JPH1038561A - 前方車間距離計測装置 - Google Patents

前方車間距離計測装置

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JPH1038561A
JPH1038561A JP8191869A JP19186996A JPH1038561A JP H1038561 A JPH1038561 A JP H1038561A JP 8191869 A JP8191869 A JP 8191869A JP 19186996 A JP19186996 A JP 19186996A JP H1038561 A JPH1038561 A JP H1038561A
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histogram
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horizontal edge
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】縦方向に配置された複数のカメラにより、前方
走行物を撮影して走行物との車間距離を正確に計測する
装置を提供すること。 【解決手段】カメラCA、カメラCBの焦点距離をfと
し、解像度をFとし、前方走行物の画像面での位置をa
(ピクセル)、b(ピクセル)とし、カメラCA、CB
間の垂直方向の距離をBとし、水平方向の距離をXとし
たとき、走行物までの距離Lを下記の式で計測。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は上下2台のカメラで
前方を走行する自動車等の走行物を撮影してその走行物
との車間距離を計測するものに関する。
【0002】
【従来の技術】高速道路で走行中に車両運転者が疲労し
たとき、前方車への追突を未然に防止することが要望さ
れる。また道路が渋滞しているとき、前方車との車間距
離を自動的に計測し、追突を防止することがこれまた要
望されている。
【0003】近年ABS(アンチロック・ブレーキ・シ
テスム)やエアーバック等のユーザの安全確保を目的と
した装備が自動車に実装されるようになったが、これら
の装備は事故が起きた時での安全を考慮したものにすぎ
ず、事故の発生を未然に防止するものではない。
【0004】一方、事故を未然に防ぐ技術としては、人
間の視覚機能を代替する技術として画像処理技術を使っ
た運転支援手段が脚光を浴びている。その中でも超音波
やレーダ等のセンサーでは渋滞時での前方車間距離計測
について計測誤差が大きいため、このような渋滞時での
前方車間距離計測は、画像処理技術による方法が有効で
ある。
【0005】この画像処理による前方車間距離計測で
は、2台のカメラから前方車の視差を求め、三角測量の
原理で前方車間を計測するステレオ法が主流であるが、
特許出願人は先に特願平7−83816号としてカメラ
を縦に設置するステレオ法による計測装置を出願した。
【0006】カメラを横に設置するステレオ法は、カメ
ラを縦に設置するステレオ法に比較して下記の点で劣っ
ている。 1.カメラを横に設置したステレオ方式の場合は、車の
垂直エッジを指標にしている。カメラを横に設置したと
き水平エッジを指標にすると奥行き方向の距離が得られ
ない。しかも、図13(A)に太線で示す車の水平エッ
ジに比較して、同図(B)に太線で示す垂直エッジは数
が少ないだけでなく、長さが短い。水平エッジの数に比
較して数が少ないのみならず、エッジの長さが短いの
で、横方向にぶれたときや、車が陰に入ったとき等の環
境変化で抽出できない確率が3倍以上になる。これは垂
直エッジ長がリアウインドウの横のエッジとか、バンパ
ーのエッジ等の水平エッジの長さの1/3以下しかない
ことによる。従って水平エッジを利用するため、カメラ
を縦に位置することが必要となる。
【0007】2.カメラを横に設置した場合、車間距離
は垂直エッジにより得られるが、その高さが正確に出な
い。カメラを縦に配置したときは、指標に対する高さと
距離が正確に出る。高さが正確に測定できると、路面に
文字等が記入されていても、その高さにより路面に近い
ものを除くことができる。すなわち路面のマークや影を
取り除くことが出来る。
【0008】3.前方に、例えば2台の車があり、これ
らが重なって見える場合、一番手前の車を検出しようと
したとき、2台の車が重なって途切れがないため、どこ
までが手前の車か判断できないまま距離を算出すること
になる。このため2台の車が重なって見えたとき、どち
らが手前の車かを識別するアルゴリズムと組み合わせる
ことが必要となるため、手前の車の検出の高速化ができ
ない。これに対してカメラを縦に配置したとき、水平エ
ッジにより計測を行うので、車が重なった場合でも、一
番手前の水平エッジからチェックすることにより、もっ
とも近い車のものより計測することになり、分離するた
めのアルゴリズムが不要となるので、その計測を高速で
行うことができる。
【0009】このように前記の縦配置ステレオ方式で
は、従来の横配置ステレオ方式に比較して優れている。
次にこの縦配置のステレオ方式について図14に基づき
説明する。図14において、前方の車Vを、その後方の
車において縦方向に配置したカメラCA、CBで撮像
し、その距離L(m)を求めるものである。ここでカメ
ラCA、CBの焦点距離をf(m)とし、各カメラの解
像度(縦)をF(m/pixel)とし、カメラCBの
高さをH(m)とし、カメラCA、CB間の垂直距離つ
まりベースラインをB(m)とし、車Vの高さh(m)
に位置した水平エッジの1点をP2 とし、カメラCAの
光軸をLAとし、カメラCBの光軸をLBとし、点
1 、P3 、P4 を図14に示したものとするとき、三
角形P1 、P2 、P4 により下記(1)式が成立する。
【0010】 f:Fb=L:(H+B)−h ・・・(1) また三角形P3 、P2 、P4 により下記(2)式が成立
する。 f:Fa=L:(H−h) ・・・・・(2) (1)式より
【0011】
【数1】
【0012】が得られ、(2)式より f(H−h)=
LFaが得られるので、下記の(3)式により距離Lが
得られる。
【0013】
【数2】
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前記の如く、縦ステレ
オ方式は従来の横ステレオ方式よりも優れているが、唯
一問題となるのは、図14におけるカメラ間の距離、即
ち、縦方向に配置したときのカメラ間の距離であるベー
スラインBの長さが十分確保できないことである。
【0015】前記(3)式からも明らかなように、この
ベースラインの長さは計測誤差に大きく影響し、例えば
20m先の前方車までの距離を誤差/m以内で計測する
には、少なくともベースラインBは20cmは必要であ
る。
【0016】横ステレオ方式では、この長さはフロント
ガラス上部に確保できるが、縦ステレオ方式では、フロ
ントガラス上部のルームミラーを挟む5cm程度の長さ
しか確保できないという問題点がある。従って、本発明
の目的は、このベースラインBの長さを十分に確保でき
る縦ステレオ方式の前方車間距離計測装置を提供するこ
とである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明では、図1に示す如く、カメラCAとカメラ
CBを垂直方向にベースラインBだけ離して配置すると
ともに、水平方向にも段差X(m)だけ離して位置させ
る。これにより一方のカメラBを例えばルームミラー上
部に設置し、他方のカメラCBをダッシュボード上に設
置することができる。これにより運転者の邪魔にならず
に、小型車でも25cm以上の長いベースラインBを確
保できる。
【0018】この配置により、下記の如く、前方の車V
との距離L(m)を求めることが出来る。図1におい
て、三角形P1 、P2 、P4 により前記(1)式が成立
し、(1)式より下記の(4)式が得られる。
【0019】 f(H−h)=L・Fb−fB・・・・(4) また三角形P5 、P2 、P6 により下記の(5)式が得
られる。 f:Fa=(L−X):(H−h)・・・・(5) (5)式より f(H−h)=Fa(L−X)・・・・・・(6) が得られ、この(6)式に(4)式のf(H−h)=L
・Fb−fBを代入して(7)式を得る。
【0020】 L・Fb−fB=Fa(L−x)・・・・・(7) これにより下記(8)式により前車との距離Lが得られ
る。
【0021】
【数3】
【0022】このようにして、カメラCAとカメラCB
の位置を垂直方向に離して配置するのみでなく、さらに
水平方向にも離して位置しても、前車との距離を計測す
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態を図2
〜図7に基づき説明する。図2は本発明に基づく2台の
カメラの設置状態説明図、図3は本発明の第1の実施の
形態図、図4は自車レーン検出状態説明図、図5はエッ
ジオペレータ及び走査状態説明図、図6は水平エッジヒ
ストグラム生成部動作説明図、図7はヒストグラム対応
部動作説明図である。
【0024】図2に示す如く、本発明においては、2台
のカメラCA、CBを設置するとき、カメラCAはダッ
シューボードDB上に設置し、他のカメラCBはルーム
ミラーRMの上部に設置する。なお図2においてHはハ
ンドル、FWはフロントウインドウである。カメラC
A、CBはその焦点距離、画角等の特性が同一のものを
使用し、カメラCAの光軸LAと、カメラCBの光軸L
Bとはいずれも地面に平行になるように設置する。
【0025】また図3において、1はカメラ部、2−
0、2−1は水平エッジ抽出部、3−0、3−1は自車
レーン検出保持部、4−0、4−1は水平エッジヒスト
グラム生成部、5はヒストグラム対応部、6は距離計算
部である。
【0026】カメラ部1は前方車との距離を計測するた
め、前方の車等の画像を撮影するカメラCA、CBによ
り構成されるものであって、図2に示す如く、カメラC
A、CBは縦段差設置されている。
【0027】水平エッジ抽出部2−0は、カメラCBの
撮影した画像を自車レーン検出用エッジオペレータある
いは水平エッジ抽出用エッジオペレータで走査するもの
である。同様に水平エッジ抽出部2−1はカメラCAの
撮影した画像を自車レーン検出用のエッジオペレータあ
るいは水平エッジ抽出用のエッジオペレータで走査する
ものである。
【0028】自車レーン検出保持部3−0は、水平エッ
ジ抽出部2−0においてカメラCBの撮影した画像を自
車レーン検出用エッジオペレータで走査したデータに基
づき、後述するように、自車レーンの画像領域を検出し
これを保持するものである。同様に自車レーン検出保持
部3−1は、水平エッジ抽出部2−1においてカメラC
Aの撮影した画像を自車レーン検出用エッジオペレータ
で走査したデータに基づき自車レーンの画像領域を検出
し、これを保持するものである。前記水平エッジ抽出部
2−0、2−1において水平エッジ抽出用のエッジオペ
レータで走査する場合、自車レーン検出保持部3−0、
3−1で保持された各自車レーン間を走査する。
【0029】水平エッジヒストグラム生成部4−0は、
水平エッジ抽出部3−0において水平エッジ抽出用のエ
ッジオペレータを走査して得られたエッジオペレータの
出力値つまりエッジ強度を画像に垂直な軸に対して投影
し、累積加算するものである。同様に水平エッジヒスト
グラム生成部4−1は、水平エッジ抽出部3−1におい
て水平エッジ抽出用のエッジオペレータを走査して得ら
れたエッジオペレータの出力値を画像に垂直な軸に対し
て投影し、累積加算してヒストグラムを作成するもので
ある。
【0030】ヒストグラム対応部5は、水平エッジヒス
トグラム生成部4−0、4−1で作成した各ヒストグラ
ムからエッジ強度の高いものをそれぞれ例えば10個抽
出し、例えば画像下部より順にその強度差を求め、その
差がある一定値以内のとき対応関係にあるものと判定す
る。
【0031】距離計算部6は、対応させたヒストグラム
の位置から、前記(8)式に基づき車間距離Lを計算す
る。即ち(8)式において、f、F、Xは既知であり、
対応させたヒストグラムの位置からa、bを求めること
により、前記(8)式の演算を行い車間距離Lを計算す
る。
【0032】 画像の地面からの高さhを計算つまり路面上のものか否
かが判断できるので、路面上のものについては距離計算
は行わず、次の対応したヒストグラムにもとづき車間距
離計算を行う。
【0033】次に、図3における水平エッジ抽出部2−
0、2−1〜距離計算部6の動作について更に詳述す
る。例えばカメラCBにより撮影された、図4(A)に
示す画像を例えば256階調でディジタル化してこれを
保持し、先ず水平エッジ抽出部2−0により、図4
(B)に示す3×1ビットの自車レーン検出用のエッジ
オペレータEOにより、先ず予め定められた図4(A)
の縦軸Y1 の位置の画像中央より左側に走査する。そし
てエッジオペレータEOの演算値とその横軸の位置を順
次自車レーン検出保持部3−0で保持し、画像の左端ま
で走査する。
【0034】自車レーン検出保持部3−0は、このよう
にして伝達されるエッジオペレータEOの値のうちより
最大値を抽出し、その値が予め定められた閾値か否かを
チェックし、閾値以内のときその横軸方向の値X1 を保
持する。もし最大値が閾値以上のとき、Y1 より少し上
のY1 ′の位置より同様の走査を行い、最大値が閾値以
内の点のX1 ′を得る。
【0035】次にY1 より予め定められた縦方向の距離
だけ離れた、図4(A)の縦軸Y2の位置の画像中央よ
りエッジオペレータEOを同様にして左側に走査し、そ
の最大値を抽出し、それが閾値以内のときその横軸方向
の値X2 を保持し、もし最大値が閾値以上のとき、Y2
より少し上のY2 ′の位置より同様の走査を行い、最大
値が閾値以内の点のX2 ′を得る。
【0036】それから自車レーン検出部3−0は、この
ように得られた(Y1 、X1 )、(Y2 、X2 )あるい
は(Y1 ′、X1 ′)、(Y2 ′、X2 ′)等よりY1
軸、Y2 軸あるいはその近くの2つの点のX座標Y座標
より左側の自車レーンLW0を算出し、これを保持す
る。
【0037】同様にして図4(A)に示す画像に対し、
エッジオペレータEOを予め定められた縦軸Y1 の位置
の画像中央より右側に走査し、エッジオペレータEOの
演算値とその横軸の位置を順次自車レーン検出保持部3
−0に送出し、右端まで走査したとき、その最大値が閾
値以内か否かチェックし、閾値以内のときその最大値の
横軸位置X3 とY1 を保持する。次にエッジオペレータ
EOを縦軸Y2 の位置の画像中央より右端まで走査し
て、その最大値が閾値以内か否かチェックし、閾値以内
のときその最大値の横軸位置X4 とY2 を保持する。閾
値を越えたとき、ΔYだけ縦位置を移動して、これを求
める。
【0038】車線によっては、自車レーンLW1-1 とL
1-2 との間のように空隙が存在するが、このときは最
大値が予め定めた値に達しないので、縦位置を大きく移
動して自車レーンの検出を行う。このようにして得られ
た2点により、右側の自車レーンW1 を算出し、これを
保持する。
【0039】水平エッジ抽出部2−1、自車レーン検出
保持部3−1においても、カメラCAにより撮影された
画像データに対し、同様の処理が行われ、左側の自車レ
ーンと右側の自車レーンが得られる。
【0040】次に水平エッジ抽出部2−0は、図5
(A)に示す如く、水平エッジ抽出用のエッジオペレー
タE1によりカメラCBで撮影された画像データのう
ち、前記自車レーン検出保持部3−0で保持されている
左側の自車レーンと右側の自車レーンの間の、図5
(B)に示す車線領域AR内を走査する。
【0041】水平エッジ抽出用のエッジオペレータE1
は、縦が「1」と「−1」の2ビット、横がnビット構
成であり、例えばn=11ビットの2×11画素サイズ
である。水平エッジを検出するためには、横幅つまりn
がある程度長い方が好ましい。n=11の場合、エッジ
オペレータE1の例えば上側の中央の画素のエッジ強度
として、このエッジオペレータE1の各係数とその下の
画像値との積の和をそのエッジオペレータE1の計算値
つまりエッジ強度として、エッジオペレータE1の走査
位置の縦位置とともに、走査毎に順次水平エッジヒスト
グラム生成部4−0に出力する。
【0042】これにより、図6に示す如く、画像データ
の左側の自車レーンLW0 と右側の自車レーンLW1
の間に水平エッジH0、H1、H2・・・が存在すると
き、エッジオペレータE1により水平エッジH0を走査
するとき、エッジオペレータE1からそのエッジオペレ
ータの走査位置Y0 とともに、順次エッジ強度ES0
ES1 ・・・が出力される。そして水平エッジヒストグ
ラム生成部4−0は、これらの出力を受けて、エッジ強
度の累積値HS0を HS0=ES0+ES1+・・・・ として算出し、画像データの縦軸位置Y0 に累積値HS
0を記入したヒストグラムを作成する。
【0043】水平エッジ抽出部2−0は同様にして水平
エッジH1 を走査したときその縦軸位置Y1 とエッジ強
度を順次出力し、水平ヒストグラム生成部4−0はこれ
らの出力を受けて、画像データの縦軸位置Y1 に累積値
HS1を記入したヒストグラムを作成する。このように
して、図6に示す如き水平エッジH0、H1、H2・・
・に対応して、その水平エッジの縦軸位置Y0 、Y1
2 ・・・にエッジ強度の累積値HS0、HS1、HS
2・・・が記入された水平エッジのヒストグラムが作成
される。即ち、画像データに対して垂直な軸に、エッジ
強度を投影し、累積加算したものを作成することができ
る。
【0044】カメラCAにより投影された画像データに
対しても、水平エッジ抽出部2−1、自車レーン検出保
持部3−1、水平エッジヒストグラム生成部4−1によ
り、同様な制御が行われ、水平エッジのヒストグラムが
作成される。
【0045】このようにして水平エッジヒストグラム生
成部4−0及び4−1により作成されたヒストグラムの
対応をヒストグラム対応部5が求める。まずヒストグラ
ム対応部5は上の方に配置されたカメラCBによる画像
に基づき、水平エッジヒストグラム生成部4−0で得ら
れたエッジ強度のヒストグラムにおいてエッジ強度の高
いものを例えば10個抽出する。図7の左側の図はその
うち下方位置から選択された5個を示す。同様に下の方
に配置されたカメラCAによる画像にもとづき、水平エ
ッジヒストグラム生成部4−1で得られたエッジ強度の
ヒストグラムにおいてエッジ強度の高いものを例えば1
0個抽出する。図7の右側の図はそのうち下方位置から
選択された5個を示す。
【0046】それからヒストグラム対応部5は各ヒスト
グラムのうち、一番下から上に向かって順に対応させ
る。例えば図7において、エッジ強度HS0とhs0の
各ヒストグラムを対応させそのエッジ強度差|HS0−
hs0|を求め、これがある一定値HT以内か否かチェ
ックする。一定値HT以内のとき、これらのヒストグラ
ムは対応するもの、即ち同一水平エッジに対するものと
して判別する。
【0047】対応するものと判断された各ヒストグラム
は、それぞれの縦軸位置Y0 、y0が距離計算部6に伝
達される。縦軸位置Y0 は、図1のbに相当し、縦軸位
置y 0 は図1のaに相当するので、これにより前記
(8)式の演算を行い前車との距離Lが得られる。なお
これに先立ち、前記の如く、距離計算部6において、こ
れらa、bに解像度Fを乗じて、これらのヒストグラム
が路面上のものか否かを判断する。
【0048】本発明の第2の実施の形態を図8〜図12
に基づき説明する。図8は本発明の第2の実施の形態の
説明図、図9はカメラが傾いて設置されているときの距
離算出説明図、図10は本発明の第2の実施の形態の構
成図、図11はカメラの光軸が地面と水平のときの無限
遠点(消失点)の画像上位置の説明図、図12はカメラ
が傾いた場合の消失点の位置と俯角の説明図である。
【0049】本発明の第2の実施の形態では、図8に示
す如く、カメラCA、CBを設置するとき、それぞれの
光軸LA、LBを地面と水平ではなく、俯角α、βだけ
傾けて設置した場合において、前方の車Vとの距離Lを
求めるものである。
【0050】図9において、カメラCを俯角αだけ傾斜
して取付け、地面よりhの高さにある物体との距離をL
としたとき、下記の式が成立する。図9においてαはカ
メラCの傾き(rad)、HはカメラCの高さ(m)、
fはカメラCの焦点距離(m)、LはカメラCと物体と
の距離(m)、aFは画像面での物体の位置(m)であ
り、ここでaは画像での位置(pixel)、Fは解像
度(縦方向)(m/pixel)である。
【0051】
【数4】
【0052】図8に示す上方に配置されたカメラCBで
は、図8より明らかな如く、前記(9)式のHをB+H
とし、αをβとし、aをbとする。即ち、
【0053】
【数5】
【0054】同様に図8に示す下方に配置されたカメラ
CAでは、前記(9)式のLをL−Xとする。即ち
【0055】
【数6】
【0056】前記(10)式及び(11)式からH−h
を相殺して、Lについて整理すると、
【0057】
【数7】
【0058】となる。さらに整理を進めると
【0059】
【数8】
【0060】となり、(12)式により前方の車Vとの
距離Lを得る。このようにして、図8に示す如く、カメ
ラCAとCBがそれぞれ地面に対して俯角α、βだけ傾
斜して設置されていても前方の車Vとの距離Lを計測す
ることができる。この場合、カメラCA、CBは、その
焦点距離、画角等の特性が同一のものを使用する。
【0061】このようにカメラCA、CBを傾斜して配
置しても前方の車Vとの距離Lを測定可能とするため、
本発明の第2の実施の形態では、図9に示す如く、構成
される。図10において、10はカメラ部、11−0、
11−1はカメラ傾き抽出部、12−0、12−1は水
平エッジ抽出部、13−0、13−1は自車レーン保持
部、14−0、14−1は水平エッジヒストグラム生成
部、15はヒストグラム対応部、16は距離計算部であ
る。
【0062】カメラ部10は前車との距離を計測するた
め、前方との車等の画像を撮影するカメラCA、CBよ
り構成されるものであって、図8に示す如く、カメラC
A、CBは上下位置に垂直に、かつ横方向にはXだけ離
れた縦段差設置され、しかもカメラCAは俯角αで、カ
メラCBは俯角βで水平方向に対してそれぞれ傾斜して
設置されている。
【0063】カメラ傾き抽出部11−0は、カメラCB
の俯角βを算出したり、自車レーンを算出するものであ
る。先ず俯角の算出方法について説明する。図11に示
す如く、カメラの光軸が地面と水平のとき、車線のよう
な平行線を車線中央位置より撮影した画像に基づき数学
的に車線の交点D0 を求めると、画像の中心水平線上に
位置する。車線は平行線のため、無限遠点で交叉するも
のとなる。この左側の自車レーンと右側の自車レーンの
延長線による画像上の交差点を消失点という。
【0064】従って、カメラ傾き抽出部11−0は、カ
メラCBの撮影した画像をディジタル化したものを、例
えば図4(B)に示す如き自車レーン検出用エッジオペ
レータ、図5(A)に示す如きエッジオペレータを使用
して、図12(A)に示す如く、走査線S0 、S1 、S
2 、S3 ・・・により白線探索のために水平走査する。
この白線の探索は、画像の下半分の領域で行い、走査線
0 、S1 、S3 の如く複数の点で水平方向に輝度が+
になる点のうち、最大値とその次の点のものが左側ある
いは右側の白線の位置になる。従って、右→左の水平方
向に走査しても、あるいは中央から左方向又は右方向に
走査する等の手法により、走査線S0 に関しては白線L
0 の左端位置P0 及び白線LW1 の右端位置P0 ′を
求める。
【0065】このようにして走査線S1 については白線
LW0 の左端位置P1 及び白線W1の右端位置P1 ′が
求められ、走査線S3 についても、白線LW0 の左端位
置P 3 及び白線W1 の右端位置P3 ′が求められる。し
かし走査線S2 については、白線LW0 の左端位置P2
は検出したものの、走査線S2 は右端の車線については
空白部分に存在するため白線LW1 の右端位置は検出で
きない。
【0066】このようにして得られたP0 、P1 ・・・
あるいはP0 ′、P1 ′・・・を使用して、つまり中央
から左の白線の点と、右の白線の点が2点以上抽出され
たとき、それぞれ最小二乗法で直線近似し、図12
(A)に示す如く、それぞれの直線の交点D1 を求め、
求めた交点D1 と画像の中心水平線との垂直方向の長さ
dからカメラの傾きβを求める。
【0067】即ち、図12(B)において、カメラCB
の焦点距離をf(m)、解像度をF(m/pixe
l)、傾斜したときの俯角をβ(rad)、光軸LBが
地面水平のときの光軸Lbとβだけ傾斜したとき焦点面
における画像のズレをd(pixel)としたとき、次
式が成立する。
【0068】
【数9】
【0069】このようにしてカメラ傾き抽出部11−0
では、(13)式により俯角βを算出し、これを距離計
算部16に送出する。このとき、前記の如く算出した白
線LW0 及びLW1 を自車レーンとして、自車レーン保
持部13−0に保持し、この白線LW0 及びLW1 の間
の領域を水平エッジ抽出部12−0において、水平エッ
ジを抽出するために、図5(A)に示すエッジオペレー
タE1により走査する領域とする。
【0070】カメラ傾き抽出部11−1は、カメラ傾き
抽出部11−0と同様にしてカメラCAの俯角αを検出
するものであり、これを距離計算部16に送出する。そ
してこの俯角αを算出するときに得られた自車レーンを
自車レーン保持部13−1で保持し、水平エッジ抽出部
12−1において水平エッジを抽出するために、図5
(A)に示すエッジオペレータE1により走査する領域
とする。
【0071】水平エッジ抽出部12−0は、カメラCB
の撮影した画像を、図5(A)に示す如き水平エッジ抽
出用のエッジオペレータE1により、自車レーン保持部
13−0により保持された領域を走査するものである。
この場合、例えばn=11とする。
【0072】水平エッジ抽出部12−1は、カメラCA
の撮影した画像を、同じく水平エッジ抽出用のエッジオ
ペレータE1により、自車レーン保持部13−1により
保持された領域を走査するものである。
【0073】水平エッジヒストグラム生成部14−0
は、前記図3に示す水平エッジヒストグラム生成部4−
0と同様に動作するものである。また水平エッジヒスト
グラム生成部14−1は、前記水平エッジヒストグラム
生成部4−1と同様に動作するものである。
【0074】ヒストグラム対応部15は、前記ヒストグ
ラム対応部5と同様に動作するものである。距離計算部
16は、前記カメラ傾き抽出部11−0より伝達された
俯角βと、カメラ傾き抽出部11−1より伝達された俯
角αと、カメラCA、CBの焦点距離f、解像度F、ベ
ースラインB、カメラCA、CBの水平方向の段差X、
画像位置a、b等に基づき、前記(12)式の演算を行
い、前方の車との距離Lを算出する。
【0075】即ち、車の運転者は、まず、車を運転し
て、自車レーンの撮影可能な状態になったとき、まず、
自車レーンを抽出して、各カメラCA、CBの俯角α、
βを演算し、それから水平エッジ抽出部12−0〜距離
計算部16を動作させ、前記の如く前方の車との距離L
を得ることが出来る。
【0076】本発明の前方車間距離計測装置によれば縦
ステレオ方式の特徴を活かしつつ、カメラの実装の問題
を解決することができる。またヒストグラムを縦軸に従
って、つまり1次方向にアクセスすることにより、簡単
に所望のデータを得て、演算できる。また運用時に車の
振動などでカメラの傾きが変わっても、傾き角の測定を
行い、次に車間距離を計測させることにより、このカメ
ラの傾きの変化を補正して車間距離を正確に計測するこ
とが出来る。
【0077】
【発明の効果】請求項1に記載された本発明によれば、
カメラを縦方向に位置をずらして配置するのみでなく、
横方向にも位置を変えて配置することが出来るので、カ
メラを車に実装する場合に一台は例えばルームミラーの
近くに設置し、他の一台をダッシュボード上に配置する
など、ベースラインの長さを大きくすることが可能とな
り、その結果車間距離を非常に正確に計測することが可
能となった。
【0078】請求項2に記載された本発明によれば、各
カメラの光軸を地面に水平になるように配置したので、
車間距離を求めるための演算式が簡単になり、その結果
ハード構成を簡単なものとすることが出来る。
【0079】請求項3に記載された本発明によれば、各
カメラの光軸が斜めになっても車間距離を算出すること
が出来るので、実際の運用において、例えば振動のため
カメラの取付角度が変わっても、この変化した角度に応
じて車間距離を演算することが出来るので、カメラの傾
きの変化に影響を受けることなく、車間距離を正しく計
測することが出来る。
【0080】請求項4に記載された本発明によれば、各
カメラの撮影したそれぞれの画像から消失点の位置を求
めることにより、各カメラの傾きを計算できるので、非
常に簡単な手法で、各カメラの傾きを求めることが出
来、そのためカメラの傾きに変化があってもその補正を
短時間で行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図を示す。
【図2】本発明に基づく2台のカメラの設置状態説明図
である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の構成図である。
【図4】自車レーン検出状態説明図である。
【図5】エッジオペレータ及びその走査状態説明図であ
る。
【図6】水平エッジヒストグラム生成部動作説明図であ
る。
【図7】ヒストグラム対応部動作説明図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態の説明図である。
【図9】カメラが傾いているときの距離算出説明図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施の形態の構成図である。
【図11】カメラの光軸が地面と水平のときのデフォル
トでの無限遠点の画像位置の説明図である。
【図12】カメラが傾いた場合の無限遠点の位置と俯角
説明図である。
【図13】車のエッジ説明図である。
【図14】従来例説明図である。
【符号の説明】
1 カメラ部 2−0、2−1 水平エッジ抽出部 3−0、3−1 自車レーン検出保持部 4−0、4−1 水平エッジヒストグラム生成部 5 ヒストグラム対応部 6 距離計算部 10 カメラ部 11−0、11−1 カメラ傾き抽出部 12−0、12−1 水平エッジ抽出部 13−0、13−1 自車レーン保持部 14−0、14−1 水平エッジヒストグラム生成部 15−ヒストグラム対応部 16 距離計算部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高さの異なる位置に設けられ、前方車の画
    像撮影を行う複数のカメラを具備した前方車間距離計測
    装置において、 カメラの撮影画像から水平エッジを抽出する水平エッジ
    抽出手段と、 抽出された水平エッジの強度の累積値を撮影画像の垂直
    軸に投影されたヒストグラムとして作成する水平エッジ
    ヒストグラム生成手段と、 作成されたヒストグラムより両カメラの垂直軸の視点を
    対応するヒストグラム対応手段と、 このヒストグラム対応手段から伝達された対応する視点
    の垂直軸上の位置と、カメラの垂直方向の位置の差であ
    るベースラインと、カメラの水平方向の位置の差である
    段差等に基づき前方車との距離を算出する計算手段を具
    備したことを特徴とする前方車間距離計測装置。
  2. 【請求項2】前記カメラの光軸を地面に対してそれぞれ
    平行になるように配置したことを特徴とする請求項1記
    載の前方車間距離計測装置。
  3. 【請求項3】高さの異なる位置に設けられ、前方車の画
    像撮影を行う複数のカメラを具備した前方車間距離計測
    装置において、 カメラの撮影画像からそのカメラの傾き角を抽出するカ
    メラ傾き抽出手段と、 カメラの撮影画像から水平エッジを抽出する水平エッジ
    抽出手段と、 抽出された水平エッジの強度の累積値を撮影画像の垂直
    軸に投影されたヒストグラムとして作成する水平エッジ
    ヒストグラム生成手段と、 作成されたヒストグラムより両カメラの垂直軸の視点を
    対応するヒストグラム対応手段と、 前記カメラ傾き抽出手段から伝達されたカメラの傾き
    と、前記ヒストグラム対応手段から伝達された対応する
    ヒストグラムのそれぞれの垂直軸上の位置と、カメラの
    垂直方向の位置の差であるベースラインと、カメラの水
    平方向の位置の差である段差等に基づき前方車との距離
    を算出する計算手段を具備したことを特徴とする前方車
    間距離計測装置。
  4. 【請求項4】前記カメラ傾き抽出手段は、カメラの撮影
    画像から左右の車線の消失点の位置を求め、画像の中心
    水平線とこの消失点との位置の差よりカメラの傾きを演
    算することを特徴とする請求項3記載の前方車間距離計
    測装置。
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