換したとする。この場合、#1のLAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスも交換されたLAN制御装置4の値に変更されてしまう。この例では交換されたLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「aaaaaaaaaaaa」が格納されており、交換前のMACグローバルアドレスと異なるものとなってしまう。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のものにおいては、次のような課題があった。
(1) :前記のように、LANのMACグローバルアドレスをROMによりLAN制御装置内で固定値として保持しているシステムでは、LAN制御装置の故障時に、MACグローバルアドレスも交換されたLAN制御装置の値に変更されてしまう。
【0016】
従来、このようにLAN制御装置内の不揮発性メモリ(ROM等)が交換不可能なシステムで、かつ、MACアドレス値により相手装置を特定している通信制御プロトコルを使用するシステム処理系の情報処理装置では、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が必要であった。
【0017】
これは、近年、多く見られるサーバ/クライアント型で構成されたネットワークシステムにおいて、多数のクライアント端末を接続するサーバ側のLAN制御装置の故障時は、全クライアント側のネットワーク定義のサーバ側MACグローバルアドレスの変更が必要となり、設定変更に膨大な時間や工数がかかる、という課題があった。
【0018】
(2) :前記従来例で説明したシステムでは、1台のサーバ装置にネットワークを介して多数のクライアント端末が接続されているが、1つのネットワークに100台、或いはそれ以上のクライアント端末が接続されることもある。このような場合、例えば、#1のLAN制御装置が故障して、別のLAN制御装置に交換されたとすると、#1のLAN制御装置のROMに格納されているMACグローバルアドレスも変更されてしまうため、100台、或いはそれ以上の数のクライアント端末に対し、MACグローバルアドレスの設定変更処理を行う必要が生じる。このため、設定変更に膨大な時間や工数がかかる、という課題があった。
【0019】
本発明はこのような従来の課題を解決し、オペレータ等による最低限の操作で、LAN制御装置等の通信制御装置の故障時に、交換前の通信制御装置のアドレスと同一のアドレスでネットワーク運用することを可能にし、LAN制御装置等の通信制御装置交換時のネットワーク再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にすることを目的とする。
【0020】
また本発明は、LAN制御装置等の通信制御装置の故障時に十分なアドレス管理を十分行うことで、交換後の通信制御装置に格納されているアドレスをも選択可能にし、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようにすることを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図である。本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
(1) :少なくとも記憶手段(記憶装置7)と、通信ネットワーク(LAN等)の伝送制御を行う通信制御装置(例えば、#1、#2・・・#Nからなる複数のLAN制御装置4)を備え、前記通信制御装置には、通信ネットワークを介して相手装置とデータ通信を行うために必要な自装置のアドレス(MACグローバルアドレス)を格納したアドレス格納手段(例えば、ROM12)を有する情報処理装置において、前記通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレス(例えば、AAAAAAAAAAAA、BBBBBBBBBBBB・・・CCCCCCCCCCCCの各MACグローバルアドレス)を通信制御装置の識別情報(例えば、#1、#2・・・#N)と対応付けて前記記憶手段のアドレスリストに格納しておき、前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較し、両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内、いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)として使用可能に設定するアドレス管理手段(CPU6の一部)を備えている。
【0022】
(2) :前記(1) の情報処理装置において、前記アドレスリストには、該アドレスリストに格納されたアドレスと、前記通信制御装置内のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較して両者が不一致となった場合の動作モードを決めるための動作モード情報(例えば、C1、C2・・・C3)が、前記識別情報と対応させて格納されており、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった場合に、前記アドレスリストに格納された動作モード情報に従った動作モードでアドレス設定を行う機能を備えている。
【0023】
(3) :前記(2) の情報処理装置において、前記アドレスリストに格納した動作モード情報は、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報と、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報と、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報を含んでいる。
【0024】
(4) :前記(3) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件にアドレスリストのアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスを設定変更せずにそのままとする機能を備えている。
【0025】
(5) :前記(3) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える機能を備えている。
【0026】
(6) :前記(3) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報であれば、オペレータにアドレス選択情報を提示してアドレスを選択させ、選択されたアドレスを自装置のアドレスとして使用可能に設定する機能を備えている。
【0027】
(7) :前記(6) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、オペレータが、アドレスリストに格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの動作モード情報を、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報に書き換える機能を備えている。
【0028】
(8) :前記(6) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、オペレータが、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える機能を備えている。
【0029】
(9) :通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレスを通信制御装置の識別情報と対応付けて前記記憶手段のアドレスリストに格納しておき、前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較し、両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内、いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定するアドレス管理手段の機能を実現するためのプログラムを格納した記憶媒体。
【0030】
(作用)
前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づいて説明する。
(a) :前記(1) の作用
前記アドレス管理手段(CPU6の一部)は、例えば、情報処理装置のシステム導入時に、通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレス(例えば、AAAAAAAAAAAA、BBBBBBBBBBBB・・・CCCCCCCCCCCC等のMACグローバルアドレス)を通信制御装置の識別情報(例えば、#1、#2・・・#N)と対応付けて記憶手段(記憶装置7)のアドレスリストに格納しておく。
【0031】
その後、アドレス管理手段(CPU6の一部)は、例えば、情報処理装置のシステム起動時に前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較する。その結果両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定する。
【0032】
従って、通信制御装置の故障時の交換により通信制御装置側のアドレスが変更になった場合、前記アドレスリストのアドレスを選択すれば、交換前の通信制御装置(LAN制御装置等)のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。その結果、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手アドレスの変更が不要であるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワーク再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる。
【0033】
(b) :前記(2) の作用
前記(1) の情報処理装置において、前記アドレスリストには、該アドレスリストに格納されたアドレスと、前記通信制御装置内のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較して両者が不一致となった場合の動作モードを決めるための動作モード情報(C1、C2・・・C3)が、前記識別情報(#1、#2・・・#N)と対応させて格納されており、アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった場合に、前記アドレスリストに格納された動作モード情報に従った動作モードでアドレス設定を行う。
【0034】
このようにすれば、前記アドレス比較により両者が不一致となった場合に、前記動作モード情報に従って、簡単、かつ自動的にアドレスの設定処理を行うことができる。
【0035】
(c) :前記(3) の作用
前記(2) の情報処理装置において、前記アドレスリストに格納した動作モード情報は、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報と、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報と、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報を含んでいる。
【0036】
このような動作モード情報を使用することで、前記アドレス比較で両者が不一致となった場合に使用するアドレスを任意に選択して設定することができる。従って、アドレス管理を十分に行うことができ、様々なシステムやユーザ等の要望等に対応できる。
【0037】
(d) :前記(4) の作用
前記(3) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件にアドレスリストのアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスを設定変更せずにそのままとする。
【0038】
このようにすれば、通信制御装置(LAN制御装置等)の故障時に、交換前の通信制御装置のアドレスと同一のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)でネットワーク運用することが可能になる。その結果、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手アドレスの変更が不要であるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワーク再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる。
【0039】
(e) :前記(5) の作用
前記(3) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える。
【0040】
このようにすれば、交換後の通信制御装置のアドレスを使用することも可能になる。例えば、相手装置の数が少なく、アドレスの変更処理が簡単なシステムでは交換後の通信制御装置のアドレスを選択する方が都合の良い場合もあるし、また、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手アドレスの変更が済んだ後での装置運用時等に簡単に対応可能である。このように、交換後の通信制御装置に格納されているアドレスをも選択可能にすることで、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようになる。
【0041】
(f) :前記(6) の作用
前記(3) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報であれば、オペレータにアドレス選択情報を提示してアドレスを選択させ、選択されたアドレスを自装置のアドレスとして使用可能に設定する。
【0042】
このようにすれば、オペレータ等による最低限の操作で、通信制御装置の故障時に、その後使用するアドレスを設定し、そのアドレスでネットワーク運用することが可能となる。
【0043】
(g) :前記(7) の作用
前記(6) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、オペレータがアドレスリストに格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの動作モード情報を、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報に書き換える。
【0044】
このようにすれば、その後の処理で前記動作モード情報に基づいて交換前の通信制御装置(LAN制御装置等)のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。その結果、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が不要であるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワーク再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる。
【0045】
(h) :前記(8) の作用
前記(6) の情報処理装置において、前記アドレス管理手段は、オペレータが通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える。
【0046】
このようにすれば、交換後の通信制御装置のアドレスを使用することも可能になる。例えば、相手装置の数が少なく、アドレスの変更処理が簡単なシステムでは交換後の通信制御装置のアドレスを選択する方が都合の良い場合もあるし、また、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が済んだ後での装置運用時等に簡単に対応可能である。このように、交換後の通信制御装置に格納されているアドレスをも選択可能にすることで、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようになる。
【0047】
(i) :前記(9) の作用
CPU6が前記記憶媒体に格納したプログラムを読み出し、実行することで、前記アドレス管理手段の機能を実現する。この場合、アドレス管理手段は通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレスを通信制御装置の識別情報と対応付けて前記記憶手段のアドレスリストに格納しておく。その後、前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較し、両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内、いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定する。
【0048】
従って、通信制御装置の故障時の交換により通信制御装置側のアドレスが変更になった場合、前記アドレスリストのアドレスを選択すれば、交換前の通信制御装置(LAN制御装置等)のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。その結果、相手装置のアドレス変更処理は不要であるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワークの再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる。
【0049】
【発明の実施の形態】
以下、発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の説明では、LANに接続された情報処理装置がMACグローバルアドレスを使用してネットワーク制御を行う例について説明する。
【0050】
§1:情報処理装置の構成の説明・・・図2参照
図2はシステム導入時の装置説明図である。図2に示した情報処理装置は、前記従来例で説明したシステムのサーバ装置1として使用される情報処理装置の1例であり、以下、この情報処理装置について説明する。
【0051】
図2に示したように、情報処理装置5には、少なくともCPU(中央処理装置)6と記憶装置7等を設けると共に、ディスプレイ(表示装置)8、キーボード9等を接続する。なお、情報処理装置5には、磁気ディスク装置(ハードディスク装置)、フレキシブルディスクドライブ(フロッピィディスクドライブ)、光磁気ディスク装置等が設けてある(図示省略)。
【0052】
また、前記情報処理装置5には複数のLAN制御装置4が着脱可能に実装されている。各LAN制御装置4にはそれぞれLANの制御を行うLAN制御部11と、MACアドレス等を格納するための不揮発性メモリとしてROM12が設けてある。
【0053】
更に、LAN制御部11内には、例えばRAMが設けてあり、このRAMにLAN制御に必要なプログラム、或いは各種データ、パラメータ等が格納されている。前記RAMに格納するプログラムやデータ、パラメータ等はCPU6が、例えば情報処理装置のシステム立ち上げ時に格納する。以後、LAN制御部11は前記RAMのプログラムを実行することでLANの制御を行う。
【0054】
前記LAN制御装置4は、例えば、LANアダプタ、或いはLANカードと呼ばれるもので構成され、情報処理装置5に対して着脱可能に実装されている。そして、LAN制御装置4の故障時には、故障したLAN制御装置4を取り外して新しいLAN制御装置4と交換できるようになっている。前記LAN制御部11はCPU6の指示に基づいてLANの制御(ネットワーク制御)を行うものである。
【0055】
各LAN制御装置4のROM12内には、予めLANのMACグローバルアドレスを格納しておく。例えば、#1のLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「AAAAAAAAAAAA」を格納し、#2のLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「BBBBBBBBBBBB」を格納し、以下、同様にして#NのLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「CCCCCCCCCCCC」を格納しておく。このように、LAN制御装置4のROM12にMACグローバルアドレスを格納した状態で、該LAN制御装置4を情報処理装置に実装しておく。
【0056】
また、前記記憶装置7は、例えば、EEPROM等の電気的に書き込み可能な不揮発性メモリ、バッテリバックアップにより不揮発化したRAM、その他書き込み可能に不揮発性メモリで構成する。また、前記記憶装置7を揮発性のメモリ(RAM)で構成することもできるが、この場合には磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置等に情報を格納しておき、情報処理装置のシステム起動時に、磁気ディスク装置、光磁気ディスク装置等に格納してある情報を読み出し、前記揮発性のメモリへ格納する。
【0057】
前記のように記憶装置7は不揮発化した状態で情報を保持できるものならば、任意の記憶手段で実現可能であり、以下の説明では前記記憶装置7は任意にデータのリード/ライトができるものとして説明する。
【0058】
また、前記記憶装置7には前記各LAN制御装置4に対応した情報を格納するためのアドレスリストを格納する領域が設けてある。このアドレスリストの領域は▲1▼、▲2▼、▲3▼の3つの領域に区切られていて、▲1▼の領域は、実装されるLAN制御装置4に対応する識別情報の格納領域として使用し、▲2▼の領域は、対応するLAN制御装置4で使用するMACアドレス格納領域として使用し、▲3▼の領域は、対応するLAN制御装置4の所有するMACアドレスと不一致を検出した際の動作モード情報を設定する領域として使用する。
【0059】
この例では、前記▲3▼の領域に設定する動作モード情報として、C1、C2、C3(C3は図示省略してある)の情報を設定するが、これらの情報の内容は次の通りである。すなわち、C1は、どちらを使用するかを選択する動作を示す旨の情報であり、C2は、無条件にアドレスリストのMACグローバルアドレスを使用することを示す旨の情報であり、C3は、無条件にLAN制御装置4のMACグローバルアドレスを使用することを示す旨の情報である。なお、前記アドレスリストの▲1▼、▲2▼、▲3▼の領域の情報は、ディスプレイ8、キーボード等のオペレータ操作等により任意に書き換えできるものである。なお、以下に説明する情報処理装置5内のアドレス管理の各処理は、CPU6がプログラムを実行することで行う。
【0060】
§2:システム導入時の処理説明
前記のように、各LAN制御装置4のROM12内には、予めLANのMACグローバルアドレスを格納してある。この場合、#1のLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「AAAAAAAAAAAA」を格納し、#2のLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「BBBBBBBBBBBB」を格納し、以下、同様にして#NのLAN制御装置4のROM12にはMACグローバルアドレス「CCCCCCCCCCCC」を格納してあるものとする。
【0061】
また、前記記憶装置7には前記各LAN制御装置4に対応した情報を格納するためのアドレスリストを格納する領域が設けてあり、前記アドレスリストの▲1▼の領域は、実装されるLAN制御装置4に対応する識別情報の格納領域として使用し、▲2▼の領域は、対応するLAN制御装置4で使用するMACアドレス格納領域として使用し、▲3▼の領域は、対応するLAN制御装置4の所有するMACグローバルアドレスと不一致を検出した際の動作モード情報を設定する領域として使用するようになっている。
【0062】
そこでシステム導入時には、記憶装置7内のアドレスリストの▲1▼、▲2▼、▲3▼の領域に次のようにして情報を格納しておくが、前記▲1▼の領域と▲2▼の領域には、係員、或いはオペレータ操作により情報を格納(人手により格納)するか、或いはCPU6が自動的に情報を格納する。
【0063】
前記のようにしてCPU6が自動的に前記情報を格納する場合、CPU6は、実行するプログラム中に埋め込まれた情報を使用して前記情報を格納するか、任意の記憶手段(磁気ディスク等)の或る領域に設定された情報を読み出して前記情報を格納するか、LAN制御装置4から読み取った前記情報を使用して格納するか、その他の方法を組み合わせて前記情報を格納するか、のいずれかの方法で前記情報を格納する。
【0064】
具体的には次の通りである。CPU6はシステム導入時に起動されると、前記アドレスリストの▲1▼の領域に、実装されたLAN制御装置4に対応する識別情報を格納し、▲2▼の領域に、LAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスを読み出して格納し、▲3▼の領域に、対応するLAN制御装置4の所有するMACグローバルアドレスと不一致を検出した際の動作モード情報を格納する。なお、前記▲3▼の情報はオペレータ等により任意に書き換え可能である。
【0065】
この例では、アドレスリストの▲1▼の領域には、#1(#1のLAN制御装置4に対応する識別情報)、#2(#2のLAN制御装置4に対応する識別情報)・・・#N(#NのLAN制御装置4に対応する識別情報)を格納する。また、▲2▼の領域には、MACグローバルアドレスとして、「AAAAAAAAAAAA」、「BBBBBBBBBBBB」・・・「CCCCCCCCCCCC」を格納する。更に、▲3▼の領域には、動作モード情報としてC1、C1・・・C1を格納する。
【0066】
このようにして、記憶装置7のアドレスリストには、図示のような情報が格納される。このアドレスリストによれば、識別情報=#1のMACグローバルアドレスは「AAAAAAAAAAAA」であり、MACグローバルアドレス不一致の場合の動作モード情報はC1である。また、識別情報=#2のMACグローバルアドレスは「BBBBBBBBBBBB」であり、MACグローバルアドレス不一致の場合の動作モード情報はC1である。更に、識別情報=#NのMACグローバルアドレスは「CCCCCCCCCCCC」であり、MACグローバルアドレス不一致の場合の動作モード情報はC1である。
【0067】
§3:システム起動時、及びLAN制御装置交換後の処理説明・・・図2、図3参照
図3はLAN制御装置交換後の装置説明図である。図3は#1のLAN制御装置4が何らかの原因で故障したことにより、故障したLAN制御装置4と同一の機能を有する新しいLAN制御装置4に交換した場合の状態を示している。この場合、LAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスは、交換後のLAN制御装置4に予め設定されていた「aaaaaaaaaaaa」に変更されている。なお、他のLAN制御装置4は正常動作が可能であり、図2に示したシステム導入時のままである。以下、図2、図3に基づいて、システム起動時の処理、及びLAN制御装置交換後の処理を説明する。
【0068】
情報処理装置のシステム起動時、CPU6は、先ずLAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスを読み出し、記憶装置7のアドレスリストの▲2▼の領域に格納されているMACグローバルアドレスと比較する。その結果、両者が一致すればLAN制御装置4は正常な状態であると判断し、CPU6は前記起動処理を続行する。すなわち、前記のようにしてアドレス比較を行い、両者が一致した場合は、そのMACグローバルアドレスを用いてシステム起動処理及び装置運用ができるので、CPU6はそのまま起動処理を続行し、装置運用を行う。
【0069】
しかし、いずれかのLAN制御装置4が何らかの原因により故障したことにより、故障したLAN制御装置4と同一機能を有する別のLAN制御装置4に交換された場合、LAN制御装置4の有するROM12のMACグローバルアドレスを読み出し、記憶装置7内のアドレスリストに格納されているMACグローバルアドレスと比較した際、不一致となるため、前記アドレスリストの▲3▼の領域に設定されている不一致時の動作モード情報に従って次のように処理を行う。
【0070】
(1) :動作モード情報がC3に設定されていた場合の処理
前記のようにMACグローバルアドレスの不一致が発生し、該当する▲3▼の領域に動作モード情報C3が格納されていたら、無条件にLAN制御装置4のMACグローバルアドレスを使用する。このため、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲2▼の領域に格納されているMACグローバルアドレスを、LAN制御装置4のROM12から読み出したMACグローバルアドレスで書き換える(該当する識別情報のアドレスを書き換える)。
【0071】
例えば、#1のLAN制御装置4が故障により交換され、交換後のLAN制御装置4のROM12に、「MACグローバルアドレス「aaaaaaaaaaaa」が格納されているとする。この場合、前記「MACグローバルアドレス「aaaaaaaaaaaa」を読み出して、アドレスリストの#1の識別情報に対応するMACグローバルアドレスを書き換える。このようにすれば、アドレスリストの#1の識別情報に対応したMACグローバルアドレスが前記MACグローバルアドレス「aaaaaaaaaaaa」となる。
【0072】
このようにすれば、交換後のLAN制御装置4に格納されているMACグローバルアドレスを使用可能になる。例えば、相手装置の数が少なく、アドレスの変更処理が簡単なシステムでは交換後のLAN制御装置4のMACグローバルアドレスを選択する方が都合の良い場合もあるし、また、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が済んだ後での装置運用時等に簡単に対応可能である。このように、交換後のLAN制御装置4に格納されているMACグローバルアドレスをも選択可能にすることで、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようになる。
【0073】
(2) :動作モード情報がC2に設定されていた場合の処理
前記のようにMACグローバルアドレスの不一致が発生し、該当する▲3▼の領域に動作モード情報C2が格納されていたら、無条件に記憶装置7のアドレスリストに格納されているMACグローバルアドレスを使用する。このためCPU6は、記憶装置7のアドレスリストの内容を変更せずに、そのまま起動処理を続行し、運用する。
【0074】
(3) :動作モード情報がC1に設定されていた場合の処理
前記のようにMACグローバルアドレスの不一致が発生し、該当する▲3▼の領域に動作モード情報C1が設定されていたら、記憶装置7のアドレスリストのMACグローバルアドレスを使用するか、LAN制御装置4のMACグローバルアドレスを使用するかをオペレータに選択させる。
【0075】
このため、CPU6は、MACグローバルアドレスの不一致を検出した旨の情報をディスプレイ8へ送り、画面上に表示する。これにより、MACグローバルアドレスの不一致を検出したことをオペレータに知らせる。その後、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストのMACグローバルアドレスを使用するか、LAN制御装置4のMACグローバルアドレスを使用するかをオペレータに選択させるためのアドレス選択情報をディスプレイ8の画面に表示し、オペレータに選択させる。
【0076】
前記のようにしてディスプレイ8の画面に表示したアドレス選択情報により、オペレータがキーボード9の操作、或いはマウス(図示省略)の操作で画面上からアドレス情報を入力すると、その情報をCPU6が検出し、次のように処理を行う。
【0077】
(a) :オペレータが、記憶装置7のアドレスリストに格納されているMACグローバルアドレスを選択した場合、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲3▼の領域に、動作モード情報C2を設定する。このようにすれば、その後の処理では、CPU6は記憶装置7のアドレスリストに格納されているMACグローバルアドレスを選択するようになる。
【0078】
(b) :オペレータが、LAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスを選択した場合、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲2▼の領域に格納されているMACグローバルアドレスを、LAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスを読み出して書き換える(該当する識別情報のMACグローバルアドレスを書き換える)。
【0079】
このようにすれば、次回のシステム起動時に行うアドレス比較(例えば、次回のシステム起動時)では両者が一致するから、交換後の通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスで装置運用を行うことができる。例えば、相手装置の数が少なく、アドレスの変更処理が簡単なシステムでは交換後の通信制御装置のアドレスを選択する方が都合の良い場合もあるし、また、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が済んだ後での装置運用時等に簡単に対応可能である。このように、交換後の通信制御装置に格納されているアドレスをも選択可能にすることで、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようになる。
【0080】
§4:フローチャートによるシステム起動時の処理説明・・・図4参照
図4はシステム起動時のCPUの処理フローチャートである。以下、図4の処理フローチャートに基づいて、前記情報処理装置におけるシステム起動時の処理を説明する。なお、S1〜S9は各処理ステップを示す。また、以下に説明する処理はCPU6がプログラムを実行することで行う処理である。
【0081】
前記情報処理装置のシステム起動時に、CPU6は、先ずLAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスと、記憶装置7のアドレスリストの▲2▼の領域に格納されているMACグローバルアドレスを読み出して比較する(S1)。その結果、両者が一致すれば(S2)、そのまま起動処理を続行し、運用する。
【0082】
しかし、前記アドレス比較の結果、両者が不一致となった場合(S2)、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲3▼の領域に設定されている動作モード情報を読み出して判断する(S3)。その結果、前記動作モード情報がC2、或いはC3に設定されていたら、次のように処理を行う。
【0083】
すなわち、前記動作モード情報がC2であった場合は、無条件にアドレスリストのMACグローバルアドレスを使用するため、アドレス変更することなく、そのまま起動処理を続行し、運用する。また、前記動作モード情報がC3であった場合には(S8)、無条件にLAN制御装置4のMACグローバルアドレスを使用するため、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲2▼の領域に格納されているMACグローバルアドレスを、LAN制御装置4のROM12から読み出したMACグローバルアドレスで書き換える(S9)。その後、起動処理を続行し、運用する。但し、この場合、相手装置のMACグローバルアドレス変更処理が済んでいる必要がある。
【0084】
しかし、前記S3の処理において、動作モード情報がC1に設定されていたら、動作モード情報を選択する必要があるため、CPU6は、MACグローバルアドレスの不一致を検出した旨の情報をディスプレイ8へ送り、画面上に表示する。これにより、MACグローバルアドレスの不一致を検出したことをオペレータに知らせる。
【0085】
その後、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストのMACグローバルアドレスを使用するか、LAN制御装置4のMACグローバルアドレスを使用するかをオペレータに選択させるためのアドレス選択情報をディスプレイ8の画面に表示し、オペレータに選択させる(S4)。
【0086】
前記のようにしてオペレータが、記憶装置7のアドレスリストに格納されているMACグローバルアドレスを選択した場合(S5)、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲3▼の領域に、動作モード情報C2を設定する(S6)。このようにすれば、次の処理では、CPU6は記憶装置7のアドレスリストに格納されているMACグローバルアドレスを選択するようになる。
【0087】
また、オペレータが、LAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスを選択した場合(S5)、CPU6は、記憶装置7のアドレスリストの▲2▼の領域に格納されているMACグローバルアドレスを、LAN制御装置4のROM12に格納されているMACグローバルアドレスを読み出して書き換える(S7)。
【0088】
このようにすれば、次の処理では、記憶装置7のアドレスリストに格納されたMACグローバルアドレスと、LAN制御装置4のROM12に格納されたMACグローバルアドレスの比較処理において、両者が一致するため、そのまま起動処理を続行し、運用する。但し、この場合相手装置のMACグローバルアドレス変更処理が済んでいる必要がある。
【0089】
§5:記憶媒体の説明
前記情報処理装置には磁気ディスク装置(ハードディスク装置)が設けてあり、この磁気ディスク装置の磁気ディスク(記憶媒体)には、予め前記CPU6が実行するための各種プログラムを格納しておく。そして、情報処理装置のシステム起動時、或いは運用時等に、前記磁気ディスク装置の記憶媒体に格納されているプログラムの内、必要とするプログラムを読み出し、内部のメモリに一旦格納する。
【0090】
その後、CPU6が前記メモリに格納してあるプログラムの内、必要なプログラムから順次読み出して実行することにより、前記CPU6の処理を行う。なお、前記磁気ディスク装置の記憶媒体に格納するプログラムは、次のようにして格納(記憶)する。
【0091】
▲1▼:フレキシブルディスク(フロッピィディスク)に格納されているプログラム(他の装置で作成したプログラムデータ)を、コンピュータ本体に設けたドライブ装置により読み取り、磁気ディスク装置の記憶媒体に格納する。
【0092】
▲2▼:光磁気ディスク、或いはCD−ROM等の記憶媒体に格納されているデータを、前記コンピュータ本体に設けたドライブ装置により読み取り、ハードディスク装置の記憶媒体に格納する。
【0093】
▲3▼:LAN等の通信回線を介して他の装置から伝送されたデータを前記コンピュータ本体で受信し、そのデータを磁気ディスク装置の記憶媒体に格納する。
§6:その他の説明
(1) :前記の例ではMACグローバルアドレスを使用してLANの制御を行う例について説明したが、MACローカルアドレス等の他のアドレスを使用する場合にも適用することは可能である。但し、MACグローバルアドレスを使用した場合程、大きな効果は得られない。
【0094】
(2) :通信ネットワークはLANに限らず、他の同様な通信ネットワークに適用可能である。
(3) :前記情報処理装置は、サーバ装置だけでなく、前記クライアント端末としても使用可能である。すなわち、前記サーバ装置とクライアント端末の両方に前記実施の形態で説明した情報処理装置を用いることも可能である。この場合には、MACグローバルアドレスの変更があっても簡単に対応することが可能である。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
(1) :オペレータの最低限の操作(アドレスを選択する操作のみ)により、通信制御装置(例えば、LAN制御装置)の故障時に交換前の通信制御装置のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワークを運用することが可能になる。そのため、通信制御装置交換時のネットワークの再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にする。また、交換後の通信制御装置のアドレスも選択して使用できるようにしたので、様々なシステムやユーザ等の要望等に対応できる効果がある。
【0096】
(2) :アドレス(例えば、MACグローバルアドレス)により相手装置を特定する通信制御プロトコルにおいて、前記アドレスをROM等の不揮発性メモリに格納して搭載する通信制御装置(例えば、LAN制御装置)を使用している情報処理装置の場合、通信制御装置を故障等により交換しなければならなくなった時に、通常接続される全通信相手装置のネットワーク定義、設定の変更を行う必要がある。
【0097】
しかし、本発明によれば、通信制御装置の交換を行ったシステムで使用するアドレスを選択するだけで、データ通信を行うことが可能になり、ネットワーク定義、設定にかかる工数を削減できる効果がある。
【0098】
(3) :前記情報処理装置において、通信制御装置を故障等により交換する場合に、交換後、ネットワーク定義、設定を変更する際、全通信相手装置及び自装置のネットワークの定義、設定の変更が完了するまでの間、それまで使用していたアドレスの設定で通信が可能になる。従って、前記定義変更等の保守作業等で装置を停止させる時間を短縮できる効果がある。
【0099】
前記効果の外、各請求項に対応して次のような効果がある。
(4) :請求項1では、アドレス管理手段は、例えば情報処理装置のシステム導入時に、通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレスを通信制御装置の識別情報と対応付けて記憶手段のアドレスリストに格納しておく。その後、アドレス管理手段は、例えば情報処理装置のシステム起動時にアドレスリストに格納されたアドレスと通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較する。その結果両者が不一致となった場合、アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定する。
【0100】
従って、通信制御装置の故障時の交換により通信制御装置側のアドレスが変更になった場合、アドレスリストのアドレスを選択すれば、交換前の通信制御装置のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。その結果、相手装置のアドレス変更処理は不要となるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワークの再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる効果がある。
【0101】
(5) :請求項2では、アドレスリストには、該アドレスリストに格納されたアドレスと、通信制御装置内のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較して両者が不一致となった場合の動作モードを決めるための動作モード情報が、識別情報と対応させて格納されており、アドレス管理手段はアドレス比較で両者が不一致となった場合に、アドレスリストに格納された動作モード情報に従った動作モードでアドレス設定を行う。
【0102】
このようにすれば、前記アドレス比較により両者が不一致となった場合に、前記動作モード情報に従って、簡単、かつ自動的にアドレスの設定処理を行うことができる効果がある。
【0103】
(6) :請求項3では、アドレスリストに格納した動作モード情報は、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報と、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報と、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報を含んでいる。
【0104】
このような動作モード情報を使用することで、前記アドレス比較で両者が不一致となった場合に使用するアドレスを任意に選択して設定することができる。従って、様々なシステムやユーザ等の要望等に対応できる。
【0105】
(7) :請求項4では、アドレス管理手段はアドレス比較で両者が不一致となった際、アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件にアドレスリストのアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスを設定変更せずにそのままとする。
【0106】
このようにすれば、通信制御装置(LAN制御装置等)の故障時に、交換前の通信制御装置のアドレスと同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。そのため相手装置のアドレス変更処理も不要となり、通信制御装置交換時のネットワークの再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にする効果がある。
【0107】
(8) :請求項5では、アドレス管理手段はアドレス比較で両者が不一致となった際、アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスリストの該当するアドレスを前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える。
【0108】
このようにすれば、交換後の通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスで装置運用を行うことができる。例えば、相手装置の数が少なく、アドレスの変更処理が簡単なシステムでは交換後の通信制御装置のアドレスを選択する方が都合の良い場合もあるし、また、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が済んだ後での装置運用時等に簡単に対応可能である。このように、交換後の通信制御装置に格納されているアドレスをも選択可能にすることで、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようになる。
【0109】
(9) :請求項6では、アドレス管理手段はアドレス比較で両者が不一致となった際、アドレスリストに設定された動作モード情報が、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報であれば、オペレータにアドレス選択情報を提示してアドレスを選択させ、選択されたアドレスを自装置のアドレスとして使用可能に設定する。
【0110】
このようにすれば、オペレータによる最低限の操作で、通信制御装置の故障時に、その後使用するアドレスを設定し、そのアドレスでネットワーク運用することが可能になる効果がある。
【0111】
(10):請求項7では、アドレス管理手段はオペレータが、アドレスリストに格納されているアドレスを選択した場合、アドレスリストの動作モード情報を、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報に書き換える。
【0112】
このようにすれば、次回からは前記動作モード情報に基づいて、交換前の通信制御装置(LAN制御装置等)のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。その結果、相手装置のアドレス変更処理は不要であるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワークの再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる効果がある。
【0113】
(11):請求項8では、アドレス管理手段はオペレータが通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える。
【0114】
このようにすれば、交換後の通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスで装置運用を行うことができる。例えば、相手装置の数が少なく、アドレスの変更処理が簡単なシステムでは交換後の通信制御装置のアドレスを選択する方が都合の良い場合もあるし、また、接続相手装置側のネットワーク定義等の相手MACグローバルアドレスの変更が済んだ後での装置運用時等に簡単に対応可能である。このように、交換後の通信制御装置に格納されているアドレスをも選択可能にすることで、様々なシステムやユーザ等の要望に対応できるようになる。
【0115】
(12):請求項9では、情報処理装置において記憶媒体に格納したプログラムを読み出し、実行することで、前記アドレス管理手段の機能を実現する。この場合、アドレス管理手段は通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレスを通信制御装置の識別情報と対応付けて前記記憶手段のアドレスリストに格納しておく。その後、前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較し、両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内、いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定する。
【0116】
従って、通信制御装置の故障時の交換により通信制御装置側のアドレスが変更になった場合、前記アドレスリストのアドレスを選択すれば、交換前の通信制御装置(LAN制御装置等)のアドレス(例えば、MACグローバルアドレス)と同一のアドレスでネットワーク運用することが可能になる。その結果、相手装置のアドレス変更処理は不要であるから、通信制御装置(LAN制御装置等)交換時のネットワークの再立ち上げを最低限の時間、工数で可能にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施の形態におけるシステム導入時の装置説明図である。
【図3】実施の形態におけるLAN制御装置交換後の装置説明図である。
【図4】実施の形態におけるシステム起動時のCPUの処理フローチャートである。
【図5】従来のシステム構成例である。
【図6】従来例におけるシステム導入時の装置説明図である。
【図7】従来例におけるLAN制御装置交換後の装置説明図である。
【符号の説明】
1 サーバ装置
2 クライアント端末
3 ネットワーク
4 LAN制御装置
5 情報処理装置
6 CPU(中央処理装置)
7 記憶装置
8 ディスプレイ(表示装置)
9 キーボード
11 LAN制御部
12 ROM

Claims (9)

  1. 少なくとも記憶手段と、通信ネットワークの伝送制御を行う通信制御装置を備え、前記通信制御装置には、通信ネットワークを介して相手装置とデータ通信を行うために必要な自装置のアドレスを格納したアドレス格納手段を有する情報処理装置において、
    前記通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレスを各通信制御装置の識別情報と対応付けて前記記憶手段のアドレスリストに格納しておき、前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較し、両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内、いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定するアドレス管理手段を備えていることを特徴とした情報処理装置。
  2. 前記アドレスリストには、該アドレスリストに格納されたアドレスと、前記通信制御装置内のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較して両者が不一致となった場合の動作モードを決めるための動作モード情報が、前記識別情報と対応させて格納されており、
    前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった場合に、前記アドレスリストに格納された動作モード情報に従った動作モードでアドレス設定を行う機能を備えていることを特徴とした請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記アドレスリストに格納した動作モード情報は、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報と、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報と、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報を含んでいることを特徴とした請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件にアドレスリストのアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスを設定変更せずにそのままとする機能を備えていることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、無条件に通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを使用する旨の情報であれば、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える機能を備えていることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記アドレス管理手段は、前記アドレス比較で両者が不一致となった際、前記アドレスリストに設定された動作モード情報が、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスか、アドレスリストに格納されているアドレスかを選択して使用する旨の情報であれば、オペレータにアドレス選択情報を提示してアドレスを選択させ、選択されたアドレスを自装置のアドレスとして使用可能に設定する機能を備えていることを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  7. 前記アドレス管理手段は、オペレータが、アドレスリストに格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの動作モード情報を、無条件にアドレスリストに格納されているアドレスを使用する旨の情報に書き換える機能を備えていることを特徴とした請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記アドレス管理手段は、オペレータが、通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスを選択した場合、前記アドレスリストの該当するアドレスを、前記通信制御装置のアドレス格納手段から読み出したアドレスで書き換える機能を備えていることを特徴とした請求項6記載の情報処理装置。
  9. 通信制御装置のアドレス格納手段からアドレスを読み出し、そのアドレスを通信制御装置の識別情報と対応付けて前記記憶手段のアドレスリストに格納しておき、前記アドレスリストに格納されたアドレスと前記通信制御装置のアドレス格納手段に格納されたアドレスとを比較し、両者が不一致となった場合、前記アドレスリスト及び通信制御装置のアドレス格納手段に格納されているアドレスの内、いずれか一方のアドレスを選択し、自装置のアドレスとして使用可能に設定するアドレス管理手段の機能を実現するためのプログラムを格納した記憶媒体。
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