JPH1032566A - 信号判定器およびこれを用いた無線装置 - Google Patents

信号判定器およびこれを用いた無線装置

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JPH1032566A
JPH1032566A JP8184596A JP18459696A JPH1032566A JP H1032566 A JPH1032566 A JP H1032566A JP 8184596 A JP8184596 A JP 8184596A JP 18459696 A JP18459696 A JP 18459696A JP H1032566 A JPH1032566 A JP H1032566A
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雅弘 山本
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照恵 松村
Yoshio Horiike
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ受信ができない場合や、正規のデータ
をエラーとしてしまう場合でも多くの電流を消費しない
ようにすること。 【解決手段】 パルス測定手段15はその信号のパルス
幅を測定する。理想パルス記憶手段16が記憶している
1ビット長を比較手段17に出力する。比較手段17は
パルス測定手段15から送られてきたパルス幅と理想パ
ルス記憶手段16から送られてきた1ビット長の長さを
比較する。サンプリングクロック作成手段18は比較手
段17で比較した結果のパルス幅を自然数の数分の1に
した信号を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は信号判定手段および
それを用いた無線装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビット同期信号受信方式として
「特開平8−130533号公報」に示されているよう
な方式がある。以下、この方式について説明する。図1
2において1はアンテナである。2は信号復調手段であ
る。3はパルス測定手段である。4は入力パルス比較手
段である。5はパルス記憶手段である。6はエラーカウ
ンターである。7はパルス比較手段である。8はパルス
カウンターである。9はカウントパルス比較手段であ
る。10は誤差切り捨て手段である。11はサンプリン
グパルス発生手段である。12は制御手段である。
【0003】アンテナ1で受信された信号は信号復調手
段2によって1、0のディジタル信号に変換される。パ
ルス測定手段3は、このビット同期信号のエッジ間の長
さ(ビット長)を測定する。仮に受信信号が2400b
ps(1200Hz)とすると理想ビット長は416.
666…μsである。ここで、入力パルス比較手段4は
パルス測定手段3で測定したビット長と理想ビット長の
誤差がある一定の範囲内にあるかどうかを判定する。こ
れは、2400bpsの信号であっても伝送路でのノイ
ズ等が考えられるのでこのような判定を行う。判定式
は、 R−△r1<X<R+△r1……(1) X :受信ビット長 R :理想ビット長 △r1:誤差 である。ここで、受信信号のビット長が上記条件を満た
さない場合、エラーカウンター6が1つインクリメント
される。そして、エラーカウンターがある一定の回数カ
ウントした場合はじめて「ビット同期信号受信エラー」
と判定し受信動作を終了する。それまでは新たに1ビッ
ト取り込む動作を続ける。これは、ノイズ等の影響で
(1)式を満たさない場合が生じても受信動作を続ける
ことによりビット同期信号を受信しやすくするためであ
る。
【0004】(1)式の条件を満たした場合、その受信
ビット長はパルス記憶手段5に保存される。この時、パ
ルス記憶手段5に保存されるビット長はパルス幅比較手
段7により長さの順番に記憶されることとなる。
【0005】次に、(1)式の条件が満たされたビット
長をパルスカウンター8がn(n:整数)個カウントす
るまで受信を続ける。そして、n個カウントした時点で
カウントパルス比較手段9は次式の判定をおこなう。
【0006】 R−△r2<T/T0<R+△r2……(2) T :入力信号のビット長のn個の合計 T0 :理想ビット長のn個の合計 △r2:誤差 この判定の目的は、2400bpsの信号かどうかを正
確に判断するためのものである。すなわち、(1)式で
ノイズ等の影響を考慮したが(2)式においてはnを大
きくすればするほどわずかなビット長の誤差の影響は小
さくなり、より正確な信号であると判定できるからであ
る。ここで、(2)式は次式の判定で代用することがで
きる。
【0007】R−△r2<An<R+△r2……(3) An :n個目のビット長誤差 (3)式の説明において図13を利用する。すなわち、
理想ビット長n個(図13ではn=3)の合計と入力信
号のビット長n個の合計の差は、n個目の誤差An(図
13ではA3)であらわされる。よって、(2)式は
(3)式と等価になる。
【0008】この判定の目的は、2400bpsの信号
かどうかを正確に判断するためのものである。すなわ
ち、(1)式でノイズ等の影響を考慮したが(3)式に
おいてはnを大きくすればするほどわずかなビット長の
誤差の影響は小さくなり、より正確な信号であると判定
できるからである。
【0009】(3)式の判定でエラーとなった場合、カ
ウントパルス比較手段9はその旨の信号を出力する。こ
の信号には、(3)式の判定エラーが「最大値エラー」
なのか「最小値エラー」なのかという情報が含まれてい
る。この時、誤差切り捨て手段10はカウントパルス比
較手段9の出力信号によりパルス記憶手段5が保存して
いるn個のビット長のうち「最大のもの」もしくは「最
小のもの」1つをメモリから破棄し、その旨の信号を出
力する。そして、パルス測定手段3はその信号にもとづ
いて新たに1ビットのビット同期信号を取り込み、その
ビット長を測定する。そして、先ほどと同様に入力パル
ス比較手段4は(1)式の判定を行い、(1)式をパス
した場合はそのビット長をパルス記憶手段5が保存す
る。さらに、(3)式の判定を行う。以下、同様の操作
を(3)式をパスするまで行う。
【0010】(3)式をパスした時点で、サンプリング
パルス発生手段11はnビットの平均誤差を算出しサン
プリングパルスを作成する。また、上記一連の動作は制
御手段12によって行われる。また、アンテナ1と信号
復調手段2を除く上記一連の手段及びエラーカウンター
6とパルスカウンター8はマイクロコンピュータのソフ
トウエアによって実現できる。
【0011】上記構成においては、パルス記憶手段5は
パルス測定手段15で測定したビット長を長さの順番に
保存しなくてはならないが、このためにはビット長n個
分のメモリが必要となると同時に長さの順番に保存する
過程で演算が複雑になる。よって、以下のような簡略化
した方法で処理することもできる。すなわち、パルス記
憶手段5は2個分のビット長保存用メモリを用意してお
き、パルス比較手段7はパルス測定手段3で測定したビ
ット長のうち「最大値」と「最小値」のみをパルス記憶
手段5に保存しておきメモリの縮小や演算の簡略化を図
る。その後、(3)式の判定でエラーとなった場合、誤
差切り捨て手段10はカウントパルス比較手段9の出力
信号によりパルス記憶手段5に保存されているビット長
の「最大値」または「最小値」をメモリから破棄する。
この時、あらたな「最大値」もしくは「最小値」をセッ
トすることはできないので、以後の処理、すなわち以後
(3)式の判定処理では、次に取り込むあらたな1ビッ
トのビット長によって左右されることとなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の方式では次のような問題点がある。まず、上記手法で
サンプリングクロックを作成しデータ受信処理に移行す
るが、その後サンプリングクロックの見直し、つまりそ
の後受信するデータがノイズ等の影響によりサンプリン
グクロック作成時と状況が異なりパルス幅が急激に変化
した場合は受信できなくなる恐れがある。さらに、従来
方式は受信信号が1、0、1、0、・・の繰り返しであ
る「ビット同期信号」であるという前提のもとで成り立
っている。また、「ビット同期信号」のような同期信号
以外のデータを受信している場合はこの手法を使うこと
でサンプリングクロックを作成することはできない。こ
のことは、1、0、1、0、…の「ビット同期信号」以
外の信号、例えば1、0、0、0、1、1、0、…のよ
うな信号だと仮にその信号が自システムの2400bps
の信号であっても受信エラーとなってしまう恐れがあ
る。これは1ビット毎の判定式(1)やnビットでの判
定式(3)いずれにも当てはまることである。さらに、
上記従来例ではエラーカウンターが予め定められた回数
になった場合に「受信エラー」として受信動作を終了す
るわけだが、「受信エラー」と判定するまで受信電源を
投入したままなので電流を消費してしまうという問題点
があった。
【0013】なお、これらの問題点は、ビット同期信号
を含むヘッダー信号を繰り返し付与したデータ要求信号
を送信し、その信号に対する応答信号を受信してデータ
を収集する収集側無線機と、前記データ要求信号を受信
すると検針値を応答する検針側無線機を考えた場合にも
当てはまる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の信号判定手段は、受信信号のパルス幅が伝送
速度から算出したビット長n(n:自然数)の数倍の値
から予め定められた範囲にある場合には前記パルス幅の
自然数の数分の1を基準として同期タイミングを認識
し、その同期タイミングで復調信号受信用サンプリング
クロックを作成すると共にデータ受信動作を行う構成と
してあり、これによりプロトコルの簡略化並びに冗長度
がないデータ通信を実現できる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明はパルス幅を測定するパル
ス測定手段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較する比
較手段とその結果に基づいてサンプリングクロックを作
成するサンプリングクロック作成手段を有するものであ
る。そして、測定したパルス幅が伝送速度から算出した
ビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定められ
た範囲にある場合にサンプリングクロックを作成すると
共にデータを受信することで、受信信号にサンプリング
クロック作成用のヘッダー信号がなくてもデータを正確
にサンプリングすることができプロトコルの簡略化並び
に冗長度がないデータ通信を実現することができる。ま
た、クロック再生とデータ受信が同時にでき受信時の動
作時間を短縮することもできる。
【0016】また、パルス幅を測定するパルス測定手段
とそのパルス幅を理想パルス幅と比較する比較手段とそ
の結果に基づいてサンプリングクロックを作成するサン
プリングクロック作成手段を有するものである。そし
て、作成したサンプリングクロックでデータを受信しな
がら最新のデータでサンプリングクロックを補正するこ
とにより正確なデータ受信を実現することができ、ノイ
ズ等の影響が大きい通信においても信頼性の高い通信を
実現することができる。
【0017】さらに、パルス幅を測定するパルス測定手
段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較する比較手段と
その結果に基づいてサンプリングクロックを作成するサ
ンプリングクロック作成手段と信号の出力先を切り替え
る切替手段を有するものである。そして、測定したパル
ス幅が伝送速度から算出したビット長n(n:自然数)
の数倍の値から予め定められた範囲にある場合にサンプ
リングクロックを作成しそれに基づいてデータを受信す
ることでクロックの作成とデータの受信の2つの処理を
分けることで簡素化を図った装置の設計が実現できる。
【0018】さらに、パルス幅を測定するパルス測定手
段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較する比較手段と
その結果に基づいてサンプリングクロックを作成するサ
ンプリングクロック作成手段を有するものである。そし
て、測定したパルス幅が伝送速度から算出したビット長
n(n:自然数)の数倍の値から予め定められた範囲外
の場合に受信動作を停止することでノイズ等の影響によ
る位相同期エラーの場合にすばやく電源の切断を行うこ
とができ装置の電流の削減を図ることができる。
【0019】さらに、パルス幅を測定するパルス測定手
段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較する比較手段と
その結果に基づいてサンプリングクロックを作成するサ
ンプリングクロック作成手段を有するものである。そし
て、測定したパルス幅を予め定められた個数積算した値
が伝送速度から算出したビット長n(n:自然数)の数
倍の値から予め定められた範囲外となった場合に受信動
作を停止することで他システムの信号(伝送速度が異な
る信号)受信時に周波数同期のエラーですばやく電源の
切断を行うことができ装置の電流の削減を図ることがで
きる。
【0020】さらに、収集側無線機と検針側無線機とか
ら構成され、その少なくとも1つはパルス幅を測定する
パルス測定手段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較す
る比較手段とその結果に基づいてサンプリングクロック
を作成するサンプリングクロック作成手段を有する信号
判定手段を持つものである。そして、ヘッダー信号を付
加したデータ要求信号もしくは検針値データを繰り返し
送信する検針用無線装置において受信側の装置が測定し
たパルス幅が伝送速度から算出したn(n:自然数)数
倍の値から予め定められた範囲にある場合にサンプリン
グクロックを作成すると共にデータを受信することで、
データ要求信号もしくは検針値データの繰り返し送信回
数やヘッダー信号の長さを削減することができ、装置の
消費電流を極力抑えることができる。
【0021】さらに、収集側無線機と検針側無線機とか
ら構成され、その少なくとも1つはパルス幅を測定する
パルス測定手段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較す
る比較手段とその結果に基づいてサンプリングクロック
を作成するサンプリングクロック作成手段と信号の出力
を切り替える切替手段を有する信号判定手段を持つもの
である。そして、ヘッダー信号を付加したデータ要求信
号もしくは検針値データを繰り返し送信する検針用無線
装置において受信側の装置が測定したパルス幅が伝送速
度から算出したビット長n(n:自然数)の数倍の値か
ら予め定められた範囲にある場合にサンプリングクロッ
クを作成しそれに基づいてデータを受信することで、ヘ
ッダーと実データが分けられている信号受信時に作業の
分担が図れ装置の簡略化を図ることができる。
【0022】さらに、収集側無線機と検針側無線機とか
ら構成され、その少なくとも1つはパルス幅を測定する
パルス測定手段とそのパルス幅を理想パルス幅と比較す
る比較手段とその結果に基づいてサンプリングクロック
を作成するサンプリングクロック作成手段を有する信号
判定手段を持つものである。そして、ヘッダー信号を付
加したデータ要求信号もしくは検針値データを繰り返し
送信する検針用無線装置において受信側の装置が測定し
たパルス幅が伝送速度から算出したビット長n(n:自
然数)の数倍の値から予め定められた範囲にある場合に
受信動作を停止することで受信エラー時に電源がONに
なっている時間を極力小さくすることができ装置の消費
電流を抑えることができる。
【0023】以下、本発明の信号判定手段およびそれを
用いた検針用無線装置の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0024】(実施例1)本発明の請求項1に係わる実
施例を図1〜図3に基づいて説明する。14は受信強度
測定手段、15はパルス測定手段である。また16は理
想パルス記憶手段、17は比較手段、18はサンプリン
グクロック作成手段、19はデータ受信手段、20は計
時手段である。21は13〜20を内部に持つ信号判定
器である。
【0025】図1において、信号判定器21は無線で送
られてくる信号を受信する装置である。まず受信強度測
定手段14は無線信号が送られてきているかどうかを判
断する。その判断は電波の強度が予め定められたレベル
(キャリアセンスレベル)以上であるかどうかで判断す
る。電波の強度がキャリアセンスレベル以上の場合は、
受信強度測定手段14は信号復調手段13を動作させて
無線信号を取り込むと同時に計時手段20を起動させ
る。計時手段20は予め定められた時間を計測し、計測
が終了すると信号復調手段13を停止させ受信を終了す
る。信号復調手段13は無線信号を復調し、1と0のデ
ジタル信号に変換し出力する。信号復調手段13が出力
した信号はパルス測定手段15並びにデータ受信手段1
9に送られる。パルス測定手段15はその信号のパルス
幅を測定する。具体的には、信号が0から1もしくは1
から0の変換点(立ち上がりもしくは立ち下がりエッ
ジ)から1から0もしくは0から1の変換点(立ち下が
りもしくは立ち上がりエッジ)までの長さを測定する。
そして、パルス測定手段15はその測定結果を比較手段
17に出力する。
【0026】一方、理想パルス記憶手段16には送信側
から送られてくる信号の伝送速度から算出した1ビット
長(1ビットにおけるエッジからエッジまでの長さ)が
記憶されている。例えば、2400bpsの伝送速度の場
合の1ビット長は1/2400≒417μsとなる。理
想パルス記憶手段16に記憶している1ビット長を比較
手段17に出力する。比較手段17はパルス測定手段1
5から送られてきたパルス幅と理想パルス記憶手段16
から送られてきた1ビット長の長さを比較する。比較の
方法はパルス幅が1ビット長の自然数の数倍の値から予
め定められた範囲内にあるかどうかである。このことを
示したのが図2、図3である。
【0027】図3においてAはパルス測定手段15が測
定したパルス幅であり、Bは理想パルス記憶手段16が
記憶している1ビット長である。つまり、パルス測定手
段15が出力した信号がが1、0、1、0、…の繰り返
しならば理想パルス記憶手段16に記憶してある1ビッ
ト長とほぼ等しいのであるが、図3のように1または0
が複数続いた場合には理想パルス記憶手段16に記憶し
てある1ビット長のほぼ自然数の数倍の値となる。
【0028】ここで、図2で各自然数の数倍の値のとこ
ろにある範囲を設けているのは、無線信号の場合伝送路
上でノイズ等の影響を受けやすく、その影響で1と0の
デューティが変化し正確に自然数の数倍とならない場合
があるためである。その場合でも全くの他システムの信
号(伝送速度が異なる信号)と区別するためにある一定
の範囲を設け範囲内ならば自システムの信号(伝送速度
が同じでノイズ等の影響によりデューティが変化したも
の)と判断するためである。比較手段17は比較の結果
パルス測定手段15が出力した信号が理想パルス記憶手
段16に記憶されている1ビット長の自然数の数倍の値
から予め定められた範囲内にある場合にはその旨をサン
プリングクロック作成手段18に出力すると共に計時手
段20を停止させる。サンプリングクロック作成手段1
8は比較手段17の出力を受けてデータを受信するため
のサンプリングクロックを作成する。作成方法としては
比較手段17で比較した結果のパルス幅を自然数の数分
の1をした信号、つまり受信信号の1ビット長を基準と
して作成する。サンプリングクロック作成手段18は作
成したサンプリングクロックをデータ受信手段19に出
力する。データ受信手段19はそのサンプリングクロッ
クにもとづいて信号復調手段13が復調した信号を受信
する。比較手段17は比較の結果パルス測定手段15が
出力した信号が理想パルス記憶手段16に記憶されてい
る1ビット長の自然数の数倍から予め定められた範囲内
にない場合には、再びパルス測定手段15がパルス幅を
測定するのを待つ。
【0029】(実施例2)本発明の請求項2に係わる実
施例を図4に基づいて説明する。図4において、15は
パルス測定手段、19はデータ受信手段である。その他
の手段は実施例1の場合と同様である。
【0030】以下、実施例1と異なる部分について説明
する。データ受信手段19はサンプリングクロック作成
手段18が作成したサンプリングクロックで信号を受信
しつつ定期的にパルス測定手段15に信号を出力する。
パルス測定手段15はデータ受信手段19かの信号を受
けるたびに実施例1の場合と同様にパルス幅を測定す
る。比較手段17、理想パルス記憶手段16、サンプリ
ングクロック作成手段18もそれぞれ実施例1の場合と
同様の動作をする。これにより、定期的に最新の受信信
号からサンプリングクロックが作成されることとなりク
ロックずれ等による受信エラーを防ぐことができる。
【0031】(実施例3)本発明の請求項3に係わる実
施例を図5に基づいて説明する。図5において、13は
信号復調手段、15はパルス測定手段、17は比較手
段、19はデータ受信手段、22はデータ切替手段であ
る。その他の手段は実施例1の場合と同様である。
【0032】以下、実施例1と異なる部分について説明
する。信号復調手段13が出力した信号はまずデータ切
替手段22に送られる。データ切替手段22はその信号
をパルス測定手段15に送る。比較手段17は比較の結
果パルス測定手段15が出力した信号が理想パルス記憶
手段3に記憶されている1ビット長の自然数の数倍の値
から予め定められた範囲内にある場合にはその旨をサン
プリングクロック作成手段18、データ切替手段22及
び計時手段20に出力する。データ切替手段22は比較
手段17から比較の結果パルス測定手段15が出力した
信号が理想パルス記憶手段3に記憶されている1ビット
長の自然数の数倍の値から予め定められた範囲内にある
旨の信号を受け取ると、信号復調手段13から送られて
くる信号を今までパルス測定手段15に出力していたの
をデータ受信手段19に出力するように切り替える。デ
ータ受信手段19はそのサンプリングクロックにもとづ
いて信号復調手段13が復調した信号をデータ切替手段
22を通じて受信する。これにより、サンプリングクロ
ックを作りながらデータを受信するという2つの作業の
同時処理を避けることができ、特に自システムの信号が
データの前に同期用のヘッダー信号が付与している場合
等は信号に合わせた効率よい処理を行うことができる。
【0033】(実施例4)本発明の請求項4、5に係わ
る実施例を図6に基づいて説明する。図6において、1
3は信号復調手段、17は比較手段である。その他の手
段は実施例1の場合と同様である。
【0034】以下、実施例1と異なる部分について説明
する。比較手段17はパルス測定手段15から送られて
きたパルス幅と理想パルス記憶手段16から送られてき
た1ビット長の長さを比較する。比較方法としてはパル
ス幅が1ビット長の自然数の数倍から予め定められた範
囲内にあるかどうかの判定もしくはパルス幅を予め定め
られた個数(k個)積算した値が1ビット長のk倍のさ
らに自然数の数倍から予め定められた範囲内にあるかど
うかの判定である。ここで、2つの判定を行うのは従来
例と同様に以下の理由による。まず、1つめの判定は2
400bpsの信号であっても伝送路でのノイズ等が考
えられるのでこのような判定を行う。この判定の条件を
満たした場合、2つめの判定を行う。この判定の目的
は、2400bpsの信号かどうかを正確に判断するた
めのものである。すなわち、1つめの判定でノイズ等の
影響を考慮したが2つめの判定においてはkを大きくす
ればするほどわずかなビット長の誤差の影響は小さくな
り、より正確な信号であると判定できるからである。比
較手段17は比較の結果パルス測定手段15が出力した
信号が理想パルス記憶手段3に記憶されている1ビット
長の自然数の数倍から予め定められた範囲内にある場合
にはその旨をサンプリングクロック作成手段18に出力
すると共に計時手段20を停止させる。比較手段17は
比較の結果パルス測定手段15が出力した信号が理想パ
ルス記憶手段3に記憶されている1ビット長の自然数の
数倍から予め定められた範囲内にない場合には、信号復
調手段13を停止させ受信動作を終了する。これによ
り、計時手段20が予め定められた時間計時する前に受
信動作を停止させることができる。これは、受信信号が
自システムの信号か否かをいち早く判定することとな
る。
【0035】(実施例5)本発明の請求項6に係わる実
施例を図7〜図9に基づいて説明する。
【0036】図において、23は収集側無線機、24は
検針側無線機、25は受信手段、26はキャリアセンス
手段、27は信号判定手段、28は信号応答手段、29
は駆動手段である。また30はパルス測定手段、31は
理想パルス記憶手段、32は比較手段、33はサンプリ
ングクロック作成手段、34はデータ受信手段である。
【0037】図7において、検針側無線機24は水道、
ガス、電気等のデータの収集を行う。具体的には、収集
側無線機23からデータの収集を要求を受けるとデータ
収集手段11を起動させデータの収集を行い収集したデ
ータを収集側無線機23に送る。ここで収集側無線機2
3と検針側無線機24は無線により通信を行うものとす
る。まず、収集側無線機23は検針側無線機24に対し
てデータ要求信号を送信する。このデータ要求信号の送
信パケットフォーマットの一例を図9に示す。このよう
に、実際のデータの前にビット同期信号を付加した信号
を繰り返し送信する(図9では3回の繰り返し送信)。
繰り返し送信するのは受信側、すなわち検針側無線機2
4側で信号の取り損ねを少なくするためである。
【0038】一方、ビット同期信号は1、0の繰り返し
の信号で受信側、すなわち検針側無線機24側でのサン
プリングクロックの作成を容易にするためのものであ
る。このようなデータ要求信号を収集側無線機23は検
針側無線機24に送信する。一方、検針側無線機24は
予め定められた時間毎に電波の有無を調べる「キャリア
センス」動作を行う。これは駆動手段29が定期的に受
信手段25並びにキャリアセンス手段26を起動させる
ことによって行う。「キャリアセンス」の結果電波がな
いと判断した場合には受信手段25並びにキャリアセン
ス手段26の電源はOFFされ、次回の予め定められた
時間での駆動手段29の起動信号を待つ。「キャリアセ
ンス」の結果電波があると判断した場合には、受信手段
25は信号受信動作に移行し受信した信号を復調して信
号判定手段27に送る。信号判定手段27はその信号の
内容を判定し、信号が収集側無線機から送られてきたデ
ータ要求信号であると判断した場合、その旨をデータ収
集手段11に出力する。データ収集手段11はその信号
に基づいてデータを収集する。収集したデータは信号応
答手段28に送られる。信号応答手段28はその信号を
無線で収集側無線機23に送る。
【0039】次に、信号判定手段27の動作をより詳し
く図8のブロック図を用いて説明する。図7の受信手段
25で受信した信号は図8のパルス測定手段30並びに
データ受信手段34に入力される。パルス測定手段30
はその信号のパルス幅を測定する。具体的には、信号が
0から1もしくは1から0の変換点(立ち上がりもしく
は立ち下がりエッジ)から1から0もしくは0から1の
変換点(立ち下がりもしくは立ち上がりエッジ)までの
長さを測定する。そして、パルス測定手段30はその測
定結果を比較手段32に出力する。
【0040】一方、理想パルス記憶手段31には送信側
から送られてくる信号の伝送速度から算出した1ビット
長(1ビットにおけるエッジからエッジまでの長さ)が
記憶されている。例えば、2400bpsの伝送速度の場
合の1ビット長は1/2400≒417μsとなる。理
想パルス記憶手段31記憶している1ビット長を比較手
段32に出力する。比較手段32はパルス測定手段30
から送られてきたパルス幅と理想パルス記憶手段31か
ら送られてきた1ビット長の長さを比較する。比較方法
としてはパルス幅が1ビット長の自然数の数倍の値から
予め定められた範囲内にあるかどうかである。比較手段
32は比較の結果パルス測定手段30が出力した信号が
理想パルス記憶手段31に記憶されている1ビット長の
自然数の数倍の値から予め定められた範囲内にある場合
にはその旨をサンプリングクロック作成手段33に出力
する。サンプリングクロック作成手段33は比較手段3
2の出力を受けてデータを受信するためのサンプリング
クロックを作成する。作成方法としては比較手段32で
比較した結果のパルス幅を自然数の数分の1をした信
号、つまり受信信号の1ビット長を基準として作成す
る。サンプリングクロック作成手段33は作成したサン
プリングクロックをデータ受信手段34に出力する。デ
ータ受信手段34はそのサンプリングクロックにもとづ
いて信号を受信する。比較手段32は比較の結果パルス
測定手段30が出力した信号が理想パルス記憶手段31
に記憶されている1ビット長の自然数の数倍から予め定
められた範囲内にない場合には、再びパルス測定手段3
0がパルス幅を測定するのを待つ。このような動作過程
によって図9のフォーマットの信号を受信すると、パル
ス測定手段30で測定する信号が1、0、1、0、…の
ビット同期信号部であってもランダムなデータ部であっ
ても正確なサンプリングクロックを作成できることとな
る。
【0041】また、この手法はデータ受信手段34が1
度サンプリングクロック作成手段33が作成したサンプ
リングクロックでデータを受信しながらサンプリングク
ロック作成手段33が最新のサンプリングクロックを作
成できるようにパルス測定手段30がパルス測定を続け
る方式にも応用することができる。また、この例では検
針側無線機24の信号判定手段27について説明した
が、収集側無線機23が信号を受信する場合においても
同様の構成を考えることができる。
【0042】(実施例6)本発明の請求項7に係わる実
施例を図7、9、10に基づいて説明する。
【0043】図において、30はパルス測定手段、32
は比較手段、34はデータ受信手段、35はデータ切替
手段である。その他の手段は実施例5の場合と同様であ
る。
【0044】以下、実施例5と異なる部分について図1
0を用いて説明する。図7の受信手段25で受信した信
号はまずデータ切替手段35に送られる。データ切替手
段35はその信号をパルス測定手段30に送る。比較手
段32は比較の結果パルス測定手段30が出力した信号
が理想パルス記憶手段31に記憶されている1ビット長
の自然数の数倍の値から予め定められた範囲内にある場
合にはその旨をサンプリングクロック作成手段33並び
にデータ切替手段35に出力する。一方、データ切替手
段35は比較手段32から比較の結果パルス測定手段3
0が出力した信号が理想パルス記憶手段31に記憶され
ている1ビット長の自然数の数倍から予め定められた範
囲内にある旨の信号を受け取ると、図7の受信手段25
から送られてくる信号を今までパルス測定手段30に出
力していたのをデータ受信手段34に出力するように切
り替える。データ受信手段34はそのサンプリングクロ
ックにもとづいて図7の受信手段25が復調した信号を
データ切替手段35を通じて受信する。これにより、サ
ンプリングクロックを作りながらデータを受信するとい
う2つの作業の同時処理を避けることができ、特に図9
のフォーマットのように自システムの信号がデータの前
に同期用のヘッダー信号(ビット同期信号)が付与して
いる場合等は信号に合わせた効率よい処理を行うことが
できる。
【0045】(実施例7)本発明の請求項8に係わる実
施例を図7、9、11に基づいて説明する。
【0046】ずにおいて、32は比較手段である。その
他の手段は実施例5の場合と同様である。
【0047】以下、実施例5と異なる部分について図1
1を用いて説明する。比較手段32はパルス測定手段3
0から送られてきたパルス幅と理想パルス記憶手段31
から送られてきた1ビット長の長さを比較する。比較方
法としてはパルス幅が1ビット長の自然数の数倍から予
め定められた範囲内にあるかどうかの判定もしくはパル
ス幅を予め定められた個数(k個)積算した値が1ビッ
ト長のk倍のさらに自然数の数倍から予め定められた範
囲内にあるかどうかの判定である。ここで、2つの判定
を行うのは従来例と同様に以下の理由による。まず、1
つめのの判定は2400bpsの信号であっても伝送路
でのノイズ等が考えられるのでこのような判定を行う。
この判定の条件を満たした場合、2つめの判定を行う。
この判定の目的は、2400bpsの信号かどうかを正
確に判断するためのものである。すなわち、1つめの判
定ででノイズ等の影響を考慮したが2つめの判定におい
てはkを大きくすればするほどわずかなビット長の誤差
の影響は小さくなり、より正確な信号であると判定でき
るからである。比較手段32は比較の結果パルス測定手
段30が出力した信号が理想パルス記憶手段3に記憶さ
れている1ビット長の自然数の数倍から予め定められた
範囲内にある場合にはその旨をサンプリングクロック作
成手段33に出力する。比較手段32は比較の結果パル
ス測定手段30が出力した信号が理想パルス記憶手段3
1に記憶されている1ビット長の自然数の数倍から予め
定められた範囲内にない場合には、図7の受信手段25
を停止させ受信動作を終了する。これにより、受信信号
が自システムの信号か否かをいち早く判定することとな
る。
【0048】
【発明の効果】以上のように本発明によれば以下のよう
な効果がある。
【0049】測定したパルス幅が伝送速度から算出した
ビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定められ
た範囲にある場合にサンプリングクロックを作成すると
共にデータを受信することで、受信信号にサンプリング
クロック作成用のヘッダー信号がなくてもデータを正確
にサンプリングすることができ、プロトコルの簡略化並
びに冗長度がないデータ通信を実現することができる。
また、クロック再生とデータ受信が同時にでき受信時の
動作時間を短縮することもできる。
【0050】また作成したサンプリングクロックでデー
タを受信しながら最新のデータでサンプリングクロック
を補正することにより正確なデータ受信を実現すること
ができ、ノイズ等の影響が大きい通信においても信頼性
の高い通信を実現することができる。
【0051】また測定したパルス幅が伝送速度から算出
したビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定め
られた範囲にある場合にサンプリングクロックを作成し
それに基づいてデータを受信することでクロックの作成
とデータの受信の2つの処理を分けることで簡素化を図
った装置の設計が実現できる。
【0052】また測定したパルス幅が伝送速度から算出
したビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定め
られた範囲外の場合に受信動作を停止することでノイズ
等の影響による位相同期エラーの場合にすばやく電源の
切断を行うことができ装置の電流の削減を図る。
【0053】また測定したパルス幅を予め定められた個
数積算した値が伝送速度から算出したビット長n(n:
自然数)の数倍の値から予め定められた範囲外となった
場合に受信動作を停止することで他システムの信号(伝
送速度が異なる信号)受信時に周波数同期のエラーです
ばやく電源の切断を行うことができ装置の電流の削減を
図ることができる。
【0054】またヘッダー信号を付加したデータ要求信
号もしくは検針値データを繰り返し送信する検針用無線
装置において受信側の装置が測定したパルス幅が伝送速
度から算出したビット長n(n:自然数)の数倍の値か
ら予め定められた範囲にある場合にサンプリングクロッ
クを作成すると共にデータを受信することで、データ要
求信号もしくは検針値データの繰り返し送信回数やヘッ
ダー信号の長さを削減することができ、装置の消費電流
を極力抑えることができる。
【0055】またヘッダー信号を付加したデータ要求信
号もしくは検針値データを繰り返し送信する検針用無線
装置において受信側の装置が測定したパルス幅が伝送速
度から算出したビット長n(n:自然数)の数倍の値か
ら予め定められた範囲にある場合にサンプリングクロッ
クを作成しそれに基づいてデータを受信することで、ヘ
ッダーと実データが分けられている信号受信時に作業の
分担が図れ装置の簡略化を図ることができる。
【0056】さらにまたヘッダー信号を付加したデータ
要求信号もしくは検針値データを繰り返し送信する検針
用無線装置において受信側の装置が測定したパルス幅が
伝送速度から算出したビット長n(n:自然数)の数倍
の値から予め定められた範囲外の場合に受信動作を停止
することで受信エラー時に電源がオンになっている時間
を極力小さくすることができ装置の消費電流を抑えるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の信号判定器のブロック図
【図2】同判定器におけるビット長について説明する図
【図3】同判定器の動作過程でのパルス幅について説明
する図
【図4】本発明の実施例2の信号判定器のブロック図
【図5】本発明の実施例3の信号判定器のブロック図
【図6】本発明の実施例4の信号判定器のブロック図
【図7】本発明の実施例5、6、7の検針用無線装置の
ブロック図
【図8】本発明の実施例5の信号判定手段のブロック図
【図9】本発明の実施例5、6、7のデータ要求信号の
パケットフォーマット図
【図10】本発明の実施例6の信号判定器のブロック図
【図11】本発明の実施例7の信号判定器のブロック図
【図12】従来の受信装置のブロック図
【図13】同装置の合計パルス幅を判定する図
【符号の説明】
13 信号復調手段 14 受信強度測定手段 15 パルス測定手段 16 理想パルス記憶手段 17 比較手段 18 サンプリングクロック作成手段 19 データ受信手段 20 計時手段 21 信号判定器 22 データ切替手段 23 収集側無線機 24 検針側無線機 25 受信手段 26 キャリアセンス手段 27 信号判定手段 28 信号応答手段 29 駆動手段 30 パルス測定手段 31 理想パルス記憶手段 32 比較手段 33 サンプリングクロック作成手段 34 データ受信手段 35 データ切替手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号のパルス幅が伝送速度から算出し
    たビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定めら
    れた範囲にある場合には前記パルス幅の自然数の数分の
    1を基準として同期タイミングを認識し、その同期タイ
    ミングで復調信号受信用サンプリングクロックを作成す
    ると共にデータ受信動作を行う信号判定器。
  2. 【請求項2】受信信号のパルス幅が伝送速度から算出し
    たビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定めら
    れた範囲にある場合には前記パルス幅の自然数の数分の
    1を基準として同期タイミングを認識し、その同期タイ
    ミングで復調信号受信用サンプリングクロックを作成し
    以降のデータ受信動作に移行し、データ受信動作におい
    ても復調受信信号のパルス幅が伝送速度から算出したn
    ビット長の自然数倍から予め定められた範囲内の場合に
    は前記パルス幅の自然数分の1を基準として同期タイミ
    ングを再認識し、前回作成した復調信号受信用サンプリ
    ングクロックを今回認識した同期タイミングに補正しな
    がらデータ受信動作を行う信号判定器。
  3. 【請求項3】受信信号のパルス幅が伝送速度から算出し
    たビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定めら
    れた範囲にある場合には前記パルス幅の自然数の数分の
    1を基準として同期タイミングを認識し、その復調受信
    信号受信用サンプリングクロックを作成し以降のデータ
    受信動作に移行する信号判定器。
  4. 【請求項4】無線信号の受信強度が判定値以上となった
    ことにより復調信号の検出を開始し、復調した同期信号
    のパルス幅が伝送速度から算出した1ビット長の数倍の
    値からあらかじめ定められた範囲外となった場合受信動
    作を中止する信号判定器。
  5. 【請求項5】無線信号の受信強度が判定値以上となった
    ことにより復調信号の検出を開始し、復調した同期信号
    のパルス幅を予め定められた個数積算した値が伝送速度
    から算出した1ビット長の数倍からあらかじめ定められ
    た範囲外となった場合に受信動作を中止する信号判定
    器。
  6. 【請求項6】ビット同期信号を含むヘッダー信号を繰り
    返し付与したデータ要求信号を送信し、その信号に対す
    る応答信号を受信してデータを収集する収集側無線機
    と、前記データ要求信号を受信すると検針値を応答する
    検針側無線機とから構成され、前記検針側無線機もしく
    は前記収集側無線機は無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信される信号の強度を所定のレベルと比較するキ
    ャリアセンス手段と、前記受信手段並びに前記キャリア
    センス手段を定期的に駆動する駆動手段と、前記受信さ
    れる信号を処理する信号判定手段と、前記信号判定手段
    によりデータ要求信号もしくはデータ自体を受信した場
    合に検針値もしくはデータ自体に対する応答を無線信号
    で応答する信号応答手段から構成され、前記信号判定手
    段は前記受信手段が駆動手段により駆動され、無線信号
    の受信強度が判定値以上となったことにより復調信号の
    検出を開始し、復調受信信号のパルス幅が伝送速度から
    算出したビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め
    定められた範囲にある場合には前記パルス幅の自然数分
    の1を基準として同期タイミングを認識し、その同期タ
    イミングで復調信号受信用サンプリングクロックを作成
    すると共にデータ受信動作を行う無線装置。
  7. 【請求項7】ビット同期信号を含むヘッダー信号を繰り
    返し付与したデータ要求信号を送信し、その信号に対す
    る応答信号を受信してデータを収集する収集側無線機
    と、前記データ要求信号を受信すると検針値を応答する
    検針側無線機とから構成され、前記検針側無線機もしく
    は前記収集側無線機は無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信される信号の強度を所定のレベルと比較するキ
    ャリアセンス手段と、前記受信手段並びに前記キャリア
    センス手段を定期的に駆動する駆動手段と、前記受信さ
    れる信号を処理する信号判定手段と、前記信号判定手段
    によりデータ要求信号もしくはデータ自体を受信した場
    合に検針値もしくは応答を無線信号で応答する信号応答
    手段から構成され、無線信号の受信強度が判定値以上と
    なったことにより復調信号の検出を開始し、無線信号の
    受信強度が判定値以上となったことにより復調信号の検
    出を開始し、復調受信信号のパルス幅が伝送速度から算
    出したビット長n(n:自然数)の数倍の値から予め定
    められた範囲にある場合には前記パルス幅の自然数分の
    1を基準として同期タイミングを認識し、その同期タイ
    ミングで復調信号受信用サンプリングクロックを作成し
    以降のデータ受信動作に移行する検針用無線装置。
  8. 【請求項8】ビット同期信号を含むヘッダー信号を繰り
    返し付与したデータ要求信号を送信し、その信号に対す
    る応答信号を受信してデータを収集する収集側無線機
    と、前記データ要求信号を受信すると検針値を応答する
    検針側無線機とから構成され、前記検針側無線機もしく
    は前記収集側無線機は無線信号を受信する受信手段と、
    前記受信される信号の強度を所定のレベルと比較するキ
    ャリアセンス手段と、前記受信手段並びに前記キャリア
    センス手段を定期的に駆動する駆動手段と、前記受信さ
    れる信号を処理する信号判定手段と、前記信号判定手段
    によりデータ要求信号もしくはデータ自体を受信した場
    合に検針値もしくは応答を無線信号で応答する信号応答
    手段から構成され、前記信号判定手段は前記受信手段が
    駆動手段により駆動され、無線信号の受信強度が判定値
    以上となったことにより復調信号の検出を開始し、復調
    した同期信号のパルス幅が伝送速度から算出した1ビッ
    ト長の数倍からあらかじめ定められた範囲外となった場
    合にビット同期検出を中止する無線装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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