JPH10326975A - 制御ボックス - Google Patents
制御ボックスInfo
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- JPH10326975A JPH10326975A JP9135025A JP13502597A JPH10326975A JP H10326975 A JPH10326975 A JP H10326975A JP 9135025 A JP9135025 A JP 9135025A JP 13502597 A JP13502597 A JP 13502597A JP H10326975 A JPH10326975 A JP H10326975A
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- cover
- base
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Abstract
にする。 【解決手段】 蓋(1)とベース(2)の間の制御ボッ
クス本体(3)に基板ブロック(4)が縦列配備され、
基板ブロックの放熱板上端から基板ブロックに設けられ
た電子部品側に向けて覆い部が蓋と略平行に設けられ、
蓋とベースの各々に、スリット(10,11)が、互い
に対向しない位置に形成されている。
Description
関するものである。さらに詳しくは、この発明は、耐塵
埃性を確保しながら良好な放熱性を可能にした制御ボッ
クスに関するものである。
回路部を納めた制御ボックスが設けられている。この制
御ボックスは、従来では、設置環境に対して耐塵埃性を
確保するように、極力開口部を設けずに、密閉した構造
が採用されていた。
機能製品の消費電力量は増大する傾向にあり、パワーロ
スに起因する発熱をその密閉構造が妨げるようになって
きている。これを軽減するために、発熱素子を放熱板に
取り付け、素子放熱を行うようにしてもいるが、やはり
制御ボックスの内部に外気を導入し、ボックス内の熱気
を外部に放出することが一番有効な発熱対策である。だ
が、この場合、制御ボックスの耐塵埃性との両立が必要
とされる。
されたものであり、従来の制御ボックスの欠点を解消
し、耐塵埃性を確保しながら良好な放熱性を可能にした
制御ボックスを提供することを目的としている。
を解決するものとして、蓋とベースの間の制御ボックス
本体に基板ブロックが縦列配備され、基板ブロックの放
熱板上端から基板ブロックに設けられた電子部品側に向
けて覆い部が蓋と略平行に設けられ、蓋とベースの各々
に、スリットが、互いに対向しない位置に形成されてい
ることを特徴とする制御ボックスを提供する。
御ボックスについてさらに詳しく説明する。図1は、こ
の発明の制御ボックスの第1の実施形態を概略的に示し
た分解斜視図である。また、図2は、その断面図であ
る。たとこえばこの図1及び図2に示したように、この
発明の制御ボックスでは、蓋(1)とベース(2)の間
の制御ボックス本体(3)に基板ブロック(4)が縦列
配備されている。基板ブロック(4)には、電子部品
(5)が基板(6)に実装され、この基板(6)と放熱
板(7)がスペーサー(8)を介して連結している。放
熱板(7)の上端からは、電子部品(8)側に向けて覆
い部(9)が蓋(1)と略平行に設けられている。この
覆い部(9)は、放熱板(7)と一体とすることがで
き、放熱板(7)の折曲げにより容易に形成することが
できる。また、蓋(1)とベース(2)の各々には、ス
リット(10,11)が、互いに対向しない位置に形成
されている。
ベース(2)にそれぞれ形成されたスリット(10,1
1)により、制御ボックス本体(3)に外気と連通する
放熱路が形成されている。このため、外気をベース
(2)のスリット(11)から制御ボックス本体(3)
に導入することができ、本体(3)で発生した熱気を蓋
(1)のスリット(10)から外気へと放出することが
できる。しかも、スリット(10,11)は、対向せ
ず、互いにずれた位置に配置されているため、制御ボッ
クス本体(3)の内部に熱の偏りが発生することなく、
均一な放熱が可能となっている。
ブロック(4)の頂部に覆い部(9)が設けられている
ため、蓋(1)に形成されたスリット(10)を通じて
侵入するおそれのある塵埃は、この覆い部(9)に一旦
当たり、基板ブロック(4)の電子部品(5)に直接降
りかかることはない。しかも覆い部(9)は、放熱板
(7)と基板(6)とにより基板(6)のハンダ部を囲
んでおり、ハンダ部には塵埃が侵入しにくくなってい
る。蓋(1)に形成するスリット(10)は、図2に例
示したように、基板ブロック(4)の覆い部(9)の直
上に配置するのがより好ましく、塵埃の制御ボックス本
体(3)内部への侵入防止に効果的である。
耐塵埃性を十分に確保しながらも、良好な放熱性を可能
としている。図3は、この発明の制御ボックスの第2の
実施形態を示した平面図である。この図3に示した実施
形態では、第1の実施形態を踏襲しつつ、さらに、発熱
素子(12)を放熱板(7)を直接取り付け、この放熱
板(7)で制御ボックス本体(3)の外郭の一部を形成
するようにしている。発熱素子(12)は、この放熱板
(7)に、たとえば裏面よりネジ止め等によって取付け
可能であり、放熱グリスを塗布することができる。
(7)に取り付けることで放熱性が向上し、しかも放熱
板(7)で制御ボックス(3)の一部外郭を形成するこ
とにより、放熱板(7)が外気に露出し、放熱性がより
向上する。この場合、放熱板(7)と制御ボックス本体
(3)のフレーム(13)との間には絶縁材(14)を
介在させると、不要輻射ノイズ対策が簡便となる。不要
輻射ノイズ対策には、1次側のアースをアース電位にお
かれる本体フレーム(13)で取るのが一般に有効とさ
れているが、1次及び2次両方の発熱素子が同一の放熱
板(7)に装着される場合には、制御ボックスに設けら
れるフィルタ回路の効果が減少する傾向にある。放熱板
(7)と本体フレーム(13)との間に絶縁材(14)
を介在させると、アース絶縁性が確保され、フィルタ回
路の効果が維持し、1次及び2次両方の発熱素子を同一
の放熱板(7)に装着することが可能となる。
側端にフランジ部(15)を備え、このフランジ部(1
5)を介して制御ボックス本体(3)のフレーム(1
3)に接合することができる。この接合には、たとえ
ば、ボルト、ナット等の適宜な固着具(16)を用いる
ことができ、放熱板(7)をフレーム(13)に対して
取外し自在とすることができる。こうすることで、基板
ブロック(4)がユニット化される。メンテナンス等が
容易となり、たとえば、基板ブロック(4)の交換をユ
ニット毎に行うことができ、簡便となる。
4に示したように、制御ボックス(17)には、一般
に、感電防止用の絶縁トランス(18)が設けられ、電
源回路に組み込まれている。この絶縁トランス(18)
は、重量が重く、制御ボックス(17)を天井や壁など
に設置するのに様々な不都合が生じている。制御ボック
ス(17)の設置を可能とするには、天井や壁などに強
度を持たせる必要があるが、これは単に構造上の問題だ
けでなく、制御ボックス設置のための工期調整、工事業
者間の申し合わせ等の施工面にも支障を来している。
イッチング電源(19)を絶縁トランス(18)の一次
側に設け、このスイッチング電源(19)で一次入力を
高速でスイッチングして絶縁トランス(18)の効率を
向上させることができる。絶縁トランス(18)の効率
は、通常50〜60%であるが、スイッチング電源(1
9)により80〜90%にまで高められる。このため、
絶縁トランス(18)のサイズの縮小が可能となり、軽
量化を実現することができる。その結果、制御ボックス
(17)の軽量化も図られ、たとえば図5に示したよう
な制御ボックス(18)の浴室天井への設置も容易とな
る。制御ボックス(18)を支持する天井(20)の構
造設計も容易となり、施工面に反映することになるから
である。
って限定されるものではない。制御ボックスの回路構成
等の細部については様々な態様が可能であることは言う
までもない。
って、耐塵埃性を確保しながらも、良好な放熱性を可能
にした制御ボックスが提供される。
略的に示した分解斜視図である。
した平面図である。
ック図である。
した斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 蓋とベースの間の制御ボックス本体に基
板ブロックが縦列配備され、基板ブロックの放熱板上端
から基板ブロックに設けられた電子部品側に向けて覆い
部が蓋と略平行に設けられ、蓋とベースの各々に、スリ
ットが、互いに対向しない位置に形成されていることを
特徴とする制御ボックス。 - 【請求項2】 覆い部は、放熱板と一体であり、放熱板
の折曲げにより形成されている請求項1記載の制御ボッ
クス。 - 【請求項3】 放熱板に発熱素子が取り付けられ、放熱
板が、制御ボックス本体の一部外郭を形成している請求
項1又は2記載の制御ボックス。 - 【請求項4】 放熱板と本体フレームの間に絶縁材が介
在している請求項3記載の制御ボックス。 - 【請求項5】 放熱板は、本体フレームに取外し自在に
接合している請求項3又は4記載の制御ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13502597A JP3736036B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 制御ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13502597A JP3736036B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 制御ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10326975A true JPH10326975A (ja) | 1998-12-08 |
JP3736036B2 JP3736036B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=15142183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13502597A Expired - Fee Related JP3736036B2 (ja) | 1997-05-26 | 1997-05-26 | 制御ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3736036B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105916322A (zh) * | 2016-05-27 | 2016-08-31 | 东莞市联洲知识产权运营管理有限公司 | 一种具有可调保护装置的插箱 |
WO2021191781A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Tdk Corporation | Heat dissipation mechanism, gateway, and lite-gateway |
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JPH098483A (ja) * | 1995-06-21 | 1997-01-10 | Alpine Electron Inc | 電子機器の放熱装置 |
-
1997
- 1997-05-26 JP JP13502597A patent/JP3736036B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN105916322B (zh) * | 2016-05-27 | 2018-09-14 | 台州市智诚工业设计有限公司 | 一种具有可调保护装置的插箱 |
WO2021191781A1 (en) * | 2020-03-24 | 2021-09-30 | Tdk Corporation | Heat dissipation mechanism, gateway, and lite-gateway |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3736036B2 (ja) | 2006-01-18 |
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