JPH10291096A - スクラッププレス装置 - Google Patents

スクラッププレス装置

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JPH10291096A
JPH10291096A JP10152797A JP10152797A JPH10291096A JP H10291096 A JPH10291096 A JP H10291096A JP 10152797 A JP10152797 A JP 10152797A JP 10152797 A JP10152797 A JP 10152797A JP H10291096 A JPH10291096 A JP H10291096A
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JP
Japan
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scrap
blade
press
lid
pressing
Prior art date
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Application number
JP10152797A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Tazawa
▲ゆずる▼ 田澤
Tadashi Terada
正 寺田
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RYOSEN ENGINEERS KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
RYOSEN ENGINEERS KK
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/3078Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor with precompression means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
    • B30B9/32Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
    • B30B9/327Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for briquetting scrap metal

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Shearing Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクラッププレス装置において、構造の簡素
化並びに作業効率の向上を図る。 【解決手段】 ガイドホッパ11の下部にハウジング1
2を取付けてプレス室Pを構成し、円弧状の上板24と
円弧状のガイド板25とを有する押圧蓋13をこのプレ
ス室Pの一方に支持して回動シリンダ15によって回動
可能とすると共に、円弧状の上板37とスクラップSを
圧縮する加圧板38とを有する加圧蓋16を上板37が
前方回動位置にある押圧蓋13のガイド板25に沿って
移動できるようにプレス室Pの他方に支持して回動シリ
ンダ18によって回動可能とし、且つ、押圧蓋13及び
加圧蓋16の下方に第1、第2プレスシリンダ20,2
2によって作動する各圧縮部材21,23を設け、そし
て、押圧蓋13の上板24の先端部に取付けられた上刃
45とこの上刃45に対向してプレス室Pの上部に取付
けられた下刃48とからなるスクラップ切断機構43を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行する帯鋼の幅
寸法を整えるサイドトリミングによって連続的に発生す
る帯状のスクラップを、長方形に圧縮するスクラッププ
レス装置に関する。
【0002】
【従来の技術】帯鋼の幅寸法を整える場合、サイドトリ
ミングによって走行する帯鋼の両側部を切断していく。
このようなサイドトリミング処理を行うと、帯状のスク
ラップが連続的に発生することとなり、この帯状のスク
ラップを巻き取ったり、圧縮したりして処理する必要が
ある。
【0003】従来のスクラッププレス装置としては、例
えば、特公昭62−24197号公報に開示されたもの
がある。この公報に開示された「スクラッププレス装
置」は、プレス室内にトリム屑を導くガイドホッパの中
間に上刃を有する仕切板を設け、ガイドホッパに連続的
に落下したトリム屑を、この仕切板を移動して上刃とガ
イドホッパに固定された下刃とで切断し、プレス室内で
このトリム屑をプレス装置によって圧縮して処理すると
同時に、仕切板によってトリム屑がプレス室内に落下し
ないように構成したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来のスクラッププレス装置にあっては、ガイドホッパに
投入されたトリム屑を仕切板の上刃とガイドホッパの下
刃によって切断し、プレス室内でこのトリム屑をプレス
装置によって圧縮して処理しており、トリム屑を自動的
に処理することができる。また、仕切板の上刃とガイド
ホッパの下刃とによってトリム屑を確実に切断できるよ
うに、上刃と下刃とが噛み合ったときに、両者ががたつ
かないようにくさび状の押圧装置を設けている。更に、
上刃を交換するために、ガイドホッパには仕切板の先端
を引き出すための開口部が形成されると共に、ハンドル
等からなる引出機構が設けられている。このように従来
のスクラッププレス装置では、仕切板を設けてこの仕切
板に上刃を取付けているため、スクラッププレス装置に
おける部品数が多くなって構造が複雑になってしまうと
いう問題がある。
【0005】また、従来のスクラッププレス装置にあっ
ては、トリム屑の自動処理を、仕切板の移動によるトリ
ム屑の切断動作、ガイド蓋の回動、加圧蓋の回動による
トリム屑の下方圧縮を含む3つのプレス装置によるトリ
ム屑のプレス動作等等から行っている。そのため、各装
置の作動回数が多くなり、この1サイクルの時間が長く
なるため、近年における帯鋼の高速走行に対応すること
ができなくなってしまうという問題がある。
【0006】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、構造の簡素化並びに作業効率の向上を図ったス
クラッププレス装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明のスクラッププレス装置は、帯状の
スクラップが連続して投入されるガイドホッパと、該ガ
イドホッパの下方に配設されたプレス室と、円弧状の上
板とその前面に取付けられた円弧状のガイド板とを有し
て前記プレス室の一方に回動自在に支持された押圧蓋
と、前記スクラップを圧縮する加圧面を有して先端が前
方回動位置にある前記押圧蓋のガイド板に沿って移動で
きるように前記プレス室の他方に回動自在に支持された
加圧蓋と、前記押圧蓋の上板の先端部に取付けられた第
1の刃物と該第1の刃物に対向して前記プレス室の上部
に取付けられた第2の刃物とからなるスクラップ切断機
構と、前記加圧蓋によって圧縮されたスクラップをプレ
スするプレス装置とを具えたことを特徴とするものであ
る。
【0008】また、請求項2の発明のスクラッププレス
装置において、前記押圧蓋が前方に回動して前記第1の
刃物が前記第2の刃物に係合した位置で、該第1の刃物
及び第2の刃物を着脱する刃物着脱開口部を前記プレス
室に形成すると共に、該刃物着脱開口部には開閉自在な
蓋板が装着されたことを特徴とするものである。
【0009】更に、請求項3の発明のスクラッププレス
装置において、前記押圧蓋の両側には、該押圧蓋の各側
部を弧状にガイドするガイド機構が設けられたことを特
徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0011】図1に本発明の一実施形態に係るスクラッ
ププレス装置の縦断面、図2に図1のII−II断面、図3
に図1のIII−III断面、図4に上刃と下刃との関係を表
す図1のIV部詳細、図5に本実施形態のスクラッププレ
ス装置における押圧蓋の作動状態を表す概略断面、図6
に本実施形態のスクラッププレス装置における加圧蓋の
作動状態を表す概略断面を示す。
【0012】本実施形態のスクラッププレス装置は、図
1及び図2に示すように、走行する帯鋼100の幅寸法
を整えるサイドトリマ101の下方に配設されており、
このサイドトリマ101によって帯鋼100の両側部が
せん断されることで、連続的に発生する帯状のスクラッ
プSを処理するものである。このスクラッププレス装置
において、サイドトリマ101の下方には、帯状のスク
ラップSが連続して投入される中空のガイドホッパ11
が設けられており、このガイドホッパ11の下部にはプ
レス室Pの一部を構成するハウジング12が連結され、
このハウジング12が所定の位置に設置されている。
【0013】即ち、このハウジング12の一方の側部に
は側面視が扇形状をなす押圧蓋13が位置し、その下部
が回動軸14によって回動自在に支持されると共に、外
部に設置された回動シリンダ15の駆動ロッドの先端部
が連結されている。従って、この回動シリンダ15を作
動することで、押圧蓋13を所要の角度回動することが
できる。また、ハウジング12の他方の側部には側面視
が扇形状をなす加圧蓋16が位置し、その下部が回動軸
17によって回動自在に支持されると共に、外部に設置
された回動シリンダ18の駆動ロッドの先端部が連結さ
れている。従って、この回動シリンダ18を作動するこ
とで、加圧蓋16を所要の角度回動することができる。
更に、このハウジング12には押圧蓋13及び加圧蓋1
6の下方に位置してスクラップ圧縮室19が形成され、
このスクラップ圧縮室19内には第1プレスシリンダ2
0によって水平移動する第1圧縮部材21と、第2プレ
スシリンダ22によって第1圧縮部材21とほぼ直交方
向に水平移動する第2圧縮部材23とが設けられてい
る。このようにハウジング12、その一方に設けられた
押圧蓋13、他方に設けられた加圧蓋16、下方に設け
られたスクラップ圧縮室19によってプレス室Pが構成
されている。
【0014】この押圧蓋13は、円弧状をなす上板24
と、この上板24の前面に連結された円弧状のガイド板
25と、両側部の側板26とから構成されている。この
上板24は回動軸14を中心とする円弧形状をなしてお
り、上面部には所定間隔ごとに複数の弧状ガイド27が
固定され、ハウジング12に形成された凹凸ガイド部1
2aに摺動自在となっている。ガイド板25は、押圧蓋
13の前方(図1にて右方)回動時において、加圧蓋1
6の回動軸17を中心とする円弧形状となっており、前
面には上下方向に沿ってスクラップ噛み込み防止用の凹
凸ガイド28が形成されている。
【0015】また、図1及び図3に示すように、押圧蓋
13の両側部はガイド機構29によって高精度に移動自
在に案内されている。即ち、押圧蓋13の各側板26に
は支持ブロック30がそれぞれ溶着されており、この各
支持ブロック30は、ハウジング12に形成された回動
軸14を中心とする円弧状のガイドスリット31を挿通
して外部に突出している。そして、この各支持ブロック
30の先端部には座板32が固定され、この座板32に
は上下一対の調整ボルト33によってガイドブロック3
4が取付けられている。一方、ハウジング12の両側部
に隣接して設置された各架台35には、同じく回動軸1
4を中心とする円弧状のガイドレール36が固定されて
おり、各側板26のガイドブロック34がガイドレール
36に嵌合し、高精度に移動自在となっている。
【0016】一方、加圧蓋16は、図1及び図2に示す
ように、円弧状をなす上板37と、この上板37の前面
に連結された平らな加圧板38と、両側部の側板39と
から構成されている。そして、上板37は回動軸17を
中心とする円弧形状をなしており、上面部には凹凸ガイ
ド40が形成されている。この凹凸ガイド40は、押圧
蓋13の前方(図1にて右方)回動時に、この押圧蓋1
3におけるガイド板25の凹凸ガイド28に摺動自在に
嵌合する。加圧板38はプレス室P内にあるスクラップ
Sを下方に圧縮してスクラップ圧縮室19に押し込むこ
とができ、この加圧板38の表面には上下方向に沿った
凹凸ガイド41が形成されている。
【0017】そして、スクラップ圧縮室19内におい
て、第1プレスシリンダ20によって水平移動する第1
圧縮部材21は、上面に凹凸ガイド21aが形成され、
この凹凸ガイド21aは加圧蓋16の前方(図1にて左
方)回動時に、加圧板38の凹凸ガイド41に摺動支持
される。また、第2プレスシリンダ22によって水平移
動する第2圧縮部材23の前方には、図示しない開閉シ
リンダによって開閉移動するゲート42が設けられてお
り、各圧縮部材21,23によって四角形状に圧縮成形
されたスクラップSをこのゲート42から外部に排出す
ることができる。なお、このゲート42に隣接してコン
ベヤCが配設されている。
【0018】また、本実施形態では、図1及び図4に示
すように、プレス室P内において、その上部にガイドホ
ッパ11からプレス室Pに落下したスクラップSを切断
するスクラップ切断機構43が設けられている。即ち、
押圧蓋13の上板24の先端部(図1にて右端部)に
は、その上板24の幅方向に沿ってボルト44により第
1の刃物としての上刃45が取付けられている。一方、
ハウジング12において、この上刃45に対向する位置
には取付ブラケット46が固定されており、この取付ブ
ラケット46にはボルト47により第2の刃物としての
下刃48が取付けられている。そして、ハウジング12
において、取付ブラケット46によって下刃48が取付
けられた位置には刃物着脱開口部49が穿設され、この
刃物着脱開口部49には蓋板50が着脱可能に締着され
ている。
【0019】ここで、上述した本実施形態のスクラップ
プレス装置によるスクラップSの処理について説明す
る。
【0020】図1及び図2に示すように、作業開始前に
おいて、押圧蓋13は回動シリンダ15が収縮すること
で図1にて右方回動位置にあり、また、加圧蓋16は回
動シリンダ18が収縮することで図1にて左方回動位置
にあり、更に、第1、第2圧縮部材21,23は各プレ
スシリンダ20,22が収縮することで、後退位置にあ
り、プレス室Pは開放状態となっている。この状態に
て、サイドトリマ101が走行する帯鋼100の両側部
をせん断することで、発生したスクラップSが連続的に
ガイドホッパ11内に投入される。
【0021】そして、帯鋼100が所定の長さを走行す
ると、ガイドホッパ11内に投入されたスクラップS
は、このガイドホッパ11を通過してプレス室P内に溜
まっていく。このプレス室P内に一定量のスクラップS
が溜まると、図5に示すように、回動シリンダ15を伸
長して押圧蓋13を回動軸14を中心にして前方に回動
する。すると、押圧蓋13のガイド板25により、ガイ
ドホッパ11からプレス室P内に連続するスクラップS
がプレス室P内にて加圧蓋16側に押し込まれていき、
押圧蓋13の先端部に取付けられた上刃45がハウジン
グ12に取付けられた下刃48に接触(図4参照)し、
この上刃45及び下刃48によってプレス室P内にてス
クラップSが切断される。そして、切断された下方のス
クラップSはプレス室Pに収容され、上方のスクラップ
Sは前方に回動した押圧蓋13の上板24にて受け止め
られる。
【0022】このとき、押圧蓋13の移動は両側に設け
られたガイド機構29によって高精度に支持されてお
り、押圧蓋13ががたついたり、上刃45と下刃48と
の噛み合いがずれたりすることはなく、スクラップSは
プレス室P内で、この上刃45と下刃48とからなるス
クラップ切断機構43によって確実に切断される。従っ
て、このスクラップ切断機構43における上刃45と下
刃48との位置調整のメンテナンスが不要となる。
【0023】このようにプレス室P内には上刃45と下
刃48とでスクラップSが切断されると、図6に示すよ
うに、回動シリンダ18を伸長して加圧蓋16を回動軸
17を中心にして前方に回動する。すると、加圧蓋16
は上板37が押圧蓋13のガイド板25に係合しながら
移動することで、加圧板38によってプレス室P内に溜
まった一定量のスクラップSが下方に一次圧縮され、ス
クラップ圧縮室19内にて平板状となる。
【0024】そして、図6に二点鎖線で示すように、第
1プレスシリンダ20を伸長して第1圧縮部材21を前
進させると、スクラップ圧縮室19内のスクラップSは
この第1圧縮部材21によって二次圧縮される。次に、
図2に二点鎖線で示すように、第2プレスシリンダ22
を伸長して第1圧縮部材23を前進させると、スクラッ
プ圧縮室19内に二次圧縮されたスクラップSは、この
第2圧縮部材23によって三次圧縮される。その後、ゲ
ート42を開き、更に第2プレスシリンダ22を伸長す
ると、長方体に圧縮されたスクラップSは隣接したコン
ベヤC上に押し出され、スクラップ保管位置まで搬送さ
れる。
【0025】このようにスクラップSが切断されてから
一次、二次、三次圧縮されることで、スクラップSのス
クラップ処理工程の1サイクルが終了する。その後、各
シリンダ15,18,20,22を収縮することで、押
圧蓋13、加圧蓋16、各圧縮部材21,23を前述と
は逆に移動して元の位置に戻すと共に、ゲート42を閉
鎖する。すると、図1に示すように、押圧蓋13の上板
24にて受け止められていたスクラップSがプレス室P
内に落下し、このプレス室P内に一定量のスクラップS
が溜まると、前述と同様に、押圧蓋13、加圧蓋16、
第1圧縮部材21、第2圧縮部材23を順に動作させ、
スクラップSを圧縮処理する。この作動の繰り返しによ
り、ガイドホッパ11からプレス室P内に落下したスク
ラップSを連続して処理することができる。
【0026】ところで、長期の使用によってスクラップ
切断機構43の上刃45と下刃48とが消耗してそのせ
ん断能力が低下すると、この上刃45と下刃48の交換
が必要となる。この場合、図4に示すように、押圧蓋1
3を前方に回動して上刃45と下刃48とを係合させた
状態とし、蓋板50をハウジング12から取り外し、刃
物着脱開口部49を開放する。そして、作業者がこの刃
物着脱開口部49から上刃45及び下刃48を着脱して
交換し、再び、蓋板50をハウジング12に取付けて刃
物着脱開口部49を閉塞する。
【0027】
【発明の効果】以上、実施の形態において詳細に説明し
たように、請求項1の発明のスクラッププレス装置によ
れば、ガイドホッパの下方にプレス室を配設し、円弧状
の上板とその前面に取付けられた円弧状のガイド板とを
有する押圧蓋をプレス室の一方に回動自在に支持すると
共に、スクラップを圧縮する加圧面を有する加圧蓋を先
端が前方回動位置にある押圧蓋のガイド板に沿って移動
できるようにプレス室の他方に回動自在に支持し、押圧
蓋の上板の先端部に取付けられた第1の刃物とこの第1
の刃物に対向してプレス室の上部に取付けられた第2の
刃物とからなるスクラップ切断機構を設け、加圧蓋によ
って圧縮されたスクラップをプレスするプレス装置を設
けたので、押圧蓋を回動して第1の刃物を第2の刃物に
接触することで、プレス室内に落下したスクラップを切
断することができ、押圧蓋や加圧蓋とは別にスクラップ
切断機構を設ける必要がなくなって部品点数を減少して
構造の簡素化を図ることができると共に、機構の作動回
数を減少してスクラップのせん断からプレスまでの1サ
イクルの時間を短縮することができ、作業効率の向上を
図ることができる。
【0028】また、請求項2の発明のスクラッププレス
装置によれば、押圧蓋が前方に回動して第1の刃物が第
2の刃物に係合した位置でこの第1の刃物及び第2の刃
物を着脱する刃物着脱開口部をプレス室に形成すると共
に、この刃物着脱開口部に開閉自在な蓋板を装着したの
で、この刃物着脱開口部から第1の刃物あるいは第2の
刃物を容易に交換することができ、且つ、その交換時間
も短縮することができ、装置メンテナンスの効率化を図
ることができる。
【0029】また、請求項3の発明のスクラッププレス
装置によれば、押圧蓋の両側にこの押圧蓋の各側部を弧
状にガイドするガイド機構を設けたので、押圧蓋の支持
及び移動を高精度とすることで第1の刃物と第2の刃物
との接触によるスクラップの切断を確実に行うことがで
き、また、第2の刃物の位置調整だけで刃物クリアラン
スを容易に調整することができ、その結果、刃物の高精
度を長期間保持することができてメンテナンスフリーと
なり、装置のランニングコストを低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るスクラッププレス装
置の縦断面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】上刃と下刃との関係を表す図1のIV部詳細図で
ある。
【図5】本実施形態のスクラッププレス装置における押
圧蓋の作動状態を表す概略断面図である。
【図6】本実施形態のスクラッププレス装置における加
圧蓋の作動状態を表す概略断面図である。
【符号の説明】
11 ガイドホッパ 13 押圧蓋 14 回動軸 15 回動シリンダ 16 加圧蓋 17 回動軸 18 回動シリンダ 19 スクラップ圧縮室 20 第1プレスシリンダ 21 第1圧縮部材 22 第2プレスシリンダ 23 第2圧縮部材 24 上板 25 ガイド板 26 側板 29 ガイド機構 37 上板 38 加圧板 39 側板 43 スクラップ切断機構 45 上刃(第1の刃物) 48 下刃(第2の刃物) 49 刃物着脱開口部 50 蓋板 P プレス室 S スクラップ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状のスクラップが連続して投入される
    ガイドホッパと、該ガイドホッパの下方に配設されたプ
    レス室と、円弧状の上板とその前面に取付けられた円弧
    状のガイド板とを有して前記プレス室の一方に回動自在
    に支持された押圧蓋と、前記スクラップを圧縮する加圧
    面を有して先端が前方回動位置にある前記押圧蓋のガイ
    ド板に沿って移動できるように前記プレス室の他方に回
    動自在に支持された加圧蓋と、前記押圧蓋の上板の先端
    部に取付けられた第1の刃物と該第1の刃物に対向して
    前記プレス室の上部に取付けられた第2の刃物とからな
    るスクラップ切断機構と、前記加圧蓋によって圧縮され
    たスクラップをプレスするプレス装置とを具えたことを
    特徴とするスクラッププレス装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスクラッププレス装置に
    おいて、前記押圧蓋が前方に回動して前記第1の刃物が
    前記第2の刃物に係合した位置で、該第1の刃物及び第
    2の刃物を着脱する刃物着脱開口部を前記プレス室に形
    成すると共に、該刃物着脱開口部には開閉自在な蓋板が
    装着されたことを特徴とするスクラッププレス装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のスクラッププレス装置に
    おいて、前記押圧蓋の両側には、該押圧蓋の各側部を弧
    状にガイドするガイド機構が設けられたことを特徴とす
    るスクラッププレス装置。
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