JPH10293838A - 画像編集装置及び方法 - Google Patents

画像編集装置及び方法

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JPH10293838A
JPH10293838A JP10037642A JP3764298A JPH10293838A JP H10293838 A JPH10293838 A JP H10293838A JP 10037642 A JP10037642 A JP 10037642A JP 3764298 A JP3764298 A JP 3764298A JP H10293838 A JPH10293838 A JP H10293838A
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layout
image
images
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layout result
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JP10037642A
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English (en)
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Shigeki Yamada
茂樹 山田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像入力手段等により入力される画像をレイ
アウトする画像編集装置において、ページ内に綺麗に、
しかも簡単に画像をレイアウトすることができるように
した画像編集装置及び方法を提供する。 【解決手段】 自動レイアウト部105の初期レイアウ
ト部113が画像入力部106により入力された複数の
画像を1頁中にレイアウトし、レイアウト評価部114
がそのレイアウト結果を評価する。また、操作指示入力
部111より予め登録された少なくとも1つ以上の効果
の中から任意の効果を指定し、指定された効果に基づい
て自動レイアウト部105が画像のレイアウト条件を自
動で設定し、設定されたレイアウト条件に基づいて画像
をレイアウトする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真や図形や文字
等のディジタル画像を所望の形式でレイアウトして出力
する、例えば電子アルバムシステムなどの画像編集装置
及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、コンピュータ上で画像の
レイアウト編集を行う場合、操作者は、まず画面上に表
示されるページの上に、画像をはめ込むためのスロット
を用意して、その中に画像を流し込む作業を行う。複数
の画像をレイアウト編集する場合、マウスやキーボード
を巧みに操作して、前記スロットを複数配置し、位置と
サイズを決定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例にあっては、操作者はページ内に綺麗に画像が
並ぶようにマウスおよび、キーボードを操作して、前記
スロットの位置、サイズを目で確認しながら調整しなけ
ればならず、煩雑な操作と、熟練した技術を必要とする
という問題点があった。
【0004】本発明は上述した従来の技術の有するこの
ような問題点を解決するために考えられたものであり、
画像入力手段等により入力される画像をレイアウトする
画像編集装置において、ページ内に綺麗に、しかも簡単
に画像をレイアウトすることができるようにした画像編
集装置及び方法を提供することを目的とする。
【0005】また、画像入力手段等により入力される画
像をレイアウトする画像編集装置において、操作者の作
業を煩雑化することなく、また、単調なレイアウト結果
になることなく、画像を見栄え良くレイアウトすること
が可能な画像編集装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、画像入力手段により入力される画像をレ
イアウトする画像編集装置であって、1頁中に複数の画
像をレイアウトするレイアウト手段と、前記レイアウト
手段によるレイアウト結果を評価する評価手段を有する
ことを特徴とする。
【0007】また、本発明は、画像入力手段により入力
される画像をレイアウトする画像編集装置であって、予
め登録された少なくとも一つ以上の効果の中から任意の
効果を指定する効果指定手段と、前記効果指定手段によ
り指定された効果に基づいて前記画像のレイアウト条件
を自動で設定する条件設定手段と、前記条件設定手段に
より設定されたレイアウト条件に基づいて前記画像をレ
イアウトするレイアウト手段を有することを特徴とす
る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る一発明の実施の形態例を詳細に説明する。 「第1の実施形態」まず、第1の実施形態を図面に基づ
き説明する。本実施形態として、フィルムから読み込ん
だ画像を用いて、自動的にアルバムを作成するための装
置を例として説明する。
【0009】図1は、第1の実施形態の画像レイアウト
装置の構成を示すブロック図であり、101は画像個数
選択部であり、1ページの中にレイアウトする画像の個
数を操作指示入力部111に接続されているキーボード
またはマウスなどの指示デバイスを用いて指示する。
【0010】102は画像選択部であり、レイアウトす
べき画像を選択するための画像を、操作指示入力部11
1に接続されているキーボードまたはマウスなどの指示
デバイスを用いて指示する。103は画像回転指示部で
あり、画像選択部102で選択した複数の画像の中から
任意の画像に対して、90度単位の回転を操作指示入力
部111に接続されているキーボードまたはマウスなど
の指示デバイスを用いて指示する。
【0011】104は画像回転部であり、画像回転指示
部103の指示に従い、画像の回転を行う。105は自
動レイアウト部であり、画像選択部102で選択された
画像に対し、画像回転部104で回転処理を行った後の
画像を画像個数選択部101で指示された個数で、ペー
ジ上に自動的にレイアウトを行う。なお、自動レイアウ
ト部105は、初期レイアウト部113、レイアウト評
価部114、レイアウト調整部115等により構成され
る。106は画像入力部であり、フィルムスキャナ、フ
ラットベッドタイプのスキャナなどの画像入力機器から
画像を入力する。
【0012】107は本実施形態の各構成全ての制御を
含む全体制御を司る制御部であり、CPU(中央演算処
理装置)などから構成される。108は印刷部であり、
レイアウトの結果を印刷用紙や写真フィルムに印刷して
出力する。印刷部108は、例えば白黒、またはカラー
のインクジェットプリンタやレーザプリンタ、フィルム
ライタのように点の集合で文字や画像を印刷する機能を
もっている。109は記憶部であり、各種処理に必要な
データを記憶するためのメモリなどの記憶装置が用いら
れる。110は画像蓄積部であり、画像入力部106で
入力された画像を保存するためのもので、ハードディス
ク、MO、ZIP、PDなどの各種の記憶装置を用いる
ことができる。
【0013】111は操作指示入力部であり、キーボー
ドを用いて文字、数字を入力したり、マウスなどのポイ
ンティングデバイスを用いてコマンドや画像を選択した
りするためのものである。112は表示部であり、レイ
アウトの仮定や結果をCRTなどのモニタ画面に表示
し、リアルタイムで認識可能に表示出力する。
【0014】また、116はROMであり、制御部10
6や自動レイアウト部105等の制御プログラムが格納
されている。
【0015】次に、以上の構成を備える本実施形態の画
像レイアウト装置において、RAM116に格納された
制御プログラムに基づいて制御する流れを図2に基づき
説明する。
【0016】まず、ステップS201においてテンプレ
ートの選択を行う。テンプレートとは、アルバムの台紙
に相当するものである。テンプレートには、全体に色が
ついていたり、背景に絵、柄が施されている。このテン
プレートは、予め複数種類が用意されており、操作者が
この用意されたテンプレート(サンプルテンプレート)
中の所望のテンプレートを選択する。
【0017】図3に表示部112及び操作指示入力部1
11を用いたテンプレートを選択するための画面を示
す。操作者は図3に示す画面右側に示す複数のサンプル
テンプレート301の中から任意のテンプレートを選択
する。初期設定では、予め決められたテンプレートが1
枚選択されている。
【0018】このようにしてテンプレートを選択すると
次にステップS202で1ページに表示される画像数の
選択を行う。操作者は図3に示すFrame/Page
ボタン302の3,4,5のうちいずれかを選択する。
初期設定では、予め3個が選択されている。
【0019】続いてステップS203において、レイア
ウトに使用する画像の選択を行う。ただし、このステッ
プに進む前に、予め、図1に示す画像入力部106によ
り画像の入力が完了し、複数個の画像が画像蓄積部11
0に保存されているものとする。
【0020】図4に画像を選択するための画面の例を示
す。図4において、右側に示すウィンドウ401は、画
像リストウィンドウと呼ばれ、画像蓄積部110に予め
入力されている画像のリストが画像として表示されてい
る。また、左側に示すウィンドウ402は、画像選択ウ
ィンドウと呼ばれ、画像リストウィンドウの中からレイ
アウトすべき画像を選択したものが表示される。
【0021】画像選択ウィンドウの1行は1ページに相
当する。つまり、図4の画像選択ウィンドウの1行に
は、5個の画像が並んでいるが、テンプレート(アルバ
ム)の1ページには、画像選択ウィンドウの1行に並ぶ
5個の画像が、左から順に自動レイアウトに使用され
る。同様に、2行目は2ページ目に相当する。図4にお
いて、3行目は2個しか画像がないので、3ページ目に
は2枚の画像だけが自動レイアウトされることになる。
【0022】操作者は、マウスを用い右側の画像リスト
ウィンドウから、任意の画像を選択し、左側の画像選択
ウィンドウへドラッグアンドドロップ(画像をつかん
で、目的の場所で放す)することにより、任意のページ
の任意の順番に画像を入れることができる。
【0023】次にステップS204で、後述する自動レ
イアウト処理で並べられる画像の順番の入れ替えを行
う。操作者は、図4の画像選択ウィンドウにおいて、マ
ウスを用いて、移動したい画像に対してドラッグアンド
ドロップの操作を行うことにより、任意の位置に画像を
移動することができる。
【0024】以上の処理でテンプレートの各々のページ
に格納する画像及びその順番が確定したことになり、次
のステップS205で画像の回転指示入力を行う。図4
の画像選択ウィンドウ402に並べられた画像の中に
は、縦位置で撮影した画像、横位置で撮影された画像が
混在しているので、向きが正しくない画像は左右いずれ
かの方向に90度回転しなければならない。図4の中央
下部に示すように、表示部112には、制御部107の
表示制御に従って右に90度回転するためのボタン40
3と左に90度回転するためのボタン404が表示され
ており、操作者はマウスを用いて画像選択ウィンドウに
表示されている画像の中から回転すべき画像をクリック
することにより回転処理を行なうべき画像を選択し、次
に、左回り、または右回りの回転ボタンをマウスを用い
て選択することにより、表示画像の回転を行う。結果
は、画像選択ウィンドウに即座に表示される。
【0025】続いて図2のステップS206において、
自動レイアウト部105により、自動レイアウト処理を
行う。図4の画像選択ウィンドウ402に表示されてい
る画像に対して自動レイアウトを行う。ステップS20
3で説明したように、画像選択ウィンドウの1ラインに
並ぶ画像が1ページに自動的にレイアウトされる。
【0026】そして、ステップS207において表示部
112にレイアウト結果を表示する。図5に自動レイア
ウトを行った結果を表示した例を示す。画面下部には、
ページを順次表示するためのページめくりボタン(NE
XTボタン)501があり、任意のページを表示、確認
することが可能である。
【0027】以上で、本実施形態における画像の自動レ
イアウトが終了する。
【0028】上述した自動レイアウト処理ステップS2
06の詳細を図6のフローチャートを参照して以下に説
明する。
【0029】自動レイアウト処理においては、まずステ
ップS501において、初期レイアウト部113により
初期レイアウトを行う。予め、ページ上での大まかな並
び順が用意されていて、その並びに従って、大まかなレ
イアウトを行う。本発明の実施の形態例では、1ページ
に5個の画像がレイアウトされるように選択されたと仮
定する。図7に示す(a)は、1ページに5個の画像が
レイアウトされる場合の並び順を示す図である。初期レ
イアウトにおいては、図7に示す順で、画像の均等割付
けを行う。画像には、複数のアスペクト比があり、ま
た、縦位置、横位置のものもある。従って、この初期レ
イアウト段階では、画像によって図7に示す(b)の如
く重ならないものや、図7に示す(c)の如く大きく重
なるものが生ずる。
【0030】フィルムから画像を入力する場合、画像に
は、クラシック、ハイビジョン、パノラマという3つの
異なるアスペクト比の画像が存在する。本発明の実施の
形態例においては、それぞれのアスペクト比と、1ペー
ジあたりにレイアウトされる画像数に対して、予め最適
な画像サイズが決められている。
【0031】表1に本発明の実施の形態例における画像
のアスペクト比とページあたりの画像数のページ上の画
像サイズの関係を示す。
【0032】
【表1】
【0033】以上に対処するために続くステップS50
2において、カウンタNをゼロにセットし初期化を行
う。このカウンタNは、画像の重なり量の調整を何回行
ったかをカウントするためのものである。
【0034】次にステップS503において、レイアウ
ト調整部115により、レイアウトの微調整を行う。即
ち、それぞれの画像を移動して、レイアウト評価部11
4により評価されるそれぞれの画像の重なり面積が小さ
くなるように微調整を行う。微調整は以下の様に行う。
初期レイアウト処理において、図7に示す如く、まず、
2から5までの画像を固定し、1個目の画像をX方向及
びY方向に微少量移動する。この移動量は、印刷出力上
で例えば1mmに対応する。そして、移動後の当該画像
と隣接する画像との重なり量が画像のサイズや方向や個
数等に応じた適正な値となったならば、1個目の画像に
対する微調整を終了する。一方、重なり量が適正でない
場合は、重なり量が適正値になるまで、1個目の画像に
対する微少量の移動を繰り返し行う。また、移動により
重なり量が更に適正値から外れた場合には、その微少量
の移動方向を変更する。
【0035】この様にして、1個目の画像に対する微調
整が済んだら、次に、1及び3から5までの画像を固定
し、2個目の画像に対する微調整を同様に行い、その
後、3、4、5個目の画像に対しても同様に微調整を実
行する。続いてステップS504でカウンタNが規定回
数Tに達したかどうか判断する。本発明の実施の形態例
においては、予め規定回数Tが定められており、例えば
Tは500回にセットされている。T回以下ならステッ
プS505へ進み、重なり量の評価を行う。T回になっ
たらこのページに対する処理を終了して、当該ページの
レイアウトを確定してステップS507に進む。
【0036】ステップS504でT回以下の場合にはス
テップS505に進み、当該ページ内のそれぞれの画像
の重なり面積を評価する。それぞれの重なり面積を求
め、それらが、一定値よりも大きいか、小さいかを判断
して、重なり面積を評価する。重なり面積量が一定値よ
りも大きな場合にはステップS506へ進み、カウンタ
Nをインクリメントする。カウンタNに1を加えてステ
ップS503へ進む。
【0037】一方、ステップS505の評価で一定値よ
り小さい場合にはこのページのレイアウトの微調整処理
を終了して当該ページのレイアウトを確定してステップ
S507に進む。なお、レイアウトが確定されると、当
該ページ内の各画像の座標地やサイズ等のパラメータが
記憶部109に一旦格納され、その後の表示や印刷の際
に読み出される。
【0038】ステップS507では全てのページに対す
る自動レイアウト処理が終了したか否かを調べる。未だ
自動レイアウト処理を行っていないページがあった場合
にはステップS501に進み、次の未処理のページに対
する自動レイアウト処理を行う。
【0039】このようにして全てのページに対して連続
して同様のレイアウト処理を行い、ステップS507で
全てのページに対する処理が終了すると自動レイアウト
を終了する。
【0040】この後例えばこのレイアウトの終了した各
ページを印刷部108より印刷出力することにより、簡
単な操作で自動レイアウトされた画像出力が得られる。
【0041】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、所望のテンプレートを選択してこのテンプレート
にはめ込む画像を単に読み込み画像より選択し、画像の
向きを指定するのみで、自動的に全てのページに対する
自動レイアウトが終了し、しかもこの自動レイアウトの
結果も表示装置112の表示画面で確認できるため、特
別の熟練を要しなくても容易に行うことができる。 「第2の実施形態」次に、第2の実施形態を図2に基づ
き説明する。
【0042】上述した第1の実施形態においては、ステ
ップS203においてレイアウトすべき画像の選択を行
っている。しかし、場合によっては、入力したすべての
画像を入力順にレイアウトすることも考えられる。その
ような場合、図1の画像選択部102と図2のステップ
S203,ステップS204が必要ない。従って、図2
のフローチャートにおいて、ステップS203,ステッ
プS204が省略される。
【0043】その場合、ステップS206の自動レイア
ウトにおいては、入力した画像を入力順にステップS2
02で指定された個数ずつ、ページ毎に自動的にレイア
ウトされる。
【0044】このように制御することにより、第1の実
施形態に比して、より簡単な操作で画像のすべてに対し
て、自動的にレイアウトを行なうことができ全ての画像
の表示出力が得られ、例えばこれを印刷部108より印
刷出力することにより、アルバム化された写真の出力な
ども可能となる。 「第3の実施形態」次に、第3の実施形態を図2に基づ
き説明する。
【0045】上述した第1の実施形態においては、ステ
ップS202において1ページあたりにレイアウトされ
るべき画像の個数を指定している。しかし、場合によっ
ては、ページ毎にレイアウトすべき画像の個数を変えた
い場合も考えられる。そのような場合、図1の画像個数
選択部101と図2のステップS202が必要ない。従
って、図2のフローチャートにおいてステップS202
が省略される。
【0046】その場合、ステップS203の画像の選択
において、図4に示す画像選択ウィンドウで1ページに
任意枚数の画像を割り当てることが可能である。また、
図2のステップS206において、1ページに並べられ
る画像の枚数に応じて、自動的に画像サイズの拡大、縮
小が行われる。
【0047】このように制御することにより、第1の実
施形態に比して、より簡単な操作でより操作者の意に添
ったレイアウトが可能となり、全ての画像の表示出力が
得られ、例えばこれを印刷部108より印刷出力するこ
とにより、アルバム化された写真の出力なども可能とな
る。 「第4の実施形態」次に、第4の実施形態を図2に基づ
き説明する。
【0048】上述した第1の実施形態においては、ステ
ップS205において画像の向きを整えるために、画像
の回転を行っている。しかし、場合によっては、全ての
画像が正しい向きで入力されている場合、画像の回転を
行う必要がない。そのような場合、図1の画像回転指示
部103、画像回転部104、図2のフローチャートに
おいてステップS205が省略される。
【0049】この結果、第1の実施形態に比して、より
簡単な操作で所望の画像に対するレイアウトが可能とな
り、例えばこれを印刷部108より印刷出力することに
より、アルバム化された写真の出力なども可能となる。 「第5の実施形態」なお、上述した実施形態において
は、入力画像にフィルムからの入力データを用いている
が、それに限られるものではなく、入力装置として、デ
ジタルカメラ、デジタルVRT、フラットベットスキャ
ナ、MO、ZIP、PD、フロッピディスク、レーザデ
ィスク、DVD、ネットワークなどあらゆる画像入力装
置が接続可能である。また、図1の印刷部108には、
BJプリンタ、LBPプリンタ、カラーレーザコピア、
フィルムレコーダ、ビデオプリンタなどのあらゆる画像
出力装置が接続可能である。また、上述した実施形態に
おいては、図1の操作指示入力部111にキーボードと
マウスを用いているが、マウスの代わりに、トラックボ
ール、タッチパネルなどの他のポインティングデバイス
を用いることも可能である。
【0050】以上、説明したように実施形態によれば、
自動的に、簡単に、しかも、あたかもプロのデザイナー
がレイアウトしたかのように奇麗な画像のレイアウトを
行うことができるという効果を得られる。
【0051】即ち、初期レイアウトされたレイアウト結
果において、それぞれの画像の重なり量を評価すること
で、容易な操作で美しいレイアウト結果を得ることがで
きる。 「第6の実施形態」また、上述した実施例においては、
図2のステップS206における自動レイアウト処理を
図6に示す如く処理する例について説明したが、図8の
如く処理するとなお良い。
【0052】即ち、上述した実施形態では、レイアウト
の評価パラメータとして、それぞれの画像の重なり量を
用いたが、本実施形態ではさらに、その他のレイアウト
位置に関する種々のパラメータを用いてレイアウトを総
合的に評価することにより、さらなる最適化を図るもの
である。
【0053】また、図8のステップS801において、
初期レイアウト部113により初期レイアウト行う。デ
ザインの世界では、画像をレイアウトする場合、レイア
ウト上、好ましいレイアウトとなるためのレイアウトパ
ターンというものがある。これには、デザイン上の経験
則に基づき、複数のレイアウトパターンが存在する。図
9に本実施形態で用いられるレイアウトパターンを示
す。901〜903は1ページに画像3枚をレイアウト
するためのパターンである。904〜905は画像4〜
5枚を1ページにレイアウトする場合のパターンであ
る。初期設定において、画像3枚の場合は、901が、
画像4または5枚の場合は、904のパターンが自動的
に選択される。
【0054】ここで、操作者は、前述の図5中のオート
レイアウトボタン502をクリックすると、上記、レイ
アウトパターンを順次選択することができ、選択された
レイアウトパターンが、初期レイアウトとして用いられ
る。なお、画像3枚の場合は、ボタンをクリックする毎
に、901,902,903,901,…の順でレイア
ウトパターンが設定される。また、画像が4または5枚
の場合は、904,905,904,…の順でレイアウ
トパターンが設定される。
【0055】本実施形態では、1ページに5個の画像が
レイアウトされるように選択されたと仮定する。初期レ
イアウトにおいては、904に示すパターンで、画像の
中心の均等割付を行う。画像には、複数のアスペクト比
があり、また、縦位置、横位置のものもある。従って、
この初期レイアウト段階では、画像によっては画像同士
重ならないものや、大きく重なるものが生ずる。
【0056】次に、ステップS802において、カウン
タNをゼロにセットし初期化を行う。このカウンタN
は、画像の位置調整を何回行ったかをカウントするため
のものである。
【0057】次に、ステップS803において、レイア
ウト評価部114により、レイアウト結果の個々のコス
トを求める。コストとは、レイアウトの結果を多方面か
ら評価した結果の評価地を意味する。評価する項目に
は、例えば、以下の項目がある。
【0058】(1)画像の重なり量 (2)画像の隔たり量 (3)画像の隔たり量の偏差 (4)画像の位置の偏り量 ここで、画像の重なり量の評価とは、画像と画像が重な
る面積を評価することを意味する。レイアウト画面全体
で、画像の重なり面積が少ない方が、より良いレイアウ
トである。それぞれの画像の重なり面積を求め、原画像
のトータル面積で割った値をコストとする。
【0059】画像の隔たり量の評価とは、画像どうしの
エッジ部が直線上に並んでいる稼働かを評価することを
意味する。エッジが直線状に並んでいる方が、より良い
レイアウトである。水平、垂直方向別々に、画像のエッ
ジどおしの間隔を求め、それを決められた一定値で割り
コストとする。
【0060】画像の隔たり量の偏差の評価とは、画像ど
うしが重ならない場合における画像のエッジとエッジの
間隔の偏差を評価することを意味する。レイアウト画面
全体で、上記、間隔が水平方向、もしくは垂直方向に対
して、均一である方が、より良いレイアウトである。画
像どうしのエッジとエッジの間隔を水平、垂直方向ごと
に求め、平均値からの偏差を計算し、それをコストとす
る。
【0061】画像の位置の偏りの評価とは、画像を、質
量を持つ物体とみなし、ページの水平方向中心軸、垂直
方向中心軸からの、モーメントを計算し、バランスを評
価することを意味する。
【0062】図10をもとに、説明を行う。
【0063】例えば、水平中心軸を中心として、上下そ
れぞれにn個の画像があるとする。画像iの面積をA
i、水平中心軸から画像中心迄の距離をdiとすると、
水平中心軸上部の、総モーメントMtは、 Mt=ΣAidi (i=0〜n−1) …(a) となる。また、水平中心軸下部の総モーメントMbは、 Mb=ΣAidi (i=0〜n−1) …(b) と表せる。水平中心軸に対するコストChは、 Ch=|Mt−Mb| …(c) となる。垂直中心軸に対するコストCvも同様にして求
められるので、説明は割愛する。
【0064】n枚の画像をレイアウトする場合、n枚の
画像の中心座標を(x0,y0),…(xn−1,yn
−1)とすると、画像の重なり量、画像間の隔たり量及
びその偏差、画像位置の偏り量のそれぞれの評価関数
は、 f1=a*F_overlap(x0,y0,x1,y1...xn-1,yn-1) …(1) f2=b*F_edge(x0,y0,x1,y1...xn-1,yn-1) …(2) f3=c*F_distribute(x0,y0,x1,y1...xn-1,yn-1) …(3) f4=d*F_moment(x0,y0,x1,y1...xn-1,yn-1) …(4) と表わされる。ここで、a,b,c,dは各評価関数に
対する重み付けで係数であり、実験により、あらかじめ
決められた値を使用する。
【0065】a,b,c,dの総和は a+b+c+d+e=1.0 …(5) となるように正規化される。また、各関数の値も、 0<=F_overlap(),F_edge(),F_distribute(),F_MOMENT()≦1.0 …(6) となるように正規化されている。
【0066】ここで、個々の評価コストf1,f2,…
は小さい値の方がより良いレイアウト結果を意味する。
【0067】次に、「ステップS804」において、総
合的な評価値、即ち、総合コストを求める。本実施形態
の場合、総合コストCostは Cost=f1+f2+f3+f4 …(7) となる。仮に、評価関数が、m個あるとすると、 Cost=Σfi (i=1〜m) …(8) となる。ここで、個々の評価コストf1,f2,…は、
小さい値の方がより良いレイアウト結果である。従っ
て、総合コストCostも小さい値の方がより良いレイ
アウトであることを意味する。
【0068】次に、「ステップS805」において、カ
ウンタNが規定回数Tに達した稼働か判断する。予め規
定回数Tが定められている。本実施形態では、Tは50
0回にセットされている。T回以下なら、ステップS8
06ヘ進み、コストの評価を行う。そして、T回になっ
たら処理を終了して、その状態を最適なレイアウトと決
定する。
【0069】次に、ステップS806において、ステッ
プS804で求めたCostが、予め決められた目標値
として評価基準値Cよりも大きいか、小さいかを判断し
て評価する。一定値より小さい場合は、最適なレイアウ
トであるので処理を終了する。一定値よりも大きな場
合、ステップS807へ進む。
【0070】ステップS807において、カウンタNを
インクリメントする。カウンタNに1を加え、ステップ
S508へ進む。
【0071】ステップS808において、レイアウト調
整部115によりレイアウトの位置調整を行う。それぞ
れの画像を微少量だけ移動する。移動する方向は、ステ
ップS803で求めたCostの変化量で決まる。つま
り、前回に比べコストが小さくなる場合は、継続して同
一方向へ移動して位置調整を行う。逆に、前回に比べコ
ストが大きくなる場合は、前回の逆方向、もしくは、直
角方向へ移動する。位置調整が終了したら、S803へ
戻る。
【0072】全てのページに対して、連続して同様の処
理を行い自動レイアウトを終了し、S207へ移る。
【0073】なお、上述の調整回数の上限値Nや、総合
コストの目標値Cは、操作指示入力部111によりユー
ザが設定できるものである。
【0074】また、レイアウト評価部114による評価
後、必ずしもレイアウト調整部115により調整する必
要はなく、例えば評価値を表示部112に表示する。こ
れにより、ユーザは好みに応じて画像レイアウトを手動
調整するよう構成することができる。
【0075】このように、本実施形態によれば、画像レ
イアウトの評価パラメータとして、各画像の重なり量に
加え、画像の隔たり量、及びその偏差、モーメント等を
用い、これらにより初期レイアウトを総合的に評価して
調整することで、さらに美しいレイアウト結果を得るこ
とができる。 「第7の実施形態」以上の第1〜第6の実施形態におけ
る自動レイアウト処理において、さらに、ユーザの好み
を反映し、見栄え良くレイアウトするためのいくつかの
方法について説明する。例えば、画像同士の重なりを許
可する場合の重なり量の最適法や、他の例として、背景
画像がある場合には背景画像がない場合に比べ、配置さ
れる画像のサイズを小さくした方がよい、等が知られて
おり、本実施形態においては、操作者の作業を煩雑化す
ることなく、また、単調なレイアウト結果になることな
く、画像を見栄え良くレイアウトするものである。
【0076】図11に本実施形態における全体構成図を
示す。
【0077】図11において、1106はイメージスキ
ャナであり、原画像はこれにより入力される。1108
は外部記憶装置としてのハードディスクであり、イメー
ジスキャナ1106により入力された原画像を一旦記憶
する。1101はシステムコントローラであり、原画像
を仮想のシート上にレイアウト編集するためのシーケン
ス制御及び演算を行うものであり、また1103はRA
Mでありシステムコントローラ1101の作業領域等に
用いられる。1102はROMであり、システムコント
ローラ1101の制御プログラムや、予め定められたテ
ンプレート、各種パラメータ等を記憶している。また、
1104はキーボード、1109はマウスであり、これ
らは、画像のレイアウト等に関し操作者が指示を入力す
るための手段として用いられる。1105は画像やテン
プレート、編集結果であるところのシート画像等を表示
するCRT、1107は完成したシート画像を出力する
プリンタである。
【0078】なお、以上の構成は専用のハードウェアに
よって実現されるのみならず、汎用のパーソナルコンピ
ュータ等を用いることも可能である。
【0079】次に、例えば1シート内に縦横各1枚ずつ
の画像を用いて、各効果を指定した場合のレイアウトパ
ターンの例を図12に示す。図12において、1201
は、効果指定無しの場合のレイアウトパターンある。ま
た1202は画像重なり有りの効果を指定した場合のレ
イアウトパターン、1203はドロップシャドウ有りの
効果を指定した場合のレイアウトパターン、1204は
背景画像有りの効果を指定した場合のレイアウトパター
ンである。以後これら、1201乃至1204のレイア
ウトパターンを各々レイアウトパターン1乃至4と呼
び、以下に詳述する。
【0080】図13は、プリント用紙のプリント可能領
域と、画像のレイアウト可能領域を説明するための詳細
図である。図13において、1301は用紙の外形、1
302はプリンタの印刷可能領域、1303は画像のレ
イアウト可能領域である。また、印刷可能領域1302
の対角点の座標をP1とP2、レイアウト可能領域13
03の対角点の座標をL1とL2とする。
【0081】図14は効果指定なしの場合、即ちレイア
ウトパターン1であり、図14中の1401及び140
2は標準のレイアウトサイズRtpを示している。このレ
イアウトサイズ及びレイアウト位置等のレイアウト条件
はシート上にバランス良く配置される様予め所定値に設
定されており、ROM1102内に記憶されているもの
とする。
【0082】図15は画像重なり有りの効果を指定した
場合、即ちレイアウトパターン2であり、図15中の1
501,1502はレイアウトサイズRovを示してい
る。また、1401及び1402は図14で説明した標
準レイアウトサイズRtpであり、比較説明のために示し
た。このように、レイアウトサイズRovは標準レイアウ
トサイズRtyより大きく、画像同士が一部重なるように
配置されている。ここで、重なり量が適正となるよう
に、標準レイアウトサイズRtpに対する比、即ちRov/
Rtpは予めROM1102に記憶させてある。本実施形
態においてはこの比を例えば1.2とした。
【0083】図16はドロップシャドウ有りの効果を指
定した場合、即ちレイアウトパターン3であり、図16
中の1601、1602はレイアウトサイズRdsを示
し、また、1603、1604はドロップシャドウを示
している。このように、レイアウトサイズRdsを標準レ
イアウトサイズRtpより一回り小さくし、余った領域即
ちRtpとRdsの差分の領域に影の画像を貼り付け、所定
方向からの光源により照明されて影が背景に投影されて
いるようにし、画像があたかも背景から所定高さ分浮い
て位置しているかのように見えるという効果が生じる。
ここで、Rdsの標準サイズに対する比、即ちRds/Rtp
は予めROM1102に記憶させてある。本実施形態に
おいてはこの比を例えば0.95とした。
【0084】以上のレイアウトパターン1乃至4におい
ては、画像がレイアウト領域1303の外形に沿って整
列するべく、レイアウト位置が設定される0図17は背
景画像有りの効果を指定した場合、即ちレイアウトパタ
ーン4であり、図17中の1701、1702はレイア
ウトサイズRbkを示し、また、1703は背景画像を示
している。ここで、背景画像1703は予め設定されて
おり、ハードディスク1102内に記憶されている。ま
た、Rbkの標準レイアウトサイズRtpに対する比、即ち
Rbk/Rtpも予めROM1102に記憶させてある。本
実施形態においてはこの比を例えば0.80とした。
【0085】また、このように、背景がある場合は、レ
イアウト領域1303の水平方向の中間と、画像170
1、1702の画像幅の中心が合致するようにレイアウ
ト位置を設定することにより、背景画像がシート内にお
いて片寄ることなく、調和がとれる。
【0086】次に、本実施形態におけるシステムコント
ローラ1101がROM1102に格納された制御プロ
グラムに基づき動作する際の動作フローチャートを、図
18に用いて説明する。
【0087】まず、本システムが起動されると、ステッ
プS1801においてイメージスキャナ1106より原
画像を読み込む。読み込まれた原画像はRAM1103
やシステムコントローラ1101に接続されたハードデ
ィスク1108等に記憶される。
【0088】ステップS1802において、入力された
原画像をCRT1105に表示する。
【0089】ステップS1803において操作者がCR
T1105上に表示された原画像を確認し、その画像方
向、即ち縦か横の何れかを指定する。この指定方法とし
ては、各原画像に対してキーボード1104に縦横指定
専用に割り当てられたキーにより指定する方法や、マウ
ス1109等のポインティングデバイスでグラフィカル
に指定する方法等、何れでも構わない。また、ここで操
作者は上述の各種効果を指定する。
【0090】次に、ステップS1804乃至1806に
おいて操作者による効果指定の内容を判定し、ステップ
S1807乃至1810において各効果を実行するため
のレイアウト条件、即ちレイアウトサイズ、及びレイア
ウト位置が設定される。ステップS1804において重
なり有りと判断された場合は、ステップS1807にお
いてレイアウトサイズをRov=RTp×1.2に設定す
る。また、ステップS105においてドロップシャドウ
有りと判定された場合は、ステップS1808において
レイアウトサイズをRsh=Rtp×0.95に設定する。
また、ステップS1806において背景有りと判定され
た場合は、ステップS1809においてレイアウトサイ
ズをRSh=Rtp×0.80に設定し、ステップS181
0においてレイアウト位置をセンタリングに指定する。
即ち、画像の横幅レイアウト領域1303の中心を合致
させるまた、上記ステップS1804乃至1806の何
れにおいても肯定判定されなかった場合には、ステップ
S1811においてレイアウトサイズを標準値、即ちR
tpに設定する。
【0091】このように設定されたレイアウト位置、サ
イズ等のパラメータはRAM1103に一旦格納され、
以後の表示やプリントの際に読み出される。
【0092】次に、ステップS1812において、上記
ステップで設定されたレイアウト条件に基づいてレイア
ウトパターンをCRT1805上に表示する。
【0093】次に、ステップS1813において、上述
のようにして設定されたレイアウトバターンに従って画
像をレイアウトし、ステップS1814においてCRT
1105に表示する。ただし、この際、ステップS18
03において入力された画像の縦横情報に従う。
【0094】次に、ステップS1815において、操作
者はCRT1105上に表示されたレイアウトを見て、
確定か否かの指示を入力する。確定でなければステップ
S1804に戻り、指示を再入力してレイアウトをやり
直す。
【0095】ステップS1815において確定が指示さ
れると、ステップS1816において、RAM1103
からレイアウトパラメータをプリンタ1807に送信
し、プリント用紙上にレイアウトイメージがプリントさ
れ、処理を終了する。
【0096】なお、ステップS1815でレイアウトを
確定しなかった場合、キーボード1104やマウス11
09等により、手動でレイアウトを調整できる様、構成
してもよい。 「第8の実施形態」上記実施形態においては修飾効果の
指定を各々順に指定する方法について説明したが、これ
ら複数のレイアウトパラメータが予め設定された雛形、
即ちテンプレートを複数用意しておき、これらのテンプ
レートのうち所望の1つを選択することで、全ての効果
指定を一度に実行する構成を示す。
【0097】図19に各テンプレートに設定されたパラ
メータの内容を表す表を示す。これらのテンプレート1
乃至4は各々前述のレイアウトパターン1乃至4に相当
する。
【0098】図20に動作のフローチャートを示す。
【0099】ステップS201乃至S203は第7の実
施形態におけるステップS1801〜1803と同様で
ある。
【0100】ステップS2004において、操作者が所
望のテンプレートを選択して指示する。ステップS20
05乃至S2009において、図19の表に従い、レイ
アウト条件、即ちレイアウトサイズ及びレイアウト位置
を設定する。
【0101】また、ステップS210以降の処理過程
は、第7の実施形態におけるステップS1812以降と
同様である。
【0102】このように、複数のパラメータが予め設定
された雛形を用意しておさ、所望の一つを選択すること
により、さらに操作者の手間を簡略化することができ
る。
【0103】以上説明したとおり、実施形態によれば、
画像入力手段により入力される画像をレイアウトする画
像編集装置であって、予め登録された少なくとも一つ以
上の効果の中から任意の効果を指定する効果指定手段
と、前記効果指定手段により指定された効果に基づいて
前記画像のレイアウト条件を自動で設定する条件設定手
段と、前記条件設定手段により設定されたレイアウト条
件に基づいて前記画像をレイアウトすることにより、操
作者の作業を煩雑化することなく、また、単調なレイア
ウト結果になることなく、画像を見栄え良くレイアウト
することが可能となる。
【0104】尚、本発明は複数の機器(例えば、ホスト
コンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリンタ
など)から構成されるシステムに適用しても、一つの機
器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置な
ど)に適用してもよい。
【0105】また、本発明の目的は前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシ
ステム或いは装置のコンピュータ(CPU若しくはMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。
【0106】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0107】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えばフロッピーディスク,ハードディス
ク,光ディスク,光磁気ディスク,CD−ROM,CD
−R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMな
どを用いることができる。
【0108】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部又は全部
を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実
現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0109】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処
理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も
含まれることは言うまでもない。
【0110】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像入力手段等により入力される画像をレイアウトする
画像編集装置において、ページ内に綺麗に、しかも簡単
に画像をレイアウトすることができるようにした画像編
集装置及び方法を提供できる。また、画像入力手段等に
より入力される画像をレイアウトする画像編集装置にお
いて、操作者の作業を煩雑化することなく、また、単調
なレイアウト結果になることなく、画像を見栄え良くレ
イアウトすることが可能な画像編集装置を提供できる。
【0111】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の画像レイアウト装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の画像レイアウト装置の機能の
流れを示すフローチャートである。
【図3】第1の実施形態のテンプレートの選択、1ペー
ジあたりの画像数の選択を行うための画面の一例を示す
図である。
【図4】第1の実施形態のレイアウトに使用する画像の
選択を行うための画面の一例を示す図である。
【図5】第1の実施形態のレイアウト結果を表示した画
面の一例を示す図である。
【図6】図2に示す自動レイアウト処理の詳細を示すフ
ローチャートである。
【図7】第1の実施形態の自動レイアウト処理で用いら
れる初期レイアウトで用いられる大まかな並びを説明す
る図である。
【図8】第6の実施形態の自動レイアウト処理の詳細な
フローチャートである。
【図9】初期レイアウトパターンを示す図である。
【図10】画像のモーメントを説明するための図であ
る。
【図11】第7の実施形態におけるシステム構成を示す
図である。
【図12】レイアウトパターンの概略を示す図である。
【図13】プリント用紙の詳細を示す図である。
【図14】レイアウトパターン1を示す図である。
【図15】レイアウトパターン2を示す図である。
【図16】レイアウトパターン3を示す図である。
【図17】レイアウトパターン4を示す図である。
【図18】本システムの動作フローチャートである。
【図19】第8の実施形態におけるテンプレートを示す
図である。
【図20】第8の実施形態における動作フローチャート
である。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像入力手段により入力される画像を
    レイアウトする画像編集装置であって、 1頁中に複数の画像をレイアウトするレイアウト手段
    と、 前記レイアウト手段によるレイアウト結果を評価する評
    価手段と、 を有することを特徴とする画像編集装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記評価手段での評価結果に応じ
    て画像のレイアウト結果を調整する調整手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像編集装置。
  3. 【請求項3】 前記評価手段は、前記レイアウト結果に
    おける各画像のレイアウト位置に基づいて該レイアウト
    結果を評価することを特徴とする請求項1記載の画像編
    集装置。
  4. 【請求項4】 前記評価手段は、前記レイアウト結果に
    おける画像の重なり量に基づいて該レイアウト結果を評
    価することを特徴とする請求項3記載の画像編集装置。
  5. 【請求項5】 前記評価手段は、前記レイアウト結果に
    おける画像間の隔たり量に基づいて該レイアウト結果を
    評価することを特徴とする請求項3記載の画像編集装
    置。
  6. 【請求項6】 前記評価手段は、前記レイアウト結果に
    おける画像間の隔たり量の偏差に基づいて該レイアウト
    結果を評価することを特徴とする請求項3記載の画像編
    集装置。
  7. 【請求項7】 前記評価手段は、前記レイアウト結果に
    おける画像位置の偏り量を評価することを特徴とする請
    求項3記載の画像編集装置。
  8. 【請求項8】 入力される画像をレイアウトする画像編
    集方法であって、 1頁中に複数の画像をレイアウトするレイアウト工程
    と、 前記レイアウト工程のレイアウト結果を評価する評価工
    程と、 を有することを特徴とする画像編集方法。
  9. 【請求項9】 前記評価工程の評価結果に応じて前記レ
    イアウト結果を調整することを特徴とする請求項8記載
    の画像編集方法。
  10. 【請求項10】 前記評価工程において、前記レイアウ
    ト結果における各画像のレイアウト位置に基づいて該レ
    イアウト結果を評価することを特徴とする請求項8記載
    の画像編集方法。
  11. 【請求項11】 前記評価工程において、前記レイアウ
    ト結果における画像の重なり量に基づいて該レイアウト
    結果を評価することを特徴とする請求項10記載の画像
    編集方法。
  12. 【請求項12】 前記評価工程において、前記レイアウ
    ト結果における画像間の隔たり量に基づいて該レイアウ
    ト結果を評価することを特徴とする請求項10記載の画
    像編集方法。
  13. 【請求項13】 前記評価工程において、前記レイアウ
    ト結果における画像間の隔たり量の偏差に基づいて該レ
    イアウト結果を評価することを特徴とする請求項10記
    載の画像編集方法。
  14. 【請求項14】 前記評価工程において、前記レイアウ
    ト結果における画像位置の偏り量を評価することを特徴
    とする請求項10記載の画像編集方法。
  15. 【請求項15】 コンピュータに、入力される画像をレ
    イアウトさせるプログラムコードを記録した記憶媒体で
    あって、 1頁中に複数の画像をレイアウトするレイアウト機能
    と、 前記レイアウト機能によるレイアウト結果を評価する評
    価機能をコンピュータに実現させることを特徴とする記
    憶媒体。
  16. 【請求項16】 コンピュータに、前記評価工程の評価
    結果に応じて前記レイアウト結果を調整する調整機能を
    実現させることを特徴とする請求項15記載の記憶媒
    体。
  17. 【請求項17】 前記評価機能は、前記レイアウト結果
    における各画像のレイアウト位置に基づいて該レイアウ
    ト結果を評価することを特徴とする請求項15記載の記
    憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記評価機能は、前記レイアウト結果
    における画像の重なり量に基づいて該レイアウト結果を
    評価することを特徴とする請求項17記載の記憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記評価機能は、前記レイアウト結果
    における画像間の隔たり量に基づいて該レイアウト結果
    を評価することを特徴とする請求項17記載の記憶媒
    体。
  20. 【請求項20】 前記評価機能は、前記レイアウト結果
    における画像間の隔たり量の偏差に基づいて該レイアウ
    ト結果を評価することを特徴とする請求項17記載の記
    憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記評価機能は、前記レイアウト結果
    における画像位置の隔たり量を評価することを特徴とす
    る請求項17記載の記憶媒体。
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