JPH10333764A - 多機能集約スイッチ - Google Patents
多機能集約スイッチInfo
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- JPH10333764A JPH10333764A JP14428597A JP14428597A JPH10333764A JP H10333764 A JPH10333764 A JP H10333764A JP 14428597 A JP14428597 A JP 14428597A JP 14428597 A JP14428597 A JP 14428597A JP H10333764 A JPH10333764 A JP H10333764A
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- switch
- operation knob
- function
- liquid crystal
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の電子機器の機能を集中的にスイッチに
より選択操作する場合、各操作コマンド表示の視認性が
よく、かつ操作性に優れた多機能集約スイッチが無かっ
た。 【解決手段】 操作ノブ１４ａの周囲に、ドーナツ状の
液晶ディスプレイ１６が配置され、モードスイッチ１２
により選択された電子機器の操作コマンドのみが前記液
晶ディスプレイ１６に表示される。そして、選択的に表
示された操作コマンドを前記操作ノブ１４ａの揺動動
作、回動動作、垂直押下動作等によって選択実行する。
より選択操作する場合、各操作コマンド表示の視認性が
よく、かつ操作性に優れた多機能集約スイッチが無かっ
た。 【解決手段】 操作ノブ１４ａの周囲に、ドーナツ状の
液晶ディスプレイ１６が配置され、モードスイッチ１２
により選択された電子機器の操作コマンドのみが前記液
晶ディスプレイ１６に表示される。そして、選択的に表
示された操作コマンドを前記操作ノブ１４ａの揺動動
作、回動動作、垂直押下動作等によって選択実行する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多機能集約スイッ
チ、特に操作コマンドの表示の改良に関する。
チ、特に操作コマンドの表示の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、自動車の快適装備化に伴って、搭
載される電子機器の多様化、多機能化が盛んに行われて
いる。特にスペースの限られた運転席周辺では各種電子
機器の効率的なレイアウトが重要であり、様々な配置方
法が提案されている。このレイアウトを行うときに重要
視される項目の１つに、各電子機器を操作する複数のス
イッチ類の視認性、特にスイッチの有する機能表示の視
認性がある。最も一般的なスイッチの機能表示は、その
スイッチの操作ノブ表面に固定的な機能表示を行うもの
である。また、操作ノブに直接表示できない場合や操作
ノブが小さい場合等はスイッチの周辺に固定表示する場
合もある。
載される電子機器の多様化、多機能化が盛んに行われて
いる。特にスペースの限られた運転席周辺では各種電子
機器の効率的なレイアウトが重要であり、様々な配置方
法が提案されている。このレイアウトを行うときに重要
視される項目の１つに、各電子機器を操作する複数のス
イッチ類の視認性、特にスイッチの有する機能表示の視
認性がある。最も一般的なスイッチの機能表示は、その
スイッチの操作ノブ表面に固定的な機能表示を行うもの
である。また、操作ノブに直接表示できない場合や操作
ノブが小さい場合等はスイッチの周辺に固定表示する場
合もある。
【０００３】また、最近では、複数の電子機器をユニッ
ト化して、スイッチの共有化を行うことによって配置ス
ペースの削減や操作スイッチの削減を行っているものが
普及している。この場合、一般的にはディスプレイ装置
を利用し、各種電子機器、例えばナビゲーション装置や
テレビジョン、ＦＭ多重放送、各種オーディオ、空気調
和装置（エアコン）等の操作対象機器の操作パネル画面
をディスプレイ上に表示させた後、共有化されたスイッ
チによって、前記ディスプレイ上に表示された操作パネ
ルを操作するものである。すなわち、操作パネルの各機
能表示はディスプレイ上に順次切り替え表示される可変
表示型である。この種の電子機器ユニットでは、ディス
プレイとは分離された位置に配置された単一スイッチノ
ブまたは共有化された数個のスイッチノブの操作によっ
て、ディスプレイ上に表示された電子機器の機能表示に
従った操作を行うタイプのものと、タッチスクリーンを
利用して、ディスプレイ上に表示されたスイッチを操作
するタイプのものがある。
ト化して、スイッチの共有化を行うことによって配置ス
ペースの削減や操作スイッチの削減を行っているものが
普及している。この場合、一般的にはディスプレイ装置
を利用し、各種電子機器、例えばナビゲーション装置や
テレビジョン、ＦＭ多重放送、各種オーディオ、空気調
和装置（エアコン）等の操作対象機器の操作パネル画面
をディスプレイ上に表示させた後、共有化されたスイッ
チによって、前記ディスプレイ上に表示された操作パネ
ルを操作するものである。すなわち、操作パネルの各機
能表示はディスプレイ上に順次切り替え表示される可変
表示型である。この種の電子機器ユニットでは、ディス
プレイとは分離された位置に配置された単一スイッチノ
ブまたは共有化された数個のスイッチノブの操作によっ
て、ディスプレイ上に表示された電子機器の機能表示に
従った操作を行うタイプのものと、タッチスクリーンを
利用して、ディスプレイ上に表示されたスイッチを操作
するタイプのものがある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の固定表
示タイプのものは、その構成はシンプルであり低コスト
で作成することができるが、機能の増加に伴ってスイッ
チ自体が増加すると共に、スペースが限れているため機
能表示の内容（文字やマーク）が小さくなり視認性が低
下してしまうという問題がある。
示タイプのものは、その構成はシンプルであり低コスト
で作成することができるが、機能の増加に伴ってスイッ
チ自体が増加すると共に、スペースが限れているため機
能表示の内容（文字やマーク）が小さくなり視認性が低
下してしまうという問題がある。
【０００５】また、後者の可変表示タイプのものは、機
能の増加は自由に行うことができるが、機能表示部（デ
ィスプレイ）と操作ノブとが離れている場合には、視線
の移動が必要になり、操作に慣れが要求され操作性が低
下するという問題がある。また、タッチスクリーンを利
用した場合は、視線の移動は無いがディスプレイ画面に
直接触れるため画面の汚れなどによりタッチスクリーン
の認識力が低下し操作性が低下するという問題がある。
能の増加は自由に行うことができるが、機能表示部（デ
ィスプレイ）と操作ノブとが離れている場合には、視線
の移動が必要になり、操作に慣れが要求され操作性が低
下するという問題がある。また、タッチスクリーンを利
用した場合は、視線の移動は無いがディスプレイ画面に
直接触れるため画面の汚れなどによりタッチスクリーン
の認識力が低下し操作性が低下するという問題がある。
【０００６】本発明は、このような問題を解決すること
を課題としてなされたものであり、表示される機能表示
の視認性が低下することなく、操作性に優れた多機能集
約スイッチを提供することを目的とする。
を課題としてなされたものであり、表示される機能表示
の視認性が低下することなく、操作性に優れた多機能集
約スイッチを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の構成は、機能モード切り替え操作
により選択される機能モード内の複数の操作コマンドを
選択実行する操作ノブを含む多機能集約スイッチにおい
て、前記操作ノブは、その周囲に選択された機能モード
に応じた操作コマンドの機能表示を行う可変表示部を有
することを特徴とする。
するために、本発明の構成は、機能モード切り替え操作
により選択される機能モード内の複数の操作コマンドを
選択実行する操作ノブを含む多機能集約スイッチにおい
て、前記操作ノブは、その周囲に選択された機能モード
に応じた操作コマンドの機能表示を行う可変表示部を有
することを特徴とする。
【０００８】ここで、機能モードとは、各電子機器の種
類、例えばナビゲーション装置やテレビジョン、ＦＭ多
重放送受信機、各種オーディオ、空気調和装置（エアコ
ン）等や各電子機器内での機能の大分類、例えばオーデ
ィオではＣＤプレーヤやＭＤプレーヤ、テープデッキの
選択等である。また、操作コマンドとは、各機能の詳細
で、エアコンの温度や風量のアップ・ダウン操作や吹き
出し口の選択操作、テレビジョンやラジオの場合、チャ
ンネルの選択操作等である。
類、例えばナビゲーション装置やテレビジョン、ＦＭ多
重放送受信機、各種オーディオ、空気調和装置（エアコ
ン）等や各電子機器内での機能の大分類、例えばオーデ
ィオではＣＤプレーヤやＭＤプレーヤ、テープデッキの
選択等である。また、操作コマンドとは、各機能の詳細
で、エアコンの温度や風量のアップ・ダウン操作や吹き
出し口の選択操作、テレビジョンやラジオの場合、チャ
ンネルの選択操作等である。
【０００９】この構成によれば、操作ノブの周囲に配置
された可変表示部には、選択された操作対象の電子機器
の操作コマンドのみが表示されるので、大きな機能表示
面積を確保できると共に、操作ノブと機能表示部とが近
接しているため良好な視認性を確保することができる。
さらに、機能表示部と操作ノブが非接触なので汚れ等に
より操作性が低下することがない。
された可変表示部には、選択された操作対象の電子機器
の操作コマンドのみが表示されるので、大きな機能表示
面積を確保できると共に、操作ノブと機能表示部とが近
接しているため良好な視認性を確保することができる。
さらに、機能表示部と操作ノブが非接触なので汚れ等に
より操作性が低下することがない。
【００１０】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記スイッチにおいて、前記可変表示部
は、液晶ディスプレイで形成されることを特徴とする。
明の構成は、前記スイッチにおいて、前記可変表示部
は、液晶ディスプレイで形成されることを特徴とする。
【００１１】この構成によれば、スイッチ構造を大型化
することなく順次表示切り替えを行うことができる。
することなく順次表示切り替えを行うことができる。
【００１２】上記のような目的を達成するために、本発
明の構成は、前記スイッチにおいて、前記液晶ディスプ
レイは、複数の分割液晶ユニットで形成されていること
を特徴とする。
明の構成は、前記スイッチにおいて、前記液晶ディスプ
レイは、複数の分割液晶ユニットで形成されていること
を特徴とする。
【００１３】この構成によれば、操作ノブの形態に応じ
て液晶ディスプレイの周辺配置を容易に行うことができ
る。
て液晶ディスプレイの周辺配置を容易に行うことができ
る。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
（以下、実施形態という）を図面に基づき説明する。
（以下、実施形態という）を図面に基づき説明する。
【００１５】図１は、本実施形態の多機能集約スイッチ
１０の全体構成を示す正面図であり、機能モード選択を
行う複数のモードスイッチ１２（本実施形態では３個の
例を示す）と、選択された機能モード内の詳細な操作コ
マンドを選択する多機能操作スイッチ１４と、前記多機
能操作スイッチ１４の操作ノブ１４ａの周囲に配置され
たドーナツ型の液晶ディスプレイ（可変表示部）１６
と、から構成されている。なお、本実施形態の多機能集
約スイッチ１０には、前記モードスイッチ１２や多機能
操作スイッチ１４とは独立して操作を行う主要操作スイ
ッチ群１８が配置されている。図１の場合、フロントウ
インドウのデフロスタスイッチ１８ａとリアウインドウ
のデフォガースイッチ１８ｂ（押下でＯＮ、押下解除で
ＯＦＦ）と、内外気選択スイッチ１８ｃ（押下で内気循
環、押下解除で外気取り入れ）、ブロワスイッチ（押下
でＯＮ、押下解除でＯＦＦ）が一例として示されてい
る。
１０の全体構成を示す正面図であり、機能モード選択を
行う複数のモードスイッチ１２（本実施形態では３個の
例を示す）と、選択された機能モード内の詳細な操作コ
マンドを選択する多機能操作スイッチ１４と、前記多機
能操作スイッチ１４の操作ノブ１４ａの周囲に配置され
たドーナツ型の液晶ディスプレイ（可変表示部）１６
と、から構成されている。なお、本実施形態の多機能集
約スイッチ１０には、前記モードスイッチ１２や多機能
操作スイッチ１４とは独立して操作を行う主要操作スイ
ッチ群１８が配置されている。図１の場合、フロントウ
インドウのデフロスタスイッチ１８ａとリアウインドウ
のデフォガースイッチ１８ｂ（押下でＯＮ、押下解除で
ＯＦＦ）と、内外気選択スイッチ１８ｃ（押下で内気循
環、押下解除で外気取り入れ）、ブロワスイッチ（押下
でＯＮ、押下解除でＯＦＦ）が一例として示されてい
る。
【００１６】前記モードスイッチ１２は、当該多機能集
約スイッチ１０で操作する電子機器、例えばナビゲーシ
ョン装置（以下、ＮＡＶＩと記す）やテレビジョン（以
下、ＴＶと記す）、ＦＭ多重放送受信機、各種オーディ
オ（以下、ＡＵＤＩＯと記す）、空気調和装置（以下、
エアコンと記す）等の選択を行う。本実施形態では、モ
ードスイッチ１２として、類似する機能毎にインフォメ
ーション（以下、ＩＮＦと記す）スイッチ１２ａ、エア
コンスイッチ１２ｂ、ＡＵＤＩＯスイッチ１２ｃの３種
類を採用した例を示している。前記ＩＮＦスイッチ１２
ａは、外部情報を入手する装置を順次選択するスイッチ
で、例えば、ＮＡＶＩやＴＶ、ＦＭ多重放送受信機、Ｖ
ＩＣＳ等を選択するスイッチで、１プッシュ毎に順次選
択される電子機器が切り替わるものである。同様に、Ａ
ＵＤＩＯスイッチ１２ｃは、例えば、ＣＤプレーヤ、Ｍ
Ｄプレーヤ、テープデッキ等が１プッシュ毎に順次選択
され切り替わるスイッチである。また、エアコンスイッ
チ１２ｂはエアコンの操作電源のＯＮ・ＯＦＦを行うス
イッチである。
約スイッチ１０で操作する電子機器、例えばナビゲーシ
ョン装置（以下、ＮＡＶＩと記す）やテレビジョン（以
下、ＴＶと記す）、ＦＭ多重放送受信機、各種オーディ
オ（以下、ＡＵＤＩＯと記す）、空気調和装置（以下、
エアコンと記す）等の選択を行う。本実施形態では、モ
ードスイッチ１２として、類似する機能毎にインフォメ
ーション（以下、ＩＮＦと記す）スイッチ１２ａ、エア
コンスイッチ１２ｂ、ＡＵＤＩＯスイッチ１２ｃの３種
類を採用した例を示している。前記ＩＮＦスイッチ１２
ａは、外部情報を入手する装置を順次選択するスイッチ
で、例えば、ＮＡＶＩやＴＶ、ＦＭ多重放送受信機、Ｖ
ＩＣＳ等を選択するスイッチで、１プッシュ毎に順次選
択される電子機器が切り替わるものである。同様に、Ａ
ＵＤＩＯスイッチ１２ｃは、例えば、ＣＤプレーヤ、Ｍ
Ｄプレーヤ、テープデッキ等が１プッシュ毎に順次選択
され切り替わるスイッチである。また、エアコンスイッ
チ１２ｂはエアコンの操作電源のＯＮ・ＯＦＦを行うス
イッチである。
【００１７】一方、前記多機能操作スイッチ１４は、図
２に示すように、中央の支点軸１４ｂを中心に任意の方
向（例えば、９０°間隔の４方向や４５°間隔の８方
向）に揺動可能な揺動スイッチであり、操作ノブ１４ａ
の表面の周辺部の一点を指等で押下することによって、
操作ノブ１４ａを一方向に倒し、内部のスイッチ本体１
４ｃの接点を閉じるものである。なお、本実施形態の場
合は、前記多機能操作スイッチ１４は操作ノブ１４ａの
揺動動作によるスイッチ接点の開閉の他に、操作ノブ１
４ａ中央部の垂直押下によるスイッチ接点の開閉、及び
操作ノブ１４ａの回動による設定変更機能（ボリューム
調整や温度調整、地図の範囲指定等）を有している。
２に示すように、中央の支点軸１４ｂを中心に任意の方
向（例えば、９０°間隔の４方向や４５°間隔の８方
向）に揺動可能な揺動スイッチであり、操作ノブ１４ａ
の表面の周辺部の一点を指等で押下することによって、
操作ノブ１４ａを一方向に倒し、内部のスイッチ本体１
４ｃの接点を閉じるものである。なお、本実施形態の場
合は、前記多機能操作スイッチ１４は操作ノブ１４ａの
揺動動作によるスイッチ接点の開閉の他に、操作ノブ１
４ａ中央部の垂直押下によるスイッチ接点の開閉、及び
操作ノブ１４ａの回動による設定変更機能（ボリューム
調整や温度調整、地図の範囲指定等）を有している。
【００１８】さらに、図２に示すように、操作ノブ１４
ａとスイッチ本体１４ｃとの間には、パネル本体２０に
支持された液晶ディスプレイ１６が配置され、その上面
（操作ノブ１４ａ側）には、液晶ディスプレイ１６を保
護するクリアレンズ２２が配置されている。図１、図２
に示すように、前記液晶ディスプレイ１６はドーナツ形
状を呈し、前記操作ノブ１４ａの揺動方向毎の操作コマ
ンドの機能表示や回動方向の操作コマンドの機能表示、
さらに、垂直押下操作時の機能表示等を前記モードスイ
ッチ１２毎に行う。
ａとスイッチ本体１４ｃとの間には、パネル本体２０に
支持された液晶ディスプレイ１６が配置され、その上面
（操作ノブ１４ａ側）には、液晶ディスプレイ１６を保
護するクリアレンズ２２が配置されている。図１、図２
に示すように、前記液晶ディスプレイ１６はドーナツ形
状を呈し、前記操作ノブ１４ａの揺動方向毎の操作コマ
ンドの機能表示や回動方向の操作コマンドの機能表示、
さらに、垂直押下操作時の機能表示等を前記モードスイ
ッチ１２毎に行う。
【００１９】図３には、機能モード毎の液晶ディスプレ
イ１６の表示例を示している。図３（ａ）は、エアコン
スイッチ１２ｂを押下した場合の表示例である。この例
によれば、操作ノブ１４ａの上部または下部を押下する
ことによって行う揺動操作によって、ブロワモータの調
整、すなわち、エアコンの空気吹き出し量の調整を行っ
ている。操作ノブ１４ａ上部の操作により風量ＵＰ、下
部の操作により風量ＤＯＷＮを示している。また、操作
ノブ１４ａを左右に揺動操作することによって、空気吹
き出し口の選択を実行する。この空気吹き出し口は、操
作ノブ１４ａを左または右に揺動させる毎に例えば「FA
CE」、「BI-LEVEL」、「FOOT」、「FOOT/DEF」、「DE
F」が順次選択される。図３（ａ）の場合、「FACE」が
選択された状態であり、操作ノブ１４ａを右に１回揺動
させれば「BI-LEVEL」が選択され、その状態を示すマー
クが示される。同様に、「FACE」の状態から操作ノブ１
４ａを左に１回揺動させれば、「DEF」が選択されその
マークが液晶ディスプレイ１６の左右位置に表示され
る。このように、前記操作ノブ１４ａを揺動操作するこ
とによって選択される操作コマンドはモードスイッチ１
２が選択押下される毎に操作ノブ１４ａ上に示された矢
印の差し示す位置に表示される。
イ１６の表示例を示している。図３（ａ）は、エアコン
スイッチ１２ｂを押下した場合の表示例である。この例
によれば、操作ノブ１４ａの上部または下部を押下する
ことによって行う揺動操作によって、ブロワモータの調
整、すなわち、エアコンの空気吹き出し量の調整を行っ
ている。操作ノブ１４ａ上部の操作により風量ＵＰ、下
部の操作により風量ＤＯＷＮを示している。また、操作
ノブ１４ａを左右に揺動操作することによって、空気吹
き出し口の選択を実行する。この空気吹き出し口は、操
作ノブ１４ａを左または右に揺動させる毎に例えば「FA
CE」、「BI-LEVEL」、「FOOT」、「FOOT/DEF」、「DE
F」が順次選択される。図３（ａ）の場合、「FACE」が
選択された状態であり、操作ノブ１４ａを右に１回揺動
させれば「BI-LEVEL」が選択され、その状態を示すマー
クが示される。同様に、「FACE」の状態から操作ノブ１
４ａを左に１回揺動させれば、「DEF」が選択されその
マークが液晶ディスプレイ１６の左右位置に表示され
る。このように、前記操作ノブ１４ａを揺動操作するこ
とによって選択される操作コマンドはモードスイッチ１
２が選択押下される毎に操作ノブ１４ａ上に示された矢
印の差し示す位置に表示される。
【００２０】一方、操作ノブ１４ａを回動操作すること
によってエアコンの設定温度調整を行う。すなわち右に
回せば設定温度ＵＰ、左に回せば設定温度ＤＯＷＮを行
うことができる。さらに、操作ノブ１４ａを垂直押下操
作（図中紙面垂直方向）すれば、ブロワのオート制御を
行う。このオート制御は車両に取り付けられた各センサ
からの入力条件により風量多段階制御、ウォームアップ
制御、日射風量制御を行う。なお、回動操作及び垂直押
下操作の表示は、液晶ディスプレイ１６の任意の位置
（本実施形態では、上端部及び下端部）に、例えば『TE
MP』や『PUSH AUTO』のように表示される。
によってエアコンの設定温度調整を行う。すなわち右に
回せば設定温度ＵＰ、左に回せば設定温度ＤＯＷＮを行
うことができる。さらに、操作ノブ１４ａを垂直押下操
作（図中紙面垂直方向）すれば、ブロワのオート制御を
行う。このオート制御は車両に取り付けられた各センサ
からの入力条件により風量多段階制御、ウォームアップ
制御、日射風量制御を行う。なお、回動操作及び垂直押
下操作の表示は、液晶ディスプレイ１６の任意の位置
（本実施形態では、上端部及び下端部）に、例えば『TE
MP』や『PUSH AUTO』のように表示される。
【００２１】図３（ｂ）には、ＩＮＦスイッチ１２ａに
よってナビゲーション装置が選択された場合が示されて
いる。なお、ＩＮＦスイッチ１２ａにおける各電子機器
の選択は前述したように前記ＩＮＦスイッチ１２ａの押
下回数による選択でもよいし、ＩＮＦスイッチ１２ａの
押下によって、液晶ディスプレイ１６にＮＡＶＩ、Ｔ
Ｖ、ＦＭ多重放送、ＶＩＣＳ等を表示した後、操作ノブ
１４ａの揺動操作によって選択するようにしてもよい。
図３（ｂ）は、図示しないディスプレイに表示する地図
情報の表示エリア選択の操作を行う場合の操作コマンド
の表示例を示している。この場合、操作ノブ１４ａの回
動操作により地図の縮尺、すなわち広域表示の程度を選
択し、垂直押下操作でその縮尺の確定を行うことができ
る。なお、操作ノブ１４ａに示される矢印の方向に揺動
操作によって、表示された縮尺の地図を所望の方向にス
クロールすることができる。
よってナビゲーション装置が選択された場合が示されて
いる。なお、ＩＮＦスイッチ１２ａにおける各電子機器
の選択は前述したように前記ＩＮＦスイッチ１２ａの押
下回数による選択でもよいし、ＩＮＦスイッチ１２ａの
押下によって、液晶ディスプレイ１６にＮＡＶＩ、Ｔ
Ｖ、ＦＭ多重放送、ＶＩＣＳ等を表示した後、操作ノブ
１４ａの揺動操作によって選択するようにしてもよい。
図３（ｂ）は、図示しないディスプレイに表示する地図
情報の表示エリア選択の操作を行う場合の操作コマンド
の表示例を示している。この場合、操作ノブ１４ａの回
動操作により地図の縮尺、すなわち広域表示の程度を選
択し、垂直押下操作でその縮尺の確定を行うことができ
る。なお、操作ノブ１４ａに示される矢印の方向に揺動
操作によって、表示された縮尺の地図を所望の方向にス
クロールすることができる。
【００２２】図３（ｃ）には、ＡＵＤＩＯスイッチ１２
ｃによって、ＴＶが選択された場合のＴＶの操作を行う
操作コマンドが表示されている。ＴＶの選択の場合もＡ
ＵＤＩＯスイッチ１２ｃの複数回の押下操作によって選
択してもよいし、液晶ディスプレイ１６に各オーディオ
装置を表示して、操作ノブ１４ａの揺動操作によって選
択するようにしてもよい。図３（ｃ）の場合、操作ノブ
１４ａの上部押下による揺動操作によりチャンネルのＵ
Ｐ操作、下部押下による揺動操作によりＤＯＷＮ操作を
行うことができる。また、操作ノブ１４ａの回動操作に
よりボリューム調整を実行し、垂直押下操作でそれぞれ
の操作の確定を行う例が示されている。
ｃによって、ＴＶが選択された場合のＴＶの操作を行う
操作コマンドが表示されている。ＴＶの選択の場合もＡ
ＵＤＩＯスイッチ１２ｃの複数回の押下操作によって選
択してもよいし、液晶ディスプレイ１６に各オーディオ
装置を表示して、操作ノブ１４ａの揺動操作によって選
択するようにしてもよい。図３（ｃ）の場合、操作ノブ
１４ａの上部押下による揺動操作によりチャンネルのＵ
Ｐ操作、下部押下による揺動操作によりＤＯＷＮ操作を
行うことができる。また、操作ノブ１４ａの回動操作に
よりボリューム調整を実行し、垂直押下操作でそれぞれ
の操作の確定を行う例が示されている。
【００２３】前述した実施形態では、ドーナツ状の単一
の液晶ディスプレイを使用する例を説明したが、図４
（ａ）、図４（ｂ）に示すように複数の分割した液晶ユ
ニット１６ａでドーナツ形状を構成してもよい。液晶を
分割形状にすることによって、単体でドーナツ状の液晶
ディスプレイを構成する場合に比べて、液晶ディスプレ
イ１６を安価に作成することができると共に、中央部に
配置される多機能操作スイッチ１４の形状に応じた周辺
配置が可能なので、設計の自由度も向上する。
の液晶ディスプレイを使用する例を説明したが、図４
（ａ）、図４（ｂ）に示すように複数の分割した液晶ユ
ニット１６ａでドーナツ形状を構成してもよい。液晶を
分割形状にすることによって、単体でドーナツ状の液晶
ディスプレイを構成する場合に比べて、液晶ディスプレ
イ１６を安価に作成することができると共に、中央部に
配置される多機能操作スイッチ１４の形状に応じた周辺
配置が可能なので、設計の自由度も向上する。
【００２４】なお、本実施形態では、説明上特定の電子
機器の操作を多機能集約スイッチで行う例を説明した
が、操作対象の電子機器は任意であり、上述の実施形態
と同様な効果を得ることができる。また、説明に用いた
操作コマンドやその表示形態、操作ノブの周囲に表示す
る操作コマンドの数は一例であり操作コマンドの内容や
表示形態、表示数等も適宜選択され、同様の効果を得る
ことができる。
機器の操作を多機能集約スイッチで行う例を説明した
が、操作対象の電子機器は任意であり、上述の実施形態
と同様な効果を得ることができる。また、説明に用いた
操作コマンドやその表示形態、操作ノブの周囲に表示す
る操作コマンドの数は一例であり操作コマンドの内容や
表示形態、表示数等も適宜選択され、同様の効果を得る
ことができる。
【００２５】また、本実施形態では可変表示部として、
液晶ディスプレイを用いた例を説明したが、操作コマン
ドを順次切り換え表示できる表示手段であれば、同様な
効果を得ることができる。
液晶ディスプレイを用いた例を説明したが、操作コマン
ドを順次切り換え表示できる表示手段であれば、同様な
効果を得ることができる。
【００２６】さらに本実施形態では、多機能集約スイッ
チを車両に用いた例を説明したが、他の機械や家電製品
等に適用しても同様の効果を得ることができる。
チを車両に用いた例を説明したが、他の機械や家電製品
等に適用しても同様の効果を得ることができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、操作ノブの周囲に配置
された可変表示部に選択された操作対象の電子機器の操
作コマンドのみが表示されるので、大きな機能表示面積
を確保できると共に、操作ノブと機能表示部とが近接し
ているため良好な視認性を確保することができる。ま
た、機能表示部と操作ノブが非接触なので汚れ等による
操作性の低下を防止することができる。
された可変表示部に選択された操作対象の電子機器の操
作コマンドのみが表示されるので、大きな機能表示面積
を確保できると共に、操作ノブと機能表示部とが近接し
ているため良好な視認性を確保することができる。ま
た、機能表示部と操作ノブが非接触なので汚れ等による
操作性の低下を防止することができる。
【図１】 本発明の実施形態に係る多機能集約スイッチ
の正面図である。
の正面図である。
【図２】 本発明の実施形態に係る多機能集約スイッチ
の断面図である。
の断面図である。
【図３】 本発明の実施形態に係る多機能集約スイッチ
の液晶ディスプレイの表示例を説明する説明図である。
の液晶ディスプレイの表示例を説明する説明図である。
【図４】 本発明の実施形態に係る多機能集約スイッチ
の液晶ディスプレイの構成例を説明する説明図である。
の液晶ディスプレイの構成例を説明する説明図である。
１０ 多機能集約スイッチ、１２ モードスイッチ、１
４ 多機能操作スイッチ、１４ａ 操作ノブ、１４ｂ
支点軸、１６ 液晶ディスプレイ、１８ 主要操作スイ
ッチ群、２０ パネル本体。
４ 多機能操作スイッチ、１４ａ 操作ノブ、１４ｂ
支点軸、１６ 液晶ディスプレイ、１８ 主要操作スイ
ッチ群、２０ パネル本体。
Claims (3)
- 【請求項１】 機能モード切り替え操作により選択され
る機能モード内の複数の操作コマンドを選択実行する操
作ノブを含む多機能集約スイッチにおいて、 前記操作ノブは、その周囲に選択された機能モードに応
じた操作コマンドの機能表示を行う可変表示部を有する
ことを特徴とする多機能集約スイッチ。 - 【請求項２】 請求項１記載のスイッチにおいて、 前記可変表示部は、液晶ディスプレイで形成されること
を特徴とする多機能集約スイッチ。 - 【請求項３】 請求項２記載のスイッチにおいて、 前記液晶ディスプレイは、複数の分割液晶ユニットで形
成されていることを特徴とする多機能集約スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14428597A JPH10333764A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 多機能集約スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14428597A JPH10333764A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 多機能集約スイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10333764A true JPH10333764A (ja) | 1998-12-18 |
Family
ID=15358525
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14428597A Pending JPH10333764A (ja) | 1997-06-02 | 1997-06-02 | 多機能集約スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10333764A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001117524A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-27 | Sharp Corp | 電気及び電子機器 |
| JP2005324690A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Alps Electric Co Ltd | 空調設定装置 |
| US7038147B2 (en) | 2003-10-10 | 2006-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Input device and automobile vehicle using the same |
| JP2006199199A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Kojima Press Co Ltd | 車両用空調コントローラ |
| KR101094555B1 (ko) | 2004-09-03 | 2011-12-19 | 한라공조주식회사 | 차량 공조장치용 컨트롤러 |
| JP2011255853A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Denso Corp | 車両用操作入力システム |
-
1997
- 1997-06-02 JP JP14428597A patent/JPH10333764A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001117524A (ja) * | 1999-10-18 | 2001-04-27 | Sharp Corp | 電気及び電子機器 |
| US7038147B2 (en) | 2003-10-10 | 2006-05-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Input device and automobile vehicle using the same |
| JP2005324690A (ja) * | 2004-05-14 | 2005-11-24 | Alps Electric Co Ltd | 空調設定装置 |
| KR101094555B1 (ko) | 2004-09-03 | 2011-12-19 | 한라공조주식회사 | 차량 공조장치용 컨트롤러 |
| JP2006199199A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Kojima Press Co Ltd | 車両用空調コントローラ |
| JP2011255853A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Denso Corp | 車両用操作入力システム |
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