JPH10304396A - 画像サイズ・色変換装置 - Google Patents

画像サイズ・色変換装置

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JPH10304396A
JPH10304396A JP9106017A JP10601797A JPH10304396A JP H10304396 A JPH10304396 A JP H10304396A JP 9106017 A JP9106017 A JP 9106017A JP 10601797 A JP10601797 A JP 10601797A JP H10304396 A JPH10304396 A JP H10304396A
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JP
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JP9106017A
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English (en)
Inventor
Koji Numata
考司 沼田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 縮小時に市松模様になるような画質劣化を引
き起こすことがなく、画面のちらつきもない画像サイズ
・色変換装置を提供する。 【解決手段】 サイズ変換テーブル作成手段101は、
ユーザーから変換サイズの指定がされた場合、元画像サ
イズと変換画像サイズからサイズ変換用テーブルを作成
し、サイズ変換テーブルメモリ102に格納する。圧縮
画像デコード手段103は、圧縮画像データを入力し、
1フレーム分の画像デコード実行後、画像データを元画
像フレームバッファ104に格納する。サイズ・色変換
手段105は元画像フレームバッファから画像データを
読み出し、サイズ変換をしながら色変換を行い、変換後
の画像データを変換画像フレームバッファ106に格納
する。表示制御手段107は変換画像フレームバッファ
106から画像データを読み込み、表示を行う。動画像
処理の場合は圧縮画像デコードから表示までの処理を繰
り返し行うことによって動画像として表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像に対し、画
像サイズ変換及び色変換処理を施し、動画像を再生する
動画像サイズ変換及び色変換技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の動画像サイズ変換及び色変換方式
は、図2に示す構成になっている。
【0003】図2では、圧縮された入力画像を伸張する
圧縮画像デコード手段203と、デコードされた画像デ
ータを格納する元画像フレームバッファ204と、色変
換処理を行う色変換手段205と、色変換後の画像デー
タを格納する変換画像フレームバッファ206と、サイ
ズ変換及び表示制御を行うサイズ変換・表示制御手段2
07から構成されている。
【0004】圧縮画像デコード手段203は、入力され
た圧縮画像データ1フレームを復号しつつ、復号された
画像データを元画像フレームバッファ204に格納す
る。色変換手段205は元画像フレームバッファから画
像データを読み出し、ディスプレイに表示可能な色に変
換し、変換後の画像データを変換画像フレームバッファ
206に格納する。サイズ変換・表示制御手段207は
変換画像フレームバッファ206から画像データを読み
込み、ユーザーから指定されたサイズに変換し、表示を
行う。
【0005】動画像処理の場合は圧縮画像デコードから
表示までの処理を繰り返し行うことによって動画像とし
て表示する。
【0006】図13は従来の動画像サイズ変換及び色変
換方式を用いた場合の画像の縮小例を示したものであ
る。本図では簡単化のため、2値の画像でディザ処理を
施した例を示す。
【0007】従来、例えば、圧縮された画像サイズが4
0×17画素の画像データの場合、圧縮画像デコード
後、色変換処理によってディザに変換された画像も元画
像と同じサイズで40×17画素の画像データとなって
いた。本図は、このディザ処理された40×17画素の
画像データを縮小し、19×8画素の画像を作成した場
合の例を示したものである。縮小する場合は均等に縦、
横の画素を間引いて縮小することになるが、図の矢印部
分を間引いた場合、縮小画像は下図のように市松模様に
見える問題があった。
【0008】この問題を回避するための方法として特開
平1−149683号公報に開示されている方法があ
る。
【0009】図14は上記公報に開示される画像処理装
置の構成を示す図であり、以下に図14を参照して従来
の画像サイズ変換及び色変換方式について説明する。図
14に示す従来例はラインイメージセンサ1401、ビ
デオアンプ1402、A/D変換器1403、コンパレ
ータ1404、乱数発生回路(乱数発生手段)1405
から構成されている。
【0010】ラインイメージセンサ1401から出力さ
れるアナログデータはビデオアンプ1402で増幅さ
れ、A/D変換器1403に入力される。A/D変換器
1403は入力されるアナログデータをその電圧値に対
応したn階調(例えば、16階調)のデジタルデータ
(Dn)に変換してコンパレータ1404に出力し、コ
ンパレータ1404には、さらに、乱数発生回路(乱数
発生手段)1405からディザ値(Vt)が入力されて
いる。乱数発生回路1405には画素クロック、すなわ
ち、ラインイメージセンサ1401の画像データ毎の出
力タイミングを示すクロックが入力されており、乱数発
生回路1405はこの画素クロックに同期して乱数を発
生してディザ値(Vt)としてコンパレータ1404に
出力する。この乱数発生回路1405はA/D変換器1
403の階調度に対応したディザ値Vtを発生させるも
のであり、A/D変換器1403の階調度に対応してn
個の乱数、すなわち、0〜n−1までの乱数を発生す
る。このようにディザ処理するに際し、デジタルデータ
Dnと比較するディザ値Vtとして乱数発生回路140
5の発生する乱数を用いているので、ディザ値Vtに周
期性がない画像が得られる。このようにディザ値に周期
性のない画像で拡大縮小処理を行った場合、間引きや拡
大のピッチと同期したり、また干渉したりすることがな
く、縮小時に図13に示すような市松模様に見える問題
は回避できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例の場
合、乱数によってディザ処理を行うので縮小時に市松模
様になることはないが、周期的なディザマトリクスを使
用するものより画質が劣る。また、動画像で表示した場
合、フレームによって乱数のパターンが異なるため、画
面がちらついて見える。また、サイズ変換の計算をサイ
ズ変換部で全て処理しているため、同じサイズで何度も
変換するような動画像での変換の場合、サイズ変換に多
大な時間がかかる問題がある。
【0012】本発明は上述に鑑み、動画像の再生サイズ
が変更された時のみサイズ変換テーブルを作成すること
によって実際のサイズ変換処理は必要最低限の処理で済
ますことができ、CPUで処理する場合は高速に動画像
処理ができる。また、サイズ変換を先に行いながら色変
換を行うことで縮小時に市松模様になるような画質劣化
を引き起こすことがなく、画面のちらつきもない画像サ
イズ・色変換装置の提供を目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】サイズ変換が指定された
場合、サイズ変換用テーブルを作成するサイズ変換テー
ブル作成手段(図1の101)と、サイズ変換テーブル
作成手段で作成されたサイズ変換テーブルを格納するサ
イズ変換テーブルメモリ(図1の102)と、圧縮され
た入力画像を伸張する圧縮画像デコード手段(図1の1
03)と、デコードされた画像データを格納する元画像
フレームバッファ(図1の104)と、サイズ変換及び
色変換処理を行うサイズ・色変換手段(図1の105)
と、サイズ変換及び色変換後の画像データを格納する変
換画像フレームバッファ(図1の106)と、表示制御
を行う表示制御手段(図1の107)とを備えたことを
特徴とする。
【0014】以上のように構成する本発明によれば、動
画像の再生サイズが変更された時のみサイズ変換テーブ
ルを作成することによって実際のサイズ変換処理は簡単
に済ますことができ、CPUで処理する場合は高速に動
画像処理ができる。また、サイズ変換を先に行いながら
色変換を行うことで縮小時に市松模様になるような画質
劣化を引き起こすことがなく、また、ディザ変換の場
合、各フレームで同じ周期的なディザマトリクスを用い
ることができるため、動画像の画面がちらつくことがな
い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
面を参照して説明する。
【0016】図1は本発明の画像サイズ・色変換装置の
一実施形態を示す構成図である。
【0017】本実施形態は、サイズ変換用テーブルを作
成するサイズ変換テーブル作成手段101と、サイズ変
換テーブル作成手段で作成されたサイズ変換テーブルを
格納するサイズ変換テーブルメモリ102と、圧縮され
た入力画像を伸張する圧縮画像デコード手段103と、
デコードされた画像データを格納する元画像フレームバ
ッファ104と、サイズ変換及び色変換処理を行うサイ
ズ・色変換手段105と、サイズ変換及び色変換後の画
像データを格納する変換画像フレームバッファ106
と、表示制御を行う表示制御手段107から構成されて
いる。
【0018】サイズ変換テーブル作成手段101は、ユ
ーザーから変換サイズの指定がされた場合、元画像サイ
ズと変換画像サイズからサイズ変換用テーブルを作成
し、サイズ変換テーブルメモリ102に格納する。
【0019】圧縮画像デコード手段103は、入力され
た圧縮画像データ1フレーム分を、復号しつつ、復号さ
れた画像データを元画像フレームバッファ104に格納
する。サイズ・色変換手段105は元画像フレームバッ
ファから画像データを読み出し、サイズ変換をしながら
色変換を行い、変換後の画像データを変換画像フレーム
バッファ106に格納する。表示制御手段107は変換
画像フレームバッファ106から画像データを読み込
み、表示を行う。
【0020】動画像処理の場合は圧縮画像デコードから
表示までの処理を繰り返し行うことによって動画像とし
て表示する。
【0021】次に本発明の実施形態の動作について図面
を参照して説明する。
【0022】図3及び図4は図1中のサイズ変換テーブ
ル作成手段101で行われる画像サイズ変換テーブル作
成のフローチャートである。図3は縮小時の画像サイズ
変換テーブル作成のフローチャートであり、図4は拡大
時の画像サイズ変換テーブル作成のフローチャートであ
る。
【0023】まず、図3を用いて縮小時の画像サイズ変
換テーブル作成の方法を説明する。縮小時のサイズ変換
テーブルは図10に示すように2進数で扱うことがで
き、元の画像において1に相当する位置の画素は間引か
ずに、0に相当する位置の画素を間引くように作成す
る。
【0024】縮小時の画像サイズ変換テーブル作成にお
いて、画像サイズ変換テーブル作成手段101では、は
じめに変数の初期化をし(ステップS301)、元の画
像サイズと縮小後の画像サイズの比率によって各画素毎
に間引く位置か、間引かない位置かの判断を行う(ステ
ップS302)。この判断には以下の式を用いる。
【0025】A=ポインタ値×縮小サイズ÷元サイズ Aが出力画素数の合計以上の場合、このポインタ位置の
画素は間引かず、小さい場合、このポインタ位置の画素
を間引くことになる。
【0026】ここでポインタ値とは元の画像サイズでの
計算中の画素位置をさし、0〜元サイズ−1の範囲の値
であり、出力画素数とは画像サイズ変換テーブルでビッ
トに1をたてた画素の数で、0〜縮小サイズまでの範囲
の値である。画素を間引かない場合、S303及びS3
04では画像サイズ変換テーブル内のポインタ位置のビ
ットに1をセットし、出力画素数カウンタをインクリメ
ントする。画素を間引く場合はあらかじめ画像サイズ変
換テーブル内は0でクリアされているので何もしない。
【0027】S305では次の画素位置の判断をする準
備としてポインタ位置をインクリメントする。S302
〜S305までの処理を横の画素数分または縦の画素数
分繰り返し実行する。これによって横のサイズ変換テー
ブルまたは縦の画像サイズ変換テーブルを作成すること
ができる。
【0028】次に図4を用いて拡大時の画像サイズ変換
テーブル作成の方法を説明する。拡大時のサイズ変換テ
ーブルは図12に示すように2進数で扱うことができ、
拡大後の画像において1に相当する位置の画素はそのま
ま元画像の画素をコピーし、0に相当する位置の画素は
1つ前の画素または1つ前のラインをコピーするように
作成する。
【0029】拡大時の画像サイズ変換テーブル作成にお
いて、画像サイズ変換テーブル作成手段101では、は
じめに変数の初期化をし(ステップS401)、元の画
像サイズと拡大後の画像サイズの比率によって各画素毎
に拡大コピーする位置か、拡大コピーしない位置かの判
断を行う(ステップS402)。この判断には以下の式
を用いる。
【0030】B=ポインタ値×元サイズ÷拡大サイズ Bが出力画素数の合計以上の場合、このポインタ位置の
画素は拡大コピーせず、小さい場合、このポインタ位置
の画素を拡大コピーすることになる。
【0031】ここでポインタ値とは拡大した画像サイズ
での計算中の画素位置をさし、0〜拡大サイズ−1の範
囲の値であり、出力画素数とは画像サイズ変換テーブル
でビットに1をたてた画素の数で、0〜元サイズまでの
範囲の値である。画素を拡大コピーしない場合、S40
3及びS404では画像サイズ変換テーブル内のポイン
タ位置のビットに1をセットし、出力画素数カウンタを
インクリメントする。画素を拡大コピーする場合はあら
かじめ画像サイズ変換テーブル内は0でクリアされてい
るので何もしない。
【0032】S405では次の画素位置の判断をする準
備としてポインタをインクリメントする。S402〜S
405までの処理を横の画素数分または縦の画素数分繰
り返し実行する。これによって横のサイズ変換テーブル
または縦の画像サイズ変換テーブルを作成することがで
きる。
【0033】図5〜図8は図1中の画像サイズ・色変換
手段105で行われる画像サイズ変換時のフローチャー
トを示した図である。図5は横縮小時の画像サイズ変換
処理のフローチャートであり、図6は縦縮小時の画像サ
イズ変換処理のフローチャートであり、図7は横拡大時
の画像サイズ変換処理のフローチャートであり、図8は
縦拡大時の画像サイズ変換処理のフローチャートであ
る。
【0034】まず、図5を用いて横縮小時の画像サイズ
変換処理の方法を説明する。
【0035】はじめにS501の変数の初期化、横縮小
用画像サイズ変換テーブルの取得をし、S502で1ビ
ットづつサイズ変換テーブルのビットを比較する。ビッ
トが1の場合、このビット位置の画素は間引かず、0の
場合、このビット位置の画素を間引くことになる。画素
を間引かない場合、S503及びS504では1画素分
のデータを読み込み、色変換を施した後、フレームバッ
ファに画像データを格納する。S505では次の画素位
置の判断をする準備として元画像のリードポインタ位置
のインクリメント及びサイズ変換テーブルのビット位置
を移動する。S502〜S505までの処理を横の画素
数分繰り返し実行する。これによって横のサイズ変換を
行うことができる。
【0036】次に、図6を用いて縦縮小時の画像データ
変換処理の方法を説明する。
【0037】はじめにS601で変数の初期化、縦縮小
用画像サイズ変換テーブルの取得をし、S602で1ビ
ットづつサイズ変換テーブルのビットを比較する。ビッ
トが1の場合、このビット位置のラインは間引かず、0
の場合、このビット位置のラインを間引くことになる。
ラインを間引かない場合、S603では1ライン分の画
像サイズ変換・色変換処理を施す。S605では次のラ
イン位置の判断をする準備として元画像のリードポイン
タ位置のインクリメント及びサイズ変換テーブルのビッ
ト位置を移動する。S602〜S605までの処理を縦
のライン数分繰り返し実行する。これによって縦のサイ
ズ変換を行うことができる。
【0038】次に、図7を用いて横拡大時の画像サイズ
変換処理の方法を説明する。
【0039】はじめにS701で変数の初期化、横拡大
用画像サイズ変換テーブルの取得をし、S702で1ビ
ットづつサイズ変換テーブルのビットを比較する。ビッ
トが1の場合、このビット位置の画素は元画像の画素を
コピーし、0の場合、このビット位置の画素は前の画素
をコピーすることになる。元画像の画素をコピーする場
合、S703では元画像から1画素分のデータを読み込
み、色変換を施した後、フレームバッファに画像データ
を格納する。S705、S707では次の画素位置の判
断をする準備として元画像のリードポインタ位置のイン
クリメント及びサイズ変換テーブルのビット位置を移動
する。前の画素をコピーする場合は、S706で前に処
理した画素データ1画素分をフレームバッファに格納す
る。S702〜S707までの処理を横の画素数分繰り
返し実行する。これによって横のサイズ変換を行うこと
ができる。
【0040】次に、図8を用いて縦拡大時の画像サイズ
変換処理の方法を説明する。
【0041】はじめにS801で変数の初期化、縦拡大
用画像サイズ変換テーブルの取得をし、S802で1ビ
ットづつサイズ変換テーブルのビットを比較する。ビッ
トが1の場合、このビット位置のラインは1ライン分の
画像サイズ変換・色変換処理を施し、0の場合、このビ
ット位置のラインは前のラインをコピーすることにな
る。1ライン分の画像サイズ変換・色変換処理を施す場
合、S803では1ライン分の画像サイズ変換・色変換
処理を施し、S705、S707では次のライン位置の
判断をする準備として元画像のリードポインタ位置の更
新及びサイズ変換テーブルのビット位置を移動する。前
のラインをコピーする場合は、S706で前に処理した
1ライン分をフレームバッファにコピーする。S802
〜S807までの処理を縦のライン数分繰り返し実行す
る。これによって縦のサイズ変換を行うことができる。
【0042】拡大時の画像サイズ変換の例では単純に前
の画素または前のラインをコピーしたが、コピーではな
く、再度画素の色変換を行うことによってディザ等の場
合は画質を向上させることができる。
【0043】次に本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0044】図9及び図10にサイズ変換として縮小処
理を行う場合の画像の縮小例及び、サイズ変換テーブル
の例を示す。
【0045】図9は本発明の画像サイズ・色変換装置を
用いた場合の画像の縮小例を示したものである。本図で
は簡単化のため、2値の画像でディザ処理を施した例を
示す。
【0046】本発明では、圧縮された画像サイズが40
×17画素の画像データの場合、圧縮画像デコード後の
画像も元画像と同じサイズで40×17画素の画像デー
タとなっている。本図は、この40×17画素の画像デ
ータに対し縮小処理を行いながらディザ処理を施し、1
9×8画素の画像を作成した場合の例を示したものであ
る。縮小する場合は均等に縦、横の画素を間引いて縮小
することになるが、図の矢印部分を間引いて縮小する。
【0047】図10は画像サイズ変換テーブルの例であ
り、縮小時に間引く画素の位置をテーブル化したもので
ある。テーブルは2進数で扱うことができ、1に相当す
る位置の画素は間引かずに、0に相当する位置の画素を
間引くことになる。この画像サイズ変換テーブルを使用
し、上記40×17画素のデータを縮小して19×8画
素の画像を作成した場合、図9下に示す画像を得ること
ができる。
【0048】図11及び図12にサイズ変換として拡大
処理を行う場合の画像の拡大例及び、サイズ変換テーブ
ルの例を示す。
【0049】図11は本発明の画像サイズ・色変換装置
を用いた場合の画像の拡大例を示したものである。本図
では簡単化のため、2値の画像でディザ処理を施した例
を示す。
【0050】本発明では、圧縮された画像サイズが19
×8画素の画像データの場合、圧縮画像デコード後の画
像も元画像と同じサイズで19×8画素の画像データと
なっている。本図は、この19×8画素の画像データに
対し拡大処理を行いながらディザ処理を施し、40×1
7画素の画像を作成した場合の例を示したものである。
拡大する場合は均等に縦、横の画素をコピーして拡大す
ることになるが、図の矢印部分をコピーして拡大する。
【0051】図12は画像サイズ変換テーブルの例であ
り、拡大時にコピーする画素の位置をテーブル化したも
のである。テーブルは2進数で扱うことができ、1に相
当する位置の画素はコピーせずに、0に相当する位置の
画素をコピーすることになる。この画像サイズ変換テー
ブルを使用し、上記19×8画素のデータを拡大して4
0×17画素の画像を作成した場合、図11下に示す画
像を得ることができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、動画像
の再生サイズが変更された時のみサイズ変換テーブルを
作成することによって実際のサイズ変換処理は簡単に済
ますことができ、CPUで処理する場合は高速に動画像
処理ができる。また、サイズ変換を先に行いながら色変
換を行うことで縮小時に市松模様になるような画質劣化
を引き起こすことがなく、また、ディザ変換の場合、各
フレームで同じ周期的なディザマトリクスを用いること
ができるため、動画像の画面がちらつく問題を回避でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図である。
【図2】従来の画像サイズ変換及び色変換方式の構成図
である。
【図3】本発明の縮小時の画像サイズ変換テーブル作成
のフローチャートである。
【図4】本発明の拡大時の画像サイズ変換テーブル作成
のフローチャートである。
【図5】本発明の横縮小時の画像サイズ変換処理のフロ
ーチャートである。
【図6】本発明の縦縮小時の画像サイズ変換処理のフロ
ーチャートである。
【図7】本発明の横拡大時の画像サイズ変換処理のフロ
ーチャートである。
【図8】本発明の縦拡大時の画像サイズ変換処理のフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の縮小処理前後の表示画面図である。
【図10】本発明の縮小時の画像サイズ変換テーブルの
例である。
【図11】本発明の拡大処理前後の表示画面図である。
【図12】本発明の拡大時の画像サイズ変換テーブルの
例である。
【図13】従来の縮小処理前後の表示画面図である。
【図14】従来の画像サイズ変換方式の構成図である。
【符号の説明】
101 サイズ変換テーブル作成手段 102 サイズ変換テーブルメモリ 103 圧縮画像デコード手段 104 元画像フレームバッファ 105 サイズ・色変換手段 106 変換画像フレームバッファ 107 表示制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の画像サイズ変換及び色変換におい
    て、元画像サイズを指定された画像サイズに変換するた
    めの画像サイズ変換テーブル作成手段と、前記画像サイ
    ズ変換テーブルを用いて元画像サイズを指定された画像
    サイズへ変換する画像サイズ変換手段とを具備する画像
    サイズ・色変換方式であって、前記画像サイズ変換テー
    ブルは画像サイズの変更が指定された場合に新たに作成
    し、画像再生時は画像サイズ変換テーブルを用いて1フ
    レームづつサイズ変換処理を施すことを特徴とする画像
    サイズ・色変換装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した画像サイズ・色変換
    方式において、上記画像サイズ変換テーブルを用いて1
    フレームづつサイズ変換処理を行うと同時に色変換処理
    を行うことを特徴とする画像サイズ・色変換装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した画像サイズ・色変換
    方式において、色変換処理はディザへの変換処理であっ
    て、画像サイズ変換後の画像データに対し、ディザ変換
    を施すことを特徴とする画像サイズ・色変換装置。
JP9106017A 1997-04-23 1997-04-23 画像サイズ・色変換装置 Pending JPH10304396A (ja)

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JP9106017A JPH10304396A (ja) 1997-04-23 1997-04-23 画像サイズ・色変換装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6417889B1 (en) 1997-12-02 2002-07-09 Nec Corporation Picture size conversion method and device thereof

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6417889B1 (en) 1997-12-02 2002-07-09 Nec Corporation Picture size conversion method and device thereof

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