JPH10339691A - 表面不純物測定方法 - Google Patents

表面不純物測定方法

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JPH10339691A
JPH10339691A JP9151422A JP15142297A JPH10339691A JP H10339691 A JPH10339691 A JP H10339691A JP 9151422 A JP9151422 A JP 9151422A JP 15142297 A JP15142297 A JP 15142297A JP H10339691 A JPH10339691 A JP H10339691A
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Kaoru Mizuno
薫 水野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境、試薬、器具、操作などからの汚染を防
止しながら被測定物表面から任意の深さまでエッチング
を行い、ここから汚染を抽出する表面不純物測定方法を
提供する。 【構成】 被測定物の表面をHF蒸気と、HNO3 蒸気
又はH2 2 蒸気とに個別に連続的に曝露して蒸気を結
露させた後、被測定物表面に超純水を滴下して被測定物
表面全体を覆い、被測定物の表面に結露した液滴を超純
水に溶解させ試料溶液とした後、試料溶液を被測定物表
面から採取して被測定物表面から任意の深さまでの皮膜
に含有される不純物の定性分析と定量分析を行うことを
特徴とする表面不純物測定方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料表面、特に半
導体ウェハ表面から任意の深さまでエッチングする技
術、および表面の不純物を抽出して、定性、定量する測
定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体の集積化が進むにつれて、
その製造プロセスに要求される清浄度が厳しくなってい
る。特に、Fe,Ni,Cr等の重金属はSiのバンド
ギャップの中に準位を形成し、半導体の特性に大きな影
響を与え、Na,K等のアルカリ金属は半導体表面でイ
オンキャリアとして存在し、電気的リークを引き起こす
とされており、半導体素子の電気的特性を劣化させない
ためにはこれらの金属汚染を抑制することが重要であ
る。従って、ウェハ表面の汚染を正確に定性および定量
する技術が必要になる。
【0003】従来このような目的でウェハ表面の分析を
行うために汚染を抽出するサンプリング方法(特開平2
−28533号等)は、疎水性の表面に対しては、ウェ
ハ上に溶解液を滴下して、ウェハを種々の方向に傾けた
り、回転運動を加えながらウェハ表面を一様に走査し、
ウェハ全体から汚染を回収する方法等が用いられた。ま
た、親水性の表面に対しては、予め表面をフッ酸蒸気に
曝露することにより表面に形成された酸化膜を溶解し
て、表面を疎水性にしたのち、溶解液を滴下して上記と
同様の操作を行い、汚染を回収する方法等がとられてき
た。しかしながら、従来の方法では、表面からのエッチ
ング量を制御することが困難で、表面から任意の深さま
で汚染の抽出を行うことができない。
【0004】また、酸蒸気曝露だけでは溶解できないよ
うな厚い酸化膜全体から汚染を抽出するような場合は、
従来は図5のようなテフロンなどの容器や治具を用いて
超高純度のHF+HNO3 またはHF+H2 2 を保持
し、ここでウェハ表面被膜を溶解する方法などがとられ
てきたが、この方法では容器や治具からの汚染が問題と
なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は環境、試薬、
器具、操作などからの汚染を防止しながら被測定物表面
から任意の深さまでエッチングを行い、ここから汚染を
抽出する表面不純物測定方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の構成を要旨とする。すなわち、
(1) 被測定物の表面をHF蒸気と、HNO3 蒸気又
はH2 2 蒸気とに個別に連続的に曝露して蒸気を結露
させた後、被測定物表面に超純水を滴下して被測定物表
面全体を覆い、被測定物の表面に結露した液滴を超純水
に溶解させ試料溶液とした後、試料溶液を被測定物表面
から採取して被測定物表面から任意の深さまでの皮膜に
含有される不純物の定性分析と定量分析を行うことを特
徴とする表面不純物測定方法、および、(2) 被測定
物表面に超高純度のHF+HNO3 又はHF+H2 2
を滴下して被測定物表面全体を覆い、被測定物の表面被
膜を溶解して試料溶液とし、試料溶液を採取して試料容
器に入れ、試料容器を吸排気口を有する容器内に入れ、
容器の吸気口から清浄な気体を送り込み、排気口から蒸
気を排気することにより外部からの汚染を防止しながら
該試料溶液の溶媒を除去して濃縮した後、被測定物表面
から任意の深さまでの皮膜に含有される不純物の定性分
析と定量分析を行うことを特徴とする表面不純物測定方
法である。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、クリーンルーム内に
おいて、まず図1に示すように被測定物を、表面溶解液
を加熱して発生させた蒸気に曝露する。蒸気曝露のの
ち、図2に示すように被測定物表面を上にして水平に保
持しながら、定量の超純水を滴下し、表面が超純水で完
全に覆われるようにする。このとき表面張力により滴下
した超純水は被測定物表面が平面であれば表面上に留ま
っている。この液を図3に示すようにピペット等の器具
と清浄な圧搾空気を用いて採取すると、疎水性、親水性
にかかわらず表面の液滴はほぼ100%採取できる。従
来は親水性の表面からは結露した液滴を採取することは
困難で、親水性表面に対してはまず疎水化を図る必要が
あったが、本方法を用いると疎水性、親水性にかかわら
ず、同じ方法で試料を採取できる。
【0008】さらに本発明では超純水を滴下する際、そ
して試料溶液を採取する作業の際、図2に示すような回
転機構を有する試料保持台を使用することにより作業性
が向上し、作業に起因する汚染を避けることができる。
また、溶解液が被測定物とピペット状器具および試料容
器以外のものとは接触せずに試料を採取できることを特
徴とし、ピペット状の器具以外の治具を使わずに回収液
で対象物の表面を完全に覆ったのちにこれを採取するこ
とにより、治具からの汚染を避けることができる。
【0009】次に溶解液の作用について説明する。この
とき対象物がシリコンならばHNO3 またはH2 2
よって表面が酸化され、酸化物がHFによって溶解す
る。また、シリコンの酸化物ならばHFで溶解する。い
ずれの場合にもHNO3 またはH2 2 のみでは表面は
溶解されない。HNO3 のみを溶解液として用いた場合
には被測定物の表面に付着している汚染のみが抽出され
る。それぞれの表面に対するそれぞれの溶解液の作用を
まとめて表1に示す。
【0010】
【表1】
【0011】溶解液としてHNO3 を用いて被測定物表
面に付着した不純物の抽出を行った後、溶解液としてH
Fと、HNO3 またはH2 2 を用いて再度不純物の抽
出を行い、それぞれ別々に不純物の定性と定量を行うこ
とによって被測定物の表面に付着していた不純物と被測
定物の表面皮膜内の不純物とを分離して定性と定量を行
うことができる。
【0012】本発明によれば溶解液としてHFと、HN
3 またはH2 2 を単独でまたは別々に連続的に用
い、それぞれの曝露時間を変えることによって被測定物
のエッチング量を制御しながら不純物の抽出を行い、被
測定物の表面から任意の深さまでの皮膜内の不純物の定
性と定量を行うことができる。被測定物がシリコン酸化
膜の場合はまずHF蒸気に曝露し次にHNO3 またはH
2 2 蒸気に一定時間曝露する方法において、HF蒸気
に曝露する時間によってエッチング量を制御することが
できる。被測定物がシリコンウェハの場合はHNO3
たはH2 2 蒸気に曝露して表面を酸化したのち、HF
蒸気に曝露して酸化膜を溶解することによりHF蒸気の
曝露時間によってエッチング量を制御することができ
る。
【0013】次に、酸蒸気曝露だけでは溶解できないよ
うな厚い酸化膜から汚染を抽出する場合は、従来はテフ
ロンなどの容器や治具を用いて超高純度のHF+HNO
3 またはHF+H2 2 を保持し、ここでウェハ表面被
膜を溶解する方法などがとられ、容器や治具からの汚染
が問題となっていた。本発明では超高純度のHF+HN
3 またはHF+H2 2 の一定量をウェハ表面に滴下
し被測定物の表面を覆い表面被膜を溶解してこれを試料
溶液とし、試料溶液中に被測定物の表面汚染を抽出する
ことによってテフロンなどの容器や治具からの汚染を防
止することができる。さらに採取した試料溶液を入れた
試料容器を吸排気口を有する容器内に入れ、容器の吸気
口から清浄な気体を送り込み、排気口から蒸気を排気す
ることにより外部からの汚染を防止しながら該試料溶液
の溶媒を除去して濃縮することができる。ここで、試料
溶液の濃縮を行う際に使用する容器としては、ガラス製
の容器が適している。
【0014】試料溶液を例えば直接黒鉛炉に滴下し不純
物を原子化させて原子吸光装置で分析する場合や、微少
試料用ネブライザー(MCN:micro concentric nebul
izer)を使用してセクター型で高分解能の誘導結合プラ
ズマ質量分析装置(ICP−MS)で分析する場合に
は、試料量は50〜100マイクロリットル程度で十分
なため、濃縮した試料をそのまま測定することができ
る。また、微少試料用ネブライザー(MCN:micro co
ncentric nebulizer)を使用せずにセクター型で高分解
能の誘導結合プラズマ質量分析装置(ICP−MS)で
測定する場合には、濃縮した試料を超純水で希釈して測
定することにより、酸のマトリクス効果を避けることが
できる。ここで言うマトリクス効果とは、バックグラウ
ンドレベルが上昇することである。
【0015】
【実施例】
[実施例1]層間絶縁膜の一種であるTEOS膜をプラ
ズマCVD装置でシリコンウェハ上に成膜した試料1を
図1に示すように真空ピンセット2で表面を下に向けて
保持し、ヒーターを有したテフロン製の容器3の中で加
熱された第一の溶解液4(フッ酸)の蒸気に表2に示し
た時間曝露する。
【0016】この直後、試料を真空ピンセットで表面を
下に向けて保持したまま、テフロン製の容器の中で加熱
された第二の溶解液(硝酸)の蒸気に30秒間曝露す
る。こののち、図2に示すような回転機構を有するテフ
ロン製の試料保持台5の上にウェハを表面を上に向けて
水平に保持し、ここに10mlの超純水6をマイクロピ
ペット7で滴下して表面を完全に覆った。
【0017】こののち図3に示すような清浄な圧搾空気
を供給するエアガン8を適宜使用し、保持台を適宜回転
しながら再びマイクロピペット9によって表面を覆った
試料溶液10を採取した。酸の蒸気に曝露する前と一連
の操作の後とで、重量変化を測定し、フッ酸の蒸気に曝
露する時間との関係を調べた。この結果を表2に示す。
【0018】
【表2】
【0019】このようにフッ酸蒸気曝露時間を制御する
ことによりエッチング量を制御することができる。さら
に、これらの試料溶液についてICP−MSでそれぞれ
Caの濃度を測定したところ、フッ酸蒸気曝露時間が5
秒のものは測定可能であったが、10秒、30秒のもの
については被測定物から溶出したSiOの質量ピークが
妨害となって、質量数44のCaのピークは測定不可能
であった。以上よりフッ酸の曝露時間は5秒が最適で、
10秒、30秒では長すぎることがわかった。本実施例
は請求項1に対応する。
【0020】[実施例2]層間絶縁膜の一種であるTE
OS膜をプラズマCVD装置でシリコンウェハ上に成膜
したのち、CMPプロセスで研磨し、洗浄した試料1を
図1に示すような真空ピンセット2で表面を下に向けて
保持し、ヒーターを有するテフロン製の容器3の中で加
熱された溶解液4(硝酸)の蒸気に30秒間曝露する。
次いで、図2に示すような回転機構を有するテフロン製
の試料保持台5の上にウェハを表面を上に向けて水平に
保持し、ここに10mlの超純水6をマイクロピペット
7で滴下して表面を完全に覆った。
【0021】こののち図3に示すような清浄な圧搾空気
を供給するエアガン8を適宜使用し、保持台を適宜回転
しながら再びマイクロピペットによって表面を覆った試
料溶液10を採取して一回目の不純物抽出液とした。
【0022】次に、該シリコンウェハ試料をそのまま用
いて別のテフロン製の容器の中で前記と同様に加熱され
たフッ酸の蒸気に7秒間曝露し、続けて前記硝酸蒸気に
30秒間曝露したのち前記と同様な超純水の滴下と採取
作業を繰り返し、二回目の不純物抽出液とした。これら
一回目と二回目の不純物抽出液に対してそれぞれICP
−MSでNa,Al,K,Ca,Feのそれぞれの濃度
を測定した。この結果を一回目と二回目で比較して表3
に示す。
【0023】
【表3】
【0024】一方、不純物抽出操作の前後で試料の重量
を測定し、該操作によるエッチング量を求めたところ、
一回目の不純物抽出操作ではエッチング量は0mgで、
二回目の操作では1.5mgであった。従って、一回目
の不純物抽出および定量操作では被測定物の表面に付着
した不純物が、二回目の操作では、被測定物の表面から
約38nmの深さまでの不純物が定量されたことにな
り、それぞれを分離定量することができ、表面にはN
a,Al,Kの不純物が付着しているが、表面被膜内部
は汚染されていないことがわかった。
【0025】一方、比較例として前記と同様の被測定物
に対して、一回目の不純物抽出操作は前記と同様に行っ
た後、二回目の抽出操作において、被測定物をフッ酸の
蒸気に30秒間曝露した後、硝酸蒸気に30秒間曝露し
て抽出操作を行ったところ、エッチング量が6.5mg
であり、ICP−MSで質量数44Caのピークを測定
しようとしたところ、TEOS膜がエッチングされて溶
出したSiOのピークの妨害を受けて質量数44のCa
のピークは測定できなかった。本実施例は請求項1に対
応する。
【0026】[実施例3]プラズマCVDで4000オ
ングストロームの厚さの酸化膜を成膜したシリコンウェ
ハを図2に示すような回転機構を有する試料保持台5の
上に表面を上に向けて水平に保持して、清浄なピペット
状の器具7を用いて表面に超高純度のフッ酸0.5ml
と硝酸4.5mlの混酸を滴下し、図3に示すような清
浄な圧搾空気を供給するエアガン8を適宜使用しながら
滴下した液によってウェハ表面を完全に覆って10分間
放置したところ、酸化膜が完全に溶解した。
【0027】次いで、エアガン8を適宜使用し、試料保
持台5を適宜回転しながらピペット状の器具9を用いて
溶解液10を採取してこれを試料溶液とし、石英製のビ
ーカーに該試料溶液を入れて、このビーカーを図4に示
すような吸気口11と排気口12と蓋13をもつ耐熱ガ
ラス容器14にいれ、このガラス容器を赤外線ホットプ
レート15上にのせ、コンプレッサー16でフィルター
17を通して清浄な空気を吸気口から送り込むことによ
り、外部からの微粒子の侵入を防ぎながら蒸発乾固を行
った。該ビーカー18の中に超純水10mlと超高純度
の硝酸30マイクロリットルを添加して、該ビーカーの
中に残留するウェハから採取した汚染金属を溶解して、
これをICP−MSで測定した。
【0028】また、比較例として従来の方法で図5に示
すようなテフロン製の治具19の中に溶解液20(超高
純度の硝酸+フッ酸)を入れ、試料21表面の酸化膜を
溶解し、上記と同様の方法で調整して定量した。これら
の結果を表4に示す。表からわかるように、従来の方法
に比べて本発明の方法で測定した方が操作による汚染の
影響が少ないことがわかる。本実施例は請求項2に対応
する。
【0029】
【表4】
【0030】
【発明の効果】本発明により、被測定物の表面から任意
の深さまでの汚染を抽出して定性、定量することができ
る。また、蒸気だけでは分解されないような厚い被膜の
汚染を抽出して定性、定量することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)被測定物を溶解液の蒸気に曝露する工程
を示す概略図。 (b)同図被測定物の表面を示す図面。
【図2】被測定物の表面を回収液で覆い、該被測定物表
面の不純物を回収液中に取り込んで試料溶液を作製する
工程を示す概略図。
【図3】試料溶液を採取する工程を示す概略図。
【図4】試料溶液の溶媒を除去する工程を示す概略図。
【図5】(a)従来用いられていたテフロン製治具を示
す斜視図。 (b)同図の断面図。
【符号の説明】 1,21:被測定物 2:真空ピンセット 3:ヒーターを有するテフロン容器 4,20:溶解液 5:回転機構を有する試料保持台 6:超純水 7,9:メスピペット 8:エアガン 10:表面を覆った試料溶液 11:吸気口 12:排気口 13:蓋 14:耐熱ガラス製容器 15:赤外線ホットプレート 16:コンプレッサー 17:フィルター 18:石英製ビーカー 19:テフロン治具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定物の表面をHF蒸気と、HNO3
    蒸気又はH2 2 蒸気とに個別に連続的に曝露して蒸気
    を結露させた後、被測定物表面に超純水を滴下して被測
    定物表面全体を覆い、被測定物の表面に結露した液滴を
    超純水に溶解させ試料溶液とした後、試料溶液を被測定
    物表面から採取して被測定物表面から任意の深さまでの
    皮膜に含有される不純物の定性分析と定量分析を行うこ
    とを特徴とする表面不純物測定方法。
  2. 【請求項2】 被測定物表面に超高純度のHF+HNO
    3 又はHF+H2 2 を滴下して被測定物表面全体を覆
    い、被測定物の表面被膜を溶解して試料溶液とし、試料
    溶液を採取して試料容器に入れ、試料容器を吸排気口を
    有する容器内に入れ、容器の吸気口から清浄な気体を送
    り込み、排気口から蒸気を排気することにより外部から
    の汚染を防止しながら該試料溶液の溶媒を除去して濃縮
    した後、被測定物表面から任意の深さまでの皮膜に含有
    される不純物の定性分析と定量分析を行うことを特徴と
    する表面不純物測定方法。
JP9151422A 1997-06-09 1997-06-09 表面不純物測定方法 Withdrawn JPH10339691A (ja)

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