JPH1030777A - 管路の分岐部の構造 - Google Patents
管路の分岐部の構造Info
- Publication number
- JPH1030777A JPH1030777A JP8187967A JP18796796A JPH1030777A JP H1030777 A JPH1030777 A JP H1030777A JP 8187967 A JP8187967 A JP 8187967A JP 18796796 A JP18796796 A JP 18796796A JP H1030777 A JPH1030777 A JP H1030777A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- water
- water supply
- supply pipe
- water distribution
- Prior art date
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- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L41/00—Branching pipes; Joining pipes to walls
- F16L41/04—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor
- F16L41/06—Tapping pipe walls, i.e. making connections through the walls of pipes while they are carrying fluids; Fittings therefor making use of attaching means embracing the pipe
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Domestic Plumbing Installations (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 地震発生時に、地盤と配水管との間に管軸方
向の相対変位が生じて、配水管の管軸方向に対し直角に
分岐された給水管が、周辺地盤に追従することにより、
配水管と給水管との接続部にせん断力が加えられ、給水
管が分水栓から抜け出したり、給水管と分水栓との接続
部が破損したりする。そこで、このような給水管の抜け
出しやその接続部の破損を防止して、管路の分岐部の耐
震性を向上させる。 【解決手段】 給水取り出し口９を配水管１の管軸方向
と同方向に設け、さらに給水取り出し口９にユニオン継
手を接続し、そのユニオン継手１１を介して給水管２も
給水取り出し口９と同様に配水管１の管軸方向と同方向
に配置する。
向の相対変位が生じて、配水管の管軸方向に対し直角に
分岐された給水管が、周辺地盤に追従することにより、
配水管と給水管との接続部にせん断力が加えられ、給水
管が分水栓から抜け出したり、給水管と分水栓との接続
部が破損したりする。そこで、このような給水管の抜け
出しやその接続部の破損を防止して、管路の分岐部の耐
震性を向上させる。 【解決手段】 給水取り出し口９を配水管１の管軸方向
と同方向に設け、さらに給水取り出し口９にユニオン継
手を接続し、そのユニオン継手１１を介して給水管２も
給水取り出し口９と同様に配水管１の管軸方向と同方向
に配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は配水管から給水管を
分岐するための管路の分岐部の構造に関する。
分岐するための管路の分岐部の構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３に示すように、埋設された配水管１
から各需要家へ給水を行う際、配水管１から給水管２へ
分岐させて水を供給させている。この分岐させる手段と
して分水栓があり、分水栓の一種として、図示のような
サドル付き分水栓３がある。
から各需要家へ給水を行う際、配水管１から給水管２へ
分岐させて水を供給させている。この分岐させる手段と
して分水栓があり、分水栓の一種として、図示のような
サドル付き分水栓３がある。
【０００３】すなわち、図３において、配水管１があっ
て、内ねじ形式の配水取り出し孔６を有する筒状二つ割
りのサドル５がその配水管１を覆うように設けられてい
る。いったん分割されたサドル５を六角ボルト１２とナ
ット１３とによって締め上げることにより、配水管１と
サドル５とは強固に組み合わされている。配水管１の穴
３ａに連通された内ねじ形式の配水取り出し孔６には分
水栓本体７が接続されている。その分水栓本体７は、配
水取り出し孔６との接続部分である配水取り出し口８
と、配水取り出し口８に連通した給水取り出し口９と、
栓１０と、配水取り出し口８と給水取り出し口９の間を
開閉するバルブ１１とから構成されている。
て、内ねじ形式の配水取り出し孔６を有する筒状二つ割
りのサドル５がその配水管１を覆うように設けられてい
る。いったん分割されたサドル５を六角ボルト１２とナ
ット１３とによって締め上げることにより、配水管１と
サドル５とは強固に組み合わされている。配水管１の穴
３ａに連通された内ねじ形式の配水取り出し孔６には分
水栓本体７が接続されている。その分水栓本体７は、配
水取り出し孔６との接続部分である配水取り出し口８
と、配水取り出し口８に連通した給水取り出し口９と、
栓１０と、配水取り出し口８と給水取り出し口９の間を
開閉するバルブ１１とから構成されている。
【０００４】また、図３および図４に示すように給水取
り出し口９は、配水管１の管軸方向に対し直角に設けら
れている。給水取り出し口９にはユニオン継手１１が接
続されており、そのユニオン継手１１を介して給水管２
も給水取り出し口９と同様に配水管１に直角に配置され
ている。２ａはユニオン継手１１と給水管２との接続部
である。
り出し口９は、配水管１の管軸方向に対し直角に設けら
れている。給水取り出し口９にはユニオン継手１１が接
続されており、そのユニオン継手１１を介して給水管２
も給水取り出し口９と同様に配水管１に直角に配置され
ている。２ａはユニオン継手１１と給水管２との接続部
である。
【０００５】配水管１の穴３ａは、サドル付き分水栓３
を配水管１に装着した状態で、分水栓本体７を通して外
部から加工されるもので、栓１０は、この加工の後止水
するためのものである。この栓１０は、分水栓本体７の
上端部にシ−ル材等とともに締結されている。
を配水管１に装着した状態で、分水栓本体７を通して外
部から加工されるもので、栓１０は、この加工の後止水
するためのものである。この栓１０は、分水栓本体７の
上端部にシ−ル材等とともに締結されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら地震発生
時には、地盤と配水管１との間に管軸方向の相対変位が
生じ、逆に給水管２は周辺地盤に追従する。また上記の
ように給水管２が配水管１の管軸方向に対し直角に取り
付けられていることから、配水管１と給水管２との接続
部にせん断力が加えられる。その結果、図５に示すよう
に給水管２が継手１１から抜け出したり、図６に示すよ
うに給水管２と分水栓３との接続部２ａが破損したりす
るという問題点がある。
時には、地盤と配水管１との間に管軸方向の相対変位が
生じ、逆に給水管２は周辺地盤に追従する。また上記の
ように給水管２が配水管１の管軸方向に対し直角に取り
付けられていることから、配水管１と給水管２との接続
部にせん断力が加えられる。その結果、図５に示すよう
に給水管２が継手１１から抜け出したり、図６に示すよ
うに給水管２と分水栓３との接続部２ａが破損したりす
るという問題点がある。
【０００７】そこで本発明はこのような問題点を解決
し、管路の分岐部の耐震性を向上させることを目的とす
る。
し、管路の分岐部の耐震性を向上させることを目的とす
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、配水管から給水管を分岐させるための分水栓
を有し、この分水栓は、前記給水管を前記配水管の管軸
方向に取り付け可能とするものである。
本発明は、配水管から給水管を分岐させるための分水栓
を有し、この分水栓は、前記給水管を前記配水管の管軸
方向に取り付け可能とするものである。
【０００９】このような構成により、地震発生時に、地
盤と配水管との間に管軸方向の相対変位が生じたとき、
配水管、分水管、給水管が同方向にかつ一体的に変位す
ることにより、給水管が分水栓から抜け出したり、同給
水管と分水栓との接続部が破損することを防止すること
ができる。
盤と配水管との間に管軸方向の相対変位が生じたとき、
配水管、分水管、給水管が同方向にかつ一体的に変位す
ることにより、給水管が分水栓から抜け出したり、同給
水管と分水栓との接続部が破損することを防止すること
ができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図１にもと
づいて説明する。なお、従来例と同一の部材には同一の
符号を付してその説明は省略する。
づいて説明する。なお、従来例と同一の部材には同一の
符号を付してその説明は省略する。
【００１１】給水取り出し口９は、配水管１の管軸方向
と同方向に設けられている。給水取り出し口９には、ユ
ニオン継手１１が接続されており、そのユニオン継手１
１を介して給水管２も給水取り出し口９と同様に配水管
１の管軸方向と同方向に配置されている。
と同方向に設けられている。給水取り出し口９には、ユ
ニオン継手１１が接続されており、そのユニオン継手１
１を介して給水管２も給水取り出し口９と同様に配水管
１の管軸方向と同方向に配置されている。
【００１２】そして例えば図１に関しては、管軸方向に
伸びた給水管２の末端にエルボ部１４を設けてさらにそ
のエルボ部１４に給水管２ｂを配水管１の管軸方向に対
し直角になるように配置して需要家に引き込むものであ
る。
伸びた給水管２の末端にエルボ部１４を設けてさらにそ
のエルボ部１４に給水管２ｂを配水管１の管軸方向に対
し直角になるように配置して需要家に引き込むものであ
る。
【００１３】このような構成により、地震発生時に、図
２に示すように地盤と配水管１との間に管軸方向の相対
変位が生じたとき、配水管１の管軸方向に伸びた給水管
２については、前述と同様に、配水管１、分水栓３、給
水管２が同方向にかつ一体的に変位することにより、そ
の給水管２が分水栓３に接続されたユニオン継手１１か
ら抜け出したり、給水管２がエルボ部１４から抜け出し
たり、給水管２と分水栓３との接続部２ａが破損した
り、給水管２とエルボ部１４との接続部２ｃが破損した
りすることを防止できる。
２に示すように地盤と配水管１との間に管軸方向の相対
変位が生じたとき、配水管１の管軸方向に伸びた給水管
２については、前述と同様に、配水管１、分水栓３、給
水管２が同方向にかつ一体的に変位することにより、そ
の給水管２が分水栓３に接続されたユニオン継手１１か
ら抜け出したり、給水管２がエルボ部１４から抜け出し
たり、給水管２と分水栓３との接続部２ａが破損した
り、給水管２とエルボ部１４との接続部２ｃが破損した
りすることを防止できる。
【００１４】配水管１の管軸方向に対し直角に配置され
た給水管２ｂについては、給水管２ｂが、エルボ部１４
を支点として揺動することにより、給水管２がエルボ部
近傍でたわむことから、エルボ部１４と給水管２ｂの接
続部２ｄに加えられたせん断力をそのたわみによって吸
収することができる。
た給水管２ｂについては、給水管２ｂが、エルボ部１４
を支点として揺動することにより、給水管２がエルボ部
近傍でたわむことから、エルボ部１４と給水管２ｂの接
続部２ｄに加えられたせん断力をそのたわみによって吸
収することができる。
【００１５】このため、給水管２ｂがエルボ部１４から
抜け出したり、給水管２ｂとエルボ部１４との接続部２
ｄが破損することを防止することができる。したがっ
て、管路の分岐部の耐震性を向上させることができる。
抜け出したり、給水管２ｂとエルボ部１４との接続部２
ｄが破損することを防止することができる。したがっ
て、管路の分岐部の耐震性を向上させることができる。
【００１６】
【発明の効果】以上述べたように請求項１記載の発明に
よれば、給水管が配水管の管軸方向と同方向に取り付け
られていることにより、地震発生時に、地盤と前記配水
管との間に管軸方向に相対変位が生じたとき、上記給水
管に関しては、配水管、分水栓、給水管が同方向にかつ
一体的に変位することにより、給水管が分水栓から抜け
出したり、給水管と分水栓との接続部が破損することを
防止することができる。
よれば、給水管が配水管の管軸方向と同方向に取り付け
られていることにより、地震発生時に、地盤と前記配水
管との間に管軸方向に相対変位が生じたとき、上記給水
管に関しては、配水管、分水栓、給水管が同方向にかつ
一体的に変位することにより、給水管が分水栓から抜け
出したり、給水管と分水栓との接続部が破損することを
防止することができる。
【００１７】したがって、管路の分岐部の耐震性を向上
させることができる。
させることができる。
【図１】本発明の実施の形態における管路の分岐部の構
造を表す平面図である。
造を表す平面図である。
【図２】図１において、地震が発生したときの状態を表
す平面図である。
す平面図である。
【図３】従来のサドル付き分水栓の断面図である。
【図４】従来の、配水管に設置された分水栓とその分水
栓から配管された給水管を表す平面図である。
栓から配管された給水管を表す平面図である。
【図５】図４において、地震発生時における給水管の抜
けによる被害例を表す。
けによる被害例を表す。
【図６】図４において、地震発生時における給水管の破
損による被害例を表す。
損による被害例を表す。
１ 配水管 ２ 給水管 ３ 分水栓
Claims (1)
- 【請求項１】 配水管から給水管を分岐させるための分
水栓を有し、この分水栓は、前記給水管を前記配水管の
管軸方向に取り付け可能とされていることを特徴をする
管路の分岐部の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187967A JPH1030777A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 管路の分岐部の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8187967A JPH1030777A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 管路の分岐部の構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1030777A true JPH1030777A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16215291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8187967A Withdrawn JPH1030777A (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 管路の分岐部の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1030777A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005180477A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Osaka Gas Co Ltd | バイパス管接続用アダプタとその使用方法 |
-
1996
- 1996-07-18 JP JP8187967A patent/JPH1030777A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005180477A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Osaka Gas Co Ltd | バイパス管接続用アダプタとその使用方法 |
| JP4504670B2 (ja) * | 2003-12-16 | 2010-07-14 | 大阪瓦斯株式会社 | バイパス管接続用アダプタとその使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040621 |