JPH10299163A - 軒天井取付構造 - Google Patents

軒天井取付構造

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JPH10299163A
JPH10299163A JP9110613A JP11061397A JPH10299163A JP H10299163 A JPH10299163 A JP H10299163A JP 9110613 A JP9110613 A JP 9110613A JP 11061397 A JP11061397 A JP 11061397A JP H10299163 A JPH10299163 A JP H10299163A
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eaves
fixed
ceiling
eave
base metal
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Shin Takuma
伸 詫間
Yoshiteru Goto
嘉輝 後藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見栄えが良く、軒天井高さを低くせずに軒天
井の高さレベルを一定にすることができ、かつ軒天井板
の支持が強固に行える軒天井取付構造を得る。 【解決手段】 軒天井の中間部分を支持する軒梁17
と、この軒梁17の下面に固定した上向き開口溝形で両
側に突出片26,27を有した断面ハット形の下地金物
19と、この下地金物19の両突出片26,27の下面
に端部を各々固定して設けた野縁20,21と、これら
野縁20,21の下面に連続して同じ高さで固定した軒
天井板22とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プレハブ住宅等
における軒天井取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、住宅の玄関ポーチ部分等における
軒天井にあっては、軒梁,軒桁下地の下部に化粧材,軒
桁化粧材を配置させ、ポーチ内部分と軒先部分に区切っ
て、異なる軒天井板を取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の軒天井取付構造
では、軒梁,軒桁下地の下部に化粧材,軒桁化粧材を配
置し、かつポーチ内部分と軒先部分に区切って異なる軒
天井板を取付けたので、軒天井の見栄えが悪くなり、か
つポーチ内部分と軒先部分における軒天井板の高さが異
なるという問題があった。また、軒梁,軒桁下地を避け
て連続して軒天井板を設置することも考えられるが、軒
梁,軒桁下地を避ける分、軒天井板の設置高さが低くな
り、よって玄関ポーチの天井が低くなるという新たな問
題が生じる。
【0004】この発明の目的は、見栄えが良く、軒天井
高さを低くせずに軒天井の高さレベルを一定にすること
ができ、かつ軒天井板の支持が強固に行える軒天井取付
構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の軒天井取
付構造は、軒天井の中間部分を支持する横架材と、この
横架材の下面にウェブを固定した上向き溝形の本体とこ
の本体の建物側ならびに屋外側に突出した一対の突出片
とからなる断面ハット形の下地金物と、この下地金物の
両突出片の下面に端部を各々固定して設けた野縁と、こ
れら野縁の下面に連続して同じ高さで固定した軒天井板
とを備えたものである。
【0006】請求項1記載の軒天井取付構造によると、
横架材を跨ぐ軒天井であっても、軒天井板の高さレベル
を連続して一定高さとすることができる。また、断面ハ
ット形の下地金物の突出片の下面に野縁を固定するの
で、野縁の上面は横架材の下面より上方に位置し、軒天
井板の設置高さが低くならない。また、出幅が大きい軒
であっても、その中間位置で軒天井板および野縁を、横
架材の下面に固定した下地金物で支持することができ
る。
【0007】請求項2記載の軒天井取付構造は、軒天井
の軒先部分を支持する横架材と、この横架材の下面にウ
ェブを固定した上向き溝形の本体とこの本体の建物側に
突出した突出片と本体の屋外側に立上げた立上片とから
なる下地金物と、この下地金物の突出片の下面に端部を
固定して設けた野縁と、この野縁の下面に固定した軒天
井板と、下地金物の立上片に下部を固定して設けた幕板
または外装材とを備えたものである。
【0008】請求項2記載の軒天井取付構造によると、
軒天井の軒先部分を支持する横架材の下面にまで渡って
軒天井板を延設でき、かつ溝形の下地金物の突出片の下
面に野縁を固定するので、野縁の上面は横架材の下面よ
り上方に位置し、軒天井板の設置高さが低くならない。
また、横架材の下面に固定した下地金物を介して、軒天
井板と、幕板または外装材の下部を固定することができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を図1な
いし図5に基づいて説明する。図2は、建物の玄関ポー
チ部分の軒天井を示している。図2において、10は1
階の外壁パネル、11は胴差、12は2階の外壁パネ
ル、13は玄関ドア、14は玄関ポーチ柱、15は屋根
パネル、16は瓦である。
【0010】また、17は軒天井の出方向の中間部分に
沿って設けた断面コ字形の軒梁(横架材)であり、束金
物18を介して屋根パネル15を支持している。また、
軒梁17の下面には下地金物19が取付けられており、
下地金物19に野縁20,21が固定され、野縁20,
21の下面に軒天井板22が取付けられている。なお、
23は軒樋、32は壁際廻り縁下地である。
【0011】図2のI部分の拡大図を図1に示す。軒梁
17の上フランジ31に束金物18をボルト・ナット2
9にて固定してある。また、下地金物19は断面ハット
形に形成されている。すなわち、図3ないし図5に示す
ように、溝形の本体24の両側に突出片26,27を延
設してなり、本体24のウェブ24aには所定間隔置き
にボルト挿通孔25が形成してある。下地金物19は、
本体24のウェブ24aを軒梁17の下フランジ30に
ボルト・ナット28にて固定して設けられている。ま
た、下地金物19の両突出片26,27の下面に、それ
ぞれ野縁20,21の端部を釘33,34にて固定す
る。さらに、両野縁20,21の下面に渡って軒天井板
22を釘35にて固定する。
【0012】このように構成された軒天井取付構造によ
ると、軒梁17を跨ぐ軒天井であっても、軒天井板22
の高さレベルを連続して一定高さとすることができ、軒
梁17の下部を別途化粧材で覆うのに比べ、軒天井がす
っきりと仕上がり見栄えが向上する。また、断面ハット
形の下地金物19の突出片26,27の下面に野縁2
0,21を固定するので、野縁20,21の上面は軒梁
17の下面より上方に位置し、軒天井板22の設置高さ
が低くならず、玄関ポーチの天井が低くならない。
【0013】さらに、出幅が大きい軒であっても、その
中間位置で野縁20,21および軒天井板22を、軒梁
17の下面に固定した下地金物19で支持することがで
き、軒天井板22の支持が強固に行える。なお、前記実
施の形態では、軒天井板22が軒梁17を跨ぐ一枚物で
あったが、軒梁17の下面で途切れていてもよく、二枚
が連続して同じ高さ位置に固定されていればよい。
【0014】この発明の他の実施の形態を図6ないし図
11に基づいて説明する。図6は、玄関ポーチ部分の軒
天井を示している。図6において、40は1階の外壁パ
ネル、41は玄関ドア、42は玄関ポーチ柱、43は2
階の床パネル、44は胴差、45は2階の外壁パネルで
ある。また、軒先部分には、軒桁下地(横架材)46が
設けられ、軒桁下地46の下面に設けた下地金物47に
野縁48を固定し、野縁48の下面に軒天井板49を固
定してある。なお、50は幕板、51は軒天井見切(外
装材)、52は断熱材である。
【0015】図6のVII 部分の拡大図を図7に示す。軒
桁下地46の上フランジ62に胴差44がボルト・ナッ
ト58にて固定してある。また、下地金物47は、図8
ないし図10に示すように、上向き溝形に形成された本
体53と、本体53の一側に延設した突出片54と、他
側に立上げた立上片55とからなり、本体53のウェブ
53aには所定間隔置きにボルト挿通孔56が形成され
ている。下地金物47は、本体53のウェブ53aを軒
桁下地46の下フランジ61にボルト・ナット57にて
固定して設けられている。また、下地金物47の突出片
54の下面に野縁48の端部を釘59にて固定し、野縁
48の下面に軒天井板49を釘63にて固定する。さら
に、下地金物47の立上片55に幕板50の下部ならび
に軒天井見切51をビス60にて固定する。
【0016】図11に、幕板50の下部の固定構造の拡
大図を示す。すなわち、幕板50の下縁の内面に、あら
かじめピース状の取付金具64を所定間隔置きに複数固
設しておき、取付金具64と軒天井見切51をビス60
にて下地金物47の立上片55に固定し、さらにコーキ
ング材65を充填する。このように構成された軒天井取
付構造によると、軒天井の軒先部分を支持する軒桁下地
46の下面にまで渡って軒天井板49を延設でき、軒桁
下地46の下面を別途軒桁化粧材で覆うのに比べ、軒天
井がすっきりと仕上がり見栄えが向上する。
【0017】また、溝形の下地金物47の突出片54の
下面に野縁48を固定するので、野縁48の上面は軒桁
下地46の下面より上方に位置し、軒天井板49の設置
高さが低くならず、玄関ポーチの軒天井も低くならな
い。さらに、軒桁下地46の下面に固定した下地金物4
7を介して、軒天井板49と幕板50の下部を固定する
ことができ、部材点数が少なくて済み、かつ軒先部分に
おける軒天井板49と幕板50の納まりが精度良く行え
る。
【0018】なお、下地金物47の立上片55に、幕板
50ではなく外壁パネルの外装材の下部を固定してもよ
い。
【0019】
【発明の効果】請求項1記載の軒天井取付構造による
と、横架材を跨ぐ軒天井であっても、軒天井板の高さレ
ベルを連続して一定高さとすることができ、見栄えが向
上する。また、断面ハット形の下地金物の突出片の下面
に野縁を固定するので、野縁の上面は横架材の下面より
上方に位置し、軒天井板の設置高さが低くならない。ま
た、出幅が大きい軒であっても、その中間位置で軒天井
板および野縁を、横架材の下面に固定した下地金物で支
持することができ、軒天井板の支持強度が向上する。
【0020】請求項2記載の軒天井取付構造によると、
軒天井の軒先部分を支持する横架材の下面にまで渡って
軒天井板を延設でき、見栄えが良く、かつ溝形の下地金
物の突出片の下面に野縁を固定するので、野縁の上面は
横架材の下面より上方に位置し、軒天井板の設置高さが
低くならない。また、横架材の下面に固定した下地金物
を介して、軒天井板と、幕板または外装材の下部を固定
することができ、部材点数が少なくて済み、かつ軒先部
分における軒天井板と幕板または外装材の納まりが精度
よく行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態における玄関ポーチの
軒天井の要部拡大図である。
【図2】この発明の一実施の形態における玄関ポーチの
軒天井の断面図である。
【図3】この発明の一実施の形態における下地金物の平
面図である。
【図4】この発明の一実施の形態における下地金物の正
面図である。
【図5】この発明の一実施の形態における下地金物の側
面図である。
【図6】この発明の他の実施の形態における玄関ポーチ
の軒天井の断面図である。
【図7】図6のVII 部分の拡大図である。
【図8】この発明の他の実施の形態における下地金物の
平面図である。
【図9】この発明の他の実施の形態における下地金物の
正面図である。
【図10】この発明の他の実施の形態における下地金物
の側面図である。
【図11】この発明の他の実施の形態における幕板の固
定構造を示す断面図である。
【符号の説明】
17 軒梁(横架材) 19,47 下地金物 20,21,48 野縁 22,49 軒天井板 24,53 本体 24a,53a ウェブ 26,27,54 突出片 46 軒桁下地(横架材) 51 軒天井見切(外装材) 55 立上片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軒天井の中間部分を支持する横架材と、
    この横架材の下面にウェブを固定した上向き溝形の本体
    とこの本体の建物側ならびに屋外側に突出した一対の突
    出片とからなる断面ハット形の下地金物と、この下地金
    物の両突出片の下面に端部を各々固定して設けた野縁
    と、これら野縁の下面に連続して同じ高さで固定した軒
    天井板とを備えた軒天井取付構造。
  2. 【請求項2】 軒天井の軒先部分を支持する横架材と、
    この横架材の下面にウェブを固定した上向き溝形の本体
    とこの本体の建物側に突出した突出片と前記本体の屋外
    側に立上げた立上片とからなる下地金物と、この下地金
    物の突出片の下面に端部を固定して設けた野縁と、この
    野縁の下面に固定した軒天井板と、前記下地金物の立上
    片に下部を固定して設けた幕板または外装材とを備えた
    軒天井取付構造。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163149A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Panahome Corp 野縁及びそれを用いた天井構造
JP2018154968A (ja) * 2017-03-15 2018-10-04 大和ハウス工業株式会社 建物の天井

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014163149A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Panahome Corp 野縁及びそれを用いた天井構造
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