JPH10299199A - 竪樋保持装置 - Google Patents
竪樋保持装置Info
- Publication number
- JPH10299199A JPH10299199A JP10649197A JP10649197A JPH10299199A JP H10299199 A JPH10299199 A JP H10299199A JP 10649197 A JP10649197 A JP 10649197A JP 10649197 A JP10649197 A JP 10649197A JP H10299199 A JPH10299199 A JP H10299199A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gutter
- vertical gutter
- stay
- downspout
- piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 竪樋を、竪樋控具の底片と反対側の方向へ引
っ張る力が働いても、竪樋と竪樋控具との嵌合が容易に
外れない竪樋保持装置を提供する。 【解決手段】 竪樋２の両側部に外方へ開口する縦溝６
を設ける。竪樋控具３を、固定具１が取着される底片４
の両側部に側片５を設けた平面略Ｕ字型に形成する。竪
樋控具３の各側片５の先端部分に、相互に対抗するよう
に突出する嵌合部７を設ける。この嵌合部７は保持片９
と、先端が底片４に向かって保持片９よりも突出する係
止爪１０とから形成する。竪樋２の保持は、竪樋控具３
の両側片間に竪樋２を嵌め込むと共に、竪樋２に嵌合部
７を嵌合することによって行う。
っ張る力が働いても、竪樋と竪樋控具との嵌合が容易に
外れない竪樋保持装置を提供する。 【解決手段】 竪樋２の両側部に外方へ開口する縦溝６
を設ける。竪樋控具３を、固定具１が取着される底片４
の両側部に側片５を設けた平面略Ｕ字型に形成する。竪
樋控具３の各側片５の先端部分に、相互に対抗するよう
に突出する嵌合部７を設ける。この嵌合部７は保持片９
と、先端が底片４に向かって保持片９よりも突出する係
止爪１０とから形成する。竪樋２の保持は、竪樋控具３
の両側片間に竪樋２を嵌め込むと共に、竪樋２に嵌合部
７を嵌合することによって行う。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪樋を固定するた
めに用いる保持装置に関するものである。
めに用いる保持装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来用いられてきた竪樋保持装置として
は、実開昭６２−１５４１１７号公報に開示されている
ような、両側部に外方に開口する縦溝６を設けた竪樋２
と、固定具１が取着される底片４及びこの底片４の両側
部に設けられた側片５から成る平面略Ｕ字型の竪樋控具
３によって構成される図５のものがある。そしてこのも
のは竪樋控具３の先端部分に、相互に対向するように突
出する嵌合部７を形成し、家屋の外壁部に固定具１を打
ち込むことによって竪樋控具３を固着しておき、竪樋控
具３の両側片間に竪樋２を嵌め込むと共に、縦溝６に嵌
合部７を嵌合することによって、竪樋控具３で竪樋２を
固定するようにしてある。
は、実開昭６２−１５４１１７号公報に開示されている
ような、両側部に外方に開口する縦溝６を設けた竪樋２
と、固定具１が取着される底片４及びこの底片４の両側
部に設けられた側片５から成る平面略Ｕ字型の竪樋控具
３によって構成される図５のものがある。そしてこのも
のは竪樋控具３の先端部分に、相互に対向するように突
出する嵌合部７を形成し、家屋の外壁部に固定具１を打
ち込むことによって竪樋控具３を固着しておき、竪樋控
具３の両側片間に竪樋２を嵌め込むと共に、縦溝６に嵌
合部７を嵌合することによって、竪樋控具３で竪樋２を
固定するようにしてある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしこの竪樋保持装
置を用いると、竪樋に、竪樋控具の底片と反対側の方向
へ引っ張る力が働くと、竪樋控具の嵌合部と竪樋の縦溝
の嵌合が外れ、竪樋と竪樋控具との嵌め合わせが容易に
外れる恐れがある。本発明は上記の点に鑑みてなされた
ものであり、竪樋を、竪樋控具の底片と反対側の方向へ
引っ張る力が働いても、竪樋と竪樋控具との嵌合が容易
に外れない竪樋保持装置を提供することを目的とするも
のである。
置を用いると、竪樋に、竪樋控具の底片と反対側の方向
へ引っ張る力が働くと、竪樋控具の嵌合部と竪樋の縦溝
の嵌合が外れ、竪樋と竪樋控具との嵌め合わせが容易に
外れる恐れがある。本発明は上記の点に鑑みてなされた
ものであり、竪樋を、竪樋控具の底片と反対側の方向へ
引っ張る力が働いても、竪樋と竪樋控具との嵌合が容易
に外れない竪樋保持装置を提供することを目的とするも
のである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に記載
の発明は、両側部に外方へ開口する縦溝６を設けた竪樋
２と、固定具１が取着される底片４及びこの底片４の両
側部に設けられた側片５から成る平面略Ｕ字型の竪樋控
具３から構成される竪樋保持装置であって、竪樋控具３
の各側片５の先端部分に、相互に対抗するように突出す
る嵌合部７を設け、嵌合部７を、保持片９と、先端が底
片５に向かって保持片９よりも突出する係止爪１０とか
ら形成し、竪樋控具３の両側片間に竪樋２を嵌め込むと
共に、縦溝６に嵌合部７を嵌合して成ることを特徴とす
るものである。
の発明は、両側部に外方へ開口する縦溝６を設けた竪樋
２と、固定具１が取着される底片４及びこの底片４の両
側部に設けられた側片５から成る平面略Ｕ字型の竪樋控
具３から構成される竪樋保持装置であって、竪樋控具３
の各側片５の先端部分に、相互に対抗するように突出す
る嵌合部７を設け、嵌合部７を、保持片９と、先端が底
片５に向かって保持片９よりも突出する係止爪１０とか
ら形成し、竪樋控具３の両側片間に竪樋２を嵌め込むと
共に、縦溝６に嵌合部７を嵌合して成ることを特徴とす
るものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図１は、本発明の実施の形態の一例である。竪樋
２は、略方形の断面を有する筒材の両側部に外側に開口
する縦溝６を設けるように樹脂成型して形成してある。
する。図１は、本発明の実施の形態の一例である。竪樋
２は、略方形の断面を有する筒材の両側部に外側に開口
する縦溝６を設けるように樹脂成型して形成してある。
【０００６】竪樋控具３は、図２及び図３に示すよう
に、底片４、及び底辺４の両側部に設けた側片５から成
っており、金属板をプレス加工等することによって平面
略Ｕ字型に形成してある。底片４には固定具１を通すた
めの取付用孔８を設けておく。竪樋控具３の各側片５の
先端部分には、相互に対向するように突出する嵌合部７
を設ける。嵌合部７は、図４に示すように各側片５の先
端部分の二箇所に切れ込み１１をいれて、先端部分を三
つの切片に分離し、外側の二つの切片を、内側に円弧状
に曲げて、保持片９とし、残りの一つの切片を、根元だ
けを曲げることによって、保持片９よりも側片５がわで
内側に折り曲げて、先端が底片４に向かって保持片９よ
り突出した係止爪１０とすることによって、形成する。
に、底片４、及び底辺４の両側部に設けた側片５から成
っており、金属板をプレス加工等することによって平面
略Ｕ字型に形成してある。底片４には固定具１を通すた
めの取付用孔８を設けておく。竪樋控具３の各側片５の
先端部分には、相互に対向するように突出する嵌合部７
を設ける。嵌合部７は、図４に示すように各側片５の先
端部分の二箇所に切れ込み１１をいれて、先端部分を三
つの切片に分離し、外側の二つの切片を、内側に円弧状
に曲げて、保持片９とし、残りの一つの切片を、根元だ
けを曲げることによって、保持片９よりも側片５がわで
内側に折り曲げて、先端が底片４に向かって保持片９よ
り突出した係止爪１０とすることによって、形成する。
【０００７】竪樋２を取り付ける手順は次の通りであ
る。まず竪樋控具３の取付用孔８に固定具１を通して取
付け、家屋の外壁部に固定具１を打ち込んで、竪樋控具
３を家屋の外壁部に固定する。次に竪樋２をこの固定さ
れた竪樋控具３の各側片５の間に嵌め込み、嵌合部７を
竪樋２の縦溝６に嵌合させる。縦溝６の溝底には嵌合部
７の保持片９が嵌まり込んで、竪樋２を竪樋控具３で保
持することができ、竪樋２を竪樋控具３を介して家屋の
外壁部に固定することができるものである。
る。まず竪樋控具３の取付用孔８に固定具１を通して取
付け、家屋の外壁部に固定具１を打ち込んで、竪樋控具
３を家屋の外壁部に固定する。次に竪樋２をこの固定さ
れた竪樋控具３の各側片５の間に嵌め込み、嵌合部７を
竪樋２の縦溝６に嵌合させる。縦溝６の溝底には嵌合部
７の保持片９が嵌まり込んで、竪樋２を竪樋控具３で保
持することができ、竪樋２を竪樋控具３を介して家屋の
外壁部に固定することができるものである。
【０００８】ここでこの固定された竪樋２に、底辺４と
反対側の方向へ引っ張る力が働いても、竪樋控具３の嵌
合部に設けられた係止爪１０の先端が竪樋２の縦溝６の
家屋側の内面に食い込むように引っ掛かり、竪樋控具３
の嵌合部７が竪樋２の縦溝６から外れることを防ぐこと
ができる。また、竪樋２の固定は、竪樋２の両側の縦溝
６に、竪樋控具３の嵌合部７に設けた保持片９が嵌まり
込むことによって成されているため、工事等の都合上、
竪樋２の位置を上下に移動させる必要が生じた場合、竪
樋２を竪樋控具３に嵌め合わせた状態のままで、竪樋２
の縦溝６に沿って竪樋控具の保持片９をスライドさせる
ようにして、竪樋２を容易に上下に移動させることがで
きるものである。
反対側の方向へ引っ張る力が働いても、竪樋控具３の嵌
合部に設けられた係止爪１０の先端が竪樋２の縦溝６の
家屋側の内面に食い込むように引っ掛かり、竪樋控具３
の嵌合部７が竪樋２の縦溝６から外れることを防ぐこと
ができる。また、竪樋２の固定は、竪樋２の両側の縦溝
６に、竪樋控具３の嵌合部７に設けた保持片９が嵌まり
込むことによって成されているため、工事等の都合上、
竪樋２の位置を上下に移動させる必要が生じた場合、竪
樋２を竪樋控具３に嵌め合わせた状態のままで、竪樋２
の縦溝６に沿って竪樋控具の保持片９をスライドさせる
ようにして、竪樋２を容易に上下に移動させることがで
きるものである。
【０００９】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項１に記載の
発明は、両側部に外方に開口する縦溝を設けた竪樋と、
固定具が取着される底片及びこの底片の両側部に設けら
れた側片からなる平面略Ｕ字型の竪樋控具によって構成
される竪樋保持装置であって、竪樋控具の各側片の先端
部分に、相互に対抗するように突出する嵌合部を設け、
嵌合部を、保持片と、先端が底片に向かって保持片より
も突出する係止爪とから形成し、竪樋控具の両側片間に
竪樋を嵌め込むと共に、縦溝に嵌合部を嵌合して成るた
め、竪樋に、竪樋控具の底片と反対方向へ引っ張る力が
働いた場合に、竪樋控具の嵌合部の係止爪の先端が竪樋
の縦溝内に引っ掛かり、竪樋控具の嵌合部が竪樋の縦溝
から外れることを防ぐことができ、竪樋と竪樋控具との
嵌合が容易に外れることがなくなるものである。しかも
竪樋を竪樋控具に嵌め合わせた状態のままで、竪樋の縦
溝に沿って竪樋控具の保持片をスライドさせるようにし
て、竪樋を容易に上下に移動させることができるもので
ある。
発明は、両側部に外方に開口する縦溝を設けた竪樋と、
固定具が取着される底片及びこの底片の両側部に設けら
れた側片からなる平面略Ｕ字型の竪樋控具によって構成
される竪樋保持装置であって、竪樋控具の各側片の先端
部分に、相互に対抗するように突出する嵌合部を設け、
嵌合部を、保持片と、先端が底片に向かって保持片より
も突出する係止爪とから形成し、竪樋控具の両側片間に
竪樋を嵌め込むと共に、縦溝に嵌合部を嵌合して成るた
め、竪樋に、竪樋控具の底片と反対方向へ引っ張る力が
働いた場合に、竪樋控具の嵌合部の係止爪の先端が竪樋
の縦溝内に引っ掛かり、竪樋控具の嵌合部が竪樋の縦溝
から外れることを防ぐことができ、竪樋と竪樋控具との
嵌合が容易に外れることがなくなるものである。しかも
竪樋を竪樋控具に嵌め合わせた状態のままで、竪樋の縦
溝に沿って竪樋控具の保持片をスライドさせるようにし
て、竪樋を容易に上下に移動させることができるもので
ある。
【図１】本発明の実施の形態の一例の平面図である。
【図２】本発明の実施の形態を示すものであり、竪樋控
具の平面図である。
具の平面図である。
【図３】本発明の実施の形態を示すものであり、竪樋控
具の背面図である。
具の背面図である。
【図４】本発明の実施の形態を示すものであり、（ａ）
は竪樋控具の側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線断面図
である。
は竪樋控具の側面図、（ｂ）は（ａ）のＡ−Ａ線断面図
である。
【図５】従来の竪樋保持装置の水平断面図である。
１ 固定具 ２ 竪樋 ３ 竪樋控具 ４ 底片 ５ 側片 ６ 縦溝 ７ 嵌合部 ９ 保持部 １０ 係止爪
Claims (1)
- 【請求項１】 両側部に外方へ開口する縦溝を設けた竪
樋と、固定具が取着される底片及びこの底片の両側部に
設けられた側片からなる平面略Ｕ字型の竪樋控具によっ
て構成される竪樋保持装置であって、竪樋控具の各側片
の先端部分に、相互に対向するように突出する嵌合部を
設け、嵌合部を、保持片と、先端が底片に向かって保持
片よりも突出する係止爪とから形成し、竪樋控具の両側
片間に竪樋を嵌め込むと共に、縦溝に嵌合部を嵌合して
成ることを特徴とする竪樋保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10649197A JPH10299199A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 竪樋保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10649197A JPH10299199A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 竪樋保持装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10299199A true JPH10299199A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14434931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10649197A Pending JPH10299199A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 竪樋保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10299199A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104563407A (zh) * | 2013-10-09 | 2015-04-29 | 德胜（苏州）洋楼有限公司 | 一种木屋用落水管紧固装置 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP10649197A patent/JPH10299199A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104563407A (zh) * | 2013-10-09 | 2015-04-29 | 德胜（苏州）洋楼有限公司 | 一种木屋用落水管紧固装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020507 |