JPH10286316A - プラズマ化したガスを照射する皮膚組織改善装置 - Google Patents

プラズマ化したガスを照射する皮膚組織改善装置

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JPH10286316A
JPH10286316A JP9097418A JP9741897A JPH10286316A JP H10286316 A JPH10286316 A JP H10286316A JP 9097418 A JP9097418 A JP 9097418A JP 9741897 A JP9741897 A JP 9741897A JP H10286316 A JPH10286316 A JP H10286316A
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gas
skin tissue
plasma
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electrode
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JP9097418A
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Teruyuki Matsui
照幸 松井
Yasuhiro Sugiura
康博 杉浦
Setsuya Mitsuishi
節也 三石
Masayoshi Uchida
昌義 内田
Takao Koyakata
貴雄 古舘
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Asyst Japan Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皮膚組織の活性化によって種々の形態の皮膚
組織コンディションの改善を促す汎用皮膚組織改善装置
を提供すること。 【解決手段】 上記課題を解決するための本発明の皮膚
組織改善装置1は、気体中にプラズマを発生させるプラ
ズマ発生部3と、そのプラズマ発生部3にガスを供給す
るためのガス供給手段とを備えており、そのプラズマ発
生部3に供給された該ガスをプラズマ化し、そのプラズ
マ化したガスを皮膚組織に照射することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、皮膚組織のコンデ
ィションを改善するための装置に関し、詳しくは、皮膚
組織にプラズマ化したガスを照射して皮膚疾患の治療、
育毛および/または美容整形等の処置を行う皮膚組織改
善装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水虫、タムシ等の皮膚疾患の治療、脱毛
症の予防及び改善、あるいはシミや痣の沈着防止及び除
去等のような皮膚組織コンディションの改善処置に関
し、従来、種々の手法が実践されてきた。例えば、水
虫、タムシ等の皮膚疾患の治療分野においては、患部へ
の薬剤の塗布や内服薬の投与といった薬理学的療法ある
いは紫外線の照射等の外科的処置が中心である。他方、
脱毛症の防止や改善に係る分野においては、生薬を主成
分とする育毛剤の投与やある種の食事療法が中心であ
る。また、皮膚に沈着したシミ、そばかす、痣あるいは
無駄な体毛を除去するようないわゆる美容整形の分野に
おいては、当該シミや痣を含む部分等を物理的に除去す
る外科的処置が主流である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のとおり、皮膚組
織のコンディションを改善する処置に関する従来の手法
は、上述の各分野毎に多少の差異はあるもののいずれも
対症療法的なアプローチが主流である。従って、被処置
者(人および家畜類を包含する。以下同じ。)に対して
目的に応じて態様の異なる様々な処置を施す必要がある
反面、期待される効果が特定の症状または状態に限定さ
れることとなる。このため、例えば、皮膚疾患と美容整
形のような二つ以上の異なる形態の皮膚組織コンディシ
ョンの改善を望む被処置者には、いくつもの異なる処置
を受けるための時間的制約や経済的負担を強いるもので
あった。
【0004】本発明は、皮膚組織コンディションの改善
処置に係る従来の手法とは根本的に異なる処置手段を提
供するものであり、その目的とするところは、皮膚組織
の活性化によって種々の形態の皮膚組織のコンディショ
ンの改善を促す汎用皮膚組織改善装置を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明においては、ガス流中にプラズマを発生させ
るプラズマ発生部と、そのプラズマ発生部にガスを供給
するためのガス供給手段とを備えており、そのプラズマ
発生部に供給された当該ガスをプラズマ化し、そのプラ
ズマ化したガスを皮膚組織に照射することによって皮膚
組織のコンディションを改善することを特徴とする皮膚
組織改善装置(以下「本発明の皮膚組織改善装置」とい
う。)を提供する。
【0006】本明細書において「皮膚組織のコンディシ
ョンを改善する」とは、皮膚組織に現れた普遍的ではな
い形態学上の異変や症状の進行を抑止したり、あるいは
健常な皮膚組織の状態に回復させることの総称であり、
特定の皮膚の状態の改善に限定するものではない。典型
的には、水虫、タムシ等の感染性皮膚疾患の治療、脱毛
症(若年性、壮年性のものを含む)の進行防止および育
毛促進、あるいはシミ、そばかす、痣、無駄な体毛等の
除去(いわゆる美容整形の範疇に属するものを含む)等
が、本明細書における皮膚組織のコンディションを改善
するための処置に該当する。なお、本明細書において
「皮膚組織」は、表皮、真皮、毛髪、皮下脂肪組織およ
びその他の付属器官(毛髪成長に係る細胞組織、色素産
生細胞等)を包含する総称である。
【0007】本発明の皮膚組織改善装置は、プラズマ化
するためのガス(以下「原料ガス」という。)をプラズ
マ発生部に供給し、当該プラズマ発生部において当該原
料ガスからなるガス流中にプラズマを発生させ(典型的
には、高周波放電等に基づく電磁エネルギーによる)、
次いで生成したプラズマ化ガスを皮膚組織に照射するこ
とを特徴とする本発明の皮膚組織改善法を実施し得るよ
うに構成されている。このプラズマ化したガス流中に
は、プラズマ発生に伴うガス分子の解離の結果として生
成された励起分子、ラジカル、イオン等(以下これらを
総称して「励起粒子」という。)が含まれている。そし
て、これら励起粒子を標的とする皮膚組織に供給するこ
とによって、当該皮膚組織が生理的に活性化され、結
果、当該皮膚組織のコンディションを改善することが可
能となる。従って、本発明の皮膚組織改善装置によれ
ば、上記励起粒子を含むプラズマ化ガスを皮膚組織に照
射することによって当該皮膚組織のコンディションの改
善を実現することができる。
【0008】また、本発明によって提供される皮膚組織
改善装置として好ましいものは、上記本発明の皮膚組織
改善装置において、皮膚組織表面に密接可能な開口部を
有するケーシングを備えており、上記プラズマ発生部
は、そのケーシングの内部であって当該開口部近傍に設
けられており、ここで当該開口部を皮膚組織に近接また
は接触させることによって、当該プラズマ発生部におい
て発生したプラズマ化したガスが当該開口部から当該皮
膚組織に直接照射されることを特徴とする(以下「本発
明の第二の皮膚組織改善装置」という。)。
【0009】本発明の第二の皮膚組織改善装置において
は、プラズマ化ガスを発生させるプラズマ発生部が皮膚
組織表面に密接可能な開口部を有するケーシング内部に
配設されている。このため、本発明の第二の皮膚組織改
善装置においては、上記ケーシング開口部の内側を上記
プラズマ発生部で発生させたプラズマ化ガス雰囲気下に
おくことができる。従って、本発明の第二の皮膚組織改
善装置では、上記ケーシング開口部を皮膚組織に近接ま
たは接触させることによって当該プラズマ化ガスの大気
中への放散を減少させることができるとともに、上記プ
ラズマ化ガス雰囲気のまま高濃度のプラズマ化ガスを当
該開口部に近接または接触させた標的皮膚組織に直接照
射することができる。すなわち、本発明の第二の皮膚組
織改善装置によれば、上述の励起粒子を標的皮膚組織に
一時的に大量に供給し得るため、当該皮膚組織の生理的
活性化を一層促進することが可能であり、当該皮膚組織
のコンディションの早期改善を図ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の皮膚組織改善装置
の好適な実施形態を図面を参照しつつ説明する。なお、
図1は本実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置1の
システム概略図である。図2は本発明の皮膚組織改善装
置1における原料ガスの流れおよびプラズマ化されたガ
スの生成を模式的に示した説明図である。
【0011】図1に模式的に示すように、本発明の皮膚
組織改善装置1は、大まかにいって、プラズマ発生部3
と当該プラズマ発生部3を内設するケーシング2とから
構成される。このプラズマ発生部3と外部のガス供給源
4とはガス管4aを介して接続されており、後述するガ
ス供給手段によって当該ケーシング2内部に原料ガス
(好ましくはヘリウム(He)、アルゴン(Ar)等の
不活性ガスであり、特にヘリウムが好ましい。)を供給
することが可能となる。また、ケーシング2内には、プ
ラズマ発生部3に原料ガスを供給するガス供給管5(後
述する図2参照)が上記ガス管4aに連通接続して形成
されている。そして、このガス供給管5は、プラズマ発
生部3を経てケーシング2の先端部に設けられたプラズ
マ化ガス噴出ノズル8に連通しており、プラズマ発生部
3において発生したプラズマ化ガスをそのまま当該プラ
ズマ化ガス噴出ノズル8を介して外部に噴出させること
ができる。一方、プラズマ発生部3には、外部の高周波
高圧電源6と接続させた高周波放電用の電極7(図2参
照)が備えられている。なお、本発明の皮膚組織改善装
置1においては、上記高周波高圧電源6は外部から接続
するものに限定されるものではなく、後述するような装
置本体10に高周波高圧電源部16を内蔵させた形式の
もの(図4参照)も本発明の皮膚組織改善装置1として
好適である。
【0012】而して、図2に示すように、この高周波高
圧電源(交流)6から本発明の皮膚組織改善装置1の電
極7に高周波電圧を印加することによって、当該電極7
周囲にいわゆる高周波放電を生じさせることができる。
このとき、上記ガス供給源4から当該プラズマ発生部3
(すなわち電極7の周囲)にヘリウム等の原料ガスを供
給することによって当該電極7付近を流れる当該ガス流
中に上記高周波放電に伴う電磁エネルギーによってプラ
ズマPを発生させることができる。そして、上記励起粒
子を含むプラズマ化されたガスをプラズマ化ガス噴出ノ
ズル8から外部に向けて噴出することができる。例え
ば、図2に示すように、高周波高圧電源6に別途接続さ
れた対極板9を予め被処置者Sの体表面に装着した場
合、上記電極7と当該対極板9との間に高周波高電圧を
印加することによって当該電極7と対極板9との間を流
れるガスがプラズマ化される。そして、当該電極7と対
極板9との間に存在する被処置者Sの体表面皮膚組織に
微弱な高周波電流とともに当該プラズマ化ガスを照射す
ることができる。なお、このときに電極7と対極板9と
の間を流れる電流は高周波(好ましくは200kHzま
たはそれ以上)に設定されており、さらに本発明の皮膚
組織改善装置1の使用にあたっては使用する原料ガスの
種類(好ましくはヘリウム)に応じて電極7と被処置者
Sとの間隔を適切に維持する(すなわち電極7を過度に
被処置者S皮膚組織に近づけない)ことによって、被処
置者Sに大電流が流れるのを防止している。これによ
り、被処置者Sが感電することはなく僅かに暖かさを感
じる程度のことでしかない。
【0013】なお、本発明の皮膚組織改善装置1におい
て上記対極板9は必須のものではない。すなわち、本発
明の皮膚組織改善装置1の使用に際しては、上記電極7
によって高周波電場が形成されるため、被処置者S自身
がいわゆる浮遊容量を形成してグラウンドした状態と見
なされ得る(図3参照)。このため、例えば、プラズマ
化するための原料ガスとしてヘリウムを用いた場合、高
周波高電圧(好ましくは200kHzまたはそれ以上)
を電極7に印加することによって、対極板9を設けるこ
となくプラズマ化されたガスを生成することができる。
なお、この様子は肉眼で観察することもできる。而し
て、本発明の皮膚組織改善装置1のプラズマ化ガス噴出
ノズル8を被処置者Sの標的皮膚組織に向けることによ
って、上記浮遊容量を介する高周波電流と共に上記プラ
ズマ化されたガスが対極板9を用いることなく当該標的
皮膚組織に照射され得る(図3参照)。
【0014】以下、図1および図2に示した上記本発明
の皮膚組織改善装置1を具現化した一例を図面に基づい
て説明する。図4に本実施形態に係る本発明の皮膚組織
改善装置(以下「本装置」と略称する。)の外観を模式
的に示す。
【0015】図4に示すように、本装置は、大まかにい
って、卓上据置型の装置本体10と当該装置本体10に
接続されるハンドピース状ケーシング(以下単にハンド
ピース12という。)とから構成されている。本装置に
おけるハンドピース12は、内部に上述のガス供給管5
(図2参照)が形成されたセラミック製の作用部46
と、当該作用部46を収容・支持し作業者が把持し得る
ペンシル状に成形された合成樹脂製の把持部42とから
構成されている。この作用部46の先端にはテーパー状
のガス噴射ノズル48が形成されている。一方、図5に
示すように、本装置本体10には、原料ガス(典型的に
はヘリウム、アルゴン等の不活性ガス)を一定の圧力で
上記ハンドピース12に供給するためのガス供給手段で
あるガス流量調整器15の他、高周波アンプや昇圧トラ
ンスを備えた高周波高圧電源部16や本装置の動作を制
御する制御部18が備えられている。なお、上記ガス流
量調整器15は、原料ガスをハンドピース12に一定量
供給するための制御バルブである。このガス流量調整器
15は、ガス管14aを介して外部のガス供給源(ここ
ではヘリウムガスボンベと圧力レギュレータとを含む。
以下同じ)に接続されていると共に、ジョイント部22
aを介して後述のガス送出管22にも連通している(図
4参照)。このガス流量調整器15は、上記制御部18
と電気的に接続されており、当該制御部18からの作動
信号に基づいてその作動が制御され得る。
【0016】而して、図4に示すように、本装置におけ
るハンドピース12と装置本体10とは、絶縁体で被覆
されたケーブル21およびコネクタ21aを介して電気
的に接続されると共に、ガス送出管22およびジョイン
ト部22aによっても装置本体10に接続されている。
以下このことを詳述する。上記ケーブル21は装置本体
10の高周波高圧電源部16に接続されている。このケ
ーブル21は、ハンドピース12の作用部46内部に引
き込まれてガス噴射ノズル48近傍に至ると共に、その
先端部分は針状に細く成形された電極7を形成している
(図2参照)。この電極7は、周囲から絶縁された状態
でガス供給管5内に露出しており、本実施形態における
プラズマ発生部を形成している。一方、上記ガス送出管
22はハンドピース12の作用部46に設けられたガス
供給管5(図2参照)に連通しており、装置本体10に
備えられたガス流量調整器15およびガス管14aを介
して本ハンドピース12内のガス供給管5に不活性ガス
(ここではヘリウムガス。以下同じ。)を供給する。そ
して、ガス供給管5に送られた不活性ガスは、上記ガス
噴射ノズル48から外部に噴射される。上記構成によっ
て、本装置においては、ケーブル21を介して電極7に
高周波高電圧を印加することによって、電極7近傍を流
れる不活性ガス流中に高周波放電に基づいてプラズマを
発生させることができる。そして、プラズマ化されたガ
スをガス噴射ノズル48から外部(標的皮膚組織)に照
射することができる。
【0017】図4に示すように、本ハンドピース12の
把持部42の一部には、押しボタン式のスイッチ44お
よびプリント基板(図示せず)を配したスイッチ機構が
備えられている。これにより本装置の使用者は、皮膚組
織改善処置の最中に当該スイッチ44を指で操作するこ
とによって、本装置本体10からハンドピース12への
不活性ガス供給や上記電極7への電力出力のオン/オフ
制御を行なうことができる。
【0018】上記制御部18は、本装置本体10の表面
に設置された操作パネル20(図4参照)上の作用電力
値設定スイッチやガス流量調節つまみ等から入力した操
作信号あるいは本ハンドピース12に設けられた上記ス
イッチ機構から受信した信号に基づいて、高周波高圧電
源部16から本ハンドピース12に供給する電力出力値
や不活性ガス供給量を制御するものである。この制御部
18は、典型的にはCPU(プロセッサ)を中心として
ROM、RAM、入力処理回路、出力処理回路およびガ
ス流量制御回路等から構成されている。CPUは、RO
Mに格納された所定の制御プログラムに従って、本装置
の動作全体を制御する。なお、上記制御プログラムに
は、本ハンドピース12への電力出力あるいは上記ガス
流量調整器15の開閉を制御するプログラムが包含され
ている。また、RAMには上記制御プログラムにおいて
処理すべき入出力信号が一時的に格納される。入力処理
回路は、本ハンドピース12の上記スイッチ機構あるい
は操作パネル20から送られてきた操作信号を受けて、
制御部18内で処理可能なデータ形式に変換し、バスを
介してCPUまたはRAMに転送する。出力処理回路
は、CPUからバスを介して送られた出力制御データに
従って、高周波高圧電源部16から本ハンドピース12
に備えられた上記電極7へ作用電力を供給するための回
路である。また、ガス流量制御回路は、CPUからバス
を介して送られたガス流量制御データに従って、ガス流
量調整器15を開閉制御するための回路である。
【0019】以下、本装置を用いて皮膚組織のコンディ
ションを改善する処置を行う際の一作動態様について説
明する。先ず、本装置の装置本体10表面に設置された
操作パネル20上に設けられたメインスイッチ(図示せ
ず)をオンすることによって、装置本体10に一般的な
単相交流電源から電力が供給される。次いで、ハンドピ
ース12を把持した作業者が、当該ハンドピース12に
装備された押しボタン式スイッチ44をオンすることに
よって、制御部18からの作動信号が装置本体10に備
えられたガス流量調整器15に送信される(図5参
照)。このことによって、ガス流量調整器15が開放作
動し、上記ガス供給源14からガス管14aおよびガス
送出管22を介して本ハンドピース12内のガス供給管
5に不活性ガスが供給される。このようにしてガス供給
管5に供給された不活性ガスは、次いで、テーパー状に
成型された上記ガス噴射ノズル48から細かいビーム状
に外部に噴射される。
【0020】ここで、ハンドピース12上のスイッチ4
4を操作し、電極7に所定の高周波高電圧を印加するこ
とによって当該電極7より高周波放電が生じ、その周囲
を流れる不活性ガスがプラズマ化される。そして、作業
者が本ハンドピース12を操作し、その先端(すなわち
ガス噴射ノズル48)を被処置者Sの標的皮膚組織に接
近させ、当該ガス噴射ノズル48から噴射する当該プラ
ズマ化ガスを皮膚組織に照射する(図3参照)。なお、
皮膚組織に照射されるガスのプラズマ化のレベルは、電
極に印加する電圧出力レベルおよび周波数、あるいは供
給する不活性ガス流量を調節することによって制御する
ことができる。例えば、ヘリウムガスを使用する場合、
通常、200kHz好ましくはそれ以上の高周波電圧を
印加するとよい。次いで、作業者が上述の操作手順に従
って皮膚組織の改善処置を終えた際には、ハンドピース
12上の押しボタン式スイッチ44をオフすることによ
って発信される制御部18からの信号に基づいて上記電
極7への作用電力の供給が中止される。同時に、ガス流
量調整器15が停止し、ハンドピース12への不活性ガ
スの供給が終了する。そして、最後に操作パネル20上
のメインスイッチをオフすることで、本装置本体10へ
の電力供給も終了する。
【0021】以上の操作に基づいて、本装置は種々の形
態の皮膚組織コンディションの改善に供することができ
る。例えば、水虫、タムシ等の感染性皮膚疾患の場合、
本装置を用いて皮膚患部に所定の時間(例えば10分〜
60分)及び回数(好ましくは1日あたり複数回)、継
続してプラズマ化ガスを照射することによって、プラズ
マ化ガスに含まれる上記励起粒子の作用あるいは高周波
電流に起因する温熱作用によって患部周囲の皮膚組織の
代謝を活発化し、病原体(真菌等)への抵抗力を高める
と共に、病原体自体をプラズマ化ガスの作用に基づいて
死滅させることも可能である。このとき、本装置におい
ては、電極周囲の高周波電場の影響によって空気中の酸
素をオゾン化し得るため、プラズマ化ガスと当該生成さ
れたオゾンとの相乗効果による殺菌作用も期待できる。
また、従来の軟膏等の塗布治療薬を併用した場合には、
プラズマ化ガス照射との相乗効果によって当該治療薬の
効能を高め得る。このように、本装置の一つの側面はプ
ラズマを利用した皮膚疾患治療装置である。
【0022】また、病的な若しくは壮年性の脱毛症の場
合、本装置を用いて標的とする部位(典型的には頭皮)
に所定の時間(例えば5分〜30分)及び回数(好まし
くは1日あたり複数回)、継続してプラズマ化ガスを照
射することによって、プラズマ化ガスに含まれる上記励
起粒子の作用あるいは高周波電流に起因する温熱作用に
よって標的皮膚組織の毛包組織の機能回復および/また
は活性化を図ることができる。また、従来の育毛剤を併
用した場合、プラズマ化ガス照射との相乗効果によって
当該育毛剤の効能を高め得る。このように、本装置の他
の一側面はプラズマを利用した育毛装置である。
【0023】さらにまた、病的な若しくは老年性のシ
ミ、そばかす、痣等の皮膚組織に沈着した物質の除去、
無駄な体毛に関する脱毛処理、あるいは皺の改善を所望
する場合、本装置を用いて標的とする皮膚組織(典型的
には顔面)に処理対象に応じて所定の時間(例えば5分
〜60分)及び回数(好ましくは1日あたり複数回)、
継続してプラズマ化ガスを照射することによって、プラ
ズマ化ガスに含まれる上記励起粒子の作用あるいは高周
波電流に起因する温熱作用によって標的皮膚組織の新陳
代謝を活発化若しくは根絶し、皮膚組織に生じた美容上
のトラブルを改善し得る。従って、本装置の他の一側面
はプラズマを利用した美容整形装置である。
【0024】なお、本装置においては、電極7を備えた
ガス供給管5がハンドピース12形状のケーシングに収
納され、テーパー状のガス噴射ノズル48からプラズマ
化ガスが噴射されるが、本発明はこの態様に限定される
ものではない。例えば、図6に示すような、標的とする
皮膚組織Tの表面に密接可能な形状の比較的大型の開口
部52aを有するケーシング52にプレート状電極56
を内設したタイプのものは、本発明の第二の皮膚組織改
善装置として好適である。以下、図6を参照しつつ本形
状の皮膚組織改善装置50について詳述する。
【0025】図6に示すように、本形状の皮膚組織改善
装置50は、大まかにいって、絶縁体から成り上記形状
の開口部52aを有するケーシング52と、このケーシ
ング52の内部であって当該開口部52a近傍に設けら
れたプレート状の電極56とから構成されている。この
ケーシング52の内側は、外部のガス供給源4に連通接
続するガス供給管54を形成しており、このガス供給管
54には本形状の皮膚組織改善装置50におけるガス供
給手段であるガス流量調整器(図示せず)によって所望
する流量の不活性ガスが供給される。一方、上記プレー
ト状電極56は、外部の高周波高圧電源6に接続される
と共に、開口部52a近傍のガス供給管54内に露出す
るように配置されている。このことによって、プレート
状電極56に高周波電圧を印加した際には、プラズマ発
生部(即ちプレート状電極56の周囲)において不活性
ガス流中にプラズマPが発生し、生成されたプラズマ化
ガスは開口部52aから外部に放出される。
【0026】このとき、標的とする皮膚組織Tに開口部
52aを近接または接触させる(好ましくはほぼ密着状
態とする)ことによって、当該開口部52aをほぼ塞い
だ状態にすることができる。このことによって当該開口
部52a内で生成したプラズマ化ガスの放出経路がほぼ
遮断され、結果、ケーシング52の開口部52a内部
(具体的には開口部52aとプレート状電極56との
間;図6参照)においてプラズマ化ガス雰囲気が形成さ
れ得る。すなわち、本形状の皮膚組織改善装置50にお
いては、上記形成されたプラズマ化ガス雰囲気中で高濃
度のプラズマ化ガスが減少することなく開口部52aを
塞いでいる皮膚組織Tに直接照射され得る。従って、本
形状の皮膚組織改善装置50によれば、上記励起粒子を
含むプラズマ化ガスを標的皮膚組織Tに一時的に高濃度
に供給し得るため、当該皮膚組織Tの代謝を一層活発化
させることが可能である。
【0027】以上、本発明の皮膚組織改善装置および本
発明の第二の皮膚組織改善装置の好適な実施形態を図面
を参照しつつ説明したが、本発明がこれら態様に限定さ
れることを意図したものではない。例えば、皮膚組織の
コンディションの改善処置に使用される原料ガスはヘリ
ウムあるいはアルゴンが望ましいが、これらの他、CO
2 やO2 等、あるいはこれらの混合ガスが本発明に適用
し得る。また、本発明の皮膚組織改善装置におけるプラ
ズマ発生手段は高周波放電に基づくものが好ましいがこ
れに限定されるものではなく、例えば、直流グロー放電
に基づく手段によってもよい。また、本発明の皮膚組織
改善装置における電極やケーシングの材質、形状は本発
明を適用する皮膚組織改善処置の内容に応じて変更すれ
ばよく、上記実施形態に係る装置の形状に限定されるも
のではない。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、プラズマエネルギーに
基づく皮膚組織の活性化によって種々の形態の皮膚組織
のコンディションの改善を促すことができる。すなわ
ち、本発明の皮膚組織改善装置によれば、プラズマ化し
たガスを日々継続して目的とする皮膚組織に照射するこ
とによって当該皮膚組織を生理的に活性化させ得る。従
って、本発明の皮膚組織改善装置によれば、当該皮膚組
織のコンディションを改善することが可能となる。本発
明の皮膚組織改善装置によって、典型的には、水虫、タ
ムシ等の感染性皮膚疾患症状の改善、脱毛症の進行防止
および育毛促進、および、シミ、そばかす、痣等の除去
や無駄な体毛に関する脱毛処理を含む美容整形分野に属
するスキンケアを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置の
システム概略図である。
【図2】一実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置の
概要を示す模式図である。
【図3】一実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置の
使用状態を説明する図である。
【図4】一実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置の
全体構成を示す概略斜視図である。
【図5】一実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置本
体の内部構成を模式的に示すブロック図である。
【図6】一実施形態に係る本発明の皮膚組織改善装置の
概要を示す模式図である。
【符号の説明】
1,50 皮膚組織改善装置 2,52 ケーシング 3 プラズマ発生部 4,14 ガス供給源 6 高周波高圧電源 7,56 電極 8 プラズマ化ガス噴出ノズル 10 装置本体 12 ハンドピース 15 ガス流量調整器 16 高周波高圧電源部 18 制御部 42 把持部 46 作用部 48 ガス噴射ノズル 52a 開口部 S 被処置者 T 皮膚組織
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 昌義 愛知県尾西市北今字定納28番地 株式会社 メックス内 (72)発明者 古舘 貴雄 愛知県尾西市北今字定納28番地 株式会社 メックス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス流中にプラズマを発生させるプラズ
    マ発生部と、そのプラズマ発生部にガスを供給するため
    のガス供給手段とを備えており、 そのプラズマ発生部に供給された該ガスをプラズマ化
    し、そのプラズマ化したガスを皮膚組織に照射すること
    によって皮膚組織のコンディションを改善することを特
    徴とする皮膚組織改善装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の皮膚組織改善装置にお
    いて、 皮膚組織表面に密接可能な開口部を有するケーシングを
    備えており、 前記プラズマ発生部は、そのケーシングの内部であって
    該開口部近傍に設けられており、 ここで該開口部を皮膚組織に近接または接触させること
    によって、該プラズマ発生部において発生したプラズマ
    化したガスが該開口部から該皮膚組織に直接照射される
    ことを特徴とする皮膚組織改善装置。
JP9097418A 1997-04-15 1997-04-15 プラズマ化したガスを照射する皮膚組織改善装置 Pending JPH10286316A (ja)

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