JPH10334327A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
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- JPH10334327A JPH10334327A JP9139598A JP13959897A JPH10334327A JP H10334327 A JPH10334327 A JP H10334327A JP 9139598 A JP9139598 A JP 9139598A JP 13959897 A JP13959897 A JP 13959897A JP H10334327 A JPH10334327 A JP H10334327A
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- vending machine
- inner door
- glass
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- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D23/00—General constructional features
- F25D23/003—General constructional features for cooling refrigerating machinery
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D21/00—Defrosting; Preventing frosting; Removing condensed or defrost water
- F25D21/04—Preventing the formation of frost or condensate
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- F25D2323/002—Details for cooling refrigerating machinery
- F25D2323/0026—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the incoming air flow
- F25D2323/00264—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the incoming air flow through the front bottom part
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- F25D2323/0027—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the out-flowing air
- F25D2323/00271—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the out-flowing air from the back bottom
-
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- F25D2323/0027—Details for cooling refrigerating machinery characterised by the out-flowing air
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】自動販売機に搭載した冷凍機の排熱を有効活用
し、断熱内扉の透視ガラスの結露発生，および結露に起
因するガラスの曇りを防止する。 【解決手段】庫内に商品収納ラック２，および冷却器７
を収設した本体ケース１の前面に透視扉としてる断熱内
扉５，および外扉３を装備した冷凍機内蔵形の自動販売
機において、結露に起因する断熱内扉の透視ガラス５ａ
の曇り止め手段として、前記コンデンシングユニット１
０を通風して加熱昇温した冷却空気の排気一部を導風ダ
クト１４を通じて外扉と断熱内扉との間の空間１３に導
風し、さらに空間１３内に配した送風ファン１５により
昇圧して断熱内扉の透視ガラス面に吹き付け、これによ
り透視ガラスの表面に生じる結露，およびこの結露に起
因するガラスの曇りを防止して庫内の展示性を確保す
る。
し、断熱内扉の透視ガラスの結露発生，および結露に起
因するガラスの曇りを防止する。 【解決手段】庫内に商品収納ラック２，および冷却器７
を収設した本体ケース１の前面に透視扉としてる断熱内
扉５，および外扉３を装備した冷凍機内蔵形の自動販売
機において、結露に起因する断熱内扉の透視ガラス５ａ
の曇り止め手段として、前記コンデンシングユニット１
０を通風して加熱昇温した冷却空気の排気一部を導風ダ
クト１４を通じて外扉と断熱内扉との間の空間１３に導
風し、さらに空間１３内に配した送風ファン１５により
昇圧して断熱内扉の透視ガラス面に吹き付け、これによ
り透視ガラスの表面に生じる結露，およびこの結露に起
因するガラスの曇りを防止して庫内の展示性を確保す
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、庫内に商品収納
ラック，および冷却器を収設した本体ケースの前面に透
視扉としてる断熱内扉，および外扉を配備したコールド
商品販売用の自動販売機、詳しくは断熱内扉の透視ガラ
スに対する曇り止め手段に係わる。
ラック，および冷却器を収設した本体ケースの前面に透
視扉としてる断熱内扉，および外扉を配備したコールド
商品販売用の自動販売機、詳しくは断熱内扉の透視ガラ
スに対する曇り止め手段に係わる。
【０００２】
【従来の技術】最近になり、各種の飲料商品（コールド
商品）の自動販売機として、商品収納ラックを搭載した
本体ケースの前面に装備した外扉，および断熱内扉を透
視扉として構成し、該透視扉を通して客が庫内に収納し
た販売商品の銘柄，商品の販売動作を直接目視観察でき
るようにした自動販売機が製品化され、市場の一部に展
開している。
商品）の自動販売機として、商品収納ラックを搭載した
本体ケースの前面に装備した外扉，および断熱内扉を透
視扉として構成し、該透視扉を通して客が庫内に収納し
た販売商品の銘柄，商品の販売動作を直接目視観察でき
るようにした自動販売機が製品化され、市場の一部に展
開している。
【０００３】図２はかかる庫内透視形の自動販売機の外
観図であり、図において、１は庫内に商品収納ラック２
を搭載した本体ケース、３は前面外扉、４は商品取出
口、５は断熱内扉であり、外扉３，断熱内扉５には前方
から庫内を透視できるように透明な扉板をはめ込んだ透
視扉として構成されている。ここで、前記した透視扉の
うち、外扉３にはアクリル樹脂などの透明扉板３ａがは
め込まれているに対して、断熱内扉５は庫内の保冷温度
と外気温度との温度差から透明扉板の表面に結露が発生
して曇り、そのために庫内が見え難くなるおそれがある
ことから、リーチインショーケースで使用されている断
熱多層ガラス（スペーサを挟んで内外に透明ガラスを向
かい合わせに重ね合わせ、その外周を断熱材で封止した
構造）扉を一般に採用している。
観図であり、図において、１は庫内に商品収納ラック２
を搭載した本体ケース、３は前面外扉、４は商品取出
口、５は断熱内扉であり、外扉３，断熱内扉５には前方
から庫内を透視できるように透明な扉板をはめ込んだ透
視扉として構成されている。ここで、前記した透視扉の
うち、外扉３にはアクリル樹脂などの透明扉板３ａがは
め込まれているに対して、断熱内扉５は庫内の保冷温度
と外気温度との温度差から透明扉板の表面に結露が発生
して曇り、そのために庫内が見え難くなるおそれがある
ことから、リーチインショーケースで使用されている断
熱多層ガラス（スペーサを挟んで内外に透明ガラスを向
かい合わせに重ね合わせ、その外周を断熱材で封止した
構造）扉を一般に採用している。
【０００４】しかしながら、断熱多層ガラスを採用して
も周囲の外気が多湿（例えば相対湿度７５％以上）であ
るとその表面に結露が発生して庫内の展示性が損なわれ
る。そこで、従来の自動販売機では次記のような防露対
策を施している。 (1) 断熱多層ガラスにフィルム状の透明な防露ヒータを
貼り付け、この防露ヒータに通電して透視ガラスの表面
が露点以下に低下しないようにして結露の発生を防ぐ。
も周囲の外気が多湿（例えば相対湿度７５％以上）であ
るとその表面に結露が発生して庫内の展示性が損なわれ
る。そこで、従来の自動販売機では次記のような防露対
策を施している。 (1) 断熱多層ガラスにフィルム状の透明な防露ヒータを
貼り付け、この防露ヒータに通電して透視ガラスの表面
が露点以下に低下しないようにして結露の発生を防ぐ。
【０００５】(2) 外扉の上部裏面側に配した庫内照明用
の蛍光灯，およびその安定器（チョークコイル）を熱源
に利用し、蛍光灯，安定器で暖められた空気をファンに
より断熱内扉の透視ガラスに向けて吹き付け、透視ガラ
スの表面に生じた結露を蒸発，飛散させて曇りを防止す
る。
の蛍光灯，およびその安定器（チョークコイル）を熱源
に利用し、蛍光灯，安定器で暖められた空気をファンに
より断熱内扉の透視ガラスに向けて吹き付け、透視ガラ
スの表面に生じた結露を蒸発，飛散させて曇りを防止す
る。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、断熱内扉の
透視ガラスに対する前記した従来の防露対策では次記の
ような問題点がある。すなわち、 (1) 断熱多層ガラスに防露ヒータを布設した方式では、
フィルム状の透明な防露ヒータが高価であるほか、防露
ヒータの通電に伴う電力消費分が加わって自動販売機全
体の消費電力が多くなってランニングコストが嵩む。
透視ガラスに対する前記した従来の防露対策では次記の
ような問題点がある。すなわち、 (1) 断熱多層ガラスに防露ヒータを布設した方式では、
フィルム状の透明な防露ヒータが高価であるほか、防露
ヒータの通電に伴う電力消費分が加わって自動販売機全
体の消費電力が多くなってランニングコストが嵩む。
【０００７】(2) 蛍光灯を防露熱源として利用する方式
では、蛍光灯の点灯に伴う発生熱量はさほど多くなく
（数十Ｗ程度）、多湿の外気条件では透視ガラスの曇り
を完全に防ぎ切れない。しかも、最近では自動販売機の
運用面で省エネ化を図る上から、周囲の明るい昼間の時
間帯には蛍光灯を消灯するように運転管理するユーザー
が多く、蛍光灯を消灯すると熱源が無くなって防露機能
が働かなくなる。
では、蛍光灯の点灯に伴う発生熱量はさほど多くなく
（数十Ｗ程度）、多湿の外気条件では透視ガラスの曇り
を完全に防ぎ切れない。しかも、最近では自動販売機の
運用面で省エネ化を図る上から、周囲の明るい昼間の時
間帯には蛍光灯を消灯するように運転管理するユーザー
が多く、蛍光灯を消灯すると熱源が無くなって防露機能
が働かなくなる。
【０００８】この発明は上記の点に鑑みなされたもので
あり、自動販売機に搭載した冷凍機の排熱を有効活用
し、断熱内扉の透視ガラスの結露発生，および結露に起
因するガラスの曇りを効果的に防止できるようにした自
動販売機を提供することを目的とする。
あり、自動販売機に搭載した冷凍機の排熱を有効活用
し、断熱内扉の透視ガラスの結露発生，および結露に起
因するガラスの曇りを効果的に防止できるようにした自
動販売機を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、庫内に商品収納ラック，および
冷却器を収設した本体ケースの前面に透視扉としてる断
熱内扉，および外扉を装備し、本体ケースの下部に画成
した機械室内に冷凍機の風冷式コンデンシングユニット
を内蔵したコールド商品販売用の自動販売機において、
結露に起因する断熱内扉の透視ガラスの曇り止め手段と
して、前記コンデンシングユニットで加熱昇温した冷却
空気の排気一部を外扉と断熱内扉との間の空間内に導風
し、断熱内扉の透視ガラス面に沿って下から上に向けて
流すようにするものとし（請求項１）、具体的には次記
のような形態で構成するものとする。
に、この発明によれば、庫内に商品収納ラック，および
冷却器を収設した本体ケースの前面に透視扉としてる断
熱内扉，および外扉を装備し、本体ケースの下部に画成
した機械室内に冷凍機の風冷式コンデンシングユニット
を内蔵したコールド商品販売用の自動販売機において、
結露に起因する断熱内扉の透視ガラスの曇り止め手段と
して、前記コンデンシングユニットで加熱昇温した冷却
空気の排気一部を外扉と断熱内扉との間の空間内に導風
し、断熱内扉の透視ガラス面に沿って下から上に向けて
流すようにするものとし（請求項１）、具体的には次記
のような形態で構成するものとする。
【００１０】(1) 機械室の内部に、その前面から取り込
んてコンデンシングユニットの凝縮器に通風した冷却空
気の排気一部を反転して外扉と断熱内扉との間の空間に
導く導風路を画成する（請求項２）。 (2) 外扉と断熱内扉との間の空間の下部に、コンデンシ
ングユニット側から取り込んだ排気空気を断熱内扉の透
視ガラス面に向けて吹き付ける送風ファンを備える（請
求項３）。
んてコンデンシングユニットの凝縮器に通風した冷却空
気の排気一部を反転して外扉と断熱内扉との間の空間に
導く導風路を画成する（請求項２）。 (2) 外扉と断熱内扉との間の空間の下部に、コンデンシ
ングユニット側から取り込んだ排気空気を断熱内扉の透
視ガラス面に向けて吹き付ける送風ファンを備える（請
求項３）。
【００１１】上記において、自動販売機に搭載した冷凍
機は、周囲の外気温度，庫内温度などの条件に応じてサ
ーモサイク運転制御するようにしており、結露の発生し
易い高温多湿の周囲条件では、当然ながら熱負荷が増大
するので冷凍機の運転率が高くなり、実際には殆ど連続
運転となる。これに対して結露の発生し難い低温低湿の
周囲条件では冷凍機の運転率も低くなる。また、冷凍機
の風冷式コンデンシングユニットでは、該ユニットの凝
縮器と熱交換した冷却空気は高温（約４０℃）に加熱昇
温し、その空気温度は冷凍機の運転率によっても変動す
る。
機は、周囲の外気温度，庫内温度などの条件に応じてサ
ーモサイク運転制御するようにしており、結露の発生し
易い高温多湿の周囲条件では、当然ながら熱負荷が増大
するので冷凍機の運転率が高くなり、実際には殆ど連続
運転となる。これに対して結露の発生し難い低温低湿の
周囲条件では冷凍機の運転率も低くなる。また、冷凍機
の風冷式コンデンシングユニットでは、該ユニットの凝
縮器と熱交換した冷却空気は高温（約４０℃）に加熱昇
温し、その空気温度は冷凍機の運転率によっても変動す
る。
【００１２】そこで、この発明により、冷凍機のコンデ
ンシングユニットに送風する冷却空気の排気一部を機械
室内から外扉と断熱内扉との間の空間に導風し、断熱内
扉の透視ガラスに向けて吹き付けることにより、冷凍機
の排熱を利用して透明ガラスの結露，並びに結露に起因
するガラスの曇りを効果的に防止できる。しかも、前記
のように周囲の温度条件に対応してサーモサイクル制御
される冷凍機の運転特性から、結露の発生し易い多湿の
状況下では高温の排気空気が、また結露が発生し難い低
湿の状況下では低温の排気空気が断熱内扉の透視ガラス
に送風されることになる。したがって、断熱内扉の表面
温度が必要以上に高まらず、これにより断熱内扉を伝熱
して庫内に侵入する熱量が低く抑えられる。
ンシングユニットに送風する冷却空気の排気一部を機械
室内から外扉と断熱内扉との間の空間に導風し、断熱内
扉の透視ガラスに向けて吹き付けることにより、冷凍機
の排熱を利用して透明ガラスの結露，並びに結露に起因
するガラスの曇りを効果的に防止できる。しかも、前記
のように周囲の温度条件に対応してサーモサイクル制御
される冷凍機の運転特性から、結露の発生し易い多湿の
状況下では高温の排気空気が、また結露が発生し難い低
湿の状況下では低温の排気空気が断熱内扉の透視ガラス
に送風されることになる。したがって、断熱内扉の表面
温度が必要以上に高まらず、これにより断熱内扉を伝熱
して庫内に侵入する熱量が低く抑えられる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
１に示す実施例に基づいて説明する。なお実施例の図中
で図２に対応する同一部材には同じ符号が付してある。
図１において、本体ケース１の前面には図２で述べたよ
うに透視扉してなる外扉３，および断熱内扉５が装備さ
れている。また本体ケース１の庫内には上下段に並ぶ商
品収納ラック２に加えて、その前面側にはエレベータ機
構６が、さらに庫内底部には冷却器（冷凍機のエバポレ
ータ）７，庫内ファン８，および商品搬出シュータ９な
どが組み込まれている。また、本体ケース１の下部に画
成された機械室内には凝縮器１０ａ、庫外ファン１０
ｂ，圧縮機１０ｃの組合せからなる冷凍機の風冷式コン
デンシングユニット１０が組み込まれており、外扉３の
前面下部の開口（グリル）を通じて外気側から取り込ん
だ冷却空気をファン１０ｂにより送風して凝縮器１０
ａ，圧縮機１０ｃを風冷するようにしている。
１に示す実施例に基づいて説明する。なお実施例の図中
で図２に対応する同一部材には同じ符号が付してある。
図１において、本体ケース１の前面には図２で述べたよ
うに透視扉してなる外扉３，および断熱内扉５が装備さ
れている。また本体ケース１の庫内には上下段に並ぶ商
品収納ラック２に加えて、その前面側にはエレベータ機
構６が、さらに庫内底部には冷却器（冷凍機のエバポレ
ータ）７，庫内ファン８，および商品搬出シュータ９な
どが組み込まれている。また、本体ケース１の下部に画
成された機械室内には凝縮器１０ａ、庫外ファン１０
ｂ，圧縮機１０ｃの組合せからなる冷凍機の風冷式コン
デンシングユニット１０が組み込まれており、外扉３の
前面下部の開口（グリル）を通じて外気側から取り込ん
だ冷却空気をファン１０ｂにより送風して凝縮器１０
ａ，圧縮機１０ｃを風冷するようにしている。
【００１４】ここで、各段の商品収納ラック２ごとに商
品１１が前後一列に並べて収納されている。そして、販
売指令が与えられると、指定された商品収納ラック２の
最前列に並ぶ商品が前方に搬出され、エレベータ機構
６，シュータ９を経由して商品取出口４に送出される。
この場合に、客は透視扉を通じて庫内を見ることかで
き、販売商品の銘柄のみならず、購入した商品が商品収
納ラック２からエレベータ機構６を経由して商品取出口
４に取り出されるまでの一連の販売動作が観察できる。
また、自動販売機の稼働中は冷凍機が運転され、庫内の
冷却器７との熱交換により冷やされた冷気がファン８に
より点線矢印で表すように庫内を循環して商品（コール
ド商品）１１を販売適温に保冷している。
品１１が前後一列に並べて収納されている。そして、販
売指令が与えられると、指定された商品収納ラック２の
最前列に並ぶ商品が前方に搬出され、エレベータ機構
６，シュータ９を経由して商品取出口４に送出される。
この場合に、客は透視扉を通じて庫内を見ることかで
き、販売商品の銘柄のみならず、購入した商品が商品収
納ラック２からエレベータ機構６を経由して商品取出口
４に取り出されるまでの一連の販売動作が観察できる。
また、自動販売機の稼働中は冷凍機が運転され、庫内の
冷却器７との熱交換により冷やされた冷気がファン８に
より点線矢印で表すように庫内を循環して商品（コール
ド商品）１１を販売適温に保冷している。
【００１５】かかる構成の自動販売機において、この発
明により断熱内扉５にはめ込んだ透視ガラス５ａの曇り
止め手段として、機内には次記のような機構が追加装備
されている。すなわち、本体ケース１の下部に画成され
た機械室には凝縮器１０ａの風胴を兼ねた仕切壁１２を
介して冷却空気の排気一部を外扉３と断熱内扉４との間
の空間１３に導く導風ダクト１４が画成されており、さ
らに前記空間１３の下部には導風ダクト１４を通じてコ
ンデンシングユニット１０側から取り込んだ排気空気
（暖気）を断熱内扉５の透視ガラス５ａの表面に沿って
上向きに吹き出すように、送風ファン（例えばクロスフ
ローファン）１５がクッション材１５ａを介して内扉５
の前面に設置されている。なお、外扉２の上端後縁とこ
れに対向する本体ケース１の頂部前縁との間には、前記
空間１３に通じる排気隙間が確保されている。
明により断熱内扉５にはめ込んだ透視ガラス５ａの曇り
止め手段として、機内には次記のような機構が追加装備
されている。すなわち、本体ケース１の下部に画成され
た機械室には凝縮器１０ａの風胴を兼ねた仕切壁１２を
介して冷却空気の排気一部を外扉３と断熱内扉４との間
の空間１３に導く導風ダクト１４が画成されており、さ
らに前記空間１３の下部には導風ダクト１４を通じてコ
ンデンシングユニット１０側から取り込んだ排気空気
（暖気）を断熱内扉５の透視ガラス５ａの表面に沿って
上向きに吹き出すように、送風ファン（例えばクロスフ
ローファン）１５がクッション材１５ａを介して内扉５
の前面に設置されている。なお、外扉２の上端後縁とこ
れに対向する本体ケース１の頂部前縁との間には、前記
空間１３に通じる排気隙間が確保されている。
【００１６】かかる構成で自動販売機の保冷運転時に
は、冷凍機のコンデンシングユニット１０，および送風
ファン１５が運転されており、この状態で凝縮器１０ａ
を通風して加熱昇温した冷却空気の排気一部がファン１
０ｂの吐出側から反転し、導風ダクト１４を経て外扉３
と内扉４との間の空間１３に導入され、さらに送風ファ
ン１５により昇圧された上で、内扉５の透視ガラス５ａ
の表面に沿って下から上方に向けて吹き付けように送風
される。これにより、透視ガラス５ａの表面に生じた結
露は速やかに蒸発してガラスの曇りが取り除かれるとと
にも、暖気の送風により透視ガラス面が露点以上に加温
して以降の結露発生を抑止する。また、暖気流は空間１
３の上端に達したところで、前記した排気隙間を通じて
機外に放散される。
は、冷凍機のコンデンシングユニット１０，および送風
ファン１５が運転されており、この状態で凝縮器１０ａ
を通風して加熱昇温した冷却空気の排気一部がファン１
０ｂの吐出側から反転し、導風ダクト１４を経て外扉３
と内扉４との間の空間１３に導入され、さらに送風ファ
ン１５により昇圧された上で、内扉５の透視ガラス５ａ
の表面に沿って下から上方に向けて吹き付けように送風
される。これにより、透視ガラス５ａの表面に生じた結
露は速やかに蒸発してガラスの曇りが取り除かれるとと
にも、暖気の送風により透視ガラス面が露点以上に加温
して以降の結露発生を抑止する。また、暖気流は空間１
３の上端に達したところで、前記した排気隙間を通じて
機外に放散される。
【００１７】なお、前記空間１３内に送風ファン１５を
設置しない場合でも、コンデンシングユニット１０のフ
ァン１０ｂによる吹き出し側圧力（静圧），および空間
１３に作用する煙突効果も加わって透視ガラス５ａの表
面を洗流する上昇気流が生じるが、送風ファン１５を設
置することにより、このファン１５がブースターとして
働くのでより強力な送風が得られる。
設置しない場合でも、コンデンシングユニット１０のフ
ァン１０ｂによる吹き出し側圧力（静圧），および空間
１３に作用する煙突効果も加わって透視ガラス５ａの表
面を洗流する上昇気流が生じるが、送風ファン１５を設
置することにより、このファン１５がブースターとして
働くのでより強力な送風が得られる。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
自動販売機に搭載した冷凍機の風冷式コンデンシングユ
ニットに通風して加熱昇温した冷却空気の排気一部を外
扉と断熱内扉の間の空間に導風して内扉の透視ガラス面
に吹き付けるようにし、冷凍機の排熱を有効利用して断
熱内扉の透視ガラス面の結露発生，およびこの結露に起
因するガラスの曇りを防止するようにしたので、透視ガ
ラスに高価な防露ヒータを布設する必要がない。しか
も、周囲の温度条件によりサーモサイクル制御される冷
凍機の運転特性を生かして、結露の発生し易い多湿の状
況下では高温の排気空気が、また結露が発生し難い低湿
の状況下では低温の排気空気が透視ガラスに向けて送風
されるので、透視ガラスの表面温度を必要以上に上げず
に常に安定した防露性能を発揮できる。
自動販売機に搭載した冷凍機の風冷式コンデンシングユ
ニットに通風して加熱昇温した冷却空気の排気一部を外
扉と断熱内扉の間の空間に導風して内扉の透視ガラス面
に吹き付けるようにし、冷凍機の排熱を有効利用して断
熱内扉の透視ガラス面の結露発生，およびこの結露に起
因するガラスの曇りを防止するようにしたので、透視ガ
ラスに高価な防露ヒータを布設する必要がない。しか
も、周囲の温度条件によりサーモサイクル制御される冷
凍機の運転特性を生かして、結露の発生し易い多湿の状
況下では高温の排気空気が、また結露が発生し難い低湿
の状況下では低温の排気空気が透視ガラスに向けて送風
されるので、透視ガラスの表面温度を必要以上に上げず
に常に安定した防露性能を発揮できる。
【図１】この発明の実施例による自動販売機の構成断面
図
図
【図２】この発明の実施対象となる庫内透視形自動販売
機の外観図
機の外観図
１ 本体ケース ２ 商品収納ラック ３ 外扉 ３ａ 透明扉板 ５ 断熱内扉 ５ａ 透視ガラス ７ 冷却器 １０ コンデンシングユニット １０ａ 凝縮器 １１ 商品 １３ 空間 １４ 導風ダクト １５ 送風ファン
Claims (3)
- 【請求項１】庫内に商品収納ラック，および冷却器を収
設した本体ケースの前面に透視扉としてる断熱内扉，お
よび外扉を装備し、本体ケースの下部に画成した機械室
内に冷凍機の風冷式コンデンシングユニットを内蔵した
コールド商品販売用の自動販売機において、結露に起因
する断熱内扉の透視ガラスの曇り止め手段として、前記
コンデンシングユニットで加熱昇温した冷却空気の排気
一部を外扉と断熱内扉との間の空間内に導風し、断熱内
扉の透視ガラス面に沿って下から上に向けて流すように
したことを特徴とする自動販売機。 - 【請求項２】請求項１記載の自動販売機において、機械
室の内部に、その前面から取り込んてコンデンシングユ
ニットの凝縮器に通風した冷却空気の排気一部を反転し
て外扉と断熱内扉との間の空間に導く導風路を画成した
ことを特徴とする自動販売機。 - 【請求項３】請求項１記載の自動販売機において、外扉
と断熱内扉との間の空間の下部に、コンデンシングユニ
ット側から取り込んだ排気空気を断熱内扉の透視ガラス
面に向けて吹き付ける送風ファンを備えたことを特徴と
する自動販売機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139598A JPH10334327A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9139598A JPH10334327A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 自動販売機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10334327A true JPH10334327A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15249008
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9139598A Withdrawn JPH10334327A (ja) | 1997-05-29 | 1997-05-29 | 自動販売機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10334327A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1997
- 1997-05-29 JP JP9139598A patent/JPH10334327A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
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