JPH10330639A - 有色顔料、その製造方法及びそれを用いた化粧料 - Google Patents

有色顔料、その製造方法及びそれを用いた化粧料

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JPH10330639A
JPH10330639A JP15614097A JP15614097A JPH10330639A JP H10330639 A JPH10330639 A JP H10330639A JP 15614097 A JP15614097 A JP 15614097A JP 15614097 A JP15614097 A JP 15614097A JP H10330639 A JPH10330639 A JP H10330639A
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barium sulfate
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Masao Oinuma
正夫 老沼
Masako Hashimoto
理子 橋本
Susumu Shimoyama
進 下山
Hiroko Noda
裕子 野田
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DEN MATERIAL KK
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    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラクトン型キサンテン系色素をキノイド型に
変換し彩度の高い鮮やかな色調を呈する状態で安定的に
固定化させた有色顔料、このものを効率よく製造する方
法及び該有色顔料を含有するメイクアップ化粧料を提供
する。 【解決手段】粉末状の含水ケイ酸塩鉱物又は硫酸バリウ
ムを、水溶性アルミニウム塩の存在下で、ラクトン型キ
サンテン系色素のアンモニウム塩またはアルカリ金属塩
を含む水溶液と接触させることにより、前記有色顔料を
製造する方法、及び化粧料の基本組成100重量部に対
し、この有色顔料0.01〜50重量部を配合して成る
メイクアップ化粧料である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な有色顔料、
その製造方法及びその有色顔料を含有する化粧料に関す
るものである。さらに詳しくいえば、本発明は、キサン
テン系色素を特定の担体に固着させて成る有色顔料、そ
れを製造する方法及びその有色顔料を含有するメイクア
ップ化粧料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、キサンテン系色素は、食品、医薬
品及び化粧品用の色素として知られている。そして、こ
のキサンテン系色素には「酸」⇔「アルカリ」による互
変異性体が存在する。すなわち、キサンテン系色素とし
て知られている赤色223号を例にとって具体的に示せ
ば、これは酸性領域では下記の構造式(A)で表される
ラクトン型の2,4,5,7−テトラブロム−3,6−
フルオランジオール、すなわち赤色223号(テトラブ
ロムフルオレセイン)と呼ばれる物質である。しかし、
この赤色223号は、アルカリ性領域ではキノイド型に
変化し、9−オルト−カルボキシフェニル−6−ヒドロ
キシ−2,4,5,7−テトラブロム−3−イソキサン
トンのジナトリウム塩、すなわち赤色230号の(1)
(エオシンYS)と呼ばれる物質に変わってしまう。ま
た、この逆にアルカリ性領域でキノイド型(B)の構造
を取っていた赤色230号の(1)は、酸性領域では、
ラクトン型(A)の赤色223号に変化する。
【化4】 そして、ラクトン型(A)の構造を持つときには水に不
溶性であるが、キノイド型(B)の構造に変わると、水
に可溶性となり鮮やかな赤の色調を有し、その色調はラ
クトン型とは異なるものとなる。このように、キサンテ
ン系色素は、pH領域によって色調が変化し安定しない
という性質を有することから、色調を安定化させること
は、これまで容易ではなかった。
【0003】一方、粉末状の含水ケイ酸塩鉱物(例え
ば、マイカ、タルク、カオリン等)又は硫酸バリウム
は、色材の希釈剤として色調整に使われ、また化粧料の
使用性(伸展性、付着性)を調整するために使われてい
る。しかし、この含水ケイ酸塩鉱物や硫酸バリウムにキ
サンテン系色素を彩度の高い鮮やかな色調を呈する状態
で安定的に固定化させてなる有色顔料は、これまで見出
されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情のもとで、キサンテン系色素を鮮やかに発色させた
状態で安定的に固定化させて成る有色顔料とし、このも
のを化粧料成分として用いるようにすることを目的とし
てなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、キサンテ
ン系色素を鮮やかな色調を呈する状態で安定的に固定化
させることについて鋭意研究を重ねた結果、ラクトン型
構造を持つキサンテン系色素を下記一般式(III )
【化5】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
るキノイド型構造のアンモニウム塩に変換させるか、ま
たは下記一般式(IV)
【化6】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
子であり、Yは水素原子又は塩素原子であり、Zはナト
リウム原子またはカリウム原子である)で表されるキノ
イド型構造のアルカリ金属塩に変換させ、これを水溶性
アルミニウム塩の存在下で特定の担体物質と接触させる
ことにより、キサンテン系色素はキノイド構造のまま該
担体物質に容易に固着し、鮮やかな色調を呈する状態で
安定化することを見出し、この知見に基づき本発明を完
成するに至った。
【0006】すなわち、本発明は、一般式(I)
【化7】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
るラクトン型キサンテン系色素を一般式(II)
【化8】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
るキノイド型キサンテン系色素とし、これを粉末状の含
水ケイ酸塩鉱物又は硫酸バリウムに固着させて成る有色
顔料及び化粧料の基本組成100重量部に対し、この有
色顔料0.01〜50重量部を配合したことを特徴とす
るメイクアップ化粧料を提供するものである。
【0007】また、本発明に従えば、前記有色顔料は、
粉末状の含水ケイ酸塩鉱物又は硫酸バリウムを、水溶性
アルミニウム塩の存在下、一般式(I)
【化9】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
るラクトン型キサンテン系色素のアンモニウム塩または
アルカリ金属塩を含む水溶液と接触させることにより製
造することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明においては、キサンテン系
色素を固着させる担体物質として、粉末状の含水ケイ酸
塩鉱物又は硫酸バリウムが用いられる。
【0009】ここで、粉末状の含水ケイ酸塩鉱物は、珪
素及びアルミニウムを主体としてマグネシウム、鉄、ア
ルカリ金属(Li,Na,K)などを含む粘度鉱物であ
り、例えば平均粒子径が3〜15μmの「タルク粉
末」、平均粒子径が0.3〜5μmの「カオリン粉
末」、平均粒子径が4〜6μmの「マイカ(別名:白雲
母)粉末」、合成マイカの粉末、平均粒子径が3〜7μ
mの「セリサイト(絹雲母)粉末」及びセリサイトを焼
成して粉砕した「焼成セリサイト(焼成絹雲母)粉末」
などが挙げられる。
【0010】そして、硫酸バリウムとしては、例えば天
然の重晶石を粉砕し、空気中または水中で比重の違いに
よって分離して得られる平均粒径4〜10μmの「ひ性
硫酸バリウム粉末」、または硫化バリウムの水溶液に硫
酸ナトリウムを作用させるか、もしくは塩化バリウムの
水溶液に硫酸を作用させることによって沈殿させた平均
粒径0.1〜15μmの「沈降性硫酸バリウム粉末」、
あるいは硫酸バリウムを沈降させる際に、板状結晶を形
成させるように沈降させた板状径5〜10μm、厚さ
0.1〜0.4μmの「板状硫酸バリウム粉末」,もし
くは結晶形を球状とした0.1μmの微細な「球状微粒
子硫酸バリウム粉末」などが挙げられる。
【0011】本発明においては、前記の粉末状担体物質
は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いて
もよい。
【0012】一方、本発明において用いる前記一般式
(I)で表されるラクトン型キサンテン系色素の代表的
なものとしては、3,6−フルオランジオール[黄色2
01号/フルオレセイン]、4,5−ジブロム−3,6
−フルオランジオール[だいだい色201号/ジブロム
フルオレセイン]、4,5−ジヨード−3,6−フルオ
ランジオール[だいだい色206号/ジヨードフルオレ
セイン]、2,4,5,7−テトラブロム−3,6−フ
ルオランジオール[赤色223号/テトラブロムフルオ
レセイン]、2,4,5,7−テトクロル−3,6−フ
ルオランジオール[赤色216号/テトラクロルフルオ
レセイン]、2,4,5,7−テトラブロム−12,1
3,14,15−テトラクロル−3,6−フルオランジ
オール[赤色218号/テトラクロルテトラブロムフル
オレセイン]などが挙げられる。
【0013】本発明においては、これらのラクトン型構
造を持つキサンテン系色素は1種用いてもよいし、所望
する色調の有色顔料を得るために2種以上を組み合わせ
て用いてもよい。
【0014】また、これらのラクトン型キサンテン系色
素は、アンモニア水溶液で処理することによって、前記
一般式(III )で表されるキノイド型構造のキサンテン
系色素に変換され、またアルカリ金属の炭酸塩もしくは
炭酸水素塩の水溶液で処理することによって、前記一般
式(IV)で表されるキノイド型構造のキサンテン系色素
に変換される。
【0015】ここで、ラクトン型キサンテン系色素をキ
ノイド型構造に変換させるために用いるアンモニア水と
しては、通常市販されている濃アンモニア水(28%)
などが挙げられ、またアルカリ金属の炭酸塩および炭酸
水素塩としては、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸
水素ナトリウム、炭酸水素カリウムなどが挙げられる。
【0016】この際、強アルカリ性を示す水酸化ナトリ
ウムや水酸化カリウムなどのアルカリ金属の水酸化物を
用いると一般式(V)
【化10】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
子であり、Yは水素原子又は塩素原子であり、Mはアル
カリ金属である)で表されるキサンテン系色素のジアル
カリ金属塩が生じてしまうことが予測され、フルオレセ
イン骨格の3位の置換基をヒドロキシル基(−OH)の
まま前記粉末状担体物質に固定化することができないの
で好ましくない。
【0017】本発明の有色顔料は、前記の粉末状担体物
質に前記一般式(II)で表されるキノイド型キサンテン
系色素を固定化させたもであり、本発明に従えば、前記
一般式(I)で表されるラクトン型キサンテン系色素を
アンモニア水溶液で処理することによって前記一般式
(III )で表されるキノイド型のアンモニウム塩とする
か、またはアルカリ金属の炭酸塩および炭酸水素塩の水
溶液で処理することによって、前記一般式(IV)で表さ
れるキノイド型のアルカリ金属塩(カルボキシル金属
塩:−COO- + )とし、これを含む水溶液と前記粉
末状担体物質を水溶性アルミニウム塩の存在下で接触さ
せることにより所望の有色顔料を効率よく製造すること
ができる。
【0018】この際、キサンテン系色素は、前記一般式
(I)で表されるラクトン型のままでは該粉末状担体物
質に固定化することは出来ない。また、水溶性アルミニ
ウム塩を用いないで、単に該粉末状担体物質とキノイド
型に変換させたキサンテン色素を接触させても、該粉末
状担体物質に固定化しない。ラクトン型キサンテン系色
素をアンモニア水溶液またはアルカリ金属の炭酸塩もし
くは炭酸水素塩の水溶液で処理し、さらに水溶性アルミ
ニウム塩の存在下で接触させることによって、キサンテ
ン系色素はキノイド型構造のまま安定化し、該粉末状担
体物質の表面に固着し固定化される。
【0019】キサンテン系色素がキノイド型構造のまま
安定化し、該粉末状担体物質の表面に固着し固定化する
現象は、先ずラクトン型キサンテン系色素がアンモニア
水溶液またはアルカリ金属の炭酸塩もしくは炭酸水素塩
の水溶液で処理されることによって前記一般式(III )
または前記一般式(IV)で表されるキノイド型構造とな
り、そして、ここに水溶性アルミニウム塩由来のアルミ
ニウムイオンが存在することによって、一般式(III )
で表される分子構造中のアンモニウムイオン(N
4 + )が、あるいは一般式(IV)で表される分子構造
中のアルカリ金属イオン(Z+ )がアルミニウムイオン
と置換し、同時にこのアルミニウムイオンをかいしてキ
ノイド型構造となったキサンテン系色素と該粉末状担体
物質が吸着することによって引き起こされるものと推定
される。
【0020】本発明において用いられる水溶性アルミニ
ウム塩としては、例えば硫酸アルミニウム、塩化アルミ
ニウム、酢酸アルミニウム、硫酸アルミニウムカリウ
ム、硫酸アルミニウムナトリウム、硫酸アルミニウムア
ンモニウム、などが挙げられる。これらの水溶性アルミ
ニウム塩は、単独で用いてもよいし、2種以上を組み合
わせて用いてもよい。
【0021】該粉末状担体物質にキサンテン系色素をキ
ノイド型構造のまま安定化させて固着させる具体的な方
法としては、先ずアンモニア水溶液またはアルカリ金属
の炭酸塩もしくは炭酸水素塩の水溶液に一般式(I)で
表されるラクトン型キサンテン系色素を加えて溶解す
る。そして、この色素溶液に、かき混ぜながら粉末状担
体物質を分散させたのち、水溶性アルミニウム塩を添加
する方法などを用いることができる。
【0022】ここで、ラクトン型キサンテン系色素を溶
解するために用いるアンモニア水溶液またはアルカリ金
属の炭酸塩もしくは炭酸水素塩の水溶液の濃度は0.0
1〜5.0%(W/V%)が好ましく、その使用量はラ
クトン型キサンテン系色素1モル量に対し(アンモニア
水の場合はNH3 として)1.0〜10.0倍モル量、
好ましくは2.0〜7.0倍モル量を用いる。
【0023】またラクトン型キサンテン系色素の使用量
は、粉末状担体物質に対して0.1〜15重量%、好ま
しくは1〜10重量%が適量である。そして、色素溶液
中のキサンテン系色素の濃度は、0.05〜1.00%
(W/V%)、好ましくは0.1〜0.5%(W/V
%)程度である。
【0024】次に、水溶性アルミニウム塩の使用量は、
1モル当たり1個のアルミニウム原子を持つ水溶性アル
ミニウム塩の場合:ラクトン型キサンテン系色素1モル
量に対して1.0〜1.5モル量が適量であある。ま
た、1モル当たり2個のアルミニウム原子を持つ水溶性
アルミニウム塩の場合:ラクトン型キサンテン系色素1
モル量に対して0.5〜0.7モル量が適量である。そ
して、この水溶性アルミニウム塩は、そのまま徐々に添
加してもよいが、水溶液の形で添加するのが好ましい。
これを水溶液として用いる場合には、0.1〜5.0%
(W/V%)程度の濃度に調製して用いる。
【0025】固着処理は、室温〜70℃程度の温度で3
0分ないし3時間程度行えばよい。また、固着処理中の
色素溶液のpHは4.0〜7.0の範囲に保つことが好
ましく、色素溶液のpHをこの範囲に調整するために、
酸性物質として前記水溶性アルミニウム塩を、あるいは
アルカリ性物質として前記アンモニア水溶液またはアル
カリ金属の炭酸塩もしくは炭酸水素塩の水溶液を適宜添
加してもよい。
【0026】このようにして、粉末状の含水ケイ酸塩鉱
物や硫酸バリウムの担体物質に、キノイド型キサンテン
系色素が鮮やかな色調を呈する状態で、該担体物質に容
易に固着され安定化する。固着終了後、色素が固着し固
定化した担体を、ろ過や遠心分離などの公知の手段で取
り出し、乾燥したのち、必要ならば粉砕(解砕)処理す
ることにより、所望の微粉末状有色顔料が得られる。
【0027】前記ラクトン型キサンテン系色素及びこれ
をキノイド型に変換させた色素は、食品や医薬品及び化
粧品等の着色料などにも使用されており、また前記粉末
状担体物質も、それぞれ安全性が高く、特に、該担体物
質にキノイド型キサンテン系色素を固着させた本発明の
有色顔料は、濃色であり(マンセル値で明度Vが7以
下)、かつ鮮やか(マンセル値で彩度Cが10以上)
で、さらにその色調は安定しており、化粧料の着色料と
して極めて好適に用いることができる。
【0028】本発明のメイクアップ化粧料は、前記有色
顔料を着色剤として配合したものであり、その配合量
は、化粧料の基本組成100重量部に対し、0.01〜
50重量部の範囲で選ばれる。この有色顔料の最適な配
合量は、化粧料の種類に応じて、前記範囲で選ばれる。
【0029】本発明のメイクアップ化粧料における基本
組成としては、特に制限はなく、従来各種メイクアップ
化粧料、例えばアイシャドウ、ほほ紅、ファンデーショ
ン、口紅、美爪料などに慣用されている基本組成を挙げ
ることができる。また、本発明のメイクアップ化粧料に
は、必要に応じ、無機顔料や有機顔料などの他の着色剤
を適宜配合してもよい。また、本発明のメイクアップ化
粧料の調製方法については特に制限はなく、従来メイク
アップ化粧料の調製に慣用されている方法を用いること
ができる。
【0030】
【発明の効果】本発明の有色顔料は、特定の粉末状担体
物質に、キサンテン系色素を鮮やかな色調を呈する状態
で安定化させ固着させたものであって、その色濃度はマ
ンセル値の明度Vで示せば7以下であり、かつその鮮や
かさはマンセル値の彩度Cで示せば10以上であり、さ
らにその色調は安定していることから、化粧料の着色料
として極めて好適に用いることができ、そして皮膚への
伸展性に優れ、特に透明感のある鮮やかな色調を表現す
ることができる。また、本発明のメイクアップ化粧料は
前記有色顔料を含有するものであって、肌への付着性
と、のびやなじみなどの良好な使用感を持つものであ
り、例えばアイシャドウ、ほほ紅、ファンデーション、
口紅、美爪料などとして好適に用いられる。
【0031】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によって限定されるもの
ではない。なお、得られた顔料の物性は次のようにして
求めた。 (1)外観 目視観察による。 (2)色相H、明度V、彩度C 積分球を用いた分光光度計[日本分光工業(株)製、分
光光度計「Ubest50」]によって、380〜78
0nmの波長領域で反射スペクトルを測定し、測定され
たスペクトルから色彩計算プログラム[日本分光工業
(株)製、TSV−433型色彩計算プログラム]を用
いて、C光源(青空を含む昼光)を標準光源とし、国際
照明委員会(CIE)の定めた2度視野に基づく表色系
に従ったマンセル値を求めた。なお、マンセル値の色相
(H)表示は、「赤」の色相領域を「R」、「紫」の色
相領域を「P」、「青」の色相領域を「B」、そして
「黄」の色相領域を「Y」で表す。
【0032】実施例1 精製水800mlに0.5%アンモニア水溶液80ml
を加え混合し、これに3,6−フルオランジオール[黄
色201号/フルオレセイン]2gを溶解し、室温で撹
拌しながら硫酸バリウム粉末[堺化学工業(株)製:板
状硫酸バリウム「板状硫酸バリウムH」、純度98%、
粒径5〜10μm×0.2μm、メジアン径7.416
μm]20gを投入し分散させ、撹拌を続けながら1%
(W/V%)硫酸アルミニウムカリウム・12水和物の
水溶液342mlを1時間かけて滴下し、さらに室温で
2時間かき混ぜた。このときの色素溶液のpHは6であ
った。その後、黄色化した硫酸バリウム粉末をろ別し、
55℃で乾燥し、乳鉢で粉砕して黄色の外観を有する微
粉末状の顔料21.6gを得た。ろ液は微黄色透明であ
り、pHは6であった。また、55℃で乾燥したにもか
かわらず、固着されたキサンテン系色素は退色せず鮮や
かな黄色を呈しており、得られた顔料は耐熱性に優れて
いることが確認された。このようにして得られた黄色顔
料の分光反射スペクトルを図1に示す。また、このスペ
クトルから求められた色相Hは6.3YR(赤味の黄
色)、明度Vは7.3、彩度Cは10.2であり、彩度
の高い鮮やかな色調を持つ黄色顔料であることが確認さ
れた。
【0033】実施例2 精製水800mlに0.5%アンモニア水溶液60ml
を加え混合し、これに4,5−ジブロム−3,6−フル
オランジオール[だいだい色201号/ジブロムフルオ
レセイン]2gを溶解し、この色素溶液の温度を50℃
に昇温し、撹拌しながら硫酸バリウム粉末[堺化学工業
(株)製:板状硫酸バリウム「板状硫酸バリウムH」、
純度98%、粒径5〜10μm×0.2μm、メジアン
径7.416μm]20gを投入し分散させ、撹拌を続
けながら1%(W/V%)硫酸アルミニウムカリウム・
12水和物の水溶液271mlを1時間かけて滴下し、
さらに50℃で2時間かき混ぜた。このときの色素溶液
のpHは5であった。その後、橙色化した硫酸バリウム
粉末をろ別し、55℃で乾燥し、乳鉢で粉砕して橙色の
外観を有する微粉末状の顔料21.7gを得た。ろ液は
微黄色透明であり、pHは5であった。また、55℃で
乾燥したにもかかわらず、固着されたキサンテン系色素
は退色せず鮮やかな橙色を呈しており、得られた顔料は
耐熱性に優れていることが確認された。このようにして
得られた橙色顔料の分光反射スペクトルを図2に示す。
また、このスペクトルから求められた色相Hは4.3Y
R(橙色)、明度Vは7.3、彩度Cは10.3であ
り、彩度の高い鮮やかな色調を持つ橙色顔料であること
が確認された。
【0034】実施例3 実施例2における4,5−ジブロム−3,6−フルオラ
ンジオール[だいだい色201号/ジブロムフルオレセ
イン]2gの代わりに、2,4,5,7−テトラブロム
−3,6−フルオランジオール[赤色223号/テトラ
ブロムフルオレセイン]2gを用い、さらに1%(W/
V%)硫酸アルミニウムカリウム・12水和物の水溶液
は、204ml用いた以外は全く実施例2と同様にし
て、赤色の外観を有する微粉末状の顔料21.5gを得
た。このときの色素溶液のpHは5であり、ろ液は微赤
色透明で、そのpHも5であった。このようにして得ら
れた赤色顔料の分光反射スペクトルを図3に示す。ま
た、このスペクトルから求められた色相Hは5.3R
(赤色)、明度Vは5.4、彩度Cは11.5であり、
彩度の高い鮮やかな色調を持つ赤色顔料であることが確
認された。
【0035】実施例4 実施例2における4,5−ジブロム−3,6−フルオラ
ンジオール[だいだい色201号/ジブロムフルオレセ
イン]2gの代わりに、2,4,5,7−テトラブロム
−12,13,14,15−テトラクロル−3,6−フ
ルオランジオール[赤色218号/テトラクロル−テト
ラブロムフルオレセイン]2gを用い、さらに1%(W
/V%)硫酸アルミニウムカリウム・12水和物の水溶
液は、169ml用いた以外は全く実施例2と同様にし
て、赤色の外観を有する微粉末状の顔料21.4gを得
た。このときの色素溶液のpHは5であっり、ろ液は微
赤色透明で、そのpHも5であった。このようにして得
られた赤色顔料の分光反射スペクトルを図4に示す。ま
た、このスペクトルから求められた色相Hは9.0RP
(紫味の赤色)、明度Vは5.7、彩度Cは12.0で
あり、彩度の高い鮮やかな色調を持つ赤色顔料であるこ
とが確認された。
【0036】実施例5 実施例2における4,5−ジブロム−3,6−フルオラ
ンジオール[だいだい色201号/ジブロムフルオレセ
イン]2gの代わりに、2,4,5,7−テトラブロム
−3,6−フルオランジオール[赤色223号/テトラ
ブロムフルオレセイン]2gを用い、また硫酸バリウム
粉末20gの代わりに、マイカ粉末[東色ピグメント
(株):「マイカM」平均粒子径20μm]20gを用
い、さらに1%(W/V%)硫酸アルミニウムカリウム
・12水和物の水溶液は、204ml用いた以外は全く
実施例2と同様にして、赤色の外観を有する微粉末状の
顔料21.6gを得た。このときの色素溶液のpHは5
であり、ろ液は微赤色透明で、そのpHも5であった。
このようにして得られた赤色顔料の分光反射スペクトル
を図5に示す。また、このスペクトルから求められた色
相Hは4.1R(赤色)、明度Vは5.7、彩度Cは1
0.4であり、彩度の高い鮮やかな色調を持つ赤色顔料
であることが確認された。
【0037】実施例6 実施例2における0.5%アンモニア水溶液60mlの
代わりに、2%炭酸ナトリウム水溶液120mlを用
い、さらに1%(W/V%)硫酸アルミニウムカリウム
・12水和物の水溶液は、270ml用いた以外は全く
実施例2と同様にして、橙色の外観を有する微粉末状の
顔料21.1gを得た。このときの色素溶液のpHは6
であり、ろ液は微黄色透明で、そのpHも6であった。
このようにして得られた橙色顔料の分光反射スペクトル
を図6に示す。また、このスペクトルから求められた色
相Hは9.5R(マンセル色相環上では「赤R」に近接
した橙色)、明度Vは6.3、彩度Cは11.7であ
り、彩度の高い鮮やかな色調を持つ橙色顔料であること
が確認された。
【0038】実施例7 実施例2における0.5%アンモニア水溶液60mlの
代わりに、1%炭酸水素ナトリウム水溶液100mlを
用い、さらに1%(W/V%)硫酸アルミニウムカリウ
ム・12水和物の水溶液は、270ml用いた以外は全
く実施例2と同様にして、橙色の外観を有する微粉末状
の顔料21.3gを得た。このときの色素溶液のpHは
6であり、ろ液は微黄色透明で、そのpHも6であっ
た。このようにして得られた橙色顔料の分光反射スペク
トルを図7に示す。また、このスペクトルから求められ
た色相Hは0.2YR(マンセル色相環上では「赤R」
に近接した橙色)、明度Vは6.4、彩度Cは11.3
であり、彩度の高い鮮やかな色調を持つ橙色顔料である
ことが確認された。
【0039】〔色素溶出試験〕本発明によって得られた
有色顔料の色素溶出試験を行った。先ず、上記各実施例
において得られた有色顔料0.5gを試験管に取り、1
0mlの精製水をそれぞれ加え、50℃に調整した恒温
振とう水槽中で1時間振とうした後、放置し、上澄み液
の着色状態を目視により観察し、色素の溶出性を確認し
た。この結果、上記各実施例によって得られた有色顔料
から色素溶出は認められなかった。
【0040】〔比較例〕キサンテン系色素を従来の用法
に従って白色粉体に混合分散させて調製した有色粉体と
本発明によって得られた有色顔料の色彩を比較評価し
た。
【0041】比較例1 実施例において用いたものと同様の硫酸バリウム粉末2
0gに、2,4,5,7−テトラブロム−3,6−フル
オランジオール[赤色223号/テトラブロムフルオレ
セイン]2gを加えて混合し、赤色の粉体を得た。この
赤色粉体の分光反射スペクトルを図8に示す。また、こ
のスペクトルから求められた色相Hは6.5R(赤
色)、明度Vは7.4、彩度Cは7.9であった。
【0042】この比較例1で得られた赤色粉体に対し
て、同様のキサンテン系色素をキノイド型に変換させて
硫酸バリウム粉末に固着して成る本発明の有色顔料は、
前記実施例3で得られたものであり、それは図3の分光
反射スペクトルを示し、このスペクトルから求められた
マンセル値は、色相H:5.3R(赤色)、明度V:
5.4、彩度C:11.5であって、この比較例1の赤
色粉体に比べて、本発明による赤色顔料は、明らかに彩
度が高く鮮やかな色調を持っていることが確認された。
【0043】比較例2 実施例において用いたものと同様の硫酸バリウム粉末2
0gに、2,4,5,7−テトラブロム−12,13,
14,15−テトラクロル−3,6−フルオランジオー
ル[赤色218号/テトラクロル−テトラブロムフルオ
レセイン]2gを加えて混合し、赤色の粉体を得た。こ
の赤色粉体の分光反射スペクトルを図9に示す。また、
このスペクトルから求められた色相Hは9.7RP(紫
味の赤色)、明度Vは8.2、彩度Cは4.1であっ
た。
【0044】この比較例2で得られた赤色粉体に対し
て、同様のキサンテン系色素をキノイド型に変換させて
硫酸バリウム粉末に固着して成る本発明の有色顔料は、
前記実施例4で得られたものであり、それは図4の分光
反射スペクトルを示し、このスペクトルから求められた
マンセル値は、色相H:9.0RP(紫味の赤色)、明
度V:5.7、彩度C:12.0であって、この比較例
2の赤色粉体に比べて、本発明による赤色顔料は、明ら
かに明度が深く、はるかに彩度が高い鮮やかな色調を持
っていることが確認された。
【0045】 〔化粧料の製造〕 実施例8 口紅の製造 (A)成分 実施例3の有色顔料 20重量部 ヒマシ油 25重量部 (B)成分 キャンデリラロウ 9重量部 固形パラフィン 8重量部 ミツロウ 5重量部 カルナウバロウ 5重量部 ラノリン 11重量部 イソプロピルミリステート 10重量部 前記(A)成分を三本ローラーで混練りし、これを
(B)成分の溶解混合物中に添加して再度三本ローラー
で混練りしたのち、再溶解して金型に流し込み、冷却し
て口紅を得た。本発明の有色顔料は分散性も良好で、得
られた口紅の色調、付着性、伸び、触感は極めて良好で
あった。
【0046】 実施例9 口紅の製造 (A)成分 実施例4の有色顔料 20重量部 ヒマシ油 25重量部 (B)成分 キャンデリラロウ 9重量部 固形パラフィン 8重量部 ミツロウ 5重量部 カルナウバロウ 5重量部 ラノリン 11重量部 イソプロピルミリステート 10重量部 前記(A)成分を三本ローラーで混練りし、これを
(B)成分の溶解混合物中に添加して再度三本ローラー
で混練りしたのち、再溶解して金型に流し込み、冷却し
て口紅を得た。本発明の有色顔料は分散性も良好で、得
られた口紅の色調、付着性、伸び、触感は極めて良好で
あった。
【0047】 実施例10 ほほ紅の製造 (A)成分 実施例5の有色顔料 7重量部 タルク 75重量部 カオリン 10重量部 ミリスチン酸亜鉛 5重量部 (B)成分 流動パラフィン 3重量部 前記(A)成分をブレンダーでよくかき混ぜて混合し、
そこに(B)成分を噴霧し、さらにブレンダーでかき混
ぜて混合し、粉砕機で処理したのち、金型に打型してほ
ほ紅を得た。得られたほほ紅の色調、付着性、伸び、触
感及び耐水性(耐汗性)は極めて良好であった。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1で得られた黄色顔料の分光反射スペク
トル図。
【図2】実施例2で得られた橙色顔料の分光反射スペク
トル図。
【図3】実施例3で得られた赤色顔料の分光反射スペク
トル図。
【図4】実施例4で得られた赤色顔料の分光反射スペク
トル図。
【図5】実施例5で得られた赤色顔料の分光反射スペク
トル図。
【図6】実施例6で得られた橙色粉体の分光反射スペク
トル図。
【図7】実施例7で得られた橙色粉体の分光反射スペク
トル図。
【図8】比較例1で得られた赤色粉体の分光反射スペク
トル図。
【図9】比較例2で得られた赤色粉体の分光反射スペク
トル図。
フロントページの続き (72)発明者 野田 裕子 神奈川県厚木市上荻野5396番地2 デン マテリアル株式会社色材科学研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
    子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
    るラクトン型キサンテン系色素を一般式(II) 【化2】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
    子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
    るキノイド型キサンテン系色素とし、これを粉末状の含
    水ケイ酸塩鉱物又は硫酸バリウムに固着させて成る有色
    顔料。
  2. 【請求項2】粉末状の含水ケイ酸塩鉱物又は硫酸バリウ
    ムを、水溶性アルミニウム塩の存在下、一般式(I) 【化3】 (式中のXは水素原子、臭素原子、沃素原子又は塩素原
    子であり、Yは水素原子又は塩素原子である)で表され
    るラクトン型キサンテン系色素のアンモニウム塩または
    アルカリ金属塩を含む水溶液と接触させることを特徴と
    する有色顔料の製造方法。
  3. 【請求項3】化粧料の基本組成100重量部に対し、請
    求項1記載の有色顔料0.01〜50重量部を配合した
    ことを特徴とするメイクアップ化粧料。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009501754A (ja) * 2005-07-18 2009-01-22 ザッハトレーベン ヒェミー ゲゼルシヤフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 硫酸バリウムを含有する調剤
JP5801503B1 (ja) * 2015-01-21 2015-10-28 株式会社 資生堂 メーキャップ化粧料
WO2018088565A1 (ja) * 2016-11-14 2018-05-17 株式会社コーセー 油性メーキャップ化粧料

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