JPH10340841A - スピン塗布装置 - Google Patents

スピン塗布装置

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Publication number
JPH10340841A
JPH10340841A JP14925597A JP14925597A JPH10340841A JP H10340841 A JPH10340841 A JP H10340841A JP 14925597 A JP14925597 A JP 14925597A JP 14925597 A JP14925597 A JP 14925597A JP H10340841 A JPH10340841 A JP H10340841A
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JP
Japan
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cup
coated
wall
wafer
intake port
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Pending
Application number
JP14925597A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Murakami
政明 村上
Masayasu Ishimoto
聖又 石本
Toshifumi Kimura
敏文 木村
Noriyuki Kosaka
宣之 小坂
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被塗布体表面に形成される塗布膜の均一性の
悪化を招くことなく、被塗布体表面に再付着する飛散粒
子の数を大幅に減少させることのできるスピン塗布装置
を得る。 【解決手段】 被塗布体1をその中心付近を回転軸とし
て回転させる回転機構2と、被塗布体上面に塗布液を供
給する塗布液供給機構4,5と、被塗布体の上方および
下方にそれぞれ吸気口6aおよび排気口8aを有し吸気
口から被塗布体の側方に向かって拡径して被塗布体の周
囲を囲むカップ9と、被塗布体の外周部近傍からカップ
の方へ拡がる環状整流板7とを備え、気体を吸気口から
排気口へと流すのに、カップ内の気体流路断面積と流れ
方向が急変しないように、吸気口近傍のカップ内壁9a
形状を曲面とした。さらに、整流板の外周部近傍のカッ
プ内壁9b形状も曲面とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや半導
体のウエハ等を回転させながら、その表面に例えばフォ
トレジストの薄膜を形成したり、または磁気ディスクに
磁性塗料の塗布膜を形成するなどの表面処理を行うスピ
ン塗布装置に係わり、特に被塗布体への飛沫塗布液の再
付着を防止することにより、異物の無い均一な塗布膜を
実現するのに好適なスピン塗布装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば特開昭63−15382
2号公報に示された従来のスピン塗布装置を示す断面図
であり、図において、1は被塗布体であるウエハ、2は
ウエハ1を吸着固定するスピナ、3はスピナ2を回転さ
せる回転機構、5はウエハ1の上方に設置されたノズル
4からレジスト液を滴下供給するレジスト供給機構、9
はカップであり、上カップ6と下カップ8からなる。1
0はカップ9内の空気を排気するための排気機構であ
る。なお、下カップ8は、下側周辺部に排気用開口8a
およびドレン用開口8b、下側中央部にスピナ2の回転
軸が遊挿される開口8cを備えた中空円筒容器状とさ
れ、その内側に中央部から周辺部へ向かって徐々に下方
へ傾斜する環状の整流板7が配置されている。上カップ
6は吸気口となる上側開口6aおよび下側開口6bを有
し、内側周辺部にレジスト飛沫の跳ね返りを抑制する多
数の板状フィン6cが配置されている。
【0003】従来のスピン塗布装置の例として、半導体
の製造に用いられるものは図3に示したように、被塗布
体であるウエハ1が回転機構3により回転するスピナ2
上に吸着固定されており、ウエハ1の上方に設置された
ノズル4からレジスト液が滴下供給された後、前記スピ
ナ2を回転させることにより、遠心力の効果でレジスト
液は前記ウエハ1の表面上に一様に拡げられ、乾燥後レ
ジスト膜が形成されるようになっている。上記の過程に
おいてスピナ2の回転時には、ノズル4から滴下供給さ
れたレジスト液の大部分が遠心力により、前記ウエハ1
の外周から飛散し、液体粒子、あるいはレジスト液の溶
剤が気化した後は固体粒子としてカップ9の壁面へ付着
あるいは壁面で跳ね返ったりする。この跳ね返りによる
粒子がウエハ1の表面に再付着すると、その粒子は異物
同様に製品の不良の原因となる。そこで一般に製造環境
の清浄な空気を塗布装置の上カップ6の上側開口からカ
ップ9内に吸気し、スピナの下方に位置する下カップ8
の下方の1カ所、あるいは複数カ所に設置された排気管
8aを介して排気し、この空気流れにより、回転するウ
エハ1の外周から飛散する粒子を除去するようにしてい
た。また、板状フィン6cにより、粒子を付着除去し、
カップ9内を粒子が回転するのを抑制して、回転方向へ
の粒子の飛散を抑制する効果を持たせた。ただし、板状
フィン6cは回転方向には粒子の飛散抑制効果がある
が、上下方向には効果は期待できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のスピン塗布装置
は以上のように構成されているものの、カップ吸気口6
aから排気口8aに至る流路で、特にカップ9の吸気口
6a近傍で流れの方向が急に変わったことによる縮流の
発生や、カップ9内での主流と上カップ6壁面との剥離
による二次渦の発生によりカップ9内で主流とは逆向き
のカップ9壁からウエハ1に向かう流れが発生し、結果
的にウエハ1面に飛散した粒子が再付着する問題があっ
た。また、このような問題を解決するために、排気量を
増大させた場合は、ウエハ1表面に付着する粒子の数は
減少するが、排気量を増大させると、ウエハ1表面での
乾燥状態に不均一が生じてウエハ1表面に形成される塗
布膜の均一性が悪化するという問題がある。
【0005】本発明は上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、被塗布体表面に形成される塗布膜
の均一性の悪化を招くことなく、被塗布体表面に再付着
する飛散粒子の数を従来に比べて大幅に減少させること
のできるスピン塗布装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるスピン塗
布装置は、被塗布体を該被塗布体の中心付近を回転軸と
して回転させる回転機構と、前記被塗布体上面に塗布液
を供給する塗布液供給機構と、前記被塗布体の上方およ
び下方にそれぞれ吸気口および排気口を有し前記吸気口
から前記被塗布体の側方に向かって拡径して前記被塗布
体の周囲を囲むカップと、前記被塗布体の外周部近傍か
ら前記カップの方へ拡がる環状整流板とを備え、気体を
前記吸気口から排気口へと流すのに、前記カップ内の気
体流路断面積と流れ方向が急変しないように、前記吸気
口近傍の前記カップ内壁の形状を曲面としたものであ
る。
【0007】さらに、環状整流板の外周部近傍の前記カ
ップ内壁の形状も曲面としたものである。
【0008】また、前記吸気口近傍のカップ内壁の曲率
半径をR3〜R12の範囲としたものである。
【0009】また、前記環状整流板外周部近傍のカップ
内壁の曲率半径をR5〜R20の範囲としたものであ
る。
【0010】さらに、前記吸気口近傍において前記被塗
布体と前記カップの隙間を流れる気体のレイノルズ数が
1500〜2300の範囲となるように、前記隙間また
は気体の流速を制御したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の実施の形態1によるスピ
ン塗布装置を図1に示す構成断面図により説明する。図
1において、1は被塗布体であるウエハ、2はウエハ1
を吸着固定して回転するスピナであり、図3の従来の場
合と同様に回転機構(図示せず)により回転する。5は
ウエハ1の上方に設置されたノズル4から被塗布液であ
るレジスト液を滴下供給する被塗布液供給機構すなわち
レジスト供給機構である。9はカップであり、上カップ
6と下カップ8からなる。7はウエハ1の外周底部から
カップ9の方へ向かって徐々に下方へ傾斜しながら拡が
る環状整流板である。下カップ8は底面に一カ所または
複数カ所の排気口8aおよび図示していないがドレン用
開口を有している。また、上カップ6は上方に吸気口6
aを有し、吸気口6aからウエハ1の側方に向かって拡
径してウエハ1の周囲を囲み、下カップ8にその拡径し
た外周部ではまり込んでいる。カップ9内壁の形状は、
上カップ6の吸気口6a先端部は鉛直なパイプ状になっ
ており、それに続く吸気口近傍9a、整流板7の外周部
近傍9b、および下カップ8の外周部9cは曲面となっ
ている。すなわちこの例では、上カップ6の吸気口6a
からウエハ1の側方に向かって拡径し、下カップ8の排
気口8aに至るカップ内壁は滑らかな曲面で構成されて
いる。
【0012】直径5インチ(127mm)のウエハ1を
処理する場合について、具体的数値をあげて説明する
と、吸気口6aの内径はウエハ1の出し入れが可能なよ
うにウエハ1より少し大きくする必要があり、例えば1
30mmとした。吸気口6a近傍曲面部9aの曲率半径
はR8とし、整流板7の外周部近傍内壁曲面部9bの曲
率半径はR8とした。また、整流板7と上カップ6の吸
気口6aから外周部に至る内壁の傾斜は水平に対して1
5度とし、流路断面積を急変させない目的から整流板7
とほぼ平行となるように構成した。更に、吸気口近傍部
9aにおいてウエハ1と上カップ6の隙間は、そこを通
過する空気のレイノルズ数が層流域の流れとなる150
0〜2300の範囲になるように構成した。ここで、S
(m)をウエハ1端と上カップ6の吸気口6a内壁との
隙間、V(m/s)を隙間Sを流れる空気流速、ν(m
2/s)を空気の動粘性係数とすると、レイノルズ数R
eはRe=2*S*V/νから求められる値であり、隙
間と流速の少なくとも一方を調節することにより決定さ
れる。
【0013】図1に示す本実施の形態によるスピン塗布
装置は、半導体ウェハ1等の被塗布体をスピナ2で真空
チャック等により吸着保持し、レジスト液供給機構5の
ノズル4からウエハ1上にレジストを滴下させた後、例
えば3000〜6000rpm程度で回転させると、遠
心力の効果でレジスト液はウエハ1の表面上に一様に拡
げられ、その後乾燥して、レジスト膜が形成される。上
記の過程においてスピナ2の回転時には、ノズル4から
滴下供給されたレジスト液の大部分が、ウエハ1の外周
から飛散し、上カップ6外周部に衝突するが、一部は液
体粒子としてカップ9内に飛散する。一方、空気は上カ
ップ6の吸気口6aから整流板7と上カップ6の間を通
過した後、上カップ6と下カップ8の外周部を下方に回
り込んで、飛散したレジスト液もろとも排気口8aから
排出される。
【0014】この一連の空気流れにおいて、吸気口6a
近傍部では流路が狭まることによる縮流(狭まり部の後
方に二次渦が発生して部分的にはカップ9からウエハ1
に向かう流れが発生)が発生し易いが、本実施の形態で
は吸気口6a部に鉛直状の整流部があることや吸気口6
a近傍の曲がり部9aが適正な曲率を有する曲面となっ
ているため縮流の発生を抑制できる。また、整流板7と
上カップ6が、急激な流路断面変化が無い状態でほぼ平
行になっているため、空気流れが壁面から剥離すること
もない。すなわちここでも二次渦の発生を抑制できる。
更に、レジスト液が衝突する整流板7の外周部近傍およ
び下カップ外周の曲面部9b,9cでは空気流れが壁に
激突することなくなめらかに下方へ回り込んでいるた
め、レジスト液の衝突が和らげられる。以上のような空
気の挙動により、カップ9内では流れが吸気口6aから
排気口8aに向かう一方向流れのみになるため、一部で
レジスト液の飛沫が発生した場合にも空気流れの最上流
にあるウエハ1には逆流しない効果が得られる。すなわ
ちレジスト液の跳ね返りによるウエハ1への再付着(異
物付着)を大幅に減少することができる。
【0015】このように、本実施の形態では、吸気口6
a近傍部の空気流れを乱れが発生しない層流領域に保つ
とともに、吸気口6a近傍部での流速が極力早くなるよ
うにレイノルズ数範囲を設定しているため、空気流の脈
動によるウエハ成膜厚さのバラツキを無くすとともに、
流速を極力大きくすることによりカップ9内でのレジス
ト液飛散粒子がウエハ1に飛散して再付着することを防
止できる効果を得ている。
【0016】実施の形態2.なお、上記実施の形態では
下カップ8の外周部内壁9cが曲面になったものを示し
たが、下カップ8の外周部壁が整流板7から離れた位置
または下方に位置する場合には、レジストの衝突による
カップ9内でのレジスト飛沫逆流の影響が小さくなるこ
とから、下カップ8の外周部壁を曲面に限定する必要は
なく、例えば図2に示すように平面であっても上記実施
の形態1と同様な効果を得ることができる。
【0017】一般に、被塗布体としてウエハ1の直径は
5〜8インチ(127〜203mm)であり、吸気口6
aの内径はウエハ1の出し入れが可能なようにウエハ1
より少し大きな値となっている。そこで、吸気口6a近
傍のカップ内壁曲面部9aの曲率半径はR3より小さい
と急に曲がることになり二次渦が発生しやすく、R12
より大きいとウエハ1との隙間が大きくなりここを通る
気体の流速が小さくなるため、飛散粒子が戻りやすくな
る。これを防ぐためにウエハ1との隙間を小さくしよう
とすると飛散粒子の飛距離が小さくなり、跳ね返りがウ
エハ1に戻りやすくなる。よって吸気口6a近傍のカッ
プ内壁曲面部9aの曲率半径はR3〜R12が望まし
い。また、整流板7外周部近傍のカップ内壁曲面9bの
曲率半径はR5より小さいと急に曲がって二次渦が発生
しやすい上にレジスト液が壁面に激突して飛沫が発生し
やすく、R20より大きいとカップ9の外周寸法が大き
くなり設置スペースが大きくなってしまう。よって整流
板7外周部近傍のカップ内壁曲面部9bの曲率半径はR
5〜R20の範囲が望ましい。また、吸気口6a近傍に
おいてウエハ1とカップ9の隙間を流れる気体のレイノ
ルズ数は1500より小さいと飛散粒子の跳ね返りを押
し戻す力が弱く、2300より大きいとウエハ1表面に
形成される塗布膜の均一性が悪化する。よって上記レイ
ノルズ数は1500〜2300の範囲が望ましい。ま
た、整流板7と上カップ6の吸気口6aから外周部に至
る内壁の傾斜は急激な流路断面変化がないように、水平
に対して10〜30度の範囲とし、整流板7とほぼ平行
となるように構成するのが望ましい。さらに、整流板7
とウエハ1の外周部との段差を極力小さくすることによ
り、気体の流れ方向が急変しない流路構造とするのが望
ましい。
【0018】なお、上記実施の形態では、カップ9が上
カップ6と下カップ8により構成されている場合につい
て示したが、これに限るものではなく、一体的に形成さ
れてもよく、また、例えば上中下のように3部以上に分
割されて構成されていてもよい。
【0019】また、上記実施の形態では、ウエハ1にレ
ジスト膜を形成する場合について説明したが、被塗布体
が光ディスクや磁気ディスク等であってもよく、塗布液
も磁性塗料等であってもよいのは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被塗布
体を該被塗布体の中心付近を回転軸として回転させる回
転機構と、前記被塗布体上面に塗布液を供給する塗布液
供給機構と、前記被塗布体の上方および下方にそれぞれ
吸気口および排気口を有し前記吸気口から前記被塗布体
の側方に向かって拡径して前記被塗布体の周囲を囲むカ
ップと、前記被塗布体の外周部近傍から前記カップの方
へ拡がる環状整流板とを備え、気体を前記吸気口から排
気口へと流すのに、前記カップ内の気体流路断面積と流
れ方向が急変しないように、前記吸気口近傍の前記カッ
プ内壁の形状を曲面としたので、被塗布体表面に形成さ
れる塗布膜の均一性を悪化させることなく、被塗布体の
回転にともないカップ内壁ではね返され、被塗布体表面
に再付着する飛沫粒子の数を従来に比べて大幅に減少さ
せることができる。
【0021】さらに、前記環状整流板の外周部近傍の前
記カップ内壁の形状も曲面としたので、再付着する飛沫
粒子数を更に減少させることができる。
【0022】また、前記吸気口近傍のカップ内壁の曲率
半径をR3〜R12の範囲としたので、飛沫粒子の再付
着を効果的に防止することができる。
【0023】また、前記環状整流板外周部近傍のカップ
内壁の曲率半径をR5〜R20の範囲としたので、飛沫
粒子の再付着を効果的に防止することができる。
【0024】さらに、前記吸気口近傍において前記被塗
布体と前記カップの隙間を流れる気体のレイノルズ数が
1500〜2300の範囲となるように、前記隙間また
は気体の流速を制御したので、再付着する飛沫粒子数を
更に減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1によるスピン塗布装置
の要部を示す構成断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2によるスピン塗布装置
の要部を示す構成断面図である。
【図3】 従来のスピン塗布装置を示す構成断面図であ
る。
【符号の説明】
1 ウエハ、 2 スピナ、 3 回転機構、 4 ノ
ズル、 5 レジスト供給機構、 6 上カップ、 6
a 吸気口、 7 環状整流板、 8 下カップ、 9
カップ、 9a 吸気口近傍の曲面部、 9b 整流
板外周部近傍の曲面部、 9c 下カップの曲面部、
10 排気機構。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小坂 宣之 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布体を該被塗布体の中心付近を回転
    軸として回転させる回転機構と、前記被塗布体上面に塗
    布液を供給する塗布液供給機構と、前記被塗布体の上方
    および下方にそれぞれ吸気口および排気口を有し前記吸
    気口から前記被塗布体の側方に向かって拡径して前記被
    塗布体の周囲を囲むカップと、前記被塗布体の外周部近
    傍から前記カップの方へ拡がる環状整流板とを備え、気
    体を前記吸気口から排気口へと流すのに、前記カップ内
    の気体流路断面積と流れ方向が急変しないように、前記
    吸気口近傍の前記カップ内壁の形状を曲面としたことを
    特徴とするスピン塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記環状整流板の外周部近傍の前記カッ
    プ内壁の形状を曲面としたことを特徴とする請求項1記
    載のスピン塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記吸気口近傍のカップ内壁の曲率半径
    をR3〜R12の範囲とした請求項1または2記載のス
    ピン塗布装置。
  4. 【請求項4】 前記環状整流板外周部近傍のカップ内壁
    の曲率半径をR5〜R20の範囲とした請求項1ないし
    3の何れかに記載のスピン塗布装置。
  5. 【請求項5】 前記吸気口近傍において前記被塗布体と
    前記カップの隙間を流れる気体のレイノルズ数が150
    0〜2300の範囲となるように、前記隙間または気体
    の流速を制御した請求項1ないし4の何れかに記載のス
    ピン塗布装置。
JP14925597A 1997-06-06 1997-06-06 スピン塗布装置 Pending JPH10340841A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002170805A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Takata Corp ウエハー洗浄装置
KR100758386B1 (ko) * 2004-12-30 2007-09-14 주식회사 선진일렉트로닉스 디스플레이 윈도우 코팅장치 및 코팅방법
JP2009016727A (ja) * 2007-07-09 2009-01-22 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2009021268A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置
JP2010147371A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Sokudo Co Ltd 塗布処理装置および基板処理装置

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