JP3407584B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3407584B2
JP3407584B2 JP05454497A JP5454497A JP3407584B2 JP 3407584 B2 JP3407584 B2 JP 3407584B2 JP 05454497 A JP05454497 A JP 05454497A JP 5454497 A JP5454497 A JP 5454497A JP 3407584 B2 JP3407584 B2 JP 3407584B2
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幸範 原
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、トナー像担持体に
担持させたトナー像を印字用紙へ転写する画像形成装置
に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、レーザプリンタに代表されるよう
に、高解像度で鮮明な画像を形成できるトナー方式の画
像形成装置が普及してきている。このようなトナー方式
の画像形成装置の中でも、特願平7−328600号で
提案されているように、印字用紙の搬送方向と直交する
方向へトナー像担持体を移動させながらトナー像担持体
を印字用紙へ擦り付け、1工程ずつ小刻みにトナー像の
転写を行う直交転写方式の画像形成装置は、その構成
上、製品の小型化を推進するのに大変適している。 【0003】以下、このような直交転写方式による従来
の画像形成装置について説明する。図4は直交転写方式
の従来の画像形成装置を示す構成図であり、図5は直交
転写方式の従来の画像形成装置の要部を示す要部斜視図
である。図4〜図5において、1は感光体ベルトから成
るトナー像担持体、2は帯電器、3は現像器、3aはト
ナー、3bは現像ローラ、3cはトナー像、4はクリー
ニング器、5は除電器、6は露光器、7は印字用紙、8
は転写対向ローラ、9は支持ローラ、10は変位ロー
ラ、11は転写板、12は熱源、13は反射板、14は
反射搬送板、15は定着器、16は当接ローラである。 【0004】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、その配置、動作等を説明する。図4に示すよう
に、表面が有機光導電性材料の層でコーティングされた
トナー像担持体1は支持ローラ9、変位ローラ10、転
写対向ローラ8の少なくとも3つのローラにより印字用
紙7の搬送方向X(図5参照)と直交する方向に張られ
ており、画像形成時には、矢印Aの方向に回転すること
で、トナー像担持体1の表面にトナー像が形成される。
トナー像担持体1の周囲には、トナー像担持体1の回転
方向(矢印Aの方向)に、クリーニング器4、除電器
5、帯電器2、現像器3が順に配置され、トナー像担持
体1の上部にはレーザ光6aを照射する露光器6が配置
されている。なお、ここでは露光器6の代表的なものと
してレーザを用いた場合について説明するが、露光器6
はレーザだけでなく、LEDやLCDを用いたものでも
良い。 【0005】トナー像担持体1が矢印Aで示すように印
字用紙7の搬送方向Xと直交する方向に回転すると、帯
電器2を通過した部分は−600V程度に均一に帯電
し、画像信号に基づき露光器6によりレーザ光6aを照
射された部分の電位が−100V程度に上昇することで
静電潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分
にトナー3aを現像ローラ3bで押し付けると、トナー
像担持体1上に可視像となったトナー像3cが次々に現
れる。ここで、当接ローラ16は、トナー像担持体1を
挟んで現像ローラ3bに対向するように配置されてい
る。この当接ローラ16は、スポンジローラ等で構成さ
れ、現像ローラ3bが適切な圧でトナー像担持体1へ接
触するようにトナー像担持体1を介して現像ローラ3b
に当接している。 【0006】現像器3における現像方法として、非磁性
1成分現像法が、構成簡単で安価なことにより、近年よ
く使用されるようになってきた。この非磁性1成分現像
法は導電性のゴムローラに現像ブレードで薄層を形成
し、このゴムローラをトナー像担持体1と接触させるこ
とにより現像する方法である。このとき現像ローラ3b
として材質がSiゴムのSiゴムローラがよく使用され
る。 【0007】このような直交転写方式の画像形成装置の
特徴は、転写の際には、トナー像担持体1の回転と印字
用紙7の搬送とが一旦停止し、トナー像担持体1が転写
対向ローラ8の転写方向Y(図5参照)への移動に伴い
印字用紙7に擦り付けられて変位することである。この
際、トナー像担持体1の弛みを無くすために変位ローラ
10は転写対向ローラ8の動きに追従して変位する。 【0008】1工程の転写が終了する毎に、転写対向ロ
ーラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域外
に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙7
から離隔する。すると、印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅の分ずつである。印字用紙7は、有効転写幅の分ず
つ断続的に、印字用紙7と非接触でトナーの定着を行う
定着器15側に送られる。非接触でトナーの定着を行う
定着器15は、図5に示すように、印字用紙7上に転写
された画像のトナー粒子を溶融するために熱線を照射す
る熱源12と、熱源12が照射する熱線を印字用紙7に
反射するための反射板13とで構成されており、定着器
15の下側に反射搬送板14を配置して熱効率を向上さ
せることによりトナーと非接触で定着させる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像形成装置では、非磁性1成分現像法を使用する
場合、常に現像ローラ3bとトナー像担持体1とを接触
させておくと、現像ローラ3bはSiゴム等を使用して
いるため、現像ローラ3bの永久変形やSiゴム等から
の成分の抽出により、トナー像担持体1を汚染させ、帯
電むらや感度むら等のトナー像担持体1の特性劣化を生
じさせ、印字品質を低下させる場合があるという問題点
を有していた。 【0010】この画像形成装置では、現像ローラの変形
や現像ローラのゴム成分の抽出によるトナー像担持体の
汚染、特性劣化を低減することにより印字品質を安定的
に維持できることが要求されている。 【0011】本発明は、現像ローラの変形や現像ローラ
のゴム成分の抽出によるトナー像担持体の汚染、特性劣
化を低減することにより印字品質を安定的に維持できる
画像形成装置を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の画像形成装置は、転写対向ローラがベルトか
ら成るトナー像担持体を介して現像器の現像ローラと当
接することによりトナー像担持体にトナー像を担持さ
せ、トナー像担持体に担持されたトナー像を印字用紙へ
転写対向ローラにより転写し、印字用紙に転写されたト
ナー像を定着させる画像形成装置であって、現像器は現
像ローラが転写対向ローラにトナー像担持体を介して
接可能となるような位置に配置され、転写対向ローラ
、現像時にはトナー像担持体を介して現像ローラに当
接した位置に配置され、転写の際にはトナー像担持体を
この転写対向ローラの移動に伴い印字用紙に擦り付ける
よう変位させる構成を備えている。 【0013】これにより、現像ローラの変形や現像ロー
ラのゴム成分の抽出によるトナー像担持体の汚染、特性
劣化を低減することにより印字品質を安定的に維持でき
る画像形成装置が得られる。 【0014】 【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、転写対向ローラがベルトから成るトナー像担持体を
介して現像器の現像ローラと当接することによりトナー
像担持体にトナー像を担持させ、トナー像担持体に担持
されたトナー像を印字用紙へ転写対向ローラにより転写
し、印字用紙に転写されたトナー像を定着させる画像形
成装置であって、現像器は現像ローラが転写対向ローラ
トナー像担持体を介して離接可能となるような位置に
配置され、転写対向ローラは、現像時にはトナー像担持
体を介して現像ローラに当接した位置に配置され、転写
の際にはトナー像担持体をこの転写対向ローラの移動に
伴い印字用紙に擦り付けるよう変位させることとしたも
のであり、転写対向ローラは現像ローラに当接したり、
離接したりするという作用を有する。 【0015】 【0016】 【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
〜図3を用いて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1による
画像形成装置を示す構成図である。図1において、トナ
ー像担持体1、帯電器2、現像器3、トナー3a、現像
ローラ3b、クリーニング器4、除電器5、露光器6、
レーザ光6a、印字用紙7、転写対向ローラ8、支持ロ
ーラ9、変位ローラ10、転写板11は図4と同様のも
のなので、同一符号を付し、説明は省略する。 【0018】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、その配置、動作等を説明する。図1に示すよう
に、表面が有機光導電性材料の層でコーティングされた
トナー像担持体1は支持ローラ9、変位ローラ10、転
写対向ローラ8の少なくとも3つのローラにより印字用
紙7の搬送方向X(図5参照)と直交する方向に張られ
ており、画像形成時には、矢印Bの方向に回転すること
で、トナー像担持体1の表面にトナー像が形成される。
トナー像担持体1の周囲には、トナー像担持体1の回転
方向(矢印Bの方向)に、クリーニング器4、除電器
5、帯電器2、現像器3が順に配置されている。すなわ
ち、図1の画像形成装置と図4の画像形成装置とはトナ
ー像担持体1の回転方向が異なり、したがって、クリー
ニング器4、除電器5、帯電器2、現像器3の配置が異
なる。特に現像器3は図4とは大きく配置が異なり、現
像ローラ3bがトナー像担持体1を介して転写対向ロー
ラ8と当接可能な位置に配置される。トナー像担持体1
の上部にはレーザ光6aを照射する露光器6が配置され
ている。なお、ここでは露光器6の代表的なものとして
レーザを用いた場合について説明するが、露光器6はレ
ーザだけでなく、LEDやLCDを用いたものでも良
い。 【0019】トナー像担持体1が矢印Bで示すように印
字用紙7の搬送方向Xと直交する方向に回転すると、帯
電器2を通過した部分は−600V程度に均一に帯電
し、画像信号に基づき露光器6によりレーザ光6aを照
射された部分の電位が−100V程度に上昇することで
静電潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分
にトナー3aを現像ローラ3bで押し付けると、トナー
像担持体1上に可視像となったトナー像が次々に現れ
る。 【0020】このような直交転写方式の画像形成装置の
特徴は、転写の際には、トナー像担持体1の回転と印字
用紙7の搬送とが一旦停止し、トナー像担持体1が転写
対向ローラ8の転写方向Y(図5参照)への移動に伴い
印字用紙7に擦り付けられて変位することである。この
際、トナー像担持体1の弛みを無くすために変位ローラ
10は転写対向ローラ8の動きに追従して変位する。 【0021】転写対向ローラ8は現像時には現像ローラ
3bに当接した位置に配置され、転写時には転写板11
上を移動する。また、非印字時には現像ローラ3bに当
接しない位置(非当接位置、離接位置)に配置される。
この非印字時の位置は具体的には、装置小型化の観点か
ら、現像ローラ3bの右側が好ましい。非印字時に現像
ローラ3bとトナー像担持体1とが接触しない構成にす
ることにより、現像ローラ3bの永久変形や現像ローラ
3bのゴム成分の抽出によるトナー像担持体1の汚染や
帯電むら、感度むらを低減することができるので、トナ
ー像担持体1の特性劣化を低減することができ、印字品
質を安定的に維持することができる。 【0022】1工程の転写が終了する毎に、転写対向ロ
ーラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域外
に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙7
から離隔する。すると、印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅の分ずつである。印字用紙7は、有効転写幅の分ず
つ断続的に、印字用紙7と非接触でトナーの定着を行う
定着器15(図5参照)側に送られる。 【0023】なお、本実施の形態では、直交転写方式の
画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、平行転写方式の画像形成装置であっても同様に適用
できるものである。すなわち、図1の転写板11上の印
字用紙7を例えば右から左へ印字用紙1枚分の長さだけ
搬送し、印字用紙7を停止させて転写を行うようにする
こともできる。 【0024】以上のように本実施の形態によれば、現像
器3を現像ローラ3bが転写対向ローラ8と当接可能に
なるように配置し、転写対向ローラ8を現像時(印字
時)には現像ローラ3bに当接した位置に配置し、非印
字時には現像ローラ3bと離接する位置に配置するよう
にしたので、現像ローラ3bの永久変形や現像ローラ3
bのゴム成分の抽出によるトナー像担持体1の汚染や帯
電むら、感度むらを低減することができるので、トナー
像担持体1の特性劣化を低減することができ、印字品質
を安定的に維持することができる。 【0025】(実施の形態2)図2、図3は本発明の実
施の形態2による画像形成装置を示す構成図である。 【0026】図2、図3において、トナー像担持体1、
帯電器2、現像器(第1の現像器)3、トナー3a、現
像ローラ3b、クリーニング器4、除電器5、露光器
6、レーザ光6a、印字用紙7、転写対向ローラ8、支
持ローラ9、変位ローラ10、転写板11は図1と同様
のものなので、同一符号を付し、説明は省略する。17
は第1の現像器3と同様な構成の第2の現像器、17a
は現像器17のトナー、17bは現像器17の現像ロー
ラである。 【0027】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、その配置、動作等を説明する。図2、図3に示す
ように、表面が有機光導電性材料の層でコーティングさ
れたトナー像担持体1は支持ローラ9、変位ローラ1
0、転写対向ローラ8の少なくとも3つのローラにより
印字用紙7の搬送方向X(図5参照)と直交する方向に
張られており、画像形成時には、矢印Bの方向に回転す
ることで、トナー像担持体1の表面にトナー像が形成さ
れる。トナー像担持体1の周囲には、トナー像担持体1
の回転方向(矢印Bの方向)に、クリーニング器4、除
電器5、帯電器2、第2の現像器17、第1の現像器3
が順に配置されている。このように、図2、図3の画像
形成装置は、図1の画像形成装置と異なり、2つの現像
器17と3を有し、現像ローラ17bと3bとがトナー
像担持体1を介して転写対向ローラ8と当接可能な位置
に配置される。トナー像担持体1の上部にはレーザ光6
aを照射する露光器6が配置されている。なお、ここで
は露光器6の代表的なものとしてレーザを用いた場合に
ついて説明するが、露光器6はレーザだけでなく、LE
DやLCDを用いたものでも良い。 【0028】トナー像担持体1が矢印Bで示すように印
字用紙7の搬送方向Xと直交する方向に回転すると、帯
電器2を通過した部分は−600V程度に均一に帯電
し、画像信号に基づき露光器6によりレーザ光6aを照
射された部分の電位が−100V程度に上昇することで
静電潜像が形成される。この静電潜像が形成された部分
にトナー17a又はトナー3aを現像ローラ17b又は
現像ローラ3bで押し付けると、トナー像担持体1上に
可視像となったトナー像が次々に現れる。現像器17と
3の切替えは転写対向ローラ8が停止しているときに行
われる。 【0029】このような直交転写方式の画像形成装置の
特徴は、転写の際には、トナー像担持体1の回転と印字
用紙7の搬送とが一旦停止し、トナー像担持体1が転写
対向ローラ8の転写方向Y(図5参照)への移動に伴い
印字用紙7に擦り付けられて変位することである。この
際、トナー像担持体1の弛みを無くすために変位ローラ
10は転写対向ローラ8の動きに追従して変位する。 【0030】転写対向ローラ8は、第1の現像時(例え
ばイエロー現像時、シアン現像時)には、図2に示すよ
うに、第1の現像器3の現像ローラ3bに当接した位置
に配置され、トナー像担持体1上にトナー像を形成し、
転写時には転写板11上を移動する。また、第2の現像
時(例えばマゼンタ現像時、ブラック現像時)には、図
3に示すように、第2の現像器17の現像ローラ17b
に当接する位置に配置される。非印字時には、トナー像
担持体1と現像ローラ3b、17bとが当接しない位置
に転写対向ローラ8が配置される。この非印字時の位置
は具体的には、装置小型化の観点から、現像ローラ3b
の右側が好ましい。非印字時に現像ローラ3b、17b
とトナー像担持体1とが接触しない構成にすることによ
り、現像ローラ3b、17bの永久変形や現像ローラ3
b、17bのゴム成分の抽出によるトナー像担持体1の
汚染や帯電むら、感度むらを低減することができるの
で、トナー像担持体1の特性劣化を低減することがで
き、印字品質を安定的に維持することができる。 【0031】1工程の転写が終了する毎に、転写対向ロ
ーラ8が印字用紙7上を通り過ぎて印字用紙7の領域外
に移動することにより、トナー像担持体1は印字用紙7
から離隔する。すると、印字用紙7の搬送が開始される
が、印字用紙7の搬送距離はトナー像担持体1の有効転
写幅の分ずつである。印字用紙7は、有効転写幅の分ず
つ断続的に、印字用紙7と非接触でトナーの定着を行う
定着器15(図5参照)側に送られる。 【0032】図4の従来装置では、現像ローラ3bには
当接ローラ16が必要であり、現像器を2個以上配置す
る場合は、現像の色を変更させるために各色の現像ロー
ラをトナー像担持体1から離接する電磁クラッチが必要
になり、コストアップの要因になっていた。本実施の形
態では、転写対向ローラ8の停止位置により現像可能な
現像器を切り替えることができる。つまり、転写対向ロ
ーラ8が現像器3の現像ローラ3bに当接するときには
現像器3が使用され、現像器17の現像ローラ17bに
当接するときには現像器17が使用されるように現像器
3、17が切り替えられる。 【0033】なお、本実施の形態では、直交転写方式の
画像形成装置について説明したが、本発明はこれに限ら
ず、平行転写方式の画像形成装置であっても同様に適用
できるものである。すなわち、図2、図3の転写板11
上の印字用紙7を例えば右から左へ印字用紙1枚分の長
さだけ搬送し、印字用紙7を停止させて転写を行うよう
にすることもできる。 【0034】以上のように本実施の形態によれば、第
1、第2の現像器3、17を現像ローラ3b、17bが
転写対向ローラ8と当接可能になるように配置し、転写
対向ローラ8を第1の現像時には現像ローラ3bに当接
した位置に配置し、第2の現像時には現像ローラ17b
に当接する位置に配置するようにしたので、現像ローラ
3b、17bの永久変形や現像ローラ3b、17bのゴ
ム成分の抽出によるトナー像担持体1の汚染や帯電む
ら、感度むらを現像器が1個の場合よりも更に低減する
ことができるので、トナー像担持体1の特性劣化を更に
確実に低減することができ、印字品質を安定的に維持す
ることができる。また、各色の現像ローラをトナー像担
持体から離接する電磁クラッチを不要としてコスト低減
を図ることができる。 【0035】 【発明の効果】以上のように本発明の画像形成装置によ
れば、当接ローラとしての転写対向ローラが現像ローラ
に当接したり、離間したりすることができるので、現像
ローラの永久変形や現像ローラのゴム成分の抽出による
トナー像担持体の汚染や帯電むら、感度むらを低減する
ことができるので、トナー像担持体の特性劣化を低減す
ることができ、印字品質を安定的に維持することができ
るという有利な効果が得られる。 【0036】 【0037】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態1による画像形成装置を示
す構成図 【図2】本発明の実施の形態2による画像形成装置を示
す構成図 【図3】本発明の実施の形態2による画像形成装置を示
す構成図 【図4】直交転写方式の従来の画像形成装置を示す構成
図 【図5】直交転写方式の従来の画像形成装置の要部を示
す要部斜視図 【符号の説明】 1 トナー像担持体 2 帯電器 3、17 現像器 3a、17a トナー 3b、17b 現像ローラ 4 クリーニング器 5 除電器 6 露光器 7 印字用紙 8 転写対向ローラ 9 支持ローラ 10 変位ローラ 11 転写板 12 熱源 13 反射板 14 反射搬送板 15 定着器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 雅士 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 木津 信一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 椎原 裕介 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 原 幸範 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 507 G03G 15/01 113 G03G 15/01 114

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】転写対向ローラがベルトから成るトナー像
    担持体を介して現像器の現像ローラと当接することによ
    り前記トナー像担持体にトナー像を担持させ、前記トナ
    ー像担持体に担持されたトナー像を印字用紙へ前記転写
    対向ローラにより転写し、印字用紙に転写されたトナー
    像を定着させる画像形成装置であって、前記現像器は前
    記現像ローラが前記転写対向ローラに前記トナー像担持
    体を介して離接可能となるような位置に配置され、前記
    転写対向ローラは、現像時には前記トナー像担持体を介
    して前記現像ローラに当接した位置に配置され、転写の
    際には前記トナー像担持体を該転写対向ローラの移動に
    伴い印字用紙に擦り付けるよう変位させることを特徴と
    する画像形成装置。
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