JPH10321367A - 有機elディスプレイの評価装置および評価方法 - Google Patents

有機elディスプレイの評価装置および評価方法

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JPH10321367A
JPH10321367A JP9150106A JP15010697A JPH10321367A JP H10321367 A JPH10321367 A JP H10321367A JP 9150106 A JP9150106 A JP 9150106A JP 15010697 A JP15010697 A JP 15010697A JP H10321367 A JPH10321367 A JP H10321367A
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organic
display
electrodes
voltage
current
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Application number
JP9150106A
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English (en)
Inventor
Mitsunari Suzuki
満成 鈴木
Takashi Tanaka
俊 田中
Yoshihiro Saito
義広 斎藤
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 評価効率が高く、客観的な評価が可能で、評
価結果を製造ラインにフィードバック可能で、製造時間
の短縮や歩留まりの向上を可能とする。 【解決手段】 2つ以上のデータ電極と、これと交差す
る方向に配置した2つ以上の走査電極と、両電極間に存
在する有機EL層とを有し、データ電極と、有機EL層
と、走査電極の間に回路を形成する有機ELディスプレ
イ1と、その検査電圧を発生する電圧発生手段3と、検
査電圧を有機ELディスプレイの走査電極又はデータ電
極間に印加する接続手段2と、電圧発生手段と有機EL
ディスプレイ間に流れる電流を検出する電流検出手段4
と、検出した電流値により有機ELディスプレイの良否
を判断する判断手段5とを有する有機ELディスプレイ
の評価装置を用い、有機ELディスプレイの電極間に生
じるリーク電流等からその良否を判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオーディオ等で使わ
れる情報表示パネル、自動車用の計器パネル、動画・静
止画を表示させるディスプレイ等、家電製品、自動車、
二輪車電装品に使用され、有機化合物を用いて構成され
た有機ELディスプレイの評価方法および評価装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機EL素子が盛んに研究され、
実用化されつつある。これは、錫ドープ酸化インジウム
(ITO)などの透明電極(ホール注入電極)上にトリ
フェニルジアミン(TPD)などのホール輸送材料を蒸
着により薄膜とし、さらにアルミキノリノール錯体(A
lq3 )などの蛍光物質を発光層として積層し、さらに
Mgなどの仕事関数の小さな金属電極(電子注入電極)
を形成した基本構成を有する素子で、10V 前後の電圧
で数100から数10000cd/m2ときわめて高い輝度
が得られることで、家電製品、自動車、二輪車電装品等
のディスプレイとして注目されている。
【0003】このような有機EL素子を用いたディスプ
レイとして、例えば図4に示すような構成の有機ELデ
ィスプレイが知られている。図において、有機ELディ
スプレイ1は、図示しない有機層(発光層等)が、通常
陰電極となる走査(コモンライン)電極23と、通常陽
極(透明電極)となるデータ(セグメントライン)電極
24とで挟まれ、かつ透明(ガラス)基板21,22間
に配置されている。走査電極23とデータ電極24間に
電位差を与えると、有機層に電界が発生し、この電界に
より加速された電子により電子・ホール対が発生し、ま
たは発光中心の電子が励起され、その電子・ホール対の
消失や、励起状態から定常状態に復するときに発光する
ものである。
【0004】このような有機ELディスプレイを製造す
る場合、製造工程において有機層が不均一に積層された
り、陰電極等の機能性薄膜を積層する際に有機層にダメ
ージを与えたり、逆に陰電極自体に不純物が混入した
り、酸化したりして、いわゆる輝度ムラ、ドット欠陥等
の不良や品質のバラツキを生じる場合がある。また、良
品として市場に供給された後でも、経年変化により、有
機層や電極、あるいはこれらの界面が劣化し、輝度の低
下を生じたりする。
【0005】有機EL素子は陽極から陰極へ順方向に電
流が流れる際に発光し、逆方向へは電流が流れにくい、
いわゆるダイオード特性を有しているが、単純マトリク
ス型においては、このダイオード特性が極めて重要であ
る。すなわち、逆方向への電流(リーク電流)がある
と、クロストロークや、輝度ムラ等の表示品質の低下を
招き、さらには不要な素子の発熱などの発光に寄与しな
いエネルギー消費が起こり、発光効率が低下する。
【0006】従来、有機ELディスプレイの評価ないし
検査方法として、製造ラインにおいては、有機ELディ
スプレイに駆動装置等の周辺部品等を組み付けた後、こ
れを実際に駆動させ、輝度ムラ、ドット欠陥等は画像測
定器等を用い、それぞれラインや測定項目毎に別個の測
定器でそれぞれの測定を行っていた。このため、装置の
誤差やそれを使用する作業者の個人差等により、測定基
準にバラツキが生じたり、測定に時間がかかったりし
て、測定精度を高くしたり、評価効率を高める上での障
害となっていた。また、測定項目が増えればそのための
新しい装置も必要であった。一方、精度良く輝度ムラ等
を発見しようとした場合、人間の目で判定する方法も有
るが、これも担当者の習熟度、体調に結果が左右されや
すく、判定結果にバラツキがあった。
【0007】また、有機ELディスプレイを評価ないし
検査するためには、製造工程の最終段階近くまで周辺部
品等を組み付け、これを実際に動作させ、発光させるこ
とにより評価していたため、不良品だと評価された場合
には組み付けられた部品やそのための製造時間を無駄に
してしまう。また、評価方法が発光した光によるため、
有機ELディスプレイ内部のどの部分で不良が発生して
いるかを判断することが困難であり、せっかく製造ライ
ンで有機ELディスプレイの評価を行っていても、その
評価結果だけでは不良品の発生を防止するためのフィー
ドバックを行うことが困難であった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、評価
効率が高く、客観的な評価が可能で、評価結果を製造ラ
インにフィードバック可能で、しかも評価時間すなわち
製造時間の短縮や歩留まりの向上が可能な有機ELディ
スプレイの評価装置および評価方法を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述のように、有機EL
素子は陽極から陰極へ順方向に電流が流れる際に発光
し、逆方向へは電流が流れにくい。単純マトリクス型に
おいては、このダイオード特性が極めて重要であり、逆
方向への電流(リーク電流)があると、クロストローク
や、輝度ムラ等の表示品質の低下を招く。すなわち、例
えば図3に示すように、リーク電流と発光輝度には相関
関係があり、リーク電流が多い程輝度の低下、つまり輝
度の変化が大きい。従って、ある臨界的な輝度に対応す
るリーク電流を求め、その電流以上のリーク電流が生じ
た場合には不良であると判断することで、容易かつ客観
的に輝度ムラやドット欠落等を検出することができる。
【0010】この場合、走査電極、あるいはデータ電極
の任意の電極間に発光しない程度の電圧を印加すると、
一方の電極側は順方向でも他方の電極側は逆方向となる
ため電流は流れない。しかし、逆方向の電極側に不良箇
所があるとリーク電流が流れ、その電極の位置に不良個
所があることがわかる。なお、不良個所はその電極のラ
イン上にあることがわかれば十分であるが、さらに位置
を特定する場合には、走査電極で検査した場合にはデー
タ電極に変えて検査し、その逆であれば走査電極で再度
検査すればよい。
【0011】すなわち、上記目的は以下の本発明により
達成される。 (1) 2つ以上のデータ電極と、このデータ電極と交
差する方向に配置された2つ以上の走査電極と、両電極
間に存在する有機EL層とを有し、前記データ電極と、
有機EL層と、走査電極の間に少なくとも1つの回路を
形成する有機ELディスプレイと、前記有機ELディス
プレイの検査電圧を発生する電圧発生手段と、この電圧
発生手段により発生した検査電圧を前記有機ELディス
プレイの少なくとも2つの走査電極またはデータ電極間
に印加する接続手段と、前記電圧発生手段と有機ELデ
ィスプレイ間に流れる電流を検出する電流検出手段と、
この電流検出手段により検出された電流値により前記有
機ELディスプレイの良否を判断する判断手段とを有す
る有機ELディスプレイの評価装置。 (2) 前記検査電圧は有機ELディスプレイの発光電
圧未満である上記(1)の有機ELディスプレイの評価
装置。 (3) 前記検査電圧は0.1〜2.5V である上記
(1)または(2)の有機ELディスプレイの評価装
置。 (4) 2つ以上のデータ電極と、このデータ電極と交
差する方向に配置された2つ以上の走査電極と、両電極
間に存在する有機EL層とを有し、前記データ電極と、
有機EL層と、走査電極の間に少なくとも1つの回路を
形成する有機ELディスプレイの、少なくとも2つの前
記データ電極または走査電極間に前記有機ELディスプ
レイの発光電圧未満の検査電圧を印加し、この検査電圧
により前記電極間に流れる電流を検出し、検出された電
流値から有機ELディスプレイを評価する有機ELディ
スプレイの評価方法。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の有機ELディスプレイの
評価装置は、2つ以上のデータ電極と、このデータ電極
と交差する方向に配置された2つ以上の走査電極と、両
電極間に存在する有機EL層とを有し、前記データ電極
と、有機EL層と、走査電極の間に少なくとも1つの回
路を形成する有機ELディスプレイと、前記有機ELデ
ィスプレイの検査電圧を発生する電圧発生手段と、この
電圧発生手段により発生した検査電圧を前記有機ELデ
ィスプレイの少なくとも2つの走査電極またはデータ電
極間に印加する接続手段と、前記電圧発生手段と有機E
Lディスプレイ間に流れる電流を検出する電流検出手段
と、この電流検出手段により検出された電流値により前
記有機ELディスプレイの良否を判断する判断手段とを
有する。
【0013】本発明に用いられる有機ELディスプレイ
1は、例えば図1,4に示すように、2つ以上、つまり
複数の走査電極23と、この走査電極と交差する方向に
複数のデータ電極24とを有し、この二つの電極間に挟
み込むように発光層等の有機層を有するマトリクスタイ
プのディスプレイである。データ電極24は、通常電流
注入側の電極(陽極)として機能し、走査電極23は通
常電流排出側の電極(陰極)として機能する。これらデ
ータ電極24および走査電極23は、間に有機層を挟み
互いに交差して複数本設けられ、マトリクスを形成して
いる。従って、データ電極24と走査電極23で与えら
れるX、Y座標の任意の電極間に所定の電圧を印加し、
電流を流すことにより特定のデータ電極24と走査電極
23に挟まれた有機層が発光し、1つの画素を構成する
こととなる(以下特に断りのない場合、この明細書では
ディスプレイ内の1つの画素を構成する部分を有機EL
素子という)。このようにして、任意の位置の画素を選
択的に発光させることにより、画面上に任意の画像を構
成することができる。なお、有機ELディスプレイへの
画像表示方法は、従来公知のドットマトリクスタイプの
ディスプレイの駆動方法に準じたものであり、その詳細
については説明を省略する。
【0014】電圧発生手段3は、有機ELディスプレイ
1を検査するために必要な検査電圧を発生する。この検
査電圧は、有機ELディスプレイを破壊しない電圧以下
であればよいが、好ましくは、発光しないときの評価が
可能であり、より安全性が高いことから、発光電圧(発
光するために必要な最低の電圧)より低い電圧であっ
て、有機ELディスプレイ1の評価に必要な電流を流す
ことのできる電圧が好ましい。有機EL素子の発光電圧
としては、使用する有機物質や電極材料等により異なる
が、通常2.6V 程度である。従って、検査電圧として
は、特に好ましくは0.1〜2.5V 、より好ましくは
0.5〜2.5V 、さらに0.8〜1.5V 程度が好ま
しい。このような電圧発生手段3としては、所望の電圧
を安定して供給しうるものであればよく、例えばトラン
ジスタやFET等の半導体素子を用いた定電圧回路や、
電池、レギュレータIC等を用いることで容易に得るこ
とができる。
【0015】接続手段2は、電圧発生手段3により発生
した検査電圧を、有機ELディスプレイの少なくとも2
つの走査電極23またはデータ電極24間に印加する。
すなわち、例えば図1に示すように、有機EL素子1の
任意の走査電極23(データ電極24)を2本選択し、
この2つの走査電極23(データ電極24)間に前記検
査電圧が印加されるように電圧発生手段を接続する。接
続される電極は、走査電極23であってもデータ電極2
4であってもよく、同一種類の任意の1組が選択され
る。この1組の電極は、間に同一種類の電極が存在する
ような離れたものでも、片側もしくは両側を複数本選択
したものでもよいが、通常隣接した1組が選択され、好
ましくは、検査の内容にもよるが、同一種類内で全ての
電極間に順次通電されるように接続される。このような
接続手段として、例えば、スイッチやロータリースイッ
チ等の有接点スイッチや、トランジスタ、FET等の半
導体を用いたスイッチング素子あるいはこれを集積化し
たもの等の他、搬送されてきた有機ELディスプレイの
接点に接触するコンタクトや、作業者により接続される
際用いられるプローブ等も含まれる。中でも、半導体を
用いたスイッチング素子は、接続する電極をマイクロ秒
以下のオーダーで高速に切り換えることができ、検査の
高速化を図る上で好ましい。
【0016】電流検出手段4は、検査電圧が印加された
ことにより有機ELディスプレイの電極間、つまり有機
EL素子に流れる電流を検出する。検出された電流は所
定の信号に変換され、判断手段5に送られる。有機EL
素子は前述のように、陽極から陰極へ順方向に電流が流
れる際に発光し、逆方向へは電流が流れにくい、いわゆ
るダイオード特性を有している。このため、通常は2つ
の電極間に検査電圧を加えても、流れる電流はゼロない
し極僅かな値である。しかし、クロストロークや、輝度
ムラ等を生じるような不良個所があると、測定条件等に
もよるが数μ〜数10μA 程度、逆方向への電流(リー
ク電流)が流れ、電流検出手段により検出される。電流
検出手段は、数μ〜数10μA 程度の電流を検出しうる
もので有ればよく、直接電流を検出する方法の他、抵抗
その他のインピーダンス素子により生じた電圧を検出し
てもよい。また、電流により生じた磁場をホール素子、
MR素子等により検出するものでもよい。
【0017】判断手段5は、検出された電流値が適切な
範囲か否かを判断し、そうでない場合には表示手段、音
声送出手段等を用いて不良個所がある旨の通知を行う。
この場合、評価レベルは、単に正常値からはずれたもの
であるだけの判断と、検出電流値を何段階かに分け、そ
れぞれの電流値に対応した不良状態を判断し、通知して
もよい。このようにすれば、製造段階のどの場所で生じ
た不良かが判別でき、その製造段階で不良が生じないよ
うな対策を行うなどのフィードバックを行うこともでき
る。判断手段5は、単にあるしきい値レベルに対して検
出電流レベルの高低を判断するだけの場合であれば、コ
ンパレータ、フリップフロップ、ゲート回路の組み合わ
せ等により構成することができ、さらに数段階に分けて
判断したり、得られたデータを解析させる場合にはプロ
セッサを用いてもよい。その場合には、電流検出手段4
を複数設けたり、A/D変換を行ってもよい。プロセッ
サは、専用のものを用いても、ディスプレイ制御用のも
の等と兼用してもよい。
【0018】複数段階に分けて判断する場合としては、
例えば、データ線間のリーク、データ線−走査線間のリ
ーク、走査線間のリーク、有機層そのものの不良、ある
いは有機層が劣化して不具合を生じる直前状態等の判断
を行うことが可能である。これらの判断は、不具合の生
じたラインやその不具合内容とリーク電流値との相関関
係を示すデータや、ある不具合が生じた(生じそうな)
ラインと他のラインとの関係等を解析し、これらのデー
タをもとに、電流検出手段により得られたデータをプロ
セッサを用いて高速に処理することにより判断すること
ができる。
【0019】表示手段としては、例えばLEDディスプ
レイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、有機
ELディスプレイ等やCRTでもよく、単に不良を通知
するだけの場合には単独の電球やLED等でもよい。音
声送出手段としては音声合成IC、メロディーIC、ミ
ュージックプロセッサ等とスピーカとの組み合わせや、
圧電ブザー等を用いることができる。これらは、使用す
る製造ラインや必要とする判断内容等により適宜選択す
ればよい。
【0020】以上、主に製造段階での評価装置について
説明したが、有機ELディスプレイの駆動中、あるいは
駆動後に本発明の装置を適用することも可能である。す
なわち、経時変化によりディスプレイに不良個所が生じ
た場合にはこれを検出し、そのような不良があること
や、その不良個所をそのディスプレイ自体に表示した
り、アラーム音を発生したりして使用者に知らせること
も可能である。
【0021】その際、例えば有機ELディスプレイ駆動
用の電源と、検査電圧を発生する電源とを用意し、駆動
の前後や休止時に素子駆動用電源から検査電圧の電源に
切り換え、かつスイッチング素子を用いた接続手段を高
速に動作させ、ディスプレイ内の有機EL素子を高速に
検査することも可能である。このような、ディスプレイ
使用前後の検査により、早期に不良個所の発見ができ、
表示内容に特に重要な意味を有する自動車、列車、飛行
機等のメータ類に使用した場合にも、高い信頼性を有す
ることができる。
【0022】次に、本発明に使用される有機ELディス
プレイの有機層について説明する。
【0023】本発明に使用される有機ELディスプレイ
は、図4に示すように、一方の基板上22に、ホール注
入電極(陽極)24、ホール注入・輸送層、発光および
電子注入輸送層、電子注入電極(陰極)23、必要によ
り保護層が積層され、これを反転して他方の基板21と
の間に有機層を挟み込んだ構成を有する。
【0024】本発明の有機ELディスプレイは、上記の
構成例に限らず、種々の構成とすることができ、例えば
発光層を単独で設け、この発光層と電子注入電極との間
に電子注入輸送層を介在させた構造とすることもでき
る。また、必要に応じ、ホール注入・輸送層と発光層と
を混合しても良い。
【0025】電子注入電極はスパッタ法や真空蒸着等に
より成膜し、発光層等の有機物層は真空蒸着等により、
ホール注入電極は蒸着やスパッタ等により成膜すること
ができるが、これらの膜のそれぞれは、必要に応じてマ
スク蒸着または膜形成後にエッチングなどの方法によっ
てパターニングされ、これによって、所望の発光パター
ンを得ることができる。電極成膜後に、SiOX 等の無
機材料、テフロン等の有機材料等を用いた保護膜を形成
してもよい。保護膜は透明でも不透明であってもよく、
保護膜の厚さは50〜1200nm程度とする。保護膜は
スパッタ法、蒸着法等により形成すればよい。
【0026】さらに、素子の有機層や電極の酸化を防ぐ
ために素子上に封止層を形成することが好ましい。封止
層は、湿気の侵入を防ぐために市販の低吸湿性の光硬化
性接着剤、エポキシ系接着剤、シリコーン系接着剤、架
橋エチレン−酢酸ビニル共重合体接着剤シート等の接着
性樹脂層を用いて、ガラス板等の封止板を接着し密封す
る。ガラス板以外にも金属板、プラスチック板等を用い
ることもできる。
【0027】発光層は、ホール(正孔)および電子の注
入機能、それらの輸送機能、ホールと電子の再結合によ
り励起子を生成させる機能を有する。発光層には比較的
電子的にニュートラルな化合物を用いることが好まし
い。
【0028】ホール注入輸送層は、陽電極からのホール
の注入を容易にする機能、ホールを安定に輸送する機能
および電子を妨げる機能を有し、電子注入輸送層は、陰
電極からの電子の注入を容易にする機能、電子を安定に
輸送する機能およびホールを妨げる機能を有するもので
あり、これらの層は、発光層に注入されるホールや電子
を増大・閉じこめさせ、再結合領域を最適化させ、発光
効率を改善する。
【0029】発光層の厚さ、ホール注入輸送層の厚さお
よび電子注入輸送層の厚さは特に限定されず、形成方法
によっても異なるが、通常、5〜500nm程度、特に1
0〜300nmとすることが好ましい。
【0030】ホール注入輸送層の厚さおよび電子注入輸
送層の厚さは、再結合・発光領域の設計によるが、発光
層の厚さと同程度もしくは1/10〜10倍程度とすれ
ばよい。ホールもしくは電子の、各々の注入層と輸送層
を分ける場合は、注入層は1nm以上、輸送層は20nm以
上とするのが好ましい。このときの注入層、輸送層の厚
さの上限は、通常、注入層で500nm程度、輸送層で5
00nm程度である。このような膜厚については注入輸送
層を2層設けるときも同じである。
【0031】発光層には発光機能を有する化合物である
蛍光性物質を含有させる。このような蛍光性物質として
は、例えば、特開昭63−264692号公報に開示さ
れているような化合物、例えばキナクリドン、ルブレ
ン、スチリル系色素等の化合物から選択される少なくと
も1種が挙げられる。また、トリス(8−キノリノラ
ト)アルミニウム等の8−キノリノールないしその誘導
体を配位子とする金属錯体色素などのキノリン誘導体、
テトラフェニルブタジエン、アントラセン、ペリレン、
コロネン、12−フタロペリノン誘導体等が挙げられ
る。さらには、特願平6−110569号のフェニルア
ントラセン誘導体、特願平6−114456号のテトラ
アリールエテン誘導体等を用いることができる。
【0032】また、それ自体で発光が可能なホスト物質
と組み合わせて使用することが好ましく、ドーパントと
しての使用が好ましい。このような場合の発光層におけ
る化合物の含有量は0.01〜10wt% 、さらには0.
1〜5wt% であることが好ましい。ホスト物質と組み合
わせて使用することによって、ホスト物質の発光波長特
性を変化させることができ、長波長に移行した発光が可
能になるとともに、素子の発光効率や安定性が向上す
る。
【0033】基板材料としては、ガラスや石英、樹脂等
の透明ないし半透明材料を用いる。また、基板に色フィ
ルター膜や蛍光性物質を含む色変換膜、あるいは誘電体
反射膜を用いて発光色をコントロールしてもよい。
【0034】色フィルター膜には、液晶ディスプレイ等
で用いられているカラーフィルターを用いれば良いが、
有機ELの発光する光に合わせてカラーフィルターの特
性を調整し、取り出し効率・色純度を最適化すればよ
い。
【0035】また、EL素子材料や蛍光変換層が光吸収
するような短波長の外光をカットできるカラーフィルタ
ーを用いれば、素子の耐光性・表示のコントラストも向
上する。
【0036】また、誘電体多層膜のような光学薄膜を用
いてカラーフィルターの代わりにしても良い。
【0037】色変換膜は、EL発光の光を吸収し、色変
換膜中の蛍光体から光を放出させることで、発光色の色
変換を行うものであるが、組成としては、バインダー、
蛍光材料、光吸収材料の三つから形成される。
【0038】有機ELディスプレイは、直流駆動型や、
交流駆動またはパルス駆動として用いられる。駆動させ
るための印加電圧は、通常、2(特に2.5前後)〜2
0V程度とされる。
【0039】
【実施例】次に実施例を示し、本発明をより具体的に説
明する。
【0040】図2は本発明の有機ELディスプレイの評
価装置のより具体的な実施例を示した回路図である。図
において、本発明の有機ELディスプレイの評価装置
は、電圧発生手段3と、電流検出手段4と、判断手段5
とを有し、電圧発生手段3は検査用電圧を発生する電源
Vcc1である。この例では接続手段は省略されている
が、図1に示すように、ノードN1,N2に有機ELデ
ィスプレイが接続されるような選択手段とすればよい。
【0041】電流検出手段4は、検査電圧により流れる
リーク電流等を検出し電圧に変換する抵抗R1とこの抵
抗R1により生じた微少電圧を所定のレベルの電圧にま
で増幅する抵抗R2,R3,R4とオペアンプIC1で
構成される増幅器とにより構成されている。なお、増幅
器はこのような構成に限定されるものではなく、微少電
圧を増幅するための種々の構成とすることができる。
【0042】判断手段5は電圧検出手段から送られた信
号を入力し、これと基準レベルrefとを比較し、入力し
た信号が基準レベルref より小さいときはHレベルを、
大きいときにはLレベルを出力するオペアンプIC2
(コンパレータ)と、電源電圧基準レベルref を得る抵
抗R5とツェナーダイオードZDと、オペアンプICの
出力をプラス電源側Vcc2にプルアップする抵抗R6
とを有する。このようにして、有機ELディスプレイに
リーク電流等を生じ、あるレベル以上の電流が流れると
判断手段から不良であることを知らせるLレベルが出力
される。なお、オペアンプIC2の出力は必要に応じて
警報装置、警告灯制御装置、ディスプレイコントロー
ラ、その他の制御装置等に送られ、その使用態様により
適切な処理がなされる。
【0043】図示の例では、判断手段5は検出された電
流が、所定の基準レベルref に対して高いか低いかの2
値的な判断のみを行っているが、このような構成に限定
されるものではなく、例えば、オペアンプIC1の出力
をA/D変換し、その値をプロセッサで読み取るような
構成としてもよい。また、その判断内容としては上記に
示したものと同様のものである。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、評価効率
が高く、客観的な評価が可能で、評価結果を製造ライン
にフィードバック可能で、しかも製造時間の短縮や歩留
まりの向上が可能な有機ELディスプレイの評価装置お
よび評価方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機ELディスプレイの評価装置の基
本構成を示したブロック図である。
【図2】本発明の一実施例である、有機ELディスプレ
イの評価装置の回路図である。
【図3】リーク電流と相対輝度の関係を示したグラフで
ある。
【図4】有機ELディスプレイの構成を示した外観斜視
図である。
【符号の説明】
1 有機ELディスプレイ 2 接続手段 3 電圧発生手段 4 電流検出手段 5 判断手段 21 基板 22 基板 23 走査電極 24 データ電極

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つ以上のデータ電極と、このデータ電
    極と交差する方向に配置された2つ以上の走査電極と、
    両電極間に存在する有機EL層とを有し、 前記データ電極と、有機EL層と、走査電極の間に少な
    くとも1つの回路を形成する有機ELディスプレイと、 前記有機ELディスプレイの検査電圧を発生する電圧発
    生手段と、 この電圧発生手段により発生した検査電圧を前記有機E
    Lディスプレイの少なくとも2つの走査電極またはデー
    タ電極間に印加する接続手段と、 前記電圧発生手段と有機ELディスプレイ間に流れる電
    流を検出する電流検出手段と、 この電流検出手段により検出された電流値により前記有
    機ELディスプレイの良否を判断する判断手段とを有す
    る有機ELディスプレイの評価装置。
  2. 【請求項2】 前記検査電圧は有機ELディスプレイの
    発光電圧未満である請求項1の有機ELディスプレイの
    評価装置。
  3. 【請求項3】 前記検査電圧は0.1〜2.5V である
    請求項1または2の有機ELディスプレイの評価装置。
  4. 【請求項4】 2つ以上のデータ電極と、このデータ電
    極と交差する方向に配置された2つ以上の走査電極と、
    両電極間に存在する有機EL層とを有し、 前記データ電極と、有機EL層と、走査電極の間に少な
    くとも1つの回路を形成する有機ELディスプレイの、 少なくとも2つの前記データ電極または走査電極間に前
    記有機ELディスプレイの発光電圧未満の検査電圧を印
    加し、 この検査電圧により前記電極間に流れる電流を検出し、 検出された電流値から有機ELディスプレイを評価する
    有機ELディスプレイの評価方法。
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