JP2000139635A - ショーケース - Google Patents
ショーケースInfo
- Publication number
- JP2000139635A JP2000139635A JP10312846A JP31284698A JP2000139635A JP 2000139635 A JP2000139635 A JP 2000139635A JP 10312846 A JP10312846 A JP 10312846A JP 31284698 A JP31284698 A JP 31284698A JP 2000139635 A JP2000139635 A JP 2000139635A
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- JP
- Japan
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- door
- see
- refrigerator
- exhaust
- duct
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- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2700/00—Means for sensing or measuring; Sensors therefor
- F25D2700/02—Sensors detecting door opening
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ショーケースに搭載した冷凍機コンデンシング
ユニットの運転，停止サイクルに左右されることなく、
かつコンデンシングユニット運転時にはその排気を利用
して透視扉の結露発生を効果的に防ぐような防露方式を
提供する。 【解決手段】ケース本体１の商品陳列室に透視扉１１を
備え、ケース下部の機械室８内に商品陳列室の庫内を保
冷する冷凍機の風冷式コンデンシングユニット７を設置
した冷凍機内蔵型のショーケースにおいて、ケース本体
の外側に吸込口１２ａを前記機械室の排気側に臨ませ、
他端の吐出口１２ｂを透視扉の扉外面に向けて開口した
排気導風ダクト１２を設けるとともに、該排気導風ダク
トの内部にダクトファン１３を備え、コンデンシングユ
ニットの運転時にはその排気温風を、コンデンシングユ
ニットの停止時には外気を排気導風ダクトを通じて透視
扉の扉外面に吹出して透視扉の防露機能を継続させる。
ユニットの運転，停止サイクルに左右されることなく、
かつコンデンシングユニット運転時にはその排気を利用
して透視扉の結露発生を効果的に防ぐような防露方式を
提供する。 【解決手段】ケース本体１の商品陳列室に透視扉１１を
備え、ケース下部の機械室８内に商品陳列室の庫内を保
冷する冷凍機の風冷式コンデンシングユニット７を設置
した冷凍機内蔵型のショーケースにおいて、ケース本体
の外側に吸込口１２ａを前記機械室の排気側に臨ませ、
他端の吐出口１２ｂを透視扉の扉外面に向けて開口した
排気導風ダクト１２を設けるとともに、該排気導風ダク
トの内部にダクトファン１３を備え、コンデンシングユ
ニットの運転時にはその排気温風を、コンデンシングユ
ニットの停止時には外気を排気導風ダクトを通じて透視
扉の扉外面に吹出して透視扉の防露機能を継続させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍機内蔵型のシ
ョーケースに関し、詳しくは商品陳列室に配した透視扉
の結露を防止する構成に係わる。
ョーケースに関し、詳しくは商品陳列室に配した透視扉
の結露を防止する構成に係わる。
【０００２】
【従来の技術】まず、頭記した冷凍機内蔵型のショーケ
ースの例として、商品取出し，および商品補給用扉とし
て透視扉を備えた冷気循環式平形ショーケースの一般構
成を図３に示す。
ースの例として、商品取出し，および商品補給用扉とし
て透視扉を備えた冷気循環式平形ショーケースの一般構
成を図３に示す。
【０００３】図において、１はケース本体、２は上面開
放形の断熱筐体として作られたケース本体の外箱、３は
内箱、４は内箱３を取り囲んで外箱２との間に画成した
冷気循環ダクト、５は冷却器（冷凍機のエバポレー
タ）、６は庫内ファン、７はケース本体１の下部に画成
した機械室８に収設した圧縮機，凝縮器，およびファン
の組立体からなる冷凍機の風冷式コンデンシングユニッ
ト、９は機械室８の前面に配したキックプレート、１０
は庫内照明灯であり、ケース本体１の前面には引き戸式
の透視扉（透明ガラス扉）１１が設置されている。な
お、図示例では透視扉１１が左右に並ぶ複数枚の扉に分
割されており、各分割扉が上下の扉レールに案内されて
左右へ開閉するように斜め姿勢に布設されている。
放形の断熱筐体として作られたケース本体の外箱、３は
内箱、４は内箱３を取り囲んで外箱２との間に画成した
冷気循環ダクト、５は冷却器（冷凍機のエバポレー
タ）、６は庫内ファン、７はケース本体１の下部に画成
した機械室８に収設した圧縮機，凝縮器，およびファン
の組立体からなる冷凍機の風冷式コンデンシングユニッ
ト、９は機械室８の前面に配したキックプレート、１０
は庫内照明灯であり、ケース本体１の前面には引き戸式
の透視扉（透明ガラス扉）１１が設置されている。な
お、図示例では透視扉１１が左右に並ぶ複数枚の扉に分
割されており、各分割扉が上下の扉レールに案内されて
左右へ開閉するように斜め姿勢に布設されている。
【０００４】かかる構成で、ショーケースの保冷運転時
には庫内側に点線矢印で表すように冷却器５との熱交換
で冷却された冷気流Ａが冷気循環ダクト４を通じて循環
し、庫内に収容した商品（図示せず）を保冷する。
には庫内側に点線矢印で表すように冷却器５との熱交換
で冷却された冷気流Ａが冷気循環ダクト４を通じて循環
し、庫内に収容した商品（図示せず）を保冷する。
【０００５】一方、機械室８に収設したコンデンシング
ユニット７に対しては、ファンの送風により前面のキッ
クプレート９に開口した吸込グリル９ａを通じて吸い込
んだ実線矢印で表す外気流Ｂが機械室８の内部を貫流し
て流れ、コンデンシングユニット７の凝縮器，圧縮機を
冷却した後、昇温した排気が機械室８からショーケース
の背後に放流される。
ユニット７に対しては、ファンの送風により前面のキッ
クプレート９に開口した吸込グリル９ａを通じて吸い込
んだ実線矢印で表す外気流Ｂが機械室８の内部を貫流し
て流れ、コンデンシングユニット７の凝縮器，圧縮機を
冷却した後、昇温した排気が機械室８からショーケース
の背後に放流される。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記のようにケース本
体１の商品陳列室に透視扉１１を備えたリーチイン式シ
ョーケースでは、保冷運転時に透視扉１１の内面が庫内
の冷気で冷却されるために、透視扉の外面が露点以下に
冷却されて結露が発生し、透視扉１１のガラス面が一面
に曇って庫内の商品が見えにくくなる。
体１の商品陳列室に透視扉１１を備えたリーチイン式シ
ョーケースでは、保冷運転時に透視扉１１の内面が庫内
の冷気で冷却されるために、透視扉の外面が露点以下に
冷却されて結露が発生し、透視扉１１のガラス面が一面
に曇って庫内の商品が見えにくくなる。
【０００７】そこで、その結露対策として、透視扉のガ
ラスに防露ヒータを組み合わせた特殊な防露ガラスを採
用したり、あるいは透視扉の扉外面に沿って店内の温か
い空気をダクトを通じてファンにより吹き出し、透視扉
の外面が露点以下に低下するのを抑えて結露発生を防ぐ
ようにした方式が従来より知られている。また、冷凍機
の風冷式コンデンシングユニットを内蔵したショーケー
スの機械室の排気側に連ねてケース本体の背面側に設け
た排気ダクトの吐出口を透視扉の上部側に開講し、この
排気ダクトを通じてコンデンシングユニットに組み込ん
だファンの送風により排気温風を透視扉の扉外面に向け
て吹き出すようにした方式のものも知られている。
ラスに防露ヒータを組み合わせた特殊な防露ガラスを採
用したり、あるいは透視扉の扉外面に沿って店内の温か
い空気をダクトを通じてファンにより吹き出し、透視扉
の外面が露点以下に低下するのを抑えて結露発生を防ぐ
ようにした方式が従来より知られている。また、冷凍機
の風冷式コンデンシングユニットを内蔵したショーケー
スの機械室の排気側に連ねてケース本体の背面側に設け
た排気ダクトの吐出口を透視扉の上部側に開講し、この
排気ダクトを通じてコンデンシングユニットに組み込ん
だファンの送風により排気温風を透視扉の扉外面に向け
て吹き出すようにした方式のものも知られている。
【０００８】ところで、前記した従来方式では次記のよ
うな問題点がある。すなわち、透視扉に防露ガラスを採
用したものは価格が高くなる。また、透視扉の表面に店
内から取り込んだ外気を吹き流す方法は、外気温度がさ
ほど高くないために十分な防露効果が得られない。一
方、冷凍機のコンデンシングユニットに組み込んだファ
ンを使って機械室の排気を透視扉の扉面に導くようにし
た方式では、冷凍機コンデンシングユニットが運転して
いる状態では防露機能が働くものの、コンデンシングユ
ニットの停止（ショーケースの冷凍機は、庫内温度調
節，および除霜のためにショーケースの稼働中でも周期
的に運転，停止を繰り返すように運転制御を行ってい
る）に伴って透視扉への送風が停止してしまうために、
この期間中には透視扉に結露が発生して商品の展示性が
低下す。
うな問題点がある。すなわち、透視扉に防露ガラスを採
用したものは価格が高くなる。また、透視扉の表面に店
内から取り込んだ外気を吹き流す方法は、外気温度がさ
ほど高くないために十分な防露効果が得られない。一
方、冷凍機のコンデンシングユニットに組み込んだファ
ンを使って機械室の排気を透視扉の扉面に導くようにし
た方式では、冷凍機コンデンシングユニットが運転して
いる状態では防露機能が働くものの、コンデンシングユ
ニットの停止（ショーケースの冷凍機は、庫内温度調
節，および除霜のためにショーケースの稼働中でも周期
的に運転，停止を繰り返すように運転制御を行ってい
る）に伴って透視扉への送風が停止してしまうために、
この期間中には透視扉に結露が発生して商品の展示性が
低下す。
【０００９】しかも、透視扉の扉外面に外気，ないし冷
凍機コンデンシングユニットの排気を吹き流す方式で、
商品の取出し，補給に際して透視扉を開放した場合でも
その前面に外気，排気の送風を続けていると、温度の高
い空気が多量に庫内に流れ込んで保冷性能に悪影響を与
えるいった問題点が残る。
凍機コンデンシングユニットの排気を吹き流す方式で、
商品の取出し，補給に際して透視扉を開放した場合でも
その前面に外気，排気の送風を続けていると、温度の高
い空気が多量に庫内に流れ込んで保冷性能に悪影響を与
えるいった問題点が残る。
【００１０】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決し、ショーケースに搭載
した冷凍機コンデンシングユニットの運転中はその排気
温風を利用して透視扉の結露発生を効果的に防ぎつつ、
コンデンシングユニットの運転停止中でも防露機能が維
持できるようにし、併せて透視扉の開放時にも庫内の保
冷性能に悪影響を及ぼさないような防露手段を備えたシ
ョーケースを提供することにある。
り、その目的は前記課題を解決し、ショーケースに搭載
した冷凍機コンデンシングユニットの運転中はその排気
温風を利用して透視扉の結露発生を効果的に防ぎつつ、
コンデンシングユニットの運転停止中でも防露機能が維
持できるようにし、併せて透視扉の開放時にも庫内の保
冷性能に悪影響を及ぼさないような防露手段を備えたシ
ョーケースを提供することにある。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、ケース本体の商品陳列室に透視扉
を装備し、ケース下部の機械室内に商品陳列室を保冷す
る冷凍機の風冷式コンデンシングユニットを収容した冷
凍機内蔵型のショーケースにおいて、ケース本体の外側
に吸込口を前記機械室の排気側に臨ませ、かつ他端の吐
出口を透視扉の扉外面に向けて開口した排気導風ダクト
を設けるとともに、該排気導風ダクトの内部にダクトフ
ァンを設置し、排気導風ダクトに吸い込んだ空気を透視
扉の扉外面に沿って流れるように吹出し、透視扉の結露
発生を防ぐようにする（請求項１）。
に、本発明によれば、ケース本体の商品陳列室に透視扉
を装備し、ケース下部の機械室内に商品陳列室を保冷す
る冷凍機の風冷式コンデンシングユニットを収容した冷
凍機内蔵型のショーケースにおいて、ケース本体の外側
に吸込口を前記機械室の排気側に臨ませ、かつ他端の吐
出口を透視扉の扉外面に向けて開口した排気導風ダクト
を設けるとともに、該排気導風ダクトの内部にダクトフ
ァンを設置し、排気導風ダクトに吸い込んだ空気を透視
扉の扉外面に沿って流れるように吹出し、透視扉の結露
発生を防ぐようにする（請求項１）。
【００１２】かかる構成によれは、冷凍機の運転中はそ
のコンデンシングユニットを通風した高温の排気が機械
室の排気側からダクトファンにより排気導風ダクトに吸
い込まれ、該ダクトを通じて透視扉の扉外面に向けて吹
き出す。また、冷凍機コンデンシングユニットの停止中
でも、ダクトファンの運転によりショーケースの周囲か
ら取り込んだ外気が導風ダクトを通じて透視扉の扉面に
吹き出す。これにより、冷凍機コンデンシングユニット
の運転サイクルに左右されることなく、ショーケースの
稼働中は常に透視扉に対する防露機能が継続して透視扉
を結露発生の無い状態に保つことができる。
のコンデンシングユニットを通風した高温の排気が機械
室の排気側からダクトファンにより排気導風ダクトに吸
い込まれ、該ダクトを通じて透視扉の扉外面に向けて吹
き出す。また、冷凍機コンデンシングユニットの停止中
でも、ダクトファンの運転によりショーケースの周囲か
ら取り込んだ外気が導風ダクトを通じて透視扉の扉面に
吹き出す。これにより、冷凍機コンデンシングユニット
の運転サイクルに左右されることなく、ショーケースの
稼働中は常に透視扉に対する防露機能が継続して透視扉
を結露発生の無い状態に保つことができる。
【００１３】また、本発明の第２の発明によれば、前記
構成におけるダクトファンの給電回路に透視扉の開放に
応動動作してダクトファンを停止する扉スイッチを備え
るものとする（請求項２）。
構成におけるダクトファンの給電回路に透視扉の開放に
応動動作してダクトファンを停止する扉スイッチを備え
るものとする（請求項２）。
【００１４】これにより、庫内からの商品取出し，およ
び商品補給に際して透視扉を開くと、扉スイッチが作動
してダクトファンが停止して透視扉の前面への空気吹出
が中断するので、温度の高い冷凍機コンデンシングユニ
ットの排気，あるいは外気が庫内に流れ込むことがな
く、これにより庫内の保冷性能に悪影響をおよぼすおそ
れがなくなる。
び商品補給に際して透視扉を開くと、扉スイッチが作動
してダクトファンが停止して透視扉の前面への空気吹出
が中断するので、温度の高い冷凍機コンデンシングユニ
ットの排気，あるいは外気が庫内に流れ込むことがな
く、これにより庫内の保冷性能に悪影響をおよぼすおそ
れがなくなる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
(a),(b) 、および図２(a) 〜(c) に示す実施例で説明す
る。なお、実施例の図中で図３に対応する部材には同じ
符号を付してその説明は省略する。
(a),(b) 、および図２(a) 〜(c) に示す実施例で説明す
る。なお、実施例の図中で図３に対応する部材には同じ
符号を付してその説明は省略する。
【００１６】すなわち、図示実施例においては、ケース
本体１の背面，および上面を覆ってショーケースの左右
幅範囲に排気導風ダクト１２が布設されており、かつこ
の排気導風ダクト１２の内部には複数台のダクトファン
１３が左右に分散して設置されている。この排気導風ダ
クト１２はその吸込口１２ａがケース本体１の下部に画
成した機械室８の排気側に臨んでおり、他端の吐出口１
２ｂが透視扉１１の扉外面に向けてその上方に開口して
いる。
本体１の背面，および上面を覆ってショーケースの左右
幅範囲に排気導風ダクト１２が布設されており、かつこ
の排気導風ダクト１２の内部には複数台のダクトファン
１３が左右に分散して設置されている。この排気導風ダ
クト１２はその吸込口１２ａがケース本体１の下部に画
成した機械室８の排気側に臨んでおり、他端の吐出口１
２ｂが透視扉１１の扉外面に向けてその上方に開口して
いる。
【００１７】また、前記のダクトファン１３は、図２
(a) で示すように電源（ＡＣ１００Ｖ）１４に接続した
給電回路に透視扉１１の開閉に応動する扉スイッチ１５
が直列に接続されている。この扉スイッチ１５は例えば
図２(b),(c) で示すようにリミットスイッチが使用さ
れ、透視扉１１の各分割扉ごとと個々に対応して扉の閉
位置に合わせて設置されている。かかる構成で、透視扉
１１の各分割扉が閉じていれば図２(c) のように扉スイ
ッチ１５がいずれもＯＮで、ダクトファン１３が運転さ
れる。これに対して、例えば左側の分割扉を開くと、こ
れに応動して左側の扉スイッチ１５がＯＦＦ動作してダ
クトファン１３の運転を停止する。なお、ダクトファン
１３は冷凍機コンデンシングユニット７の運転，停止と
は関係なく、ショーケースの稼働中は常に運転可能な状
態にしておく。
(a) で示すように電源（ＡＣ１００Ｖ）１４に接続した
給電回路に透視扉１１の開閉に応動する扉スイッチ１５
が直列に接続されている。この扉スイッチ１５は例えば
図２(b),(c) で示すようにリミットスイッチが使用さ
れ、透視扉１１の各分割扉ごとと個々に対応して扉の閉
位置に合わせて設置されている。かかる構成で、透視扉
１１の各分割扉が閉じていれば図２(c) のように扉スイ
ッチ１５がいずれもＯＮで、ダクトファン１３が運転さ
れる。これに対して、例えば左側の分割扉を開くと、こ
れに応動して左側の扉スイッチ１５がＯＦＦ動作してダ
クトファン１３の運転を停止する。なお、ダクトファン
１３は冷凍機コンデンシングユニット７の運転，停止と
は関係なく、ショーケースの稼働中は常に運転可能な状
態にしておく。
【００１８】次に、前記構成の動作について説明する。
ショーケース冷凍機のコンデンシングユニット７が運転
している状態では、機械室８から後方に放流するコンデ
ンシングユニット７の排気（圧縮機，凝縮器の除熱によ
り昇温した暖気）がダクトファン１３の送風により吸込
口１２ａを通じて排気導風ダクト１２に吸い込まれ、吐
出口１２ｂから透視扉１１の扉外面に向けてその上方か
ら矢印Ｃのように吹き出して扉面を洗流し、透視扉１１
の結露発生を効果的に防止する。また、冷凍機のサーモ
サイクル運転，あるいは除霜運転に伴って風冷式コンデ
ンシングユニット７が停止（コンデンシングユニット７
に組み込まれたファンも停止する）した場合でもダクト
ファン１３が継続して運転されているので、ショーケー
スの周囲から排気導風ダクト１２の吸込口１２ａに直接
吸い込まれた外気が透視扉１１に向けて吹き出す。した
がって透視扉１１に対する結露防止機能が停止すること
がない。
ショーケース冷凍機のコンデンシングユニット７が運転
している状態では、機械室８から後方に放流するコンデ
ンシングユニット７の排気（圧縮機，凝縮器の除熱によ
り昇温した暖気）がダクトファン１３の送風により吸込
口１２ａを通じて排気導風ダクト１２に吸い込まれ、吐
出口１２ｂから透視扉１１の扉外面に向けてその上方か
ら矢印Ｃのように吹き出して扉面を洗流し、透視扉１１
の結露発生を効果的に防止する。また、冷凍機のサーモ
サイクル運転，あるいは除霜運転に伴って風冷式コンデ
ンシングユニット７が停止（コンデンシングユニット７
に組み込まれたファンも停止する）した場合でもダクト
ファン１３が継続して運転されているので、ショーケー
スの周囲から排気導風ダクト１２の吸込口１２ａに直接
吸い込まれた外気が透視扉１１に向けて吹き出す。した
がって透視扉１１に対する結露防止機能が停止すること
がない。
【００１９】一方、前記のように透視扉１１にコンデン
シングユニット７の排気，ないし外気を吹き出している
状態、庫内からの商品取出し，あるいは商品補給のため
に透視扉１１を開くと、図２で述べた扉スイッチ１５が
ＯＦＦ動作してダクトファン１３が停止し、透視扉１１
への送風も中断する。これにより，扉開放時に庫内温度
に比べて温度の高い前記排気，ないしは外気が扉開放面
を通じて庫内に流れ込むことがなく、これにより庫内保
冷性能への悪影響が防げる。
シングユニット７の排気，ないし外気を吹き出している
状態、庫内からの商品取出し，あるいは商品補給のため
に透視扉１１を開くと、図２で述べた扉スイッチ１５が
ＯＦＦ動作してダクトファン１３が停止し、透視扉１１
への送風も中断する。これにより，扉開放時に庫内温度
に比べて温度の高い前記排気，ないしは外気が扉開放面
を通じて庫内に流れ込むことがなく、これにより庫内保
冷性能への悪影響が防げる。
【００２０】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、ショーケースの稼働中は冷凍機コンデンシングユニ
ットの運転サイクルに左右されることなく、ダクトファ
ンを備えた排気導風ダクトを通じて空冷式コンデンシン
グユニットの排気，もしくはコンデンシングユニットの
停止中に周囲から取り込んだ外気を透視扉の扉外面に向
けて吹き出し防露機能を維持できる。
ば、ショーケースの稼働中は冷凍機コンデンシングユニ
ットの運転サイクルに左右されることなく、ダクトファ
ンを備えた排気導風ダクトを通じて空冷式コンデンシン
グユニットの排気，もしくはコンデンシングユニットの
停止中に周囲から取り込んだ外気を透視扉の扉外面に向
けて吹き出し防露機能を維持できる。
【００２１】また、排気導風ダクト内に配したダクトフ
ァンの給電回路に透視扉の開放に応動動作してダクトフ
ァンを停止する扉スイッチを備えたことにより、商品の
出し入れの際に透視扉を開いた際に防露用の温かい空気
が庫内に流れ込むことがなく、これによりショーケース
の保冷性能に悪影響を及ぼすおそれもない。
ァンの給電回路に透視扉の開放に応動動作してダクトフ
ァンを停止する扉スイッチを備えたことにより、商品の
出し入れの際に透視扉を開いた際に防露用の温かい空気
が庫内に流れ込むことがなく、これによりショーケース
の保冷性能に悪影響を及ぼすおそれもない。
【図１】本発明の実施例によるショーケースの構成図で
あり、(a) は縦断側面図、(b)は正面図
あり、(a) は縦断側面図、(b)は正面図
【図２】図１におけるダクトファンの制御回路図であ
り、(a) は給電回路図、(b),(c)はそれぞれ扉スイッチ
の配置とともに表した透視扉の開，閉に対応した扉スイ
ッチの動作説明図
り、(a) は給電回路図、(b),(c)はそれぞれ扉スイッチ
の配置とともに表した透視扉の開，閉に対応した扉スイ
ッチの動作説明図
【図３】本発明の実施対象となる冷凍機内蔵型のショー
ケースの一般的な構成を表す縦断側面図
ケースの一般的な構成を表す縦断側面図
１ ショーケースのケース本体 ７ 冷凍機の風冷式コンデンシングユニット ８ 機械室 １１ 透視扉 １２ 排気導風ダクト １３ ダクトファン １５ 扉スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】ケース本体の商品陳列室に透視扉を装備
し、ケース下部の機械室内に商品陳列室を保冷する冷凍
機の風冷式コンデンシングユニットを収容した冷凍機内
蔵型のショーケースにおいて、ケース本体の外側に吸込
口を前記機械室の排気側に臨ませ、かつ他端の吐出口を
透視扉の扉外面に向けて開口した排気導風ダクトを設け
るとともに、該排気導風ダクトの内部にダクトファンを
設置し、排気導風ダクトに吸い込んだ空気を透視扉の扉
外面に沿って流れるように吹出し、透視扉の結露発生を
防ぐようにしたことを特徴とするショーケース。 - 【請求項２】請求項１記載のショーケースにおいて、ダ
クトファンの給電回路に、透視扉の開放に応動動作して
ダクトファンを停止する扉スイッチを備えたことを特徴
とするショーケース。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10312846A JP2000139635A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | ショーケース |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10312846A JP2000139635A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | ショーケース |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000139635A true JP2000139635A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18034142
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10312846A Pending JP2000139635A (ja) | 1998-11-04 | 1998-11-04 | ショーケース |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000139635A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008224196A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 自動製氷機 |
| JP2011242104A (ja) * | 2010-05-21 | 2011-12-01 | Nakano Refrigerators Co Ltd | 送風機の運転装置及び送風機の運転方法 |
| CN112890528A (zh) * | 2021-02-09 | 2021-06-04 | 威海新北洋数码科技有限公司 | 陈列柜及其控制方法 |
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1998
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