JPH10309023A - ワイヤーハーネス固定用クリップ - Google Patents
ワイヤーハーネス固定用クリップInfo
- Publication number
- JPH10309023A JPH10309023A JP9111013A JP11101397A JPH10309023A JP H10309023 A JPH10309023 A JP H10309023A JP 9111013 A JP9111013 A JP 9111013A JP 11101397 A JP11101397 A JP 11101397A JP H10309023 A JPH10309023 A JP H10309023A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire harness
- clip
- substrate
- locking
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来のワイヤーハーネス固定用クリップにおい
ては、ワイヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤー
ハーネスが外れ易いという問題があった。 【解決手段】ワイヤーハーネスに沿わせる基板１０と、
該基板１０の一面側から突設され固定体側に取付けられ
る係止脚部２０とを備えたワイヤーハーネス固定用クリ
ップにおいて、前記係止脚部２０を突設した面と反対側
の基板１０面からワイヤーハーネス内に挿入され係止さ
れる挿入係止部３０を突設し、挿入係止部をワイヤーハ
ーネス内に挿入係止することによって、ワイヤーハーネ
スの固定を確実に行うものである。
ては、ワイヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤー
ハーネスが外れ易いという問題があった。 【解決手段】ワイヤーハーネスに沿わせる基板１０と、
該基板１０の一面側から突設され固定体側に取付けられ
る係止脚部２０とを備えたワイヤーハーネス固定用クリ
ップにおいて、前記係止脚部２０を突設した面と反対側
の基板１０面からワイヤーハーネス内に挿入され係止さ
れる挿入係止部３０を突設し、挿入係止部をワイヤーハ
ーネス内に挿入係止することによって、ワイヤーハーネ
スの固定を確実に行うものである。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はワイヤーハーネス固
定用クリップに関するものである。
定用クリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、実開昭６３─１０１３８２号に記
載されているようなワイヤーハーネス固定用クリップが
知られている。このワイヤーハーネス固定用クリップ
は、ワイヤーハーネスに沿わせる弾性状の基板と、該弾
性状の基板の一面側から突設され車両パネルの係止孔に
取付けられる係止部と、該係止部を突設した面と反対側
の弾性状の基板面に設けられたＪ字状のクリップ本体と
を備えたものである。
載されているようなワイヤーハーネス固定用クリップが
知られている。このワイヤーハーネス固定用クリップ
は、ワイヤーハーネスに沿わせる弾性状の基板と、該弾
性状の基板の一面側から突設され車両パネルの係止孔に
取付けられる係止部と、該係止部を突設した面と反対側
の弾性状の基板面に設けられたＪ字状のクリップ本体と
を備えたものである。
【０００３】上記構成のワイヤーハーネス固定用クリッ
プは、Ｊ字状のクリップ本体でワイヤーハーネスを保持
すると共に係止部を車両パネルの係止孔に係止させるこ
とによって、ワイヤーハーネスを車両パネルに固定する
ものである。
プは、Ｊ字状のクリップ本体でワイヤーハーネスを保持
すると共に係止部を車両パネルの係止孔に係止させるこ
とによって、ワイヤーハーネスを車両パネルに固定する
ものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
のワイヤーハーネス固定用クリップにおいては、ワイヤ
ーハーネスに外力が加わった際、Ｊ字状のクリップ本体
からワイヤーハーネスが外れ易いという問題があった。
ワイヤーハーネスの外れを防止するために、ワイヤーハ
ーネス固定用クリップをワイヤーハーネスに結束バンド
やテープ等で固定しても、その固定方法が悪いと、ワイ
ヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤーハーネスが
ずれたり外れたりするという問題が生じるものである。
のワイヤーハーネス固定用クリップにおいては、ワイヤ
ーハーネスに外力が加わった際、Ｊ字状のクリップ本体
からワイヤーハーネスが外れ易いという問題があった。
ワイヤーハーネスの外れを防止するために、ワイヤーハ
ーネス固定用クリップをワイヤーハーネスに結束バンド
やテープ等で固定しても、その固定方法が悪いと、ワイ
ヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤーハーネスが
ずれたり外れたりするという問題が生じるものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の如き課題
を解決したワイヤーハーネス固定用クリップを提供する
もので、その構成は、ワイヤーハーネスに沿わせる基板
と、該基板の一面側から突設され固定体側に取付けられ
る係止脚部とを備えたワイヤーハーネス固定用クリップ
において、前記係止脚部を突設した面と反対側の基板面
から、ワイヤーハーネス内に挿入され係止される挿入係
止部を突設したことを特徴とするものである。
を解決したワイヤーハーネス固定用クリップを提供する
もので、その構成は、ワイヤーハーネスに沿わせる基板
と、該基板の一面側から突設され固定体側に取付けられ
る係止脚部とを備えたワイヤーハーネス固定用クリップ
において、前記係止脚部を突設した面と反対側の基板面
から、ワイヤーハーネス内に挿入され係止される挿入係
止部を突設したことを特徴とするものである。
【０００６】上記のように、ワイヤーハーネス内に挿入
され係止される挿入係止部を設けると、該挿入係止部が
ワイヤーハーネス内に挿入され係止されるために、ワイ
ヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤーハーネスは
挿入係止部に引っ掛かり挿入係止部から外れることがな
い。したがってワイヤーハーネスの固定を容易にかつ確
実に行うことができる。
され係止される挿入係止部を設けると、該挿入係止部が
ワイヤーハーネス内に挿入され係止されるために、ワイ
ヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤーハーネスは
挿入係止部に引っ掛かり挿入係止部から外れることがな
い。したがってワイヤーハーネスの固定を容易にかつ確
実に行うことができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。図１は本発明に係るワイヤーハーネス
固定用クリップの斜視図である。このワイヤーハーネス
固定用クリップは、基板１０と、係止脚部２０と、挿入
係止部３０と、ワイヤーハーネス抱持部４０とを備えて
いる。上記各部はプラスチック等で一体に成形されてい
る。
照して説明する。図１は本発明に係るワイヤーハーネス
固定用クリップの斜視図である。このワイヤーハーネス
固定用クリップは、基板１０と、係止脚部２０と、挿入
係止部３０と、ワイヤーハーネス抱持部４０とを備えて
いる。上記各部はプラスチック等で一体に成形されてい
る。
【０００８】基板１０は、平板状のもので、ワイヤーハ
ーネスに沿って配置されるものである。基板１０の一面
側には、基板１０の長手方向と直交する方向にガイド片
１１が設けられている。この基板１０は、上記実開昭６
３─１０１３８２号に記載された基板のように弾性体で
形成してもよい。
ーネスに沿って配置されるものである。基板１０の一面
側には、基板１０の長手方向と直交する方向にガイド片
１１が設けられている。この基板１０は、上記実開昭６
３─１０１３８２号に記載された基板のように弾性体で
形成してもよい。
【０００９】係止脚部２０は、基板１０の一面側から突
設されており、傘型を有しており、ハ字状の可動片２１
を備えている。この係止脚部２０を、固定体側である例
えば車両パネルの係止孔に挿入すると、可動片２１がす
ぼんで係止孔内に入り、可動片２１に設けられた肩部２
２が係止孔に係止することによって、係止孔に固定され
るものである。
設されており、傘型を有しており、ハ字状の可動片２１
を備えている。この係止脚部２０を、固定体側である例
えば車両パネルの係止孔に挿入すると、可動片２１がす
ぼんで係止孔内に入り、可動片２１に設けられた肩部２
２が係止孔に係止することによって、係止孔に固定され
るものである。
【００１０】挿入係止部３０は、前記係止脚部２０を突
設した面と反対側の基板１０面側から突設されており、
先端部にハ字状の係止部３１を備えている。この挿入係
止部３０は、ハ字状の係止部３１を、ワイヤーハーネス
内に挿入し係止することによって使用するものである。
設した面と反対側の基板１０面側から突設されており、
先端部にハ字状の係止部３１を備えている。この挿入係
止部３０は、ハ字状の係止部３１を、ワイヤーハーネス
内に挿入し係止することによって使用するものである。
【００１１】ワイヤーハーネス抱持部４０は、基板１０
の一側面に基端側が固定されており、先端側が丸められ
た構造となっている。このワイヤーハーネス抱持部４０
の基端側にはヒンジ部４１が設けられている。このヒン
ジ部４１は、図２に示す如く、挿入係止部３０をワイヤ
ーハーネスに挿入する際に、ワイヤーハーネス抱持部４
０が邪魔にならないように、ワイヤーハーネス抱持部４
０を基板１０の側方に位置させておくために使用するも
のである。なお、挿入係止部３０をワイヤーハーネスに
挿入係止した後は、図２に点線で示すように、ヒンジ部
４１を折り曲げてワイヤーハーネス抱持部４０を基板１
０の下面側に位置させるものである。
の一側面に基端側が固定されており、先端側が丸められ
た構造となっている。このワイヤーハーネス抱持部４０
の基端側にはヒンジ部４１が設けられている。このヒン
ジ部４１は、図２に示す如く、挿入係止部３０をワイヤ
ーハーネスに挿入する際に、ワイヤーハーネス抱持部４
０が邪魔にならないように、ワイヤーハーネス抱持部４
０を基板１０の側方に位置させておくために使用するも
のである。なお、挿入係止部３０をワイヤーハーネスに
挿入係止した後は、図２に点線で示すように、ヒンジ部
４１を折り曲げてワイヤーハーネス抱持部４０を基板１
０の下面側に位置させるものである。
【００１２】次に、上記構成からなるワイヤーハーネス
固定用クリップをワイヤーハーネスに取付ける作業につ
いて説明する。まずワイヤーハーネス５０内に挿入係止
部３０を挿入し係止させる。この際、ワイヤーハーネス
５０は、図４に示すように、挿入係止部３０を挿入し易
いように、緩み部５１を形成しておくことが好ましい。
挿入係止部３０をワイヤーハーネス５０に挿入する際に
は、前記図２に示したように、ワイヤーハーネス抱持部
４０が邪魔にならないように、ヒンジ部４１を利用し
て、ワイヤーハーネス抱持部４０を基板１０の側方に位
置させておくものである。なお、図４において、符号６
０はテープ巻き部を示す。次に、ワイヤーハーネス抱持
部４０でワイヤーハーネス５０を抱持し、ワイヤーハー
ネス抱持部４０の先端側を、係止脚部２０が設けられた
基板１０面に位置させる。この際ワイヤーハーネス抱持
部４０の先端側は、ガイド片１１で側面部がガイドさ
れ、動きが規制される。これによって図３に示すよう
に、結束バンドやテープ等を用いなくても、ワイヤーハ
ーネス抱持部４０でワイヤーハーネス５０を抱持するこ
とができる。
固定用クリップをワイヤーハーネスに取付ける作業につ
いて説明する。まずワイヤーハーネス５０内に挿入係止
部３０を挿入し係止させる。この際、ワイヤーハーネス
５０は、図４に示すように、挿入係止部３０を挿入し易
いように、緩み部５１を形成しておくことが好ましい。
挿入係止部３０をワイヤーハーネス５０に挿入する際に
は、前記図２に示したように、ワイヤーハーネス抱持部
４０が邪魔にならないように、ヒンジ部４１を利用し
て、ワイヤーハーネス抱持部４０を基板１０の側方に位
置させておくものである。なお、図４において、符号６
０はテープ巻き部を示す。次に、ワイヤーハーネス抱持
部４０でワイヤーハーネス５０を抱持し、ワイヤーハー
ネス抱持部４０の先端側を、係止脚部２０が設けられた
基板１０面に位置させる。この際ワイヤーハーネス抱持
部４０の先端側は、ガイド片１１で側面部がガイドさ
れ、動きが規制される。これによって図３に示すよう
に、結束バンドやテープ等を用いなくても、ワイヤーハ
ーネス抱持部４０でワイヤーハーネス５０を抱持するこ
とができる。
【００１３】上記のように、ワイヤーハーネス抱持部４
０でワイヤーハーネス５０を抱持した後は、係止脚部２
０を、固定体側である例えば車両パネルの係止孔に挿入
係止するものである。
０でワイヤーハーネス５０を抱持した後は、係止脚部２
０を、固定体側である例えば車両パネルの係止孔に挿入
係止するものである。
【００１４】なお、上記の実施の形態においては、ワイ
ヤーハーネス抱持部４０を設けてワイヤーハーネスを抱
持するようにしたが、ワイヤーハーネス抱持部４０を設
けずに、テープ巻きによって、ワイヤーハーネス５０と
基板１０とを結合するようにしてもよい。また、係止脚
部２０の形状は任意の形状とすることができる。さら
に、挿入係止部３０の形状も任意の形状とすることがで
きる。
ヤーハーネス抱持部４０を設けてワイヤーハーネスを抱
持するようにしたが、ワイヤーハーネス抱持部４０を設
けずに、テープ巻きによって、ワイヤーハーネス５０と
基板１０とを結合するようにしてもよい。また、係止脚
部２０の形状は任意の形状とすることができる。さら
に、挿入係止部３０の形状も任意の形状とすることがで
きる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るワイヤーハ
ーネス固定用クリップは、ワイヤーハーネスに沿わせる
基板と、該基板の一面側から突設され固定体側に取付け
られる係止脚部とを備えたワイヤーハーネス固定用クリ
ップにおいて、前記係止脚部を突設した面と反対側の基
板面から、ワイヤーハーネス内に挿入され係止される挿
入係止部を突設したことを特徴とするものである。した
がって、ワイヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤ
ーハーネスは挿入係止部に引っ掛かり挿入係止部から外
れることがなくなるので、ワイヤーハーネスの固定を容
易にかつ確実に行うことができる。
ーネス固定用クリップは、ワイヤーハーネスに沿わせる
基板と、該基板の一面側から突設され固定体側に取付け
られる係止脚部とを備えたワイヤーハーネス固定用クリ
ップにおいて、前記係止脚部を突設した面と反対側の基
板面から、ワイヤーハーネス内に挿入され係止される挿
入係止部を突設したことを特徴とするものである。した
がって、ワイヤーハーネスに外力が加わった際、ワイヤ
ーハーネスは挿入係止部に引っ掛かり挿入係止部から外
れることがなくなるので、ワイヤーハーネスの固定を容
易にかつ確実に行うことができる。
【図１】本発明に係るワイヤーハーネス固定用クリップ
の斜視図。
の斜視図。
【図２】ワイヤーハーネス抱持部を基板の側方に位置さ
せた状態の側面図。
せた状態の側面図。
【図３】本発明に係るワイヤーハーネス固定用クリップ
をワイヤーハーネスに取付けた状態の斜視図。
をワイヤーハーネスに取付けた状態の斜視図。
【図４】ワイヤーハーネス固定用クリップをワイヤーハ
ーネスに挿入する際のワイヤーハーネスの状態を示す斜
視図。
ーネスに挿入する際のワイヤーハーネスの状態を示す斜
視図。
１０ 基板 ２０ 係止脚部 ３０ 挿入係止部 ４０ ワイヤーハーネス抱持部 ５０ ワイヤーハーネス
Claims (1)
- 【請求項１】 ワイヤーハーネスに沿わせる基板と、該
基板の一面側から突設され固定体側に取付けられる係止
脚部とを備えたワイヤーハーネス固定用クリップにおい
て、前記係止脚部を突設した面と反対側の基板面から、
ワイヤーハーネス内に挿入され係止される挿入係止部を
突設したことを特徴とするワイヤーハーネス固定用クリ
ップ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9111013A JPH10309023A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ワイヤーハーネス固定用クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9111013A JPH10309023A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ワイヤーハーネス固定用クリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309023A true JPH10309023A (ja) | 1998-11-17 |
Family
ID=14550191
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9111013A Pending JPH10309023A (ja) | 1997-04-28 | 1997-04-28 | ワイヤーハーネス固定用クリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309023A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012115024A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス用クランプ |
| CN103545764A (zh) * | 2012-07-13 | 2014-01-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 固线夹 |
-
1997
- 1997-04-28 JP JP9111013A patent/JPH10309023A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012115024A (ja) * | 2010-11-24 | 2012-06-14 | Yazaki Corp | ワイヤハーネス用クランプ |
| CN103545764A (zh) * | 2012-07-13 | 2014-01-29 | 珠海格力电器股份有限公司 | 固线夹 |
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