JPH1039663A - 画像形成装置 - Google Patents
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- JPH1039663A JPH1039663A JP8197204A JP19720496A JPH1039663A JP H1039663 A JPH1039663 A JP H1039663A JP 8197204 A JP8197204 A JP 8197204A JP 19720496 A JP19720496 A JP 19720496A JP H1039663 A JPH1039663 A JP H1039663A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/20—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
- G03G15/2003—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
- G03G15/2007—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using radiant heat, e.g. infrared lamps, microwave heaters
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- G03G15/14—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base
- G03G15/16—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer
- G03G15/1625—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for transferring a pattern to a second base of a toner pattern, e.g. a powder pattern, e.g. magnetic transfer on a base other than paper
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- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/16—Transferring device, details
- G03G2215/1604—Main transfer electrode
- G03G2215/1623—Transfer belt
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 印字用紙への定着時に画像の定着むらが生じ
ない画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナー像担持体1に担持されたトナー像
を印字用紙7の搬送方向と直交する方向に印字用紙7へ
転写し、印字用紙7に転写されたトナー像を定着させる
直交転写方式の画像形成装置であって、非接触によりト
ナー像の定着を行う定着手段14を有する構成としたこ
とにより、印字用紙7への加熱を均一にできるので画像
の定着むらの発生を防止できる。
ない画像形成装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 トナー像担持体1に担持されたトナー像
を印字用紙7の搬送方向と直交する方向に印字用紙7へ
転写し、印字用紙7に転写されたトナー像を定着させる
直交転写方式の画像形成装置であって、非接触によりト
ナー像の定着を行う定着手段14を有する構成としたこ
とにより、印字用紙7への加熱を均一にできるので画像
の定着むらの発生を防止できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像を印字用
紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写する直交
転写方式の画像形成装置に関するものである。
紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写する直交
転写方式の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、レーザープリンタに代表されるよ
うに、解像度に優れ鮮明な画像を形成できるトナー方式
の画像形成装置が普及してきている。このようなトナー
方式の画像形成装置の中でも、特願平7−328600
で開示したように、印字用紙の搬送方向と直交する方向
へトナー像担持体を移動させ、1工程ずつ小刻みにトナ
ー像の転写を行う直交転写方式の画像形成装置は、その
構成上製品の小型化を推進するのに大変適している。
うに、解像度に優れ鮮明な画像を形成できるトナー方式
の画像形成装置が普及してきている。このようなトナー
方式の画像形成装置の中でも、特願平7−328600
で開示したように、印字用紙の搬送方向と直交する方向
へトナー像担持体を移動させ、1工程ずつ小刻みにトナ
ー像の転写を行う直交転写方式の画像形成装置は、その
構成上製品の小型化を推進するのに大変適している。
【0003】以下、このような直交転写方式を用いた従
来の画像形成装置について説明する。
来の画像形成装置について説明する。
【0004】図15は従来の画像形成装置の概略構成図
であり、図16は従来の画像形成装置の転写の工程を示
す斜視図である。
であり、図16は従来の画像形成装置の転写の工程を示
す斜視図である。
【0005】図15〜図16において、感光体ベルトか
らなるトナー像担持体1は、その表面が有機光導電性材
料の層でコーティングされている。このトナー像担持体
1の周囲には、帯電手段2,現像手段3,クリーニング
手段4,除電手段5等が配置されており、トナー像担持
体1の上部にはレーザー光を照射するための露光手段6
が配置されている。図15に矢印で示すように、トナー
像担持体1が印字用紙7の搬送方向と直交する方向に回
転すると、帯電手段2を通過した部分は−600V程度
に均一に帯電し、露光手段6によりレーザー光を照射さ
れた部分の電位が−100V程度に上昇することで静電
潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分にト
ナー3aを現像ローラ3bで押し付けると、トナー像担
持体1上に可視像となったトナー像3cが次々に現れ
る。
らなるトナー像担持体1は、その表面が有機光導電性材
料の層でコーティングされている。このトナー像担持体
1の周囲には、帯電手段2,現像手段3,クリーニング
手段4,除電手段5等が配置されており、トナー像担持
体1の上部にはレーザー光を照射するための露光手段6
が配置されている。図15に矢印で示すように、トナー
像担持体1が印字用紙7の搬送方向と直交する方向に回
転すると、帯電手段2を通過した部分は−600V程度
に均一に帯電し、露光手段6によりレーザー光を照射さ
れた部分の電位が−100V程度に上昇することで静電
潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分にト
ナー3aを現像ローラ3bで押し付けると、トナー像担
持体1上に可視像となったトナー像3cが次々に現れ
る。
【0006】このような直交転写方式の画像形成装置の
特徴は、図16に示すように、転写の際にはトナー像担
持体1の回転と印字用紙7の搬送を一旦停止し、静止し
た印字用紙7上をトナー像担持体1が転写対向ローラ8
の移動に伴い擦り付けられて変位することである。この
際、トナー像担持体1の弛みをなくすために変位ローラ
9は転写対向ローラ8の動きに追随して変位する。
特徴は、図16に示すように、転写の際にはトナー像担
持体1の回転と印字用紙7の搬送を一旦停止し、静止し
た印字用紙7上をトナー像担持体1が転写対向ローラ8
の移動に伴い擦り付けられて変位することである。この
際、トナー像担持体1の弛みをなくすために変位ローラ
9は転写対向ローラ8の動きに追随して変位する。
【0007】1工程分の転写が終了する毎に、転写対向
ローラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域
外に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙
7から離隔する。すると印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅Mの分だけである。印字用紙7は有効転写幅Mの分
ずつ断続的に定着手段10側に送られ、定着手段10は
画像が転写された印字用紙7を加圧ローラ11と内部に
熱源を有する加熱ローラ12とで挟み込み、トナー粒子
を溶融させて印字用紙7に定着させる。
ローラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域
外に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙
7から離隔する。すると印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅Mの分だけである。印字用紙7は有効転写幅Mの分
ずつ断続的に定着手段10側に送られ、定着手段10は
画像が転写された印字用紙7を加圧ローラ11と内部に
熱源を有する加熱ローラ12とで挟み込み、トナー粒子
を溶融させて印字用紙7に定着させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような従来の画像形成装置では、図16に示すように、
トナー像担持体1の端から定着手段10の端までの距離
Lは印字用紙7の長さより短いのが通常である。これは
装置の小型化を追求するためにやむを得ない措置なので
あるが、その反動として接触定着を行う定着手段10側
では画像の定着を断続的にしか行えない。このため、印
字用紙7の停止時には加熱ローラ12の加熱は中止する
ものの、加熱ローラ12との接触部分の画像には余熱が
供給され定着むらが生じるという課題を有していた。
ような従来の画像形成装置では、図16に示すように、
トナー像担持体1の端から定着手段10の端までの距離
Lは印字用紙7の長さより短いのが通常である。これは
装置の小型化を追求するためにやむを得ない措置なので
あるが、その反動として接触定着を行う定着手段10側
では画像の定着を断続的にしか行えない。このため、印
字用紙7の停止時には加熱ローラ12の加熱は中止する
ものの、加熱ローラ12との接触部分の画像には余熱が
供給され定着むらが生じるという課題を有していた。
【0009】本発明は以上の課題を解決し、印字用紙へ
の定着時に画像の定着むらが生じない画像形成装置を提
供することを目的とする。
の定着時に画像の定着むらが生じない画像形成装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、トナー像担持体に担持されたトナー像を印
字用紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、
印字用紙に転写されたトナー像を定着させる直交転写方
式の画像形成装置であって、非接触によりトナー像の定
着を行う定着手段を有する構成としたものである。
に本発明は、トナー像担持体に担持されたトナー像を印
字用紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、
印字用紙に転写されたトナー像を定着させる直交転写方
式の画像形成装置であって、非接触によりトナー像の定
着を行う定着手段を有する構成としたものである。
【0011】この発明によれば、印字用紙への定着時に
画像の定着むらが生じない画像形成装置を提供すること
ができる。
画像の定着むらが生じない画像形成装置を提供すること
ができる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、トナー像担持体に担持されたトナー像を印字用紙の
搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、印字用紙
に転写されたトナー像を定着させる直交転写方式の画像
形成装置であって、非接触によりトナー像の定着を行う
定着手段を有する構成としたものであり、印字用紙に接
触することなく定着が行えるので画像の定着むらが生じ
ないという作用を有する。
は、トナー像担持体に担持されたトナー像を印字用紙の
搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、印字用紙
に転写されたトナー像を定着させる直交転写方式の画像
形成装置であって、非接触によりトナー像の定着を行う
定着手段を有する構成としたものであり、印字用紙に接
触することなく定着が行えるので画像の定着むらが生じ
ないという作用を有する。
【0013】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載の発明において、定着手段と対向する位置に反射
板を設けた構成としたものであり、熱効率が向上するの
で熱の吸収度が悪いトナー粒子に対してもトナー粒子の
溶融をより確実なものにできるという作用を有する。
1記載の発明において、定着手段と対向する位置に反射
板を設けた構成としたものであり、熱効率が向上するの
で熱の吸収度が悪いトナー粒子に対してもトナー粒子の
溶融をより確実なものにできるという作用を有する。
【0014】本発明の請求項3に記載の発明は、請求項
1,2いずれか1記載の発明において、定着手段は、印
字用紙の搬送時にトナー像の定着を行う構成としたもの
であり、先に定着した部分と次に定着する部分との継ぎ
目の定着むらが少なくなるという作用を有する。
1,2いずれか1記載の発明において、定着手段は、印
字用紙の搬送時にトナー像の定着を行う構成としたもの
であり、先に定着した部分と次に定着する部分との継ぎ
目の定着むらが少なくなるという作用を有する。
【0015】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
1,2いずれか1記載の発明において、定着手段は、印
字用紙の静止時にトナー像の定着を行う構成としたもの
であり、定着は時間をかけて行うことができるため最大
消費電力を小さくすることができるという作用を有す
る。
1,2いずれか1記載の発明において、定着手段は、印
字用紙の静止時にトナー像の定着を行う構成としたもの
であり、定着は時間をかけて行うことができるため最大
消費電力を小さくすることができるという作用を有す
る。
【0016】本発明の請求項5に記載の発明は、請求項
3,4いずれか1記載の発明において、印字用紙の搬送
開始・搬送停止のタイミングと、定着手段の電源ON/
OFFのタイミングとをずらす構成としたものであり、
印字用紙の表面温度がより安定するという作用を有す
る。
3,4いずれか1記載の発明において、印字用紙の搬送
開始・搬送停止のタイミングと、定着手段の電源ON/
OFFのタイミングとをずらす構成としたものであり、
印字用紙の表面温度がより安定するという作用を有す
る。
【0017】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
1,2,3,4,5いずれか1記載の発明において、定
着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用紙へのトナー像
の有効転写幅未満とする構成としたものであり、定着手
段の最大消費電力を小さくすることができるという作用
を有する。
1,2,3,4,5いずれか1記載の発明において、定
着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用紙へのトナー像
の有効転写幅未満とする構成としたものであり、定着手
段の最大消費電力を小さくすることができるという作用
を有する。
【0018】本発明の請求項7に記載の発明は、請求項
1,2,3,4,5いずれか1記載の発明において、定
着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用紙へのトナー像
の有効転写幅より広くする構成としたものであり、先に
定着した部分と次に定着する部分との継ぎ目がダブって
定着されるため定着むらがより緩和できるという作用を
有する。
1,2,3,4,5いずれか1記載の発明において、定
着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用紙へのトナー像
の有効転写幅より広くする構成としたものであり、先に
定着した部分と次に定着する部分との継ぎ目がダブって
定着されるため定着むらがより緩和できるという作用を
有する。
【0019】本発明の請求項8に記載の発明は、請求項
1,2,3,4,5いずれか1記載の発明において、定
着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用紙へのトナー像
の有効転写幅と一致させる構成としたものであり、有効
転写幅と同じ幅を定着手段により定着するため、より均
等に定着できるという作用を有する。
1,2,3,4,5いずれか1記載の発明において、定
着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用紙へのトナー像
の有効転写幅と一致させる構成としたものであり、有効
転写幅と同じ幅を定着手段により定着するため、より均
等に定着できるという作用を有する。
【0020】本発明の請求項9に記載の発明は、請求項
1,2,3,4,5,6,7,8いずれか1記載の発明
において、定着手段は、非定着時に余熱が印字用紙へ伝
わるのを防止する余熱防止手段を有する構成としたもの
であり、印字用紙に対する余熱の影響を極力排除できる
ので画質の向上を図ることができるという作用を有す
る。
1,2,3,4,5,6,7,8いずれか1記載の発明
において、定着手段は、非定着時に余熱が印字用紙へ伝
わるのを防止する余熱防止手段を有する構成としたもの
であり、印字用紙に対する余熱の影響を極力排除できる
ので画質の向上を図ることができるという作用を有す
る。
【0021】本発明の請求項10に記載の発明は、請求
項1,2,3,4,5,6,7,8,9いずれか1記載
の発明において、感光体からなるトナー像担持体と、画
像信号に基づきトナー像担持体を露光する露光手段と、
トナー像担持体を現像する現像手段を備えた構成とした
ものであり、印字用紙に接触することなく定着が行える
ので画像の定着むらが生じないという作用を有する。
項1,2,3,4,5,6,7,8,9いずれか1記載
の発明において、感光体からなるトナー像担持体と、画
像信号に基づきトナー像担持体を露光する露光手段と、
トナー像担持体を現像する現像手段を備えた構成とした
ものであり、印字用紙に接触することなく定着が行える
ので画像の定着むらが生じないという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施の形態について図1〜
図14を用いて説明するが、従来例と同一部分には同一
の符号を付している。
図14を用いて説明するが、従来例と同一部分には同一
の符号を付している。
【0023】(実施の形態1)図1は本発明の第1の実
施の形態における画像形成装置の概略構成図であり、図
2は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の
転写の工程を示す斜視図である。そして図3〜図4は本
発明の第1の実施の形態における画像形成装置のトナー
像担持体の変位の状態を示す模式図であり、図5は本発
明の第1の実施の形態における画像形成装置の定着の工
程を示す模式図である。
施の形態における画像形成装置の概略構成図であり、図
2は本発明の第1の実施の形態における画像形成装置の
転写の工程を示す斜視図である。そして図3〜図4は本
発明の第1の実施の形態における画像形成装置のトナー
像担持体の変位の状態を示す模式図であり、図5は本発
明の第1の実施の形態における画像形成装置の定着の工
程を示す模式図である。
【0024】図1〜図2において、感光体ベルトからな
るトナー像担持体1は、その表面が有機光導電性材料の
層でコーティングされている。このトナー像担持体1の
周囲には、帯電手段2,現像手段3,クリーニング手段
4,除電手段5等が配置されており、トナー像担持体1
の上部にはレーザー光を照射するための露光手段6が配
置されている。本実施の形態では露光手段6の代表的な
ものとしてレーザーを用いた場合について説明するが、
露光手段6はレーザーだけでなくLEDあるいはLCD
を用いたものでも良い。図1に矢印で示すように、トナ
ー像担持体1が印字用紙7の搬送方向と直交する方向に
回転すると、帯電手段2を通過した部分は−600V程
度に均一に帯電し、画像信号に基づき露光手段6により
レーザー光を照射された部分の電位が−100V程度に
上昇することで静電潜像が形成される。この静電潜像が
形成された部分にトナー3aを現像ローラ3bで押し付
けると、トナー像担持体1上に可視像となったトナー像
3cが次々に現れる。
るトナー像担持体1は、その表面が有機光導電性材料の
層でコーティングされている。このトナー像担持体1の
周囲には、帯電手段2,現像手段3,クリーニング手段
4,除電手段5等が配置されており、トナー像担持体1
の上部にはレーザー光を照射するための露光手段6が配
置されている。本実施の形態では露光手段6の代表的な
ものとしてレーザーを用いた場合について説明するが、
露光手段6はレーザーだけでなくLEDあるいはLCD
を用いたものでも良い。図1に矢印で示すように、トナ
ー像担持体1が印字用紙7の搬送方向と直交する方向に
回転すると、帯電手段2を通過した部分は−600V程
度に均一に帯電し、画像信号に基づき露光手段6により
レーザー光を照射された部分の電位が−100V程度に
上昇することで静電潜像が形成される。この静電潜像が
形成された部分にトナー3aを現像ローラ3bで押し付
けると、トナー像担持体1上に可視像となったトナー像
3cが次々に現れる。
【0025】図3〜図4に示すように、トナー像担持体
1は少なくとも3つのローラにより支持されている。転
写対向ローラ8は転写板13に対向して移動する一種の
転写ローラであり、インクリボンを用いる熱転写プリン
タの印字ヘッドのような役目を果たす。変位ローラ9は
転写対向ローラ8の動きに追随して変位するローラであ
り、転写対向ローラ8の移動によるトナー像担持体1の
弛みをなくすために左右に変位する。例えば図3に示す
ように、転写対向ローラ8が左端Aから中間点Bまで移
動すると、変位ローラ9は左端Dから右端Eまで移動す
る。図4に示すように、転写対向ローラ8が中間点Bか
ら右端Cまで移動すると、変位ローラ9は右端Eから再
び左端Dに戻る。図3〜図4に示すように、トナー像担
持体1上へのトナー像形成時には、転写対向ローラ8の
位置は左端Aか右端Cかに固定されており、トナー像担
持体1が実線で示すように宙に浮いた状態を保ち、変位
せずに回転することで印字用紙7の対向面側にトナー像
3cが運ばれる。
1は少なくとも3つのローラにより支持されている。転
写対向ローラ8は転写板13に対向して移動する一種の
転写ローラであり、インクリボンを用いる熱転写プリン
タの印字ヘッドのような役目を果たす。変位ローラ9は
転写対向ローラ8の動きに追随して変位するローラであ
り、転写対向ローラ8の移動によるトナー像担持体1の
弛みをなくすために左右に変位する。例えば図3に示す
ように、転写対向ローラ8が左端Aから中間点Bまで移
動すると、変位ローラ9は左端Dから右端Eまで移動す
る。図4に示すように、転写対向ローラ8が中間点Bか
ら右端Cまで移動すると、変位ローラ9は右端Eから再
び左端Dに戻る。図3〜図4に示すように、トナー像担
持体1上へのトナー像形成時には、転写対向ローラ8の
位置は左端Aか右端Cかに固定されており、トナー像担
持体1が実線で示すように宙に浮いた状態を保ち、変位
せずに回転することで印字用紙7の対向面側にトナー像
3cが運ばれる。
【0026】ここで注意しなければならないのは、トナ
ー像担持体1が回転するのは転写対向ローラ8の位置が
左端Aか右端Cにある場合であり、転写対向ローラ8が
印字用紙7上を移動中にはトナー像担持体1は回転を停
止しているということである。すなわち、トナー像担持
体1の回転と転写対向ローラ8の移動とは互いに排反事
象であり、同時には起こり得ない。ただし、互いに排反
事象であるというのは飽くまで理論上のことであり、実
際にはトナー像担持体1の張力を一定に保つ必要性から
厳密には多少の齟齬(そご)が生じることとなる。
ー像担持体1が回転するのは転写対向ローラ8の位置が
左端Aか右端Cにある場合であり、転写対向ローラ8が
印字用紙7上を移動中にはトナー像担持体1は回転を停
止しているということである。すなわち、トナー像担持
体1の回転と転写対向ローラ8の移動とは互いに排反事
象であり、同時には起こり得ない。ただし、互いに排反
事象であるというのは飽くまで理論上のことであり、実
際にはトナー像担持体1の張力を一定に保つ必要性から
厳密には多少の齟齬(そご)が生じることとなる。
【0027】印字用紙7への転写の際には、図2に示す
ように、一時的に印字用紙7の搬送を中断して転写板1
3(図1参照)上に印字用紙7を静止させると共に、ト
ナー像担持体1の回転も停止させる。そして、トナー像
担持体1のトナー像3cが形成された部分を、裏側から
転写対向ローラ8を転がして印字用紙7に擦り付け、ト
ナー像担持体1を左端あるいは右端から逆の方向へ1工
程分変位させる。それと同時に、印字用紙7を載せた転
写板13に正の電圧を印加し、負に帯電したトナー像3
cをトナー像担持体1の表面から引き寄せて剥離させ印
字用紙7に転写させる。なお、このトナー像担持体1に
よる転写は、今述べたように往路だけではなく復路にも
可能である。この時、トナー像担持体1の移動方向を印
字用紙7側から眺めると、トナー像担持体1は印字用紙
7上を印字用紙7の搬送方向に対し直交する方向に変位
している。
ように、一時的に印字用紙7の搬送を中断して転写板1
3(図1参照)上に印字用紙7を静止させると共に、ト
ナー像担持体1の回転も停止させる。そして、トナー像
担持体1のトナー像3cが形成された部分を、裏側から
転写対向ローラ8を転がして印字用紙7に擦り付け、ト
ナー像担持体1を左端あるいは右端から逆の方向へ1工
程分変位させる。それと同時に、印字用紙7を載せた転
写板13に正の電圧を印加し、負に帯電したトナー像3
cをトナー像担持体1の表面から引き寄せて剥離させ印
字用紙7に転写させる。なお、このトナー像担持体1に
よる転写は、今述べたように往路だけではなく復路にも
可能である。この時、トナー像担持体1の移動方向を印
字用紙7側から眺めると、トナー像担持体1は印字用紙
7上を印字用紙7の搬送方向に対し直交する方向に変位
している。
【0028】1工程分の転写が終了する毎に、転写対向
ローラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域
外に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙
7から離隔する。すると印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅M(図2参照)の分だけである。
ローラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域
外に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙
7から離隔する。すると印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅M(図2参照)の分だけである。
【0029】クリーニング手段4は、トナー像担持体1
の表面の残留トナーを、クリーニングブレードやクリー
ニングブラシにより除去して廃トナーとして回収し、ト
ナー像担持体1の表面を物理的に清浄化する。そして、
除電手段5は、残留トナーを除去した後のトナー像担持
体1の表面に残留した負の電荷を中和して、トナー像担
持体1の表面を電気的に清浄化する。なお、除電手段5
の設置は必須要件ではない。
の表面の残留トナーを、クリーニングブレードやクリー
ニングブラシにより除去して廃トナーとして回収し、ト
ナー像担持体1の表面を物理的に清浄化する。そして、
除電手段5は、残留トナーを除去した後のトナー像担持
体1の表面に残留した負の電荷を中和して、トナー像担
持体1の表面を電気的に清浄化する。なお、除電手段5
の設置は必須要件ではない。
【0030】以上の工程を繰り返した後、印字用紙7は
有効転写幅Mの分ずつ断続的に定着手段14側に送られ
て非接触定着が行われるが、熱源15と反射板16とで
構成された定着手段14の印字用紙7への加熱幅Wのサ
イズにより、印字用紙7の搬送時にトナー像の定着を行
う移動定着か、印字用紙7の静止時にトナー像の定着を
行うか静止定着かが決定される。トナー粒子は色の種類
により熱の吸収度が異なり、ブラックは熱の吸収度が良
いので問題ないのであるが、イエロー,マゼンタ,シア
ンの3色は熱の吸収度が悪いため熱がトナー粒子を透過
する割り合いが高くなり、定着手段14の熱効率が損な
われる。そこで、熱効率を向上させるために印字用紙7
の裏側に当る位置、すなわち定着手段14と対向する位
置に反射板17を設置し、トナー粒子を透過した熱を反
射板17(図2参照)で反射して印字用紙7の裏側から
トナー粒子を再び熱するようにしている。このようにし
て定着手段14と反射板17とで熱を封じ込めることに
より、トナー粒子の溶融をより確実なものにしている。
この定着手段14については後で詳述することにする。
有効転写幅Mの分ずつ断続的に定着手段14側に送られ
て非接触定着が行われるが、熱源15と反射板16とで
構成された定着手段14の印字用紙7への加熱幅Wのサ
イズにより、印字用紙7の搬送時にトナー像の定着を行
う移動定着か、印字用紙7の静止時にトナー像の定着を
行うか静止定着かが決定される。トナー粒子は色の種類
により熱の吸収度が異なり、ブラックは熱の吸収度が良
いので問題ないのであるが、イエロー,マゼンタ,シア
ンの3色は熱の吸収度が悪いため熱がトナー粒子を透過
する割り合いが高くなり、定着手段14の熱効率が損な
われる。そこで、熱効率を向上させるために印字用紙7
の裏側に当る位置、すなわち定着手段14と対向する位
置に反射板17を設置し、トナー粒子を透過した熱を反
射板17(図2参照)で反射して印字用紙7の裏側から
トナー粒子を再び熱するようにしている。このようにし
て定着手段14と反射板17とで熱を封じ込めることに
より、トナー粒子の溶融をより確実なものにしている。
この定着手段14については後で詳述することにする。
【0031】本実施の形態と従来例との大きな相違点は
画像の定着工程にあり、それは前述したように両者の定
着方式の違いに顕著に表われている。従来例では、図1
6に示すように接触定着であり、定着手段10を加圧ロ
ーラ11と加熱ローラ12とで構成しているため、断続
的に定着を行う印字用紙7の画像には定着むらが生じ
る。この定着むらの原因は、印字用紙7が静止している
間は、熱源の電源をOFFにしていても加熱ローラ12
からの余熱が印字用紙7との接触部分へ依然として供給
され続けるため、その部分だけが焦げ付いたりして周囲
と色調が異なってくるためである。
画像の定着工程にあり、それは前述したように両者の定
着方式の違いに顕著に表われている。従来例では、図1
6に示すように接触定着であり、定着手段10を加圧ロ
ーラ11と加熱ローラ12とで構成しているため、断続
的に定着を行う印字用紙7の画像には定着むらが生じ
る。この定着むらの原因は、印字用紙7が静止している
間は、熱源の電源をOFFにしていても加熱ローラ12
からの余熱が印字用紙7との接触部分へ依然として供給
され続けるため、その部分だけが焦げ付いたりして周囲
と色調が異なってくるためである。
【0032】しかし、本実施の形態では、図5に示すよ
うに非接触定着であり、定着手段14を熱源15と反射
板16とで構成しているために印字用紙7と接触する部
分が全くない。このため、印字用紙7が定着手段14側
に搬送されて定着工程に進んでも、印字用紙7が静止し
ている間は熱源15の電源をOFFにしておけば、定着
手段14の余熱は印字用紙7の広範な部分に拡散される
ことになり、一部分だけが熱せられて焦げ付くこともな
くなる。このため、従来例の課題であった画像の定着む
らを解消することができる。
うに非接触定着であり、定着手段14を熱源15と反射
板16とで構成しているために印字用紙7と接触する部
分が全くない。このため、印字用紙7が定着手段14側
に搬送されて定着工程に進んでも、印字用紙7が静止し
ている間は熱源15の電源をOFFにしておけば、定着
手段14の余熱は印字用紙7の広範な部分に拡散される
ことになり、一部分だけが熱せられて焦げ付くこともな
くなる。このため、従来例の課題であった画像の定着む
らを解消することができる。
【0033】以下、定着手段14の構成を詳細に説明す
る。図6〜図8は本発明の第1の実施の形態における画
像形成装置の定着手段の構成を示す模式図である。この
内、図6は印字用紙7を概ね線状に定着していく状態を
示し、図7は印字用紙7を帯状に定着していく状態を示
している。そして図8は印字用紙7をトナー像担持体1
の有効転写幅Mと同じ幅で定着していく状態、つまり図
7における特殊な場合を示している。
る。図6〜図8は本発明の第1の実施の形態における画
像形成装置の定着手段の構成を示す模式図である。この
内、図6は印字用紙7を概ね線状に定着していく状態を
示し、図7は印字用紙7を帯状に定着していく状態を示
している。そして図8は印字用紙7をトナー像担持体1
の有効転写幅Mと同じ幅で定着していく状態、つまり図
7における特殊な場合を示している。
【0034】図6〜図8において、定着手段14は、印
字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融するた
めに熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射する熱
線を印字用紙7に反射するための反射板16とで構成さ
れている。反射板16は断面形状が楕円弧をなしてお
り、楕円弧内にある楕円の一方の焦点f1 の位置に熱源
15を配置している。熱源15としては、ハロゲンラン
プ,赤外線ヒータランプ,クセノンランプ,水銀ランプ
等の光により熱を伝達するものや、ニクロム線を用いた
もの等が使用できるが、これ等の内ハロゲンランプが最
も適している。
字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融するた
めに熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射する熱
線を印字用紙7に反射するための反射板16とで構成さ
れている。反射板16は断面形状が楕円弧をなしてお
り、楕円弧内にある楕円の一方の焦点f1 の位置に熱源
15を配置している。熱源15としては、ハロゲンラン
プ,赤外線ヒータランプ,クセノンランプ,水銀ランプ
等の光により熱を伝達するものや、ニクロム線を用いた
もの等が使用できるが、これ等の内ハロゲンランプが最
も適している。
【0035】図6の場合、熱源15が照射する熱線は楕
円のもう一方の焦点f2 に概ね集中するので、高温にな
る焦点f2 を印字用紙7が通過するように設定してい
る。図6では焦点f2 は点として描かれているが、実際
には定着手段14は奥行きがあるので焦点f2 で示され
た印字用紙7への加熱幅Wは1本の線となる。この加熱
幅Wとは、トナー粒子を溶融可能なまでに加熱できる範
囲を指したものであり、図6の場合、加熱幅Wは印字用
紙7へのトナー像の有効転写幅Mより狭いので、印字用
紙7の搬送時にトナー像の定着を行う移動定着を採用し
なければならない。この際、印字用紙7の搬送開始前に
熱源15をONにしたり、印字用紙7の搬送停止前に熱
源15をOFFにしたりして、熱源15のON/OFF
のタイミングを微妙にずらすことで、印字用紙7への加
熱を極力安定させることができる。因に、熱源15のO
Nのタイミングをずらすのは熱源15の予熱(ウォーミ
ングアップ)を考慮したためであり、OFFのタイミン
グをずらすのは熱源15の余熱を考慮したためである。
円のもう一方の焦点f2 に概ね集中するので、高温にな
る焦点f2 を印字用紙7が通過するように設定してい
る。図6では焦点f2 は点として描かれているが、実際
には定着手段14は奥行きがあるので焦点f2 で示され
た印字用紙7への加熱幅Wは1本の線となる。この加熱
幅Wとは、トナー粒子を溶融可能なまでに加熱できる範
囲を指したものであり、図6の場合、加熱幅Wは印字用
紙7へのトナー像の有効転写幅Mより狭いので、印字用
紙7の搬送時にトナー像の定着を行う移動定着を採用し
なければならない。この際、印字用紙7の搬送開始前に
熱源15をONにしたり、印字用紙7の搬送停止前に熱
源15をOFFにしたりして、熱源15のON/OFF
のタイミングを微妙にずらすことで、印字用紙7への加
熱を極力安定させることができる。因に、熱源15のO
Nのタイミングをずらすのは熱源15の予熱(ウォーミ
ングアップ)を考慮したためであり、OFFのタイミン
グをずらすのは熱源15の余熱を考慮したためである。
【0036】図7の場合、熱源15が照射する熱線は、
印字用紙7の下方に位置する楕円のもう一方の焦点f2
に概ね集中するので、高温になる焦点f2 の手前を印字
用紙7が通過するように設定している。図7の場合、定
着手段14は奥行きがあるので印字用紙7への加熱幅W
は帯状のものとなり、加熱幅Wは印字用紙7へのトナー
像の有効転写幅Mより広いので、印字用紙7の静止時に
トナー像の定着を行う静止定着を採用しても、印字用紙
7の搬送時にトナー像の定着を行う移動定着を採用して
も良い。静止定着の場合と移動定着の場合とでは、熱源
15のON/OFFは全く逆になるのであるが、図6の
場合と同様に、熱源15のON/OFFのタイミングを
微妙にずらすことで、印字用紙7への加熱を極力安定さ
せることができる。
印字用紙7の下方に位置する楕円のもう一方の焦点f2
に概ね集中するので、高温になる焦点f2 の手前を印字
用紙7が通過するように設定している。図7の場合、定
着手段14は奥行きがあるので印字用紙7への加熱幅W
は帯状のものとなり、加熱幅Wは印字用紙7へのトナー
像の有効転写幅Mより広いので、印字用紙7の静止時に
トナー像の定着を行う静止定着を採用しても、印字用紙
7の搬送時にトナー像の定着を行う移動定着を採用して
も良い。静止定着の場合と移動定着の場合とでは、熱源
15のON/OFFは全く逆になるのであるが、図6の
場合と同様に、熱源15のON/OFFのタイミングを
微妙にずらすことで、印字用紙7への加熱を極力安定さ
せることができる。
【0037】図8の場合は図7の場合の特殊な例を示し
ており、印字用紙7への加熱幅Wと印字用紙7へのトナ
ー像の有効転写幅Mとを一致させている。このため、印
字用紙7の静止時にトナー像の定着を行う静止定着を採
用しても、印字用紙7の搬送時にトナー像の定着を行う
移動定着を採用しても良いが、特に静止定着を採用する
と定着むらを極力抑えることができる。無論、図7の場
合と同様に、熱源15のON/OFFのタイミングを微
妙にずらすことで、印字用紙7への加熱を極力安定させ
ることができる。加えて、帯電,露光,現像,転写,定
着の電子写真方式による画像形成の各工程の制御を最も
単純に行うことができるという効果ももたらす。
ており、印字用紙7への加熱幅Wと印字用紙7へのトナ
ー像の有効転写幅Mとを一致させている。このため、印
字用紙7の静止時にトナー像の定着を行う静止定着を採
用しても、印字用紙7の搬送時にトナー像の定着を行う
移動定着を採用しても良いが、特に静止定着を採用する
と定着むらを極力抑えることができる。無論、図7の場
合と同様に、熱源15のON/OFFのタイミングを微
妙にずらすことで、印字用紙7への加熱を極力安定させ
ることができる。加えて、帯電,露光,現像,転写,定
着の電子写真方式による画像形成の各工程の制御を最も
単純に行うことができるという効果ももたらす。
【0038】なお、図7〜図8に示した定着手段14の
場合には、加熱幅Wが概ね帯状であれば良いので、反射
板16の断面形状は必ずしも楕円弧である必要はない。
場合には、加熱幅Wが概ね帯状であれば良いので、反射
板16の断面形状は必ずしも楕円弧である必要はない。
【0039】(実施の形態2)熱源15から生じる余熱
の問題は、移動定着か静止定着かにかかわらず印字用紙
7へトナー像を定着する際の定着むらの発生を左右する
ことになるので、この熱源15の余熱の影響を排除する
余熱防止手段を施すことにより画質の向上を図ることが
できる。
の問題は、移動定着か静止定着かにかかわらず印字用紙
7へトナー像を定着する際の定着むらの発生を左右する
ことになるので、この熱源15の余熱の影響を排除する
余熱防止手段を施すことにより画質の向上を図ることが
できる。
【0040】図9〜図14は本発明の第2の実施の形態
における画像形成装置の定着手段の構成を示す模式図で
ある。この内、図9〜図12は余熱防止手段として定着
手段14にシャッターを設けたものを示し、図13〜図
14は余熱防止手段として定着手段14を横に振るもの
を示している。
における画像形成装置の定着手段の構成を示す模式図で
ある。この内、図9〜図12は余熱防止手段として定着
手段14にシャッターを設けたものを示し、図13〜図
14は余熱防止手段として定着手段14を横に振るもの
を示している。
【0041】図9〜図10において、定着手段14は、
印字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融する
ために熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射する
熱線を印字用紙7に反射するための反射板16とで構成
されている。そして、反射板16の下部には、余熱防止
手段として左右に移動して開閉するシャッター18が設
けられている。
印字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融する
ために熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射する
熱線を印字用紙7に反射するための反射板16とで構成
されている。そして、反射板16の下部には、余熱防止
手段として左右に移動して開閉するシャッター18が設
けられている。
【0042】図9に示すように、熱源15がONの時に
は、反射板16の下部に設けたシャッター18は開いて
おり、印字用紙7が加熱されて定着が行われている。し
かし図10に示すように、熱源15がOFFの時にはシ
ャッター18を閉じることにより熱源15の余熱を定着
手段14内に封じ込め、印字用紙7へ余熱が伝わるのを
防止している。このため、印字用紙7には転写むらが生
じることがない。
は、反射板16の下部に設けたシャッター18は開いて
おり、印字用紙7が加熱されて定着が行われている。し
かし図10に示すように、熱源15がOFFの時にはシ
ャッター18を閉じることにより熱源15の余熱を定着
手段14内に封じ込め、印字用紙7へ余熱が伝わるのを
防止している。このため、印字用紙7には転写むらが生
じることがない。
【0043】図11〜図12において、定着手段14
は、印字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融
するために熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射
する熱線を印字用紙7に反射するための反射板16とで
構成されている。そして、反射板16の下部には、余熱
防止手段として2つの部分が左右に離合して開閉するシ
ャッター19が設けられている。
は、印字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融
するために熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射
する熱線を印字用紙7に反射するための反射板16とで
構成されている。そして、反射板16の下部には、余熱
防止手段として2つの部分が左右に離合して開閉するシ
ャッター19が設けられている。
【0044】図11に示すように、熱源15がONの時
には、反射板16の下部に設けたシャッター19は遮蔽
板19Lと遮蔽板19Rがそれぞれ左右に離隔して開い
ており、印字用紙7が加熱されて定着が行われている。
しかし図12に示すように、熱源15がOFFの時には
遮蔽板19L,19Rを接触させてシャッター19を閉
じることにより熱源15の余熱を定着手段14内に封じ
込め、印字用紙7へ余熱が伝わるのを防止している。こ
のため、印字用紙7には転写むらが生じることがない。
なお、図11に示すシャッター19が開いた状態で、遮
蔽板19L,19Rの離隔距離Nを所望の加熱幅Wに調
整しても良く、こうすることにより加熱幅Wを確実に設
定することができる。これは特に有効転写幅Mと加熱幅
Wを一致させる場合に有効である。
には、反射板16の下部に設けたシャッター19は遮蔽
板19Lと遮蔽板19Rがそれぞれ左右に離隔して開い
ており、印字用紙7が加熱されて定着が行われている。
しかし図12に示すように、熱源15がOFFの時には
遮蔽板19L,19Rを接触させてシャッター19を閉
じることにより熱源15の余熱を定着手段14内に封じ
込め、印字用紙7へ余熱が伝わるのを防止している。こ
のため、印字用紙7には転写むらが生じることがない。
なお、図11に示すシャッター19が開いた状態で、遮
蔽板19L,19Rの離隔距離Nを所望の加熱幅Wに調
整しても良く、こうすることにより加熱幅Wを確実に設
定することができる。これは特に有効転写幅Mと加熱幅
Wを一致させる場合に有効である。
【0045】図13〜図14において、定着手段14
は、印字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融
するために熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射
する熱線を印字用紙7に反射するための反射板16とで
構成されている。そして、余熱防止手段として定着手段
14を横に振る機構(図示せず)が施されている。
は、印字用紙7上に転写された画像のトナー粒子を溶融
するために熱線を照射する熱源15と、熱源15が照射
する熱線を印字用紙7に反射するための反射板16とで
構成されている。そして、余熱防止手段として定着手段
14を横に振る機構(図示せず)が施されている。
【0046】図13に示すように、熱源15がONの時
には、定着手段14は定位置にあり、印字用紙7が加熱
されて定着が行われている。しかし図14に示すよう
に、熱源15がOFFの時には、定着手段14を回転し
て振り、熱源15を印字用紙7から遠ざけることにより
熱源15の余熱が印字用紙7に伝わるのを防止してい
る。このため、印字用紙7には転写むらが生じることが
ない。なお、図示はしないが、定着手段14を印字用紙
7から遠ざけるには、定着手段14を回転して振るので
はなく定着手段14を印字用紙7から垂直にさらに引き
離しても良い。
には、定着手段14は定位置にあり、印字用紙7が加熱
されて定着が行われている。しかし図14に示すよう
に、熱源15がOFFの時には、定着手段14を回転し
て振り、熱源15を印字用紙7から遠ざけることにより
熱源15の余熱が印字用紙7に伝わるのを防止してい
る。このため、印字用紙7には転写むらが生じることが
ない。なお、図示はしないが、定着手段14を印字用紙
7から遠ざけるには、定着手段14を回転して振るので
はなく定着手段14を印字用紙7から垂直にさらに引き
離しても良い。
【0047】なお、以上の説明には単色の画像形成装置
を用いたが、本発明はカラーの画像形成装置にも適用で
きることは当然である。
を用いたが、本発明はカラーの画像形成装置にも適用で
きることは当然である。
【0048】最後に、本発明の請求項1に関わることを
簡潔に述べておくと、トナー像担持体には必ずしも感光
体を用いる必要はないし、露光手段も必要としない場合
がある。というのは、熱源により静電潜像を形成して現
像することによりトナー像を形成することもできるし、
トナーでベタ塗りにしたトナー像担持体をエアージェッ
トで吹き飛ばし、あたかも版画を彫るようにしてトナー
像を形成することもできるからである。
簡潔に述べておくと、トナー像担持体には必ずしも感光
体を用いる必要はないし、露光手段も必要としない場合
がある。というのは、熱源により静電潜像を形成して現
像することによりトナー像を形成することもできるし、
トナーでベタ塗りにしたトナー像担持体をエアージェッ
トで吹き飛ばし、あたかも版画を彫るようにしてトナー
像を形成することもできるからである。
【0049】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、トナー像
担持体に担持されたトナー像を印字用紙の搬送方向と直
交する方向に印字用紙へ転写し、印字用紙に転写された
トナー像を定着させる直交転写方式の画像形成装置であ
って、非接触によりトナー像の定着を行う定着手段を有
する構成とした。このため画像の定着時における定着む
らの発生を防止できる。
担持体に担持されたトナー像を印字用紙の搬送方向と直
交する方向に印字用紙へ転写し、印字用紙に転写された
トナー像を定着させる直交転写方式の画像形成装置であ
って、非接触によりトナー像の定着を行う定着手段を有
する構成とした。このため画像の定着時における定着む
らの発生を防止できる。
【図1】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置の概略構成図
置の概略構成図
【図2】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置の転写の工程を示す斜視図
置の転写の工程を示す斜視図
【図3】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置のトナー像担持体の変位の状態を示す模式図
置のトナー像担持体の変位の状態を示す模式図
【図4】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置のトナー像担持体の変位の状態を示す模式図
置のトナー像担持体の変位の状態を示す模式図
【図5】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置の定着の工程を示す模式図
置の定着の工程を示す模式図
【図6】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置の定着手段の構成を示す模式図
置の定着手段の構成を示す模式図
【図7】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置の定着手段の構成を示す模式図
置の定着手段の構成を示す模式図
【図8】本発明の第1の実施の形態における画像形成装
置の定着手段の構成を示す模式図
置の定着手段の構成を示す模式図
【図9】本発明の第2の実施の形態における画像形成装
置の定着手段の構成を示す模式図
置の定着手段の構成を示す模式図
【図10】本発明の第2の実施の形態における画像形成
装置の定着手段の構成を示す模式図
装置の定着手段の構成を示す模式図
【図11】本発明の第2の実施の形態における画像形成
装置の定着手段の構成を示す模式図
装置の定着手段の構成を示す模式図
【図12】本発明の第2の実施の形態における画像形成
装置の定着手段の構成を示す模式図
装置の定着手段の構成を示す模式図
【図13】本発明の第2の実施の形態における画像形成
装置の定着手段の構成を示す模式図
装置の定着手段の構成を示す模式図
【図14】本発明の第2の実施の形態における画像形成
装置の定着手段の構成を示す模式図
装置の定着手段の構成を示す模式図
【図15】従来の画像形成装置の概略構成図
【図16】従来の画像形成装置の転写の工程を示す斜視
図
図
1 トナー像担持体 2 帯電手段 3 現像手段 3a トナー 3b 現像ローラ 3c トナー像 4 クリーニング手段 5 除電手段 6 露光手段 7 印字用紙 8 転写対向ローラ 9 変位ローラ 10 定着手段 11 加圧ローラ 12 加熱ローラ 13 転写板 14 定着手段 15 熱源 16 反射板 17 反射板 18 シャッター 19 シャッター 19L 遮蔽板 19R 遮蔽板 M 有効転写幅 W 加熱幅 N 離隔距離
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 相良 康則 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 木津 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 椎原 裕介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小川 雅士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 原 幸範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (10)
- 【請求項1】トナー像担持体に担持されたトナー像を印
字用紙の搬送方向と直交する方向に印字用紙へ転写し、
印字用紙に転写されたトナー像を定着させる直交転写方
式の画像形成装置であって、非接触によりトナー像の定
着を行う定着手段を有することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項2】定着手段と対向する位置に反射板を設けた
ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。 - 【請求項3】定着手段は、印字用紙の搬送時にトナー像
の定着を行うことを特徴とする請求項1,2いずれか1
記載の画像形成装置。 - 【請求項4】定着手段は、印字用紙の静止時にトナー像
の定着を行うことを特徴とする請求項1,2いずれか1
記載の画像形成装置。 - 【請求項5】印字用紙の搬送開始・搬送停止のタイミン
グと、定着手段の電源ON/OFFのタイミングとをず
らすことを特徴とする請求項3,4いずれか1記載の画
像形成装置。 - 【請求項6】定着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用
紙へのトナー像の有効転写幅未満とすることを特徴とす
る請求項1,2,3,4,5いずれか1記載の画像形成
装置。 - 【請求項7】定着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用
紙へのトナー像の有効転写幅より広くすることを特徴と
する請求項1,2,3,4,5いずれか1記載の画像形
成装置。 - 【請求項8】定着手段の印字用紙への加熱幅を、印字用
紙へのトナー像の有効転写幅と一致させることを特徴と
する請求項1,2,3,4,5いずれか1記載の画像形
成装置。 - 【請求項9】定着手段は、非定着時に余熱が印字用紙へ
伝わるのを防止する余熱防止手段を有することを特徴と
する請求項1,2,3,4,5,6,7,8いずれか1
記載の画像形成装置。 - 【請求項10】感光体からなるトナー像担持体と、画像
信号に基づきトナー像担持体を露光する露光手段と、ト
ナー像担持体を現像する現像手段を備えたことを特徴と
する請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9いずれ
か1記載の画像形成装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197204A JPH1039663A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 画像形成装置 |
US08/861,429 US5887238A (en) | 1996-07-26 | 1997-05-21 | Toner printing machine and method for fixing toner image |
EP97304056A EP0821290B1 (en) | 1996-07-26 | 1997-06-10 | Toner printing machine |
DE69702956T DE69702956T2 (de) | 1996-07-26 | 1997-06-10 | Tonerdrucker |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8197204A JPH1039663A (ja) | 1996-07-26 | 1996-07-26 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family
ID=16370560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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EP (1) | EP0821290B1 (ja) |
JP (1) | JPH1039663A (ja) |
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- 1997-06-10 DE DE69702956T patent/DE69702956T2/de not_active Expired - Fee Related
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040217 |