JPH1038568A - 建築物の位置測定装置、その位置測定システム、建築物の位置測定方法及び建築限界判定方法 - Google Patents

建築物の位置測定装置、その位置測定システム、建築物の位置測定方法及び建築限界判定方法

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JPH1038568A
JPH1038568A JP18962896A JP18962896A JPH1038568A JP H1038568 A JPH1038568 A JP H1038568A JP 18962896 A JP18962896 A JP 18962896A JP 18962896 A JP18962896 A JP 18962896A JP H1038568 A JPH1038568 A JP H1038568A
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distance
point
measuring device
building
position measuring
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JP18962896A
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Jiro Kawashima
二郎 川嶋
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電車が走行する軌道の周囲に設置される建築
物と軌道レールとの離間距離を測定するのに好適で、操
作性及び実用性を向上した位置測定装置及び位置測定シ
ステム装置を提供することにある。 【解決手段】 操作者が位置測定装置1の操作部3の電
源スイッチをオンし電源部4から所定の電力が供給され
ると、CPU部2は、表示部5に位置測定装置1の内部
状態を表示する。操作者が操作部3を操作して計測指示
を行うと、CPU部2は、距離計測部6に計測開始命令
を発し、距離計測部6は建築物からの反射レーザ光によ
り建築物の被測定点までの距離を計測する。CPU部2
は、距離計測部6から計測データに基づいて、建築物ま
での距離、特に建築物の建築限界の高さと離れを計算し
て自動的に表示部5に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置測定装置及び
位置測定システムに係り、更に詳しくは、位置測定装置
と建築物の被測定点までの距離を測定することによっ
て、位置測定装置と所定の位置関係にある基準点と被測
定点との距離を検出可能な様に構成された位置測定装置
及び位置測定システムに関し、特に本発明は、電車が走
行する軌道の周囲に設置される建築物と軌道レールとの
離間距離を測定するのに好適な位置測定装置及び位置測
定システムに関する。
【0002】また、本発明は、建築物の被測定点の位置
を求める位置測定方法及び建築物の被測定点の位置が建
築限界よりも外にあるか否かを判定する建築限界判定方
法に関する。
【0003】
【従来の技術】電車が走行する軌道の周囲に設置される
建築物は、通行障害を惹起させないために電車の車体と
は規定の離間距離を有して建築されるが、電車の上部に
配設されたパンタグラフとホーム上の建築物との間は、
構造上最も接近する状態になることから、ホームの新設
時は勿論、既設建築物の改修後には一定以上の離間距離
が有るか否かを定期的に点検する必要がある。
【0004】この定期点検には、従来より規定の長さを
有する棒を電車の屋根から簪(かんざし)状に突出させ
た花魁電車と称される電車を走行させていた。しかし、
この花魁電車は、スロースピードとはいえ走行させなが
ら棒の接触を確認するものであるため、ホーム上の建築
物、例えば、雨よけの傾斜屋根のような高所であると、
棒が接触してもその地点ですぐに止まることができず、
再度チェックする必要があるとともに棒を突出させた位
置のみしかチェックできないため正確さの点で問題が残
されていた。
【0005】また、屋根の最先端から重りを吊り下げ
て、この重りの位置と軌道のレール中心との離間距離を
測定した後、この測定値を所定の計算式に代入して屋根
とパンタグラフとの建築限界距離を求める方法が採用さ
れていた。しかしながら、建築限界距離の測定作業は、
屋外で行われるために、重りを吊り下げたときには下部
側が揺れて、これが静止するまでに相当な時間がかか
り、測定能率が悪くて実用的なものではなかった。
【0006】そして、上記の課題を解決するために、電
車の車体と軌道周囲の建築物との離間距離を簡便かつ正
確に測定できる鉄道施設の建築限界距離測定装置として
鉄道施設の建築限界距離測定装置が実用新案登録番号第
3013607号公報に記載されている。この建築限界
距離測定装置の構成は、電車の軌道上に配置される基台
と、この基台の上部において前記軌道に直交した水平方
向に延出し、この軌道のレール間の中心を基点とした距
離測定用の目盛りを延出方向に設けてなる横尺付きガイ
ドと、この横尺付きガイド上に摺動自在に取り付けら
れ、光線の放射により被測定物との離間距離を計測する
距離計測器とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の建築限
界距離測定装置は、基台や建築物の直下まで延びる横尺
付きガイドを具備する関係で装置自体が非常に大きなも
のになり、測定者一人での測定や運搬・移動が困難であ
ることから、測定業務の効率化、測定精度の向上、作業
安全の向上が図れないという操作性及び実用性の面で問
題があった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解決する為にな
されたものであり、電車が走行する軌道の周囲に設置さ
れる建築物と軌道レールとの離間距離を測定するのに好
適で、操作性及び実用性を向上した位置測定装置及び位
置測定システム装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
位置測定装置は、上記の目的を達成する為に、建築物の
位置を測定する位置測定装置であって、前記位置測定装
置の基準点から前記建築物の被測定点までの距離を測定
可能な様に構成された位置測定装置において、前記位置
測定装置を任意の位置に設置することによって一義的に
定まる前記基準点に対応した第1の位置から前記被測定
点までの距離を測定する事によって求まる第1距離デー
タを記憶する第1記憶手段と、前記位置測定装置を前記
第1の位置以外の任意の位置に設置することによって一
義的に定まる前記基準点に対応した第2の位置から前記
被測定点までの距離を測定する事によって求まる第2距
離データを記憶する第2記憶手段と、前記第1の位置か
ら前記第2の位置までの距離を示す第3距離データを記
憶する第3記憶手段と、前記第1記憶手段が記憶する第
1距離データ、前記第2記憶手段が記憶する第2距離デ
ータ及び前記第3記憶手段が記憶する第3距離データに
基づいて、前記被測定点と任意の一点との位置関係を算
出する位置算出手段と、を具備することを特徴とする位
置測定装置。
【0010】請求項2に係る本発明の位置測定装置は、
請求項1に記載の位置測定装置において、前記第3記憶
手段が記憶する第3距離データを入力する第3距離デー
タ入力手段を具備すること特徴とする。請求項3に係る
本発明の位置測定装置は、請求項1または請求項2に記
載の位置測定装置において、前記位置算出手段は、前記
被測定点と任意の一点との位置関係を算出する為の補正
データを記憶する補正データ記憶手段を具備すること特
徴とする。
【0011】請求項4に係る本発明の位置測定装置は、
請求項3に記載の位置測定装置において、前記補正デー
タ記憶手段が記憶する補正データを入力する補正データ
入力手段を具備すること特徴とする。請求項5に係る本
発明の位置測定装置は、請求項1ないし請求項4のいず
れかに記載の位置測定装置において、前記位置算出手段
は、前記第1の位置に関連した第1補正点と前記第2の
位置に関連した第2補正点とを結んだ中点と所定の位置
関係にある特定点と前記被測定点との位置関係を算出す
ることを特徴とする。
【0012】請求項6に係る本発明の位置測定システム
は、建築物の位置を測定する位置測定システムにおい
て、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置測
定装置と、前記位置測定装置を、軌道レールと所定の位
置関係にある1点を中心に前記軌道レールとほぼ垂直な
平面内で回転自在に取り付ける第1取付装置とを具備す
ることを特徴とする。
【0013】請求項7に係る本発明の位置測定システム
は、建築物の位置を測定する位置測定システムにおい
て、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置測
定装置と、前記位置測定装置を、軌道レールと所定の位
置関係にある少なくとも2点を中心に前記軌道レールと
ほぼ垂直な平面内で回転自在に取り付ける第2取付装置
とを具備することを特徴とする。
【0014】請求項8に係る本発明の位置測定システム
は、請求項7に記載の位置測定システムにおいて、前記
第2取付装置は、距離測定ゲージを具備し、前記距離測
定ゲージは、前記軌道レールの各レール間の距離に関連
した情報を表示することを特徴とする。請求項9に係る
本発明の位置測定方法は、建築物の被測定点の位置を求
める位置測定方法において、鉄道軌道の一方のレール上
に距離測定装置を配置して前記被測定点までの距離L1
を求める第1工程と、前記鉄道軌道の他方のレール上に
距離測定装置を配置して前記被測定点までの距離L2を
求める第2工程と、前記鉄道軌道の両レール間の距離L
3を求める第3工程と、前記距離L1、前記距離L2及
び前記距離L3に基づいて、前記被測定点の高さHと前
記鉄道軌道の両レール中心からの離れLを求める第4工
程とを含むことを特徴とする。
【0015】請求項10に係る本発明の建築限界判定方
法は、建築物の被測定点の位置が建築限界よりも外にあ
るか否かを判定する建築限界判定方法において、請求項
9に記載の第1工程ないし第4工程の全ての工程と、前
記第4工程によって求めた前記被測定点の高さHと前記
鉄道軌道の両レール中心からの離れLから、前記建築物
の被測定点の位置が建築限界よりも外にあるか否かを判
定する第5工程とを含むことを特徴とする。
【0016】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面と共
に詳細に説明する。図1は、本発明に係る位置測定装置
の構成を示すブロック図である。また、位置測定装置1
は、同図中破線内で示される。2は、CPU部であり、
位置測定装置1の全体を制御するものであって、マイク
ロプロセッサの他に、制御プログラムを格納するための
ROM2a、制御に必要な複数のフラグ領域を有しデー
タ等を一時的に格納するRAM2bなどで構成されてお
り、各種の入出力装置の制御、メモリー管理及びデータ
処理などを行う。
【0017】3は、操作部であり、位置測定装置1の状
態を設定する各種キー及び電源スイッチで構成される。
4は、電源部であり、電源スイッチを操作して電源オン
状態にすると、電池ボックスに収納された電池(図示せ
ず)から位置測定装置1が備える電気回路に電力が供給
され、電気回路は所定の動作を行う。
【0018】5は、表示部であり、位置測定装置1の各
種内部状態を表示する表示LCDで構成される。6は、
距離計測部であり、距離の計測に必要なレーザやレンズ
などの各種光学系及び信号処理回路で構成されており、
CPU部2から入力される距離計測命令に従って、位置
測定装置1の基準点から建築物の被測定点までの距離を
計測し、その計測データをCPU部2に出力する。
【0019】この距離計測部6の測定器は、レーザ光線
を活用したレーザメータを使用しており、その測定範囲
は20cm〜30mと広範囲であり、測定誤差は±3m
m程度と非常に高精度である。また、レーザ光線を建築
物の被測定点に照射することにより測定点が明確になる
と共に、測定対象物が高所にある場合でも非接触で測定
できるので安全性が向上する。但し、距離計測部6はレ
ーザメータを使用しているが、電磁波、音波やその他の
非接触で距離を計測可能な距離計測器をレーザメータに
代用できる。
【0020】図2は、本発明に係る位置測定装置の外観
図であって、図2(A)、(B)、(C)及び(D)
は、それぞれ位置測定装置1の正面図、左側面図、右側
面図及び上面図である。3aは、上述した電源スイッチ
であり、電源のオン/オフを切り替える。3cは、モー
ド切替キーであり、後述する様に、このキーを押すたび
に位置測定装置1の内部状態が変更される。
【0021】3bは、取消/マイナスキーであり、後述
する様に、位置測定装置1の内部状態に応じて、計測デ
ータを取消したり、計測に必要な各種データから値をマ
イナスする機能を有する。3dは、計測/プラスキーで
あり、後述する様に、位置測定装置1の内部状態に応じ
て、計測命令をCPU部2に入力したり、計測に必要な
各種データから値をプラスする機能を有する。
【0022】5は、表示LCDであり、後述する様に、
操作者に位置測定装置1の内部状態を表示する。6a
は、レーザ出射部であり、距離計測部6が備えるレーザ
(図示せず)からのレーザ光が建築物の被測定部に出射
される。6bは、レンズ部であり、建築物の被測定部か
ら反射したレーザ光が取り込まれる。この取り込まれた
レーザ光には、位置測定装置1の基準点から建築物の被
測定点までの距離情報が含まれており、距離計測部6が
備える信号処理回路(図示せず)によって信号処理する
ことにより距離データを求め、更に距離計測部6は、こ
の距離データをCPU部2に出力する。
【0023】7は、基準ピンであり、後述する様に、位
置測定装置1の基準点及び計測軸と基準ピンの中心軸と
は距離計測のために厳密な位置関係を保っている。ま
た、基準ピンには、各種の取り付け装置や一脚などが取
り付けられる。つぎに、上述のように構成された本発明
に係る位置測定装置及び位置測定システムの測定原理を
図面と共に説明する。
【0024】図3は、本発明に係る位置測定装置の測定
原理を示す概念図である。操作者が位置測定装置1を操
作して計測開始を指示すると、位置測定装置1の距離計
測部6は、レーザ光を出射して建築物9に直径0.1〜
1cm程度の赤い円形状スポットを生じさせると共に、
建築物9から反射して戻ってきたレーザ光を距離計測部
6の内部に取り込む。通常、レーザ光を十分に反射させ
るために、建築物9の被計測点には反射板が取り付けら
れる。そして、距離計測部6は、その信号処理回路によ
って、基準点とその赤いスポットの中心点を結んだ計測
軸に沿った距離D1を求めることができる構成になって
いる。
【0025】また、基準ピン7の中心軸は、計測軸に直
行し一点で交わるように設計されており、その交点と基
準点との距離はD2である。そして、位置測定装置1に
は基準ピン7を位置基準として一脚8aが取り付けられ
ており、一脚8aの設置基準点は計測軸上に存在する様
に設計され、前記交点と設置基準点との距離はD3であ
る。
【0026】従って、距離D2及び距離D3は機械的に
決まる一定の値であるので、予め既定値として位置測定
装置1のCPU部2のROM2a又はRAM2bに記憶
させておけば、CPU部2は、距離計測部6が計測して
出力する距離D1に基づいて、一脚8aの設置基準点か
ら建築物9までの距離を求めることができる。図4は、
位置測定装置1が計測した値に基づいて位置関係を計算
する為の座標系を示す概念図である。
【0027】図3に示す位置測定装置1の一脚8aの設
置基準点を任意の点P1に設置し、建築物9の被測定点
P3をまでの距離を測定した値がL1、同様に、設置基
準点を点P1以外の任意の点P2に設置し、被測定点P
3をまでの距離を測定した値がL2、点P1から点P2
までの距離をL3とする。但し、このL3の値は、点P
1から点P2までの距離を実測し位置測定装置1に入力
してもよいし、点P1から点P2までの距離を固定した
治具などを用いれば既定値として位置測定装置1に記憶
させることも可能である。
【0028】XYZ座標系として、点P1を原点、点P
1及び点P2を通る軸をX軸、点P1を通り、点P1、
点P2及び点P3の3点で決まる平面に垂直な軸をY
軸、点P1を通り、X軸及びY軸に垂直な軸をZ軸とす
ると、点P1、点P2及び点P3の座標は、L1、L2
及びL3を用いて数1の通り定まる。
【0029】
【数1】
【0030】従って、上記XYZ座標系の任意の点P
(x,y,z)と点P3との位置関係を容易に求めるこ
とができる。例えば、点Pとして、点P1と点P2との
中点P4=(L3/2,0,0)に対する位置関係も各
座標の差として容易に計算でき、中点P4を原点とした
場合の点P3の座標として数2の通り定まる。
【0031】
【数2】
【0032】例えば、点P1及び点P2が軌道レールの
間隔(L3=1067mm)とし、点P3を建築物9の
被測定点とすると、数2のX座標及びZ座標が、それぞ
れ建築限界の離れ及び高さに相当する。図5は、図3と
同様に、本発明に係る位置測定システムの測定原理を示
す概念図である。
【0033】位置測定システム10は、位置測定装置1
及び取付装置8bで構成されている。操作者が取付装置
8bの設置基準面を例えばレールの上に設置し、位置測
定装置1を操作して計測開始を指示すると、位置測定装
置1の距離計測部6は、図3と同様に、レーザ光を建築
物9に出射して、建築物9から反射して戻ってきたレー
ザ光を距離計測部6の内部に取り込み、信号処理回路に
よって計測軸に沿った距離D1を求めることができる構
成になっている。
【0034】また、基準ピン7の中心軸は、計測軸に直
行し一点で交わるように設計されており、その交点と基
準点との距離はD2である。そして、位置測定装置1に
は、基準ピン7を回転軸として回転自在に取付装置8b
が取り付けられ、前記交点と設置基準面との距離はD4
である。従って、距離D2及び距離D4は機械的に決ま
る一定の値であるので、予め既定値として位置測定装置
1のCPU部2のROM2a又はRAM2bに記憶させ
ておけば、CPU部2は、距離計測部6が計測して出力
する距離D1に基づいて、基準ピン7と計測軸との交点
から建築物9までの距離を求めることができると共に、
取付装置8bの設置基準面との位置関係を求めることが
できる。
【0035】図6は、位置測定システム10が計測した
値に基づいて位置関係を計算する為の座標系を示す概念
図である。図5に示す位置測定システム10の基準ピン
7と計測軸との交点を任意の点P1に設置し、建築物9
の被測定点P3をまでの距離を測定した値がL1、同様
に、前記交点を点P1以外の任意の点P2に設置し、被
測定点P3をまでの距離を測定した値がL2、点P1か
ら点P2までの距離をL3、前記交点と設置基準面との
距離をD4とする。但し、このL3とD4の値は、距離
を実測し位置測定装置1に入力してもよいし、既定値と
して位置測定システム10に記憶させることも可能であ
る。
【0036】XYZ座標系として、点P1を原点、点P
1及び点P2を通る軸をX軸、点P1を通り、点P1、
点P2及び点P3の3点で決まる平面に垂直な軸をY
軸、点P1を通り、X軸及びY軸に垂直な軸をZ軸とす
ると、点P1、点P2及び点P3の座標は、L1、L2
及びL3を用いて前記数1の通り定まる。従って、上記
XYZ座標系の任意の点P(x,y,z)と点P3との
位置関係を容易に求めることができる。例えば、点Pと
して、点P1と点P2との中点P4=(L3/2,0,
0)に対する位置関係も各座標の差として容易に計算で
き、中点P4を原点とした場合の点P3の座標として前
記数2の通り定まる。また、中点P4をD4だけ下げた
点P5を原点とした場合の点P3の座標は数3の通り定
まる。
【0037】
【数3】
【0038】例えば、軌道レールの上に設置基準面を設
置し、点P1及び点P2が軌道レールの間隔(L3=1
067mm)、点P3を建築物9の被測定点とすると、
数3のX座標及びZ座標が、それぞれ建築限界の離れ及
び高さに相当する。図7は、本発明に係る位置測定シス
テムの外観図であり、同図(A)及び(B)は、軌道レ
ール周辺の建築物の位置測定に適するようにした実施例
である。
【0039】位置測定システム10は、位置測定装置1
及び取付装置8bで構成されており、取付装置8bは、
レール11にほぼ隙間なく嵌合するように設計されてい
るので、例えばレール11が傾斜面に設置されている場
合でも、取付装置8bをレール11に嵌合するだけでレ
ール面と取付装置8bの基準面が一致する。従って、位
置測定システム10によれば、レール11の設置面の傾
斜を全く意識することなく、軌道敷内の建築限界の計測
をすることが可能になる。
【0040】同図(A)の場合には、取付装置8bをレ
ール11に嵌合すると、基準ピン7の中心とレール11
の中心が一致する様になっており、位置測定システム1
0は、レール間距離L3として各レール11の中心間の
距離を既定値として記憶している。また、同図(B)の
場合には、取付装置8bをレール11に嵌合すると、基
準ピン7の中心とレール11の一端が一致する様になっ
ており、位置測定システム10は、レール間距離L3と
して各レール11の内側の距離を既定値(1067m
m)として記憶している。
【0041】図8は、本発明に係る位置測定システムの
外観図であり、軌道レール周辺の建築物の位置測定に適
するようにした実施例である。同図(A)は、位置測定
システムを軌道レールに取り付けた状態を示し、同図
(B)は、同図(A)の状態から、位置測定装置1が基
準ピン7を中心に回転自在に取り付けられている様子を
示している。
【0042】位置測定システム10は、位置測定装置1
及び取付装置8bで構成されており、取付装置8bに
は、取付金具8c及び8d、レール当て金具8e及び8
f、並びに計測ゲージ8gが所定の関係を保って取り付
けられている。取付金具8c及びレール当て金具8e
は、取付装置8bに完全に固定されており、取付装置8
bとレール当て金具8eとの作る角度がほぼ直角となっ
ている。また、取付装置8bとレール当て金具8eとを
図のようにレール11aに押し当てた時には、取付金具
8cは、位置測定装置1を基準ピン7を回転軸とし、レ
ール11aと直交する平面内で回転自在に取り付けるよ
うになっている。
【0043】取付金具8dとレール当て金具8fは、取
付装置8bの長手方向に一体となって連動する様に取付
装置8bに半固定されており、図のようにレール11b
に押し当てた所でネジで完全固定する。取付装置8bと
レール当て金具8fとの作る角度がほぼ直角となってお
り、この時、レール当て金具8fの位置を計測ゲージ8
gで読み取ることにより、レール幅を測定することがで
きる。
【0044】また、取付装置8bとレール当て金具8f
とを図のようにレール11bに押し当てた時には、取付
金具8dは、位置測定装置1を基準ピン7を回転軸と
し、前記レール11aと直交する平面内で回転自在に取
り付けるようになっている。即ち、位置測定装置1が取
付金具8cと取付金具8dに取り付けられた時、レール
と直交する同一平面内で、各レールの内側上面の角から
同じ高さの2点を中心にして回転することが可能な状態
になっている。
【0045】つぎに、上述のように構成された本発明に
係る位置測定装置及び位置測定システムの測定動作を図
面とともに説明する。尚、測定動作の説明は、図8に示
した位置測定システムを例に行うが、基本動作は他の位
置測定装置及び位置測定システムに関して全く同じであ
るので、個々の動作説明は省略する。図9は、位置測定
装置1の表示LCD5aの外観図である。
【0046】操作者が、図8(A)に示した様に、位置
測定装置1を取付金具8cに取り付け、位置測定システ
ムを軌道レールに設置して測定の準備をした後、位置測
定装置1の電源スイッチ3aをオンし電源を投入する
と、CPU部2は、必要なデータをROM2aから読み
出し、その一部をRAM2bに一時的に記憶して、表示
LCD5aに軌道幅として記憶している既定値1.06
7(m)を表示する(図9(A)参照)。
【0047】この状態で操作者が、レール当て金具8f
の位置を計測ゲージ8gで読み取った値とL1の値が異
なっていれば、計測/プラスキー3d又は取消/マイナ
スキー3bを操作することによって既定値L1を変更す
ることが可能である。操作者が、モード切替キー3cを
一度だけ押すと、CPU部2は、L1=0.000と表
示し(図9(B)参照)、操作者にL1の計測を促す。
【0048】次に、操作者が、位置測定装置1を回転さ
せ建築物9の被測定点にレーザ光を照射し計測/プラス
キー3dを押すと、CPU部2は、距離計測部6に計測
命令を発する。すると、距離計測部6は、反射して取り
込んだレーザ光から建築物9の被測定点までの距離デー
タを求め、CPU部2に出力する。CPU部2は、この
距離データに、RAM2bに記憶する基準ピン7までの
距離D2とを加算し測定値として、例えばL1=5.3
17と表示し(図9(C)参照)、計測が正常に完了し
たことを表示する。またここで、レーザ光の誤射などに
より測定値L1の値に信憑性がない場合には、取消/マ
イナスキー3bを押すことによって、図9(B)に示す
計測前の状態に戻ることができる。
【0049】次に、操作者が、位置測定装置1を取付金
具8dに移動させて取り付けた後、モード切替キー3c
を一度だけ押すと、CPU部2は、L2=0.000と
表示し(図9(D)参照)、操作者にL2の計測を促
す。次に、操作者が、位置測定装置1を回転させ建築物
9の被測定点にレーザ光を照射し計測/プラスキー3d
を押すと、CPU部2は、距離計測部6に計測命令を発
し、距離計測部6は、建築物9の被測定点までの距離デ
ータを求め、CPU部2に出力する。
【0050】CPU部2は、この距離データに、RAM
2bに記憶する基準ピン7までの距離D2とを加算し測
定値として、例えばL2=4.834と表示し(図9
(E)参照)、計測が正常に完了したことを表示する。
またここで、レーザ光の誤射などにより測定値L1の値
に信憑性がない場合には、取消/マイナスキー3bを押
すことによって、図9(D)に示す計測前の状態に戻る
ことができる。
【0051】次に、操作者が、図9(E)の状態でモー
ド切替キー3cを一度だけ押すと、CPU部2は、自動
的に軌道幅中心から建築物9の被測定点までの高さを計
算して表示する(図9(F)参照)。そして、操作者
が、モード切替キー3cを一度だけ押すと、CPU部2
は、自動的に軌道幅中心から建築物9の被測定点までの
離れを計算して表示する(図9(G)参照)。
【0052】つぎに、既定値D3及びD4の変更動作に
ついて説明する。図10は、位置測定装置1の表示LC
D5aの外観図である。図10(A)は、図9(A)と
同じ状態であり、表示LCD5aに軌道幅として記憶し
ている既定値1.067(m)を表示している。この状
態で操作者が、モード切替キー3cを二度素早く押す
と、CPU部2は、既定値変更モードに入り、表示LC
D5aにD3=0.000と既定値を表示し(図10
(B)参照)、操作者にD3の入力を促す。操作者は、
計測/プラスキー3d又は取消/マイナスキー3bを操
作することによって、既定値D3を所望の値に変更する
ことが可能である。例えばこの場合、操作者は、D3=
1.000(m)に変更した事を表示している(図10
(C)参照)。
【0053】次に、操作者が、モード切替キー3cを一
度だけ押すと、CPU部2は、表示LCD5aにD4=
0.200と表示し(図10(D)参照)、操作者にD
4の入力を促す。操作者は、計測/プラスキー3d又は
取消/マイナスキー3bを操作することによって、既定
値D4を所望の値に変更することが可能である。例えば
この場合、操作者は、D4=0.000(m)に変更し
た事を表示している(図10(E)参照)。
【0054】この様な変更は、図3に示すように、位置
測定装置1に一脚8aを取り付けた場合に実行される。
また、本発明に係る位置測定方法によれば、上記の測定
結果に基づいて、建築物の被測定点の位置を容易に確認
でき、更に、本発明に係る建築限界判定方法によれば、
建築物の被測定点の位置が建築限界よりも外にあるか否
かを建築限界図と照合しながら判定することが可能であ
る。
【0055】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る位置測
定装置及び位置測定システムによれば、電車が走行する
軌道の周囲に設置される建築物と軌道レールとの離間距
離、特に軌道レールが水平ではなく傾斜している場所に
設置されている場合にそれらの離間距離を測定するのに
好適であって、装置自体が大変小さく、測定者一人での
測定や運搬・移動が可能で、操作性及び実用性を向上し
た位置測定装置及び位置測定システム装置を提供するこ
とができる。
【0056】また、本発明に係る位置測定方法及び建築
限界判定方法によれば、建築物の被測定点の位置確認と
建築限界判定を容易にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る位置測定装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る位置測定装置の外観図である。
【図3】本発明に係る位置測定装置の測定原理を示す概
念図である。
【図4】位置関係を計算する為の座標系を示す概念図で
ある。
【図5】本発明に係る位置測定装置の測定原理を示す概
念図である。
【図6】位置関係を計算する為の座標系を示す概念図で
ある。
【図7】本発明に係る位置測定システムの外観図であ
る。
【図8】本発明に係る位置測定システムの外観図であ
る。
【図9】表示LCD5aの外観図である。
【図10】表示LCD5aの外観図である。
【符号の説明】
1 位置測定装置 2 CPU部 2a ROM 2b RAM 3 操作部 4 電源部 5 表示部 5a 表示LCD 6 距離計測部 7 基準ピン 8a 一脚 8b 取付装置 8c 取付金具 8d 取付金具 8e レール当て金具 8f レール当て金具 8g 計測ゲージ 9 建築物 10 位置測定システム 11 レール

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の位置を測定する位置測定装置で
    あって、前記位置測定装置の基準点から前記建築物の被
    測定点までの距離を測定可能な様に構成された位置測定
    装置において、 前記位置測定装置を任意の位置に設置することによって
    一義的に定まる前記基準点に対応した第1の位置から前
    記被測定点までの距離を測定する事によって求まる第1
    距離データを記憶する第1記憶手段と、 前記位置測定装置を前記第1の位置以外の任意の位置に
    設置することによって一義的に定まる前記基準点に対応
    した第2の位置から前記被測定点までの距離を測定する
    事によって求まる第2距離データを記憶する第2記憶手
    段と、 前記第1の位置から前記第2の位置までの距離を示す第
    3距離データを記憶する第3記憶手段と、 前記第1記憶手段が記憶する第1距離データ、前記第2
    記憶手段が記憶する第2距離データ及び前記第3記憶手
    段が記憶する第3距離データに基づいて、前記被測定点
    と任意の一点との位置関係を算出する位置算出手段と、 を具備することを特徴とする位置測定装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の位置測定装置におい
    て、 前記第3記憶手段が記憶する第3距離データを入力する
    第3距離データ入力手段、 を具備すること特徴とする位置測定装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の位置測
    定装置において、 前記位置算出手段は、前記被測定点と任意の一点との位
    置関係を算出する為の補正データを記憶する補正データ
    記憶手段、 を具備すること特徴とする位置測定装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の位置測定装置におい
    て、 前記補正データ記憶手段が記憶する補正データを入力す
    る補正データ入力手段、 を具備すること特徴とする位置測定装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の位置測定装置において、 前記位置算出手段は、前記第1の位置に関連した第1補
    正点と前記第2の位置に関連した第2補正点とを結んだ
    中点と所定の位置関係にある特定点と前記被測定点との
    位置関係を算出すること、 を特徴とする位置測定装置。
  6. 【請求項6】 建築物の位置を測定する位置測定システ
    ムにおいて、 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置測定装
    置と、 前記位置測定装置を、軌道レールと所定の位置関係にあ
    る1点を中心に前記軌道レールとほぼ垂直な平面内で回
    転自在に取り付ける第1取付装置と、 を具備することを特徴とする位置測定システム。
  7. 【請求項7】 建築物の位置を測定する位置測定システ
    ムにおいて、 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の位置測定装
    置と、 前記位置測定装置を、軌道レールと所定の位置関係にあ
    る少なくとも2点を中心に前記軌道レールとほぼ垂直な
    平面内で回転自在に取り付ける第2取付装置と、 を具備することを特徴とする位置測定システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の位置測定システムにお
    いて、 前記第2取付装置は、距離測定ゲージを具備し、 前記距離測定ゲージは、前記軌道レールの各レール間の
    距離に関連した情報を表示すること、 を特徴とする位置測定システム。
  9. 【請求項9】 建築物の被測定点の位置を求める位置測
    定方法において、 鉄道軌道の一方のレール上に距離測定装置を配置して前
    記被測定点までの距離L1を求める第1工程と、 前記鉄道軌道の他方のレール上に距離測定装置を配置し
    て前記被測定点までの距離L2を求める第2工程と、 前記鉄道軌道の両レール間の距離L3を求める第3工程
    と、 前記距離L1、前記距離L2及び前記距離L3に基づい
    て、前記被測定点の高さHと前記鉄道軌道の両レール中
    心からの離れLを求める第4工程と、 を含むことを特徴とする位置測定方法。
  10. 【請求項10】 建築物の被測定点の位置が建築限界よ
    りも外にあるか否かを判定する建築限界判定方法におい
    て、 請求項9に記載の第1工程ないし第4工程の全ての工程
    と、 前記第4工程によって求めた前記被測定点の高さHと前
    記鉄道軌道の両レール中心からの離れLから、前記建築
    物の被測定点の位置が建築限界よりも外にあるか否かを
    判定する第5工程と、 を含むことを特徴とする建築限界判定方法。
JP18962896A 1996-07-18 1996-07-18 建築物の位置測定装置、その位置測定システム、建築物の位置測定方法及び建築限界判定方法 Pending JPH1038568A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015049145A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 電気技術開発株式会社 レーザ装置及びその使用方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015049145A (ja) * 2013-09-02 2015-03-16 電気技術開発株式会社 レーザ装置及びその使用方法

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