JPH10315741A - 車両用冷暖房システム - Google Patents

車両用冷暖房システム

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JPH10315741A
JPH10315741A JP12404597A JP12404597A JPH10315741A JP H10315741 A JPH10315741 A JP H10315741A JP 12404597 A JP12404597 A JP 12404597A JP 12404597 A JP12404597 A JP 12404597A JP H10315741 A JPH10315741 A JP H10315741A
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JP
Japan
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power supply
power
cooling
amount
heating
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Pending
Application number
JP12404597A
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English (en)
Inventor
Yukio Kawamura
幸生 川村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness Sogo Gijutsu Kenkyusho KK
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気自動車に供給可能な電力量を予め設定し
ておくことが可能な電源装置を提供すること。 【解決手段】 予想消費電力演算手段54では、動車車
室内の室温と外気温と設定された希望温度とに基づいて
電気自動車の車室内の冷暖房を行うにあたって必要とさ
れる予想消費電力が求められる。演算部130では、こ
の予想消費電力及び予め設定された電力量単価データと
に基づいて、所定の金額当たりの予想作動時間が求めら
れる。この所定の金額当たりの予想作動時間は表示手段
110に表示される。これを見た使用者は、作動させた
い時間に応じた金額をコイン投入口104に支払う。電
源制御手段148は、支払われた金額に応じて供給可能
な電力量を算出し、この供給可能電力量分の電力を電気
自動車側に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車の駐
停車中に、事前冷暖房用の電力を供給するための車載用
冷暖房システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車は、内蔵のバッテリを各家庭
に設けられた充電装置により又は市街に設置された充電
スタンドで充電するようになっている。
【0003】このような電気自動車のバッテリの容量に
は限りがあり、このため電気自動車の充電中に併せて走
行前に車室内の冷暖房を行わせる装置が提案されてい
る。例えば、特開平8−268036号公報に開示の如
くである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
例では、電気自動車の車室内の事前冷暖房前に消費電力
量を知ることができないため、事前冷暖房にあたって予
想外に大きな電力量を消費してまう恐れがある。したが
って、電気自動車の事前冷暖房前に予め供給可能な電力
量を設定しておき、この電力量に応じて電気自動車の事
前冷暖房を行うことができれば便利である。
【0005】そこで、この発明は、電気自動車に供給可
能な電力量を予め設定しておくことが可能な車両用冷暖
房システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明の車両用冷暖房システムは、電気自動車に
搭載された冷暖房装置に、接続手段を介して、電気自動
車の外部に設けられた電源装置より電力供給するように
した車両用冷暖房システムであって、前記電気自動車
に、車室内の温度を検出するための室温検出手段と、車
室外の温度を検出するための外気温検出手段と、前記電
気自動車の車室内の希望温度を設定するための希望温度
設定手段と、前記室温検出手段により検出された室温
と、前記外気温検出手段により検出された外気温と、前
記希望温度設定手段に設定された希望温度とに基づい
て、前記電気自動車の車室内の冷暖房を行うにあたって
必要とされる予想消費電力を求める予想消費電力演算手
段と、前記接続手段が接続され、かつ前記電気自動車の
メインスイッチがオフのときに前記電源装置から電力供
給を受けて前記冷暖房装置の動作を制御する冷暖房制御
手段とが備えられ、前記電源装置に、電源と、前記予想
消費電力演算手段により求められた予想消費電力及び予
め設定された電力量単価データとに基づいて、所定の金
額当たりの予想作動時間を求める予想作動時間演算手段
と、前記予想作動時間演算手段により求められた所定の
金額当たりの予想作動時間を表示する表示手段と、支払
金額を読取るための金額読取手段と、前記金額読取手段
により読み取られた前記支払金額及び予め設定された電
力量単価データとに基づいて、前記車室内の冷暖房にあ
たって供給可能な電力量を求めるための電力量演算手段
と、前記電力量演算手段により求められた供給可能電力
量の電力供給がなされるように、前記電源から前記冷暖
房装置への電力供給を制御する電源制御手段とが備えら
れたことを特徴とする。
【0007】また、前記電源装置が、前記電源から前記
冷暖房装置に供給される電力量を実測するための消費電
力量測定手段と、前記電力量演算手段により求められた
供給可能電力量から前記消費電力量測定手段により実測
された消費電力量を差し引いて残余供給可能電力量を求
めるための残余電力量演算手段とをさらに有し、前記表
示手段が前記残余電力量演算手段により求められた残余
供給可能電力量をも表示するようにしてもよい。
【0008】なお、前記電源装置が、冷暖房の開始時間
を設定するための時間設定手段と、作動開始又は作動停
止を入力するための作動設定手段とをさらに有し、前記
電源制御手段が、前記電源からの電力供給開始前に、前
記時間設定手段に冷暖房の開始時間が設定されない状態
で前記作動設定手段に作動開始が入力されると、前記電
源からの電力供給を開始する一方、前記時間設定手段に
冷暖房の開始時間が設定された状態で前記作動設定手段
に作動開始が入力されると、前記開始時間に前記電源か
らの電力供給を開始するとともに、前記電源からの電力
供給中に、前記残余電力量演算手段により求められた残
余供給可能電力量がゼロになったとき、又は、前記作動
設定手段に作動停止が入力されたときに、前記電源から
の電力供給を停止する制御を実行するようにしてもよ
い。
【0009】さらに、前記時間設定手段が、前記電源装
置に代えて、前記電気自動車側に設けられていてもよ
い。
【0010】また、前記電源装置が、前記作動設定手段
からの作動停止信号が入力されて、前記電源からの電力
供給が停止されたときに、前記残余供給可能電力量に応
じた残金を返却する残金返却手段をさらに有していても
よい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる第1実施
形態の車両用冷暖房システムについて説明する。
【0012】この車両用冷暖房システムは、図1及び図
2に示すように、駐停車中の電気自動車1に外部に設け
られた電源装置100から電源供給ケーブル90等の接
続手段を介して電力を供給して、その電気自動車1の冷
暖房を行うように構成されている。
【0013】上記電源装置100の筺体102前面に
は、通貨であるコインを投入するためのコイン投入口1
04と、プリペイドカード又はクレジットカードを挿入
するためのカード挿入口106と、コインの返却口10
8と、後述する所定の情報を表示するための表示手段1
10と、テンキー等からなる時間設定手段112と、作
動設定手段としてのスタートスイッチ114及びストッ
プスイッチ116と、電源供給ケーブル90を着脱自在
に接続するための接続口118とが設けられている。
【0014】また、電気自動車1には、その後部一側に
電源供給ケーブル90の一端を着脱自在に接続するため
の接続口2が設けられている。この接続口2は、冷暖房
装置の電力供給用として用いることが可能なほか、電気
自動車1の内部に搭載されたバッテリ(図示省略)の充
電を行う場合には充電ケーブルの接続口としても用いる
ことが可能なように構成されている。
【0015】電源供給ケーブル90の他端は、電源装置
100側の接続口に着脱自在に接続される。この場合、
電源供給ケーブル90には、電源線の他に信号線が設け
られており、電源線を介して電源装置100から電気自
動車1へ電力供給がなされると共に、信号線を介して両
者間で所定の信号の授受が行われる。
【0016】次に、この冷暖房システム全体の電気的構
成について、図3を参照して説明する。
【0017】このシステムは、電源装置100と電気自
動車1に搭載された冷暖房ユニット10とが、接続口1
18及び接続口2に接続された電源供給ケーブル90等
の接続手段95を介して相互に電気的に接続されて構成
される。
【0018】上記冷暖房ユニット10は、電気自動車1
の車室内の冷暖房を行うための冷暖房装置20と、この
冷暖房装置20の駆動を制御するための冷暖房制御手段
40と、電源装置100から給電されて冷暖房装置20
に電力供給するための電源回路部42と、電源装置10
0からの電力供給を有効にするための外部電源ONスイ
ッチ44と、メインスイッチ46と、電気自動車の車室
内の温度を検出するための室温検出手段としての室温セ
ンサ48と、電気自動車1の車室外の温度を検出するた
めの外気温検出手段としての外気温センサ50と、車室
内の希望温度を設定するための希望温度設定手段52
と、冷暖房にあたって必要とされる予想消費電力を求め
るための予想消費電力演算手段54とを備える。
【0019】この冷暖房装置制御系10では、電源装置
100から供給された電力が電源回路部42を介して冷
暖房装置20に供給され、これにより電気自動車1の冷
暖房が行われるように構成されている。
【0020】冷暖房装置20は、コンプレッサ電動モー
タ22やコンプレッサ電動クラッチ24,コンデンサフ
ァンモータ26,ヒータ28,送風ファンモータ30及
びこれらの駆動を制御するための駆動回路部32とを備
える周知の冷暖房装置20である。
【0021】また、外部電源ONスイッチ44は、車載
のバッテリからの電力供給と外部の電源装置100から
の電力供給とを切り換えるためのスイッチであり、この
スイッチ44がON・OFF状態が冷暖房制御手段40
に入力されるように構成される。
【0022】メインスイッチ46は、電気自動車の走行
が可能なONポジションと,車載のラジオやテレビ,エ
アコン等が動作可能ACCポジションと,外部からの電
力供給によってのみ冷暖房ユニット20が動作可能なO
FFポジションの3つのポジションを有するスイッチで
あり、これら各状態は冷暖房制御手段40に入力される
ように構成される。
【0023】また、室温センサ48は、電気自動車1の
車室内の適宜位置に設けられ、その車室内の温度を検出
する。外気温センサ50は車体の適宜位置に設けられ、
電気自動車1の外部周囲の温度を検出する。また、希望
温度設定手段52は電気自動車1の運転者が操作しやす
い車室内の適宜位置に設けら、テンキーやアップダウン
スイッチ等を操作することにより希望温度を設定可能な
ように構成される。
【0024】上記冷暖房制御手段40は、外部電源ON
スイッチ44,メインスイッチ46,及び接続手段95
に設けられた接続検知手段(図示省略)からの各出力信
号に基づいて冷暖房ユニット20の駆動制御を行う。即
ち、外部電源ONスイッチ44がONにされ、メインス
イッチ46がOFFにされ、かつ上記接続検知手段によ
り冷暖房装置20と電源装置100間が電源供給ケーブ
ル90を介して接続されていると判断されると、冷暖房
装置20が冷暖房可能状態であるとされ、冷暖房ユニッ
ト20を動作させて電気自動車1の冷暖房が行われる。
【0025】また、予想消費電力演算手段54は、室温
センサ48,外気温センサ50により検出された室温及
び外気温と、希望温度設定手段52に設定された希望温
度とに基づいて、この電気自動車1の車室内の冷暖房を
行うにあたって必要とされるであろう予想消費電力が求
められる。
【0026】即ち、冷暖房制御手段40において冷暖房
装置20が冷暖房可能状態であると判断されると、希望
温度、室温及び外気温に基づいて予想消費電力が求めら
れる。
【0027】ここで、室温,外気温及び希望温度を考慮
することとしているのは、これらの値が冷暖房の度毎に
異なるからである。即ち、冷暖房にあたっての消費電力
は、冷暖房装置20の効率や車室内の容積、密閉性等に
よって左右されるが、これらは電気自動車1の固有の値
であるため、予めこれらを考慮した上で、上述の室温,
外気温及び希望温度と冷暖房にあたっての消費電力との
関係を実測等により近似的に求めておく。
【0028】具体的には、例えば、次に述べるような処
理により予想消費電力が求められる。
【0029】即ち、室温と上記希望温度とが異なる場合
の温度差係数DAを、 DA=(室温)2+(外気温)−(希望温度) とし、また、室温と希望温度とが同じである場合の温度
差係数DBを、 DB=(外気温)−(希望温度) とする。
【0030】ここで、室温と上記希望温度とが異なる場
合の温度差係数DAと別に、室温と希望温度とが同じで
ある場合の温度差係数DBを求めているのは、図4に示
すように、冷暖房を開始してから室温が希望温度になる
まで(図4の時間P前)は、より多くの電力が消費され
る一方で、室温が希望温度とほぼ同じであるとき(図4
の時間P後)は、電力の消費が少なくなるため、室温と
希望温度の関係によって温度差係数DA及びDBを使い分
けるためである。
【0031】そして、図5に示すように、予め温度差係
数DAと予想消費電力との関係及び温度差係数DBと予想
消費電力との関係式をそれぞれ実測データから近似的に
求めておく。求める近似式は直線近似式であっても曲線
近似式であってもよい。
【0032】予想消費電力演算手段54では、室温と外
気温と希望温度に基づいて温度差係数DAを求め、さら
に上記近似式からこの温度差係数DAに対応する予想消
費電力を求める。同時に外気温と希望温度とに基づいて
温度差係数DBを求め、近似式からこの温度差係数DB
対応する予想消費電力を求める。
【0033】なお、これは一例であり、他の方法により
予想消費電力を求めてもよい。
【0034】このように予想消費電力演算手段54によ
り予想消費電力が求められると、そのデータが接続手段
95を介して電源装置100側の演算部130に送信さ
れる。
【0035】電源装置100は、AC電源142と,A
C電源142からの電力供給をON・OFFするための
ON・OFFリレー144と、冷暖房装置20側に供給
され消費された電力量を検出するための消費電力量測定
手段としての電力量メータ146と、ON・OFFリレ
ー144をON・OFF制御するための電源制御手段1
48と、スタートスイッチ114及びストップスイッチ
116と、電力供給開始時間を設定するための時間設定
手段112と、残金を返却するための残金返却手段12
0と、支払金額を読み取るための金額読取手段122
と、所定の情報を表示するための表示手段110と、所
定の演算を行うための演算部130とを備える。
【0036】この電源装置100では、AC電源142
からの電源電流がON・OFFリレー144及び電力量
メータ146を経た後、接続手段95を介して冷暖房装
置20に供給される。
【0037】上記ON・OFFリレー144は、電源制
御手段148によりON又はOFFに制御され、これに
よりAC電源142からの電力供給を開始させ又は停止
させるように構成されている。
【0038】電力量メータ146では、AC電源142
から冷暖房ユニット10側に供給され消費された電力量
を検出し、その検出信号を電源制御手段148に出力す
るよう構成されている。
【0039】スタートスイッチ114,ストップスイッ
チ116は、図2に示すように、筺体102の前面に設
けられており、これらスイッチ114,116操作信号
が電源制御手段148に与えられて、電源装置100に
よる電力供給が開始され又は停止されるように構成され
る。
【0040】時間設定手段112は、図2で説明したよ
うに、テンキー等からなる入力装置であり、この時間設
定手段112の指令信号が演算部130に入力されて、
電力供給を開始する時間が設定可能となると共に、その
開始時間が表示手段110に表示されるように構成され
ている。
【0041】残金返却手段120は、演算部130から
の指令に応じて所定の残金を返却口108に返却できる
ように構成され、金額読取手段122は、周知のコイン
判別装置や磁気カード読み取り装置等により構成され、
通貨をコイン投入口104に投入することにより又はプ
リペイドカードをカード挿入口106に挿入することに
より支払われた金額を読みとることが可能なように構成
されている。
【0042】表示手段110は、演算部130からの表
示指令に基づいて所定の情報を表示するよう構成され
る。
【0043】上記演算部130は、予想作動時間演算手
段132,電力量演算手段134,残金演算手段138
としての機能を有している。
【0044】まず、予想作動時間演算手段132の機能
として、冷暖房ユニット10側の予想消費電力演算手段
54から接続手段95を介して予想消費電力のデータが
入力されると、この予想消費電力及び予め設定された電
力量単価データとに基づいて、単位金額当たりの予想作
動時間が求められ、この予想作動時間が表示手段110
に表示される。
【0045】電力量演算手段134としての機能は、金
額読取手段122により読取られた支払金額及び予め設
定された電力量単価データとに基づいて、電気自動車1
の冷暖房にあたって供給可能な電力量を演算する機能で
ある。即ち、上記表示手段110に予想作動時間が表示
されると、ドライバなどこのシステムの使用者は、予想
作動時間を参考にして通貨をコイン投入口104に投入
する等により適宜金額を支払うことになる。そして、そ
の支払われた金額に応じて供給可能電力量を算出するよ
うに構成される。
【0046】最後に、残金演算手段138としての機能
は、後述する残余供給可能電力量がゼロになっていない
状態で、ストップスイッチ116により電力供給が停止
された場合に、残りの残余供給可能電力量に応じて残金
を求める機能である。即ち、上記残余供給可能電力量及
び予め設定された電力量単価データとに基づいて、残余
供給可能電力量に応じた残金が求められ、その残金が残
金返却手段120により返却口108に払い戻される。
【0047】電源制御手段148は、スタートスイッチ
114,ストップスイッチ116,電力量メータ146
及び演算部130からの出力信号に基づき、ON・OF
Fリレー144の駆動を制御する手段であり、残余電力
量演算手段136としての機能を含んでいる。
【0048】残余電力量演算手段136としては、この
電源装置100による電力供給中に、電力量演算手段1
34により求められた供給可能電力量から冷暖房にあた
って消費された電力量を差し引いて、残りの供給可能な
電力量を求める。なお、このように求められた残余供給
可能電力量は演算部130を介して表示手段110に表
示される。
【0049】また、電源制御手段148は、次のように
ON・OFFリレー144を制御してAC電源142か
らの電力供給の開始又は停止を制御する。
【0050】即ち、この電源装置100による電力供給
が開始されていないときには、時間設定手段112に開
始時間の設定がなされていない状態で、スタートスイッ
チ114がONされると、すぐに冷暖房装置20への電
力供給を開始する。また、時間設定手段112に開始時
間の設定がなされている状態で、スタートスイッチ11
4がONされると、その設定された開始時間になったと
きに冷暖房装置20への電力供給を開始する。
【0051】一方、電源装置100による電力供給がな
されている状態では、上記残余供給可能電力量がゼロに
なった場合に、ON・OFFリレー144をOFFにし
て電力供給を停止させる。また、残余供給可能電力量が
ゼロになっていない状態であっても、ストップスイッチ
116がONされた場合には、電力供給が停止されるよ
うに構成される。
【0052】これら演算部130及び電源制御手段14
8の動作について、身近な具体例で説明すると、例え
ば、冷暖房の予想消費電力が500Wであると求められ
た場合、1時間の消費電力量は500Whである。ここ
で、電力量1kWh当たりの電力量単価が1000円で
あるとすると、電気自動車1側の冷暖房装置20を1時
間動作させるためには500円必要であり、予想作動時
間演算手段132により、100円当たり冷暖房ユニッ
ト20が12分動作することが求められる。表示手段1
10では、例えば、この100円当たり12分動作する
という予想作動時間が表示される。
【0053】また、これを見た本システムの使用者が1
時間の作動を希望する場合には、500円の金額を支払
うことになり、電力量演算手段134の機能として、5
00円の支払い金額に応じた電力量、即ち、500Wh
を求めることになる。
【0054】また、残余電力量演算手段136の機能と
して、この当初設定された500Whから、実際に冷暖
房に消費された消費電力量を差し引いて、残りの供給可
能な電力量を逐次計算し、計算結果を表示手段110に
表示させる。
【0055】そして、残金演算手段138としての機能
は、例えば、当初1時間冷暖房させたいと考えた使用者
が、30分経過時点で冷暖房を停止させたいと考えた場
合に、ストップスイッチ116をONすると、残りの供
給可能電力量として、250Whであるため、この残余
供給可能電力量である250Whに応じた金額、即ち、
250円を返却することになる。
【0056】次にこの車両用冷暖房システムの動作につ
いて、図6ないし図9に示すローチャートを参照して説
明する。
【0057】なお、図6及び図7は電源装置100側の
フローチャートであり、図8及び図9は冷暖房ユニット
10側のフローチャートである。
【0058】まず、本システムの使用者が電気自動車1
を電源装置100の近傍に駐停車する。そして、電気自
動車1と電源装置100との間を電源供給ケーブル90
により接続する。また、電気自動車側1では、メインス
イッチ46をOFFにすると共に、外部電源ONスイッ
チ44をONにしておく(ステップS1、S17)。
【0059】この後、ドライバなどの使用者が電気自動
車1に設けられた希望温度設定手段52に所望の室内温
度を設定すると(ステップS18)、室温センサ48に
より車室内の室温が検出されると共に、外気温センサ5
0により外気温が検出される(ステップS19)。そし
て、予想消費電力演算手段54では、室温センサ48,
外気温センサ50及び希望温度設定手段52からの各出
力信号に基づいて、冷暖房にあたって必要とされる予想
消費電力が計算される(ステップS20)。
【0060】この計算結果は、接続手段95を介して電
源装置100側の演算部130に出力され、そこで単位
金額当たりの予想作動時間が計算され(ステップS
2)、この予想作動時間が表示手段110に表示される
(ステップS3)。
【0061】上記使用者は、この予想作動時間を見て冷
暖房を希望する時間に応じた金額の通貨をコイン投入口
104に投入し(ステップS4)、投入された通貨は金
額読取手段122により読み取られて支払金額が読み取
られる。
【0062】そして、演算部130に金額読取手段12
2からのデータが入力されると、電力量演算手段134
によりその金額により供給可能な電力量を計算すると共
に、予想作動時間演算手段132により予想作動時間が
計算される(ステップS5)。
【0063】ここで、使用者が時間設定手段112によ
り作動開始時間を設定すると(ステップS6)、表示手
段110にその作動開始時間と予想作動時間が表示され
る(ステップS7)。
【0064】その後、使用者がスタートスイッチ114
をONにすると(ステップS8)、電源制御手段148
において作動開始時間か否かが判定され(ステップS
9)、作動開始時間になると、ON・OFFリレー14
4をONにしてAC電源142より接続手段95を介し
て冷暖房ユニット10への電力供給を開始する(ステッ
プS10)。なお、ステップS6において、作動開始時
間が入力されない場合、スタートスイッチ114がON
されると、電源制御手段148からの指令ですぐに電力
供給が開始される。
【0065】この電力供給中に、電源装置100側で
は、電源制御手段148において逐次残余供給可能電力
量を表示させる(ステップS11)。また、電源制御手
段148では、ストップスイッチ116がONか否かが
判断される(ステップS12)。このステップS12に
おいてストップスイッチ116がONされていないと判
断された場合には、さらに電源制御手段148において
残余消費可能電力量がゼロか否かが判断される(ステッ
プS12)。ステップS12において残余消費可能電力
量がゼロでないと判断された場合には、再度ステップS
11に戻ってステップS11〜S13の動作が繰り返さ
れる。また、ステップS12においてスタートスイッチ
114がONであると判断され、又は、ステップS13
において残余供給可能電力量がゼロであると判断された
場合には、ON・OFFリレー144がOFFにされ、
電力の供給が停止される(ステップS14)。
【0066】一方、ステップS10において電力の供給
が開始された場合、電気自動車1側では、冷暖房制御手
段40により冷暖房ユニット20の作動が開始され、電
気自動車1車室内の冷暖房が行われる(ステップS2
2)。
【0067】この冷暖房中に、冷暖房制御手段40で
は、メインスイッチ46がONか否かが判断され(ステ
ップS23)、メインスイッチ46がONでない場合に
は、外部電源ONスイッチ44がOFFか否かが判断さ
れる(ステップS24)。ステップS23においてメイ
ンスイッチ46がONである場合、ステップS24にお
いて外部電源ONスイッチ44がOFFである場合に
は、冷暖房制御手段40から電源装置100側の電源制
御手段148に、接続手段95を介して電力供給停止指
令信号が送り出され、ON・OFFリレー144のOF
Fにより電力供給が停止される(ステップS14)。な
お、ステップS13において残余消費可能電力量がゼロ
となる時間は、必ずしも供給開始後から予想作動時間経
過時になるわけではない。予想消費電力は目安であり、
実際に消費される電力は、外気温の変化等の要因により
異なるからである。
【0068】また、ステップS24において外部電源O
Nスイッチ44がOFFでない場合には、冷暖房制御手
段40において、電源回路部42からの出力信号に基づ
いて電力供給が停止されたか否かを判断し(ステップS
25)、電力供給が停止されていないと判断された場合
には、ステップS23、S24の動作を繰り返し、ま
た、電力供給が停止されたと判断された場合には、冷暖
房ユニット20の動作を停止させて(ステップS25)
冷暖房を終了させる。
【0069】一方、冷暖房装置20側では、ステップS
14において電力供給が停止されると、電源装置100
側では、残金返却手段120により残金がある場合に
は、その残金を返却し(ステップS15)、その後表示
手段110に「OFF」の表示をして(ステップS1
6)、動作を終了する。
【0070】以上のように構成された車両用冷暖房シス
テムによると、所定の金額を支払うことにより、電気自
動車1に供給可能な電力量を予め設定しておくことが可
能となり、この供給可能電力量に応じて外部の電源装置
からの電力供給により電気自動車1の車室内の冷暖房を
行わせることができる。
【0071】より具体的な利用例としては、例えば、駐
車場で駐車中に冷暖房を行わせるとか、ドライブシアタ
ーにおいて映画鑑賞中に冷暖房を行わせる等が可能であ
る。
【0072】また、電気自動車1の室温、外気温及び設
定された希望温度に基づいて予想消費電力量を求め、こ
れに基づいて単位金額当たりの予想作動時間を表示手段
110に表示させているため、使用者はこの予想作動時
間を参考にして支払う金額を決定することができるので
便利である。
【0073】さらに、表示手段110に残余供給可能電
力量を表示させているので、冷暖房の途中で残りの供給
可能電力量を確認することができて便利である。
【0074】また、時間設定手段112に作動開始時間
が設定されない状態でスタートスイッチ114がONに
されると、電源装置100による電力供給を開始する一
方、時間設定手段112に冷暖房の開始時間が設定され
た状態でスタートスイッチ114がONにされると、そ
の設定された開始時間に電源装置100による電力供給
を開始するとともに、電源装置100による電力供給中
に、残余供給可能電力量がゼロになったとき、又は、ス
トップスイッチ116がONにされたときに、電源装置
100による電力供給を停止するようにすれば、使用者
が、自由な時間に冷暖房を開始又は停止させ、自由な時
間継続して冷暖房を行わせることができる。
【0075】なお、スタートスイッチ114を用いる代
わりに、通貨のコイン投入口104への投入の有無を検
出し、通貨投入が検出されたときにスタートスイッチ1
14がONされたとして上記システムの制御を行っても
よい。
【0076】また、ストップスイッチ116のONによ
り、電源装置100による電力供給が停止されたとき
に、残金返却手段120により残余供給可能電力量に応
じた残金を返却しているため、適切な残金返却を行うこ
とができる。
【0077】さらに、これらのように予め支払われた金
額により電源装置100による電力供給を管理している
ため、公共スペース、例えば、街中の駐車場やドライブ
シアター等にも設置することができる。
【0078】なお、通貨ではなく、プリペイドカードや
クレジットカードにより金額を支払うようにした場合に
は、残金の精算等金額の支払いが容易である。
【0079】また、電源供給ケーブル90には、電源線
と信号線が設けられているため、電源供給ケーブル90
を介して電源装置100から電気自動車1へ電力の供給
がなされると共に、両者間で諸制御信号の授受が行われ
ることになる。したがって、両者間の制御信号の授受を
無線を介して行った場合には、その電波の届く範囲内に
限られ、また、別途送受信機が必要となるが、本システ
ムでは簡易に両者間の信号の授受を行うことができる。
【0080】ただし、両者間の信号の授受は、必ずしも
ケーブルを介する必要はなく、電波、赤外線等を介して
行わせ、また、電力供給をインダクティブ方式により行
ってもよい。
【0081】なお、この車両用冷暖房システムとしての
機能は、充電装置としての電源装置に搭載されていても
よい。この場合、例えば、充電のモードと冷暖のモード
とを切り換え可能なように構成するとよい。
【0082】次に第2実施形態の車両用冷暖房システム
について説明する。
【0083】なお、第1実施形態と同様の構成部分につ
いては同一符号を付してその説明を省略し、その差異の
みを説明する。
【0084】即ち、図10に示すように、この車両用冷
暖房システムでは、時間設定手段112Aが電源装置1
00側ではなく、電気自動車の冷暖房ユニット10側に
設けられており、車室内からの操作で冷暖房の開始時間
を設定することが可能なように構成されている。また、
電源装置100側に設けられた表示手段110とは別
に、冷暖房装置20側にも表示手段110Aが設けられ
ている。
【0085】冷暖房制御手段40では、時間設定手段1
12Aにより開始時間の設定がなされると、そのデータ
を接続手段95を介して電源装置100側に送出し、電
源装置100側において上記第1実施形態の場合と同様
の動作が実行される。
【0086】この場合、表示手段110Aにおいて、表
示手段110と同様に単位時間当たりの予想作動時間等
の諸情報が表示される。
【0087】以上のように構成された第2実施形態の車
両用冷暖房システムによると、時間設定手段112Aを
電気自動車1の車室内に設けているため、雨天時や寒冷
時等に車室内から出ることなく冷暖房開始時間の設定を
行うことができて便利である。
【0088】
【発明の効果】以上のように、この発明の車両用冷暖房
システムによると、室温検出手段により検出された室温
と、外気温検出手段により検出された外気温と、希望温
度設定手段に設定された希望温度とに基づいて、電気自
動車の車室内の冷暖房を行うにあたって必要とされる予
想消費電力を求める予想消費電力演算手段と、接続手段
が接続され、かつ電気自動車のメインスイッチがオフの
ときに前記電源装置から電力供給を受けて冷暖房装置の
動作を制御する冷暖房制御手段とが備えられ、電源装置
に、電源と、予想消費電力演算手段により求められた予
想消費電力及び予め設定された電力量単価データとに基
づいて、所定の金額当たりの予想作動時間を求める予想
作動時間演算手段と、予想作動時間演算手段により求め
られた所定の金額当たりの予想作動時間を表示する表示
手段と、支払金額を読取るための金額読取手段と、金額
読取手段により読み取られた支払金額及び予め設定され
た電力量単価データとに基づいて、前記車室内の冷暖房
にあたって供給可能な電力量を求めるための電力量演算
手段と、電力量演算手段により求められた供給可能電力
量の電力供給がなされるように、前記電源から前記冷暖
房装置への電力供給を制御する電源制御手段とが備えら
れているため、所定の金額を支払うことにより、電気自
動車に供給可能な電力量を予め設定しておくことが可能
となり、この供給可能な電力量に応じて電気自動車の車
室内の事前冷暖房を行わせることができる。
【0089】また、このような冷暖房システムにおい
て、電源装置が、電源から冷暖房装置に供給される電力
量を実測するための消費電力量測定手段と、電力量演算
手段により求められた供給可能電力量から消費電力量測
定手段により実測された消費電力量を差し引いて残余供
給可能電力量を求めるための残余電力量演算手段とをさ
らに有し、表示手段が残余電力量演算手段により求めら
れた残余供給可能電力量をも表示するようにすれば、冷
暖房の途中で残りの供給可能電力量を確認することがで
きる。
【0090】さらに、前記電源装置が、冷暖房の開始時
間を設定するための時間設定手段と、作動開始又は作動
停止を入力するための作動設定手段とをさらに有し、電
源制御手段が、電源からの電力供給開始前に、時間設定
手段に冷暖房の開始時間が設定されない状態で作動設定
手段に作動開始が入力されると、電源からの電力供給を
開始する一方、時間設定手段に冷暖房の開始時間が設定
された状態で作動設定手段に作動開始が入力されると、
前記開始時間に電源からの電力供給を開始するととも
に、電源からの電力供給中に、残余電力量演算手段によ
り求められた残余供給可能電力量がゼロになったとき、
又は、作動設定手段に作動停止が入力されたときに、電
源からの電力供給を停止する制御を実行するようにすれ
ば、使用者が、自由な時間に冷暖房を開始させ、また、
自由な時間に冷暖房を停止させることができる。
【0091】なお、前記時間設定手段を、前記電源側に
代えて、電気自動車側に設ければ、寒冷時や雨天におい
て設定が楽である。
【0092】さらに、前記電源装置が、作動設定手段か
らの作動停止信号が入力されて、電源からの電力供給が
停止されたときに、残余供給可能電力量に応じた残金を
返却する残金返却手段を備えれば、残余供給可能電力量
が残っている途中の状態で冷暖房が停止された場合に、
適切な残金返却を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる第1実施形態の車両用冷暖房
システムを示す概略側面図である。
【図2】同上の車両用冷暖房システムにかかる電源装置
を示す斜視図である。
【図3】同上の車両用冷暖房システムの電気ブロック図
である。
【図4】同上の車両用冷暖房システムにおける予想消費
電力を求めるための処理を説明するための図である。
【図5】同上の車両用冷暖房システムにおける予想消費
電力を求めるための処理を説明するための図である。
【図6】同上の車両用冷暖房システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図7】同上の車両用冷暖房システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図8】同上の車両用冷暖房システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図9】同上の車両用冷暖房システムの動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図10】この発明にかかる第2実施形態の車両用冷暖
房システムを示す電気ブロック図である。
【符号の説明】
1 電気自動車 10 冷暖房ユニット 20 冷暖房装置 40 冷暖房制御手段 48 室温センサ 50 外気温センサ 52 希望温度設定手段 54 予想消費電力演算手段 100 電源装置 110 表示手段 122 金額読取手段 132 予想作動時間演算手段 134 電力量演算手段 148 電源制御手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気自動車に搭載された冷暖房装置に、
    接続手段を介して、電気自動車の外部に設けられた電源
    装置より電力供給するようにした車両用冷暖房システム
    であって、 前記電気自動車に、 車室内の温度を検出するための室温検出手段と、 車室外の温度を検出するための外気温検出手段と、 前記電気自動車の車室内の希望温度を設定するための希
    望温度設定手段と、 前記室温検出手段により検出された室温と、前記外気温
    検出手段により検出された外気温と、前記希望温度設定
    手段に設定された希望温度とに基づいて、前記電気自動
    車の車室内の冷暖房を行うにあたって必要とされる予想
    消費電力を求める予想消費電力演算手段と、 前記接続手段が接続され、かつ前記電気自動車のメイン
    スイッチがオフのときに前記電源装置から電力供給を受
    けて前記冷暖房装置の動作を制御する冷暖房制御手段と
    が備えられ、 前記電源装置に、 電源と、 前記予想消費電力演算手段により求められた予想消費電
    力及び予め設定された電力量単価データとに基づいて、
    所定の金額当たりの予想作動時間を求める予想作動時間
    演算手段と、 前記予想作動時間演算手段により求められた所定の金額
    当たりの予想作動時間を表示する表示手段と、 支払金額を読取るための金額読取手段と、 前記金額読取手段により読み取られた前記支払金額及び
    予め設定された電力量単価データとに基づいて、前記車
    室内の冷暖房にあたって供給可能な電力量を求めるため
    の電力量演算手段と、 前記電力量演算手段により求められた供給可能電力量の
    電力供給がなされるように、前記電源から前記冷暖房装
    置への電力供給を制御する電源制御手段とが備えられた
    ことを特徴とする車両用冷暖房システム。
  2. 【請求項2】 前記電源装置が、 前記電源から前記冷暖房装置に供給される電力量を実測
    するための消費電力量測定手段と、前記電力量演算手段
    により求められた供給可能電力量から前記消費電力量測
    定手段により実測された消費電力量を差し引いて残余供
    給可能電力量を求めるための残余電力量演算手段とをさ
    らに有し、 前記表示手段が前記残余電力量演算手段により求められ
    た残余供給可能電力量をも表示することを特徴とする請
    求項1記載の車両用冷暖房システム。
  3. 【請求項3】 前記電源装置が、 冷暖房の開始時間を設定するための時間設定手段と、作
    動開始又は作動停止を入力するための作動設定手段とを
    さらに有し、 前記電源制御手段が、 前記電源からの電力供給開始前に、 前記時間設定手段に冷暖房の開始時間が設定されない状
    態で前記作動設定手段に作動開始が入力されると、前記
    電源からの電力供給を開始する一方、 前記時間設定手段に冷暖房の開始時間が設定された状態
    で前記作動設定手段に作動開始が入力されると、前記開
    始時間に前記電源からの電力供給を開始するとともに、 前記電源からの電力供給中に、 前記残余電力量演算手段により求められた残余供給可能
    電力量がゼロになったとき、又は、前記作動設定手段に
    作動停止が入力されたときに、前記電源からの電力供給
    を停止する制御を実行することを特徴とする請求項2記
    載の車両用冷暖房システム。
  4. 【請求項4】 前記時間設定手段が、前記電源装置に代
    えて、前記電気自動車側に設けられていることをことを
    特徴とする請求項3記載の車両用冷暖房システム。
  5. 【請求項5】 前記電源装置が、 前記作動設定手段からの作動停止信号が入力されて、前
    記電源からの電力供給が停止されたときに、前記残余供
    給可能電力量に応じた残金を返却する残金返却手段をさ
    らに有することを特徴とする請求項3又は4記載の車両
    用冷暖房システム。
JP12404597A 1997-05-14 1997-05-14 車両用冷暖房システム Pending JPH10315741A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011025917A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Clarion Co Ltd 車両補助装置の制御方法および制御システム
JP2017046379A (ja) * 2015-08-24 2017-03-02 九州旅客鉄道株式会社 補機平均消費電力推定装置、乗務員支援装置及び方法
KR20190041226A (ko) * 2017-10-12 2019-04-22 현대자동차주식회사 차량용 공조 시스템의 제어방법

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