JPH1039014A - 車載用レーダ装置 - Google Patents

車載用レーダ装置

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JPH1039014A
JPH1039014A JP8189394A JP18939496A JPH1039014A JP H1039014 A JPH1039014 A JP H1039014A JP 8189394 A JP8189394 A JP 8189394A JP 18939496 A JP18939496 A JP 18939496A JP H1039014 A JPH1039014 A JP H1039014A
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JP
Japan
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vehicle
radar device
data
averaged
preceding vehicle
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JP8189394A
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English (en)
Inventor
Yuichi Kubota
有一 久保田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自車線上の先行車の方向データを平均化して
レーダ照射の中心軸方向を修正することが考えられる。
この場合、高速道路では緩やかなカーブが長く続く場合
があり先行車の方向データの数が少ないと誤差が大きく
なるという問題があった。 【解決手段】 車載のレーダ装置M1の照射中心軸と、
直進時の車両進行方向との偏差を補正するため、自車両
の直進中に上記レーダ装置で検出した先行車両の方向デ
ータを平均化手段M2で平均化し、補正手段M3で照射
中心軸方向を補正する車載レーダ装置であって、走行条
件に応じて上記平均化する方向データの数を変更するデ
ータ数変更手段M4を有する。このため、誤差が大きく
なるような走行条件では平均化する方向データの数を増
大させて誤差が大きくなることを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用レーダ装置に
関し、先行車両等の物体を検出する車載用レーダ装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両にレーダ装置を取り付
け、自車両の前方にレーダビームを照射して、先行車両
や路側物等の物体を検出する車載用レーダ装置がある。
例えば、特開平6−160510号公報には道路を直進
走行するとき道路端(路側)のリフレクタ等の特定点の
反射による軌跡を検出し、この特定点の軌跡からレーダ
装置のスキャン中心線、つまりレーダの照射中心軸方向
の水平方向偏差を検出し、上記レーダ装置のスキャン中
心線を修正している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来装置では自車両の
走行位置が道路中央か道路端かによって水平方向偏差の
誤差が生じる。また、リフレクタ以外の停止車両や電柱
等の路側物を特定点として検出することも多く、その場
合道路端から路側物までの距離が変化するために発生す
る誤差が問題となる。
【0004】これを解決しようとすると、単一の特定点
の軌跡では精度の良い水平方向偏差を得ることはできな
いので、多くの特定点の軌跡を平均化することが考えら
れる。しかし、路側のリフレクタは清掃されることがな
いため、かなり汚れていることが多く、車両に近い位置
のリフレクタは車載のレーダ装置に対する角度が大きく
なり、レーダ装置方向への反射が小さくなる。このため
路側のリフレクタをレーダ装置で検出可能な範囲は車両
前方30〜60m程度である。例えば100km/hで
走行中にこの範囲の特定リフレクタを検知できる時間は
1秒程度であり、充分な平均化時間が得られず、精度が
低いという問題があった。
【0005】ところで、レーダ装置で検知される目標物
体の相対距離はある程度の誤差を有しており、従来装置
ではこの相対距離の誤差により路側のリフクレタ等の特
定点の軌跡から算出される水平方向偏差に大きな誤差が
生じるという問題があった。このため、路側のリフレク
タの代りに自車線上の先行車の方向データを平均化して
レーダ照射の中心軸方向を修正することが考えられる。
この場合、平均化する先行車の方向データの数は一般的
に固定値とすることが考えられる。
【0006】しかし、照射中心軸方向の誤差が大きい場
合には、その修正を早急に行う必要があり、平均化する
方向データの数が固定値であると上記の修正を早急に行
うことができず、また高速道路では緩やかなカーブが長
く続く場合があり先行車の方向データの数が少ないと誤
差が大きくなるという問題があった。
【0007】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
照射中心軸方向を補正するために平均化する先行車両の
方向データ数を走行条件に応じて変更することにより、
照射中心軸方向の誤差を小さく抑えることができ、また
上記誤差が大きい状況ではその修正を早急に行うことの
できる車載レーダ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、図1に示す如く、車載のレーダ装置M1の照射中心
軸と、直進時の車両進行方向との偏差を補正するため、
自車両の直進中に上記レーダ装置で検出した先行車両の
方向データを平均化手段M2で平均化し、補正手段M3
で照射中心軸方向を補正する車載レーダ装置であって、
走行条件に応じて上記平均化する方向データの数を変更
するデータ数変更手段M4を有する。
【0009】このため、誤差が大きくなるような走行条
件では平均化する方向データの数を増大させて誤差が大
きくなることを防止できる。請求項2に記載の発明は、
請求項1記載の車載用レーダ装置において、前記データ
数変更手段は、高速走行中の条件で、平均化する方向デ
ータの数を増大させる。
【0010】このため、高速道路で緩やかなカーブが長
く続く場合に平均化する方向データ数が増大されるの
で、照射中心軸方向の誤差が大きくなることを防止でき
る。請求項3に記載の発明は、請求項2記載の車載用レ
ーダ装置において、前記データ数変更手段は、自車両の
速度が所定値より大で、かつ、先行車との車間距離が所
定値より大となる条件で、平均化する方向データの数を
増大させる。
【0011】このため、高速道路を走行している状況を
正確に認識して、照射中心軸方向の誤差の増大を防止で
きる。請求項4に記載の発明は、請求項2又は3記載の
車載用レーダ装置において、前記データ数変更手段は、
前記照射中心軸方向の補正回数が所定値より大となった
後、平均化する方向データの数の増大を行う。
【0012】このため、誤差が大きい初期段階では平均
化する方向データ数を増大されず、多少の精度低下はあ
っても早急に大きな誤差を修正することができる。請求
項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれかに記載の
車載用レーダ装置において、前記データ数変更手段によ
る方向データの数の変更時に、上記方向データを採用す
る対象となる先行車の存在範囲を遠方に変更する存在範
囲変更手段を有する。
【0013】このため、照射中心軸方向の補正回数が増
えてくると遠方の先行車の方向データが平均化に採用さ
れ、照射中心軸方向の精度が向上する。請求項6に記載
の発明は、車載のレーダ装置M1の照射中心軸と、直進
時の車両進行方向との偏差を補正するため、自車両の直
進中に上記レーダ装置で検出した先行車両の方向データ
を平均化手段M2で平均化し、補正手段M3で照射中心
軸方向を補正する車載レーダ装置であって、走行条件に
応じて方向データの平均化期間を変更する平均化期間変
更手段を有する。
【0014】このため、誤差が大きくなるような走行条
件では平均化期間を長くすることができるので、照射中
心軸方向の誤差の増大を防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図2は本発明装置の全体構成図を
示す。同図中、レーダ装置10(M1)はスキャン型の
ものであり、車両前方を水平方向にスキャンして自車両
前方の先行車両や路側物等の目標物体の方向、相対速度
及び相対距離を検知し、検知したこれらの値をマイクロ
コンピュータ12に供給する。
【0016】また、ステアリングセンサ14は車両の操
舵角を検出してマイクロコンピュータ12に供給し、ヨ
ーレートセンサ16は車両のヨーレートを検出してマイ
クロコンピュータ12に供給する。更に、車速センサ1
8は車両の車速を検出してマイクロコンピュータ12に
供給する。
【0017】図3はマイクロコンピュータ12がレーダ
装置10の1スキャン期間である所定時間毎に実行する
メイン処理のフローチャートを示す。なお、マイクロコ
ンピュータ12はこの処理に先立ち、車両の直線走行時
(ヨーレートが0のとき)に所定時間における操舵角の
平均値から操舵角中立位置を検出しているものとする。
図3において、まず、ステップS100でレーダ装置1
0、ステアリングセンサ14、ヨーレートセンサ16、
車速センサ18等の各種センサの診断(ダイアグノーシ
ス)中か否かを判別する。ここで診断中であれば処理サ
イクルを終了する。また、診断中でなければステップS
101に進む。ステップS101ではレーダ装置10の
水平方向の1スキャン分の検知情報を読み取る。ここ
で、一般的な車両は後方から見ると左右両端にリフレク
タが設けられており、レーダ装置10では各リフレクタ
からの反射を検知して、夫々の検出情報がステップS1
01で読み取られる。
【0018】ステップS102では検知情報から検知し
た物体の位置X,Yを計算する。この位置計算について
図4を用いて説明する。図4において、自車両30の前
方に先行車両31が存在すると、この先行車両31のリ
フレクタ32a,32bが検知され、リフレクタ32a
の相対速度V1 ,相対距離D1 ,スキャン角度θ1 とリ
フレクタ32bの相対速度V2 ,相対距離D2 ,スキャ
ン角度θ2 とが得られる。自車30の進行方向をY軸、
左右方向をX軸、自車30のレーダ装置位置を原点とし
て次式の関係が得られる。ところで、ΔθA はレーダの
照射中心軸方向の水平方向偏差の補正値であり、後述す
る判定フラグfが0のときはΔθA =Δθi であり、判
定フラグfが1のときはΔθA =Δθである。
【0019】 X1 =D1 sin (θ1 −ΔθA ) Y1 =D1 cos (θ1 −ΔθA ) …(1) X2 =D2 sin (θ2 −ΔθA ) Y2 =D2 cos (θ2 −ΔθA ) これから、位置X,Yと、車幅Wとが次式により得られ
る。
【0020】 X=(X1 +X2 )/2…(2) Y=(Y1 +Y2 )/2 W=|X1 −X2 | …(3) 次にステップS103では走路計算を行う。走路計算と
は自車が進む走路を推定することであり、車速センサ1
8から得た車速と、ステアリングセンサ14で得た操舵
角、又はヨーレートセンサ16で得たヨーレートとを用
いて走路を推定する。
【0021】次に、ステップS104において、ステッ
プS103で計算した自車の推定走路上に、ステップS
102で位置を計算した検知物体が存在するかどうか、
つまり自車線上に車両が存在するかどうかを判断する。
ここでは後述する図9の斜線で示す範囲を自車線とみな
す。この判断では、検知物体が走行車両かどうかは検知
物体の相対速度が自車の車速と同一か否かにより判断す
る。但し相対速度は近づく方向を正とする。この後、ス
テップS105で水平方向偏差の補正値を計算し、処理
を終了する。
【0022】図5乃至図8はステップS105の補正値
計算ルーチンの一実施例のフローチャートを示す。この
ルーチンは初回の実行前に補正値計算回数i、補正値を
計算した車両ののべ台数k、判定フラグf、補正値Δθ
i ,Δθ夫々が0にリセットされており、また先行車検
出範囲を設定するための図9に示す検出幅XW 、検出最
小距離Ymin 、検出最大距離Ymax 、検出角度Dは夫々
初期値にリセットされている。初期値としては例えばX
w=3m、Ymin =20m、Ymax =40m、D=3.
5°である。図9の斜線で示す範囲がステップS103
で自車線とみなされる。
【0023】図5において、ステップS202では自車
線上に先行車両が存在するか否かを判別する。ここでは
前述のステップS104の判断結果を用いて判別を行
い、存在する場合はステップS203に進み、存在しな
い場合は図7のステップS232に進む。
【0024】ステップS203では今回のスキャンで検
知された自車線上の先行車両が前回のスキャン時に検知
された車両と同一車両か否か、又はカウント値nが0か
否かを判別する。ここでは、前回スキャン時の先行車両
位置とこの先行車両の相対速度から今回スキャン時の先
行車両が存在するであろう位置を推定し、この推定位置
を中心とする所定範囲内に今回のスキャンで検知された
先行車両が存在すれば同一車両と判別する。また、カウ
ント値nは平均化回数であり、n=0は平均化がなされ
ていないことを表わしている。このステップS203で
同一車両の場合、又はn=0の場合はステップS204
に進み、それ以外の場合は図7のステップS232に進
む。
【0025】ステップS204ではステップS102で
計算された車幅WがWmin からWmax までの範囲内かど
うかを判別する。車幅Wが最小幅Wmin (例えば1m)
未満の場合は、図10(A)に示す如く、先行車両31
の片方のリフレクタ32bだけしか検知していない場合
や、同図(B)に示す如く、2輪車35を検知している
場合があり、このような場合には検知位置X,Yが自車
前方から左右いずれかに片寄るので補正値の誤差が大き
くなる。また、車幅Wが最大幅Wmax を越える場合は、
図11(A)に示す如く、先行車31が水しぶき36を
上げている場合や、同図(B)に示す如く2台の先行車
両37,38が略等速度で並走してい場合があり、この
ような場合には検知位置X,Yが自車前方から左右いず
れかに片寄るので補正値の誤差が大きくなる。このよう
な場合を避けるためWmin <W<Wmax のときのみステ
ップS205に進み、これ以外のときはステップS23
2に進む。
【0026】ステップS205では自車が直線走行をし
ているかどうかを判別する。ここでは自車の車速と操舵
角とから算出される道路の曲率半径Rの逆数の絶対値が
所定値以下の場合、又は操舵角θs の絶対値が所定値以
下の場合、又はヨーレートYAWの絶対値が所定値以下
の場合を直線走行とみなし図6のステップS210に進
み、これ以外の場合はステップS232に進む。
【0027】図6のステップS210では補正値計算回
数iが所定値k1 未満か否かを判別する。ここで所定値
1 は例えば10程度の値である。ここで、補正値計算
回数iの値が小さくi<k1 の場合、ステップS212
に進んでレーダ装置10で検出した先行車両の数が1か
否かを判別する。そして先行車両数が1の場合には補正
値計算を行うためにステップS214に進み、先行車両
数が0又は2以上の場合は補正値計算を行わないとして
図7のステップS232に進む。
【0028】このように先行車両数が2以上の場合は、
図12(A)に示すように自車30と同一車線上の先行
車両37だけでなく、隣接車線上の先行車両38につい
ても補正値計算を行って補正値を誤ることを防止するた
めである。また図12(B)に示すように先行車両38
が1台だけで隣接車線上にある場合は、自車両30と先
行車両38との相対速度が大きい場合がほとんどであ
り、先行車両38は自車両30から急速に離れるため補
正値を誤るおそれは極く小さい。
【0029】一方、ステップS210でi≧k1 の場合
は補正値計算がある程度以上進んでいるため、自車線と
みなす範囲は絞り込まれているため、先行車両が複数で
あっても隣接車線について検出してしまうことはなく、
更にできるだけ早く補正値計算回数を増すためにステッ
プS214に進む。
【0030】ステップS214では図13に示すマップ
を補正値計算回数iにより参照して平均回数Nを算出設
定する。このマップでは補正値計算回数iが所定値k2
(例えばk2 =10)以下では補正値計算回数iが増加
するに従って平均回数Nを増加させている。これは補正
値計算回数iが小さい、例えば工場出荷時等においては
水平方向偏差の誤差が大きい可能性があるため、多少精
度が低下しても早急に補正値を求める必要性が高いため
である。そしてi>k2 の領域では平均回数Nを一定と
している。
【0031】次にステップS216で補正値計算回数i
が所定値k2 を越えているかどうかを判別する。i>k
2 の場合にはステップS218で先行車との車間距離が
所定値k3 を越え、かつ、自車両の速度が所定値k4
越えているか否かを判別する。ここで、k3 は例えば4
0m、k4 は例えば80km/hであり、ステップS2
18では高速道路走行中であるか否かを判別している。
【0032】車間距離>k3 、かつ、相対速度>k4
場合は高速道路走行中と判別してステップS219に進
み、N=N×k5 の計算を行って平均回数Nを再設定す
る。上記の係数k5 は例えば2であり、平均回数Nを2
倍にしている。これは高速道路では図12(C)に示す
ようにステップS205で直線走行とみなされる緩やか
なカーブが長く続く場合があるので、平均回数Nを大き
くしなければ補正値の誤差が大きくなるからである。上
記のステップS214,S219がデータ数変更手段M
4に対応する。
【0033】このステップS219を実行後はステップ
S220に進み、ステップS218で車間距離≦k3
は相対速度≦k4 の場合はそのままステップS220に
進む。存在範囲変更手段に対応するステップS220で
は次式により検出最小距離Ymin 及び検出最大距離Yma
x を変更する。
【0034】 Ymin =KV×Ymin …(4) Ymax =KV×Ymax …(5) ここで、KVは車速センサ18で検出した車速vによっ
て図14に示すマップを参照して得られる係数である。
また各式の右辺のYmin ,Ymax 夫々は前回の処理タイ
ミングで計算された検出最小距離,検出最大距離であ
る。ところで、後述のステップS246で計算される検
出最小距離Ymin 及び検出最大距離Ymax は図15,図
16夫々実線に示すように補正値計算回数iの増大に従
って増大するが、i>k2 の状態では車速vに応じた係
数KVをYmin ,Ymax に乗算して先行車検出範囲を自
車から遠くなるように変更している。
【0035】これは一般的に、車速が速ければ、それだ
け車間距離を大きくとるため、高速走行時には先行車検
出範囲を遠くに設定することにより、図12(D)に示
すように先行車37が道路の左右に偏って走行した場合
の補正量の誤差をできるだけ小さくできる。なお、i>
2 の場合に限定したのは、補正値計算回数iがある程
度大きくなければYmin ,Ymax が大きくできないため
である。これによって図19(B)に示されるように、
隣接車線に存在する車両を誤って平均化の対象とするこ
とを防止できる。
【0036】上記のステップS220を実行後は図7の
ステップS222に進む。またステップS216でi≦
2 の場合もステップS222に進む。図7のステップ
S222では自車線上の先行車両の位置X,Yについ
て、Ymin <Y<Ymax 、かつ|X|<ΔXの条件を満
たすかどうかを判別する。これはYmin ≧Yで先行車両
との相対距離が近い場合は、図17(A)の如く自車両
30が車線中央を走行していても先行車両31が車線端
部を走行してX(XL 又はXR )が大となると、又は同
図(B)の如く先行車両31が車線中央を走行していて
も自車両30が車線端部を走行してX(XL 又はXR
が大となると、補正値の誤差が大きくなる。また、Y≧
Ymax の場合は先行車両を連続して検知しにくくなる。
また、|X|>ΔXの場合は先行車がカーブに入ったも
のとみなしている。このような場合を避けるためYmin
<Y<Ymax かつ|X|<ΔXのときにのみステップS
224に進み、これ以外のときはステップS232に進
む。
【0037】ステップS224ではカウント値nを1だ
けインクリメントし、カウント値nを添字として位置
X,YつまりX(n) ,Y(n) をマイクロコンピュータ1
2の内蔵メモリに格納する。次にステップS226でカ
ウント値nが所定値N以上か否かを判別し、n≧Nの場
合はステップS228に進み、n<Nの場合は処理を終
了する。つまり、同一の先行車についてN回分の位置
X,Yが得られたときに平均化を行うために、ステップ
S228に進む。
【0038】平均化手段M2に対応するステップS22
8では次式により、N回夫々の水平方向の偏差量Δθ
(n) 及び偏差平均値ΔθAVを求め、ΔθAVをメモリに格
納する。この偏差量Δθ(n) が先行車両の方向データに
相当する。
【0039】
【数1】
【0040】この後、ステップS230でカウント値n
を0にリセットして図8のステップS238に進む。一
方、ステップS232ではn>0であるか否かを判別
し、n≦0の場合はステップS238に進み、n>0の
場合はステップS226に進む。このステップS226
でn≧Nの場合はステップS228でΔθAVを計算し、
ステップS230でカウント値nを0にリセットしてス
テップS238に進む。このため、ステップS228で
は同一の先行車両をN回連続して検知したときに
(6),(7)式により角度ずれ量ΔθAVが計算され
る。
【0041】図8のステップS238では、のべ台数k
を1だけインクリメントし、次のステップS240での
べ台数kが所定値k0 (k0 は例えば10)以上か否か
を判別する。k≧k0 の場合はステップS242に進
み、のべ台数kを0にリセットし、補正値計算回数iを
1だけインクリメントする。次に、補正手段M3に対応
するステップS244で(6)式を用いて、前回の補正
値Δθi-1 と、最新から順にk0 個の偏差平均値ΔθAV
(ΔθAV1 〜ΔAVk0)の平均から今回の補正値Δθi
算出する。
【0042】 Δθi =Δθi-1 +(ΔθAV1 +…+ΔθAVK0)/k0 …(8) 次に、ステップS246で先行車検出範囲の変更を行
う。この変更は次式によって行われる。XW =XW −Δ
W Ymin =Ymin +ΔYmin Ymax =Ymax +ΔYmax D=D−ΔD ここで、ΔXW は例えば0.3mであり、ΔYmin ,Δ
Ymax 夫々は例えば5mであり、ΔDは例えば0.3°
である。つまり、このステップS246を実行すること
によって図9に示す検出幅XW が狭くなり、検出最小距
離Ymin 及び検出最大距離Ymax は大きくなり、検出角
度Dは狭められる。
【0043】次にステップS248で補正値計算回数i
が所定値i0 (例えばi0 は数回)を超えているか否か
を判別する。i≧i0 の場合はステップS250に進
み、検出幅XW 、検出最小距離Ymin 、検出最大距離Y
max 、検出角度D夫々を初期値にリセットし、補正値計
算回数iを0にリセットし、判定フラグfに1をセット
し、更にステップS224で計算した今回の補正値Δθ
i をステップS102で用いる補正値Δθにセットして
処理サイクルを終了する。
【0044】一方、ステップS248でi<i0 の場合
にはステップS250をバイパスして処理サイクルを終
了し、また、ステップS240でk<k0 の場合はステ
ップS242〜S250をバイパスして処理サイクルを
終了する。ここで、検出幅XW が大きい場合、図18
(A)に示す如く、緩いカーブではあるがステップS2
05の直線走行判定条件が成立するような場合において
も補正値Δθi の計算が行われ、誤差を生じるため、検
出幅XW はなるべく小さくしたい。また、図18(B)
に示す如く、水平方向偏差が大きい場合も、検出幅X W
が大きければ隣接車線の先行車31を自車線とみなし補
正値Δθi の計算が行われて誤差を生じるため、検出幅
W はなるべく小さくしたい。
【0045】一方、検出幅XW を小さくすれば、図18
(C)に示す如く先行車31が自車30の走行車線を走
行しているときに補正値Δθi の計算を行うために補正
値Δθi の精度が高くなる。しかし、図18(D)に示
す如く水平方向偏差が大きい場合には自車線上の先行車
両31を見付けることができず、補正値Δθi を計算す
ることができない。
【0046】また、検出最小距離Ymin 、検出最大距離
Ymax が共に大きければ図19(A)に示す自車30に
近い先行車両37ではなく、自車30から遠い先行車両
38を検出できる。先行車両37,38の車線幅方向の
位置ずれが同程度であれば先行車両37,38夫々の角
度ずれ量θ1 ,θ2 はθ1 >θ2 の関係にあり、自車3
0から遠い先行車両38の方が高精度の補正値Δθi
得ることができる。しかし、図19(B)に示す如く、
水平方向偏差が大きい場合には検出最小距離Ymin 、検
出最大距離Ymax を共に小さくすることによって、隣接
車線の先行車両37,38ではなく、自車線上の先行車
両31を確実に見付けることができる。
【0047】このため、本実施例では、当初、検出幅X
W 及び検出角度Dを大きくし、かつ、検出最小距離Ymi
n 及び検出最大距離Ymax を小さく設定して自車線上の
先行車両を見付け補正値Δθi を計算して水平方向偏差
の補正を行う。これによって、水平方向偏差が徐々に小
さくなるに従って検出幅XW 及び検出角度Dを減少さ
せ、かつ検出最小距離Ymin 及び検出最大距離Ymax を
増大させて補正値Δθiの精度を向上させている。
【0048】また、補正値計算回数iが所定値i0 を超
える毎にステップS230で先行車検出範囲を決定する
検出幅XW ,検出最小距離Ymin ,検出最大距離Ymax
,検出角度Dを初期値にリセットするのはレーダ装置
10を車体に取付けるブラケットのねじの緩み等により
水平方向偏差が新たに変化することに対応するためであ
る。
【0049】ところで、ステップS228での(7)式
の代りに次式により偏差平均値Δθ AVを計算しても良
い。
【0050】
【数2】
【0051】但し、ΔθAV(n) は今回得られる偏差平均
値、ΔθAV(n-1) は前回得られた偏差平均値であり、
E,Fは重み付けの定数であり、例えばE=100、0
≦F≦100である。この(9)式を用いる場合には平
均回数Nが大きいほど、又は先行車までの車間距離が大
きいほどFを大きくするよう可変して補正値の精度を向
上させることができる。
【0052】次に調整用スイッチを設け、ディーラーや
車両の購入者が上記調整用スイッチを操作して補正量を
算出するよう構成しても良い。図20はこの場合のステ
ップS105の補正値計算ルーチンのフローチャートを
示す。このルーチンは初回の実行前に補正値計算回数
i、補正値を計算した車両ののべ台数k、判定フラグ
f、補正値Δθi ,Δθ夫々が0にリセットされてお
り、また先行車検出範囲を設定するための図9に示す検
出幅XW 、検出最小距離Ymin 、検出最大距離Ymax 、
検出角度Dは夫々初期値にリセットされている。初期値
としては例えばX=3m、Ymin =20m、Ymax =4
0m、D=3.5°である。図9の斜線で示す範囲がス
テップS103で自車線とみなされる。
【0053】図20において、ステップS300では調
整用スイッチがオンか否かを判別し、オンであればステ
ップS302に進み、オフであればステップS314に
進む。ステップS302では自車線上に先行車両が存在
するか否かを判別する。ここでは前述のステップS10
4の判断結果を用いて判別を行い、存在する場合はステ
ップS304に進み、存在しない場合はステップS31
4に進む。
【0054】ステップS304では今回のスキャンで検
知された自車線上の先行車両が前回のスキャン時に検知
された車両と同一車両か否か、又はカウント値nが0か
否かを判別する。ここでは、前回スキャン時の先行車両
位置とこの先行車両の相対速度から今回スキャン時の先
行車両が存在するであろう位置を推定し、この推定位置
を中心とする所定範囲内に今回のスキャンで検知された
先行車両が存在すれば同一車両と判別する。また、カウ
ント値nは平均化回数であり、n=0は平均化がなされ
ていないことを表わしている。このステップS304で
同一車両の場合、又はn=0の場合はステップS306
に進み、それ以外の場合はステップS314に進む。
【0055】ステップS306ではステップS102で
計算された車幅WがWmin からWmax までの範囲内かど
うかを判別する。車幅Wが最小幅Wmin (例えば1m)
未満の場合は、図10(A)に示す如く、先行車両31
の片方のリフレクタ32bだけしか検知していない場合
や、同図(B)に示す如く、2輪車を検知している場合
があり、このような場合には検知位置X,Yが自車前方
から左右いずれかに片寄るので補正値の誤差が大きくな
る。また、車幅Wが最大幅Wmax を越える場合は、図8
(A)に示す如く、先行車31が水しぶき36を上げて
いる場合や、同図(B)に示す如く2台の先行車両3
7,38が略等速度で並走してい場合があり、このよう
な場合には検知位置X,Yが自車前方から左右いずれか
に片寄るので補正値の誤差が大きくなる。このような場
合を避けるためWmin <W<Wmaxのときのみステップ
S308に進み、これ以外のときはステップS314に
進む。
【0056】ステップS308では自車が直線走行をし
ているかどうかを判別する。ここでは自車の車速と操舵
角とから算出される道路の曲率半径Rの逆数の絶対値が
所定値以下の場合、又は操舵角θs の絶対値が所定値以
下の場合、又はヨーレートYAWの絶対値が所定値以下
の場合を直線走行とみなしステップS310に進み、こ
れ以外の場合はステップS314に進む。
【0057】ステップS310では自車線上の先行車両
の位置X,Yについて、Ymin <Y<Ymax 、かつ|X
|<ΔXの条件を満たすかどうかを判別する。これはY
min≧Yで先行車両との相対距離が近い場合は、図17
(A)の如く自車両が車線中央を走行していても先行車
両が車線端部を走行してX(XL 又はXR )が大となる
と、又は同図(B)の如く先行車両が車線中央を走行し
ていても自車両が車線端部を走行してX(XL 又は
R )が大となると、補正値の誤差が大きくなる。ま
た、Y≧Ymax の場合は先行車両を連続して検知しにく
くなる。また、|X|>ΔXの場合は先行車がカーブに
入ったものとみなしている。このような場合を避けるた
めYmin <Y<Ymax かつ|X|<ΔXのときにのみス
テップS312に進み、これ以外のときはステップS3
14に進む。
【0058】ステップS312ではカウント値nを1だ
けインクリメントし、カウント値nを添字として位置
X,YつまりX(n) ,Y(n) をマイクロコンピュータ1
2の内蔵メモリに格納してステップS300に進む。つ
まり、調整用スイッチがオンとされると、ステップS3
02〜S310によって補正値計算が可能かどうかを判
別し、可能な場合にのみステップS314に進む。
【0059】ステップS314ではn>0の判別を行
い、n≦0の場合は処理を終了し、n>0の場合はステ
ップS316に進む。ステップし316ではnが所定値
0 (n0 は例えば10)より大か否かを判別し、n≦
0 の場合は同一の先行車についてn0 回分の位置X,
Yが得られてないため補正値が計算できないとしてステ
ップS318に進み、ここで補正値計算失敗を表わすブ
ザーを鳴らす。一方、n>n0 の場合はnが所定数n0
を越えてX,Yを平均化して誤差の影響を小さくできる
ためステップS320に進み、(6)式により水平方向
の偏差量Δθ(n)を算出し、この偏差量Δθ(n) を補正
値Δθi とする。これと共に、補正値計算成功を表わす
ブザーを鳴らす。ステップS318又はステップS32
0を実行後はステップS322でnを0にリセットし処
理を終了する。
【0060】この実施例では直線路を先行車に追従運転
している状態で調整用スイッチをオンとすることによ
り、正確な補正値を短時間に得ることができる。なお、
上記の各実施例では方向データを取得するサンプリング
間隔を一定として、走行条件に応じて平均化する方向デ
ータの数を変更しているが、方向データの数を変更す
る、しないに拘らず、自車両の速度が大きくなるほどサ
ンプリング間隔を大として、平均化期間を長くするよう
な平均化期間変更手段を設けても良い。これによって高
速走行時には平均化期間を長くすることができ、補正値
の誤差を小さくできる。
【0061】
【発明の効果】上述の如く、請求項1に記載の発明は、
車載のレーダ装置の照射中心軸と、直進時の車両進行方
向との偏差を補正するため、自車両の直進中に上記レー
ダ装置で検出した先行車両の方向データを平均化手段で
平均化し、補正手段で照射中心軸方向を補正する車載レ
ーダ装置であって、走行条件に応じて上記平均化する方
向データの数を変更するデータ数変更手段を有する。
【0062】このため、誤差が大きくなるような走行条
件では平均化する方向データの数を増大させて誤差が大
きくなることを防止できる。また、請求項2に記載の発
明は、請求項1記載の車載用レーダ装置において、前記
データ数変更手段は、高速走行中の条件で、平均化する
方向データの数を増大させる。
【0063】このため、高速道路で緩やかなカーブが長
く続く場合に平均化する方向データ数が増大されるの
で、照射中心軸方向の誤差が大きくなることを防止でき
る。また、請求項3に記載の発明は、請求項2記載の車
載用レーダ装置において、前記データ数変更手段は、自
車両の速度が所定値より大で、かつ、先行車との車間距
離が所定値より大となる条件で、平均化する方向データ
の数を増大させる。
【0064】このため、高速道路を走行している状況を
正確に認識して、照射中心軸方向の誤差の増大を防止で
きる。また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
記載の車載用レーダ装置において、前記データ数変更手
段は、前記照射中心軸方向の補正回数が所定値より大と
なった後、平均化する方向データの数の増大を行う。
【0065】このため、誤差が大きい初期段階では平均
化する方向データ数を増大されず、多少の精度低下はあ
っても早急に大きな誤差を修正することができる。ま
た、請求項5に記載の発明は、請求項2〜4のいずれか
に記載の車載用レーダ装置において、前記データ数変更
手段による方向データの数の変更時に、上記方向データ
を採用する対象となる先行車の存在範囲を遠方に変更す
る存在変更手段を有する。
【0066】このため、照射中心軸方向の補正回数が増
えてくると遠方の先行車の方向データが平均化に採用さ
れ、照射中心軸方向の精度が向上する。また、請求項6
に記載の発明は、車載のレーダ装置の照射中心軸と、直
進時の車両進行方向との偏差を補正するため、自車両の
直進中に上記レーダ装置で検出した先行車両の方向デー
タを平均化手段で平均化し、補正手段で照射中心軸方向
を補正する車載レーダ装置であって、走行条件に応じて
方向データの平均化期間を変更する平均化期間変更手段
を有する。
【0067】このため、誤差が大きくなるような走行条
件では平均化期間を長くすることができるので、照射中
心軸方向の誤差の増大を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の全体構成図である。
【図3】メイン処理のフローチャートである。
【図4】本発明を説明するための図である。
【図5】補正値計算ルーチンのフローチャートである。
【図6】補正値計算ルーチンのフローチャートである。
【図7】補正値計算ルーチンのフローチャートである。
【図8】補正値計算ルーチンのフローチャートである。
【図9】先行車検出範囲を説明するための図である。
【図10】本発明を説明するための図である。
【図11】本発明を説明するための図である。
【図12】本発明を説明するための図である。
【図13】マップを示す図である。
【図14】マップを示す図である。
【図15】Ymin の特性図である。
【図16】Ymax の特性図である。
【図17】本発明を説明するための図である。
【図18】先行車検出範囲を説明するための図である。
【図19】先行車検出範囲を説明するための図である。
【図20】補正値計算ルーチンのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 レーダ装置 12 マイクロコンピュータ 14 ステアリングセンサ 16 ヨーレートセンサ 18 車速センサ 30 自車両 31,37,38 先行車両 32a,32b リフレクタ 35 2輪車 M1 レーダ装置 M2 平均化手段 M3 補正手段 M4 データ数変更手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載のレーダ装置の照射中心軸と、直進
    時の車両進行方向との偏差を補正するため、自車両の直
    進中に上記レーダ装置で検出した先行車両の方向データ
    を平均化し、照射中心軸方向を補正する車載レーダ装置
    であって、 走行条件に応じて上記平均化する方向データの数を変更
    するデータ数変更手段を有することを特徴とする車載用
    レーダ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車載用レーダ装置におい
    て、 前記データ数変更手段は、高速走行中の条件で、平均化
    する方向データの数を増大させることを特徴とする車載
    用レーダ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車載用レーダ装置におい
    て、 前記データ数変更手段は、自車両の速度が所定値より大
    で、かつ、先行車との車間距離が所定値より大となる条
    件で、平均化する方向データの数を増大させることを特
    徴とする車載用レーダ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の車載用レーダ装置
    において、 前記データ数変更手段は、前記照射中心軸方向の補正回
    数が所定値より大となった後、平均化する方向データの
    数の増大を行うことを特徴とする車載用レーダ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の車載用
    レーダ装置において、 前記データ数変更手段による方向データの数の変更時
    に、上記方向データを採用する対象となる先行車の存在
    範囲を遠方に変更する存在範囲変更手段を有することを
    特徴とする車載用レーダ装置。
  6. 【請求項6】 車載のレーダ装置の照射中心軸と、直進
    時の車両進行方向との偏差を補正するため、自車両の直
    進中に上記レーダ装置で検出した先行車両の方向データ
    を平均化し、照射中心軸方向を補正する車載レーダ装置
    であって、 走行条件に応じて方向データの平均化期間を変更する平
    均化期間変更手段を有することを特徴とする車載用レー
    ダ装置。
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