JPH1029782A - エレベータ - Google Patents

エレベータ

Info

Publication number
JPH1029782A
JPH1029782A JP18214296A JP18214296A JPH1029782A JP H1029782 A JPH1029782 A JP H1029782A JP 18214296 A JP18214296 A JP 18214296A JP 18214296 A JP18214296 A JP 18214296A JP H1029782 A JPH1029782 A JP H1029782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
elevator
guide rail
guide
bone plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP18214296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
博司 佐藤
Tatsuya Araya
達弥 新家
Tatsuhisa Matsunaga
建久 松永
Makoto Tachibana
橘  誠
Hiroyuki Otsuki
浩之 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP18214296A priority Critical patent/JPH1029782A/ja
Publication of JPH1029782A publication Critical patent/JPH1029782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】エレベータのドアの構造の単純化を図る。 【解決手段】本エレベータのドアに補強材として使用さ
れるホーンプレート103には、従来の別途準備してい
た部品に代わる部位が形成してある。即ち、ボーンプレ
ート103の下端には、ドアシュー106の孔106a
にインサートする芯金部が形成され、上端には、ガイド
ローラにドアを吊り下げる際に使用するドアハンガー部
が形成されている。また、ボーンプレート103の中央
部には、窓ガラス102を嵌め込む窓枠103bが形成
されてる。尚、ボーンプレート103の両側端aが折り
曲げられており、これらが支柱となりエレベータドアの
ドアを補強するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのドア
構造の単純化及び薄型化技術に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、添付の図面を参照しながら、従来
のエレベータのドアに関する技術について説明する。
【0003】まず、図16により、従来のエレベータの
ドアの基本構造について説明する。
【0004】従来のエレベータのドアの本体1600の
上端には、ドアハンガー1601がボルト1602とナ
ット1603とによって固定されている。ここでいうド
アハンガー1601とは、図19に示すように、エレベ
ータ本体に取り付けられたブラケット1900に固定さ
れているガイドレール1901にドアの本体1600を
吊り下げるための部材であり、これには、ガイドレール
1901上を走行するガイドローラ列1902a,19
02bと、ガイドレール1901の下面に当接してガイ
ドローラ列1902a,1902bの片当たり状態(即
ち、ドア1600の浮き上がり)を阻止するローラ19
03a,1903bが取付けられている。
【0005】一方、ドアの本体1600の下端には、エ
レベータ本体に敷設された敷居に掛合するドアシュー1
604がボルト1602とナット1603によって固定
されている。ここでいうドアシュー1604とは、シュ
ー芯金1605に樹脂をインサート成形したものであ
る。
【0006】また、安全性を確保するために、ドアの本
体1の各部には、6本の補強材1606がリベット16
07や両面テープ1608により取り付けられている。
そして、ドアの本体1600に形成された窓1600a
を覆う窓ガラス1609が、4本のガラス押え1610
とボルト1602とナット1603とによってドアの本
体1600に取付けられている。
【0007】ところで、従来のエレベータの中には、図
20に示すように、2枚のドア1600a,1600b
を同時に同一方向(ここでは、右方向A)に移動させて、
片側(ここでは、右側)の戸袋に同時に収納する構造を有
するものがある。以下、図17及び図18により、図2
0に示した2枚のドアの開閉機構についてそれぞれ説明
する。
【0008】図20に示すように、2枚のエレベータの
ドア1600a,1600bを同時に同一方向に移動さ
せることができるように、エレベータ本体に取付けられ
たブラケット1900には2本のガイドレール1901
a,1901bが横並びに併設されており、各ガイドレ
ール1901a,1901bに、それぞれ、ドアが1枚
づつ吊り下げられている。そして、戸袋に収納される迄
の移動距離が長い方のドア(即ち、左側のドア1600
a)は、図17に示すように、エレベータ出入口の上端
に設置されたベルト伝達装置から伝達される動力で開閉
する仕組になっている。即ち、原動プーリ1700と従
動プーリ1701との間に懸け渡されたVベルト170
2にドアハンガー1601aが固定金具1703で固定
されており、モータ1704により原動プーリ1700
に回転を与えると、Vベルト1702の送りによって右
側のドア1600aが牽引されるようになっている。
【0009】一方、戸袋に収納される迄の移動距離が短
い方のドア(即ち、右側のドア1600b)は、左側のド
ア1600aによって牽引されて開閉するような仕組に
なっている。即ち、図18に示すように、右側のドア1
600bのドアハンガー1601bには、2つのプーリ
1800a,1800bが取り付けられたブラケット1
801が固定されており、これら2つの1800a,1
800bの間には、エレベータ本体に取り付けられたブ
ラケット1900に固定金具1802で両端が拘束され
たワイヤ1803が懸け渡されている。そして、このワ
イヤ1803が、左側のドア1600aのドアハンガー
1601aに固定された金具1804に把持されている
ため、例えば、上記ベルト伝達装置から伝達される動力
で左側のドア1600aが右方向Aに牽引されると、ブ
ラケット1900に取り付けられた左側のプーリ180
0aが右方向Aの力を受けて動滑車として動作すること
になる。その結果、右側のドア1600bが左側のドア
1600aの半分の速度で移動する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図15に示
したように、上記従来のエレベータのドア1600は、
多数の部品により構成されているため、その組立時にお
ける部品の取扱作業が非常に煩雑となることが問題とな
っていた。また、使用している部品の数が多いために、
ドア1600の組立作業には、多くの工数を割くことを
余儀なくされている。また、完成品であるドア1600
についても、ボルト1602とナット1603による締
結箇所が多いために剛性が弱いという問題がある。
【0011】そこで、本発明は、エレベータのドア16
00の構造を単純化すると共に、エレベータのドア16
00の剛性を高めることを第一の目的とする。
【0012】ところで、図20に示した2枚のドア16
00a,1600bの開閉機構を採用する場合には、エ
レベータ昇降口の上端に、各ドア1600a,1600
bを吊り下げる2本のガイドレール1901a,190
1bを横並びに併設できるような充分なスペースを確保
する必要がある。即ち、図20に示した2枚のドア16
00a,1600bの開閉機構は、エレベータの小型化
(薄型化)を妨げる要因を有している。また、図20に示
した2枚のドアの開閉機構についても、これが多数の部
品により構成されていることに起因して、組立時におけ
る部品の取扱作業の煩雑性と、組立作業に費やされる多
大な工数が問題となっている。
【0013】更に、ドア1600aを支持しているガイ
ドローラ列1902a,1902bよりも上部にVベル
ト1702が固定されているため、Vベルト1702か
ら伝達される駆動力と、エレベータ本体に敷設された敷
居とドアシュー1604との間に働く摩擦力とによっ
て、ガイドローラ列7近傍を軸とする回転モーメントが
発生する。従って、ドア1600a,1600bの各
部、特にドアハンガー1601a,1601bが過度の
疲労を受けて破壊し易くなるので、エレベータの点検作
業を頻繁に実施しなければならなくなる。
【0014】そこで、本発明は、コンパクトで使用部品
数の少ないドア開閉機構を提供し、エレベータの小型化
を実現することを第二の目的とする。更に、ドアの各部
に過度の負担をかけることなくドアを開閉することがで
きるドア開閉機構を提供し、エレベータのメンテナンス
を容易にすることを第三の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、上下の案内面に沿ってドアを開閉させる
エレベータであって、前記ドアは前記ドアの本体部と、
前記ドアの本体部に固定され、且つ、両端に前記上下の
案内面に沿って前記ドアを案内する部品が取付けられた
補強用ボーンプレートを備えることを特徴とするエレベ
ータを提供する。
【0016】このように前記補強用ボーンプレートの両
端に前記ドアを案内する案内部品を取付けておくことに
より、従来ドア本体に前記案内部品を取付けるために必
要とされていた専用の部品(例えば、ドアハンガー等)の
多くが不要となる。従って、エレベータのドアの組立作
業時における部品の取扱作業の煩雑さが改善されると共
に、ドアの組立作業に要する工数を削減することができ
る。また、従来必要とされていた専用の部品の多くが不
要となったことに伴ってボイルとナットによる締結箇所
が減少するので、完成品であるドアの剛性が、より一層
高くなる。
【0017】尚、前記補強用ボーンプレートによって、
前記ドアの本体部に形成された窓を覆うガラスを固定す
るようにすれば、窓ガラス固定具も不要となる。
【0018】また、転動体列を介して互いに異なる走行
面に吊り下げられ、伝達された駆動力で同一方向に同時
に移動する複数のドアをエレベータであって、前記各ド
アを吊り下げる各走行面が上下に並列に形成されたガイ
ドレールを備え、前記各ドアは、それぞれ、前記ガイド
レールの両側から前記各走行面に吊り下げられることを
特徴とするエレベータを提供する。
【0019】このように、各走行面を縦並びに形成され
たガイドレールを使用することにより、従来の技術の欄
で説明したエレベータのように2つのガイドレールを横
並びに配置した場合と比較して、ガイドレールが占有す
る空間の横幅を小さくすることができる。即ち、エレベ
ータの昇降口付近に余分なスペースを設ける必要がなく
なるので、その分エレベータの小型化を図ることができ
る。
【0020】また、ガイドローラを介してガイドレール
に吊り下げられたドアを牽引し、前記ドアを前記ガイド
レールに沿って開閉させる駆動手段を備えたエレベータ
であって、前記駆動手段は、前記ガイドレールが前記ガ
イドローラを支持している位置よりも下方の位置で前記
ドアを牽引することを特徴とするエレベータを提供す
る。このように、前記ガイドレールが前記ガイドローラ
を支持している位置よりも下方の位置でドアを牽引する
ことにより、ガイドローラ周りに極端に大きな回転モー
メントが発生することがなくなる。従って、ドアの各
部、特にガイドローラの取付部が極度に疲労するという
ことがなくなるので、エレベータのメンテナンスが容易
になる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照しなが
ら、本発明に係る実施の一形態について説明する。
【0022】まず、図1により、本実施の形態に係るエ
レベータ1のドア(以下、エレベータドアと呼ぶ)の基本
構造について説明する。
【0023】本エレベータドア1の主な構成部品は、固
定具である数本(本実施の形態では、8本)のリベット1
00を除けば、エレベータドア本体101と、エレベー
タドア本体101に形成された窓を覆う窓ガラス102
と、エレベータドア本体101を補強するボーンプレー
ト103と、エレベータ本体に敷設された敷居に掛合す
るドアシュー106と、エレベータ本体(不図示)に設置
されたガイドローラ上を走行する2つのガイドローラ1
05a,105bが取付けられたローラブラケット10
4のわずか5部品である。即ち、エレベータドア1の作
成に必要な部品の数を極力押さえるために、従来の別途
準備していた部品(図15に示した4本のガラス押え1
610と、ドアハンガー1601と、シュー芯金160
5)に代わる部位を全て1枚のボーンプレート103に
形成してある。以下、これらボーンプレート103に形
成された部位について説明する。
【0024】ボーンプレート103の中央部には、図2
に示すように窓ガラス102を嵌め込む窓枠103bが
形成されており、エレベータドア本体101にボーンプ
レート103を取付けると、エレベータドア本体101
に開けられた窓101aが、ボーンプレート103の窓
枠103bに嵌め込まれた窓ガラス102によって覆わ
れるようになっている。そして、8本のリベット100
でエレベータドア本体101とボーンプレート103と
を8ヵ所で締結することによって、エレベータドア本体
101とボーンプレート103とによって窓ガラス10
2を挾持、固定させることができる。即ち、ガラス押え
等の専用の部品を使用することなく、エレベータドアの
窓101aに窓ガラス102を装着することができる。
【0025】また、エレベータドア本体101の下端か
ら僅かに突出するボーンプレート103の下端は、図4
に示すように、ドアシュー106を取付けることができ
るような形状を有している。即ち、ボーンプレート10
3の下端の2箇所にスリット103aを設けることによ
って、ドアシュー106の孔106aにインサートする
芯金部103cが形成してある。
【0026】一方、ボーンプレート103の上端は、こ
こをドアハンガーとして使用可能とするため、エレベー
タドア本体101の上端から適当な長さだけ突出するよ
うになっている。即ち、ボーンプレート103の上端に
取付けられたローラブラケット104のガイドローラ1
05a,105bを、エレベータ昇降口上部に敷設され
たガイドレールに掛合させることによって、ガイドレー
ルからエレベータドア本体101を吊り下げることがで
きるようになっている(図5参照)。尚、ドアハンガーと
しての使用に充分耐え得る強度をボーンプレート103
の上端にもたせるために、本実施の形態では、図3に示
すような矩形断面を有するボーンプレート103を使用
している。
【0027】ところで、このようにボーンプレート10
3は、部分的に、従来の別途準備していた部品に代わる
部位としての使用に適した形状を有しているが、当然、
全体的には、エレベータドア本体101の補強に適した
形状を有している。例えば、エレベータドア本体101
の内面に当接する部分は、図2に示すような矩形断面を
有しており、エレベータドア本体101の内面に当接す
る部分の両側端103aが、補強材として、エレベータ
ドア本体101の上部101bと下部101cとの間に
わたされるようになっている。
【0028】このような構造を有するボーンプレート1
03を使用すれば、前述したようにエレベータドア1の
組立に必要な部品の数を極力押さえることができるとと
共に、エレベータドア1の剛性を低下させる締結箇所を
減らすことができる。尚、このことは、図15に示した
従来のエレベータドアの構造と、図1に示した本実施の
形態に係るエレベータドア1の構造を比較すれば、一目
瞭然である。その結果、エレベータドア1の組立時にお
ける部品の取扱作業の煩雑性の改善と、エレベータドア
1の組立作業に費やす工数の削減と、完成品であるエレ
ベータドア1の安全性の向上とが達成される。
【0029】以上で、本実施の形態に係るエレベータド
ア1の基本構造についての説明を終わる。
【0030】以下、図5により、このような構造を有す
る2枚のエレベータドア1,1'を開閉させるドア開閉機
構の基本構造、即ち、2枚のエレベータドア1,1'を案
内する案内機構の基本構造と、2枚のエレベータドア
1,1'を駆動する力を伝達する伝達機構の基本構造とに
ついて説明する。尚、本ドア開閉機構は、片側の戸袋か
ら2枚のエレベータドア1,1'を引き出し、片側の戸袋
に2枚のエレベータドア1,1'を収納するように、2枚
のエレベータドア1,1'を移動させるものであり、通常
のエレベータのドア開閉機構と同様にエレベータ昇降口
の上部に設置されるものである。
【0031】最初に、図5により、2枚のエレベータド
ア1,1'を案内する案内機構の基本構造を説明する。
【0032】本ドア開閉機構は、2枚のエレベータドア
1,1'を案内する案内機構として、3本のガイドレール
500a,500b,500cを所定の間隔d毎に縦並び
に併設させたブラケット500を備える。そして、一方
のエレベータドア1は、ボーンプレート103の上端に
取付けられたローラブラケット104のガイドローラ列
105a,105bと最下段のガイドレール500cと
の掛合により、一方の側から最下段のガイドレール50
0cに吊り下げられる。即ち、最下段のガイドレール5
00cの上面が、ガイドローラ列105a,105bの
走行面となり、中段のガイドレール500bの下面が、
ガイドローラ列105a,105bと走行面との片当た
りを防止するストッパとなる。従って、ガイドレール5
00cの上面とガイドレール500bの下面とによって
ガイドローラ列105a,105bの上下方向への移動
が拘束されるため、例えば、図6に示すような予期せぬ
外力F0がエレベータドア1に加わった場合であって
も、一方のローラガイド105aがガイドレール500
bの下面から受ける反力F1と他方のガイドローラ10
5bがガイドレール500bの下面から受ける反力F2
とによって、ガイドローラ列105a,105bと走行
面との片当たり状態が防止されるため、エレベータドア
1の姿勢が正常な状態に維持される。
【0033】また、これと同様に、他方のエレベータド
ア1'も、ボーンプレート103'の上端に取付けられた
ローラブラケット104'の各ガイドローラ105a',
105b'と中段のガイドレール500bとの掛合によ
り、一方のエレベータドア1とは逆の側から中段のガイ
ドレール500bに吊り下げられる。即ち、この場合に
も、中段のガイドレール500bの上面がガイドローラ
列105a',105b'の走行面となり、最上段のガイ
ドレール500aの下面がガイドローラ列105a',1
05b'と走行面との片当たり状態を防止するストッパ
となるため、エレベータドア1'の姿勢を正常な状態に
維持する効果を得ることができる。
【0034】また、このように縦並びに3本のガイドレ
ール500a,500b,500cを併設させたブラケッ
ト500は、2本のガイドレールを横並びに併設させる
スペースよりも幅の薄いスペースにコンパクトに収納さ
せることができるので、このような構造を有するブラケ
ットを使用すれば、エレベータの昇降口の上部に確保す
べき収納スペースを薄くすることができる。即ち、エレ
ベータの薄型化を実現することができる。
【0035】尚、このようにストッパを一体化させたブ
ラケット500を使用すれば、各ガイドローラ列105
a,105b,105a',105b'の片当たり状態を阻
止するローラ(図19のローラ1903a,1903b)
をドアハンガー103,103'側に取付ける必要がなく
なるため、これによってもエレベータドア1,1'の組立
に必要な部品の数の削減を図ることができる。
【0036】ところで、こうした効果を得るためには、
必ずしも、図5に示したような構造を有するブラケット
500を使用する必要はない。例えば、図5に示したよ
うなブラケット500の代わりに、図7に示すような矩
形断面を有する板部材700を、2枚のエレベータドア
1,1'を案内する案内機構として使用してもよい。この
場合には、図8に示すように、水平方向に突き出した矩
形の一側面700b,700dが、各ガイドローラ列1
05a,105bの走行面として使用されることにな
り、各ガイドローラ列105a,105bの走行面に対
向するように折り出した板部材700の一部分700
a,700cが、ガイドローラ列105a,105bの片
当たり状態を阻止するストッパとして使用されることに
なる。従って、ガイドローラ列105a,105bの走
行面700b,700dとストッパ700a,700cと
によってガイドローラ列105a,105bの上下方向
への移動が拘束されるため、例えば、図9に示すような
予期せぬ外力F0がエレベータドア1に加わった場合で
あっても、一方のローラガイド105a,105a'が走
行面700b,700dから受ける反力F1と他方のガイ
ドローラ105b,105b'がストッパ700a,70
0cから受ける反力F2とによって、各ガイドローラ列
105a,105b,105a',105b'と走行面70
0b,700dとの片当たり状態が防止されるため、エ
レベータドア1,1'の姿勢が正常な状態に維持される。
尚、本板部材700は、図5に示したブラケット500
よりも軽量であるため、こちらを使用すれば、このよう
な図5に示したブラケット500を使用した場合と同様
なエレベータドア1の姿勢維持の効果と共に、エレベー
タの軽量化という効果をも達成することができる。
【0037】次に、図7に示した板部材700を案内機
構として使用した場合を例に挙げて、2枚のエレベータ
ドア1,1'を駆動する力を伝達する伝達機構の基本構造
について説明する。
【0038】戸袋に収納される迄の移動距離が長い方の
エレベータドア1(即ち、上段の走行面700bに吊り
下げられたエレベータドア)は、エレベータ昇降口の上
部に設置されているベルト伝達装置から伝達されるモー
タ1000の動力で開閉する仕組になっている。即ち、
図11に示すように、原動プーリ1100と従動プーリ
1101との間に懸け渡されたVベルト1102にエレ
ベータドア1のガイドローラ104が固定金具1103
で固定されており、モータ1000により原動プーリ1
100に回転を与えると、Vベルト1102の送りによ
ってエレベータドア1が牽引されるようになっている。
尚、本ベルト伝達装置は、Vベルト1102から伝達さ
れる駆動力による回転モーメントと、エレベータ本体に
敷設された敷居とドアシュー106との間に働く摩擦力
による回転モーメントとが互いに減殺し合いように、エ
レベータドア1を支持しているガイドローラ列105
a,105bよりも下部にVベルト1102が位置する
ように構成されている(図12参照)。そのため、エレベ
ータドア1が滑らかに開閉し、ドアハンガー103及び
ローラブラケット104に過度の疲労をかけることがな
い。従って、頻繁にエレベータドア1の故障が起こるこ
とがなくなり、エレベータのメンテナンス作業の負担が
軽減される。
【0039】一方、戸袋に収納される迄の移動距離が短
い方のエレベータドア1'(即ち、下段の走行面700d
に吊り下げられたエレベータドア)の方は、一方のエレ
ベータドア1によって牽引されるような仕組になってい
る。即ち、エレベータドア1'のボーンプレート103'
の上端に取付けられたローラブラケット104'には、
図13に示すように、2本の軸1300a,1300b
が横一列にかしめ締結されており、各軸には、それぞ
れ、軸受1301a,1301bとCリング1302a,
1302bとを用いて、一方の端面にプーリ部1303
a,1303bが形成されたガイドローラ105a',1
05b'が回転可能な状態で取付けられている。そし
て、2つのガイドローラ105a,105bのプーリ部
1303a,1303bの間には、図10に示すよう
に、エレベータ本体に取り付けられた板部材700に金
具1002を介して両端が固定金具1001で拘束され
たワイヤ1003が懸け渡されている。そして、このワ
イヤ1003が、他方のエレベータドア1のドアハンガ
ー103に固定された金具1004により把持されてい
るため、例えば、上記ベルト伝達装置から伝達される動
力で他方のエレベータドア1が右方向Aに牽引される
と、エレベータドア1'のローラブラケット104'に取
り付けられた左側のガイドローラ105a'が右方向A
の力を受けて動滑車として動作する。その結果、エレベ
ータドア1'は、他方のエレベータドア1の半分の速度
で右方向Aに移動することになる。
【0040】尚、ガイドローラ列105a',105b'
の軌道が狂うことがないように、ガイドローラ列105
a',105b'の外周面に外挿されたゴム環1304a,
1304bを、板部材700の走行面700dに接触さ
せた状態において、一方の端面に形成されたプーリ部1
303a,1303bと、他方の端面に形成されたフラ
ンジ部1305a,1305bとによって、ガイドロー
ラ105a',105b'の横方向Bへの移動(板部材70
0の走行面700dを横切る方向への移動)が拘束され
るようになっている(図11参照)。
【0041】このように、従来フランジ部として使用さ
れていた一方の端面にプーリ部1303a,1303b
を形成したガイドローラ105a',105b'を使用す
れば、図19に示したように2個のプーリを別途準備す
る必要がなくなるため、エレベータドアの組立に必要な
部品の数を押さえることができる。従って、このことに
よっても、エレベータドアの組立時における部品の取扱
作業の煩雑性の改善と、エレベータドアの組立作業に費
やす工数の削減とが達成される。
【0042】ところで、戸袋に収納される迄の移動距離
が短い方のエレベータドア1'の牽引方法は、必ずし
も、図10に示したような構成によってのみ実現される
訳ではない。例えば、図14に示すように、戸袋に収納
される迄の移動距離が長い方のエレベータドア1に駆動
力を伝達するベルト伝達装置を利用して、戸袋に収納さ
れる迄の移動距離が短い方のエレベータドア1'を牽引
することもできる。この場合には、戸袋に収納される迄
の移動距離が長い方のエレベータドア1に駆動力を伝達
するベルト伝達装置の従属プーリ1101として、互い
に径の異なる入力軸1101aと出力軸1101bとを
有する従動プーリ1101を使用する。尚、本実施の形
態では、入力軸1101aの径に対する出力軸1101
bの径の比を1/2としている。そして、この従属プー
リ1101の出力軸1101bと他の従属プーリ140
0との間にVベルト1401を懸け渡し、このVベルト
1401にエレベータドア1'のローラブラケット10
4'を固定金具1402で固定する。従って、モータ1
000により原動プーリ1100に回転が与えられる
と、Vベルト1401には、Vベルト1102の1/2
の速度の送りが与えられる。つまり、本構成によって
も、図10に示した構成と同様に、エレベータドア1'
を、エレベータドア1の1/2の速度で牽引することが
できる。尚、エレベータドア1'の移動速度を変更する
必要があれば、従属プーリ1101の入力軸1101a
の径に対する出力軸1101bの径の比を調整すれば良
い。
【0043】尚、この場合にも、エレベータドア1'を
滑らかに開閉させ、エレベータドア1'のドアハンガー
103'及びローラブラケット104'に過度の疲労がか
からないように、エレベータドア1'を支持しているガ
イドローラ列105a',105b'よりも下部にVベル
ト1401を位置付けてある(図14参照)。
【0044】
【発明の効果】本発明に係るエレベータによれば、その
組立時における部品の取扱作業の煩雑性の改善と、組立
作業に費やす工数の削減と、安全性の向上とを図ること
ができる。この効果は、本エレベータに使用されるドア
の構造が単純化されたことと、それに伴う締結箇所の減
少によってドアの剛性が強化されたこととに起因するも
のである。
【0045】また、本発明に係るエレベータによれば、
設置面積を節約をすることができる。この効果は、2枚
のドアの開閉機構のスリム化によって、より薄型のエレ
ベータを製造することができるようになったことに起因
するものである。
【0046】また、本発明に係るエレベータによれば、
エレベータのメンテナンス作業の負担を軽減することが
できる。この効果は、開閉機構の改良により、ドア開閉
時にドアハンガー部及びローラブラケットにかかる疲労
が低減されたことに起因するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るエレベータドアの基
本構造図である。
【図2】図1のボーンプレート103のA−A断面図で
ある。
【図3】図1のボーンプレート103のB−B断面図で
ある。
【図4】図1のボーンプレート103に形成されたドア
シューの芯金部の拡大図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るエレベータドアの案
内機構の基本構造の一例を示した図である。
【図6】ストッパによるエレベータドアの姿勢維持の効
果を説明するための図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るエレベータドアの案
内機構の基本構造の一例を示した図である。
【図8】図7の案内機構の中央断面の概略図である。
【図9】ストッパによるエレベータドアの姿勢維持の効
果を説明するための図である。
【図10】エレベータドアの駆動力を伝達する伝達機構
の基本構造の一例を示した図である。
【図11】エレベータドアの駆動力を伝達する伝達機構
の基本構造の一例を示した図である。
【図12】図11の伝達機構の中央断面の概略図であ
る。
【図13】移動距離の短いエレベータドアのローラブラ
ケットの中央断面の概略図である。
【図14】エレベータドアの駆動力を伝達する伝達機構
の基本構造の一例を示した図である。。
【図15】図14の伝達機構の中央断面の概略図であ
る。
【図16】従来のエレベータドアのベルト伝達装置の基
本構造図である。
【図17】従来のエレベータドアの開閉機構の基本構造
図である。
【図18】従来のエレベータドアの駆動機構の基本構造
図である。
【図19】従来のエレベータドアの案内機構の基本構造
図である。
【図20】従来のエレベータドアの取り付け状態を示し
た図である。
【符号の説明】
1,1’…エレベータドア 100…リベット 101…エレベータドア本体 102…窓ガラス 103…ボーンプレート 104…ローラブラケット 105a,105b…ガイドローラ 106…ドアシュー 500…ブラケット 500a,500b,500c…ガイドレール 700…板部材 1000…モータ 1001…固定金具 1002…金具 1003…ワイヤ 1004…金具 1100…原動プーリ 1101…従動プーリ 1102…Vベルト 1103…固定金具 1300a,1300b…ガイドローラ105a,105
bを保持する軸 1301a,1301b…軸受 1302a,1302b…Cリング 1303a,1303b…プーリ部 1304a,1304b…ゴム環 1400…従属プーリ 1401…Vベルト 1403…固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橘 誠 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内 (72)発明者 大槻 浩之 茨城県ひたちなか市市毛1070番地 株式会 社日立製作所水戸工場内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上下の案内面に沿ってドアを開閉させるエ
    レベータであって、 前記ドアは前記ドアの本体部と、 前記ドアの本体部に固定され、且つ、両端に前記上下の
    案内面に沿って前記ドアを案内する部品が取付けられた
    補強用ボーンプレートを備えることを特徴とするエレベ
    ータ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエレベータであって、 前記ドアの本体部に固定され、且つ、窓が形成された前
    記ドアの本体部と、 窓枠が形成された前記補強用ボーンプレートと、 前記補強用ボーンプレートに形成された窓枠に嵌め込ま
    れたシートとを備え、 前記補強用ボーンプレートに形成された窓枠に嵌め込ま
    れたシートは、前記ドアの本体と前記補強用ボーンプレ
    ートとの固定により前記ドアの本体に形成された窓を覆
    うことを特徴とするエレベータ。
  3. 【請求項3】ガイドレールと、前記ガイドレール上を走
    行するガイドローラ列と、前記ガイドローラ列の前記ガ
    イドレールに対して垂直な方向の運動を阻止するストッ
    パとから成る案内機構を用いて、ドアを開閉させるエレ
    ベータであって、 前記ストッパは、前記ガイドレールに沿って設けられた
    平板であることを特徴とするエレベータ。
  4. 【請求項4】ガイドレールの走行面上で転動体列を転道
    させる案内機構を用いてドアを開閉させるエレベータで
    あって、 前記ガイドレールには、前記走行面に対向し前記走行面
    との間に前記転動体列が転道する所定の間隔の空間を形
    成する面が形成されていることを特徴とするエレベー
    タ。
  5. 【請求項5】ガイドローラを介してガイドレールに吊り
    下げられたドアを牽引し、前記ドアを前記ガイドレール
    に沿って開閉させる駆動手段を備えたエレベータであっ
    て、 前記駆動手段は、前記ガイドレールが前記ガイドローラ
    を支持している位置よりも下方の位置で前記ドアを牽引
    することを特徴とするエレベータ。
  6. 【請求項6】転動体列を介して互いに異なる走行面に吊
    り下げられ、伝達された駆動力で同一方向に同時に移動
    する複数のドアをエレベータであって、 前記各ドアを吊り下げる各走行面が上下に並列に形成さ
    れたガイドレールを備え、 前記各ドアは、それぞれ、前記ガイドレールの両側から
    前記各走行面に吊り下げられることを特徴とするエレベ
    ータ。
  7. 【請求項7】請求項6記載のエレベータであって、 モータから伝達された駆動力で前記同一方向に同時に移
    動する複数の内の一のドアを牽引する第一ベルトと、 伝達された駆動力によって前記第一ベルトが前記一のド
    アを牽引する方向と同一の方向に前記一のドア以外のド
    アを牽引する、前記ベルトの真下に配置された第二ベル
    トと、 所定の径を有する入力側から入力された前記第一ベルト
    の伝達力を、前記入力側の径とは異なる径を有する出力
    側から前記第二ベルトに伝達する従属プーリとを備える
    ことを特徴とするエレベータ。
  8. 【請求項8】請求項7記載のエレベータであって、 前記従属プーリの入力側の径に対する出力側の径の比
    は、前記一のドアが移動する最大距離に対する前記他の
    ドアが移動する最大距離の比によって定まることを特徴
    とするエレベータ。
  9. 【請求項9】請求項6記載のエレベータであって、 モータから伝達された駆動力で前記同一方向に同時に移
    動する複数の内のドアの一のドアを牽引する第一ベルト
    と、 前記一のドア以外のドアの転動体列の両端の転動体の回
    転軸にそれぞれ取付けられた従属プーリと、 前記2つの従属プーリの間に張り渡され、前記第一ベル
    トに牽引される前記一のドアの移動によって送られる、
    両端が拘束されたワイヤとを備えることを特徴とするエ
    レベータ。
  10. 【請求項10】上下の案内面に沿ってドアを開閉させる
    自動ドアであって、 前記ドアの本体部と、 前記ドアの本体部に固定され、且つ、両端に前記上下の
    案内面に沿って前記自動ドアを案内する部品が取付けら
    れた補強用ボーンプレートを備えることを特徴とする自
    動ドア。
JP18214296A 1996-07-11 1996-07-11 エレベータ Pending JPH1029782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18214296A JPH1029782A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 エレベータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18214296A JPH1029782A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 エレベータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1029782A true JPH1029782A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16113094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18214296A Pending JPH1029782A (ja) 1996-07-11 1996-07-11 エレベータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1029782A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233574A (ja) * 2000-02-25 2001-08-28 Otis Elevator Co エレベータの多段開閉式ドア
JP2003095563A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの三方枠
WO2012117425A3 (en) * 2011-02-28 2012-12-20 Sematic S.P.A. Landing or car door for lifts and mounting method thereof
KR200473200Y1 (ko) * 2013-01-09 2014-06-19 오성산업 주식회사 승강기 안전도어
CN110116957A (zh) * 2019-05-31 2019-08-13 奥帝亚电梯有限公司 一种电梯门机

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001233574A (ja) * 2000-02-25 2001-08-28 Otis Elevator Co エレベータの多段開閉式ドア
JP2003095563A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Toshiba Elevator Co Ltd エレベータの三方枠
WO2012117425A3 (en) * 2011-02-28 2012-12-20 Sematic S.P.A. Landing or car door for lifts and mounting method thereof
KR200473200Y1 (ko) * 2013-01-09 2014-06-19 오성산업 주식회사 승강기 안전도어
CN110116957A (zh) * 2019-05-31 2019-08-13 奥帝亚电梯有限公司 一种电梯门机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1942073B1 (en) Elevator door system
JP2008527215A5 (ja)
JP2008527215A (ja) 自動車ドア用調節システム
US7596907B2 (en) Force transmission element, window lifter and motor vehicle door with a window lifter
JP4018102B2 (ja) ウィンドウ昇降装置
US20200070630A1 (en) Frameless window regulator rail with over-molded functional edge
AU2007231749A1 (en) Lift with two lift cages, which are disposed one above the other, in a shaft
US6430873B1 (en) Dual drum and rail window regulator drive system
GB2230558A (en) Regulating system for motor vehicle window
CN1958425B (zh) 电梯门***
JPH1029782A (ja) エレベータ
US4669221A (en) Glass stabilizer arrangement for automotive vehicle door
CN101898713A (zh) 电梯的驱动装置
JP2000505850A (ja) 回転ドア
JP3389181B2 (ja) 係合装置を備えたエレベータードア
JP4915188B2 (ja) エレベータのかごドア装置
KR101983073B1 (ko) 자동차 윈도우 듀얼 레귤레이터의 일체형 구조
EP0385254B1 (en) Air gap device for toroidal linear motor
WO2002046084A1 (fr) Dispositif de porte pour ascenseur
WO2012150624A1 (ja) エレベータのドア開閉装置
JP2547258B2 (ja) 窓と窓上昇アームとの間の連結装置
US4716681A (en) Window regulator for an automotive vehicle
JP4828246B2 (ja) 昇降機のかご扉のロック装置
KR200268628Y1 (ko) 엘리베이터 도어 개폐장치
CN218029731U (zh) 一种方便安装且空间占用小的汽车玻璃升降器