JPH1028891A - 懸濁液を処理するための装置 - Google Patents

懸濁液を処理するための装置

Info

Publication number
JPH1028891A
JPH1028891A JP9084756A JP8475697A JPH1028891A JP H1028891 A JPH1028891 A JP H1028891A JP 9084756 A JP9084756 A JP 9084756A JP 8475697 A JP8475697 A JP 8475697A JP H1028891 A JPH1028891 A JP H1028891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
reaction vessel
insert
suspension
basket
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9084756A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3527612B2 (ja
Inventor
Wolfgang Hiersche
ヒールシェ ヴォルフガング
Wilfried Dr Knott
クノット ヴィルフリート
Andreas Dr Mehrwald
メールヴァルト アンドレアス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Evonik Operations GmbH
Original Assignee
TH Goldschmidt AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TH Goldschmidt AG filed Critical TH Goldschmidt AG
Publication of JPH1028891A publication Critical patent/JPH1028891A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3527612B2 publication Critical patent/JP3527612B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C17/00Disintegrating by tumbling mills, i.e. mills having a container charged with the material to be disintegrated with or without special disintegrating members such as pebbles or balls
    • B02C17/16Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
    • B02C17/168Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge with a basket media milling device arranged in or on the container, involving therein a circulatory flow of the material to be milled

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単純な構造で粉砕法に対して付加的に、粉砕
法と関連した不均一系反応の実施を可能にし、かつ正圧
運転および負圧運転のために使用できるようにする。 【解決手段】 粉砕システムが、駆動軸22によって中
央で貫通された粉砕バスケット19によって形成されて
おり、該粉砕バスケットが、全体的に管状の挿入体11
に、該挿入体の横断面を埋めるように配置されており、
挿入体の内部に、しかも粉砕バスケット19の上面また
は下面に隣接して撹拌機構および/またはフィード機構
が配置されており、撹拌機構および/またはフィード機
構としてプロペラ撹拌機26が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、懸濁液を処理する
ための装置であって、粉砕システムと撹拌システムとが
設けられており、両システムが、懸濁液のための循環案
内路に組み込まれており、さらに反応容器が設けられて
おり、該反応容器に、該反応容器と共に1つの構成ユニ
ットを形成するように前記粉砕システムと前記撹拌シス
テムとが配置されており、しかも循環案内路を収容する
前記反応容器が、前記粉砕システムおよび前記撹拌シス
テムと共に、不連続的な運転のための閉じられたシステ
ムとして形成されている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】懸濁液を処理するためには、特に懸濁液
の固形物成分を微細粉砕するためには、分散装置の他に
ボールミルが組み込まれているような循環案内路に、処
理したい懸濁液が施されるような粉砕設備が知られてい
る。分散装置をボールミルに結合する管路に適当な個所
で挿入されているフィードポンプを介して、懸濁液はこ
の循環案内路の内部で循環させられる。このような粉砕
設備は、たとえば塗料や顔料ペーストを処理するために
使用される。
【0003】液体中の固形物を不連続的に処理するため
に使用される粉砕設備の別の例は、ハイドロリック式に
操作される昇降コラムによって、処理したい懸濁液を有
する容器内へ降下可能な撹拌機構付ミルユニットから成
っている。この撹拌機構付ミルユニットの構造は公知の
ディソルバ(Dissolver)に相当している。ス
クリーンバスケットの回転によって懸濁液には循環作用
が加えられ、このような容器は温度限界値を維持する目
的で冷却可能に、つまり二重壁に形成されていてよい。
さらに、シールされた容器カバーを介して、十分に放出
物の少ない微細粉砕を達成することができる。このよう
な撹拌機構付ミルユニットは、たとえばネッチュ社(F
irma NETSCH)のパンフレット「ネッチュ―
ターボミル(NETSCH―Turbomill)に基
づき公知である。
【0004】これらの公知の粉砕設備は、その特徴とし
て比較的複雑な構造を有しているか、または粉砕方法の
一部が開いたシステムで実施される。これに加えて多く
の場合、不十分な循環作用、ひいては制限された粉砕作
用しか得られない。このような不都合は困難なレオロジ
を有する物質系ではますます問題となる。たとえば、特
定の系はポンプ循環時に溶剤希薄化の傾向を示し、この
ような溶剤希薄化は焼付きや閉塞や沈積の原因となる。
【0005】ドイツ連邦共和国実用新案第295189
87号明細書に基づき公知の分散装置は、鉛直方向に配
置された円筒状の容器の内部に高さ調節可能に配置され
た撹拌機構付ボールミルを有している。この撹拌機構付
ボールミルの下方には、容器に対して相対的に固定の高
さ位置で、ディソルバとして形成された流れ発生装置が
取り付けられている。この撹拌機構付ボールミルは、ス
クリーン状に目打ちされたケーシングを有しており、こ
のケーシングは、容器の軸線に対して同軸的に延びるト
ラス状の環状通路の形に形成されている。この環状通路
の外周面はケーシングの内面に対して間隔を置いて保持
されている。この環状通路は中央の開口を取り囲んでお
り、この開口を通じて、ディソルバの、容器の軸方向に
延びる駆動軸が貫通案内されている。この駆動軸は容器
の上端部で中空軸内に案内されており、この中空軸によ
って、撹拌機構付ボールミルの内部に設けられた、円環
状ディスクシステムによって形成された撹拌機構が駆動
可能となる。この撹拌機構とディソルバとは、それぞれ
容器の外部に設けられた駆動装置によって駆動可能であ
るが、しかし両装置のために1つの共通の駆動装置を設
けることもできる。撹拌機構付ボールミルは容器の内部
でロッドに懸吊されており、高さ調節のために働く別の
駆動装置が設けられている。ディソルバは分散物の予分
散を生ぜしめ、この場合、撹拌機構付ボールミルは持ち
上げられた位置、つまり分散物の外側に位置している。
撹拌機構付ボールミルの降下によって、粉砕作用と共に
微分散も行われる。この降下された状態では、撹拌機構
付ボールミルのスクリーン状のケーシングが、ディソル
バによって回転流を加えられた分散物に突入し、この場
合、形成された流域は循環案内路を形成する。この循環
案内路は前記ケーシングを部分的に貫通する。この公知
の装置の利点は、前記循環案内路が完全に反応容器内部
に形成されている点にある。しかし、分散過程が主体と
なっており、達成可能な粉砕作用は、循環案内路内部で
の流れ案内路の具体的な構成に関連している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の装置を改良して、この装置が単純な構造
において粉砕法に対して付加的に、粉砕法と関連した不
均一系反応の実施を可能にし、かつ特に正圧運転および
負圧運転のために適しており、上で挙げた、物質系のレ
オロジ問題をも考慮しているような装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、粉砕システムが、駆動軸によって
中央で貫通された粉砕バスケットによって形成されてお
り、該粉砕バスケットが、全体的に管状の挿入体または
バイパス管路内に、該挿入体またはバイパス管路の横断
面を埋めるように配置されており、前記挿入体または前
記バイパス管路の内部で前記粉砕バスケットの上面また
は下面に隣接して撹拌機構および/またはフィード機構
が配置されているか、または前記バイパス管路内で前記
粉砕バスケットに対して上流側および/または下流側で
撹拌機構および/またはフィード機構が配置されてお
り、前記撹拌機構および/またはフィード機構として、
プロペラ撹拌機、錨形撹拌機またはタービン撹拌機が設
けられているようにした。
【0008】
【発明の効果】本発明の出発点は、閉じられた反応室の
周囲を仕切りかつ、装置の主要構成要素、つまり粉砕シ
ステムと撹拌システムとを有している反応容器である。
反応容器は耐圧性に形成されていて、正圧運転のために
も負圧運転のためににも設計されている。処理したい懸
濁液が施される循環案内路は、外室に対して密に閉鎖さ
れたこの反応室に収納されているので、懸濁液は粉砕シ
ステムと撹拌システムとの間で確実に強制案内を受ける
ようになり、こうして有効な粉砕作用を受ける。この閉
鎖されたコンパクトなシステムは、外部反応ループを通
過させる必要なしに、反応容器の内部で固形物と液体と
気体との間の不均一系反応をも実施することを可能にす
る。粉砕システムとしては、反応容器に結合された定置
の粉砕バスケットが使用される。この粉砕バスケット
は、たとえば1〜5mmの直径を有する複数の粉砕ボー
ルから成る充填物を保持している。これらの粉砕ボール
はこの粉砕バスケットを約80%の充填度で満たすこと
ができる。粉砕体もしくは粉砕ボールの大きさや材料の
選択は、粉砕したい固形物や所望の粉砕品質、特に懸濁
液中に案内された粒子の微細度に関連して行われる。本
発明によれば、粉砕バスケットは管状の挿入体内に設け
られている。この挿入体は反応容器の上側から、反応容
器に設けられた開口にシールされて挿入されていると有
利である。このシールの品質は粉砕プロセスのプロセス
パラメータに関連して、特に正圧運転および負圧運転
や、処理したい懸濁液の特性を考慮して選択されてい
る。この挿入体の内部では粉砕システムが挿入体の端範
囲に配置されており、さらに少なくとも1つの撹拌機構
および/またはフィード機構が設けられている。この撹
拌機構および/またはフィード機構は粉砕システムに隣
接して配置されていると有利である。このようなフィー
ド機構が管状の挿入体の内部に配置されていることによ
り、処理したい懸濁液に加えられる改善されたフィード
作用が得られる。こうして、この懸濁液は強力な循環作
用にさらされる。これに対して択一的に、粉砕バスケッ
トはバイパス管路に設けられていてもよい。この場合、
端面側で同じくたとえばスクリーンプレートによって仕
切られた粉砕バスケットの片側または両側には撹拌機構
および/またはフィード機構が設けられている。本発明
によれば、撹拌機構および/またはフィード機構とし
て、種々異なるタイプの撹拌機、たとえばプロペラ撹拌
機、錨形撹拌機またはタービン撹拌機が使用される。具
体的に使用される撹拌機タイプの選択は、目的設定に応
じて行なわれ、つまり一方では、処理したい懸濁液のた
めの強制案内を確保し、ひいては循環運動を確保する目
的で行なわれ、他方では懸濁液内に申し分のない分散状
態を維持し、これによって特に固形物の沈積を阻止する
目的で行われる。比較的低速で回転する錨形撹拌機、羽
根形撹拌機または格子形撹拌機の通常の運転回転数が、
比較的高速で回転するプロペラ撹拌機およびタービン撹
拌機の通常の運転回転数とは異なるので、具体的に使用
される撹拌機タイプに関連して、個々の事例において種
々異なる駆動装置が必要となる。
【0009】請求項2および請求項3に記載したよう
に、粉砕システムおよび撹拌システムは共通の駆動ユニ
ットを有していてよいし、両システムのためにそれぞれ
別個の専用の駆動ユニットが設けられていてもよい。そ
れぞれ別個の専用の駆動ユニットが設けられていると、
撹拌プロセスおよび粉砕プロセスのために重要となるパ
ラメータの十分な制御の利点が得られる。
【0010】請求項4および請求項5に記載したよう
に、反応容器は回転対称的な容器として形成されている
と有利である。この容器の内部には粉砕システムおよび
撹拌システムが同心的もしくは同軸的に配置されている
か、または偏心的に配置されていてもよい。この場合、
粉砕システムおよび撹拌システムはコンパクトな1つの
構成ユニットとして形成されていてもよいし、また両シ
ステムは循環案内路内で互いに別個に反応容器内部に配
置されていてもよい。撹拌システムの機能エレメントが
粉砕システムのすぐ近くに配置されていてもよい。懸濁
液のための前記循環案内路に沿って撹拌システムの機能
エレメントを分配するためには、懸濁液のレオロジ特性
が重要となる。このレオロジ特性に前記機能エレメント
は構造的に適合されている。すなわち、懸濁液内では申
し分のない分散状態が維持されなければならない。ま
た、この懸濁液が前記循環案内路の内部で粉砕システム
の粉砕床を通るように強制案内を受けることが確保され
ていなければならない。
【0011】請求項6に記載の構成では、粉砕システム
の軸線は反応容器の軸線に対して平行に延びている。こ
のことは、両軸線の1つの有利な配向ではあるが、しか
し反応容器の具体的なジオメトリ構成に関連して、粉砕
システムの軸線を反応容器の軸線に対して任意の角度配
置で延びるように配置することも可能である。
【0012】請求項7に記載の構成では、前記駆動ユニ
ットが、反応容器の外側、特に反応容器の反応室の外側
に配置されている。このことは適当なシール部材の使用
を必要とするか、または耐圧性であることや漏れがない
ことが特に要求される場合には分割ポット(Spalt
topf)を備えた駆動装置もしくは磁気駆動装置の使
用を必要とする。駆動ユニットは一般にモータ・伝動装
置ユニットから成っており、この場合、回転数制御を実
現するために変速機を使用することができる。しかし、
純電気的な回転数制御、たとえば単層交流モータまたは
多層交流モータの場合には周波数制御を主体とした回転
数制御が特に有利である。しかし原則的には回転数制御
可能な直流駆動装置も考えられる。
【0013】請求項8に記載の構成では、粉砕システム
が択一的に、反応容器に接続されたバイパス管路に収納
されている。原則的に反応容器には、複数のバイパス管
路を対応させることもできる。これにより、特に強力な
粉砕作用を発生させることができる。この場合、各バイ
パス管路は2つの接続点を介して反応容器に接続されて
おり、これらの接続点の複数の対が、有利には周方向で
均一に分配されて反応容器に対応している。粉砕システ
ムのこのような配置により、保守や管理の目的のための
粉砕システムへの接近性が改善される。
【0014】請求項9〜請求項11には、処理方法時に
おける懸濁液の調温手段が記載されている。こうして熱
担持媒体を介して反応室に熱を導入するか、または反応
室から同じく熱を取り出すことができる。特に低沸点成
分において使用することのできる別の熱取出し手段は、
1つ以上の還流冷却器を配置することである。
【0015】請求項12に記載したように粉砕バスケッ
ト内部に配置された複数の粉砕ディスクは、スリット
形、渦巻き形、十字形等の形状の貫通孔を備えていて、
回転運動時に粉砕ボールに連行作用を加える。
【0016】請求項13に記載の構成では、粉砕バスケ
ットが、処理したい懸濁液のための、スクリーン面によ
って形成された流入開口と流出開口とを備えていて、粉
砕システムの軸線に対して回転対称的に形成されてい
る。
【0017】請求項14および請求項15には、懸濁液
を粉砕床に通して案内するために働く、粉砕バスケット
に設けられた上記開口の配置形式が記載されている。こ
れらの開口は粉砕バスケットが円筒状に形成されている
場合には粉砕バスケットの端面か、またはこの端面にそ
れぞれ隣接した周面区分に配置されていてよい。後者の
場合、つまり開口を端面に隣接した周面区分に配置する
場合、円形プレートとして形成された端面における粉砕
システムもしくは撹拌システムの駆動軸の好都合な支承
手段と、圧力損失を減少させるための、より大きなスク
リーン面とが得られる。
【0018】請求項19および請求項20に記載の構成
では、粉砕バスケットが管室に収納されており、この管
室の横断面はバイパス管路のその他の管路区分に比べて
拡張されているので、十分な粉砕室容積が提供されてい
る。このことはさらに粉砕床の内部で、減じられた流
速、高められた滞留時間、ひいては改善された粉砕作用
の利点をもたらす。
【0019】この管室には、たとえば円錐状の移行管区
分が続いている。請求項21に記載の構成では、前記撹
拌機構および/またはフィード機構が、この移行管区分
の外側に配置されており、したがってバイパス管路内部
のその他の適当な個所に配置されている。
【0020】請求項22には、バイパス管路の、より正
確な構成が記載されている。このバイパス管路は、たと
えば互いに等しい管ベンドを有していてよい。これらの
管ベンドは反応容器の前記接続点に取り付けられてお
り、しかも円錐状に拡張する管区分を挟んで、上記管室
もしくは粉砕室に対する接続を形成している。
【0021】請求項23には、反応容器の、ジオメトリ
的に見て極めて単純な機械的構造が記載されている。特
に底範囲が円錐状または球面状に形成されていることに
より、固形物沈積物の形成が阻止される。この場合、懸
濁液に導入されるこのような流れ作用が底面の各範囲を
均一に捕捉するように撹拌機構が選択されると望まし
い。
【0022】請求項24には、処理したい懸濁液に加え
たい分散作用の別の改善手段が記載されている。こうし
て、互いに異なる室で使用される撹拌機構の適当な選択
により、別の乱流を流れに導入することができ、このよ
うな乱流は固形物沈積物の形成を阻止する。
【0023】請求項25に記載の構成では、挿入体もし
くは粉砕バスケットが、粉砕ボールを取り出すためか、
もしくは粉砕ボールを装入するためのサービス開口を備
えている。特に、粉砕バスケットが、反応容器に対する
バイパス管路に配置されている場合には、粉砕体の取出
しや粉砕体の装入と関連した保守作業が比較的簡単にな
る。
【0024】請求項26に記載の構成では、反応容器が
蒸気状の反応生成物のための搬出管路を備えている。反
応容器は、熱供給や熱導出を可能にし、ひいては特に沸
点近くの高い作動温度での処理方法を可能にする、密に
閉じられたシステムであるので、この搬出管路に配置さ
れた凝縮器を介して蒸気状の反応生成物を液体の形で得
ることができる。部分凝縮を実施するために設計された
還流冷却器を前置することにより、凝縮器で得られる液
状生成物の、より大きな「純度」のための、反応生成物
の蒸留処理が可能となる。択一的に貫流凝縮器の代わり
に、清留塔を使用することもできる。この清留塔は、よ
り高い純度で揮発性の反応生成物の分離を可能にする。
【0025】請求項27には、液状の反応生成物のため
の搬出機構や、処理したい懸濁液のための供給機構の配
置形式が記載されている。本発明による反応容器は原則
的に、粉砕システムを有する循環路内部で、処理したい
懸濁液を複数回循環させるような不連続的な運転のため
に設計されている。
【0026】しかし原則的には、この反応容器を連続的
な粉砕方法において使用することも可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0028】図1には符号1で、適当な形式で位置固定
的に立て置かれた耐圧性の反応容器が示されている。こ
の反応容器1は不連続的な運転のために使用される。こ
の反応容器1には、上側の範囲に配置された供給管片
(図示しない)を介して、処理したい物質、たとえば懸
濁液が供給される。処理の行われた後に底部2の最も低
い地点に配置された搬出機構3を介して、一般に流動性
の物質を搬出することができる。軸線4に関して回転対
称的な反応容器1にはレベル5にまで懸濁液が供給され
る。上側の範囲6はガス状の反応生成物、たとえば蒸気
のための流出導管7を備えていてよい。この流出導管7
はまず還流冷却器8に通じており、この還流冷却器8で
は部分凝縮が行われる。この場合、蒸気の成分が凝縮し
て、反応容器1に戻る。残った蒸気状の生成物は引き続
き凝縮器9で凝縮されて、個所10において場合によっ
ては後処理可能な液体生成物として提供される。
【0029】既に上で説明したように、還流冷却器8の
代わりに、その都度の分離問題を解決するために適した
清留塔を使用することもできる。
【0030】特に低沸点成分の場合には、こうして付加
的にかつ極めて有効にプロセス熱を反応容器1から除去
することができる。
【0031】符号11で示した、軸線4に対して回転対
称的な円筒状の挿入体は、上側の範囲6を貫いて反応容
器1に突入していて、しかも底部2の手前で間隔を置い
て開口している。この挿入体11は下側で開いた端面1
2を有している。この挿入体11の周壁区分は上側の範
囲6の近くで、有利には全周にわたって均一に分配され
て配置された、横断面円形の一列の開口13を備えてい
る。これらの開口13は挿入体11の内室14と、挿入
体11の外面と反応容器1の対応する内面との間に延び
る環状室15との間に一貫した接続部を形成している。
挿入体11は、反応容器1の上側の範囲6に加工成形さ
れた開口16に密に挿入されていて、上側で円形の閉鎖
プレート17によって同じく密に閉鎖されている。この
閉鎖プレート17は組付け目的や検査目的のために、挿
入体11に着脱可能に固定されていると有利である。
【0032】符号18で示したシステムは、反応容器1
の外周面を均一にカバーする、熱担持媒体を案内するた
めに働く半割蛇管のシステムから成っている。これらの
半割蛇管は閉じた管路システムを形成しており、この管
路システムは適当な熱源またはヒートシンクに接続され
ている(図示しない)。このシステム18は、反応容器
1の内部で行われるプロセスに応じて前記懸濁液の加熱
または冷却のために働く。反応容器1は熱担持媒体を案
内するための二重壁式の外周壁を備えていてもよい。反
応容器1は前記システム18を含めて、断熱作用を有す
る被覆体を備えているので(図示しない)、反応容器1
内のプロセス温度は周囲温度とはほとんど無関係に制御
可能となる。
【0033】符号19で示した円筒状の粉砕バスケット
は、挿入体11に下側の範囲で配置されているか、もし
くは挿入されており、この粉砕バスケット19は挿入体
11の横断面を満たしている。粉砕バスケット19の上
側の端面20と下側の端面21とはスクリーンプレート
によって形成される。
【0034】下側の端面21は挿入体11の下側の端面
12に対して小さな間隔を置いて延びている。
【0035】符号22で示した駆動軸は、反応容器1の
外側に配置された駆動ユニット23に作用結合されてい
て、閉鎖プレート17を貫いて延びている。この駆動ユ
ニット23としては、原則的に有利には回転数制御可能
な全ての電気駆動装置を使用することができる。この場
合、回転数制御は調節伝動装置を介して行われるか、ま
たは電気駆動装置の形式に応じて純電気式に、たとえば
周波数制御装置を介して行うことができる。
【0036】軸線4に対して同軸的に延びる駆動軸22
は、粉砕バスケット19の両端面側のスクリーンプレー
トを貫いて延びていて、この粉砕バスケットおよび/ま
たは挿入体11に適当な形式で支承されている。駆動軸
22は粉砕バスケット19の内部に、軸方向で互いに間
隔を置いて配置されかつ有利には孔付ディスクとして形
成された複数の粉砕ディスク24を有している。これら
の粉砕ディスク24の各周面は粉砕バスケット19の対
応する内面に対して間隔を置いて延びている。
【0037】粉砕バスケット19の内部には多数の粉砕
ボール25が設けられている。これらの粉砕ボール25
は、たとえば1〜5mmの直径を有していてよく、材料
的にはセラミックス、たとえば酸化アルミニウムまたは
酸化ジルコニウムを主体としたセラミックス、ガラスま
たは金属、たとえば特殊鋼またはその他の鋼から成って
いてよい。これらの粉砕ボール25は、たとえば粉砕バ
スケット19の容積の約80%を満たすことができる。
【0038】粉砕ディスク24に設けられた孔は任意の
ジオメトリ形状、たとえばスリット形状、渦巻き形状、
十字形状等によって形成することができる。この孔の目
的は、駆動軸22に相対回動不能に結合された粉砕ディ
スク24の回転運動を粉砕ボール25に伝達して、粉砕
バスケット19によって運動させられる固形物に粉砕作
用を加え、粉砕床による懸濁液の流れ抵抗を減少させる
ことにある。
【0039】同じく駆動軸22にはフィード機構が相対
回動不能に結合されており、このフィード機構は、たと
えば下側の、つまり下側の端面21の下方に位置するプ
ロペラ撹拌機26および上側の、つまり上側の端面20
の上方に位置するプロペラ撹拌機27として形成されて
いる。このプロペラ撹拌機26,27の回転方向および
たとえばプロペラ撹拌機26,27の羽根の上昇角度
は、反応容器1を満たす懸濁液内に挿入体11内で、矢
印28の方向で下方から上方へ向けられた流れ、つまり
粉砕床を貫流する流れが生ぜしめられるように選択され
ている。
【0040】プロペラ撹拌機26,27のフィード作用
は、これらのプロペラ撹拌機が挿入体11の周壁の内側
に配置されているので、懸濁液流に案内作用が加えられ
ることにより助成される。
【0041】符号3′では、フローブレーカ(Stro
mbrecher)として働く条片が示されており、こ
の条片3′は挿入体11の内部で上側の端面20の上方
に配置されている。
【0042】こうして、懸濁液はプロペラ撹拌機26,
27のフィード作用の影響を受けて下側の端面12を介
して挿入体11に流入して、粉砕床を貫流し、このとき
に回転運動に基づき常時互いに転動する粉砕ボール25
の粉砕作用を受け、そして挿入体11から上側の開口1
3を通じて半径方向外側に向かって、つまり環状室15
の方向へ流出し、これによりこの環状室15を介して再
び底部2へ戻るようになる。底部2が少なくとも部分的
に球面状に形成されており、しかも特に底部2のすぐ上
にプロペラ撹拌機26が配置されていることに基づき、
この個所では乱流と負圧とが生ぜしめられる。これによ
って、反応容器1の底範囲に固形物が沈積することは阻
止される。
【0043】反応容器1は既に述べたように耐圧性に形
成されていて、システム18に流入する熱担持媒体に応
じて加熱されるか、または冷却され得る。反応容器1は
密に閉鎖されたシステムを形成し、このシステムの内部
では粉砕プロセスと同時に不均一系反応の進行が真空条
件下または正圧条件下に実施可能となる。反応容器1は
単純でかつコンパクトな反応システムを形成し、この反
応システムは外部装置を必要とせず、また特にレオロジ
的に困難な物質系において使用可能となる。
【0044】以下に説明する粉砕反応器の実施例におい
て、図1に示した実施例の場合と同一の機能要素は同じ
符号を備えているので、これらの構成要素に関する説明
は省略する。
【0045】図2に示した反応容器1の特徴は、軸線4
に対して同軸的に延びる挿入体28′である。この挿入
体28′の内部には、やはり軸線4に対して同軸的に延
びるように駆動軸29が支承されている。この駆動軸2
9には、軸方向で互いに間隔を置いて配置された複数の
粉砕ディスク24が相対回動不能に結合されている。こ
れらの粉砕ディスク24の特性および目的規定は図1に
示した粉砕ディスクと同様である。
【0046】挿入体28′はその下側に、円錐状の拡張
部30を有している。さらに挿入体28′の内部には下
側の範囲に粉砕バスケット31が設けられている。この
粉砕バスケット31の上側の端面32と下側の端面33
とは、やはりスクリーンプレートとして形成されてい
る。しかし全体的に両端面32,33と、対応する周壁
面とから成る容器型の粉砕バスケットの代わりに、構造
的に単に前記両端面32,33によって、残りは挿入体
28′の周壁を利用して容器もしくはスクリーンバスケ
ットの形の粉砕バスケットを形成することもできる。図
2に示した実施例では、下側の端面33が挿入体28′
の閉鎖部をも形成している。しかしこのことは必ずしも
必要であるわけではない。
【0047】両端面32,33によって軸方向で仕切ら
れた室は、粉砕ボール25を収容するために役立つ。駆
動軸29の下端部の端面は、下側の端面33の上方で間
隔を置いて終わっており、つまり粉砕バスケット31の
内部で終わっている。この駆動軸29は中空に形成され
ていて、別の駆動軸34を同軸的に収容するために働
く。この第2の駆動軸34は第1の駆動軸29の全長を
貫いて、つまり粉砕バスケット31を貫いて延びてお
り、第2の駆動軸34の、下側の端面33から突出した
端部は、錨形撹拌機35の形の撹拌機構を保持してい
る。この撹拌機構の撹拌羽根は挿入体28′の下端部を
間隔を置いて取り囲んでいて、挿入体28′の外面と、
反応容器1の対応する内面との間に存在する環状室36
に突入している。符号3′′で、環状室36の内部に配
置された、フローブレーカとして働く別の条片が示され
ている。この条片は錨形撹拌機35の撹拌羽根のすぐ近
くに延びている。
【0048】第1の駆動軸29には、上側の端面32の
すぐ上でプロペラ撹拌機37の形のフィード機構が、第
1の駆動軸29に相対回動不能に結合されて取り付けら
れている。このプロペラ撹拌機37は第1の駆動軸29
の回転方向と相まって、反応容器1の懸濁液内で挿入体
28′の内部で、つまり挿入体28′の粉砕床を貫流す
るように、矢印28の方向で上方に向けられた流れを発
生させる特性を有している。この流れにより、懸濁液は
開口13を介してオーバフローして環状室36に流入
し、さらに環状室36内で挿入体28′の下側の端面3
3に向かう方向で全体的に降下する流れが生ぜしめられ
る。この流れにはプロペラ撹拌機37の作用に基づき吸
込作用が発生させられる。錨形撹拌機35の羽根および
その他の構造部分は、反応容器1の底部2と周壁とから
小さな間隔を置いて案内されているので、この撹拌機の
回転運動に基づき、固形物の沈積物形成は阻止される。
錨形撹拌機は一般にプロペラ撹拌機よりも低い回転数で
作動させられるので、図2に示した実施例では、これら
の互いに異なるタイプの撹拌機のために互いに別個の専
用の駆動装置が設けられている。
【0049】粉砕機構、つまりプロペラ撹拌機37を含
めた粉砕ディスク24の粉砕システムと、錨形撹拌機3
5とのためには、それぞれ専用の駆動装置が設けられて
おり、これらの駆動装置はやはり回転数制御可能に形成
されていると有利である。すなわち、符号38では第2
の駆動軸34に結合された駆動ユニットが示されてい
る。符号39では別の駆動ユニットが示されており、こ
の駆動ユニットは図面では単に、第1の駆動軸29に相
対回動不能に結合された駆動車により概略的にしか図示
されていない。
【0050】このような構成のために重要となるのは、
両駆動軸29,34をその互いに異なる目的規定に応じ
て互いに異なる回転数で、かつ必要に応じて互いに異な
る回転方向でも作動させることができることである。こ
うして、反応容器1内で処理したい懸濁液のレオロジ特
性に応じて流域を精密に調節することが可能となる。
【0051】図1および図2に示した実施例の大きな特
徴は、粉砕バスケットが反応容器1に対して同心的に、
しかも反応容器1の軸線4に関して同軸的に配置されて
いることである。それに対して図3に示した実施例で
は、粉砕バスケット40を有する挿入体41はたしかに
円筒状に形成されているが、しかし反応容器1に対して
偏心的に配置されている。ただし、挿入体41の軸線4
2は反応容器1の軸線4に対して平行に延びている。こ
の軸線42の方向で駆動軸43が延びており、この駆動
軸43は挿入体41の上側の閉鎖プレート44を貫通し
ており、駆動軸43の下端部は粉砕バスケット40の内
部で終わっている。この駆動軸43の、粉砕バスケット
の内部に延びる区分は、やはり一連の粉砕ディスク24
を保持している。
【0052】駆動軸43は粉砕バスケット40の上側の
端面45の上方にプロペラ撹拌機46を保持している。
このプロペラ撹拌機46は駆動軸43の回転方向に合わ
せて調整されていて、懸濁液内に矢印28の方向で上方
に向けられた吸込みを発生させ、ひいては懸濁液が粉砕
床を貫流するように形成されている。
【0053】符号47では粉砕バスケット40の下側の
端面が示されている。
【0054】駆動軸43は挿入体41の外側で駆動ユニ
ット48に結合されており、この駆動ユニット48は駆
動ユニット23(図1)と同様に形成されていてよい。
【0055】挿入体41は反応容器1の上側の範囲6に
偏心的に設けられた開口49に密に挿入されており、こ
のことは図示の実施例の場合にように、たとえば反応容
器1に設けられた、軸線42に対して同軸的に延びる管
片50に設けられたリングフランジ状の載着部を介して
行うことができる。
【0056】重要となるのは、挿入体41のこのような
載着部および取付け部が耐圧性に形成されていることで
ある。
【0057】符号52では、反応容器1の軸線4に対し
て同軸的に延びる駆動軸が示されている。この駆動軸5
2の、底部2に隣接した下端部は、タービン撹拌機51
の形の撹拌機構を保持している。この駆動軸52は反応
容器1の外側で駆動ユニット53に結合されており、こ
の駆動ユニット53は第1の駆動ユニット48と同様に
形成されていてよい。互いに異なる撹拌機タイプに対応
して、この実施例の場合にもそれぞれ別個の専用の駆動
装置が設けられている。挿入体41の偏心的な配置は反
応容器1の内部でいわばフローブレーカのように作用す
る。タービン撹拌機51は、挿入体41を通る、つまり
粉砕床を通る懸濁液流を助成する流域を発生させる。
【0058】図4に示した実施例の大きな特徴は、やは
りスクリーンプレートによって形成された上側の端面4
5と下側の端面47とを有する粉砕バスケット54が、
反応容器1の外側に設けられた円筒状の管室55に配置
されていることである。ただし、管室55の軸線は反応
容器1の軸線4に対して平行に延びている。管室55は
それぞれ端面45,47に続いて上方および下方で先細
りになっていて、管ベンド56,57と接続管片58,
59とを介して反応容器1の内室に連通している。した
がって、上側の端面45の上方に配置されかつ駆動軸4
3に相対回動不能に結合された、プロペラ撹拌機46の
形で形成されたフィード機構と相まって、懸濁液流は反
応容器1から矢印60の方向に分岐され得る。この懸濁
液流は粉砕バスケット54の粉砕床を通過して、反応容
器1に戻される。
【0059】符号61で示したインサートは軸線4に対
して回転対称的に形成されていて、底部2に向かう方向
で円錐ホッパ状に引き込まれており、さらに端部におい
て中央の円形の開口62を有している。この開口62を
貫いて、駆動軸52が延びている。この駆動軸52は開
口62の下方では錨形撹拌機63として形成されたフィ
ード機構を保持していて、開口62の上方ではタービン
撹拌機64として形成されたフィード機構を保持してい
る。インサート61の上面に沈積する固形物は、重力の
作用を受けてこの面に沿って下方に滑動し、これにより
開口62を介して錨形撹拌機63の作用範囲に流入す
る。この錨形撹拌機63によって形成される遠心力領域
に基づき、固形物は反応容器1の半径方向外側の範囲で
濃度増加し、この範囲から接続管片59を介して粉砕床
に供給される。したがって、錨形撹拌機63は矢印60
の方向で流れを促進する。インサート61の働きは、錨
形撹拌機63によって捕捉される範囲において反応容器
1の内壁に沿った懸濁液の上昇を制限し、これによって
やはり矢印60の方向で加えられるフィード作用を改善
する点にある。
【0060】図5に示した実施例の大きな特徴は、閉じ
られた円形プレートによって形成された上側の端面66
と下側の端面67とを有する粉砕バスケット65にあ
る。しかし、両端面66,67に続く周壁区分68,6
9はスクリーン状に形成されているので、これらの周壁
区分68,69を介して懸濁液流が可能となる。周壁区
分68,69はそれぞれ回転対称的な配置で、挿入体の
拡張された円筒状の区分70,71に突入しており、こ
の挿入体の内部には、図1に示した実施例と同様に駆動
軸22が延びている。この駆動軸22には、それぞれ粉
砕バスケット65の上方と下方とでプロペラ撹拌機2
7,26が相対回動不能に結合されている。円筒状の区
分70,71と粉砕バスケット65とによって形成され
た挿入体11′は機能的には図1に示した挿入体11に
相当している。
【0061】プロペラ撹拌機26,27を介して加えら
れるフィード作用に応じて、処理したい懸濁液は挿入体
11′の下側の端面12を介して円筒状の下側の区分7
1に流入して、半径方向で周壁区分69を介して粉砕床
に導入される。この粉砕床から懸濁液は粉砕バスケット
65の上端部でやはり半径方向で流出し、これにより懸
濁液は円筒状の区分70に流入して、半径方向に向けら
れた開口13を介してこの区分70から流出する。こう
して、反応容器1内に設けられた外側の環状室15には
全体的に、軸方向で下方に向けられた流れが生ぜしめら
れる。
【0062】図5に示した実施例では両端面66,67
が円形プレートの形で中実に形成されていることに基づ
き、これらの円形プレートを通って貫通案内された駆動
軸22のための改善された支承や、スクリーン面の増大
が可能となる。各挿入体は粉砕ボールの取出しや装入の
ための適当な開口を備えている。
【0063】図4に示した実施例では、粉砕ボールを交
換しかつ挿入体もしくはその取付け部材において保守作
業を実施するための特に簡単な手段が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第4実施例を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第5実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 反応容器、 2 底部、 3 搬出機構、 3′,
3′′ 条片、 4軸線、 5 レベル、 6 上側の
範囲、 7 流出導管、 8 還流冷却器、9 凝縮
器、 10 個所、 11,11′ 挿入体、 12
端面、 13開口、 14 内室、 15 環状室、
16 開口、 17 閉鎖プレート、 18 システ
ム、 19 粉砕バスケット、 20,21 端面、
22駆動軸、 23 駆動ユニット、 24 粉砕ディ
スク、 25 粉砕ボール、26,27 プロペラ撹拌
機、 28 矢印、 28′ 挿入体、 29 駆動
軸、 30 拡張部、 31 粉砕バスケット、 3
2,33 端面、 34駆動軸、 35 錨形撹拌機、
36 環状室、 37 プロペラ撹拌機、38 駆動
ユニット、 39 駆動ユニット、 40 粉砕バスケ
ット、 41挿入体、 42 軸線、 43 駆動軸、
44 閉鎖プレート、 45 端面、 46 プロペ
ラ撹拌機、 47 端面、 48 駆動ユニット、 4
9開口、 50 管片、 51 タービン撹拌機、 5
2 駆動軸、 53 駆動ユニット、 54 粉砕バス
ケット、 55 管室、 56,57 管ベンド、5
8,59 接続管片、 60 矢印、 61 インサー
ト、 62 開口、63 錨形撹拌機、 64 タービ
ン撹拌機、 65 粉砕バスケット、 66,67 端
面、 68,69 周壁区分、 70,71 区分
フロントページの続き (72)発明者 アンドレアス メールヴァルト ドイツ連邦共和国 エッセン ベックメッ サーシュトラーセ 9

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸濁液を処理するための装置であって、
    粉砕システムと撹拌システムとが設けられており、両シ
    ステムが、懸濁液のための循環案内路に組み込まれてお
    り、さらに反応容器(1)が設けられており、該反応容
    器(1)に、該反応容器(1)と共に1つの構成ユニッ
    トを形成するように前記粉砕システムと前記撹拌システ
    ムとが配置されており、しかも循環案内路を収容する前
    記反応容器(1)が、前記粉砕システムおよび前記撹拌
    システムと共に、不連続的な運転のための閉じられたシ
    ステムとして形成されている形式のものにおいて、 粉砕システムが、駆動軸(22,29,43)によって
    中央で貫通された粉砕バスケット(19,31,40,
    54,65)によって形成されており、 該粉砕バスケット(19,31,40,54,65)
    が、全体的に管状の挿入体(11,28′,41,1
    1′)またはバイパス管路内に、該挿入体またはバイパ
    ス管路の横断面を埋めるように配置されており、 前記挿入体または前記バイパス管路の内部で前記粉砕バ
    スケット(19,31,40,65)の上面または下面
    に隣接して撹拌機構および/またはフィード機構が配置
    されているか、または前記バイパス管路内で前記粉砕バ
    スケット(54)に対して上流側および/または下流側
    で撹拌機構および/またはフィード機構が配置されてお
    り、 前記撹拌機構および/またはフィード機構として、プロ
    ペラ撹拌機(26,27,37,46)、錨形撹拌機
    (35,63)またはタービン撹拌機(51,64)が
    設けられていることを特徴とする、懸濁液を処理するた
    めの装置。
  2. 【請求項2】 粉砕システムと撹拌システムとのため
    に、1つの共通の駆動ユニット(23,38)が設けら
    れている、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 粉砕システムと撹拌システムとのため
    に、それぞれ別個の専用の駆動ユニット(38,39,
    48,53)が設けられている、請求項1または2記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 反応容器(1)が、その軸線(4)に対
    して回転対称的な容器として形成されており、 粉砕システムと撹拌システムとが、前記軸線(4)に対
    して回転対称的な1つの構成ユニットとして形成されて
    おり、 該構成ユニットが、該構成ユニットを外側で取り囲む室
    (15,36)を残すように反応容器(1)の内部に配
    置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 反応容器(1)が、その軸線(4)に対
    して回転対称的な容器として形成されており、 粉砕システムが、前記軸線(4)に対して偏心的に配置
    された構成ユニットとして形成されており、 撹拌システムを形成する構成要素が、粉砕システムの前
    記構成ユニットの内部にも外部にも配置されている、請
    求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】 粉砕システムの軸線(42)が、反応容
    器(1)の軸線(4)に対して平行に延びている、請求
    項5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記駆動ユニット(23,38,39,
    48,53)が、反応容器(1)の外部に配置されてお
    り、 粉砕システムおよび/または撹拌システムの駆動軸(2
    2,29,34,43,52)が、反応容器(1)の耐
    圧性の壁貫通案内部を介して前記駆動ユニット(23,
    38,39,48,53)に結合されており、 前記駆動ユニット(23,38,39,48,53)
    が、回転数制御可能に形成されている、請求項2から6
    までのいずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】 粉砕システムが、反応容器(1)に接続
    されたバイパス管路に配置されている、請求項5から7
    までのいずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】 反応容器(1)が、冷却装置または加熱
    装置を備えている、請求項1から8までのいずれか1項
    記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記冷却装置または前記加熱装置が、
    反応容器(1)の、熱担持媒体を案内するために形成さ
    れた二重壁または外側に取り付けられた蛇管装置によっ
    て形成されており、 熱担持媒体が、ヒートシンクおよび/または熱源を有す
    る循環路に案内されている、請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記冷却装置が、少なくとも1つの還
    流冷却器(8)によって形成されている、請求項9また
    は10記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記駆動軸(22,29,43)に、
    軸方向で互いに間隔を置いて粉砕バスケット(19,3
    1,40,54,65)の内部に配置された複数の粉砕
    ディスク(24)が相対回動不能に結合されており、 粉砕バスケットの内室が、選択可能な充填度に応じて粉
    砕ボール(25)のような粉砕体で充填されており、 粉砕バスケットが、前記粉砕体の通過を阻止しかつ処理
    したい懸濁液を貫流させるための、入口側および出口側
    の開口を備えている、請求項1から11までのいずれか
    1項記載の装置。
  13. 【請求項13】 粉砕バスケット(19,31,40,
    54,65)が、粉砕システムの軸線(4,42)に対
    して回転対称的に形成されている、請求項12記載の装
    置。
  14. 【請求項14】 前記開口が、粉砕バスケット(19,
    31,40,54)の、スクリーンプレートとして形成
    された端面(20,21;32,33;45,47)に
    よって形成されている、請求項12または13記載の装
    置。
  15. 【請求項15】 前記開口が、粉砕バスケット(65)
    の、スクリーン区分として形成された端部側の周面区分
    によって形成されている、請求項12または13記載の
    装置。
  16. 【請求項16】 前記挿入体(11,28′,41,1
    1′)の下側の端面(12)が、懸濁液のための流入開
    口もしくは流出開口を形成しており、前記挿入体の上側
    の、半径方向に向けられた開口(13)が、懸濁液のた
    めの流出開口もしくは流入開口を形成している、請求項
    12から15までのいずれか1項記載の装置。
  17. 【請求項17】 粉砕バスケット(19,31,40,
    65)が、前記挿入体(11,28′,41,11′)
    の、下側の端面(12)に隣接した端部に配置されてい
    て、軸方向で前記挿入体の部分長さにわたって延びてい
    る、請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記挿入体(11,28′,41,1
    1′)が、反応容器(1)の上側の開口(16,49)
    に密に挿入されており、 前記挿入体(11,28′,41,11′)が上側で、
    前記駆動軸(22,34,43)の案内のために働く閉
    鎖プレート(17,44)によって密に閉鎖されてい
    る、請求項12から17までのいずれか1項記載の装
    置。
  19. 【請求項19】 粉砕システムの駆動軸(43)が、前
    記バイパス管路に設けられた壁開口を通って密に案内さ
    れている、請求項12から15までのいずれか1項記載
    の装置。
  20. 【請求項20】 粉砕バスケット(54)が、前記バイ
    パス管路の一体の構成部分を形成する管室(55)に配
    置されており、 該管室(55)が、粉砕システムの軸線(42)に対し
    て同軸的に延びており、 前記管室(55)が入口側および出口側で、先細りにな
    った管区分を介して引き続き前記バイパス管路の構造部
    分に移行している、請求項19記載の装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つの撹拌機構および/ま
    たはフィード機構が、先細りになった管区分の外側に配
    置されている、請求項20記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記挿入体(11,28′,41,1
    1′)の端面(12)もしくはバイパス管路の一方の接
    続点が、反応容器(1)の底範囲に対して間隔を置いて
    配置されており、 前記挿入体(11,28′,41,11′)の開口(1
    3)もしくはバイパス管路の他方の接続点が、反応容器
    (1)の上側の閉鎖壁から間隔を置いて配置されてい
    る、請求項16から21までのいずれか1項記載の装
    置。
  23. 【請求項23】 反応容器(1)の底部(2)と、上側
    の閉鎖壁とが、構造的に互いに等しく、つまり球面状ま
    たは円錐状に形成されている、請求項1から22までの
    いずれか1項記載の装置。
  24. 【請求項24】 反応容器(1)の内部に、中央の開口
    (62)を有する少なくとも1つのホッパ状のインサー
    ト(61)が配置されており、該インサート(61)
    が、反応容器(1)の内室を2つの室に分割しており、
    両室が、前記開口(62)を介して懸濁液の貫流を可能
    にするように互いに接続されており、 前記駆動軸(52)が、前記開口(62)を通って貫通
    案内されており、 前記両室内で、互いに異なる撹拌機構(63,64)が
    前記駆動軸(52)に相対回動不能に結合されている、
    請求項5から23までのいずれか1項記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記挿入体(11,28′,41,1
    1′)もしくは粉砕バスケット(19,31,40,6
    5)が、粉砕体のための取出し・装入開口を備えてい
    る、請求項16から24までのいずれか1項記載の装
    置。
  26. 【請求項26】 反応容器(1)に、蒸気状の反応生成
    物のための搬出導管(7)が配置されており、 該搬出導管(7)の途中に少なくとも1つの凝縮器
    (9)が配置されている、請求項1から25までのいず
    れか1項記載の装置。
  27. 【請求項27】 反応容器(1)の底部(2)に、流動
    性の反応生成物のための搬出機構が設けられており、 反応容器(1)の上側の範囲に、処理したい懸濁液のた
    めの供給機構が設けられている、請求項1から26まで
    のいずれか1項記載の装置。
JP08475697A 1996-04-03 1997-04-03 懸濁液を処理するための装置 Expired - Fee Related JP3527612B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19613366.1 1996-04-03
DE19613366A DE19613366A1 (de) 1996-04-03 1996-04-03 Vorrichtung zur Behandlung von Suspensionen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1028891A true JPH1028891A (ja) 1998-02-03
JP3527612B2 JP3527612B2 (ja) 2004-05-17

Family

ID=7790394

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08475697A Expired - Fee Related JP3527612B2 (ja) 1996-04-03 1997-04-03 懸濁液を処理するための装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5934579A (ja)
EP (1) EP0799643B1 (ja)
JP (1) JP3527612B2 (ja)
AT (1) ATE211949T1 (ja)
DE (2) DE19613366A1 (ja)

Families Citing this family (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2777807B1 (fr) * 1998-04-24 2000-06-16 Gerard Rousselle Turbine de mise en circulation d'une masse de matiere de viscocite determinee
JP2004518642A (ja) * 2000-12-06 2004-06-24 ファルマシア・コーポレーション ラボラトリースケールの微粉砕化プロセス
KR20040002991A (ko) * 2001-05-23 2004-01-07 이 아이 듀폰 디 네모아 앤드 캄파니 고압 매체 및 초미세 입자의 제조 방법
ES2309177T3 (es) * 2001-06-05 2008-12-16 Elan Pharma International Limited Sistema y metodo para moler materiales.
US20050258288A1 (en) * 2003-11-26 2005-11-24 E. I. Du Pont De Nemours And Company High pressure media milling system and process of forming particles
US20090319395A1 (en) * 2007-12-13 2009-12-24 Kitaru Innovations Inc. Method of selling and shipping a product utilizing the internet
US9061477B2 (en) 2007-12-13 2015-06-23 Kitaru Innovations Inc. Method and apparatus for making, shipping and erecting boxes
US8047459B2 (en) * 2008-06-28 2011-11-01 D Errico Edward Co-axial basket mill and method of use
DE102008063718B4 (de) * 2008-12-19 2010-09-16 Kba-Metronic Aktiengesellschaft Tintentank mit Mahlwerk
JP5599573B2 (ja) * 2009-04-10 2014-10-01 出光興産株式会社 固体電解質粒子からなるガラス及びリチウム電池
DE102009034607A1 (de) * 2009-07-24 2011-01-27 Evonik Goldschmidt Gmbh Neuartige Siliconpolyethercopolymere und Verfahren zu deren Herstellung
DE102010001350A1 (de) 2010-01-29 2011-08-04 Evonik Goldschmidt GmbH, 45127 Neuartige lineare Polydimethylsiloxan-Polyether-Copolymere mit Amino- und/oder quaternären Ammoniumgruppen und deren Verwendung
DE102010053484A1 (de) * 2010-12-04 2012-06-06 Netzsch-Feinmahltechnik Gmbh Dynamisches Element für die Trenneinrichtung einer Rührwerkskugelmühle
DE102011076019A1 (de) 2011-05-18 2012-11-22 Evonik Goldschmidt Gmbh Alkoxylierungsprodukte und Verfahren zu ihrer Herstellung mittels DMC-Katalysatoren
KR101163481B1 (ko) 2012-02-20 2012-07-18 이건의 필터 및 씰링이 필요없는 습식 분쇄장치
CN102631969A (zh) * 2012-03-30 2012-08-15 中国科学院东北地理与农业生态研究所 土壤或植物样品撞碎机
US9304066B2 (en) 2012-04-11 2016-04-05 Stat-Diagnostica & Innovation S.L. Fluidically integrated rotary bead beader
US8376252B1 (en) * 2012-09-13 2013-02-19 Hockmeyer Equipment Corp. Producing nanometer-range particle dispersions
DE102013208328A1 (de) 2013-05-07 2014-11-13 Evonik Industries Ag Polyoxyalkylene mit seitenständigen langkettigen Acyloxyresten und Verfahren zu ihrer Herstellung mittels DMC-Katalysatoren
DE102013111762A1 (de) 2013-07-08 2015-01-08 Netzsch-Feinmahltechnik Gmbh Rührwerkskugelmühle mit Axialkanälen
CN103769276A (zh) * 2014-01-22 2014-05-07 武汉科技大学 一种精细控温研磨装置
DE102014209408A1 (de) 2014-05-19 2015-11-19 Evonik Degussa Gmbh Ethoxylatherstellung unter Verwendung hoch aktiver Doppelmetallcyanid-Katalysatoren
CN105854688B (zh) * 2015-01-20 2018-09-28 国泰涂料油墨股份有限公司 研磨混合机及研磨混合装置
ES2676430T3 (es) 2015-11-11 2018-07-19 Evonik Degussa Gmbh Polímeros curables
PL3321304T3 (pl) 2016-11-15 2019-11-29 Evonik Degussa Gmbh Mieszaniny cyklicznych, rozgałęzionych siloksanów typu D/T i ich dalszych produktów
EP3415547B1 (de) 2017-06-13 2020-03-25 Evonik Operations GmbH Verfahren zur herstellung sic-verknüpfter polyethersiloxane
EP3415548B1 (de) 2017-06-13 2020-03-25 Evonik Operations GmbH Verfahren zur herstellung sic-verknüpfter polyethersiloxane
EP3438158B1 (de) 2017-08-01 2020-11-25 Evonik Operations GmbH Herstellung von sioc-verknüpften polyethersiloxanen
EP3467006B1 (de) 2017-10-09 2022-11-30 Evonik Operations GmbH Mischungen zyklischer-verzweigter siloxane vom d/t-typ und deren folgeprodukte
CN109939790A (zh) * 2017-12-21 2019-06-28 深圳市微纳达智能设备有限公司 一种立式无筛网出料介质搅拌磨
EP3611214A1 (de) 2018-08-15 2020-02-19 Evonik Operations GmbH Sioc-verknüpfte, lineare polydimethylsiloxan-polyoxyalkylen-blockcopolymere
EP3611215A1 (de) 2018-08-15 2020-02-19 Evonik Operations GmbH Verfahren zur herstellung acetoxygruppen-tragender siloxane
CN110773034B (zh) * 2019-11-18 2021-12-07 华东交通大学 一种可实现均匀混料的颗粒/介质悬浮液循环搅拌供给装置
CN111620707B (zh) * 2020-06-09 2022-07-08 江苏脒诺甫纳米材料有限公司 一种复合锆英粉的制备方法
GB202105249D0 (en) * 2021-04-13 2021-05-26 Sharon Tal Device and method of grating payload substance combined with grinding and stirring function
RU206931U1 (ru) * 2021-07-05 2021-10-01 Федеральное государственное бюджетное научное учреждение «Федеральный научный центр пищевых систем им. В.М. Горбатова» РАН Устройство для тонкого измельчения сыпучих материалов

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB489171A (en) * 1937-01-19 1938-07-19 William Langsdorf Improvements in paint and like mixing and grinding machines
US3998938A (en) * 1971-07-27 1976-12-21 Union Process International, Inc. Method and apparatus for grinding particulate solids
GB1456606A (en) * 1973-05-15 1976-11-24 Szegvari A Method and apparatus for grinding particulate solids
US3892364A (en) * 1974-05-09 1975-07-01 Henry L Lomasney Apparatus and method for dispersing and comminuting the solid in a solid-liquid mixture
BR8907009A (pt) * 1988-06-10 1990-12-26 Kubota Ltd Processo e aparelho para pulverizacao de material
DE3838981A1 (de) * 1988-11-18 1990-05-23 Eirich Walter Ruehrwerkskugelmuehle
US5184783A (en) * 1991-12-03 1993-02-09 Hockmeyer Equipment Corp. Basket media mill and method
JP2575498Y2 (ja) * 1993-01-08 1998-06-25 三井鉱山株式会社 粉砕機の構造
DE4425906C2 (de) * 1994-07-21 1997-02-06 Netzsch Erich Holding Naßmahlsystem
US5497948A (en) * 1995-05-16 1996-03-12 Hockmeyer Equipment Corp. Basket media mill with extended impeller
DE29518987U1 (de) * 1995-09-09 1996-02-15 Getzmann, Hermann, 51580 Reichshof Dispergiervorrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
US5934579A (en) 1999-08-10
JP3527612B2 (ja) 2004-05-17
ATE211949T1 (de) 2002-02-15
EP0799643B1 (de) 2002-01-16
DE59705981D1 (de) 2002-02-21
EP0799643A1 (de) 1997-10-08
DE19613366A1 (de) 1997-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1028891A (ja) 懸濁液を処理するための装置
US5497948A (en) Basket media mill with extended impeller
US5184783A (en) Basket media mill and method
KR100287605B1 (ko) 폴리머결정을위한시스템
EP2307145B1 (en) Bead mill with separator
TWI564078B (zh) Medium mixing grinder
US6290745B1 (en) Method and device for producing soft solder powder
US5275485A (en) Device for moving solid particles
JPH0669538B2 (ja) 予め液体内に分散させた固体を粉砕および細砕するためのミル
KR100375296B1 (ko) 분산장치
US5899566A (en) Reactor for corrosive reaction mixtures
TWI761344B (zh) 介質循環式粉碎機
JPH1015374A (ja) 分散装置
RU2047342C1 (ru) Установка для получения суспензии
JP3197206B2 (ja) 媒体撹拌粉砕機
EA006420B1 (ru) Устройство для гидродинамической обработки текучих сред
RU2305581C1 (ru) Вихревой центробежный реактор
CA1147705A (en) High speed fluid grinding and disperser mill
SU1666171A1 (ru) Реактор с многор дными мешалками дл обработки жидких сред
JPS6411341B2 (ja)
JPS60187324A (ja) 固体分散液の製造方法
JPS5827983B2 (ja) 高速流体磨砕および分散ミル
GB2136707A (en) Apparatus for dispersing finely divided solid particles in a liquid vehicle with a mechanism for reducing screen clogging
JPH0365252A (ja) 遠心流動粉砕装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040220

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080227

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090227

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100227

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110227

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees