JPH10320247A - データベース管理システム - Google Patents

データベース管理システム

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Publication number
JPH10320247A
JPH10320247A JP9126695A JP12669597A JPH10320247A JP H10320247 A JPH10320247 A JP H10320247A JP 9126695 A JP9126695 A JP 9126695A JP 12669597 A JP12669597 A JP 12669597A JP H10320247 A JPH10320247 A JP H10320247A
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JP
Japan
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database
name
item
user
list
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Application number
JP9126695A
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Inventor
Naoko Iwamoto
直子 岩本
Masafumi Nagae
雅史 長江
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データベース操作のためのユーザインタフェ
ースの画面の作成において、レスポンスがよく、しかも
データベースの構成の変更に迅速に対応することのでき
るデータベース管理システムを提供する。 【解決手段】 構成定義記憶部11は、データベース1
0の構成を示すデータベース構成定義ファイルと各テー
ブルの構成を示すテーブル構成定義ファイルの2種類の
テキストファイルを記憶している。ユーザインタフェー
ス表示部12は、検索条件等の入力のインタフェースと
なる設定画面14を生成する。ここでユーザインタフェ
ース表示部12は、構成定義記憶部11の各定義ファイ
ルを参照し、選択候補となるテーブル名や項目名、演算
子などを一覧表示する。ユーザは、これら一覧表示から
所望のものを選択することにより、所望の検索条件や参
照項目を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データベース管
理システムに関し、特に検索文作成のための条件等の入
力を受け付けるためのユーザインタフェースの実現技術
に関する。
【0002】
【従来の技術】リレーショナル型データベースの操作用
言語として、SQL(Structured Query Language)が
よく知られている。リレーショナル・データベースの管
理を行うデータベース管理システムでは、SQLで記述
された検索文に基づき、検索などの操作を行う。ところ
が、SQLは難解なので、ユーザがSQLを用いて検索
文を直接記述するのは効率的ではない。そこで、SQL
文作成のためのユーザ支援ツールが開発されている。
【0003】例えば、特開平8−171508号公報に
は、GUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)
を利用して対話的に検索条件の設定を行うことができる
データベース管理システムが示されている。この従来シ
ステムは、GUIとして、データベースのデータ項目を
見出しとする行及び列からなる検索条件組合せ表を表示
し、ユーザがこの検索条件組合せ表の各セルに対して検
索条件を設定すると、この設定の内容を反映したSQL
の検索文を自動生成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来システムで
は、データベースに含まれる各テーブルの名称やこれら
各テーブルに含まれるデータ項目の名称などのデータベ
ース構成に関する情報を、データベース自体にアクセス
して取得していた。そして、従来システムは、これらデ
ータベース構成に関する情報を所定形式のデータテーブ
ルの形に編集して作業用メモリに記憶し、このデータテ
ーブルを参照して前述のGUIを構築していた。
【0005】ところが、データベースからデータベース
構成のための情報を取得するには、データベースへのロ
グインなどの処理が必要となり、このために時間がかか
るので、前記従来システムにはレスポンスが遅いという
問題があった。
【0006】また、このほかに、GUIのプログラム自
体に、対象とするデータベースの構成に関する情報を組
み込む方式もあり、この方式だとレスポンスはよい。と
ころが、この方式では、GUIはあくまで特定のデータ
ベース向けに設計されたものとなり、他のデータベース
には適用できない。また、データベースの構成に変更が
あった場合などには、GUIのプログラム自体を変更す
る必要が生じ、迅速に対応することもできない。
【0007】この発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであり、データベース操作のためのユ
ーザインタフェースの画面の作成において、レスポンス
がよく、しかもデータベースの構成の変更に迅速に対応
することのできるデータベース管理システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデータベ
ース管理システムは、データベースに含まれる各テーブ
ルごとに、そのテーブルに含まれる各データ項目の項目
名とデータ型の対応関係をテキストで記述したテーブル
構成定義ファイルと、前記データベースに含まれる各テ
ーブルのテーブル名とテーブル構成定義ファイルのファ
イル名の対応関係をテキストで記述したデータベース構
成定義ファイルと、を記憶する構成定義記憶部と、前記
データベース構成ファイルを参照して前記データベース
に含まれるテーブル名のリストを表示するとともに、こ
のテーブル名のリストから選択されたテーブルのデータ
項目のリストを、当該テーブルのテーブル構成ファイル
を参照して表示するユーザインタフェース表示部と、を
有し、前記テーブル名のリスト及び前記項目名のリスト
に対するユーザからの選択を受け付け、この選択結果に
基づき検索文を作成し、前記データベースを操作するも
のである。
【0009】また、この発明に係るデータベース管理シ
ステムは、データベース構成定義ファイル及びテーブル
構成定義ファイルには、それぞれテーブル名及び項目名
として、データベース内での内部的な名称とユーザに分
かり易いように定められた名称との2種類の名称が記述
され、ユーザインタフェース表示部は、テーブル名又は
項目名のリストの表示においては、ユーザに分かり易い
ように定められた名称を用い、検索文の作成においては
データベース内での内部的な名称を用いるものである。
【0010】また、この発明に係るデータベース管理シ
ステムは、ユーザインタフェース表示部が、検索条件の
設定を促す検索条件設定画面と、検索結果として参照す
るデータ項目の設定を促す参照項目設定画面と、を生成
し、参照するデータ項目を検索条件とは独立して設定可
能としたものである。
【0011】また、この発明に係るデータベース管理シ
ステムは、ユーザインタフェース表示部が、検索条件設
定画面の表示において、項目名のリストからユーザによ
って選択されたデータ項目のデータ型をテーブル構成定
義ファイルから求め、検索条件の記述のための演算子の
うち当該データ型に適合する演算子のみを一覧表示し、
この一覧表示に対するユーザからの選択を受け付けるも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。
【0013】図1は、この発明に係るデータベース管理
システムのシステム構成図である。図1において、デー
タベース10は、リレーショナル型であり、複数のテー
ブルを含んでいる。構成定義記憶部11は、このデータ
ベース10の構成を示すテキストファイル群を記憶して
いる。
【0014】具体的には、構成定義記憶部11は、図2
に示すように、データベース構成定義ファイル100及
びテーブル構成定義ファイル101の2種類のファイル
を有する。テーブル構成定義ファイル101は、データ
ベース10に含まれる各テーブルごとに用意されてい
る。テーブル構成定義ファイル101は、テーブルに含
まれる各データ項目ごとについて、項目名やデータ型を
記述している。データ項目の項目名としては、データベ
ース10で内部的に用いられる名称があるが、これは一
般にユーザにとって分かりにくい(識別しにくい)場合
が多いので、この実施の形態では、これに加えてユーザ
に分かり易い名称を用意している。図2では、idやF
_a1などがデータベース10の内部的な名称であり、
ID_noやitem_a1などがユーザ用に用意した
名称である。結局、テーブル構成定義ファイル101に
は、各データ項目ごとに、ユーザ用の項目名(ID_n
oなど)、データベース10の内部的な項目名(idな
ど)、及びそのデータ項目のデータ型(数値や文字列な
ど)がこの順にテキストで記述されている。なお、図2
では、データベース10が3つのテーブルを含んでいる
場合を示している。一方、データベース構成定義ファイ
ル100は、データベース10に対して1つだけ用意さ
れる。データベース構成定義ファイル100は、データ
ベース10に含まれる各テーブルごとに、テーブル名と
そのテーブルについてのテーブル構成定義ファイル10
1のファイル名(Pa.datなど)を記述している。
このテーブル名としては、前述のデータ項目の項目名の
場合と同様、データベース10の内部的な名称(Ta、
Tbなど)と、これとは別に定めたユーザに分かり易い
名称(テーブルA、テーブルBなど)の2種類が記述さ
れている。このデータベース構成定義ファイル100に
は、予め定められた特定のファイル名を付与する。ここ
では、データベース構成定義ファイル100のファイル
名をTable.datとする。これらデータベース構
成定義ファイル100及び各テーブル構成定義ファイル
101は、データベース10の構築時に、データベース
構築者が作成する。なお、図2において、テーブルT
a、Tb、Tcのテーブル構成定義ファイルは、それぞ
れPa.dat、Pb.dat、Pc.datである。
【0015】ユーザインタフェース表示部12は、検索
条件などの設定画面14を生成し、ディスプレイ13に
表示する。ユーザインタフェース表示部12は、この表
示処理において、構成定義記憶部11のデータベース構
成定義ファイル100やテーブル構成定義ファイル10
1を参照する。この処理の詳細については、後に説明す
る。
【0016】ユーザは、ディスプレイ13に表示された
設定画面14に対して入力部16を用いて検索条件など
の入力を行う。入力部16は、例えばマウス等のポイン
ティングデバイスやキーボード(以下、マウス等と略
す)などである。この入力の内容は、検索文生成部17
に渡される。検索文生成部17は、これら入力の内容に
基づき、SQLの検索文を作成し、この検索文を用いて
データベース10を検索する。そして、検索文生成部1
7は、得られた検索結果を検索結果表示部18に渡す。
検索結果表示部18は、この検索結果を所定の形式に編
集して検索結果表示画面15を生成し、これをディスプ
レイ13に表示する。
【0017】図3及び図4は、それぞれディスプレイ1
3に設定画面14として表示される検索条件設定画面1
4a及び参照項目設定画面14bの表示例を示す図であ
る。
【0018】検索条件設定画面14aは、ユーザからの
検索条件の設定を受け付けるためのユーザインタフェー
ス画面である。検索条件は、対象とするデータ項目を指
定し、さらにこのデータ項目が満たすべき条件を指定す
ることにより設定する。ここで、対象とするデータ項目
は、テーブル名と項目名とで特定する。また、データ項
目が満たすべき条件は、演算子とこの演算子の対象とな
る検索キーとで指定する。例えば、データ項目idにつ
いての条件id>10を例にとると、「>」が演算子で
あり、「10」が検索キーである。このような検索条件
の設定のために、検索条件設定画面14aには、テーブ
ル名を設定用のテーブル名コンボボックス141、項目
名設定用の項目名コンボボックス142、演算子設定用
の演算子コンボボックス143及び検索キー設定用の検
索キー入力フィールド144が表示される。
【0019】また、参照項目設定画面14bは、検索条
件を満足するレコードのうちで参照対象のデータ項目
(すなわち、検索結果として表示するデータ項目。参照
項目と略す)の設定を行うためのユーザインタフェース
画面である。参照項目は、テーブル名及び項目名によっ
て指定する。このため、参照項目設定画面14bは、テ
ーブル名設定用のテーブル名コンボボックス151と項
目名設定用の項目名コンボボックス152が表示され
る。
【0020】検索条件設定画面14a及び参照項目設定
画面14bでは、これらコンボボックス等は、それぞれ
上から順に設定すべき順序に従って配列されている。ユ
ーザインタフェース表示部12は、これらコンボボック
ス等を実現するプログラム(オブジェクト)を含んでい
る。
【0021】以下、図3及び図4を参照して、検索条件
及び参照項目の設定操作の手順を説明する。
【0022】検索条件の設定操作では、まずユーザは、
検索条件設定画面14aにおいて、テーブル名コンボボ
ックス141をマウス等で選択する。ユーザインタフェ
ース表示部12は、データベース構成定義ファイル10
0のファイル名(Table.dat)の情報を有して
おり、テーブル名コンボボックス141が選択されたこ
とを検出すると、そのファイル名の情報を用いてデータ
ベース構成定義ファイル100を参照し、このファイル
からデータベース10に含まれるテーブルのテーブル名
の情報を取り出し、これらテーブル名の一覧を表示す
る。ここで、ユーザインタフェース表示部12は、デー
タベース構成定義ファイルに記述された2種類のテーブ
ル名のうち、ユーザ用の方を表示に用いる。この表示状
態の一例を示したのが図5である。ユーザは、このテー
ブル名一覧の中から所望のテーブルをマウス等で選択す
る。選択されたテーブル名は、テーブル名コンボボック
ス141に表示される。このとき、ユーザインタフェー
ス表示部12は、選択されたテーブルの内部的なテーブ
ル名(例えばTa)と、このテーブルのテーブル構成定
義ファイルのファイル名(例えばPa.dat)とを、
データベース構成定義ファイル100から抽出し、記憶
する。
【0023】次に、ユーザが項目名コンボボックス14
2を選択すると、ユーザインタフェース処理部12は、
先に記憶したファイル名の情報を用い、選択されたテー
ブルのテーブル構成定義ファイル101を参照し、この
テーブルに含まれるデータ項目の項目名の一覧を選択候
補として表示する。この項目名一覧の表示も、テーブル
名一覧の場合と同様、ユーザ用の項目名が用いられる。
この表示状態の一例を示したのが図6である。図6で
は、テーブルAの各データ項目の項目名が一覧表示され
ている。ユーザは、この項目名一覧の中から所望の項目
名を選択する。選択された項目名は、項目名コンボボッ
クス142に表示される。そして、ユーザインタフェー
ス表示部12は、選択されたデータ項目の内部的な項目
名(例えばid)と、このデータ項目のデータ型(例え
ば数値)とを、テーブル構成定義ファイル101から抽
出し、記憶する。
【0024】次に、ユーザが演算子コンボボックス14
3を選択すると、ユーザインタフェース表示部12は、
選択されたデータ項目のデータ型に適合する演算子の一
覧を選択候補として表示する。例えば、データ型が数値
の場合には、図7に示すような演算子一覧が表示され
る。また、例えばデータ型が文字列の場合には、図8に
示すような演算子一覧が表示される。このような機能を
実現するには、例えば、ユーザインタフェース表示部1
2が、各データ型ごとに、そのデータ型に適合する演算
子のリストを保持していればよい。ユーザは、この演算
子一覧の中から所望の演算子を選択する。ユーザインタ
フェース表示部は、選択された演算子を記憶すると共
に、演算子コンボボックス143に表示する。
【0025】演算子の選択が終わると、ユーザは、検索
キー入力フィールド144に対してキーボード等を用い
て検索キーを入力する。ここで、ユーザインタフェース
表示部12が、入力された検索キーの値がデータ型に適
合するか否かを判定し、適合しない場合はエラーメッセ
ージを表示するようにしてもよい。ユーザインタフェー
ス表示部12は、入力された検索キーの値を記憶する。
【0026】このようにして検索キーの入力までが終了
すると、一つのデータ項目についての検索条件式が決ま
る。すると、ユーザは、次に結合演算子の設定を行う。
結合演算子は、Andボタン145、Orボタン146
又はEndボタン147のいずれかを選択(クリック)
することにより設定する。この場合、今まで設定した検
索条件に加えて、別の検索条件をand条件として設定
したい場合には、Andボタン145を選択すればよ
い。また、別の検索条件をor条件として設定した場合
には、Orボタン146を選択すればよい。Andボタ
ン145又はOrボタン146を選択した場合には、ユ
ーザは、前述と同様の手順で、テーブル名から検索キー
までの一連の設定作業を行う。一方、これ以上他の検索
条件を設定しない場合には、ユーザはEndボタン14
7を選択すればよい。なお、このようなボタンの代わり
に、検索キー入力フィールド144の下などに、デーブ
ル名コンボボックス141等と同様の結合演算子選択用
のコンボボックスを設け、このコンボボックスにて選択
を受け付けてもよい。
【0027】このようにして選択された選択結果は、ユ
ーザインタフェース表示部12に例えば表形式で保持さ
れる。そして、この保持内容は、検索条件設定画面14
aの検索条件表示グリッド148に表示される。検索条
件表示グリッド148では、1行が1つの検索条件に対
応し、各行にはそれぞれユーザが選択したテーブル名、
項目名、演算子、検索キーに加え、データベース10で
の内部的なテーブル名、項目名も表示され、最後に結合
演算子が表示される。
【0028】なお、図3は、検索条件が1つしか設定さ
れなかった場合を示している。
【0029】次に、参照項目の設定手順について説明す
る。この操作は、前述の検索条件の設定におけるテーブ
ル名及び項目名の設定手順と同様である。
【0030】すなわち、まず、ユーザは、図4に示した
参照項目設定画面14bをオープンし、テーブル名コン
ボボックス151をマウス等で選択する。すると、ユー
ザインタフェース表示部12は、検索条件設定の場合と
同様に、データベース構成定義ファイル100を参照
し、データベース10のテーブル名の一覧を表示する。
そして、この一覧表示に対するユーザの選択結果を取得
して記憶する。次に、項目名コンボボックス152が選
択されると、ユーザインタフェース表示部12は、選択
されたテーブルのテーブル構成定義ファイル101を参
照し、当該テーブルのデータ項目の項目名一覧を表示す
る。そして、この一覧表示に対するユーザの選択結果を
取得して記憶する。なお、以上において、テーブル名及
び項目名の一覧表示は、データベース10の内部的な名
称ではなく、ユーザ用に用意された名称を用いて行われ
る。
【0031】このようにして行われた選択の結果は、参
照項目表示グリッド154に表示される。参照項目表示
グリッド154では、1行に1つの参照項目についての
設定情報が表示される。各行には、それぞれ選択された
テーブル名(テーブルAなど)や項目名(item_a
1など)に加え、それらのデータベース10での内部的
な名称(テーブル名Ta、項目名F_a1など)が表示
される。
【0032】なお、参照項目を追加する場合には、Ad
dボタン153をクリックし、同様の設定操作を繰り返
せばよい。
【0033】このようにして検索条件及び参照項目が全
て設定されると、この設定内容に基づき検索文生成部1
7がSQLの検索文を生成する。検索文生成部17は、
まず参照項目の設定内容を取り出し、これを“sele
ct”句の中に「テーブル名.項目名」の形で記述す
る。参照項目が複数ある場合には、コンマを挟んで各項
目の「テーブル名.項目名」を列挙する。検索文生成部
17は、この次に“from”句を記述する。“fro
m”句の中には、参照項目及び検索条件の設定内容の中
に設定されたテーブル名を記述する。テーブルが複数あ
る場合は、それらをコンマを挟んで列挙する。最後に、
検索文生成部17は、“where”句を記述する。こ
こで、“where”句の中には、検索条件の設定内容
を記述する。検索条件は、「テーブル名.項目名 演算
子 検索キー」の形式で記述する。検索条件が複数ある
場合は、それら個々の検索条件の式を設定された結合演
算子で結合して記述する。なお、以上の処理で用いられ
るテーブル名及び項目名は、データベース10の内部的
な名称である。
【0034】このような処理によれば、図3及び図4に
示した設定内容の場合、次に示すような検索文が作成さ
れる。
【数1】select Ta.F_a1 from Ta where Ta.id>10 検索文生成部17は、このようにして生成した検索文を
用いてデータベース10を検索する。検索結果は、検索
結果表示部18に渡され、検索結果表示画面15に表示
される。
【0035】以上、参照項目、検索条件が単数の場合の
例を説明したが、参照項目、検索条件が複数ある場合
は、検索条件設定画面14a及び参照項目設定画面14
bの表示は、例えば図9及び図10に示すようになる。
図9及び図10の例は、3つの検索条件がandで結合
され、参照項目が3つ設定された場合を示している。
【0036】図9及び図10のような設定の場合、複数
のテーブルが出てくるので、検索文の生成においてはこ
れらテーブルの結合を行う必要がある。この実施の形態
では、検索文生成部17は、テーブルの結合は、各テー
ブルで共通する項目名を探し、この項目名に対応するデ
ータ項目同士を“=”で結合することによって行う。す
なわち、図9及び図10の例でいえば、3つのテーブル
Ta、Tb、Tcは、同じ名称のデータ項目として“i
d”を有しているので、次の2つの式でこれらを結合す
る。
【数2】Ta.id=Tb.id
【数3】Tb.id=Tc.id これらテーブル結合のための式は、“where”句の
中に記述する。このようなテーブル結合のための式は、
検索文生成部17が自動的に生成する。すなわち、検索
文生成部17は、“where”句を記述する際に、選
択された各テーブルのテーブル構成定義ファイルを調
べ、それら複数のテーブルに共通する項目名を求め、こ
れらを結合する式を記述する。なお、このようなテーブ
ル結合を実現するためには、データベース10の構築時
に、各テーブルごとに結合のキーとなるデータ項目を定
め、そのデータ項目には全てのテーブルで共通の項目名
を与えておけばよい。
【0037】このテーブル結合のための式の記述以外に
ついては、検索文生成部17は、図3及び図4を例に説
明した際に示した処理手順で各句を記述する。この結
果、次に示す検索文が生成される。
【数4】select Ta.F_a1,Tb.id,Tc.F_c3 from Ta,Tb,Tc
where Ta.id=Tb.id andTb.id=Tc.id and Ta.id>10 and
Tb.F_b2 like‘aaa%’and Tc.F_c3=500 なお、この検索文では、データ項目Tb.F_b2のデ
ータ型が文字列なので、検索文生成部17は、このデー
タ項目についての検索式を記述する際に、設定内容から
このデータ型を判別し、検索キー(aaa%)をシング
ル・クォーテーション・マーク(‘’)で囲む。
【0038】以上、この発明の好適な実施の形態につい
て説明した。以上説明したように、この実施の形態によ
れば、データベースの構成を示すデータベース構成定義
ファイル及びテーブル構成定義ファイルを、データベー
ス10とは独立した構成定義記憶部11に記憶したの
で、検索文生成の際にデータベース10にログインする
必要がなく、レスポンスが向上する。また、データベー
ス構成定義ファイル及びテーブル定義記憶ファイルは、
テキストファイルとして構築したので、データベース1
0の構成の変更に追従して、容易に変更することができ
る。また、この実施の形態は、データベース構成定義フ
ァイル及びテーブル構成定義ファイルを書き換えるだけ
で、異なるデータベースに適用することができる。
【0039】また、この実施の形態では、データベース
構成定義ファイルとテーブル構成定義ファイルにおい
て、テーブル名、項目名として、データベースの内部的
な名称に加え、ユーザ用に分かり易い名称を定めて記述
し、検索条件設定画面や参照項目設定画面における表示
においては、ユーザ用の名称を表示するので、ユーザに
とって分かり易い設定画面を提供することができる。
【0040】また、この実施の形態では、検索条件設定
画面と参照項目設定画面とにより、検索条件と参照項目
とを独立して設定することができる。
【0041】また、この実施の形態では、検索条件設定
画面における演算子の設定において、選択されたデータ
項目のデータ型に適合する演算子のみを選択候補として
一覧表示するので、ユーザがデータ項目に適合しない演
算子を誤って入力することがない。
【0042】なお、以上では、SQLを例にとって説明
したが、本発明は、SQLのみならず、他のデータベー
ス操作用言語を用いたデータベース管理システムにも適
用可能であることはいうまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、検索文生成の際に、データベースの構成を示すデー
タベース構成定義ファイル及びテーブル構成定義ファイ
ルを、構成定義記憶部から読み出すので、データベース
にログインする必要がなくなり、レスポンスが向上す
る。また、データベース構成定義ファイル及びテーブル
定義記憶ファイルは、テキストで記述したので、データ
ベースの構成の変更に容易に対応することができる。ま
た、この発明に係るデータベース管理システムは、デー
タベース構成定義ファイル及びテーブル構成定義ファイ
ルを書き換えるだけで異なるデータベースに適用するこ
とができ、汎用性が極めて高い。
【0044】また、この発明では、テーブル名及び項目
名として、データベースの内部的な名称に加え、ユーザ
に分かり易い名称を定め、これら両方の名称をデータベ
ース構成定義ファイル及びテーブル構成定義ファイルに
併記し、ユーザインタフェース表示部の表示において
は、ユーザに分かり易いように定めた名称を表示するの
で、ユーザに理解しやすい表示を行うことができる。
【0045】また、この発明では、参照するデータ項目
を検索条件とは独立して設定することができるので、検
索内容をより柔軟に指定することができる。
【0046】また、この発明では、検索条件設定画面に
おける演算子の設定において、ユーザによって選択され
たデータ項目のデータ型に適合する演算子のみを一覧表
示し、この一覧表示にてユーザからの選択を受け付ける
ので、ユーザがデータ項目に適合しない演算子を誤って
入力することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るデータベース管理システムの
システム構成図である。
【図2】 構成定義記憶部に記憶されるファイルの一例
を示す図である。
【図3】 検索条件設定画面の表示例を示す図である。
【図4】 参照項目設定画面の表示例を示す図である。
【図5】 テーブル名コンボボックスを選択した場合の
表示例を示す図である。
【図6】 項目名コンボボックスを選択した場合の表示
例を示す図である。
【図7】 演算子コンボボックスを選択した場合の表示
例を示す図である。
【図8】 演算子コンボボックスを選択した場合の別の
表示例を示す図である。
【図9】 検索条件が複数設定された場合の検索条件設
定画面の表示例を示す図である。
【図10】 参照項目が複数設定された場合の参照項目
設定画面の表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 データベース、11 構成定義記憶部、12 ユ
ーザインタフェース表示部、13 ディスプレイ、14
設定画面、14a 検索条件設定画面、14b 参照
項目設定画面、15 検索結果表示画面、16 入力
部、17 検索文生成部、18 検索結果表示部、10
0 データベース構成定義ファイル、101 テーブル
構成定義ファイル。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データベースに含まれる各テーブルごと
    に、そのテーブルに含まれる各データ項目の項目名とデ
    ータ型の対応関係をテキストで記述したテーブル構成定
    義ファイルと、前記データベースに含まれる各テーブル
    のテーブル名とテーブル構成定義ファイルのファイル名
    の対応関係をテキストで記述したデータベース構成定義
    ファイルと、を記憶する構成定義記憶部と、 前記データベース構成ファイルを参照して前記データベ
    ースに含まれるテーブル名のリストを表示するととも
    に、このテーブル名のリストから選択されたテーブルの
    データ項目のリストを、当該テーブルのテーブル構成フ
    ァイルを参照して表示するユーザインタフェース表示部
    と、 を有し、前記テーブル名のリスト及び前記項目名のリス
    トに対するユーザからの選択を受け付け、この選択結果
    に基づき検索文を作成し、前記データベースを操作する
    ことを特徴とするデータベース管理システム。
  2. 【請求項2】 前記データベース構成定義ファイル及び
    前記テーブル構成定義ファイルには、それぞれテーブル
    名及び項目名として、前記データベース内での内部的な
    名称とユーザに分かり易いように定められた名称との2
    種類の名称が記述され、 前記ユーザインタフェース表示部は、前記テーブル名又
    は前記項目名のリストの表示においては、前記ユーザに
    分かり易いように定められた名称を用い、検索文の作成
    においては前記データベース内での内部的な名称を用い
    ることを特徴とする請求項1記載のデータベース管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザインタフェース表示部は、検
    索条件の設定を促す検索条件設定画面と、検索結果とし
    て参照するデータ項目の設定を促す参照項目設定画面
    と、を生成し、参照するデータ項目を検索条件とは独立
    して設定可能としたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のデータベース管理システム。
  4. 【請求項4】 前記ユーザインタフェース表示部は、前
    記検索条件設定画面の表示において、前記項目名のリス
    トからユーザによって選択されたデータ項目のデータ型
    を前記テーブル構成定義ファイルから求め、検索条件の
    記述のための演算子のうち当該データ型に適合する演算
    子のみを一覧表示し、この一覧表示に対するユーザから
    の選択を受け付けることを特徴とする請求項3記載のデ
    ータベース管理システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017062851A (ja) * 2011-04-28 2017-03-30 キヤノンマーケティングジャパン株式会社 情報処理システム、アプリケーションサーバ、情報処理方法、プログラムおよび記録媒体

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