JPH10338420A - 樽巻ドラムの回転支持装置 - Google Patents

樽巻ドラムの回転支持装置

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JPH10338420A
JPH10338420A JP16662697A JP16662697A JPH10338420A JP H10338420 A JPH10338420 A JP H10338420A JP 16662697 A JP16662697 A JP 16662697A JP 16662697 A JP16662697 A JP 16662697A JP H10338420 A JPH10338420 A JP H10338420A
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JP
Japan
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barrel
winding drum
drum
support shaft
barrel winding
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JP16662697A
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Yoshio Shimizu
由雄 清水
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樽巻ドラムに設けたセット穴の穴径にバラツ
キ等がある場合でも、樽巻ドラムを支軸に自動調心状態
で容易に取付けることができるようにする。 【解決手段】 支軸10,21をそれぞれ固定台5およ
び移動台15に回転可能に設ける。また、支軸10,2
1の外周側には周方向に離間して各切込み刃11,22
を取付け、この各切込み刃11,22の刃先を支軸1
0,21の先端に形成したテーパ部にほぼ対応するテー
パ角をもって斜めに傾斜させる。そして、各切込み刃1
1,21の刃先を各セット穴3の周囲に食い込ませた状
態で、支軸10,21を樽巻ドラム1の各セット穴3内
に嵌合させることにより、樽巻ドラム1を支軸10,2
1間に回転可能に支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば油圧クレー
ン等の建設機械に搭載されるロープウインチのドラムに
新品のワイヤロープを巻付けるとき等に好適に用いられ
る樽巻ドラムの回転支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧クレーン等の建設機械には
ロープウインチが搭載され、このロープウインチのドラ
ムにはワイヤロープが巻回されている。そして、このウ
インチを作動させることにより、吊荷作業等を行うとき
には前記ドラムを正,逆方向に回転させ、このドラムへ
のワイヤロープの巻取りまたは巻出しを行うようにして
いる。
【0003】ところで、前記ワイヤロープの交換時等に
用いる新品のワイヤロープは、木製材料からなる樽巻ド
ラムに予め巻回された状態で搬入されるものである。
【0004】そして、特開平8−40693号公報等に
は、基台上に設置した支持台に支軸を回動可能に取付
け、この支軸を樽巻ドラムに設けたセット穴に嵌合させ
ることにより、この樽巻ドラムを回動可能に支持する装
置が開示されている。
【0005】このような従来技術にあっては、前記樽巻
ドラムに予め巻回されたワイヤロープの先端側をワイヤ
ロープの交換時に引出し、引出したワイヤロープの先端
側を油圧クレーン等のロープウインチ側に掛止めする。
そして、この状態でロープウインチ側のドラムを回転駆
動することにより、前記樽巻ドラムからワイヤロープを
送出しつつ、このワイヤロープを前記ロープインチ側の
ドラムへと張力を付与した状態で巻取るようにしてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術では、樽巻ドラムを木製材料により形成している
ために、同一サイズの樽巻ドラムであってもセット穴の
穴径にバラツキが生じ易い上に、複数種類の樽巻ドラム
を同一の支持台にセットしようとすると、樽巻ドラムの
セット穴と支軸の外径とが不一致となって、両者の間に
ガタツキが生じることがある。
【0007】そして、このようなガタツキを残したまま
の状態で、樽巻ドラム側からワイヤロープをロープウイ
ンチのドラム側に巻取るとき等には、樽巻ドラムの回転
が不安定になって、ワイヤロープが樽巻ドラムとロープ
ウインチとの間で大きく振動し、ワイヤロープに付与す
べき張力を一定に保つのが難しくなるという問題があ
る。
【0008】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、本発明は、木製の樽巻ドラムを支持台に
対して自動調心した状態で組付けることができ、ワイヤ
ロープの巻取りまたは巻出し時等に樽巻ドラムの回転を
安定させ、樽巻ドラムをセットするときの作業性等を大
幅に向上できるようにした樽巻ドラムの回転支持装置を
提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明では、木製材料により形成さ
れ、軸方向両端側の中央部にそれぞれセット穴を有した
樽巻ドラムと、この樽巻ドラムを軸方向両側から挟むよ
うに配設され、前記各セット穴に嵌合した状態で前記樽
巻ドラムを回転可能に支持する支軸がそれぞれ設けられ
た第1,第2の支持台と、この第1,第2の支持台に設
けた各支軸のうち、少なくとも一方の支軸に取付けら
れ、前記樽巻ドラムを自動調心状態に保持するため、前
記樽巻ドラムのセット穴周囲に食い込むテーパ状の調心
刃とから構成してなる樽巻ドラムの回転支持装置を採用
している。
【0010】上記構成により、第1,第2の支持台のう
ち少なくともいずれか一方の支軸側に設けたテーパ状の
調心刃を、樽巻ドラムのセット穴周囲に食い込ませるこ
とができ、この調心刃によって樽巻ドラムを支軸に対し
て自動調心させることができる。そして、樽巻ドラムの
各セット穴と各支軸との間のガタツキを抑えた状態で、
樽巻ドラムを各支軸を中心にして安定して回転させるこ
とができる。
【0011】また、請求項2の発明では、前記樽巻ドラ
ムの軸方向両側に設ける第1,第2の支持台のうち、一
側の支持台はベース上に固定される固定台として構成
し、他側の支持台はこの固定台に向けて接近、離間する
ように前記ベース上に移動可能に設けた移動台により構
成している。
【0012】これにより、樽巻ドラムを各支軸を介して
固定台と移動台との間に取付けるときには、まず、ベー
ス上で移動台を固定台から離間させるように移動させ、
次に、移動台と固定台との間に樽巻ドラムを配置した状
態で、移動台を固定台に向けて接近するように移動させ
る。そして、固定台と移動台との間隔を徐々に狭めるこ
とにより、各支軸を各セット穴に対して容易に嵌合させ
ることができ、これによって、前記請求項1の発明と同
様に、樽巻ドラムを各支軸間に調心刃を介して自動調心
させた状態に保持することができる。
【0013】さらに、請求項3の発明では、前記支軸の
先端側には、前記樽巻ドラムのセット穴内に向けてこの
支軸を案内するためのテーパ部を形成し、前記調心刃は
前記支軸の周方向に間隔をもって設けられ、前記テーパ
部にほぼ対応するテーパ角で径方向外向きに突出した複
数枚の切込み刃により構成している。
【0014】これにより、支軸を樽巻ドラムのセット穴
内に嵌合させるときには、テーパ部とこのテーパ部にほ
ぼ対応するテーパ角をもって形成した各切込み刃とによ
り、支軸全体を樽巻ドラムの各セット穴内へと容易に導
くことができる。しかも、このときに各切込み刃をセッ
ト穴の周囲に間隔をもって複数箇所に食い込ませること
ができ、樽巻ドラムを各切込み刃を介して各支軸に強固
に取付けることができる。
【0015】さらにまた、請求項4の発明では、前記支
軸の外周側に、調心刃を外側から覆う筒状カバーを着脱
可能に設け、この筒状カバーの外周側には他の調心刃を
一体に設ける構成としている。
【0016】これにより、セット穴の穴径が大きい樽巻
ドラムを回転可能に支持する場合には、支軸の外周側に
筒状カバーを取付けることにより、前記支軸の調心刃に
替えて筒状カバーの他の調心刃をセット穴の周囲に確実
に食い込ませることができ、これによっても、樽巻ドラ
ムを前記他の調心刃を介して各支軸間で自動調心状態に
保持でき、大型の樽巻ドラムであっても回転を安定させ
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づき説明する。
【0018】ここで、図1ないし図10は本発明の第1
の実施例による樽巻ドラムの回転支持装置を示してい
る。
【0019】図中、1は新品のワイヤロープ2等が巻回
された樽巻ドラムで、この樽巻ドラム1は、図2に示す
如く木製材料からなる中空の筒状体として形成されてい
る。そして、樽巻ドラム1は、その外周側に新品のワイ
ヤロープ2が多層巻き状態で巻回された筒部1Aと、こ
の筒部1Aよりも大径に形成され、筒部1Aの軸方向両
端側に固着された閉塞板としての円板部1B,1Bとか
ら構成されている。
【0020】また、各円板部1Bの中央部にはセット穴
3,3が円形穴として形成され、この各セット穴3内に
は後述の支軸10,21が嵌着されている。なお、この
各セット穴3の穴径は例えば約50〜85mm程度に設
定されている。しかし、樽巻ドラム1のサイズによって
は、後述するセット穴3′の如く穴径が約130〜14
0mm程度に設定されるものもある。
【0021】そして、前記樽巻ドラム1は、油圧クレー
ンに搭載されるロープウインチ(図示せず)から予め距
離をおいた位置に配設され、ワイヤロープ2の先端側が
作業者等によってこのロープウインチ側へと引き出され
る。
【0022】4は当該回転支持装置の基台を構成するベ
ース、5は樽巻ドラム1の軸方向一側に位置してこのベ
ース4上に設けられた第1の支持台としての固定台を示
し、この固定台5は、図1および図2に示す如く、脚部
5Aと、この脚部5A上に設けられた支持プレート5B
と、この支持プレート5B上に設けられ、支軸10の一
部をなす回転軸6を回転可能に支持した軸受部5C等と
によって構成され、脚部5Aの下端側はベース4上にボ
ルト(図示せず)等を介して固定されている。
【0023】7は円板状の取付板8,9を介して回転軸
6と一体的に設けられた回転板で、この回転板7は図1
および図2に示す如く円板状に形成され、取付板8,9
間にボルト等を介して固着さている。そして、回転板7
の外周側には周方向に離間して複数の突当てピン7A,
7A,…が一体に取付けられ、これらの突当てピン7A
は先端側が略円錐状のピン先となって樽巻ドラム1の円
板部1Bに食い込むようになっている。また,回転板7
を挟持する取付板8,9のうち、一方の取付板8は回転
軸6の先端側に一体に設けられ、他方の取付板9には支
軸10が一体に設けられている。
【0024】10は固定台5上に軸受部5C等を介して
回転可能に設けられた固定側の支軸で、この支軸10
は、図4および図5に示す如く樽巻ドラム1のセット穴
3とほぼ対応した外径もって形成され、基端側が取付板
9に一体化された段付円柱状の軸部10Aと、この軸部
10Aの先端側から漸次縮径するように延びた略円錐台
状のテーパ部10Bとから構成されている。そして、前
記テーパ部10Bは図6に示すように、その外周面が一
定の傾斜角をもって斜めに傾斜したテーパ面として形成
され、図9に示すように支軸10を樽巻ドラム1のセッ
ト穴3内に嵌合(係留)させるときには、セット穴3を
支軸10に向けて滑らかに案内するものである。
【0025】ここで、前記軸部10Aの外周側には図6
に示すように、一定の溝深さをもって支軸10の軸方向
へと細長く延びた取付溝10C,10C,…が形成され
ている。そして、この各取付溝10Cは軸部10Aの周
方向に等間隔をもって離間し、各取付溝10C内には後
述の各切込み刃11が取付けられている。
【0026】そして、この支軸10は、取付板9が回転
板7と共に取付板8側にボルト(図示せず)等を介して
取付けられることにより、回転軸6と一体に回転するも
のである。また、支軸10はセット穴3内に各切込み刃
11を介して嵌合され、後述する移動台15側の支軸2
1との間で樽巻ドラム1を回転可能に支持する構成とな
っている。
【0027】11,11,…は支軸10の外周側に一体
に設けられた調心刃としての切込み刃を示し、これらの
各切込み刃11は、図4および図6に示す如く、例えば
高速度工具鋼(SKH)等からなる硬質の金属板を略台
形状に加工することにより形成され、その斜めに傾斜し
た端部が断面略三角形状をなした刃先11Aとなってい
る。そして、この各刃先11Aは図6に示すように、支
軸10のテーパ部10Bにほぼ対応するテーパ角(傾斜
角)をもって支軸10の径方向外側へと突出するように
斜めに延びている。また各切込み刃11は、その基端側
が支軸10の各取付溝10C内にそれぞれ溶接等により
一体に固着され、支軸10の周方向に間隔をもって配設
されている。
【0028】ここで、支軸10をセット穴3内に嵌合さ
せるときには、各切込み刃11は図5に示すように、そ
れぞれセット穴3の周囲に互いにほぼ等しい深さ分だけ
食い込むようになり、これによって、セット穴3は支軸
10に対して自動調心され、この状態で樽巻ドラム1は
各切込み刃11を介して支軸10に廻止めされる。
【0029】なお、自動調心とは、樽巻ドラム1を支軸
10,21間にセットするときに、樽巻ドラム1の回転
中心と支軸10,21の回転中心とが多少ずれていて
も、支軸10,21を樽巻ドラム1の各セット穴3に押
込むと、各切込み刃11と後述の各切込み刃22とによ
って樽巻ドラム1はその回転中心が支軸10,21の回
転中心に一致するように案内されることをいう。
【0030】12は固定台5上に搭載された油圧モータ
で、この油圧モータ12には減速機13等が付設され、
その出力軸はカップリング14等を介して回転軸6側に
連結されている。そして、油圧モータ12は外部からの
圧油供給で回転駆動されることにより、回転軸6、回転
板7および支軸10を介して樽巻ドラム1に回転力を伝
えるものである。また、この油圧モータ12にはリリー
フ弁(図示せず)等が設けられ、このリリーフ弁は樽巻
ドラム1を後述の如く図3に示す矢示A方向に強制回転
させる場合等に、油圧モータ12に油圧ブレーキを発生
させ、樽巻ドラム1が矢示A方向に回転されるときの抵
抗力(制動力)を与える構成となっている。
【0031】15は樽巻ドラム1の軸方向他側に位置
し、ベース4上に一対のレール16,16を介して移動
可能に設けられた第2の支持台としての移動台で、この
移動台15は、固定台5とほぼ同様に構成され、脚部1
5Aおよび支持プレート15B等を有している。しか
し、前記支持プレート15B上には支軸21の一部をな
す回転軸17を回転可能に支持した軸受部15C,15
Dが設けられている。また、前記脚部15Aの下端側に
は、各レール16と対応する位置でローラ15E,15
E,…が回転可能に取付けられている。
【0032】そして、この移動台15は、固定台5との
間で樽巻ドラム1を軸方向両側から挟むように配設さ
れ、各ローラ15Eを介して各レール16上を移動する
ことにより、固定台5に向けて接近、離間する構成とな
っている。また、移動台15はボルト(図示せず)等を
介して各レール16側に位置決めされるものである。
【0033】18は取付板19,20を介して一体的に
設けられた回転板で、この回転板18は回転板7と同様
に形成され、各突当てピン18Aを有している。そし
て、この回転板18は取付板19,20間にボルト(図
示せず)等を介して固着され、この各突当てピン18A
が樽巻ドラム1の円板部1Bに食い込んでいる。また、
回転板18を挟持する取付板19,20のうち、一方の
取付板19は回転軸17の先端側に一体に設けられ、他
方の取付板20には支軸21が一体に設けられている。
【0034】21は移動台15の上端側に回転可能に設
けられた移動側の支軸を示し、この支軸21について
も、図1および図2に示す如く支軸10とほぼ同様に形
成され、軸部21A、テーパ部21Bおよび各取付溝2
1Cを有している。また、この支軸21は後述の各切込
み刃22を介してセット穴3内に嵌合され、図9中に一
点鎖線で示すように支軸21を樽巻ドラム1のセット穴
3内に嵌合(係留)させるときには、この支軸21全体
をセット穴3に向けて案内するものである。そして、こ
の支軸21は、取付板20が回転板18と共にボルト
(図示せず)等を介して取付板19側に一体に取付けら
れている。
【0035】22,22,…は支軸21の外周側に一体
に設けられた調心刃としての切込み刃で、この各切込み
刃22についても、図1および図2に示す如く切込み刃
11と同様に形成され、各刃先22Aを有している。ま
た、この各切込み刃22はその基端側が支軸21の各取
付溝21C内にそれぞれ溶接等により一体に固着され、
支軸21の周方向に間隔をもって配設されている。そし
て、各切込み刃22はセット穴3の周囲にほぼ等しい深
さ分だけ食い込むことにより、樽巻ドラム1を支軸21
に対して自動調心状態に保持する構成となっている。即
ち、樽巻ドラム1を支軸10,21間にセットするとき
には、樽巻ドラム1の回転中心と支軸10,21の回転
中心とが一致するようになり、自動調心が行われる。
【0036】23は移動台15上で支軸21を軸方向に
移動させる微調整用の進退機構で、この進退機構23は
操作ハンドル23Aを備え、作業者が操作ハンドル23
Aを正,逆方向に回転することにより、回転軸17を軸
受部15C,15Dに対して軸方向に摺動変位させ、支
軸21をセット穴3内に向けて進,退させるものであ
る。
【0037】24は支軸10,21の外周側に着脱可能
に設けられる筒状カバーで、この筒状カバー24は、図
7に示す如くセット穴3′の穴径が、例えば約130〜
140mm程度となる大型の樽巻ドラム1′等に対して
用いられるものである。そして、この筒状カバー24
は、樽巻ドラム1′の円板部1B′に設けたセット穴
3′に対応する外径をもって形成され、基端側が取付板
9等の端面に当接する筒部24Aと、この筒部24Aの
先端側から支軸10のテーパ部10Bにほぼ対応したテ
ーパ角をもって軸方向に向け漸次縮径したテーパ部24
Bと、このテーパ部24Bの先端側から径方向内向きに
突設され、内周側が支軸10に嵌合する環状突起部24
Cとから構成されている。
【0038】ここで、筒状カバー24のテーパ部24B
は、支軸10のテーパ部10B等と同様に筒状カバー2
4全体をセット穴3′内に向けて案内するものである。
そして、筒状カバー24は各切込み刃11を外側から覆
うように配設され、この状態でセット穴3′に挿嵌され
る。従って、この場合に樽巻ドラム1は各突当てピン7
Aのみを介して回転板7に廻止めされている。なお、樽
巻ドラム1を支軸10,21から脱着したときには、筒
状カバー24は支軸10,21等に取付けられることに
より、各切込み刃11,22を外部から保護する保護カ
バーとしての機能も併せ持つものである。
【0039】本実施例による樽巻ドラムの回転支持装置
は上述の如き構成を有するもので、次に、樽巻ドラム1
を固定台5と移動台15との間に取付ける方法について
説明する。
【0040】まず、図8に示すように移動台15を固定
台5から離間させるように矢示B方向へと各レール16
に沿って移動させると共に、小型クレーン(図示せず)
のフック25等により樽巻ドラム1を吊り上げ、この樽
巻ドラム1を水平にした状態で固定台5と移動台15と
の間に配置する。
【0041】次に、樽巻ドラム1をフック25と共に図
8中の矢示C方向へと固定台5側に向けて移動させるこ
とにより、図9に示すようにセット穴3の先端側を支軸
10に予め係留(嵌合)させておく。ここで、支軸10
の先端側はテーパ部10Bとなっているから、支軸10
全体をこのテーパ部10Bによりセット穴3内へと容易
に導くことができる。
【0042】次に、移動台15を固定台5側に接近させ
るように矢示C方向へと各レール16に沿って移動させ
ることにより、支軸21の先端側を図9中に一点鎖線で
示すようにセット穴3内に嵌合させる。そして、この状
態で移動台15を固定台5側に向けて強く押動(押圧)
することにより、支軸10,21を各セット穴3内に押
し込む。
【0043】ここで、支軸10,21の外周側には周方
向に離間して各切込み刃11,22を設け、この各切込
み刃11,22の刃先11A,22Aをテーパ部10
B,21Bにほぼ対応するテーパ角をもって斜めに傾斜
させる構成としたから、上述の如く支軸10,21を各
セット穴3内に押し込むと、支軸10,21は図10に
示すように、テーパ部10B,21Bおよび各切込み刃
11,22の刃先11A,22Aにより各セット穴3内
へと円滑に導かれ、これに伴って、各刃先11A,22
Aが各セット穴3の周囲に互いにほぼ等しい深さ分だけ
徐々に食い込むようになる。
【0044】そして最後に、移動台15をボルト等を介
して各レール16で位置決めし、この状態で操作ハンド
ル23Aを回動操作することにより、支軸10,21間
の間隔を狭めながら、回転板7,18の各突当てピン7
A,18Aが各円板部1Bに食い込むまで、支軸10,
21を各セット穴3内にさらに押し込むようにする。
【0045】この結果、図5に示すように支軸10,2
1は、樽巻ドラム1の各セット穴3内で各切込み刃1
1,22を介して樽巻ドラム1と支軸10,21とが同
心円状(同軸状)をなす位置に自動調心され、この状態
で樽巻ドラム1を支軸10,21に対して確実にセンタ
リングしつつ、廻止めすることができる。また、樽巻ド
ラム1の両側を各突当てピン7A,18Aを介して回転
板7,18間で確実に保持でき、樽巻ドラム1の回転時
に各切込み刃11,22に作用する回転トルク等の負荷
を低減できると共に、各突当てピン7A,18Aと各切
込み刃11,22とによって樽巻ドラム1に対する位置
決め強度を高めることができる。
【0046】かくして、上述の如く樽巻ドラム1を固定
台5側の支軸10と移動台15側の支軸21との間に自
動調心状態でセットした後に、樽巻ドラム1からロープ
ウインチのドラム側へと新品のワイヤロープ2を供給す
る。
【0047】即ち、新品のワイヤロープ2を油圧クレー
ン等に設けたロープウインチ側のドラムに巻付けるとき
には、樽巻ドラム1からワイヤロープ2の先端側を取出
し、この先端側を前記ドラムに掛止めする。次に、この
状態で油圧モータ12を停止させた状態で前記ドラム側
を回転駆動することにより、樽巻ドラム1を固定台5側
の支軸10と移動台5側の支軸21と共に図3中の矢示
A方向へと強制的に回転させ、これによって、樽巻ドラ
ム1からワイヤロープ2を巻出しつつ、このワイヤロー
プ2を前記ロープウインチ側のドラムへと徐々に巻取る
ようにする。
【0048】そして、このときには前記固定台5側の油
圧モータ12に設けたリリーフ弁により樽巻ドラム1の
回転に対して抵抗力(制動力)が与えられるから、この
抵抗力によってワイヤロープ2に対し大きな張力を付与
でき、ワイヤロープ2を前記ロープウインチ側のドラム
に十分な張力をもって巻付けることができる。
【0049】従って、本実施例によれば、セット穴3の
穴径にバラツキがある場合でも、樽巻ドラム1を切込み
刃11,22により支軸10,21に対して自動調心状
態で容易に保持でき、樽巻ドラム1をセットするときの
作業性等を確実に向上させることができる。
【0050】そして、ワイヤロープ2の巻出し・巻取り
時には、各セット穴3と支軸10,21との間のガタツ
キを抑えた状態で、樽巻ドラム1をこの支軸10,21
を中心にして安定して回転させることができ、これによ
って、従来技術で述べたようにワイヤロープ2が樽巻ド
ラム1と前記ロープインチとの間で大きく振動してしま
う等の不具合を解消でき、ワイヤロープ1の張力を一定
に保つことができ、このワイヤロープ1をロープウイン
チ側に強固に巻付けることができる。
【0051】また、セット穴3′の穴径が、例えば約1
30〜140mm程度となる大型の樽巻ドラム1′等に
対しても、各筒状カバー24を支軸10,21に取付け
た状態で、この各筒状カバー24を各セット穴3′内に
嵌合させることにより、樽巻ドラム1を支軸10,21
に調心させた状態で容易に取付けることができる。
【0052】次に、図11は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例では、前記第1の実施例と同様の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
しかし、本実施例の特徴は、支軸10,21の外周側に
各切込み刃11,22を外側から覆う各筒状カバー31
(支軸10側のみ図示)を着脱可能に設け、この筒状カ
バー31の外周側に調心刃としての他の切込み刃32,
32,…を一体に設けることにより、各筒状カバー31
を各セット穴3′内に嵌合させる構成としたことにあ
る。
【0053】ここで、前記筒状カバー31は、前記第1
の実施例で述べた筒状カバー24とほぼ同様に形成さ
れ、筒部31A、テーパ部31Bおよび環状突起部31
Cを有している。しかし、筒状カバー31には、その周
方向に離間して前記第1の実施例による各取付溝10
C,21Cとほぼ同様の取付溝31D,31D,…が軸
方向に沿って形成されている点で前記第1の実施例のも
のとは異なっている。
【0054】また、前記各切込み刃32は、前記第1の
実施例とほぼ同様に形成され、それぞれテーパ状をなす
刃先32Aを有している。そして、この各切込み刃32
は基端側がそれぞれ筒状カバー31の各取付溝31D内
に溶接等で固着され、各刃先32Aはセット穴3′の周
囲に食い込んでいる。
【0055】かくして、このように構成される本実施例
でも、前記第1の実施例とほぼ同様の作用効果を得るこ
とができるが、特に本実施例では、例えば約130〜1
40mm程度までセット穴3′の穴径が大きくなった大
型の樽巻ドラム1′に対しても、各筒状カバー31を支
軸10,21の外周側に取付けることにより、各切込み
刃32をセット穴3′の周囲に確実に食い込ませること
ができる。そして、大型の樽巻ドラム1′に対しても各
切込み刃32により支軸10,21に自動調心状態で容
易に保持させることができ、樽巻ドラム1′の取付時の
作業性等を向上できる。
【0056】なお、前記各実施例では、各切込み刃1
1,22(32)を支軸10,21(筒状カバー31)
の外周側に4枚ずつ設けるものとして述べたが、これに
替えて、各切込み刃11,22(32)の刃数を3枚と
してもよく、または5枚以上としてもよい。
【0057】また、前記各実施例では、当該回転支持装
置を油圧クレーンのワイヤロープ2を交換するとき等に
用いるものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例
えば油圧クレーン以外の作業機用のワイヤロープを交換
するとき等にも広く適用できるものである。
【0058】
【発明の効果】以上詳述した通り本発明によれば、請求
項1に記載の如く、第1,第2の支持台にそれぞれ設け
た各支軸を樽巻ドラムの各セット穴内に嵌合させ、この
各支軸のうち少なくとも一方の支軸には、セット穴の周
囲に食い込むことにより樽巻ドラムを自動調心状態に保
持するテーパ状の調心刃を設ける構成としたから、セッ
ト穴の穴径にバラツキ等がある場合でも、樽巻ドラムを
前記調心刃により支軸に対して自動調心状態で容易に取
付けることができ、樽巻ドラムを第1,第2の支持台間
にセットするときの作業性等を確実に向上できる。そし
て、ワイヤロープの巻出し・巻取り時には、調心刃によ
り各セット穴と各支軸との間のガタツキを抑えた状態
で、樽巻ドラムを各支軸を中心にして安定して回転させ
ることができ、ワイヤロープ等に生じる振動を低減さ
せ、例えばロープウインチのドラム等にワイヤロープを
安定した張力で強固に巻付けることができる。
【0059】また、請求項2の発明では、第1,第2の
支持台のうち、一側の支持台をベース上に固定される固
定台として構成し、他側の支持台をこの固定台に向けて
接近、離間するように前記ベース上に移動可能に設けた
移動台として構成したから、樽巻ドラムを各支軸間に取
付けるときには、移動台のみをベース上で移動させるこ
とにより、樽巻ドラムを各支軸間に調心刃を介して容易
に取付けることができ、固定台と移動台との間に樽巻ド
ラムをセットするときの作業性等をさらに向上できる。
【0060】さらに、請求項3の発明では、支軸の先端
側にこの支軸を樽巻ドラムのセット穴内に向けて案内す
るためのテーパ部を形成し、前記調心刃をこのテーパ部
にほぼ対応するテーパ角で径方向外向きに突出し、支軸
の周方向に間隔をもって設けられた複数枚の切込み刃と
して形成したから、樽巻ドラムの取付時には支軸全体を
テーパ部および各切込み刃により樽巻ドラムのセット穴
内へと容易に導くことができ、取付時の作業性を一層高
めることができる。そして、各切込み刃をセット穴の周
囲に間隔をもって複数箇所に食い込ませることができ、
各支軸に対する樽巻ドラムの取付強度を容易に高めるこ
とができる。
【0061】さらにまた、請求項4の発明では、支軸の
外周側に調心刃を外側から覆う筒状カバーを着脱可能に
設け、この筒状カバーの外周側に他の調心刃を一体に設
ける構成としたから、セット穴の穴径が大きい大型の樽
巻ドラムを回転可能に支持する場合でも、支軸の調心刃
の代わりに筒状カバーの調心刃をセット穴の周囲に容易
に食い込ませることができ、これによっても、樽巻ドラ
ムを前記筒状カバーの調心刃により支軸に対して自動調
心状態で容易に保持させることができ、樽巻ドラムを第
1,第2の支持台間にセットするときの作業性等を確実
に向上できる。そして、ワイヤロープの巻出し・巻取り
時には、前記他の調心刃により各セット穴と各筒状カバ
ーとの間のガタツキを抑えた状態で、樽巻ドラムを各支
軸を中心にして安定して回転させることができ、ワイヤ
ロープ等に生じる振動を低減させ、例えばロープウイン
チのドラム等にワイヤロープを安定した張力で強固に巻
付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による樽巻ドラムの回転
支持装置を示す平面図である。
【図2】図1中の各支軸に樽巻ドラムをセットした状態
で示す一部破断の正面図である。
【図3】樽巻ドラムの回転支持装置を示す図2の右側面
図である。
【図4】樽巻ドラムに支軸をセットした状態で示す拡大
図である。
【図5】図4中の矢示V−V方向からみた断面図であ
る。
【図6】図4中の支軸および各切込み刃を示す斜視図で
ある。
【図7】図4中に示す支軸に筒状カバーを取付けた状態
で示す断面図である。
【図8】図2中の固定台と移動台との間に樽巻ドラムを
セットする前の状態を示す正面図である。
【図9】固定台側の支軸を樽巻ドラムのセット穴に係留
させた状態で示す図8と同様の正面図である。
【図10】各支軸を樽巻ドラムの各セット穴内に嵌合さ
せた状態を示す図8と同様の正面図である。
【図11】本発明の第2の実施例による樽巻ドラムの回
転支持装置に設けた支軸、筒状カバーおよび各切込み刃
等を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】
1,1′ 樽巻ドラム 2 ワイヤロープ 3,3′ セット穴 4 ベース 5 固定台(第1の支持台) 10,21 支軸 10B,21B テーパ部 11,22,32 切込み刃(調心刃) 15 移動台(第2の支持台) 31 筒状カバー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木製材料により形成され、軸方向両端側
    の中央部にそれぞれセット穴を有した樽巻ドラムと、 この樽巻ドラムを軸方向両側から挟むように配設され、
    前記各セット穴に嵌合した状態で前記樽巻ドラムを回転
    可能に支持する支軸がそれぞれ設けられた第1,第2の
    支持台と、 この第1,第2の支持台に設けた各支軸のうち、少なく
    とも一方の支軸に取付けられ、前記樽巻ドラムを自動調
    心状態に保持するため、前記樽巻ドラムのセット穴周囲
    に食い込むテーパ状の調心刃とから構成してなる樽巻ド
    ラムの回転支持装置。
  2. 【請求項2】 前記樽巻ドラムの軸方向両側に設ける第
    1,第2の支持台のうち、一側の支持台はベース上に固
    定される固定台として構成し、他側の支持台はこの固定
    台に向けて接近、離間するように前記ベース上に移動可
    能に設けた移動台により構成してなる請求項1に記載の
    樽巻ドラムの回転支持装置。
  3. 【請求項3】 前記支軸の先端側には、前記樽巻ドラム
    のセット穴内に向けてこの支軸を案内するためのテーパ
    部を形成し、前記調心刃は前記支軸の周方向に間隔をも
    って設けられ、前記テーパ部にほぼ対応するテーパ角で
    径方向外向きに突出した複数枚の切込み刃により構成し
    てなる請求項1または2に記載の樽巻ドラムの回転支持
    装置。
  4. 【請求項4】 前記支軸の外周側には、調心刃を外側か
    ら覆う筒状カバーを着脱可能に設け、この筒状カバーの
    外周側には他の調心刃を一体に設ける構成としてなる請
    求項1,2または3に記載の樽巻ドラムの回転支持装
    置。
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