JPH10335415A - 処理時間の設定方法 - Google Patents

処理時間の設定方法

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Publication number
JPH10335415A
JPH10335415A JP14155897A JP14155897A JPH10335415A JP H10335415 A JPH10335415 A JP H10335415A JP 14155897 A JP14155897 A JP 14155897A JP 14155897 A JP14155897 A JP 14155897A JP H10335415 A JPH10335415 A JP H10335415A
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JP
Japan
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time
processing
substrate
transfer
unit
Prior art date
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Pending
Application number
JP14155897A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiro Nishimura
和浩 西村
Tetsuya Hamada
哲也 濱田
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP14155897A priority Critical patent/JPH10335415A/ja
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な方法でタクト搬送を可能にし、かつ、
基板処理装置のスループットを向上させること。 【解決手段】 ステップS1で、基板のウエハフロー等
を入力し、搬送ロボットTR1,TR2の動作ルーチンの
詳細等を決定する。ステップS2で、与えられたウエハ
フローを複数のフローグループに分離する。ステップS
3で、各フローグループFGkごとに搬送所要時間ATR
(k)を求める。ステップS4で、各フローグループFGk
の各処理ユニットUknごとに処理所要時間UCT(n)を
求める。ステップS5で、ステップS3で求めた搬送所要
時間ATR(k)とステップS4で求めた各処理所要時間U
CT(n)とを比較して最大値を求め、この最大値を最短
サイクルタイムGCTkとし、フローグループFGkの最
短サイクルタイムGCTkを比較してそのうち最も大き
なものを基板処理装置全体としてのタクトタイムとす
る。ステップS6で、ステップS1で与えられた条件のほ
か、ステップS2〜S5で求めたタクトタイムに基づい
て、基板に予め定められた諸処理を順次施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体基板や液
晶ガラス基板などの薄板状基板(以下、単に「基板」と
称する)に対して加熱処理、冷却処理および薬液処理を
含む一連の処理を行う基板処理装置における処理時間の
設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、上記のような基板処理装置に
おいては、搬送ロボットにより、基板に加熱処理を行う
加熱処理ユニット、冷却処理を行う冷却処理ユニットお
よび薬液処理を行う薬液処理ユニット間で基板の循環搬
送を行い、一連の基板処理を達成している。
【0003】このような循環搬送に際しては、基板処理
における熱履歴の制御等の観点からタクト搬送が行われ
る。ここで、タクト搬送とは、複数の処理ユニット間で
基板の循環搬送を行う際に、搬送ロボットの巡回周期を
一定に保ちつつ基板の搬送及び交換を行うことにより、
投入された順番で基板の熱履歴が異なる等の弊害が発生
することを防止したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
タクト搬送を行うときには、搬送ロボットが一巡する周
期であるタクトタイムを計算する必要があるが、個々の
処理ユニットの動作を考慮して処理手順ごとに厳密なタ
クトタイムを算出することは非常に複雑な作業であっ
た。そして、誤って本来可能な周期よりも短い時間を設
定してしまうと、タクト搬送が成り立たなくなってしま
い、長い時間を設定してしまうと、基板処理装置のスル
ープットが長くなってしまうという問題があった。
【0005】そこで、この発明は、基板処理装置におい
て簡易な方法でタクト搬送を可能にし、かつ、基板処理
装置のスループットを向上させることができる処理時間
の設定方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の処理時間の設定方法は、基板を処理する
複数の処理ユニット間で搬送機構により基板の循環搬送
を行うことにより、基板に所定手順の一連の処理を行う
基板処理装置における処理時間の設定方法であって、搬
送機構が所定手順に含まれる各処理ユニットにアクセス
して基板の交換を行いつつ一回の循環搬送を行うための
搬送所要時間と、所定手順に含まれる各処理ユニットの
それぞれの処理に要する各処理所要時間と、のうちの最
大値である最大所要時間を求める第1の工程と、最大所
要時間に基づいて、搬送機構の循環搬送の周期を決定す
る第2の工程とを備えることを特徴とする。
【0007】また、請求項2の処理時間の設定方法は、
請求項1の処理時間の設定方法であって、搬送所要時間
は、基板処理装置が備える基板の搬出入を行う基板搬出
入部を所定手順に含まれる1つの処理ユニットとみなし
て搬送機構が基板搬出入部にアクセスして基板の交換を
行う時間を含み、処理所要時間は、基板搬出入部を所定
手順に含まれる1つの処理ユニットとして、基板搬出入
部における基板の搬出入のための準備時間を含むことを
特徴とする。
【0008】また、請求項3の処理時間の設定方法は、
請求項1の処理時間の設定方法であって、第1の工程
は、搬送機構が備える第1搬送ロボットが所定手順のう
ち第1搬送ロボットの担当する各処理ユニットにアクセ
スして基板交換を行いつつ一回の循環搬送を行うための
第1搬送所要時間と所定手順のうち第1搬送ロボットの
担当する各処理ユニットのそれぞれの処理に要する各処
理所要時間とのうちの最大値である第1群最大所要時間
を求める工程と、搬送機構が備える第2搬送ロボットが
所定手順のうち第2搬送ロボットの担当する各処理ユニ
ットにアクセスして基板交換を行いつつ一回の循環搬送
を行うための第2搬送所要時間と所定手順のうち第2搬
送ロボットの担当する各処理ユニットのそれぞれの処理
に要する各処理所要時間とのうちの最大値である第2群
最大所要時間を求める工程とを含み、第2の工程は、第
1群最大所要時間及び第2群最大所要時間とのうち大き
い方に基づいて、第1及び第2搬送ロボットの循環搬送
の周期を決定する工程を含むことを特徴とする。
【0009】また、請求項4の処理時間の設定方法は、
請求項1の処理時間の設定方法であって、搬送所要時間
が、所定手順に含まれる各処理ユニットの個数と搬送機
構が所定手順に含まれる各処理ユニット間を移動して基
板交換を行うための移動交換時間との積と、所定手順に
含まれる各処理ユニットにおける投入待機時間を累積し
た全投入待機時間と、を加算したものであることを特徴
とする。
【0010】また、請求項5の処理時間の設定方法は、
請求項1の処理時間の設定方法であって、各処理所要時
間が、各処理ユニットでの実質的処理に要する各実質的
処理時間と、この実質的処理の前後における処理待機時
間と、各処理ユニット中の駆動機構の動作時間と、各処
理ユニットでの基板交換に要する時間と、を加算したも
のであることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的実施形態に
ついて図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施形態に係る処理時
間の設定方法を実行するための基板処理装置の構造を説
明する平面図である。この基板処理装置10は、基板の
搬出入を行う基板搬出入部であるインデクサIDと、露
光装置に接続されている基板搬送部であるインターフェ
イスIFと、これらに挟まれて基板表面に薬液処理や熱
処理を行う第1及び第2本体部分20,30とを備え
る。
【0013】第1本体部分20は、基板Wに一連の処理
(具体的には、レジスト塗布処理、加熱処理、冷却処理
等)を行うための部分であり、中央に配置した搬送ロボ
ットTR1の周囲に、レジストの塗布処理を行う処理ユ
ニットである塗布処理ユニットSC1,SC2と、熱処理
等を行う処理ユニットを複数集めた熱処理ユニット群T
U1,TUP2,TU3とを配置した構造となっている。
これらの各熱処理ユニット群TU1,TUP2,TU3
は、図示を省略しているが、各種処理ユニットを垂直方
向に積層した構造となっており、基板を加熱するホット
プレートを内蔵する加熱ユニットHP1,HP2,HP
3,HP4や基板を冷却するクールプレートCP1,CP
2,CP3,CP4,CP5を内蔵する冷却ユニットの他
に、密着強化ユニットAH等も備えている。
【0014】第2本体部分30は、基板Wに一連の処理
(具体的には、現像処理、加熱処理、冷却処理等)を行
うための部分であり、中央に配置した搬送ロボットTR
2の周囲に、レジストの現像処理を行う処理ユニットで
ある現像処理ユニットSD1,SD2と、熱処理等を行う
処理ユニットを複数集めた熱処理ユニット群TU4,T
UP5,TU6とを配置した構造となっている。なお、こ
れらの熱処理ユニット群TU4,TUP5,TU6も、図
示を省略しているが、各種処理ユニットを垂直方向に積
層した構造となっている。
【0015】搬送機構である搬送ロボットTR1,TR2
は、それぞれ基板Wを支持する一対のアーム21(図中
では1つのアームのみが見えている)を有するヘッド部
22を備えている。各アーム21は、2段の伸縮機構
(図示省略)によりそれぞれ独立して周囲の処理ユニッ
トに向かって進退移動可能であるとともに、ヘッド部2
2とともに全体として上下動するようになっていて、特
定の処理ユニットと向き合った状態で一方のアーム21
を進退及び上下動させて処理済みの基板を受け取り、他
方のアーム21を進退及び上下動させて前の処理ユニッ
ト等から搬送してきた未処理の基板を現在アクセスして
いる処理ユニット中にセットすることで、各処理ユニッ
トとの間で基板Wの交換を行うことができる。なお、図
示を省略しているが、一対のアーム21を支持するヘッ
ド部22には、鉛直軸(すなわちZ軸)回りの回転機構
及び±Z方向(すなわち鉛直方向)の昇降機構が連結さ
れており、これらの駆動機構を制御することにより、ヘ
ッド部22を任意の処理ユニットに向き合う状態とする
ことができる。
【0016】第1本体部分20と第2本体部分30との
境界には、両搬送ロボットTR1,TR2間で基板を受け
渡すための受け渡しポジションP1が設けられている。
この受け渡しポジションP1には、支持ピンを有して±
X方向に往復移動するシャトル搬送機構(図示を省略)
が配置されている。例えば、第1本体部分20側の搬送
ロボットTR1のアーム21に支持されて受け渡しポジ
ションP1まで搬送されてきた基板Wは、第1本体部分
20側(−X方向)に移動した支持ピン上に載置されて
第2本体部分30側(+X方向)に移動し、その後、受
け渡しポジションP1にアクセスした第2本体部分30
側の搬送ロボットTR2のアーム21に受け取られる。
【0017】第1本体部分20の一方側(図面左側)の
端部は、カセットCAからの基板Wの搬出とカセットC
Aへの基板Wの搬入とを行うインデクサIDに接続され
ている。このインデクサIDに設けられた移載ロボット
40は、カセットCAから基板Wを取り出し、搬送ロボ
ットTR1に送り出したり、逆に一連の処理が施された
基板Wを搬送ロボットTR1から受け取り、カセットC
Aに戻すようになっている。
【0018】インデクサIDに設けた移載ロボット40
は、第1本体部分20側の搬送ロボットTR1との間で
基板Wを受け渡しする第1ハンド41と、カセットCA
に対し基板Wを搬出入する第2ハンド42とを備える。
この移載ロボット40は、第1本体部分20側の搬送ロ
ボットTR1によって受け渡しポジションP2まで搬送さ
れてきた基板Wを受け取ってカセットCA中に収納する
とともに、カセットCA中の基板WをカセットCA外に
取り出し、受け渡しポジションP2まで移動させて搬送
ロボットTR1に渡す。また、移載ロボット40は、イ
ンデクサIDに設けた通路上をY方向に往復移動可能と
なっている。そして、図示の位置では、第1ハンド41
が±Z方向及びX方向(すなわち第1本体部分20側)
に移動して正面の搬送ロボットTR1との間で基板Wの
受け渡しを行う。一方、移載ロボット40が図示の位置
から±Y方向に移動していずれかのカセットCAの正面
に対向する状態となると、第2ハンド42が±Z方向及
び−X方向に移動してカセットCAとの間で基板Wの受
け渡しを行う。
【0019】第2本体部分30の他方側(図面右側)の
端部には、基板Wを露光装置との間で受け渡しするイン
ターフェイスIFが設けられている。このインターフェ
イスIFに設けられた移載ロボット50は、インデクサ
IDに設けた移載ロボット40と同様の構造を有してお
り、一連の前処理が施された基板Wを受け渡しポジショ
ンP3で搬送ロボットTR2から受け取って複数の棚を備
えるバッファBU中に収容したり、逆にバッファBU中
から露光後の基板Wを取り出して、搬送ロボットTR2
に戻すようになっている。なお、図示を省略している
が、バッファBUの下方には、露光装置で処理を終了し
た基板Wを受け取って移載ロボット50に渡すとともに
移載ロボット50からの基板Wを受け取って露光装置に
渡すための移載機構が設けられている。また、バッファ
BUの隣にはカセットCAを載置する台も設けられてお
り、外部からインターフェイスIFを介して基板処理装
置10内に搬入したカセットCA中の基板Wを直接露光
装置に投入することもできるようになっている。
【0020】図2は、図1の基板処理装置10の構成を
説明するブロック図である。同図において、演算処理部
60は、基板処理装置10全体の動作を管理するための
ものであり、ディスプレイやキーボードからなる入出力
部70と、基板処理装置10の動作に必要なデータを記
憶する記憶部80とが接続されるとともに、各処理ユニ
ットや搬送ロボットTR1,TR2、移載ロボット40,
50等との間で通信可能となっており、入出力部70に
より与えられるデータや記憶部80に保存されたデータ
に基づき、後述する演算等の処理を行い、搬送ロボット
TR1,TR2や移載ロボット40,50のほか、塗布処
理ユニットSC1,SC2、現像処理ユニットSD1,S
D2、熱処理ユニット群TU1〜TU6を構成する密着強
化ユニットAH、露光後ベークユニットPEB、加熱ユ
ニットHP1,HP2,…、及び冷却ユニットCP1,CP
2,CP3,…等の動作を制御する。
【0021】図3は、図1及び図2に示す基板処理装置
10の基本的動作を説明するフローチャートである。以
下、図示のフローチャートを参照しつつ、装置10の動
作について説明する。
【0022】まず、ステップS1において、オペレータ
が、入出力部70を介してロットの種類、各ロットのウ
エハフロー、処理条件等を入力する。また、必要な場合
は、装置10を構成する各処理ユニットの配置に関する
情報や搬送ロボットTR1,TR2等に関する情報を入力
する。そして、与えられたウエハフロー等に基づいて、
搬送ロボットTR1,TR2の動作ルーチンの詳細や各処
理ユニットでの処理パターンの詳細等を決定する。な
お、ウエハフローとは、基板Wに所定手順の一連の処理
を施すべく各ユニット間を一巡させる順序(搬送順序)
を意味するが、各処理ユニットでの処理に要する時間
(処理時間)等の要素も含む。また、処理条件の具体的
な内容は、処理温度、回転速度、処理液の種類等であ
る。
【0023】次に、ステップS2において、ステップS1
で与えられたウエハフローを複数のフローグループに分
離する。具体的には、第1及び第2本体部分20,30
のそれぞれで行われる処理手順を2分割することにな
る。つまり、第1本体部分20側の搬送ロボットTR1
が受け持つ処理工程と、第2本体部分30側の搬送ロボ
ットTR2が受け持つ処理工程とに分離して個々の搬送
ロボットTR1,TR2に着目した搬送順序として一対の
フローグループを求める。以後、これらのフローグルー
プに番号kを付してフローグループFGk(=FG1,F
G2)と呼ぶものとする。
【0024】次に、ステップS3において、各フローグ
ループFGkごとに搬送所要時間ATR(k)を求める。搬
送所要時間ATR(k)とは、各グループの搬送ロボット
TRkがフローグループFGkに含まれる各処理ユニット
にアクセスして待機することなく基板Wの交換を行いつ
つ一回の循環搬送を行うための時間である。この実施形
態では、搬送所要時間ATR(k)を次式 ATR(k)=TRT×PC+IWT…(1) に基づいて決定する。ここで、変数TRTは、搬送ロボ
ットTRkがフローグループFGkに含まれる各処理ユニ
ットUkn(ここで、nはフローグループFGk中の対象
処理ユニット番号を意味する。)間を移動して基板交換
を行うための移動交換時間(工程間搬送時間)を意味
し、変数PCは、フローグループFGkに含まれる処理
ユニットの個数を意味し、変数IWTは、フローグルー
プFGkに含まれる各処理ユニットUknでの投入待機時
間を累積した全投入待機時間を意味する。
【0025】なお、工程間搬送時間TRTは、搬送ロボ
ットTRkが1つの処理ユニットで未処理の基板Wと処
理済みの基板Wを交換するための同時入替え時間IOT
Mと、搬送ロボットTRkが1つの処理ユニットから別
の処理ユニットに移動する際に要する工程間移動時間の
うちの最大値である最大工程間移動時間MVTMとを加
算したものとなっている。また、処理ユニットの個数P
Cは、実質的な処理を行う塗布処理ユニットSC1等の
本来の処理ユニットのほか、インデクサID、インター
フェイスIF、受け渡しポジションP1のシャトル等の
基板の搬出入に関連するユニットも処理ユニットとして
加算したものとなっている。また、全投入待機時間IW
Tとは、搬送ロボットTRkが各処理ユニットUknにア
クセスしてここで処理済みの基板Wを搬出した後、処理
前の基板Wを内部に搬入しないまま待機している時間の
総和を意味し、熱履歴の管理等のために必要となる。
【0026】以下の表1は、搬送所要時間ATR(k)の
計算に使用する変数の内容をまとめた一覧表である。
【0027】
【表1】
【0028】次に、ステップS4において、各フローグ
ループFGkの各処理ユニットUknごとに処理所要時間
UCT(n)を求める。処理所要時間UCT(n)とは、各グ
ループの搬送ロボットTRkがフローグループFGkに含
まれる各処理ユニットUknのそれぞれの処理に要する時
間である。この実施形態では、処理所要時間UCT(n)
を次式 UCT(n)=PRT+PRWT+AFWT+PRPT+IOTM…(2) に基づいて決定する。ここで、変数PRTは、各処理ユ
ニットUknごとのプロセス時間、すなわち各処理ユニ
ットUknでの実質的処理に要する実質的処理時間を意味
し、変数PRWTは、このような実質的処理の前におけ
る処理待機時間を意味し、変数AFWTは、このような
実質的処理の後における処理待機時間を意味し、変数P
RPTは、各処理ユニットUkn中の駆動機構の動作時間
を意味する。変数IOTMついては、既に搬送所要時間
ATR(k)の算出で説明したのでここでは説明を省略す
る。
【0029】なお、プロセス時間PRTは、対象となっ
ている処理ユニットが並行処理を行う並行処理ユニット
である場合、1つの並行処理ユニットでの実質的処理時
間を並行処理ユニットの個数で割った値とする。ここで
並行処理とは、ウエハフロー中の加熱処理等において長
時間を要するため、これが律速原因となってスループッ
トが低下するといった事態を防止するため、複数の同種
の処理ユニットで複数の基板Wをタイミングをずらしな
がら並列に処理することにより、ここでの搬送ロボット
TRkの待機による時間ロスを防止して、全体としての
スループットを高めようとするものである。また、処理
前待機時間PRWTは、各処理ユニットUkn中で基板W
を単に保持する時間であるが、基板Wの熱履歴を厳密に
管理する用途では不可欠なものである。また、駆動機構
の動作時間PRPTは、対象となっている処理ユニット
での実質的処理時間外における動作であって一定の時間
を要するものに要する動作時間の総和となっている。
【0030】以上では、通常の処理ユニットについての
処理所要時間UCT(n)の算出を説明したが、基板の搬
出入に関連するユニット(インデクサID、インターフ
ェイスIF、受け渡しポジションP1のシャトル等)に
おけるサイクル動作や基板交換のための所要時間も考慮
する必要がある。つまり、インデクサIDについては、
基板Wを受け取った瞬間からこれをカセットCAに収納
して別の基板Wを受け取ってこれを搬送ロボットに渡す
準備ができるまでの時間(最大サイクル時間)IDCT
に基板Wの同時入替え時間IOTMを加算したものを一
種の処理所要時間UCT(n)として処理する。また、イ
ンターフェイスIFについては、その最大サイクル時間
IFIFTに基板Wの同時入替え時間IOTMを加算し
たものを一種の処理所要時間UCT(n)として処理す
る。さらに、受け渡しポジションP1のシャトルについ
ては、その最大サイクル時間STLCTに基板Wの同時
入替え時間IOTMを加算したものを一種の処理所要時
間UCT(n)として処理する。
【0031】なお、インターフェイスIFの最大サイク
ル時間IFIFTは、インターフェイスIFが第2本体
部分30と露光装置との間での基板の受け渡しのために
のみ利用される場合の移載ロボット50のサイクル時間
を意味する。したがって、インターフェイスIFが外部
と露光装置との間での基板の受け渡しのためにのみ利用
される場合(つまり露光装置のインデクサとしてのみ利
用される場合)、最大サイクル時間IFIFTの代わり
に最大サイクル時間IFCTを用いてこれに基板Wの同
時入替え時間IOTMを加算したものをインターフェイ
スIFの一種の処理所要時間UCT(n)として採用す
る。さらに、インターフェイスIFが第2本体部分30
から基板Wの供給を受けて露光装置との間で基板の受け
渡しをするとともに、外部からカセットCAの供給を受
けて露光装置との間で基板の受け渡しをする併用型の場
合、余裕を持たせた最大サイクル時間IFIFT+IF
CTを用いてこれに基板Wの同時入替え時間IOTMを
加算したものをインターフェイスIFの一種の処理所要
時間UCT(n)として採用する。
【0032】以下の表2は、処理所要時間UCT(n)の
計算等に使用する変数の内容をまとめた一覧表である。
【0033】
【表2】
【0034】次に、ステップS5において、ステップS3
で求めた搬送所要時間ATR(k)とステップS4で求めた
各処理所要時間UCT(n)とを比較して最大値を求め、
この最大値を最短サイクルタイムGCTkとする。この
際、インデクサIDの最大サイクル時間IDCT、イン
ターフェイスIFの最大サイクル時間IFIFT,IF
CT、及び受け渡しポジションP1のシャトルの最大サ
イクル時間STLCTも処理所要時間UCT(n)の一種
として最大値決定の際に比較の対象とされることは既に
述べたとおりである。さらに、各フローグループFGk
の最短サイクルタイムGCTkを相互に比較してそのう
ち最も大きなものを基板処理装置10全体としてのタク
トタイムとする。ここで、タクトタイムとは、各搬送ロ
ボットTRkが、ある処理ユニットにおける動作開始
後、順次動作を行って再度同一の処理ユニットで同一の
動作を開始するまでの時間をいう。このようなタクト管
理を行うことにより、処理される基板Wの熱履歴を一定
に保つことができる。
【0035】最後に、ステップS6において、オペレー
タからの処理スタートの要求に応じ、ステップS1で与
えられた条件、すなわち基板Wの搬送順序、処理時間等
のほか、ステップS2〜S5で求めたタクトタイムに基づ
いて、インデクサIDにセットされた各カセットCA内
の各基板Wを所定の順序で搬送しつつ、これらの基板W
に予め定められた諸処理を順次施す。
【0036】図4は、基板処理装置10において特定の
基板Wがどのように搬送・処理されるかの一例を示すフ
ローチャートである。
【0037】最初に、搬送ロボットTR1は、インデク
サIDから受け取った基板Wを熱処理ユニット群TU1
に設けた密着強化ユニットAHまで搬送し、この密着強
化ユニットAHで密着強化ガス雰囲気下で基板Wに加熱
処理を施す。さらに、搬送ロボットTR1は、密着強化
ユニットAHで加熱処理を終了した基板Wを同熱処理ユ
ニット群TU1に設けた冷却ユニットCP1まで搬送し、
この冷却ユニットCP1で基板Wに冷却処理を施す。
【0038】次に、搬送ロボットTR1は、密着強化ユ
ニットAH及び冷却ユニットCP1で熱処理を終了した
基板Wを塗布処理ユニットSC1に搬送する。塗布処理
ユニットSC1では、この基板Wに対し、スピンコーテ
ィングによってレジスト液を塗布する。
【0039】次に、搬送ロボットTR1は、塗布処理ユ
ニットSC1で塗布処理を終了した基板Wを熱処理ユニ
ット群TU2に設けた加熱ユニットHP1,HP2のいず
れかに搬送し、これら加熱ユニットHP1,HP2でこの
基板Wを加熱処理する。さらに、搬送ロボットTR1
は、加熱ユニットHP1,HP2で加熱処理を終了した基
板Wを同熱処理ユニット群TU2に設けた冷却ユニット
CP2,CP3のいずれかに搬送し、これら冷却ユニット
CP2,CP3でこの基板Wを冷却処理する。
【0040】次に、搬送ロボットTR1は、加熱ユニッ
トHP1,HP2及び冷却ユニットCP2,CP3で熱処理
を終了した基板Wを塗布処理ユニットSC2に搬送す
る。塗布処理ユニットSC2では、この基板Wに対し、
スピンコーティングによってレジスト上に保護膜を形成
する。
【0041】次に、搬送ロボットTR1は、塗布処理ユ
ニットSC2で塗布処理を終了した基板Wを熱処理ユニ
ット群TU3に設けた加熱ユニットHP3,HP4のいず
れかに搬送し、これら加熱ユニットHP3,HP4でこの
基板Wを加熱処理する。さらに、搬送ロボットTR1
は、加熱ユニットHP3,HP4で加熱処理を終了した基
板Wを同熱処理ユニット群TU3に設けた冷却ユニット
CP4,CP5のいずれかに搬送し、これら冷却ユニット
CP4,CP5でこの基板Wを冷却処理する。
【0042】次に、搬送ロボットTR1は、第1本体部
分20側の熱処理ユニット群TU3で熱処理を終了した
基板Wを第2本体部分30側に渡すべく、この基板Wを
受け渡しポジションP1にセットする。
【0043】次に、搬送ロボットTR2は、第1本体部
分20側での処理を終了して受け渡しポジションP1に
セットされた基板Wをこれに特別の処理を施すことなく
インターフェイスIF側に渡す。
【0044】次に、搬送ロボットTR2は、インターフ
ェイスIFに戻ってきた露光後の基板Wを熱処理ユニッ
ト群TU4に設けた露光後ベークユニットPEBまで搬
送し、この露光後ベークユニットPEBでポストベーク
処理を施す。さらに、搬送ロボットTR2は、露光後ベ
ークユニットPEBでポストベーク処理を終了した基板
Wを同熱処理ユニット群TU4に設けた冷却ユニットC
P6まで搬送し、この冷却ユニットCP6で基板Wに冷却
処理を施す。
【0045】次に、搬送ロボットTR2は、露光後ベー
クユニットPEB及び冷却ユニットCP6で熱処理を終
了した基板を現像処理ユニットSD1及び現像処理ユニ
ットSD2のいずれかに搬送する。現像処理ユニットS
D1、SD2では、この基板Wに対し、露光後のレジスト
の現像処理を実行する。
【0046】次に、搬送ロボットTR2は、現像処理ユ
ニットSD1、SD2で現像処理を終了した基板Wを熱処
理ユニット群TU5に設けた加熱ユニットHP5,HP6
のいずれかに搬送し、これら加熱ユニットHP5,HP6
でこの基板Wを加熱処理する。さらに、搬送ロボットT
R2は、加熱ユニットHP5,HP6で加熱処理を終了し
た基板Wを同熱処理ユニット群TU5に設けた冷却ユニ
ットCP7,CP8のいずれかに搬送し、これら冷却ユニ
ットCP7,CP8でこの基板Wを冷却処理する。
【0047】次に、搬送ロボットTR2は、第2本体部
分30側の熱処理ユニット群TU5で熱処理を終了した
基板Wを第1本体部分20側に渡すべく、基板Wを受け
渡しポジションP1にセットする。
【0048】次に、第1本体部分20搬送ロボットTR
1は、第2本体部分30側での処理を終了して受け渡し
ポジションP1にセットされた基板Wをこれに特別の処
理を施すことなくインデクサID側に渡す。以上の工程
により、基板処理装置10における特定の基板Wについ
ての一連の処理が完了する。
【0049】以上説明したようなウエハフローを図3の
ステップS2において複数のフローグループに分離する
と、第1のフローグループFG1は、図5(a)に示す
ようなものとなり、第2のフローグループFG2は、図
5(b)に示すようなものとなる。例えば第1のフロー
グループFG1に含まれる処理ユニットの個数PCは、
インデクサIDや受け渡しポジションP1のシャトルも
含めて10であり、第2のフローグループFG2に含ま
れる処理ユニットの個数PCは、8である。また、第1
のフローグループFG1において、並行処理ユニットで
ある加熱ユニットHP1,HP2のプロセス時間PRT
は、それぞれの加熱ユニットHP1,HP2での基板Wの
加熱時間を並行処理ユニット数の2で割った値とする。
また、インデクサIDや受け渡しポジションP1のシャ
トルについては、それぞれの最大サイクル時間IDC
T,STLCTに基板Wの同時入替え時間IOTMを加
算したものを一種の処理所要時間UCT(n)として処理
する。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の方法では、搬送機構が所定手順に含まれる各処理ユ
ニットにアクセスして基板の交換を行いつつ一回の循環
搬送を行うための搬送所要時間と、所定手順に含まれる
各処理ユニットのそれぞれの処理に要する各処理所要時
間と、のうちの最大値である最大所要時間を求める第1
の工程と、最大所要時間に基づいて、搬送機構の循環搬
送の周期を決定する第2の工程とを備えるので、搬送所
要時間の方が大きく搬送工程で律速される場合であって
も、各処理所要時間のいずれかが大きく処理工程で律速
される場合であっても、タクトタイムを確実に管理しつ
つ基板の搬送を行うことができるとともに基板処理の効
率的スループットを維持することができる。
【0051】また、請求項2の方法では、搬送所要時間
が、搬送機構が基板処理装置の基板搬出入部を所定手順
に含まれる1つの処理ユニットとみなしてこれにアクセ
スして基板交換を行う時間を含み、処理所要時間には、
基板搬出入部を所定手順に含まれる1つの処理ユニット
として、基板搬出入部における基板の搬出入のための準
備時間が含まれるので、基板搬送機構の基板搬出入部の
アクセスを考慮した上でのより完全なタクト搬送が可能
となる。
【0052】また、請求項3の方法では、搬送機構が個
別に動作する第1及び第2搬送ロボットを備えており、
第1搬送ロボットが所定手順のうち第1搬送ロボットの
担当する各処理ユニットにアクセスして基板交換を行い
つつ一回の循環搬送を行うための第1搬送所要時間と所
定手順のうち第1搬送ロボットの担当する各処理ユニッ
トのそれぞれの処理に要する各処理所要時間とのうちの
最大値である第1群最大所要時間を求め、第2搬送ロボ
ットが所定手順のうち第2搬送ロボットの担当する各処
理ユニットにアクセスして基板交換を行いつつ一回の循
環搬送を行うための第2搬送所要時間と所定手順のうち
第2搬送ロボットの担当する各処理ユニットのそれぞれ
の処理に要する各処理所要時間とのうちの最大値である
第2群最大所要時間を求め、第1群最大所要時間及び第
2群最大所要時間とのうち大きい方に基づいて、第1及
び第2搬送ロボットの循環搬送の周期を決定するので、
基板処理装置を複数の処理領域に分けて搬送効率を向上
させた場合等において、例えば複数の処理領域で第1及
び第2搬送ロボットを個別に動作させる際に効率的なタ
クト搬送が可能となる。
【0053】また、請求項4の方法では、搬送所要時間
が、所定手順に含まれる各処理ユニットの個数と搬送機
構が所定手順に含まれる各処理ユニット間を移動して基
板の交換を行うための移動交換時間との積に所定手順に
含まれる各処理ユニットにおける投入待機時間を累積し
た全投入待機時間を加算しているので、基板の処理手順
が複雑であっても上記基準に従って簡易・確実に効率的
なタクトタイムを決定することができる。
【0054】また、請求項5の方法では、各処理所要時
間が、各処理ユニットでの実質的処理に要する各実質的
処理時間と、この実質的処理の前後における処理待機時
間と、各処理ユニット中の駆動機構の動作時間と、各処
理ユニットでの基板交換に要する時間と、を加算したも
のであるので、各処理ユニット中における処理工程が複
雑であっても上記基準に従って簡易・確実に効率的なタ
クトタイムを決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の基板処理装置を説明する平面図であ
る。
【図2】図1の装置構成を説明するブロック図である。
【図3】図1の装置の動作を説明する図である。
【図4】基板処理工程の一例を説明する図である。
【図5】図4の基板処理工程を2つのグループに分割し
た結果を示す図である。
【符号の説明】
10 基板処理装置 20 第1本体部分 30 第2本体部分 40,50 移載ロボット 60 入出力部 70 演算処理部 80 記憶部 TR1 搬送ロボット TR2 搬送ロボット SC1、SC2 塗布処理ユニット SD1、SD2 現像処理ユニット TU1〜TU6 熱処理ユニット群 CP1〜CP8 冷却ユニット HP1〜HP6 加熱ユニット AH 密着強化ユニット PEB 露光後ベークユニット BU バッファ ID インデクサ IF インターフェイス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板を処理する複数の処理ユニット間で
    搬送機構により基板の循環搬送を行うことにより、基板
    に所定手順の一連の処理を行う基板処理装置における処
    理時間の設定方法であって、 前記搬送機構が前記所定手順に含まれる各処理ユニット
    にアクセスして基板の交換を行いつつ一回の循環搬送を
    行うための搬送所要時間と、前記所定手順に含まれる各
    処理ユニットのそれぞれの処理に要する各処理所要時間
    と、のうちの最大値である最大所要時間を求める第1の
    工程と、 前記最大所要時間に基づいて、前記搬送機構の循環搬送
    の周期を決定する第2の工程と、を備えることを特徴と
    する処理時間の設定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の処理時間の設定方法であっ
    て、 前記搬送所要時間は、前記基板処理装置が備える基板の
    搬出入を行う基板搬出入部を前記所定手順に含まれる1
    つの処理ユニットとみなして前記搬送機構が基板搬出入
    部にアクセスして基板の交換を行う時間を含み、前記処
    理所要時間は、前記基板搬出入部を前記所定手順に含ま
    れる1つの処理ユニットとして、前記基板搬出入部にお
    ける基板の搬出入のための準備時間を含むことを特徴と
    する処理時間の設定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の処理時間の設定方法であっ
    て、 前記第1の工程は、前記搬送機構が備える第1搬送ロボ
    ットが前記所定手順のうち前記第1搬送ロボットの担当
    する各処理ユニットにアクセスして基板交換を行いつつ
    一回の循環搬送を行うための第1搬送所要時間と前記所
    定手順のうち前記第1搬送ロボットの担当する各処理ユ
    ニットのそれぞれの処理に要する各処理所要時間とのう
    ちの最大値である第1群最大所要時間を求める工程と、
    前記搬送機構が備える第2搬送ロボットが前記所定手順
    のうち前記第2搬送ロボットの担当する各処理ユニット
    にアクセスして基板交換を行いつつ一回の循環搬送を行
    うための第2搬送所要時間と前記所定手順のうち前記第
    2搬送ロボットの担当する各処理ユニットのそれぞれの
    処理に要する各処理所要時間とのうちの最大値である第
    2群最大所要時間を求める工程と、を含み、 前記第2の工程は、前記第1群最大所要時間及び第2群
    最大所要時間とのうち大きい方に基づいて、前記第1及
    び第2搬送ロボットの循環搬送の周期を決定する工程を
    含むことを特徴とする処理時間の設定方法。
  4. 【請求項4】 請求項1の処理時間の設定方法であっ
    て、 前記搬送所要時間は、前記所定手順に含まれる各処理ユ
    ニットの個数と前記搬送機構が前記所定手順に含まれる
    各処理ユニット間を移動して基板交換を行うための移動
    交換時間との積と、前記所定手順に含まれる各処理ユニ
    ットにおける投入待機時間を累積した全投入待機時間
    と、を加算したものであることを特徴とする処理時間の
    設定方法。
  5. 【請求項5】 請求項1の処理時間の設定方法であっ
    て、 前記各処理所要時間は、各処理ユニットでの実質的処理
    に要する各実質的処理時間と、この実質的処理の前後に
    おける処理待機時間と、各処理ユニット中の駆動機構の
    動作時間と、各処理ユニットでの基板交換に要する時間
    と、を加算したものであることを特徴とする処理時間の
    設定方法。
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