JPH10283853A - セミリジッド同軸ケーブルおよびその製造方法 - Google Patents

セミリジッド同軸ケーブルおよびその製造方法

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JPH10283853A
JPH10283853A JP9102669A JP10266997A JPH10283853A JP H10283853 A JPH10283853 A JP H10283853A JP 9102669 A JP9102669 A JP 9102669A JP 10266997 A JP10266997 A JP 10266997A JP H10283853 A JPH10283853 A JP H10283853A
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outer periphery
insulating layer
insulator
metal layer
layer
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弘 北沢
Naoki Katagiri
直希 片桐
Tatsuo Yamaguchi
辰男 山口
Shigehiro Sasai
重広 笹井
Tadashi Yamaguchi
正 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リフロー炉を通した時に,端末部での絶縁体
の突き出しや外部導体のクラックの発生を防止すること
ができ、めっきによる外部導体の形成が良好にでき、ま
た細径化が可能なセミリジッド同軸ケーブルおよびその
製造方法を提供する。 【解決手段】 中心導体1の外周に多孔質あるいは発泡
絶縁層2a,及び充実絶縁層2bを順次設け2層構造の
絶縁体2とすることにより、該絶縁体2の一部に多孔質
体あるいは発泡体を含み、且つ、該絶縁体最表面を充実
体にできる。次に前記絶縁体2の外周に、外部導体3と
して,無電解めっきによりアンカー金属層3aを形成し
た後、電気めっきにより良導電性金属層3bを形成して
セミリジッド同軸ケーブル5とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブルおよびそ
の製造方法に関し、特に小型電子機器の高周波伝送路に
好適な,外部導体をめっきにより形成させたセミリジッ
ド同軸ケーブルおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、携帯電話に代表される民生機器等
の高周波回路基板、高周波部品間の伝送線路としてセミ
リジッド同軸ケーブルが広く採用されるようになり、基
板へのはんだ付け作業に於いても、従来のはんだゴテに
よる手作業から自動化が可能なリフローはんだ付け炉
(以下リフロー炉と略記する)に変わりつつある。
【0003】従来より公知のセミリジッド同軸ケーブル
としては、銀めっき銅被覆鋼線からなる中心導体の外周
に充実絶縁体、例えばポリテトラフルオロエチレン(P
TFE)をペースト押出しにより形成し、その外周に銅
等の良導電性金属パイプを封入し、ダイスにより引き抜
き加工を施し、絶縁体と密着させて外部導体を形成させ
たセミリジッド同軸ケーブル(以下、パイプ引抜セミリ
ジッド同軸ケーブルと略記する)がある。
【0004】また、前記良導電性金属パイプの引き抜き
加工の代わりに、外部導体をめっきにより形成させたセ
ミリジッド同軸ケーブル(以下、めっき形成セミリジッ
ド同軸ケーブルと略記する)もある。例えば、外部導体
にアンカー金属層からなる無電解めっきと、電気めっき
を併用させた特開平6−187847号の同軸ケーブル
の製造方法は、電気めっき厚さを容易にコントロールで
き細径化が可能であるため、軽薄・短小化の要求には好
適である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記パイプ引抜セミリ
ジッド同軸ケーブルは、リフロー炉を通した時、引き抜
き加工で生じた外部導体の歪みや絶縁体へのストレス、
または外部導体と絶縁体との熱膨張の違いにより、端末
部では絶縁体が突き出したり、外部導体にクラックが生
じ易くなり、それにより電圧定在波比の悪化やシールド
効果の低下を招来するという欠点を有している。そのた
め、外部導体厚さを必要以上に厚く(例えば150μ
m)することで外部導体のクラックや絶縁体の突き出し
を抑制しており、軽薄・短小化の要求に答えられないと
いう問題があった。
【0006】一方、前記めっき形成セミリジッド同軸ケ
ーブルに於いては、通常,絶縁体としてフッ素系樹脂の
充実体を用いているので、リフロー炉を通した時、前記
パイプ引抜セミリジッド同軸ケーブル程ではないが、端
末部では絶縁体が突き出したり、外部導体にクラックが
生じてしまうという問題があった。また、絶縁層の最表
面に多孔質体あるいは発泡体がある場合は、めっきによ
る外部導体の形成時、無電解めっき工程に於いてめっき
溶液が絶縁体内部までしみ込むため、アンカー金属層の
形成が困難であるという問題があった。
【0007】本発明は、上記従来技術が有する各種問題
点を解決するためになされたもので、リフロー炉を通し
た時に,端末部での絶縁体の突き出しや外部導体のクラ
ックの発生を防止することができ、めっきによる外部導
体の形成が良好にでき、また細径化が可能なセミリジッ
ド同軸ケーブルおよびその製造方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の観点として本発明は、中心導体の外周に絶縁
体,及びめっきにより形成した外部導体を順次設けてな
る同軸ケーブルであって、前記絶縁体は、該絶縁体の一
部に多孔質体あるいは発泡体を含み、且つ、該絶縁体最
表面が充実体であるフッ素系樹脂絶縁体であり、また前
記外部導体は無電解めっきにより形成したアンカー金属
層と電気めっきにより形成した良導電性金属層からなる
セミリジッド同軸ケーブルにある。
【0009】第2の観点として本発明は、前記フッ素系
樹脂絶縁体は、多孔質あるいは発泡絶縁層,及び充実絶
縁層を順次設けた2層構造の絶縁体であるセミリジッド
同軸ケーブルにある。
【0010】第3の観点として本発明は、前記フッ素系
樹脂絶縁体は、充実絶縁層,多孔質あるいは発泡絶縁
層,及び充実絶縁層を順次設けた3層構造の絶縁体であ
るセミリジッド同軸ケーブルにある。
【0011】第4の観点として本発明は、中心導体の外
周にフッ素系樹脂の多孔質テープを巻回するテープ巻工
程により多孔質絶縁層を設け、次にこの多孔質絶縁層の
外周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程に
より充実絶縁層を設けて2層構造の絶縁体とし、次に該
絶縁体の外周に無電解めっき工程によりアンカー金属層
を形成した後,このアンカー金属層の外周に電気めっき
工程により良導電性金属層を形成して外部導体とするセ
ミリジッド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0012】第5の観点として本発明は、中心導体の外
周にフッ素系樹脂を未焼結ペースト押出しする未焼結ペ
ースト押出し工程により多孔質絶縁層を設け、次にこの
多孔質絶縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶
融押出し工程により充実絶縁層を設けて2層構造の絶縁
体とし、次に該絶縁体の外周に無電解めっき工程により
アンカー金属層を形成した後,このアンカー金属層の外
周に電気めっき工程により良導電性金属層を形成して外
部導体とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法にあ
る。
【0013】第6の観点として本発明は、中心導体の外
周にフッソ系樹脂を溶融押出しする際、ガスを混入させ
発泡させる発泡押出し工程により発泡絶縁層を設け、次
にこの発泡絶縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融押出しす
る溶融押出し工程により充実絶縁層を設けて2層構造の
絶縁体とし、次に該絶縁体の外周に無電解めっき工程に
よりアンカー金属層を形成した後,このアンカー金属層
の外周に電気めっき工程により良導電性金属層を形成し
て外部導体とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法
にある。
【0014】第7の観点として本発明は、中心導体の外
周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程によ
り充実絶縁層を設け、次にこの充実絶縁層の外周にフッ
素系樹脂の多孔質テープを巻回するテープ巻工程により
多孔質絶縁層を設け、次にこの多孔質絶縁層の外周にフ
ッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程により充実
絶縁層を設けて3層構造の絶縁体とし、次に該絶縁体の
外周に無電解めっき工程によりアンカー金属層を形成し
た後,このアンカー金属層の外周に電気めっき工程によ
り良導電性金属層を形成して外部導体とするセミリジッ
ド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0015】第8の観点として本発明は、中心導体の外
周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程によ
り充実絶縁層を設け、次にこの充実絶縁層の外周にフッ
素系樹脂を未焼結ペースト押出しする未焼結ペースト押
出し工程により多孔質絶縁層を設け、次にこの多孔質絶
縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し
工程により充実絶縁層を設けて3層構造の絶縁体とし、
次に該絶縁体の外周に無電解めっき工程によりアンカー
金属層を形成した後,このアンカー金属層の外周に電気
めっき工程により良導電性金属層を形成して外部導体と
するセミリジッド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0016】第9の観点として本発明は、中心導体の外
周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程によ
り充実絶縁層を設け、次にこの充実絶縁層の外周にフッ
ソ系樹脂を溶融押出しする際、ガスを混入させ発泡させ
る発泡押出し工程により発泡絶縁層を設け、次にこの発
泡絶縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押
出し工程により充実絶縁層を設けて3層構造の絶縁体と
し、次に該絶縁体の外周に無電解めっき工程によりアン
カー金属層を形成した後,このアンカー金属層の外周に
電気めっき工程により良導電性金属層を形成して外部導
体とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法にある。
【0017】本発明の中心導体としては、銀めっき銅被
覆鋼線、銀めっき軟銅線、銀めっき銅合金線、銀めっき
撚線等を使用することができる。また、本発明のフッ素
系樹脂としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)、四フッ化エチレン−パーフロロアルキルビニルエ
ーテル共重合体(PFA)、テトラフルオロエチレン−
ヘキサフルオロプロピレン共重合体(ETFE)等の何
れかを使用することができる。
【0018】
【作用】本発明の第1の観点のセミリジッド同軸ケーブ
ルは、絶縁体の一部に多孔質体あるいは発泡体を含み、
且つ、該絶縁体最表面が充実体であるので、はんだ付け
作業時の熱による膨張が緩和され、外部導体のクラック
が抑制される。また、絶縁体最表面が充実体であること
で、めっき溶液の絶縁体内部へのしみ込みが回避できる
ので、無電解めっきによりアンカー金属層が良好に形成
され、更に該アンカー金属層の外周に電気めっきによっ
て良導電性金属層を所望の厚さに形成できる。従って、
めっきにより外部導体を設けたセミリジッド同軸ケーブ
ルの細径化、例えば中心導体の外径が0.05mm以
上,0.20mm以下であり、同軸ケーブルの仕上外径
が0.9mm以下、が可能となり、軽薄・短小化にも好
適となる。
【0019】本発明の第2の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルは、中心導体の外周に設ける絶縁体を、多孔質あ
るいは発泡絶縁層,及び充実絶縁層を順次設けた2層構
造の絶縁体としているので、絶縁体の一部に多孔質体あ
るいは発泡体を含み、且つ該絶縁体最表面が充実体とな
るので第1の観点のセミリジッド同軸ケーブルと同様の
作用が良好に得られる。
【0020】本発明の第3の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルは、中心導体の外周に設ける絶縁体を、充実絶縁
層,多孔質あるいは発泡絶縁層,及び充実絶縁層を順次
設けた3層構造の絶縁体としているので、絶縁体の一部
に多孔質体あるいは発泡体を含み、且つ該絶縁体最表面
が充実体となるので第1の観点のセミリジッド同軸ケー
ブルと同様の作用が良好に得られる。更に、中心導体の
外周に充実絶縁層を設けたことで、中心導体−絶縁体間
の密着が前記第2の観点の同軸ケーブルよりも優れ、且
つ、同軸処理機での端末ストリップ加工においてもカッ
ト刃が食い込み易く、加工面で優位である。
【0021】本発明の第4の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルの製造方法は、中心導体の外周にフッ素系樹脂の
多孔質テープを巻回することで、絶縁層下層の多孔質絶
縁層が形成でき、更にその外周にフッ素系樹脂を溶融押
出しすることで絶縁層上層の充実絶縁層を形成でき,絶
縁体の一部に多孔質体あるいは発泡体を含み、且つ絶縁
体の最表面が充実体である2層構造の絶縁体が容易に形
成できる。従って、めっき溶液の絶縁体内部へのしみ込
みが回避でき、無電解めっきによりアンカー金属層が良
好に形成される。更に電気めっきによって前記アンカー
金属層の外周に良導電性金属層を所望の径に形成でき
る。従って、めっきにより外部導体を設けたセミリジッ
ド同軸ケーブルの細径化が可能となり、軽薄・短小化に
も好適となる。
【0022】本発明の第5の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルの製造方法は、中心導体の外周にフッ素系樹脂を
未焼結ペースト押出しすることで多孔質絶縁層が形成で
き、また、その外周にフッ素系樹脂を溶融押し出しする
ことで、絶縁体内部に多孔質体あるいは発泡体を含み、
且つ絶縁体の最表面が充実体である2層構造の絶縁体が
容易に形成できる。従って、前記第4の観点のセミリジ
ッド同軸ケーブルの製造方法と同様の作用が良好に得ら
れる。
【0023】本発明の第6の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルの製造方法は、中心導体の外周にフッ素系樹脂を
溶融押し出しする際、フッ素あるいは窒素などのガスを
混入させることで発泡絶縁層が形成でき、更にその外周
にフッ素系樹脂を溶融押し出しすることで,絶縁体の一
部に多孔質体あるいは発泡体を含み、且つ絶縁体の最表
面が充実体である2層構造の絶縁体が容易に形成でき
る。従って、前記第4の観点のセミリジッド同軸ケーブ
ルの製造方法と同様の作用が良好に得られる。
【0024】本発明の第7の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルの製造方法は、中心導体の外周にフッ素系樹脂を
溶融押し出しすることで充実絶縁層が形成でき、次いで
この外周にフッ素系樹脂の多孔質テープを巻回すること
で、多孔質絶縁層が形成でき、次いでこの外周にフッ素
系樹脂を溶融押出しすることで充実絶縁層を形成でき、
絶縁体の一部に多孔質体あるいは発泡体を含み、且つ絶
縁体の最表面が充実体である3層構造の絶縁体が容易に
形成できる。従って、めっき溶液の絶縁体内部へのしみ
込みが回避でき、無電解めっきによりアンカー金属層が
良好に形成される。更に電気めっきによって前記アンカ
ー金属層の外周に良導電性金属層を所望の径に形成でき
る。従って、めっきにより外部導体を設けたセミリジッ
ド同軸ケーブルの細径化が可能となり、軽薄・短小化に
も好適となる。
【0025】本発明の第8の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルの製造方法は、中心導体の外周にフッ素系樹脂を
溶融押し出しすることで充実絶縁層が形成でき、次いで
この外周にフッ素系樹脂を未焼結ペースト押出しするこ
とで多孔質絶縁層が形成でき、次いでこの外周にフッ素
系樹脂を溶融押出しすることで充実絶縁層が形成でき、
絶縁体の一部に多孔質体あるいは発泡体を含み、且つ絶
縁体の最表面が充実体である3層構造の絶縁体が容易に
形成できる。従って、前記第7の観点のセミリジッド同
軸ケーブルの製造方法と同様の作用が良好に得られる。
【0026】本発明の第9の観点のセミリジッド同軸ケ
ーブルの製造方法は、中心導体の外周にフッ素系樹脂を
溶融押し出しすることで充実絶縁層が形成でき、次いで
この外周にフッ素系樹脂を溶融押し出しする際,フッ素
あるいは窒素などのガスを混入させることで発泡絶縁層
が形成でき、次いでこの外周にフッ素系樹脂を溶融押出
しすることで充実絶縁層が形成でき、絶縁体の一部に多
孔質体あるいは発泡体を含み、且つ絶縁体の最表面が充
実体である3層構造の絶縁体が容易に形成できる。従っ
て、前記第7の観点のセミリジッド同軸ケーブルの製造
方法と同様の作用が良好に得られる。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を図を用いて詳細に説
明する。なお、外部導体の形成方法は本発明者等の発明
である特開平6−187847号に準拠している。図1
は実施例1〜3の説明に用いる,本発明の2層構造の絶
縁体を設けたセミリジッド同軸ケーブルの一実施例を示
す断面図である。また、図2は実施例4〜6の説明に用
いる,本発明の3層構造の絶縁体を設けたセミリジッド
同軸ケーブルの一実施例を示す断面図である。これらの
図において、1は中心導体、2は絶縁体、2aは多孔質
または発泡絶縁層、2b,2b’は充実絶縁層、3は外
部導体、3aはアンカー金属層、3bは良導電性金属
層、また5はセミリジッド同軸ケーブルである。
【0028】実施例1 中心導体1として、φ0.200mmの銀めっき銅被覆
鋼線を用い、この外周に厚さ60μm,幅4mmの多孔
質PTFEテープを2/3ラップ重ね巻きすることによ
って、約3倍厚さの180μmの多孔質絶縁層2aを設
け、φ0.56mmとした。次いでこの外周にPFAを
溶融押出しによって25μm厚さに施した充実絶縁層2
bを設け、φ0.61mmの2層構造を有した絶縁体2
を形成した。続いて外部導体3として、無電解ニッケル
めっきによって1μm厚さのアンカー金属層3aを設け
た後、硫酸銅めっきによって良導電性金属層3bとして
の銅層を100μm厚さまで設け、仕上がり径0.81
0mmのセミリジッド同軸ケーブル5を製造した。
【0029】実施例2 中心導体1として、φ0.200mmの銀めっき軟銅線
を用い、この外周にPTFEをペースト押出しし、最終
仕上げで焼結させず多孔質とし、180μm厚さの多孔
質絶縁層2aを設け、φ0.56mmとした。次いでこ
の外周にFEPを溶融押出しによって25μm厚さに施
した充実絶縁層2bを設け、φ0.61mmの2層構造
を有した絶縁体2を形成した。続いて外部導体3とし
て、無電解ニッケルめっきによって1μm厚さのアンカ
ー金属層3aを設けた後、硫酸銅めっきによって良導電
性金属層3bとしての銅層を30μm厚さまで設け、仕
上がり径0.670mmのセミリジッド同軸ケーブル5
を製造した。
【0030】実施例3 中心導体1として、φ0.200mmの銀めっき銅合金
線を用い、この外周にFEPの溶融押出しの際に、窒素
ガスを混入させ180μm厚さの発泡絶縁層2aを設
け、φ0.56mmとした。次いでこの外周にFEPを
溶融押出しによって25μm厚さに施した充実絶縁層2
bを設け、φ0.61mmの2層構造を有した絶縁体2
を形成した。続いて外部導体3として、無電解ニッケル
めっきによって1μm厚さのアンカー金属層3aを設け
た後、硫酸銅めっきによって良導電性金属層3bとして
の銅層を30μm厚さまで設け、仕上がり径0.670
mmのセミリジッド同軸ケーブル5を製造した。
【0031】実施例4 中心導体1として、φ0.200mmの銀めっき銅被覆
鋼線を用い、この外周にPFAを溶融押出しによって2
0μm厚さに施しφ0.24mmの充実絶縁層2bを設
けた。続いて厚さ55μm,幅4mmの多孔質PTFE
テープを2/3ラップ重ね巻きすることによって、約3
倍厚さの160μmの多孔質絶縁層2aを設け、φ0.
56mmとした。次いでこの外周にPFAを溶融押出し
によって25μm厚さに施した充実絶縁層2b’を設
け、φ0.61mmの3層構造を有した絶縁体2を形成
した。続いて外部導体3として、無電解ニッケルめっき
によって1μm厚さのアンカー金属層3aを設けた後、
硫酸銅めっきによって良導電性金属層3bとしての銅層
を100μm厚さまで設け、仕上がり径0.810mm
のセミリジッド同軸ケーブル5を製造した。
【0032】実施例5 中心導体1として、φ0.05mm×7 本の銀めっき撚り線を
用い、この外周にPFAを溶融押出しによって施しφ
0.24mmの充実絶縁層2bを設けた。次にこの外周
にFEPをペースト押出しし、最終仕上げで焼結させず
多孔質とし、160μm厚さの多孔質絶縁層2aを設
け、φ0.56mmとした。次いでこの外周にFEPを
溶融押出しによって25μm厚さに施した充実絶縁層2
b’を設け、φ0.61mmの3層構造を有した絶縁体
2を形成した。続いて外部導体3として、無電解ニッケ
ルめっきによって1μm厚さのアンカー金属層3aを設
けた後、硫酸銅めっきによって良導電性金属層3bとし
ての銅層を50μm厚さまで設け、仕上がり径0.71
0mmのセミリジッド同軸ケーブル5を製造した。
【0033】実施例6 中心導体1として、φ0.05mm×7 本の銀めっき撚り線を
用い、この外周にPFAを溶融押出しによって施しφ
0.24mmの充実絶縁層2bを設けた。続いて、PF
Aの溶融押出しの際に、窒素ガスを混入させ160μm
厚さの発泡絶縁層2aを設け、φ0.56mmとした。
次いでこの外周にPFAを溶融押出しによって25μm
厚さに施した充実絶縁層2b’を設け、φ0.61mm
の3層構造を有した絶縁体2を形成した。続いて外部導
体3として、無電解ニッケルめっきによって1μm厚さ
のアンカー金属層3aを設けた後、硫酸銅めっきによっ
て良導電性金属層3bとしての銅層を50μm厚さまで
設け、仕上がり径0.710mmのセミリジッド同軸ケ
ーブル5を製造した。
【0034】比較例 比較例について、図3を用いて説明する。 比較例1 中心導体1として、φ0.200mmの銀めっき銅被覆
鋼線を用い、この外周にPTFEを溶融押出しによって
230μm厚さに施しφ0.66mmの充実絶縁体2’
を形成した。続いてこの外周に外部導体3として、無電
解ニッケルめっきによって1μm厚さのアンカー金属層
3aを設けた後、硫酸銅めっきによって良導電性金属層
3bとしての銅層を100μm厚さまで設け、仕上がり
径0.86mmのセミリジッド同軸ケーブル5’を製造
した。
【0035】特性試験 上記実施例および比較例により得られたセミリジッド同
軸ケーブルについて、75mm長の試料を採取し、リフ
ロー炉によってはんだ付けを行った時の外部導体へのク
ラック数、絶縁体の突き出し長さについて試験した。そ
の結果を下記表1に示す。なお、リフロー作業条件は、
250℃,ベルトスピード0.75m/minで行っ
た。
【0036】
【表1】
【0037】
【発明の効果】本発明により得られたセミリジッド同軸
ケーブルは、絶縁体の一部に多孔質体あるいは発泡体を
含むことで、はんだ付け作業時の熱による膨張が緩和さ
れ外部導体のクラックの発生を抑制できるばかりでな
く、端末加工した絶縁体の突き出しが無くなり、電圧定
在波比や減衰量等の伝送特性が阻害されなくなった。ま
た絶縁体の最表面が充実体であることから、めっき溶液
がしみ込まず、無電解めっきによりアンカー金属層が良
好に形成でき、続いて電気めっきにより所望の径に良導
電性金属層が形成できるため細径化が可能となり、軽薄
・短小化にも好適となる。従って、民生機器等の高周波
回路基板、高周波部品に利用されるセミリジッド同軸ケ
ーブルとして極めて有用であり、産業上に寄与する効果
は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の2層構造の絶縁体を設けたセミリジ
ッド同軸ケーブルの一実施例を示す断面図である。
【図2】 本発明の3層構造の絶縁体を設けたセミリジ
ッド同軸ケーブルの一実施例を示す断面図である。
【図3】 従来の充実絶縁体を設けたセミリジッド同軸
ケーブルを示す断面図である。
【符号の説明】
1 中心導体 2 絶縁体 2a 多孔質または発泡絶縁層 2b,2b’ 充実絶縁層 3 外部導体 3a アンカー金属層 3b 良導電性金属層 5 セミリジッド同軸ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹井 重広 長野県上田市大字大屋300番地 東京特殊 電線株式会社上田工場内 (72)発明者 山口 正 長野県上田市大字大屋300番地 東京特殊 電線株式会社上田工場内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体の外周に絶縁体,及びめっきに
    より形成した外部導体を順次設けてなる同軸ケーブルで
    あって、 前記絶縁体は、該絶縁体の一部に多孔質体あるいは発泡
    体を含み、且つ、該絶縁体最表面が充実体であるフッ素
    系樹脂絶縁体であり、また前記外部導体は無電解めっき
    により形成したアンカー金属層と電気めっきにより形成
    した良導電性金属層からなることを特徴とするセミリジ
    ッド同軸ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記フッ素系樹脂絶縁体は、多孔質ある
    いは発泡絶縁層,及び充実絶縁層を順次設けた2層構造
    の絶縁体であることを特徴とする請求項1記載のセミリ
    ジッド同軸ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記フッ素系樹脂絶縁体は、充実絶縁
    層,多孔質あるいは発泡絶縁層,及び充実絶縁層を順次
    設けた3層構造の絶縁体であることを特徴とする請求項
    1記載のセミリジッド同軸ケーブル。
  4. 【請求項4】 中心導体の外周にフッ素系樹脂の多孔質
    テープを巻回するテープ巻工程により多孔質絶縁層を設
    け、次にこの多孔質絶縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融
    押出しする溶融押出し工程により充実絶縁層を設けて2
    層構造の絶縁体とし、次に該絶縁体の外周に無電解めっ
    き工程によりアンカー金属層を形成した後,このアンカ
    ー金属層の外周に電気めっき工程により良導電性金属層
    を形成して外部導体とすることを特徴とするセミリジッ
    ド同軸ケーブルの製造方法。
  5. 【請求項5】 中心導体の外周にフッ素系樹脂を未焼結
    ペースト押出しする未焼結ペースト押出し工程により多
    孔質絶縁層を設け、次にこの多孔質絶縁層の外周にフッ
    ソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程により充実絶
    縁層を設けて2層構造の絶縁体とし、次に該絶縁体の外
    周に無電解めっき工程によりアンカー金属層を形成した
    後,このアンカー金属層の外周に電気めっき工程により
    良導電性金属層を形成して外部導体とすることを特徴と
    するセミリジッド同軸ケーブルの製造方法。
  6. 【請求項6】 中心導体の外周にフッソ系樹脂を溶融押
    出しする際、ガスを混入させ発泡させる発泡押出し工程
    により発泡絶縁層を設け、次にこの発泡絶縁層の外周に
    フッソ系樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程により充
    実絶縁層を設けて2層構造の絶縁体とし、次に該絶縁体
    の外周に無電解めっき工程によりアンカー金属層を形成
    した後,このアンカー金属層の外周に電気めっき工程に
    より良導電性金属層を形成して外部導体とすることを特
    徴とするセミリジッド同軸ケーブルの製造方法。
  7. 【請求項7】 中心導体の外周にフッソ系樹脂を溶融押
    出しする溶融押出し工程により充実絶縁層を設け、次に
    この充実絶縁層の外周にフッ素系樹脂の多孔質テープを
    巻回するテープ巻工程により多孔質絶縁層を設け、次に
    この多孔質絶縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融押出しす
    る溶融押出し工程により充実絶縁層を設けて3層構造の
    絶縁体とし、次に該絶縁体の外周に無電解めっき工程に
    よりアンカー金属層を形成した後,このアンカー金属層
    の外周に電気めっき工程により良導電性金属層を形成し
    て外部導体とすることを特徴とするセミリジッド同軸ケ
    ーブルの製造方法。
  8. 【請求項8】 中心導体の外周にフッソ系樹脂を溶融押
    出しする溶融押出し工程により充実絶縁層を設け、次に
    この充実絶縁層の外周にフッ素系樹脂を未焼結ペースト
    押出しする未焼結ペースト押出し工程により多孔質絶縁
    層を設け、次にこの多孔質絶縁層の外周にフッソ系樹脂
    を溶融押出しする溶融押出し工程により充実絶縁層を設
    けて3層構造の絶縁体とし、次に該絶縁体の外周に無電
    解めっき工程によりアンカー金属層を形成した後,この
    アンカー金属層の外周に電気めっき工程により良導電性
    金属層を形成して外部導体とすることを特徴とするセミ
    リジッド同軸ケーブルの製造方法。
  9. 【請求項9】 中心導体の外周にフッソ系樹脂を溶融押
    出しする溶融押出し工程により充実絶縁層を設け、次に
    この充実絶縁層の外周にフッソ系樹脂を溶融押出しする
    際、ガスを混入させ発泡させる発泡押出し工程により発
    泡絶縁層を設け、次にこの発泡絶縁層の外周にフッソ系
    樹脂を溶融押出しする溶融押出し工程により充実絶縁層
    を設けて3層構造の絶縁体とし、次に該絶縁体の外周に
    無電解めっき工程によりアンカー金属層を形成した後,
    このアンカー金属層の外周に電気めっき工程により良導
    電性金属層を形成して外部導体とすることを特徴とする
    セミリジッド同軸ケーブルの製造方法。
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