JPH10295050A - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPH10295050A JPH10295050A JP11439997A JP11439997A JPH10295050A JP H10295050 A JPH10295050 A JP H10295050A JP 11439997 A JP11439997 A JP 11439997A JP 11439997 A JP11439997 A JP 11439997A JP H10295050 A JPH10295050 A JP H10295050A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- bracket
- electromagnetic vibration
- displacement
- circumferential face
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】固定子より発生した電磁振動がブラッケットに
伝達される際の電磁振動の伝達量を減少させる 【構成】固定子５の外周面の電磁振動の変位が０、また
は０近辺になる固定子５の外周面、突起４を設け、この
突起４を介して固定子５をブラケット９に取り付けられ
た電動機。
伝達される際の電磁振動の伝達量を減少させる 【構成】固定子５の外周面の電磁振動の変位が０、また
は０近辺になる固定子５の外周面、突起４を設け、この
突起４を介して固定子５をブラケット９に取り付けられ
た電動機。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】鋼板製のブラケット内に収納され
る固定子を有する電動機に関する。
る固定子を有する電動機に関する。
【０００２】
【従来の技術】鋼板製ブラケット内に収納される固定子
を有する従来の直流電動機を例に、図５を用いて説明す
る。図５は、従来における直流電動機の部分断面図であ
る。
を有する従来の直流電動機を例に、図５を用いて説明す
る。図５は、従来における直流電動機の部分断面図であ
る。
【０００３】図５において、直流電動機１１は、固定子
１２と、この固定子１２の内周部に収納され、回転自在
に取り付けられた回転子１３と、固定子１２を収納した
ブラケット１４等により構成されている。また、固定子
１２の外周面が、ブラッケット１４の内周面に圧入、ま
たは接着して固定されている。このブラケット１４は、
固定子１２、回転子１３等の固定、および保護の役割を
果たしており、また、他の装置に直流電動機１１を固定
する固定用部材としても用いられる。
１２と、この固定子１２の内周部に収納され、回転自在
に取り付けられた回転子１３と、固定子１２を収納した
ブラケット１４等により構成されている。また、固定子
１２の外周面が、ブラッケット１４の内周面に圧入、ま
たは接着して固定されている。このブラケット１４は、
固定子１２、回転子１３等の固定、および保護の役割を
果たしており、また、他の装置に直流電動機１１を固定
する固定用部材としても用いられる。
【０００４】固定子１２は、輪状に形成されたバックヨ
ーク１５とこのバックヨーク１５の内周部より軸中心に
向かって延出したティース１６とを備えた固定子コア１
７と、この固定子コア１７のティース１６に巻回された
コイル１８と、固定子コア１７とコイル１８の間に設け
られ、電気的絶縁を行うコイル絶縁材１９とで構成され
ている。
ーク１５とこのバックヨーク１５の内周部より軸中心に
向かって延出したティース１６とを備えた固定子コア１
７と、この固定子コア１７のティース１６に巻回された
コイル１８と、固定子コア１７とコイル１８の間に設け
られ、電気的絶縁を行うコイル絶縁材１９とで構成され
ている。
【０００５】回転子１３は、シャフト２０と、このシャ
フトの２０外周面に取り付けられた筒状のヨーク２１
と、このヨーク２１の外周に取り付けられた永久磁石２
２とで構成されている。
フトの２０外周面に取り付けられた筒状のヨーク２１
と、このヨーク２１の外周に取り付けられた永久磁石２
２とで構成されている。
【０００６】そして、固定子コア１７に巻回されている
コイル１８に電源を供給することにより、磁界を発生さ
せ回転子１２を回転させている。
コイル１８に電源を供給することにより、磁界を発生さ
せ回転子１２を回転させている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の電
動機は、固定子の外周面全体をブラケットの内周面に圧
入、または接着して取り付けられている。この電動機に
電源を供給すると、回転子は回転するが、このとき、固
定子は電磁振動を発生する。そして、この電磁振動が、
鋼板製のブラケットに伝達されると、ブラケットが共振
して、騒音の原因となることがあった。
動機は、固定子の外周面全体をブラケットの内周面に圧
入、または接着して取り付けられている。この電動機に
電源を供給すると、回転子は回転するが、このとき、固
定子は電磁振動を発生する。そして、この電磁振動が、
鋼板製のブラケットに伝達されると、ブラケットが共振
して、騒音の原因となることがあった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明によれ
ば、固定子外周面の電磁振動の変位が０、または０近辺
になる固定子外周面に、突起を設け、この突起を介して
固定子をブラケットに取り付けたことを特徴とする電動
機を提供する。
ば、固定子外周面の電磁振動の変位が０、または０近辺
になる固定子外周面に、突起を設け、この突起を介して
固定子をブラケットに取り付けたことを特徴とする電動
機を提供する。
【０００９】
【作用】固定子の外周面に設けられた突起を介して、固
定子をブラケットの内周部に収納し、固定することによ
り、固定子で発生する電磁振動をブラケットに伝達し難
くする。
定子をブラケットの内周部に収納し、固定することによ
り、固定子で発生する電磁振動をブラケットに伝達し難
くする。
【００１０】
【実施例】本発明における実施例を図１〜図４を用いて
説明する。図１は、本発明における固定子コアの正面図
である。図２は、本発明における固定子の正面図であ
る。図３は、固定子外周面の振動の変位を説明したグラ
フである。図４は、本発明における直流電動機の部分断
面図である。
説明する。図１は、本発明における固定子コアの正面図
である。図２は、本発明における固定子の正面図であ
る。図３は、固定子外周面の振動の変位を説明したグラ
フである。図４は、本発明における直流電動機の部分断
面図である。
【００１１】図１において、固定子コア１は、輪状のバ
ックヨーク２と、このバックヨーク２の内周部より軸心
に向かって延出したティース３とで構成され、また、バ
ックヨーク２の外周面には複数個の突起４が設けられて
いる。
ックヨーク２と、このバックヨーク２の内周部より軸心
に向かって延出したティース３とで構成され、また、バ
ックヨーク２の外周面には複数個の突起４が設けられて
いる。
【００１２】図２において、固定子５は、従来例で説明
した固定子と同様に、固定子コア１と、この固定子コア
１のティース３に巻回されたコイル６等により構成され
ている。
した固定子と同様に、固定子コア１と、この固定子コア
１のティース３に巻回されたコイル６等により構成され
ている。
【００１３】そして、コイル６に電源が供給されると、
磁界が発生して、固定子コア１内を通る磁束が発生す
る。そして、それぞれのコイルに流される電流の方向を
所定の順序で変更させていくことにより、回転子７を回
転させることができる。
磁界が発生して、固定子コア１内を通る磁束が発生す
る。そして、それぞれのコイルに流される電流の方向を
所定の順序で変更させていくことにより、回転子７を回
転させることができる。
【００１４】また、コイル６に電源が供給され磁束が発
生すると、固定子５には、電磁振動が発生する。そし
て、前述したように、それぞれのコイル６に流れる電流
の向きを変化させることによって、つまり、ティース３
に発生する極（Ｎ極、Ｓ極）が変化することによって回
転子７を回転させている、したがって、固定子コア１の
外周面で測定される電磁振動の変位は、Ｎ極およびＳ極
が発生している箇所で振動の方向が反対となる。
生すると、固定子５には、電磁振動が発生する。そし
て、前述したように、それぞれのコイル６に流れる電流
の向きを変化させることによって、つまり、ティース３
に発生する極（Ｎ極、Ｓ極）が変化することによって回
転子７を回転させている、したがって、固定子コア１の
外周面で測定される電磁振動の変位は、Ｎ極およびＳ極
が発生している箇所で振動の方向が反対となる。
【００１５】図３は、コイル６に電源を供給して、電磁
振動を発生させ、固定子コア１外周面の任意の箇所の電
磁振動の変位を測定したグラフである。よって、この電
磁振動の変位が最小となる箇所に突起４を設ければ良
い。
振動を発生させ、固定子コア１外周面の任意の箇所の電
磁振動の変位を測定したグラフである。よって、この電
磁振動の変位が最小となる箇所に突起４を設ければ良
い。
【００１６】図４において、直流電動機８は、外周に突
起４が設けられた固定子５と、この固定子５の内周部に
収納され、回転自在に取り付けられた回転子７と、固定
子５外周面の突起４を、筒状に形成された内周面に圧
入、または接着されたブラケット９等により構成されて
いる。
起４が設けられた固定子５と、この固定子５の内周部に
収納され、回転自在に取り付けられた回転子７と、固定
子５外周面の突起４を、筒状に形成された内周面に圧
入、または接着されたブラケット９等により構成されて
いる。
【００１７】このよう突起４を設けることにより、固定
子コア１の外周面の電磁振動の変位が最小の箇所で固定
子５がブラケット９に取り付けられているため、ブラケ
ット９に伝達されるこの電磁振動を最小限に抑えること
ができる。
子コア１の外周面の電磁振動の変位が最小の箇所で固定
子５がブラケット９に取り付けられているため、ブラケ
ット９に伝達されるこの電磁振動を最小限に抑えること
ができる。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、固定子より発生した電
磁振動がブラッケットに伝達される際の電磁振動の伝達
量を減少させることができる。
磁振動がブラッケットに伝達される際の電磁振動の伝達
量を減少させることができる。
【００１９】
【図１】本発明における固定子コアの正面図。
【図２】本発明における固定子の正面図。
【図３】固定子外周面の振動の変位を説明したグラフ。
【図４】本発明における直流電動機の部分断面図。
【図５】従来における直流電動機の部分断面図。
【符号の説明】 １、１７…固定子コア ２、１５…バックヨーク ３、１６…ティース ４…突起 ５、１２…固定子 ６、１８…コイル ７、１３…回転子 ８、１１…直流電動機 ９、１４…ブラケット １９…絶縁材 ２０…シャフト ２１…ヨーク ２２…永久磁石
Claims (1)
- 【請求項１】鋼板製のブラケット内に収納される固定子
を有する電動機において、 固定子外周面の電磁振動の変位が０、または０近辺にな
る固定子外周面に、突起を設け、この突起を介して固定
子をブラケットに取り付けたことを特徴とする電動機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11439997A JPH10295050A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11439997A JPH10295050A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 電動機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10295050A true JPH10295050A (ja) | 1998-11-04 |
Family
ID=14636716
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11439997A Pending JPH10295050A (ja) | 1997-04-15 | 1997-04-15 | 電動機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10295050A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005011084A1 (de) * | 2003-06-26 | 2005-02-03 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung, insbesondere elektrische maschine, mit über einen presssitz miteinander verbundenen bauteilen |
| JP2005269803A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータ |
| JP2011010548A (ja) * | 2003-09-04 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石式同期モータの製造方法 |
| WO2019038921A1 (ja) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | 三菱重工エンジン＆ターボチャージャ株式会社 | モータ組立方法及び芯出し用治具並びに電動モータ |
-
1997
- 1997-04-15 JP JP11439997A patent/JPH10295050A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005011084A1 (de) * | 2003-06-26 | 2005-02-03 | Robert Bosch Gmbh | Vorrichtung, insbesondere elektrische maschine, mit über einen presssitz miteinander verbundenen bauteilen |
| JP2011010548A (ja) * | 2003-09-04 | 2011-01-13 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石式同期モータの製造方法 |
| JP4744295B2 (ja) * | 2003-09-04 | 2011-08-10 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石式同期モータ及びその製造方法 |
| US8601671B2 (en) | 2003-09-04 | 2013-12-10 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Method of manufacturing permanent-magnet synchronous motor |
| DE112004003151B4 (de) * | 2003-09-04 | 2018-11-08 | Mitsubishi Denki K.K. | Verfahren zur Herstellung eines permanentmagneterregten Synchronmotors |
| JP2005269803A (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 永久磁石型モータ |
| JP4566590B2 (ja) * | 2004-03-19 | 2010-10-20 | 三菱電機株式会社 | 永久磁石型モータ |
| WO2019038921A1 (ja) * | 2017-08-25 | 2019-02-28 | 三菱重工エンジン＆ターボチャージャ株式会社 | モータ組立方法及び芯出し用治具並びに電動モータ |
| CN110800197A (zh) * | 2017-08-25 | 2020-02-14 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 马达组装方法及定心用夹具以及电动马达 |
| JPWO2019038921A1 (ja) * | 2017-08-25 | 2020-03-26 | 三菱重工エンジン＆ターボチャージャ株式会社 | モータ組立方法及び芯出し用治具並びに電動モータ |
| CN110800197B (zh) * | 2017-08-25 | 2021-11-09 | 三菱重工发动机和增压器株式会社 | 马达组装方法及定心用夹具以及电动马达 |
| US11418095B2 (en) | 2017-08-25 | 2022-08-16 | Mitsubishi Heavy Industries Engine & Turbocharger, Ltd. | Motor assembling method, centering jig, and electric motor |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040414 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20051207 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060509 |