JPH10296800A - 射出成形品の成形方法及び射出成形用の金型 - Google Patents
射出成形品の成形方法及び射出成形用の金型Info
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- JPH10296800A JPH10296800A JP10590597A JP10590597A JPH10296800A JP H10296800 A JPH10296800 A JP H10296800A JP 10590597 A JP10590597 A JP 10590597A JP 10590597 A JP10590597 A JP 10590597A JP H10296800 A JPH10296800 A JP H10296800A
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Abstract
シボを出来る限り均一に形成することを可能にする射出
成形方法を提供する。 【解決手段】射出成形品の成形方法は、キャビティ13
と、溶融樹脂射出部14と、加圧流体導入部(加圧流体
導入装置15の先端部が相当する)とを備え、キャビテ
ィ13を構成する金型のキャビティ面16の少なくとも
一部分には、射出成形品の表面にシボを形成するための
シボ加工が施されており、該キャビティ面16に施され
たシボ加工の深さをキャビティ面の位置によって変化さ
せた射出成形用の金型10を用い、溶融樹脂射出部14
からキャビティ内に射出された溶融熱可塑性樹脂内に、
加圧流体導入部から加圧流体を導入し、以て、表面にシ
ボが形成され、且つ、中空部22を有する射出成形品2
1を成形する。
Description
され、且つ、中空部を有する射出成形品の成形方法、及
びかかる射出成形品の製造に適した射出成形用の金型に
関する。
近年、急速に普及している。中空部を有する射出成形品
の成形には、キャビティと、溶融樹脂射出部と、加圧流
体導入部とを備えた射出成形用の金型を用いる。そし
て、溶融樹脂射出部からキャビティ内に溶融熱可塑性樹
脂を射出中に若しくは射出完了後に、キャビティ内の溶
融熱可塑性樹脂内に加圧流体導入部から加圧流体を導入
することによって、射出成形品を成形する。このような
射出成形法は、キャビティ内を溶融熱可塑性樹脂で完全
に満たす所謂フルショット射出成形法と、キャビティ内
を溶融熱可塑性樹脂で完全には満たさない所謂ショート
ショット射出成形法とに分類される。ショートショット
射出成形法により、例えば、大きな中空率を有する中空
部が形成された、取っ手、レバーや紙押さえローラー等
のパイプ形状の射出成形品を成形することができる。
尚、射出成形品の表面にシボを形成する場合には、キャ
ビティを構成する金型のキャビティ面の必要な部分(意
匠面と呼ぶ場合がある)にシボ加工を施しておく。即
ち、金型の意匠面に、例えば細かい凹凸を形成してお
く。
成形法において、キャビティ内への溶融熱可塑性樹脂の
射出の初期段階にあっては、キャビティ内に射出された
溶融熱可塑性樹脂と金型との間の熱交換は十分進行して
おらず、溶融熱可塑性樹脂は比較的高い温度に保持され
ているので、溶融熱可塑性樹脂の粘性は低い。しかも、
粘性を有する溶融熱可塑性樹脂をキャビティ内に充填す
るために、射出成形機の射出ラムによる溶融熱可塑性樹
脂の充填圧力は高い。従って、キャビティ内への射出直
後の溶融熱可塑性樹脂は金型のキャビティ面に強く押し
付けられる。その結果、溶融樹脂射出部近傍に位置する
射出成形品の部分の表面へのキャビティ面の転写性は良
好となる。即ち、金型のキャビティ面に施されたシボ加
工の部分が、かかる射出成形品の部分の表面に良好に転
写される。ところが、溶融熱可塑性樹脂の射出中に若し
くは射出完了後に導入された加圧流体によって溶融熱可
塑性樹脂がキャビティ内を流動する結果得られた射出成
形品の部分は、熱可塑性樹脂の固化が或る程度進行した
時点で形成されるが故に、かかる射出成形品の部分の表
面へのキャビティ面の転写性は余り良くない。即ち、金
型のキャビティ面に施されたシボ加工の部分が、かかる
射出成形品の部分の表面に余り良く転写されず、シボ斑
が目立つ状態となる。
期と加圧流体の導入時期との差によって、射出成形品の
表面へのキャビティ面の転写性に相違が生じ、その結
果、射出成形品の製品価値を著しく損なう場合がある。
特に、この転写性の相違は、意匠面にシボを有する射出
成形品であって、しかも、長さが長い射出成形品の場
合、顕著に発生する。従来、このような転写性の相違に
対処するために以下の対策がとられているが、射出成形
品の生産に難渋しているのが実状である。
の圧力を増加させれば、キャビティ内に射出された溶融
熱可塑性樹脂が金型のキャビティ面に強く押し付けられ
る結果、転写性は向上する。しかしながら、熱可塑性樹
脂内に形成された中空部内に残存する加圧流体の回収方
法が煩雑であり、回収設備の設置に伴い射出成形品の生
産コストが増加する。また、溶融熱可塑性樹脂内から発
生する分解ガスの除去が煩雑等の理由から、金型を開け
る前に熱可塑性樹脂内に形成された中空部を大気と連通
させる場合がある。然るに、大気と連通させるが故に、
加圧流体の圧力増加に伴い、加圧流体の消費量が増す結
果、射出成形品の生産コストの増加につながる。
性は向上するが、熱可塑性樹脂の熱劣化によって銀条
(シルバーあるいは銀線とも呼ばれる)等の外観不良が
発生する。また、金型温度を上げても転写性は向上する
が、溶融熱可塑性樹脂の固化時間が長くなり、成形サイ
クルが延びる結果、生産性を著しく損なう。
を増加させたり、熱可塑性樹脂の溶融温度を高くした
り、あるいは又、金型温度を上げる必要がなく、溶融熱
可塑性樹脂の射出時期と加圧流体の導入時期との差によ
っても射出成形品の表面へのシボの形成状態に相違が生
じ難く、更には、長さが長い射出成形品においてもその
表面にシボを出来る限り均一に形成することを可能にす
る射出成形方法、及びかかる射出成形方法の実施に適し
た射出成形用の金型を提供することにある。
めの本発明の射出成形用の金型は、キャビティと、溶融
樹脂射出部と、加圧流体導入部とを備え、溶融樹脂射出
部からキャビティ内に射出された溶融熱可塑性樹脂内
に、加圧流体導入部から加圧流体を導入し、以て、中空
部を有する射出成形品を成形するための射出成形用の金
型である。そして、キャビティを構成する金型のキャビ
ティ面の少なくとも一部分には、射出成形品の表面にシ
ボを形成するためのシボ加工が施されており、該キャビ
ティ面に施されたシボ加工の深さをキャビティ面の位置
によって変化させることを特徴とする。
成形品の成形方法は、キャビティと、溶融樹脂射出部
と、加圧流体導入部とを備え、キャビティを構成する金
型のキャビティ面の少なくとも一部分には、射出成形品
の表面にシボを形成するためのシボ加工が施されてお
り、該キャビティ面に施されたシボ加工の深さをキャビ
ティ面の位置によって変化させた射出成形用の金型を用
い、溶融樹脂射出部からキャビティ内に射出された溶融
熱可塑性樹脂内に、加圧流体導入部から加圧流体を導入
し、以て、表面にシボが形成され、且つ、中空部を有す
る射出成形品を成形することを特徴とする。
形品の成形方法におけるキャビティ面に施されたシボ加
工の深さRzは、JIS B 0601−1982の規
定に基づき測定した値であり、十点平均粗さである。
形品の成形方法においては、キャビティ内に射出される
溶融熱可塑性樹脂の量がキャビティを完全には満たさな
い量である、所謂ショートショット射出成形法を採用す
ることができるし、あるいは又、オーバーフローキャビ
ティを設けた金型を用いたフルショット射出成形法(即
ち、キャビティと連通したオーバーフローキャビティを
金型は備え、キャビティ内を溶融熱可塑性樹脂で完全に
満たした後、かかる溶融熱可塑性樹脂内に加圧流体を導
入することによって押し除けられた溶融熱可塑性樹脂が
オーバーフローキャビティに流入するようなフルショッ
ト射出成形法)を採用することもできる。
形品の成形方法においては、キャビティ面の位置によっ
てシボ加工の深さRzを変化させるが、このシボ加工の
深さRzは、連続的に徐々に変化させてもよいし、段階
的(ステップ状)に変化させてもよい。更には、段階的
(ステップ状)に変化させる場合、或る段階におけるシ
ボ加工の深さRzを連続的に徐々に変化させてもよい。
形品の成形方法は、表面に形成されるシボを出来る限り
均一化する必要がある特に長さが長い射出成形品を成形
する場合に適する。従って、キャビティ面に施されたシ
ボ加工の深さRzを、キャビティ内に射出された溶融熱
可塑性樹脂が加圧流体によって流動する方向に沿って、
順次、深くすることが好ましい。尚、溶融熱可塑性樹脂
が流動する方向とは、溶融熱可塑性樹脂全体が流動する
方向を意味する。深さRzは、連続的に徐々に深くして
もよいし、段階的(ステップ状)に深くしてもよいし、
後者の場合には、或る段階におけるシボ加工の深さRz
を連続的に徐々に深くしてもよい。尚、キャビティ面に
施されたシボ加工の深さが最も浅いキャビティ面の領域
におけるシボ加工の深さRzの平均値をRL、キャビティ
面に施されたシボ加工の深さが最も深いキャビティ面の
領域におけるシボ加工の深さRzの平均値をRHとしたと
き、シボ加工の深さの変化割合(RH/RL)は、成形す
べき射出成形品に依存するが、1.05乃至50、好ま
しくは1.1乃至30であることが望ましい。
樹脂射出部の数は1以上であれば、幾つであってもよ
い。また、加圧流体導入部及び溶融樹脂射出部のそれぞ
れの位置関係は本質的には任意であり、加圧流体導入部
を、溶融樹脂射出部内に配設し、若しくは溶融樹脂射出
部の近傍に配設し、あるいは又、溶融樹脂射出部から離
れた位置に配設してもよいが、加圧流体導入部を溶融樹
脂射出部内若しくは溶融樹脂射出部の近傍に配設し、キ
ャビティ面に施されたシボ加工の深さRzを、溶融樹脂
射出部から離れるに従い、順次、深くすることが好まし
い。深さRzは、連続的に徐々に深くしてもよいし、段
階的(ステップ状)に深くしてもよいし、後者の場合に
は、或る段階におけるシボ加工の深さRzを連続的に徐
々に深くしてもよい。尚、シボ加工の深さの変化割合
(RH/RL)は、成形すべき射出成形品に依存するが、
1.05乃至50、好ましくは1.1乃至30であるこ
とが望ましい。
る場合、溶融熱可塑性樹脂の射出完了後(射出完了と
同時を含む)、加圧流体導入部から加圧流体を導入し、
溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑性樹脂と
接していないキャビティ面の部分に施されたシボ加工の
深さRzの平均値R2を、溶融熱可塑性樹脂の射出完了時
点で溶融熱可塑性樹脂と接するキャビティ面の部分に施
されたシボ加工の深さRzの平均値R1よりも深くするこ
とが好ましい。あるいは又、溶融熱可塑性樹脂の射出
中に加圧流体導入部から加圧流体を導入し、溶融熱可塑
性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑性樹脂と接していな
いキャビティ面の部分に施されたシボ加工の深さRzの
平均値R2を、溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融
熱可塑性樹脂と接するキャビティ面の部分に施されたシ
ボ加工の深さRzの平均値R1よりも深くすることが好ま
しい。あるいは又、溶融熱可塑性樹脂の射出中に加圧
流体導入部から加圧流体を導入し、加圧流体の導入開始
時点で溶融熱可塑性樹脂と接していないキャビティ面の
部分に施されたシボ加工の深さRzの平均値R2を、加圧
流体の導入開始時点で溶融熱可塑性樹脂と接するキャビ
ティ面の部分に施されたシボ加工の深さRzの平均値R1
よりも深くすることが好ましい。深さRzは、連続的に
徐々に深くしてもよいし、段階的(ステップ状)に深く
してもよいし、後者の場合には、或る段階におけるシボ
加工の深さRzを連続的に徐々に深くしてもよい。尚、
シボ加工の深さの変化(R2/R1)に関しては、成形す
べき射出成形品に依存するが、1.05乃至50、好ま
しくは1.1乃至30であることが望ましい。実際の射
出成形品の成形においては、溶融熱可塑性樹脂と接して
いないキャビティ面の部分と、溶融熱可塑性樹脂と接す
るキャビティ面の部分とを厳密に区分することは困難な
場合があり、シボ加工の深さ平均値R2のキャビティ面
の部分に若干溶融熱可塑性樹脂が接する場合も生じ得る
し、シボ加工の深さ平均値R1のキャビティ面の部分の
全てが溶融熱可塑性樹脂とは接していない場合も生じ得
る。従って、溶融熱可塑性樹脂と接していないキャビテ
ィ面の部分と、溶融熱可塑性樹脂と接するキャビティ面
の部分との境界は、射出すべき溶融熱可塑性樹脂の体積
とキャビティの体積から計算で求める。尚、、ある
いはの態様においては、キャビティ内に最初の溶融熱
可塑性樹脂が射出される領域である溶融樹脂射出部の近
傍のキャビティの部分を構成するキャビティ面における
シボ加工の深さRzの平均値R0を、シボ加工の深さ平均
値R1よりも浅くすることが好ましく、(R0/R1)に
関しては、成形すべき射出成形品に依存するが、0.5
乃至0.95であることが望ましい。キャビティ内に最
初の溶融熱可塑性樹脂が射出されるとは、キャビティ内
に射出すべき溶融熱可塑性樹脂の量の5%乃至30%の
溶融熱可塑性樹脂がキャビティ内に射出された状態を意
味する。ここで、、あるいはの何れの態様を採用
するかは、成形すべき射出成形品の形状、大きさ等に依
存して、試験等を行い、適宜決定すればよい。
形品の成形方法において、射出成形品の形状は本質的に
は任意であるが、本発明の射出成形用の金型若しくは射
出成形品の成形方法の適用に特に適した射出成形品は、
細長い射出成形品である。このような形状の射出成形品
においては、その長さが1m乃至2.5mの範囲にある
ことが好ましい。このような射出成形品を成形する場
合、キャビティの長さは1m乃至2.5mの範囲とする
必要がある。更には、金型における溶融樹脂射出部の配
設位置は本質的には任意であるが、溶融樹脂射出部をキ
ャビティの端部に位置させることが、キャビティ内の溶
融熱可塑性樹脂の流れの観点から、好ましい。
形品の成形方法においては、キャビティ面に施されたシ
ボ加工の深さRzは、1×10-6m乃至1×10-4mの
範囲にあることが好ましい。尚、Rzの範囲には、上述
したRH,RL,R0,R1,R2の全てが包含される。
としては、ポリスチレン樹脂、アクリルニトリル−ブタ
ジエン−スチレン共重合体樹脂(ABS樹脂)、AES
樹脂、アクリルニトリル−スチレン共重合体樹脂(AS
樹脂)、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリ
スルホン樹脂、ポリエーテルスルホン樹脂、ポリアリレ
ート樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリアミドイミド
樹脂、ポリエステル系樹脂(例えば、ポリエチレンテレ
フタレート樹脂やポリブチレンテレフタレート樹脂)、
変性ポリフェニレンオキシド樹脂(例えば、変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂)、ポリイミド樹脂、ポリフェニ
レンサルファイド樹脂、POM樹脂、ポリエーテルケト
ン樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポリエチレ
ン樹脂やポリプロピレン樹脂といったポリオレフィン系
樹脂、ポリアミドMXD6樹脂といったポリアミド系樹
脂、ポリアセタール樹脂、ポリエステルカーボネート樹
脂、液晶ポリマー、エラストマー等の熱可塑性樹脂、あ
るいは又、これらの混合物やこれらの樹脂の2種類以上
から成るアロイ樹脂組成物を例示することができる。
尚、所望に応じて、これらの樹脂に、繊維強化材、フィ
ラー、安定剤等を配合した材料も使用できる。
ては、常温・常圧下でガス状あるいは液状の流体であっ
て、溶融熱可塑性樹脂内への注入時、溶融熱可塑性樹脂
と反応したり混合しないものが望ましい。具体的には、
窒素ガス、炭酸ガス、空気、ヘリウムガス等、常温でガ
ス状の物質、水等の液体、高圧下で液化したガスを使用
することができるが、中でも、窒素ガスやヘリウムガス
等の不活性ガスが好ましい。更には、加圧流体として、
発泡性樹脂、繊維強化樹脂材料等を使用することもでき
る。尚、この場合には、中空部に発泡性樹脂、繊維強化
樹脂材料等が充填されるが、このような構造も、本発明
においては中空部という概念に含める。
にあたって、キャビティ内に射出される溶融熱可塑性樹
脂の量、温度、圧力あるいは射出速度、導入すべき加圧
流体の量、圧力あるいは速度、金型の冷却時間等、種々
の条件は、使用する熱可塑性樹脂の種類、金型の形状等
に依存して、適宜選択、制御する必要があり、一義的に
定めることはできない。
面に形成された明細な模様の窪み又は突起を指し、「梨
地」、「皮シボ」、「バンパーシボ」等を包含する。シ
ボの模様(デザイン)としては、皮、織布、木目、砂目
を例示することができる。シボ加工が施された金型のキ
ャビティ面は、キャビティを構成する金型のキャビティ
面の一部分(所謂、意匠面)であってもよいし、キャビ
ティ面の全面であってもよく、成形すべき射出成形品に
要求されるシボの形成位置に依存する。
できる。即ち、エッチングによるシボ加工であってもよ
いし、ブラストによるシボ加工であってもよい。エッチ
ングによるシボ加工の場合、例えば金型を先ず脱脂し、
一次マスキングを施した後、酸処理を行う。次いで、感
光性樹脂を金型のキャビティ面に塗布し、乾燥・加熱処
理を感光性樹脂に施した後、感光性樹脂を露光・現像
し、感光性樹脂に更に熱処理を施す。次いで、二次マス
キング処理を施し、かかるパターニングされた感光性樹
脂をエッチング用マスクとして、金型のキャビティ面に
エッチング処理を施した後、エッチング用マスクを除去
する。エッチングを複数回行う必要がある場合には、酸
処理の工程からエッチング用マスクの除去工程までを必
要な回数だけ繰り返す。その後、エッチング仕上げを行
い、マスキングを除去し、サンドブラスト仕上げを行
う。キャビティ面に施されたシボ加工の深さをキャビテ
ィ面の位置によって変化させるためには、例えばエッチ
ングの回数をキャビティ面の位置によって変えればよ
く、あるいは又、エッチング条件をキャビティ面の位置
によって変えればよい。一方、ブラストによるシボ加工
の場合、アルミナ質研磨材や炭化ケイ素質研磨材、ガラ
スビーズ等から成る鋭角形状の研磨材や球形の研磨材を
圧縮空気や遠心力を利用して高速で金型のキャビティ面
に噴射し、その衝撃によってキャビティ面に微細な凹凸
模様を刻むサンドブラストやショットブラスト法によ
り、物理的に金型のキャビティ面に梨地加工を施せばよ
い。
たシボ加工の深さをキャビティ面の位置によって変化さ
せる。これによって、溶融熱可塑性樹脂の射出時期と加
圧流体の導入時期との差によって射出成形品の表面への
キャビティ面の転写性に相違が生じても、射出成形品の
表面へのシボの形成状態に相違が生じ難くなる。即ち、
射出成形品の表面に均一にシボを形成することができ
る。
明を説明する。
な、全長1.95mの長尺物の射出成形品が得られるキ
ャビティ13を有する射出成形用の金型10を用いた。
図1の(A)の線B−Bに沿って射出成形品を切断した
ときの模式的な断面図を図1の(B)に示す。射出成形
用の金型10は、固定金型部11と可動金型部12から
構成されている。尚、図1の(A)は、金型を型締めし
た状態を示す。金型10には、キャビティ13と、溶融
樹脂射出部(樹脂ゲート部)14と、加圧流体導入装置
15とが備えられている。尚、実施例における金型にお
いては、加圧流体導入装置15は、溶融樹脂射出部14
の近傍に配設されている。
しない逆止弁が配設されており、キャビティ13内に射
出された溶融熱可塑性樹脂が加圧流体導入装置15の先
端部内に流入しない構造となっている。尚、加圧流体導
入装置15の先端部が、加圧流体導入部に相当する。ま
た、加圧流体導入装置15は、図示しない加圧流体源に
配管を介して接続されている。また、加圧流体導入装置
15は、例えば油圧シリンダから成る図示しない移動手
段によって、図面の上下方向に移動可能であり、移動手
段の作動によって、加圧流体導入装置15の先端部はキ
ャビティ13と連通し、あるいは連通を止められる。
ィ面16の一部分には、射出成形品の表面にシボを形成
するためのシボ加工が施されている。このキャビティ面
16に施されたシボ加工の深さをキャビティ面16の位
置によって変化させている。図1の(C)にキャビティ
面等を線図で表す。具体的には、キャビティ13内に最
初の溶融熱可塑性樹脂が射出される領域である溶融樹脂
射出部14の近傍のキャビティの部分13Aを構成する
キャビティ面16Aにおいては、シボ加工の深さ
(R0)を、Rz=35μmとした。尚、このキャビティ
の部分13Aにおいては、溶融熱可塑性樹脂の充填圧力
は高く、溶融熱可塑性樹脂の粘度は低く、射出成形品の
表面へのキャビティ面16Aの転写性は極めて優れる。
一方、溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑性
樹脂と接するキャビティ面の部分16Bに施されたシボ
加工の深さ(R1)を、Rz=40μmとした。尚、かか
るキャビティ面の部分16Bによって、キャビティの部
分13Bが構成される。更には、溶融熱可塑性樹脂の射
出完了時点で溶融熱可塑性樹脂と接していないキャビテ
ィ面の部分16Cに施されたシボ加工の深さを、Rz=
45μmとした。ここで、かかるキャビティ面の部分1
6Cによって、キャビティの部分13Cが構成される。
尚、射出成形品の模式的な断面図である図1の(B)に
示すように、射出成形品21の表面21Aにはシボが形
成されており、表面21Bにはシボは形成されていな
い。このような射出成形品21の表面21A,21Bを
形成するために、図1の(C)に示すように、キャビテ
ィ面の部分16Dにはシボ加工が施されていない。
ショートショット射出成形法を採用した。即ち、キャビ
ティ13内に射出される溶融熱可塑性樹脂20の量を、
キャビティ13を完全には満たさない量とした。そし
て、図1の(A)に示す型締め状態の金型10のキャビ
ティ13内に、溶融樹脂射出部14から溶融熱可塑性樹
脂20を射出した。実施例においては、熱可塑性樹脂と
して、ポリカーボネート樹脂(三菱エンジニアリングプ
ラスチックス株式会社製、商品名:ユーピロンMB43
05HU黒色)を使用した。尚、熱可塑性樹脂は、図示
しない射出成形機のシリンダー内で樹脂温度280゜C
にて可塑化、溶融した。また、射出圧力を1500kg
f/cm2−G、金型温度を70゜Cとした。溶融熱可
塑性樹脂20のキャビティ13内への射出開始直後の状
態を、図2の(A)に模式的な断面図にて示す。
出動作を停止させた。この状態を、図2の(B)に模式
的な断面図にて示す。それと同時に、最終保持圧力が3
5kgf/cm2−Gとなるような圧縮窒素ガスから成
る加圧流体を、加圧流体導入装置15の先端部である加
圧流体導入部からキャビティ13内の溶融熱可塑性樹脂
20内に導入した。加圧流体の溶融熱可塑性樹脂20内
への導入中の状態を、図3の(A)に模式的な断面図に
て示す。加圧流体の導入後、100秒間、キャビティ1
3内の熱可塑性樹脂を冷却した後(図3の(B)参
照)、射出成形品21の内部に形成された中空部22内
の加圧流体を大気に解放するために、図示しない移動手
段によって加圧流体導入装置15を後退させ、加圧流体
導入装置15の先端部を金型10から離した。その後、
金型10の型開きを行い、射出成形品21を金型10か
ら取り出した。得られた射出成形品は、外観上、シボ斑
が目立たない優れた外観品質を有していた。
成する金型のキャビティ面に、射出成形品の表面にシボ
を形成するためのシボ加工が施されているが、このキャ
ビティ面に施されたシボ加工の深さを35μm一定とし
た射出成形用の金型を用いた。それ以外の金型の構造は
実施例と同様であり、実施例と同じ熱可塑性樹脂を用
い、実施例と同一条件にて射出成形を行った。得られた
射出成形品の表面を観察すると、前述したように、転写
性の相違から、射出成形品の表面にはシボ斑が目立って
いた。
明したが、本発明はこれに限定されるものではない。実
施例にて用いた金型の構造、シボ加工の深さ、射出成形
条件、使用熱可塑性樹脂、射出成形品の大きさ、外観形
状、断面形状は例示であり、適宜変更することができ
る。
され、外観品質に優れた射出成形品を生産性を損なわず
に得ることができる。本発明により、特に長さが長い射
出成形品の表面に均一にシボを確実に形成することがで
きる。
模式的な断面図、射出成形品の模式的な断面図、及び金
型のキャビティ面等の線図である。
直後の状態、及び、溶融熱可塑性樹脂の射出完了後の状
態を示す金型等の模式的な断面図である。
へ導入中の状態、及び、キャビティ内の熱可塑性樹脂を
冷却した後の状態を示す金型等の模式的な断面図であ
る。
Claims (12)
- 【請求項1】キャビティと、溶融樹脂射出部と、加圧流
体導入部とを備え、 溶融樹脂射出部からキャビティ内に射出された溶融熱可
塑性樹脂内に、加圧流体導入部から加圧流体を導入し、
以て、中空部を有する射出成形品を成形するための射出
成形用の金型であって、 キャビティを構成する金型のキャビティ面の少なくとも
一部分には、射出成形品の表面にシボを形成するための
シボ加工が施されており、該キャビティ面に施されたシ
ボ加工の深さをキャビティ面の位置によって変化させる
ことを特徴とする射出成形用の金型。 - 【請求項2】キャビティ面に施されたシボ加工の深さ
を、キャビティ内に射出された溶融熱可塑性樹脂が加圧
流体によって流動する方向に沿って、順次、深くするこ
とを特徴とする請求項1に記載の射出成形用の金型。 - 【請求項3】加圧流体導入部は、溶融樹脂射出部内若し
くは溶融樹脂射出部の近傍に配設され、 キャビティ面に施されたシボ加工の深さを、溶融樹脂射
出部から離れるに従い、順次、深くすることを特徴とす
る請求項1に記載の射出成形用の金型。 - 【請求項4】キャビティ内に射出される溶融熱可塑性樹
脂の量は、キャビティを完全には満たさない量であり、 溶融熱可塑性樹脂の射出完了後、加圧流体導入部から加
圧流体を導入し、 溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑性樹脂と
接していないキャビティ面の部分に施されたシボ加工の
深さを、溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑
性樹脂と接するキャビティ面の部分に施されたシボ加工
の深さよりも深くすることを特徴とする請求項1に記載
の射出成形用の金型。 - 【請求項5】キャビティの長さは1m乃至2.5mの範
囲にあり、溶融樹脂射出部はキャビティの端部に位置す
ることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1
項に記載の射出成形用の金型。 - 【請求項6】キャビティ面に施されたシボ加工の深さR
zは、1×10-6m乃至1×10-4mの範囲にあること
を特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記
載の射出成形用の金型。 - 【請求項7】キャビティと、溶融樹脂射出部と、加圧流
体導入部とを備え、キャビティを構成する金型のキャビ
ティ面の少なくとも一部分には、射出成形品の表面にシ
ボを形成するためのシボ加工が施されており、該キャビ
ティ面に施されたシボ加工の深さをキャビティ面の位置
によって変化させた射出成形用の金型を用い、 溶融樹脂射出部からキャビティ内に射出された溶融熱可
塑性樹脂内に、加圧流体導入部から加圧流体を導入し、
以て、表面にシボが形成され、且つ、中空部を有する射
出成形品を成形することを特徴とする射出成形品の成形
方法。 - 【請求項8】キャビティ面に施されたシボ加工の深さ
を、キャビティ内に射出された溶融熱可塑性樹脂が加圧
流体によって流動する方向に沿って、順次、深くするこ
とを特徴とする請求項7に記載の射出成形品の成形方
法。 - 【請求項9】加圧流体導入部は、溶融樹脂射出部内若し
くは溶融樹脂射出部の近傍に配設され、 キャビティ面に施されたシボ加工の深さを、溶融樹脂射
出部から離れるに従い、順次、深くすることを特徴とす
る請求項7に記載の射出成形品の成形方法。 - 【請求項10】キャビティ内に射出される溶融熱可塑性
樹脂の量は、キャビティを完全には満たさない量であ
り、 溶融熱可塑性樹脂の射出完了後、加圧流体導入部から加
圧流体を導入し、 溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑性樹脂と
接していないキャビティ面の部分に施されたシボ加工の
深さを、溶融熱可塑性樹脂の射出完了時点で溶融熱可塑
性樹脂と接するキャビティ面の部分に施されたシボ加工
の深さよりも深くすることを特徴とする請求項7に記載
の射出成形品の成形方法。 - 【請求項11】キャビティの長さは1m乃至2.5mの
範囲にあり、溶融樹脂射出部はキャビティの端部に位置
することを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれ
か1項に記載の射出成形品の成形方法。 - 【請求項12】キャビティ面に施されたシボ加工の深さ
Rzは、1×10-6m乃至1×10-4mの範囲にあるこ
とを特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれか1項
に記載の射出成形品の成形方法。
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---|---|---|---|
JP10590597A JP3682145B2 (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 射出成形品の成形方法及び射出成形用の金型 |
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1997
- 1997-04-23 JP JP10590597A patent/JP3682145B2/ja not_active Expired - Fee Related
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