JPH10315988A - ステアリングシャフトカバー - Google Patents
ステアリングシャフトカバーInfo
- Publication number
- JPH10315988A JPH10315988A JP12819897A JP12819897A JPH10315988A JP H10315988 A JPH10315988 A JP H10315988A JP 12819897 A JP12819897 A JP 12819897A JP 12819897 A JP12819897 A JP 12819897A JP H10315988 A JPH10315988 A JP H10315988A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steering shaft
- cover
- cover portion
- shaft cover
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な構造により、ステアリングシャフトカ
バーのコスト低減および組付け作業性の向上を図る。 【解決手段】 第1カバー部11と、該第1カバー部の
上部に配設される第2カバー部12とからなり、これら
のカバー部11,12によってステアリングシャフト1
3と車体側パネル16との間を封じるステアリングシャ
フトカバー10において、第1および第2カバー11,
12にステアリングシャフト13を嵌め込むスリット1
4,15を設けた構成としている。
バーのコスト低減および組付け作業性の向上を図る。 【解決手段】 第1カバー部11と、該第1カバー部の
上部に配設される第2カバー部12とからなり、これら
のカバー部11,12によってステアリングシャフト1
3と車体側パネル16との間を封じるステアリングシャ
フトカバー10において、第1および第2カバー11,
12にステアリングシャフト13を嵌め込むスリット1
4,15を設けた構成としている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステアリングシャ
フトカバーに関し、詳しくは、第1カバー部と、該第1
のカバー部の上部に配設される第2カバー部とからな
り、これらのカバー部によってステアリングシャフトと
車体側パネルとの間を封じるステアリングシャフトカバ
ーに関する。
フトカバーに関し、詳しくは、第1カバー部と、該第1
のカバー部の上部に配設される第2カバー部とからな
り、これらのカバー部によってステアリングシャフトと
車体側パネルとの間を封じるステアリングシャフトカバ
ーに関する。
【0002】
【従来の技術】図示しないピニオンとステアリングシャ
フトを連結するジョイント部で異物を噛み込んだりしな
いように、従来より、ステアリングシャフトとダッシュ
パネルとの間をステアリングシャフトカバーで封じるよ
うにしていた。このようなステアリングシャフトカバー
1は、ベースカバー部2と、該ベースカバー部の上部に
配設されるゴムカバー部3とからなっていた(図4およ
び図5参照)。ゴムカバー部3は、ダッシュパネル4に
図示しない金属プレートとともにボルトによって固定さ
れていた。また、ステアリングシャフトカバー1は、ス
テアリングシャフト6のジョイント部6をベースカバー
部2で覆った後、該ステアリングシャフト6とベースカ
バー部2との間をゴムカバー部3で覆うようにしてい
た。
フトを連結するジョイント部で異物を噛み込んだりしな
いように、従来より、ステアリングシャフトとダッシュ
パネルとの間をステアリングシャフトカバーで封じるよ
うにしていた。このようなステアリングシャフトカバー
1は、ベースカバー部2と、該ベースカバー部の上部に
配設されるゴムカバー部3とからなっていた(図4およ
び図5参照)。ゴムカバー部3は、ダッシュパネル4に
図示しない金属プレートとともにボルトによって固定さ
れていた。また、ステアリングシャフトカバー1は、ス
テアリングシャフト6のジョイント部6をベースカバー
部2で覆った後、該ステアリングシャフト6とベースカ
バー部2との間をゴムカバー部3で覆うようにしてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のステ
アリングシャフトカバー1では、予めステアリングシャ
フト6にゴムカバー部3を部組みしておく必要があると
ともに、該ゴムカバー部を固定するに際して該ゴムカバ
ーを金属プレートで押さえておく必要があった。このた
め、ステアリングシャフトカバー1の部品点数および組
付工数が多くなり、コスト上昇および組付け作業性の低
下を招く不具合があった。本発明は、上記実情に鑑みて
なされたもので、簡単な構造により、コスト低減および
組付け作業性の向上を図ることができるステアリングシ
ャフトカバーを提供することを目的とする。
アリングシャフトカバー1では、予めステアリングシャ
フト6にゴムカバー部3を部組みしておく必要があると
ともに、該ゴムカバー部を固定するに際して該ゴムカバ
ーを金属プレートで押さえておく必要があった。このた
め、ステアリングシャフトカバー1の部品点数および組
付工数が多くなり、コスト上昇および組付け作業性の低
下を招く不具合があった。本発明は、上記実情に鑑みて
なされたもので、簡単な構造により、コスト低減および
組付け作業性の向上を図ることができるステアリングシ
ャフトカバーを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、第1カバー部と、該第1カバー部の上
部に配設される第2カバー部とからなり、これらのカバ
ー部によってステアリングシャフトと車体側パネルとの
間を封じるステアリングシャフトカバーにおいて、上記
第1および第2カバーに上記ステアリングシャフトを嵌
め込むスリットを設けた構成としている。
に、本発明では、第1カバー部と、該第1カバー部の上
部に配設される第2カバー部とからなり、これらのカバ
ー部によってステアリングシャフトと車体側パネルとの
間を封じるステアリングシャフトカバーにおいて、上記
第1および第2カバーに上記ステアリングシャフトを嵌
め込むスリットを設けた構成としている。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るステアリング
シャフトカバーの一実施例について、添付図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係るス
テアリングシャフトカバーの一実施例を示すものであ
る。本実施例のステアリングシャフトカバー10は、比
較的硬質樹脂製の第1カバー部11と、該第1カバー部
の首部に嵌着される比較的軟質樹脂(例えばゴム材等)
製の第2カバー部12とからなる。
シャフトカバーの一実施例について、添付図面を参照し
ながら詳細に説明する。図1〜図3は、本発明に係るス
テアリングシャフトカバーの一実施例を示すものであ
る。本実施例のステアリングシャフトカバー10は、比
較的硬質樹脂製の第1カバー部11と、該第1カバー部
の首部に嵌着される比較的軟質樹脂(例えばゴム材等)
製の第2カバー部12とからなる。
【0006】第1および第2カバー11,12には、ス
テアリングシャフト13を嵌め込むためのスリット1
4,15がそれぞれ形成されている。第1カバー部11
の基部11aには、車体側パネル(例えばダッシュパネ
ル)16に突設した溶接ボルト17,17を嵌着するた
めのボス部18,18が形成されている。また、第1カ
バー部11の首部11bの周縁部には、複数の孔20が
形成されている。第2カバー部12の基部12aの周囲
には、第1カバー部11の複数の孔20に対応した複数
の突起21が形成されている。また、第2カバー部12
のステアリングシャフト13に当接する側の周端部に
は、断面略球状の複数のリップ22が形成されている。
しかも、複数のリップ22間には、グリース溜り23が
形成されている。
テアリングシャフト13を嵌め込むためのスリット1
4,15がそれぞれ形成されている。第1カバー部11
の基部11aには、車体側パネル(例えばダッシュパネ
ル)16に突設した溶接ボルト17,17を嵌着するた
めのボス部18,18が形成されている。また、第1カ
バー部11の首部11bの周縁部には、複数の孔20が
形成されている。第2カバー部12の基部12aの周囲
には、第1カバー部11の複数の孔20に対応した複数
の突起21が形成されている。また、第2カバー部12
のステアリングシャフト13に当接する側の周端部に
は、断面略球状の複数のリップ22が形成されている。
しかも、複数のリップ22間には、グリース溜り23が
形成されている。
【0007】ステアリングシャフトカバー10は、その
第1カバー部11の複数の孔20に第2カバー部12の
複数の突起21をそれぞれ嵌着して、予め一体化してお
くことができる。このとき、第1および第2カバー1
1,12のスリット14,15は連続させておく。い
ま、ステアリングシャフト13が車体に取付けられた状
態で、一体化したステアリングシャフトカバー10のス
リット14,15にステアリングシャフト13を通し、
第1カバー部11のボス部18,18を車体側パネル1
6の溶接ボルト17,17に押し込んで嵌着させる。こ
れにより、ステアリングシャフトカバー10が車体側パ
ネル16への取付けられる。このボス部18,18と溶
接ボルト17,17の嵌着により、ステアリングシャフ
トカバー10を迅速にかつ容易に取付けることができ
る。この状態で、第2カバー部12の複数のリップ22
がステアリングシャフト13に当接するので、該ステア
リングシャフトと該複数のリップ間には、外部から封じ
られたグリース溜り23が形成される。
第1カバー部11の複数の孔20に第2カバー部12の
複数の突起21をそれぞれ嵌着して、予め一体化してお
くことができる。このとき、第1および第2カバー1
1,12のスリット14,15は連続させておく。い
ま、ステアリングシャフト13が車体に取付けられた状
態で、一体化したステアリングシャフトカバー10のス
リット14,15にステアリングシャフト13を通し、
第1カバー部11のボス部18,18を車体側パネル1
6の溶接ボルト17,17に押し込んで嵌着させる。こ
れにより、ステアリングシャフトカバー10が車体側パ
ネル16への取付けられる。このボス部18,18と溶
接ボルト17,17の嵌着により、ステアリングシャフ
トカバー10を迅速にかつ容易に取付けることができ
る。この状態で、第2カバー部12の複数のリップ22
がステアリングシャフト13に当接するので、該ステア
リングシャフトと該複数のリップ間には、外部から封じ
られたグリース溜り23が形成される。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るステ
アリングシャフトの取付構造によれば、ステアリングシ
ャフトカバーを構成する第1および第2カバーに上記ス
テアリングシャフトを嵌め込むスリットを設けたこと構
成としてので、ステアリングシャフトを車両に取付けた
後でも、該ステアリングシャフトに当該ステアリングシ
ャフトカバーを嵌め込んで組付けることができ、該ステ
アリングシャフトカバーの組付けの自由度を向上させる
ことができる。しかも、上記第2カバーを固定するため
の別部品の金属プレート等が不要になる。したがって、
本発明では、簡単な構造により、ステアリングシャフト
カバーのコスト低減および組付け作業性の向上を図るこ
とができる。また、本発明では、上記第2カバー部のス
テアリングシャフトに当接する側の周端に、断面略球状
のリップを形成した構成としたことにより、上記スリッ
トの形成に起因する第2カバーのステアリングシャフト
に対する締付力および追従性の低下を防止することがで
きる。さらに、本発明では、上記第2カバー部のステア
リングシャフトに当接する側の周端に断面略球状のリッ
プを複数形成し、これらのリップ間にグリース溜りを設
けた構成としたことにより、ステアリングシャフトの回
転時の抵抗を少なくすることができる。
アリングシャフトの取付構造によれば、ステアリングシ
ャフトカバーを構成する第1および第2カバーに上記ス
テアリングシャフトを嵌め込むスリットを設けたこと構
成としてので、ステアリングシャフトを車両に取付けた
後でも、該ステアリングシャフトに当該ステアリングシ
ャフトカバーを嵌め込んで組付けることができ、該ステ
アリングシャフトカバーの組付けの自由度を向上させる
ことができる。しかも、上記第2カバーを固定するため
の別部品の金属プレート等が不要になる。したがって、
本発明では、簡単な構造により、ステアリングシャフト
カバーのコスト低減および組付け作業性の向上を図るこ
とができる。また、本発明では、上記第2カバー部のス
テアリングシャフトに当接する側の周端に、断面略球状
のリップを形成した構成としたことにより、上記スリッ
トの形成に起因する第2カバーのステアリングシャフト
に対する締付力および追従性の低下を防止することがで
きる。さらに、本発明では、上記第2カバー部のステア
リングシャフトに当接する側の周端に断面略球状のリッ
プを複数形成し、これらのリップ間にグリース溜りを設
けた構成としたことにより、ステアリングシャフトの回
転時の抵抗を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステアリングシャフトカバーの一
実施例を示す断面図である。
実施例を示す断面図である。
【図2】本発明に係るステアリングシャフトカバーの一
実施例を示す斜視図である。
実施例を示す斜視図である。
【図3】本発明に係るステアリングシャフトカバーの一
実施例の要部を拡大して示す断面図である。
実施例の要部を拡大して示す断面図である。
【図4】従来のステアリングシャフトカバーを示す断面
図である。
図である。
【図5】従来のステアリングシャフトカバーを示す分解
斜視図である。
斜視図である。
10 ステアリングシャフトカバー 11 第1カバー 11a 基部 11b 首部 12 第2カバー 13 ステアリングシャフト 14,15 スリット 16 車体側パネル 17 ボルト 18 ボス部 20 孔 21 突起 22 リップ 23 グリース溜り
Claims (3)
- 【請求項1】 第1カバー部と、該第1カバー部の上部
に配設される第2カバー部とからなり、これらのカバー
部によってステアリングシャフトと車体側パネルとの間
を封じるステアリングシャフトカバーにおいて、上記第
1および第2カバーに上記ステアリングシャフトを嵌め
込むスリットを設けたことを特徴とするステアリングシ
ャフトカバー。 - 【請求項2】 上記第2カバー部のステアリングシャフ
トに当接する側の周端に、断面略球状のリップを形成し
たことを特徴とする請求項1に記載のステアリングシャ
フトカバー。 - 【請求項3】 上記第2カバー部のステアリングシャフ
トに当接する側の周端に断面略球状のリップを複数形成
し、これらのリップ間にグリース溜りを設けたことを特
徴とする請求項1に記載のステアリングシャフトカバ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12819897A JPH10315988A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ステアリングシャフトカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12819897A JPH10315988A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ステアリングシャフトカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10315988A true JPH10315988A (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=14978895
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12819897A Pending JPH10315988A (ja) | 1997-05-19 | 1997-05-19 | ステアリングシャフトカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10315988A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105035155A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-11-11 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种汽车转向护板总成 |
CN106364545A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-01 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种汽车转向轴与车身连接结构 |
US11123882B2 (en) | 2018-09-12 | 2021-09-21 | Fanuc Corporation | Joint cover, robot, and parallel link robot |
-
1997
- 1997-05-19 JP JP12819897A patent/JPH10315988A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105035155A (zh) * | 2014-12-24 | 2015-11-11 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种汽车转向护板总成 |
CN106364545A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-02-01 | 奇瑞商用车(安徽)有限公司 | 一种汽车转向轴与车身连接结构 |
US11123882B2 (en) | 2018-09-12 | 2021-09-21 | Fanuc Corporation | Joint cover, robot, and parallel link robot |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051215 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060113 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060228 |
|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20060407 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |