JPH1036578A - 自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物及び自動車内装部品 - Google Patents

自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物及び自動車内装部品

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JPH1036578A
JPH1036578A JP9006191A JP619197A JPH1036578A JP H1036578 A JPH1036578 A JP H1036578A JP 9006191 A JP9006191 A JP 9006191A JP 619197 A JP619197 A JP 619197A JP H1036578 A JPH1036578 A JP H1036578A
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JP
Japan
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thermoplastic elastomer
elastomer composition
weight
condition
parts
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JP9006191A
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English (en)
Inventor
Makoto Makino
誠 牧野
Tatsuro Hamanaka
達郎 浜中
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐熱性、耐光性などを満足できる高い水準に
維持し、かつ耐フォギング性を改良した自動車内装用熱
可塑性エラストマー組成物及び該熱可塑性エラストマー
組成物を用いた自動車内装部品を提供する。 【解決手段】 下記(A)〜(C)を含有し、かつIS
O6452の規定に準じた装置を用い、加熱温度を10
0℃とし、加熱後20時間後に測定したガラス板のヘイ
ズが15%以下である自動車内装用熱可塑性エラストマ
ー組成物及び該熱可塑性エラストマー組成物を用いた自
動車内装部品。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):樹脂用添加剤

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車内装用熱可
塑性エラストマー組成物及び自動車内装部品に関するも
のである。更に詳しくは、本発明は、耐熱性、耐光性な
どを満足できる高い水準に維持し、かつ耐フォギング性
を改良した自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物及
び該熱可塑性エラストマー組成物を用いた自動車内装部
品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】インストルメンタルパネル(ダッシュボ
ード)などの自動車内装部品には、熱可塑性エラストマ
ー組成物が汎用されつつある。ここで、自動車内装部品
に用いられる熱可塑性エラストマー組成物は、耐熱性、
耐光性などの一般的特性に優れると共に、耐フォギング
性に優れることが要求される。ここで、フォギングと
は、樹脂組成物中に含有される各種の添加剤が揮散して
窓ガラスに付着し、視界を悪化させるなどの不都合を生
じる現象をいう。そして、耐熱性、耐光性などを満足で
きる高い水準に維持し、しかも耐フォギング性に優れる
という観点からみるとき、従来の技術による熱可塑性エ
ラストマー組成物は、十分に満足し得るものとは言い難
いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる現状に鑑み、本
発明が解決しようとする課題は、耐熱性、耐光性などを
満足できる高い水準に維持し、かつ耐フォギング性を改
良した自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物及び該
熱可塑性エラストマー組成物を用いた自動車内装部品を
提供する点に存する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明のうち
一の発明は、下記(A)〜(C)の成分を含有し、かつ
ISO6452の規定に準じた装置を用い、加熱温度1
00℃とし、20時間加熱後に測定したガラス板のヘイ
ズが15%以下である自動車内装用熱可塑性エラストマ
ー組成物に係るものである。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):樹脂用添加剤
【0005】また、本発明のうち他の発明は、上記の熱
可塑性エラストマー組成物を用いて得られる自動車内装
部品に係るものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の(A)成分は、オレフィ
ン系樹脂である。オレフィン系樹脂としては、ポリプロ
ピレン又はプロピレンと炭素数が2個以上のα−オレフ
ィンとの共重合体並びにポリエチレンが好ましい。炭素
数が2個以上のα−オレフィンとしては、たとえばエチ
レン、1−ブテン、1−ペンテン、3−メチル−1−ブ
テン、1−ヘキセン、1−デセン、3−メチル−1−ペ
ンテン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテンなど
があげられる。オレフィン系樹脂のメルトフローレート
は通常0.1〜500g/10分であり、好ましくは
0.5〜300g/10分の範囲である。
【0007】本発明の(B)成分は、エチレン−α−オ
レフィン系共重合体ゴムである。エチレン−α−オレフ
ィン系共重合体ゴムとしては、エチレン−α−オレフィ
ン共重合体ゴム及びエチレン−α−オレフィン−非共役
ジエン共重合体ゴムをあげることができる。
【0008】エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
共重合体ゴムにおけるα−オレフィンとしては、たとえ
ばプロピレン、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセ
ン、4−メチル−1−ペンテン、1−オクテン、1−デ
センなどがあげられ、なかでもプロピレンが好ましい。
また、非共役ジエンとしては、たとえば1,4−ヘキサ
ジエン、1,6−オクタジエン、2−メチル−1,5−
ヘキサジエン、6−メチル−1,5−ヘプタジエン、7
−メチル−1,6−オクタジエンのような鎖状非共役ジ
エン;シクロヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、メ
チルテトラヒドロインデン、5−ビニルノルボルネン、
5−エチリデン−2−ノルボルネン、5−メチレン−2
−ノルボルネン、5−イソプロピリデン−2−ノルボル
ネン、6−クロロメチル−5−イソプロペニル−2−ノ
ルボルネンのような環状非共役ジエン;2,3−ジイソ
プロピリデン−5−ノルボルネン、2−エチリデン−3
−イソプロピリテン−5−ノルボルネン、2−プロペニ
ル−2,2−ノルボルナジエン、1,3,7−オクタト
リエン、1,4,9−デカトリエンのようなトリエンが
あげられ、なかでも5−エチリデン−2−ノルボルネン
又はジシクロペンタジエンが好ましい。
【0009】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
におけるエチレン/α−オレフィンの比率(モル比)は
1/(0.1〜10)である。
【0010】エチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
共重合体ゴムを用いる場合の非共役ジエンの含有量は、
ヨウ素価で通常2〜25である。
【0011】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
としては、耐光性と耐フォギング性の観点から、非共役
ジエンを含有しないエチレン−α−オレフィン共重合体
ゴムが好ましいが、部分架橋型熱可塑性エラストマーを
製造する場合においては架橋密度が不足し、機械的強度
が低下することがある。この不都合に対する対策として
は、架橋助剤として、N,N’−m−フェニレンビスマ
レイミド又はジビニルベンゼンを用いる方法をあげるこ
とができる。なお、本発明の目的を損じない範囲でエチ
レン−α−オレフィン共重合体ゴムとエチレン−α−オ
レフィン−非共役ジエン共重合体ゴムを混合して用いて
もよい。また、エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴ
ムとしては、油展ゴムを用いてもよい。
【0012】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
の好ましい具体例として、プロピレン又はブテン含有量
が5〜80重量%、好ましくは10〜60重量%、より
好ましくは15〜50重量%のエチレン−プロピレン共
重合体ゴムをあげることができる。
【0013】エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム
は、100℃のムーニー粘度(ML 1+4 100℃)が5
〜150のものが好ましく、更に好ましくは10〜10
0である。該ムーニー粘度が過小であると機械的強度に
劣ることがあり、一方該ムーニー粘度が過大であると成
形品の外観が損なわれることがある。
【0014】本発明の熱可塑性エラストマー組成物中に
おける(A)/(B)の重量比率は、通常60/40〜
10/90である。(A)が過少((B)が過多)であ
ると流動性が低下してシート加工性を損ねることがあ
り、一方(A)が過多((B)が過少)であると柔軟な
熱可塑性エラストマーが得られないことがある。なお、
本発明において、(B)として油展ゴムを用いた場合の
(B)の量やムーニー粘度は、伸展油を含めた値を基準
とする。
【0015】本発明の(C)成分は樹脂用添加剤であ
る。なお、(C)成分については、後記詳述する。
【0016】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、
上記の(A)〜(C)の成分を含有し、かつISO64
52の規定に準じた装置を用い、加熱温度100℃と
し、加熱後20時間後に測定したガラス板のヘイズが1
5%以下、好ましくは10%以下のものである。ここ
で、ISOとはInternational Orga
nization for Standarizati
on(国際標準化機構)を意味する。該ヘイズが過大で
あると耐フォギング性を改良した自動車内装用熱可塑性
エラストマー組成物及び該熱可塑性エラストマー組成物
を提供するという本発明の課題が達成されない。
【0017】ISO6452の規定に準じた装置とは、
たとえば図1に示す装置をいう。ここで、オイルバス、
冷却板は温度コントロール付き、金属リングがクローム
メッキ済み、環状パッキンはシリコンゴム製である。
【0018】フォギングの測定において、オイルバスは
100±2℃、冷却板は20±2℃の温度範囲で調整さ
れ、サンプルは80mmφ×0.5mmtとする。サン
プルを20時間ビーカー内で加熱し、取り出した後、2
3±2℃、50%RHの環境下で1±0.1時間後にガ
ラス板のヘイズを測定する。
【0019】次に、(C)成分を中心に、本発明の好ま
しい態様について説明する。
【0020】(C)のうち、下記(C1)の(A)と
(B)の合計量100重量部あたりの含有量が0.05
〜0.6重量部であり、下記(C2)の(A)と(B)
の合計量100重量部あたりの含有量が0.05〜0.
4重量部以下であり、かつ下記(C3)の(A)と
(B)の合計量100重量部あたりの含有量が0.12
重量部以下であることが好ましい。
【0021】(C1):下記(条件1)及び(条件2)
の両方の条件を充足する樹脂用添加剤 (C2):下記(条件1)及び(条件2)のうちのいず
れか一方の条件のみを充足する樹脂用添加剤 (C3):下記(条件1)及び(条件2)のいずれの条
件をも充足しない樹脂用添加剤 (条件1):TG(示差走査熱量天秤)で測定した10
重量%加熱減量が300℃以上であること (条件2):TGで測定した融点が80℃以上であるこ
【0022】ここで、(条件1)のTG(示差走査熱量
天秤)の測定条件は窒素雰囲気下、昇温速度20℃/m
inである。
【0023】(C1)は上記(条件1)及び(条件2)
の両方の条件を充足する樹脂用添加剤であり、好ましく
は分子量が300〜1500、好ましくは500〜12
00であるフェノール系酸化防止剤、リン系酸化防止剤
及び/又は炭素数20〜25の脂肪酸アミドである。分
子量が過小であると耐フォギング性に劣る場合があり、
一方分子量が過大であると酸化防止効果及び滑り性の速
効性に欠ける場合がある。
【0024】(C1)の具体例としては、ペンタエリス
リチル−テトラキス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−
4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕、オクタデ
シル−3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート、トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)フォスファイト及びエルカ酸アミドを
あげることができる。
【0025】本発明の熱可塑性エラストマー組成物中に
おける(C1)の含有量は、(A)及び(B)の合計量
100重量部あたり0.05〜0.6重量部が好まし
く、更に好ましくは0.10〜0.5重量部である。
(C1)の含有量が過少であると樹脂の耐熱性及び滑り
性が劣る場合があり、一方(C1)の含有量が過多であ
ると耐フォギング性に劣る場合がある。
【0026】(C2)は前記(条件1)及び(条件2)
のうちのいずれか一方の条件のみを充足する樹脂用添加
剤であり、好ましくは分子量が200〜1000、好ま
しくは300〜500であるヒンダードアミン系耐光剤
及び/又はヒドロキシベンゾトリアゾール系耐光剤であ
る。分子量が過小であると耐フォギング性に劣る場合が
あり、一方分子量が過大であると耐候性効果の速効性に
欠ける場合がある。
【0027】(C2)の具体例としては、2−(2−ヒ
ドロキシ−3−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5
−クロロベンゾトリアゾール又はビス(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートをあげる
ことができる。
【0028】本発明の熱可塑性エラストマー組成物中に
おける(C2)の含有量は、(A)及び(B)の合計量
100重量部あたり0.05〜0.4重量部が好まし
く、更に好ましくは0.10〜0.30重量部である。
(C2)の含有量が過少であると耐光性に劣る場合があ
り、一方(C2)の含有量が過多であると耐フォギング
性に劣る場合がある。
【0029】(C3)は前記(条件1)及び(条件2)
のいずれの条件をも充足しない樹脂用添加剤であり、好
ましくは分子量300以下のフェノール系酸化防止剤又
は滑剤であり、その具体例としては、炭素数10〜20
の脂肪酸アミドをあげることができる。また、分子量3
00以下のフェノール系酸化防止剤として、2,6−ジ
−t−ブチル−4−ヒドロキシトルエン、炭素数10〜
20の脂肪酸アミドの具体例としては、オレイン酸アミ
ドをあげることができる。
【0030】本発明の熱可塑性エラストマー組成物中に
おける(C3)の含有量は、(A)及び(B)の合計量
100重量部あたり0.12重量部以下が好ましく、更
に好ましくは0.1重量部以下である。(C3)の含有
量が過多であると耐フォギング性に劣る場合がある。
【0031】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、
上記の各成分の他に必要に応じて本発明の目的を損なわ
ない範囲で、各種副資材、ゴム類、熱可塑性エラストマ
ー、オレフィン系樹脂等を含有せしめることも可能であ
る。
【0032】各種副資材としては、着色用顔料、フィラ
ー・炭酸カルシウム等の充填剤があげられる。ゴム類と
しては、天然ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、ア
クリロニトリル−ブタジエンゴム、水添アクリロニトリ
ル−ブタジエンゴム、エピクロロヒドリンゴム、アクリ
ルゴム、スチレン−ブタジエンゴム、水添スチレン−ブ
タジエンゴム、ブタジエンゴム、水添ブタジエンゴム等
の共役ジエン系ゴム等があげられる。熱可塑性エラスト
マーとしては、スチレン−ブタジエンブロック共重合
体、水添スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチ
レン−イソプレンブロック共重合体、水添スチレン−イ
ソプレンブロック共重合体等のスチレン系熱可塑性エラ
ストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリ
アミド系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑
性エラストマー等があげられる。オレフィン系樹脂とし
てはポリエチレン、ポリプロピレン等があげられる。
【0033】本発明の熱可塑性エラストマー組成物は、
通常の方法により、架橋型組成物又は非架橋型組成物と
して得ることができる。例えば、架橋型の熱可塑性エラ
ストマー組成物は、特開昭48−26838号公報、特
開平1−103639号公報、特願平7−249442
号などに開示されている方法により得ることができる。
【0034】また、得られた架橋型組成物又は非架橋型
組成物に、必要に応じて本発明の目的を損なわない範囲
で、さらに各種副資材、ゴム類、熱可塑性エラストマ
ー、オレフィン系樹脂を含有せしめることも可能であ
る。
【0035】本発明の熱可塑性エラストマー組成物を成
形して得られる成形体の製造方法は特に限定されるもの
ではなく、例えば押出成形法、プレス成形法、射出成形
法、粉末スラッシュ成形法等の粉末成形法、真空成形法
などがあげられる。
【0036】本発明の熱可塑性エラストマー組成物を成
形して得られる成形体は、上記の優れた特徴を利用し
て、インストルメントパネルなどの自動車内装部品の表
皮材として最適に使用される。
【0037】また、その一方の面側に発泡層が積層され
てなる二層成形体として用いることも可能である。かか
る二層成形体は、本発明の熱可塑性エラストマー組成物
からなる成形体に、別途製造した発泡体を、熱圧着法又
は接着剤などを用いた接着法によって製造することもで
きるし、粉末成形法(特開平5―473号公報など参
照)によって一体的に製造することもできる。
【0038】接着させる発泡体としては、電子線架橋法
により得られたポリプロピレン発泡体、ポリウレタン発
泡体などがあげられる。
【0039】また、上記の熱可塑性エラストマー組成物
からなる成形体はその一方の面側に熱可塑性樹脂芯材が
積層されてなる多層成形体として用いることも可能であ
る。さらには、先述の二層成形体はその発泡層側に熱可
塑性樹脂芯材が積層されてなる多層成形体として用いる
ことができる。
【0040】
【実施例】次に、本発明を実施例によって説明する。物
性測定に用いた試験方法は以下のとおりである。
【0041】(1)ムーニー粘度(ML1+4 100℃) ASTM D927−57Tに準拠して測定した。EP
DMについては下記の式で算出した。 log( ML1 /ML2 ) )=0.0066( △PH
R) ML1 :EPDMのムーニー粘度 ML2 :油展EPDMのムーニー粘度 △PHR:EPDM 100重量部あたりの油展量
【0042】(2)メルトフローレート(MFR) JIS K−7210に準拠し、下記の条件にて測定し
た。 ポリプロピレン:温度230℃、荷重2.16kg ポリエチレン:温度190℃、荷重2.16kg
【0043】(3)耐フォギング性 ISO 6452に準拠してフォギング試験を行ったガ
ラス蓋のヘイズをJIS K7105に準拠して測定し
た。
【0044】実施例1熱可塑性エラストマーの製造方法
【0045】(1)TPO−1 EPM−1(エチレン−プロピレン共重合体ゴム、プロ
ピレン含有量=22重量%、ML1+4 100℃=35)
70重量部とポリプロピレン−1(MFR=10g/1
0分、ホモタイプ)30重量部及び架橋助剤としてN,
N’−m−フェニレンビスマレイミド(住友化学工業社
製 「スミファインBM」)0.4重量部、更に光安定
剤としてスミソーブ300{2−(2−ヒドロキシ−3
−t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベン
ゾトリアゾール、分子量=316:住友化学工業社製}
0.05重量部、熱安定剤としてイルガノックス101
0{ペンタエリスリチル−テトラキス〔3−(3,5−
ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート〕、分子量=1177、チバ・ガイギー社製}0.
1重量部をバンバリーミキサーで170〜200℃×7
分混練した後、押出機を用いてペレット状マスターバッ
チを作製した。次いで該マスターバッチ100重量部あ
たり0.04重量部の2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサンをヘンシェルミキサ
ーを用いて均一ブレンド操作を3分間行った。得られた
ブレンド物を二軸押出機(日本製鋼所社製 TEX−4
4HC)を用いて、240〜260℃で約30秒間動的
熱処理を行ない、部分架橋してなる熱可塑性エラストマ
ーペレット(以下「TPO−1」と記す。)を得た。
【0046】(2)TPO−2 TPO−1の製造法において、EPM−1の代わりにE
PDM−1(エチレン−プロピレン−エチリデンノルボ
ルネン( ENB) 共重合体ゴム、ヨウ素化=12、プロ
ピレン含有量=28重量%、ML1+4 100℃=24
2)の5重量%ヘキサン溶液中に、EPDM−1 10
0重量部あたり鉱物油系軟化剤(出光興産社製 「ダイ
アナプロセスオイルPW−380」)100重量部を添
加し、その後スチームストリッピングで脱溶媒にて得ら
れた油展EPDM−1(ML1+4 100℃=53)85
重量部とポリプロピレン−2(MFR=1g/10分、
ランダムタイプ)15重量部及び架橋助剤としてN,
N’−m−フェニレンビスマレイミド0.4重量部、更
に光安定剤としてスミソーブ300を0.2重量部、熱
安定剤としてイルガノックス1010を0.15重量
部、滑剤としてニュートロンS( エルカ酸アミド、日本
精化社製)0.1重量部に変更した以外はTPO−1と
同様に製造し、部分架橋してなる熱可塑性エラストマー
ペレット(以下「TPO−2」と記す。)を得た。
【0047】自動車インパネ表皮用熱可塑性エラストマ
ーシートの製造 上記TPO−1を56重量部、TPO−2を24重量
部、ポリエチレン{MFR=2、熱安定剤としてイルガ
ノックス1076{オクタデシル−3−(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネー
ト、分子量=530、チバ・ガイギー社製}0.15重
量部、イルガフォス168〔トリス(2,4−ジ−t−
ブチルフェニル)フォスファイト、分子量=647、チ
バ・ガイギー社製〕0.12重量部を含む。}20重量
部と、添加剤スミソーブ300を0.12重量部、イル
ガノックス1010を0.05重量部、サノールLS−
770〔ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)セバケート、分子量=481、三共社製〕
0.05重量部とをヘンシェルミキサーでブレンドした
後、二軸押出機(日本製鋼所社製 TEX−44HC)
を用いて、240〜260℃で約30秒間混練し、熱可
塑性エラストマーペレットを得た。次いで25mmφT
ダイ押出シート加工機を用いてシートを得た。このシー
トから80mmφで切り抜いたサンプルで、フォギング
試験を行った。
【0048】実施例2 実施例1の自動車インパネ表皮用熱可塑性エラストマー
シートの製造において、滑剤としてニュートロンSを
0.2重量部追添した以外は実施例1と同様に実施して
熱可塑性エラストマーペレット及び、シートを得た。こ
のシートを用いてフォギング試験を行った。評価結果を
表2に示す。
【0049】実施例3 実施例1の自動車インパネ表皮用熱可塑性エラストマー
シートの製造において、滑剤としてデノンSL−1(丸
菱油化社製)を0.1重量部追添した以外は実施例1と
同様に実施して熱可塑性エラストマーペレット及び、シ
ートを得た。このシートを用いてフォギング試験を行っ
た。評価結果を表2に示す。
【0050】比較例1 実施例1の自動車インパネ表皮用熱可塑性エラストマー
シートの製造において、耐光剤としてスミソーブ300
を0.2重量部追添した以外は実施例1と同様に実施し
て熱可塑性エラストマーペレット及び、シートを得た。
このシートを用いてフォギング試験を行った。評価結果
を表2に示す。
【0051】比較例2 実施例1の自動車インパネ表皮用熱可塑性エラストマー
シートの製造において、滑剤としてデノンSL−1(丸
菱油化社製)を0.2重量部追添した以外は実施例1と
同様に実施して熱可塑性エラストマーペレット及び、シ
ートを得た。このシートを用いてフォギング試験を行っ
た。評価結果を表2に示す。
【0052】結果から次のことがわかる。本発明の条件
を充足する実施例は満足すべき結果を示している。一
方、ISO6452の規定に準じた装置を用い、加熱温
度を100℃とし、加熱後20時間後に測定したフォギ
ングのヘイズが本発明の規定より大きい比較例1及び比
較例2は耐フォギング性に劣る。
【0053】
【表1】 使用添加剤*1の性質 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 分子量 融点℃ 10%加熱減量温度℃ C1 イルガノックス1010 1177 114 370 イルガノックス1076 530 143 352 イルガフォス168 647 166 310 ニュートロンS 338 82 305 C2 スミソーブ300 316 144 266 サノールLS770 481 83 294 C3 デノンSL-1 281 75 282 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0054】*1 添加剤イルガノックス1010 :ペンタエリスリチル−テトラ
キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート〕、分子量=1177、チバ
・ガイギー社製の熱安定剤イルガノックス1076 :オクタデシル−3−(3,5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオ
ネート、分子量=530、チバ・ガイギー社製の熱安定
イルガフォス168 :トリス(2,4−ジ−t−ブチル
フェニル)フォスファイト、分子量=647、チバ・ガ
イギー社製の熱安定剤ニュートロンS :エルカ酸アミド、日本精化社製の滑剤スミソーブ300 :2−(2−ヒドロキシ−3−t−ブ
チル−5−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、分子量=316:住友化学工業社製の光安定剤サノールLS−770 :ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)セバケート、分子量=48
1、三共社製の デノンSL−1:オレイン酸アミド(分子量=281:
丸善油化社製の滑剤 測定機器:理学電機(株)社製 標準型(TAS100
/TG8110) 測定条件:昇温速度 20℃/min 窒素雰囲気下
【0055】
【表2】 自動車インパネ表皮用熱可塑性エラストマーシートの製造処方(重量部) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 実 施 例 比較例 1 2 3 1 2 樹脂 A 40.4 40.4 40.4 40.4 40.4 B 59.6 59.6 59.6 59.6 59.6 添加剤 C1 0.27 0.47 0.27 0.27 0.27 C2 0.25 0.25 0.25 0.45 0.25 C3 0 0 0.1 0 0.2 ISO ヘイズ % *2 3 4 10 17 29 評価結果 耐フォギング性 ○ ○ ○ × × −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
【0056】添加剤については樹脂100重量部あたり
の含有量 *2 ISO6452の規定に準じた装置を用い、加熱
温度を100℃とし、加熱後20時間後に測定したガラ
ス板のヘイズ *3 実用の要求水準に鑑み、ISO6452の規定に
準じた装置を用い、加熱温度を100℃とし、加熱後2
0時間後に測定したガラス板のヘイズが15%以下の場
合を○、該ヘイズが15を超える場合を×とした。
【0057】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、耐
熱性、耐光性などを満足できる高い水準に維持し、かつ
耐フォギング性を改良した自動車内装用熱可塑性エラス
トマー組成物及び該熱可塑性エラストマー組成物を用い
た自動車内装部品を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ISO6452の規定に準じたフォギングのヘ
イズの測定装置の断面図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記(A)〜(C)を含有し、かつIS
    O6452の規定に準じた装置を用い、加熱温度を10
    0℃とし、加熱後20時間後に測定したガラス板のヘイ
    ズが15%以下である自動車内装用熱可塑性エラストマ
    ー組成物。 (A):オレフィン系樹脂 (B):エチレン−α−オレフィン系共重合体ゴム (C):樹脂用添加剤
  2. 【請求項2】 (A)がポリプロピレン及び/又はポリ
    エチレンである請求項1記載の自動車内装用熱可塑性エ
    ラストマー組成物。
  3. 【請求項3】 (B)がエチレン−α−オレフィン共重
    合体ゴム又はエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン
    共重合体ゴムである請求項1記載の自動車内装用熱可塑
    性エラストマー組成物。
  4. 【請求項4】 (B)がエチレン−プロピレン共重合体
    ゴムである請求項1記載の自動車内装用熱可塑性エラス
    トマー組成物。
  5. 【請求項5】 (C)のうち、下記(C1)の(A)と
    (B)の合計量100重量部あたりの含有量が0.05
    〜0.6重量部であり、下記(C2)の(A)と(B)
    の合計量100重量部あたりの含有量が0.05〜0.
    4重量部以下であり、かつ下記(C3)の(A)と
    (B)の合計量100重量部あたりの含有量が0.12
    重量部以下である請求項1記載の自動車内装用熱可塑性
    エラストマー組成物。 (C1):下記(条件1)及び(条件2)の両方の条件
    を充足する樹脂用添加剤 (C2):下記(条件1)及び(条件2)のうちのいず
    れか一方の条件のみを充足する樹脂用添加剤 (C3):下記(条件1)及び(条件2)のいずれの条
    件をも充足しない樹脂用添加剤 (条件1):TG(示差走査熱量天秤)で測定した10
    重量%加熱減量が300℃以上であること (条件2):TGで測定した融点が80℃以上であるこ
  6. 【請求項6】 (C)が熱安定剤、光安定剤、滑剤又は
    老化防止剤である請求項1記載の自動車内装用熱可塑性
    エラストマー組成物。
  7. 【請求項7】 (C)が分子量200〜1500のフェ
    ノール系酸化防止剤及び/又はリン系酸化防止剤、分子
    量200〜1000であるヒンダードアミン系耐光剤及
    び/又はヒドロキシベンゾトリアゾール系耐光剤、炭素
    数10〜25の脂肪酸アミド及び/又はビス脂肪酸アミ
    ド系滑剤である請求項1記載の自動車内装用熱可塑性エ
    ラストマー組成物。
  8. 【請求項8】 (C1)がペンタエリスリチル−テトラ
    キス〔3−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ
    フェニル)プロピオネート〕、オクタデシル−3−
    (3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
    プロピオネート、トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェ
    ニル)フォスファイト又はエルカ酸アミドである請求項
    5記載の自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物。
  9. 【請求項9】 (C2)が、2−(2−ヒドロキシ−3
    −t−ブチル−5−メチルフェニル)−5−クロロベン
    ゾトリアゾール又はビス(2,2,6,6−テトラメチ
    ル−4−ピペリジル)セバケートである請求項5記載の
    自動車内装用熱可塑性エラストマー組成物。
  10. 【請求項10】 (C3)が2,6−ジ−t−ブチル−
    4−ヒドロキシトルエン又はオレイン酸アミドである請
    求項5記載の自動車内装用熱可塑性エラストマー組成
    物。
  11. 【請求項11】 請求項1記載の熱可塑性エラストマー
    組成物を用いて得られる自動車内装部品。
  12. 【請求項12】 自動車内装部品がインストルメンタル
    パネルである請求項11記載の自動車内装部品。
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