JPH1039019A - レーザレーダ装置 - Google Patents

レーザレーダ装置

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JPH1039019A
JPH1039019A JP18978596A JP18978596A JPH1039019A JP H1039019 A JPH1039019 A JP H1039019A JP 18978596 A JP18978596 A JP 18978596A JP 18978596 A JP18978596 A JP 18978596A JP H1039019 A JPH1039019 A JP H1039019A
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JP
Japan
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image
observation
laser radar
laser
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP18978596A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Maejima
哲夫 前島
Masao Kamata
正雄 鎌田
Shohachi Yasu
昭八 安
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IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Publication date
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Publication of JPH1039019A publication Critical patent/JPH1039019A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観測方向を直接に見ることなく設定でき、走
査原点の調整が容易で、観測対象となる物体が移動した
場合に速やかに走査原点の移動ができ、観測中において
も観測方向を確認でき、観測に係わる人員を削減でき、
レーザ光による観測結果の時間変化と物体の視覚的な時
間変化の整合を容易に確認することができ、かつ能率の
良い観測を行う。 【解決手段】 レーザ光を大気中に照射し、該レーザ光
の物体による散乱光に基づいて該物体の状態を計測して
表示するレーザレーダ装置において、レーザ光の照射方
向の映像を確認映像として撮影する撮影装置と、該確認
映像を上記物体の状態と共に表示させる信号処理装置と
を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザ光を用いて
大気中に浮遊する物体の粒子濃度分布や移動速度等を計
測するレーザレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般
に、レーザレーダ装置は、レーザ光を走査原点から順次
走査して大気中の物体に照射すると共に該レーザ光の散
乱光を受光するレーザレーダ望遠鏡と、該散乱光を画像
化する信号処理装置とから構成される。例えば、このよ
うなレーザレーダ装置を用いて計測を行う場合、レーザ
光の照射方向(走査原点)は、作業員がレーザレーダ望
遠鏡に取り付けられたアイスコープをのぞき見ることに
よって設定される。
【0003】しかし、レーザレーダ望遠鏡と信号処理装
置とは別々の場所に設置されることが一般的である。例
えば、レーザレーダ望遠鏡は建物の屋上等、視界の良好
な場所に設置され、一方信号処理装置は建物内の観測室
等に設置される。この場合、レーザレーダ望遠鏡の設置
場所において該レーザレーダ望遠鏡の向きつまりレーザ
光の走査原点を設定した後に、観測室においてレーザレ
ーダ望遠鏡の向きを順次変えてつまりレーザ光を物体に
対して走査して観測を行うことになる。
【0004】したがって、従来のレーザレーダ装置で
は、特にレーザレーダ望遠鏡と信号処理装置とが離れた
場所に設置されている場合に、走査原点の調整に手間が
掛かると共に、物体が移動した場合に速やかに対応する
ことができないという問題点がある。また、観測中にお
いては、レーザレーダ望遠鏡が走査されるため、アイス
コープをのぞき見ることができないという問題点もあ
る。
【0005】本発明は、上述する問題点に鑑みてなされ
たもので、以下の点を目的とするものである。 (1)観測方向を直接に見ることなく設定することが可
能なレーザレーダ装置を提供する。 (2)走査原点の調整が容易なレーザレーダ装置を提供
する。 (3)観測対象となる物体が移動した場合に速やかに走
査原点の移動ができるレーザレーダ装置を提供する。 (4)観測中においても観測方向を確認することが可能
なレーザレーダ装置を提供する。 (5)観測に係わる人員を削減することが可能なレーザ
レーダ装置を提供する。 (6)レーザ光による観測結果の時間変化と物体の視覚
的な時間変化の整合を容易に確認することが可能なレー
ザレーダ装置を提供する。 (7)能率の良い観測を行うことが可能なレーザレーダ
装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の手段として、レーザ光を大気中に照射し、該
レーザ光の物体による散乱光に基づいて該物体の状態を
計測して表示するレーザレーダ装置において、レーザ光
の照射方向の映像を撮影する撮影装置と、該撮影装置に
よって撮影された映像を前記物体の状態と共に表示させ
る信号処理装置とを具備する手段が採用される。
【0007】第2の手段として、上記第1の手段におい
て、物体は大気中に浮遊する浮遊粒子であり、レーザ光
を走査して得られる浮遊粒子からの散乱光の強度に基づ
いて該浮遊粒子の粒子濃度分布を計測するという手段が
採用される。
【0008】第3の手段として、上記第1の手段におい
て、散乱光の波長変移に基づいて物体の移動速度を計測
するという手段が採用される。
【0009】第4の手段として、上記第1ないし第3い
ずれかの手段において、信号処理装置は観測映像の子画
面として確認映像を表示させる画像合成部を具備すると
いう手段が採用される。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して、本発明に
係わるレーザレーダ装置の一実施形態について説明す
る。図1は、本実施形態の構成を示す機能ブロック図で
ある。この図において、符号1はレーザレーダ望遠鏡で
あり、筒状の本体1aと、一定周期のレーザパルスaを
発振するレーザ発振器1bと、該レーザパルスaを本体
1aの軸線方向に全反射する全反射板1cと、該全反射
板1cから観測対象物である物体(例えば大気中に浮遊
する浮遊粒子)Xによって後方散乱された散乱光bを反
射する凹面反射鏡1dと、該凹面反射鏡1dによって反
射された散乱光bを一点に集光する集光鏡1eと、該集
光鏡1eによって集光された散乱光bを検出して観測信
号cとして出力する光検出器1fとから形成される。
【0011】レーザレーダ望遠鏡1は走査架台2上に載
置され、該走査架台2の作動によって本体1aの軸線方
向、つまりレーザパルスaが浮遊粒子Xに対して走査さ
れるようになっている。このレーザレーダ望遠鏡1は、
例えば建物の屋上等、視界の良い屋外に設置される。
【0012】また、上記レーザレーダ望遠鏡1には、本
体1aの軸線方向と同一の視野方向の映像、つまりレー
ザパルスaの照射方向の映像を撮影して確認映像信号d
(確認映像Aを示す映像信号)として出力するビデオカ
メラ(撮影装置)3が備えられる。該ビデオカメラ3に
は、例えばズーム機能を有するCCDカメラが適用さ
れ、図示しない制御手段からのズーム操作に応じて焦点
調節が自動的になされるように構成される。
【0013】続いて、符号4はコンピュータ等からなる
信号処理装置であり、観測信号cから浮遊粒子Xの濃度
分布状態を示す観測映像信号e(観測映像Bを示す映像
信号)を生成する観測映像生成部4aと、観測映像信号
eと上記確認映像信号dとを画像合成して合成映像信号
fを生成する映像合成部4bとから構成される。5は表
示装置であり、信号処理装置4から出力される合成映像
信号fを映像として表示する。この信号処理装置4と表
示装置5とは、例えば屋内の観測室等に上記制御手段や
操作手段と共に配置される。
【0014】なお、上記信号処理装置4における観測映
像生成部4a及び映像合成部4bの機能は、ハードウエ
ア手段あるいはソウフトウエア手段のいずれによって実
現しても良い。ただし、ソウフトウエア手段によって実
現した場合は、プログラムの交換によって容易に不具合
の修正及び仕様の変更等が可能である。
【0015】例えば、映像合成部4bは、図示するよう
に観測映像Bに確認映像Aを子画面として組み込んだ合
成画像Cを生成する。すなわち、観測映像Bと確認映像
Aとは、表示装置5の同一画面上に同時表示される。
【0016】このように構成されたレーザレーダ装置に
よれば、表示装置5上には観測映像Bと共に確認映像A
が同時表示されるので、観測室に居ながらにして観測開
始時のレーザパルスaの照射方向、つまりレーザレーダ
望遠鏡1の走査原点を確認・設定することができる。
【0017】なお、上記実施形態では、映像合成部によ
って観測映像Bと確認映像Aとを一枚の映像に合成して
表示するようにしたが、本願発明はこれに限定されるも
のではない。本願発明は、撮影手段によって撮影された
確認映像を観測映像と共に表示することを特徴とするも
のであり、例えば、操作手段からの操作によって確認映
像を観測映像に代えて切換表示させるように構成しても
良い。また、2台の表示装置を備え、一方に確認映像を
表示させ、もう一方に観測映像を表示させるようにして
も良い。さらに、本願発明は、レーザ光による散乱光の
波長変移に基づいて物体の移動速度を計測するレーザレ
ーダ装置にも適用することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係わるレ
ーザレーダ装置によれば、以下のような効果を奏する。 (1)レーザ光を大気中に照射し、該レーザ光の物体に
よる散乱光に基づいて該物体の状態を計測し、該状態を
観測映像として表示装置に表示するレーザレーダ装置に
おいて、レーザ光の照射方向の映像を確認映像として撮
影する撮影装置と、該確認映像を表示装置に表示させる
信号処理装置とを具備するので、直接見ることなく観測
方向を設定することができる。 (2)例えば、大気中に浮遊する浮遊粒子についてレー
ザ光を走査して得られる散乱光の強度に基づいて該浮遊
粒子の粒子濃度分布を計測する場合、表示装置に表示さ
れる確認映像によってレーザ光の照射方向を確認するこ
とができるので、走査原点の調整が極めて容易である。 (3)表示装置に表示される確認映像によってレーザ光
の照射方向を確認することができるので、観測対象とな
る物体が移動した場合に速やかに走査原点の移動ができ
る。 (4)表示装置に表示される確認映像によってレーザ光
の照射方向を確認することができるので、観測中におい
ても観測方向を確認することができる。 (5)例えば、表示装置がレーザ光の照射場所から離れ
た位置に設置される場合に、照射場所と表示装置とにそ
れぞれ人員を配する必要がないので、観測に係わる人員
を削減することができる。 (6)表示装置に表示される確認映像によってレーザ光
の照射方向を確認することができるので、レーザ光によ
る観測結果の時間変化と物体の視覚的な時間変化の整合
を容易に確認することができる。 (7)レーザ光の照射方向の設定から観測までを表示装
置の設置場所に居ながらにして行うことができるので、
能率の良い観測を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるレーザレーダ装置の一実施形態
を示す機能ブロック図である。
【符号の説明】
1 レーザレーダ望遠鏡 1a 本体 1b レーザ発振器 1c 全反射板 1d 凹面反射鏡 1e 集光鏡 1f 光検出器 2 走査架台 3 ビデオカメラ(撮影装置) 4 信号処理装置 4a 観測映像生成部 4b 映像合成部 5 表示装置 X 浮遊粒子(物体) A 確認映像 B 観測映像 a レーザパルス b 散乱光 c 観測信号 d 確認映像信号 e 観測映像信号 f 合成映像信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を大気中に照射し、該レーザ光
    の物体による散乱光に基づいて該物体の状態を計測して
    表示するレーザレーダ装置において、 レーザ光の照射方向の映像を撮影する撮影装置(3)
    と、 該撮影装置によって撮影された映像を前記物体の状態と
    共に表示させる信号処理装置(4)と、 を具備することを特徴とするレーザレーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザレーダ装置におい
    て、物体は大気中に浮遊する浮遊粒子であり、レーザ光
    を走査して得られる浮遊粒子からの散乱光の強度に基づ
    いて該浮遊粒子の粒子濃度分布を計測することを特徴と
    するレーザレーダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレーザレーダ装置におい
    て、散乱光の波長変移に基づいて物体の移動速度を計測
    することを特徴とするレーザレーダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3いずれかに記載のレー
    ザレーダ装置において、信号処理装置(4)は観測映像
    の子画面として確認映像を表示させる画像合成部(4
    b)を具備することを特徴とするレーザレーダ装置。
JP18978596A 1996-07-18 1996-07-18 レーザレーダ装置 Pending JPH1039019A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014010128A (ja) * 2012-07-03 2014-01-20 Ihi Corp 濃度測定装置及び濃度測定方法
US9136060B2 (en) 2000-09-14 2015-09-15 Vishay-Siliconix Precision high-frequency capacitor formed on semiconductor substrate
CN109782019A (zh) * 2019-03-15 2019-05-21 中国科学技术大学 大气污染物二维运动速度测量方法及装置

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